JP2005182526A - 著作権保護システム、配置装置、保護装置及び著作権保護方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタル万引きを抑止し、著作権侵害を未然に防止することができる、著作権保護システム等を提供すること目的とする。
【解決手段】配置装置30は、著作権保護情報を格納する情報格納手段等と、読取装置62に対して、著作権保護情報に基づく応答信号を送信する応答信号送信手段とを有し、保護装置50の読取装置62は、配置装置30からの応答信号を受信する応答信号受信手段と、配置装置30からの応答信号を受信したか否かを判断する受信判定手段等とを有し、保護装置50は、応答信号受信手段が受信した著作権保護情報を取得し、その著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定手段と、著作権保護情報判定手段から受信する警告作成指示信号に基づいて、著作権保護のための音声等を生成する警告音声画像生成手段等と、を有することを特徴とする。
【選択図】図5
【解決手段】配置装置30は、著作権保護情報を格納する情報格納手段等と、読取装置62に対して、著作権保護情報に基づく応答信号を送信する応答信号送信手段とを有し、保護装置50の読取装置62は、配置装置30からの応答信号を受信する応答信号受信手段と、配置装置30からの応答信号を受信したか否かを判断する受信判定手段等とを有し、保護装置50は、応答信号受信手段が受信した著作権保護情報を取得し、その著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定手段と、著作権保護情報判定手段から受信する警告作成指示信号に基づいて、著作権保護のための音声等を生成する警告音声画像生成手段等と、を有することを特徴とする。
【選択図】図5
Description
本発明は、著作権保護システム、配置装置、保護装置及び著作権保護方法に関するものである。
従来、万引き防止システムとして、店舗内の商品にトランスポンダ・タグを取り付け、店舗の出口にタグ励振器を設置し、タグ励振器によりRFサベイランス励振信号を発生させ、商品持ち出し許可がない場合には、トランスポンダ・タグが活性化され、警報機を始動することで万引き防止を図る万引き防止システムが提案されており、万引き抑止力として、一定の効果を上げている。
特開平10−124764号公報(図1等)
しかし、デジタルカメラ付携帯電話機の普及により、店舗内の商品自体は店舗外に持ち出すことなく、デジタルカメラ付携帯電話機で書籍・雑誌から欲しい情報を撮影する行為である、いわゆるデジタル万引きが増加している。
このデジタル万引きは、書店の売上低下のみならず、書籍・雑誌に掲載された著作物の著作権侵害の問題も生じさせている。
デジタル万引きは、店舗内の商品自体を店舗外に持ち出さないから、従来の万引き防止システムでは抑止できない。
また、書店の担当者も、客が店舗内で携帯電話機を操作していても、メールなのか、本や雑誌を撮影しているのか判断ができず、実際に客がデジタル万引きをしているとしても、警告して止めさせるのは困難である場合がある。
結局、デジタル万引きの防止策として、有効なものはなく、客のマナーに依存しているのが現状である。
このデジタル万引きは、書店の売上低下のみならず、書籍・雑誌に掲載された著作物の著作権侵害の問題も生じさせている。
デジタル万引きは、店舗内の商品自体を店舗外に持ち出さないから、従来の万引き防止システムでは抑止できない。
また、書店の担当者も、客が店舗内で携帯電話機を操作していても、メールなのか、本や雑誌を撮影しているのか判断ができず、実際に客がデジタル万引きをしているとしても、警告して止めさせるのは困難である場合がある。
結局、デジタル万引きの防止策として、有効なものはなく、客のマナーに依存しているのが現状である。
そこで、本発明は、デジタル万引きを抑止し、著作権侵害を未然に防止することができる、著作権保護システム、配置装置、保護装置及び著作権保護方法を提供すること目的とする。
前記目的は、第1の発明によれば、保護対象物に配置され、前記保護対象物の著作権保護情報を有する配置装置と、前記配置装置の前記著作権保護情報を読み取ることができる読取装置を有する保護装置とを備える著作権保護システムであって、前記配置装置は、前記著作権保護情報を格納する情報格納手段と、前記読取装置からの励振信号を受信する励振信号受信手段と、前記情報格納手段に格納された著作権保護情報を取得する著作権保護情報取得手段と、前記読取装置に対して、前記著作権保護情報に基づく応答信号を送信する応答信号送信手段とを有し、前記保護装置の前記読取装置は、前記配置装置に対して励振信号を送信する励振信号送信手段と、前記配置装置からの応答信号を受信する応答信号受信手段と、前記配置装置からの応答信号を受信したか否かを判断する受信判定手段とを有し、前記保護装置は、前記応答信号受信手段が受信した前記著作権保護情報を取得し、その著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定手段と、前記著作権保護情報判定手段から受信する警告作成指示信号に基づいて、著作権保護のための音声または/及び画像を生成する警告音声画像生成手段と、前記保護対象物の画像情報を取得する画像情報取得手段と、前記画像情報に基づいて記録画像を生成する記録画像生成手段と、を有することを特徴とする著作権保護システムにより達成される。
第1の発明の構成によれば、前記配置装置は、前記著作権保護情報を格納する情報格納手段を有しているから、たとえば、前記保護対象物が著作権による保護対象であること、その著作権の保護期間等が入力されている。
そして、前記保護装置の読取装置は、前記配置装置に対して励振信号を送信する励振信号送信手段と、前記配置装置からの応答信号を受信する応答信号受信手段を有しているから、前記配置装置を励振させることで、前記配置装置に著作権保護情報を送信させ、その著作権保護情報を受信することができる。
そして、前記保護装置の読取装置は、前記配置装置に対して励振信号を送信する励振信号送信手段と、前記配置装置からの応答信号を受信する応答信号受信手段を有しているから、前記配置装置を励振させることで、前記配置装置に著作権保護情報を送信させ、その著作権保護情報を受信することができる。
さらに、前記読取装置は、前記配置装置からの応答信号を受信したか否かを判断する受信判定手段を有しているから、前記応答信号を受信していないと判断した場合には、前記保護装置は、通常通りの画像撮影を実行する。
また、前記保護装置は、著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定手段を有しているから、著作権保護情報の内容に基づいて、著作権保護のための警告音声または/及び画像を作成する警告作成信号を生成することができる。
また、前記保護装置は、著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定手段を有しているから、著作権保護情報の内容に基づいて、著作権保護のための警告音声または/及び画像を作成する警告作成信号を生成することができる。
さらに、前記保護装置は、著作権保護のための警告音声または/及び画像を生成する警告音声画像生成手段を有しているから、前記警告作成信号に基づいて、たとえば、「著作権を侵害しています」という警告音声または/及び画像を生成することができる。
これにより、保護装置の使用者が店舗内で、たとえばカメラ付携帯電話機である保護装置を操作し、デジタル万引きをしようとしている場合には、カメラ付携帯電話機が警告音声又は/画像によって、その使用者に著作権侵害防止のための警告をするから、デジタル万引きを抑止できる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記配置装置は、板状の部材であることを特徴とする。
このため、前記保護対象物が板状の形状をしているたとえば、雑誌であっても、前記配置装置の配置が容易である。
このため、前記保護対象物が板状の形状をしているたとえば、雑誌であっても、前記配置装置の配置が容易である。
第3の発明は、第1の発明の構成において、前記配置装置は、シート状の部材であることを特徴とする。
このため、前記保護対象物が薄いシート状の形状をしている、たとえば薄い一枚の絵画であっても、前記配置装置の配置が容易である。
また、前記配置装置がシート状であるから、折り曲げ可能であり、前記保護対象物が折り曲げられた場合には、前記配置装置もそれにつれて折り曲げられ、破損するということがない。
このため、前記保護対象物が薄いシート状の形状をしている、たとえば薄い一枚の絵画であっても、前記配置装置の配置が容易である。
また、前記配置装置がシート状であるから、折り曲げ可能であり、前記保護対象物が折り曲げられた場合には、前記配置装置もそれにつれて折り曲げられ、破損するということがない。
第4の発明は、第1の発明の構成において、前記配置装置は、ICタグであることを特徴とする。
このため、前記配置装置は、IC(集積回路)で構成されているから、前記情報格納手段、前記励振信号受信手段、前記著作権保護情報取得手段、前記応答信号送信手段を効率的に配置することができ、小型化できる。したがって、たとえばカメラ付携帯電話機である前記保護装置の使用者には簡単にはわからないように、前記保護対象物に配置できる。
これにより、前記保護装置の使用者が、前記保護対象物に配置されたICタグである前記配置装置を発見し、除去することが困難であるから、上述の前記配置装置の作用により、デジタル万引きを抑止できる。
このため、前記配置装置は、IC(集積回路)で構成されているから、前記情報格納手段、前記励振信号受信手段、前記著作権保護情報取得手段、前記応答信号送信手段を効率的に配置することができ、小型化できる。したがって、たとえばカメラ付携帯電話機である前記保護装置の使用者には簡単にはわからないように、前記保護対象物に配置できる。
これにより、前記保護装置の使用者が、前記保護対象物に配置されたICタグである前記配置装置を発見し、除去することが困難であるから、上述の前記配置装置の作用により、デジタル万引きを抑止できる。
第5の発明は、第1の発明の構成において、前記保護装置は、前記著作権保護情報判定手段から受信する機能制御指示信号に基づいて、前記保護装置の機能を制御する記録装置機能制御手段を有することを特徴とする。
このため、前記保護装置の使用者が店舗内で、前記保護装置であるたとえばカメラ付携帯電話機を操作し、デジタル万引きをしようとしている場合には、カメラ付携帯電話機が警告音声又は/画像によって、その使用者に著作権侵害防止のための警告をするのみならず、さらに、カメラ付携帯電話機の機能を制御して、たとえば、カメラのシャッタの動作を停止させるから、デジタル万引きを確実に防止できる。
第6の発明は、第1の発明の構成において、前記読取装置は、前記保護装置の前記画像情報取得手段に近接して配置されていることを特徴とする。
前記保護装置であるたとえば、カメラ付携帯電話機で被写体を近接して撮影する、いわゆる接写をする場合には、前記読取装置が前記画像情報取得手段であるたとえば、光学レンズと離間した位置に配置されていると、前記読取装置が、前記配置装置が有する前記著作権保護情報を、正常に読み取れない場合がある。
この点、前記読取装置は、前記保護装置の前記画像情報取得手段に近接して配置されているから、いわゆる接写の場合でも、前記読取装置は前記配置装置の有する著作権保護情報を正常に読み取ることができるのである。
前記保護装置であるたとえば、カメラ付携帯電話機で被写体を近接して撮影する、いわゆる接写をする場合には、前記読取装置が前記画像情報取得手段であるたとえば、光学レンズと離間した位置に配置されていると、前記読取装置が、前記配置装置が有する前記著作権保護情報を、正常に読み取れない場合がある。
この点、前記読取装置は、前記保護装置の前記画像情報取得手段に近接して配置されているから、いわゆる接写の場合でも、前記読取装置は前記配置装置の有する著作権保護情報を正常に読み取ることができるのである。
第7の発明は、第1の発明の構成において、前記読取装置は、前記保護装置が起動され、さらに、前記画像情報取得手段が起動したあとに起動する構成を有していることを特徴とする。
前記保護装置が、たとえばカメラ付携帯電話機である場合には、その動力源としての電力供給手段であるバッテリの電力保持量は限定されている。ここで、前記読取装置を常に作動しておくと、前記バッテリの電力をその分消費する。バッテリ内の電力が消耗すると、カメラ付携帯電話機の機能を発揮できない場合がある。
この点、本発明によれば、前記読取装置は、前記保護装置が起動され、さらに、前記画像情報取得手段が起動したあとに起動するから、バッテリの電力の消費を抑制できる。
前記保護装置が、たとえばカメラ付携帯電話機である場合には、その動力源としての電力供給手段であるバッテリの電力保持量は限定されている。ここで、前記読取装置を常に作動しておくと、前記バッテリの電力をその分消費する。バッテリ内の電力が消耗すると、カメラ付携帯電話機の機能を発揮できない場合がある。
この点、本発明によれば、前記読取装置は、前記保護装置が起動され、さらに、前記画像情報取得手段が起動したあとに起動するから、バッテリの電力の消費を抑制できる。
第8の発明は、第1の発明の構成において、前記著作権保護情報は前記保護対象物が著作権による保護の対象であるか否かについての著作権情報と、前記保護対象物を保護するための前記保護装置の制御方法についての制御方法情報を含むこと特徴とする。
このため、前記配置装置は、前記保護装置に対して、前記保護対象物が、著作権による保護対象であるという情報のみならず、前記保護装置を制御する方法についての情報を読み取らせることができる。
これにより、保護対象物の著作権について、たとえば、前記保護装置の機能を一部を制限する、または、全部を制限する等、著作権者の意向に合致した適切な保護方法を付与することができる。
このため、前記配置装置は、前記保護装置に対して、前記保護対象物が、著作権による保護対象であるという情報のみならず、前記保護装置を制御する方法についての情報を読み取らせることができる。
これにより、保護対象物の著作権について、たとえば、前記保護装置の機能を一部を制限する、または、全部を制限する等、著作権者の意向に合致した適切な保護方法を付与することができる。
第9の発明は、第1の発明の構成において、前記著作権保護情報は、前記制御方法情報として、前記保護装置の前記画像情報取得手段の機能を停止させる撮影機能停止情報を含むことを特徴とする。
このため、前記配置装置は、前記保護装置に対して、前記保護対象物の著作権保護情報として、前記保護装置の前記画像情報取得手段の機能を停止するという情報を読み取らせることができる。
これにより、保護装置の使用者が店舗内で、たとえばカメラ付携帯電話機を操作し、デジタル万引きをしようとしている場合には、カメラ付携帯電話機の画像情報取得手段であるたとえば、カメラのシャッタの動作を停止させるから、デジタル万引きを確実に防止できる。
このため、前記配置装置は、前記保護装置に対して、前記保護対象物の著作権保護情報として、前記保護装置の前記画像情報取得手段の機能を停止するという情報を読み取らせることができる。
これにより、保護装置の使用者が店舗内で、たとえばカメラ付携帯電話機を操作し、デジタル万引きをしようとしている場合には、カメラ付携帯電話機の画像情報取得手段であるたとえば、カメラのシャッタの動作を停止させるから、デジタル万引きを確実に防止できる。
第10の発明は、第1の発明の構成において、前記著作権保護情報は、前記制御方法情報として、前記保護装置の前記画像生成手段に対して、著作権を保護するための著作権保護表示を挿入して、前記保護対象の画像を生成させる画像処理情報を含むことを特徴とする。
このため、前記配置装置は、前記保護装置に対して、前記保護装置の前記画像生成手段に対して、著作権を保護するための著作権保護表示を付加して、前記保護対象の画像を生成させるという画像処理情報を読み取らせることができる。
これにより、保護装置の使用者が店舗内でたとえば、カメラ付携帯電話機を操作し、デジタル万引きをする場合には、カメラ付携帯電話機には著作権保護表示であるたとえば、
「あなたは、著作権の侵害を行っています」という表示を付加して、カメラ付携帯電話機内に画像を生成し、記録させるから、使用者に事後的に警告することができる。
また、著作権保護表示が挿入された画像はたとえば、第三者に転送するという利用方法はしずらいから、デジタル万引きによる被害の拡大を防止できる。
このため、前記配置装置は、前記保護装置に対して、前記保護装置の前記画像生成手段に対して、著作権を保護するための著作権保護表示を付加して、前記保護対象の画像を生成させるという画像処理情報を読み取らせることができる。
これにより、保護装置の使用者が店舗内でたとえば、カメラ付携帯電話機を操作し、デジタル万引きをする場合には、カメラ付携帯電話機には著作権保護表示であるたとえば、
「あなたは、著作権の侵害を行っています」という表示を付加して、カメラ付携帯電話機内に画像を生成し、記録させるから、使用者に事後的に警告することができる。
また、著作権保護表示が挿入された画像はたとえば、第三者に転送するという利用方法はしずらいから、デジタル万引きによる被害の拡大を防止できる。
前記目的はまた、第11の発明によれば、保護対象物に配置され、前記保護対象物の著作権保護情報を有する配置装置と、前記配置装置の前記著作権保護情報を読み取ることができる読取装置を有する保護装置とを備える著作権保護システムに使用される配置装置であって、前記配置装置は、前記著作権保護情報を格納する情報格納手段と、前記読取装置からの励振信号を受信する励振信号受信手段と、前記情報格納手段に格納された著作権保護情報を取得する著作権保護情報取得手段と、前記読取装置に対して、前記著作権保護情報に基づく応答信号を送信する応答信号送信手段とを有し、前記保護装置の前記読取装置は、前記配置装置に対して励振信号を送信する励振信号送信手段と、前記配置装置からの応答信号を受信する応答信号受信手段と、前記配置装置からの応答信号を受信したか否かを判断する受信判定手段とを有し、前記保護装置は、前記応答信号受信手段が受信した前記著作権保護情報を取得し、その著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定手段と、前記著作権保護情報判定手段から受信する警告作成指示信号に基づいて、著作権保護のための音声または/及び画像を生成する警告音声画像生成手段と、前記保護対象物の画像情報を取得する画像情報取得手段と、前記画像情報に基づいて記録画像を生成する記録画像生成手段と、を有することを特徴とする配置装置により達成される。
前記目的はまた、第12の発明によれば、保護対象物に配置され、前記保護対象物の著作権保護情報を有する配置装置と、前記配置装置の前記著作権保護情報を読み取ることができる読取装置を有する保護装置とを備える著作権保護システムに使用される保護装置であって、前記配置装置は、前記著作権保護情報を格納する情報格納手段と、前記読取装置からの励振信号を受信する励振信号受信手段と、前記情報格納手段に格納された著作権保護情報を取得する著作権保護情報取得手段と、前記読取装置に対して、前記著作権保護情報に基づく応答信号を送信する応答信号送信手段とを有し、前記保護装置の前記読取装置は、前記配置装置に対して励振信号を送信する励振信号送信手段と、前記配置装置からの応答信号を受信する応答信号受信手段と、前記配置装置からの応答信号を受信したか否かを判断する受信判定手段とを有し、前記保護装置は、前記応答信号受信手段が受信した前記著作権保護情報を取得し、その著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定手段と、前記著作権保護情報判定手段から受信する警告作成指示信号に基づいて、著作権保護のための音声または/及び画像を生成する警告音声画像生成手段と、前記保護対象物の画像情報を取得する画像情報取得手段と、前記画像情報に基づいて記録画像を生成する記録画像生成手段と、を有することを特徴とする保護装置により達成される。
前記目的はまた、第13の発明によれば、保護対象物に配置され、前記保護対象物の著作権保護情報を有する配置装置と、前記配置装置の著作権保護情報を読み取ることができる読取装置を有する保護装置とを使用する著作権保護方法であって、前記記録装置の読取装置が、前記配置装置に対して励振信号を送信する励振信号送信工程と、前記配置装置が、前記読取装置からの励振信号を受信する励振信号受信工程と、前記配置装置が、前記著作権保護情報を格納した情報格納手段に格納された著作権保護情報を取得する著作権保護情報取得工程と、前記配置装置が、前記読取装置に対して、前記著作権保護情報に基づく応答信号を送信する応答信号送信工程と、前記読取装置が、前記配置装置からの応答信号を受信する応答信号受信工程と、前記読取装置が、前記配置装置からの応答信号を受信したか否かを判断する受信判定工程と、前記保護装置が、前記応答信号受信工程で受信した前記著作権保護情報を取得し、その著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定工程と、前記保護装置が、前記著作権保護情報判定工程において生成される警告作成指示信号に基づいて、著作権保護のための音声または/及び画像を生成する警告音声画像生成工程と、を有することを特徴とする著作権保護方法により達成される。
第13の発明の構成によれば、前記配置装置は、前記著作権保護情報を格納する情報格納手段を有しているから、たとえば、前記保護対象物が著作権による保護対象であること、その著作権の保護期間等が入力されている。
そして、前記保護装置の前記読取装置が、前記配置装置に対して励振信号を送信する励振信号送信工程と、前記配置装置からの応答信号を受信する応答信号受信判定工程を有しているから、前記読取装置は、前記配置装置を励振させることで、前記配置装置に著作権保護情報を送信させ、その著作権保護情報を読み取ることができる。
そして、前記保護装置の前記読取装置が、前記配置装置に対して励振信号を送信する励振信号送信工程と、前記配置装置からの応答信号を受信する応答信号受信判定工程を有しているから、前記読取装置は、前記配置装置を励振させることで、前記配置装置に著作権保護情報を送信させ、その著作権保護情報を読み取ることができる。
前記保護装置が、応答信号受信判定工程において前記応答信号を受信していないと判断した場合には、前記保護装置は、通常通りの画像撮影を実行する。
また、前記保護装置が、著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定工程を有しているから、前記保護装置は、著作権保護情報の内容に基づいて、著作権保護のための警告音声または/及び画像を作成する警告作成信号を生成することができる。
また、前記保護装置が、著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定工程を有しているから、前記保護装置は、著作権保護情報の内容に基づいて、著作権保護のための警告音声または/及び画像を作成する警告作成信号を生成することができる。
さらに、前記保護装置が、著作権保護のための警告音声または/及び画像を生成する警告音声画像生成工程を有しているから、前記保護装置は、前記警告作成信号に基づいて、たとえば、「著作権を侵害しています」という警告音声または/及び画像を生成することができる。
これにより、前記保護装置の使用者が店舗内で、前記保護装置である、たとえばカメラ付携帯電話機を操作し、デジタル万引きをしようとしている場合には、カメラ付携帯電話機が警告音声又は/画像によって、その使用者に著作権侵害防止のための警告をするから、デジタル万引きを抑止できる。
第14の発明は、第13の発明の構成において、前記保護装置が、前記著作権保護情報判定工程において生成される機能制御指示信号に基づいて、前記保護装置の機能を制御する保護装置機能制御工程を有することを特徴とする。
このため、前記保護装置の使用者が店舗内で、前記保護装置である、たとえばカメラ付携帯電話機を操作し、デジタル万引きをしようとしている場合には、カメラ付携帯電話機が警告音声又は/画像によって、その使用者に著作権侵害防止のための警告をするのみならず、さらに、カメラ付携帯電話機の機能を制御して、たとえば、カメラのシャッタの動作を停止するから、デジタル万引きを確実に防止できる。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る著作権保護システム10を示す概略図である。
著作権保護システム10は、保護対象物である著作物20aを掲載した媒体である例えば、雑誌20と、雑誌20に配置され、著作物20aの著作権保護情報を有する配置装置であるたとえば、RFタグ(ICタグともいう)30と、RFタグ30と情報の送受信を行い、RFタグ30に格納された著作権保護情報を読み取ることができる読取装置であるRFタグリーダ62を有する保護装置である例えば、カメラ付携帯電話機50と、カメラ付携帯電話機50内においてRFタグリーダ62が確認した著作権保護情報に基づいてカメラ部50a等の機能を制御する、図示しないカメラ付携帯電話機制御部とを有する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る著作権保護システム10を示す概略図である。
著作権保護システム10は、保護対象物である著作物20aを掲載した媒体である例えば、雑誌20と、雑誌20に配置され、著作物20aの著作権保護情報を有する配置装置であるたとえば、RFタグ(ICタグともいう)30と、RFタグ30と情報の送受信を行い、RFタグ30に格納された著作権保護情報を読み取ることができる読取装置であるRFタグリーダ62を有する保護装置である例えば、カメラ付携帯電話機50と、カメラ付携帯電話機50内においてRFタグリーダ62が確認した著作権保護情報に基づいてカメラ部50a等の機能を制御する、図示しないカメラ付携帯電話機制御部とを有する。
RFタグリーダ62は、RFタグ励振信号E1を発信し、RFタグ30はRFタグ励振信号を受信すると、著作権保護情報に基づき、応答信号E2を生成し、発信する。そして、RFタグリーダ62は応答信号E2を受信し、読み取ることができる構成となっている。
(雑誌20及びRFタグ30等について)
図1に示すように、雑誌20には、RF(Radio Frequency)タグ30が配置されている。
雑誌20には、著作物20aが掲載されている。
雑誌20にはまた、RFタグ30が、カメラ付携帯電話機50を用いる使用者Aに簡単にはわからない場所である例えば、雑誌20の背表紙などに付けられている。
図1に示すように、雑誌20には、RF(Radio Frequency)タグ30が配置されている。
雑誌20には、著作物20aが掲載されている。
雑誌20にはまた、RFタグ30が、カメラ付携帯電話機50を用いる使用者Aに簡単にはわからない場所である例えば、雑誌20の背表紙などに付けられている。
RFタグ30は、塩化ビニール等からなる図示しないタグ本体を有すると共に、そのタグ本体には図示しないICチップが配置されている。つまり、RFタグ30は、ICタグである。
ICチップは、IC(集積回路)を有すると共に、非接触且つ近接することで情報の送受信を行うアンテナ部を有している。このRFタグ30は、RFID(Radio Frequency Identification:無線を用いた自動認識)を利用しているため、このアンテナ部は接触せず電波を交信することで情報のやりとりが行える構成となっている。
ICチップは、IC(集積回路)を有すると共に、非接触且つ近接することで情報の送受信を行うアンテナ部を有している。このRFタグ30は、RFID(Radio Frequency Identification:無線を用いた自動認識)を利用しているため、このアンテナ部は接触せず電波を交信することで情報のやりとりが行える構成となっている。
RFタグ30は、IC(集積回路)で構成されているから、前記情報格納手段、前記励振信号受信手段、前記著作権保護情報取得手段、前記応答信号送信手段を効率的に配置することができ、小型化できる。具体的には、RFタグ30の大きさは、雑誌20に比べて極めて小さく、例えば一辺が0.5mm乃至1mmの表面及び裏面と、それよりも小さな寸法の側面を有する平板上の直方体である。
したがって、RFタグ30を、カメラ付携帯電話機50の使用者Aには簡単にはわからないように、著作物20aが掲載された雑誌20に配置できるから、カメラ付携帯電話機50の使用者Aが、雑誌20に配置されたRFタグ30を発見し、除去することが困難である。
また、前記保護対象物である著作物20aが掲載された雑誌は板状の形状をしているが、RFタグ30も板状の形状であるから、RFタグ30の配置が容易である。
さらに、RFタグ30は、シート状またはフィルム状の形状であってもよい。RFタグ30がシート状またはフィルム状の形状であれば、保護対象物がたとえば、薄い一枚の絵画や写真であっても、RFタグ30を容易に取り付けることができる。
また、RFタグ30がシート状であるから、折り曲げ可能であり、たとえば雑誌20が折り曲げられた場合には、RFタグ30もそれにつれて折り曲げられ、破損するということがない。
このRFタグ30は、雑誌20の製本の段階で付されている。保護対象が絵画や写真の場合には、印刷やプリントの段階で付される。
なお、本実施の形態とは異なり、RFタグ30は、雑誌20の製本等の段階ではなくて、製本後の段階であるたとえば、書店に搬入された後に配置されてもよい。
なお、本実施の形態とは異なり、RFタグ30は、上記の形状に限らずたとえば、立方体でもよい。
さらに、RFタグ30は、シート状またはフィルム状の形状であってもよい。RFタグ30がシート状またはフィルム状の形状であれば、保護対象物がたとえば、薄い一枚の絵画や写真であっても、RFタグ30を容易に取り付けることができる。
また、RFタグ30がシート状であるから、折り曲げ可能であり、たとえば雑誌20が折り曲げられた場合には、RFタグ30もそれにつれて折り曲げられ、破損するということがない。
このRFタグ30は、雑誌20の製本の段階で付されている。保護対象が絵画や写真の場合には、印刷やプリントの段階で付される。
なお、本実施の形態とは異なり、RFタグ30は、雑誌20の製本等の段階ではなくて、製本後の段階であるたとえば、書店に搬入された後に配置されてもよい。
なお、本実施の形態とは異なり、RFタグ30は、上記の形状に限らずたとえば、立方体でもよい。
(RFタグ30のハードウエア構成について)
図2は、RFタグ30のハードウエア構成を示す概略図である。
図2に示すように、RFタグ30を構成するICチップは、バス32を有し、バス32には、CPU34、RAM36、ROM38等が接続されている。
図2は、RFタグ30のハードウエア構成を示す概略図である。
図2に示すように、RFタグ30を構成するICチップは、バス32を有し、バス32には、CPU34、RAM36、ROM38等が接続されている。
また、このバス32には、図1のカメラ付携帯電話機50のRFタグリーダ62からのRFタグ励振信号E1を受信し、RFタグリーダ62に対して応答信号E2を送信する送受信装置40が接続されている。送受信装置40はたとえば、コイルであるアンテナ40aを有する。
(RFタグ30のソフトウエア構成について)
図4は、RFタグ30の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図4に示すようにRFタグ30には、図1のRFタグリーダ62からの励振信号E1を受信する励振信号受信手段である励振信号受信部134や、RFタグリーダ62に対して著作権保護情報に基づく応答信号E2を送信する応答信号送信手段である応答信号送信部140や、RFタグ30各部の制御を行うRFタグ制御部130を有している。
図4は、RFタグ30の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図4に示すようにRFタグ30には、図1のRFタグリーダ62からの励振信号E1を受信する励振信号受信手段である励振信号受信部134や、RFタグリーダ62に対して著作権保護情報に基づく応答信号E2を送信する応答信号送信手段である応答信号送信部140や、RFタグ30各部の制御を行うRFタグ制御部130を有している。
また、RFタグ30は、著作権保護情報を格納する情報格納手段であるデータベース136を有している。データベース136に格納される著作権保護情報は、雑誌20に掲載された著作物20aの著作権に関する情報である。
図8(a)は、RFタグ30のデータベース136に格納される著作物20aについての著作権保護情報の一例を示す図である。
図8(a)は、RFタグ30のデータベース136に格納される著作物20aについての著作権保護情報の一例を示す図である。
著作権保護情報は、被写体が著作権の保護対象であるかどうかについての情報である値著作権情報136aを含む。著作物20aは著作権の保護対象であるから、著作権の保護対象である旨の著作権情報136aを格納している。
著作権保護情報はまた、著作権の保護期間の情報である著作権保護期間情報136bを含む。著作物20aの著作権の保護期間はたとえば、2050年12月31日までである。
著作権保護情報はまた、著作権の保護期間の情報である著作権保護期間情報136bを含む。著作物20aの著作権の保護期間はたとえば、2050年12月31日までである。
著作権保護情報はさらに、著作物20aの著作権の保護を、カメラ付携帯電話機50をどのように制御して実施するかについての情報である制御方法情報136cを含む。
このため、RFタグ30は、後述するようにカメラ付携帯電話機50に対して、著作物20aが、著作権による保護対象であるという情報のみならず、カメラ付携帯電話機50を制御する方法についての情報を読み取らせることができる。
このため、RFタグ30は、後述するようにカメラ付携帯電話機50に対して、著作物20aが、著作権による保護対象であるという情報のみならず、カメラ付携帯電話機50を制御する方法についての情報を読み取らせることができる。
これにより、著作物20aの著作権について、たとえば、カメラ付携帯電話機50の機能を一部を制限する、または、全部を制限する等、著作権者の意向に合致した適切な保護方法を付与することができるのである。
制御方法情報136cはたとえば、カメラ付携帯電話機50のカメラ部50aの機能を停止させることにより撮影機能を停止する撮影機能停止情報(136c1)、音声で使用者Aに警告する(136c2)、カメラ付携帯電話50で撮影する前に後述の図9(b)の表示部50dで被写体を確認するための表示であるプレビュー画面に、被写体が著作権で保護されている旨の文字を表示する(136c3)という制御に関する情報である。
制御方法情報136cはたとえば、カメラ付携帯電話機50のカメラ部50aの機能を停止させることにより撮影機能を停止する撮影機能停止情報(136c1)、音声で使用者Aに警告する(136c2)、カメラ付携帯電話50で撮影する前に後述の図9(b)の表示部50dで被写体を確認するための表示であるプレビュー画面に、被写体が著作権で保護されている旨の文字を表示する(136c3)という制御に関する情報である。
RFタグ30が、撮影機能停止情報(136c1)を、カメラ付携帯電話機50に対して読み取らせることにより、カメラ付携帯電話機50の使用者Aが店舗内で、デジタル万引きをしようとしている場合には、カメラ付携帯電話機50の画像情報取得手段であるたとえば、カメラのシャッタの動作を停止させるから、デジタル万引きを確実に防止できるのである。
なお、本実施の形態とは異なり、データベース136には、著作権保護情報として、上記以外の情報を格納することもできる。
図8(b)は、データベース136に格納できる、著作権保護情報の一例を示す図である。
図8(b)は、データベース136に格納できる、著作権保護情報の一例を示す図である。
図8(b)に示すように、著作権保護情報として、カメラ付携帯電話50で撮影する前に後述する図9(b)の表示部50dで被写体を確認するための表示であるプレビュー画面に、被写体が著作権で保護されている旨の文字を表示する、カメラ付携帯電話機50に撮影・記録される画像にモザイク処理を行う、カメラ付携帯電話機50に撮影・記録される画像の解像度を低くする、特定のサーバにアクセスさせる場合にはそのサーバのアドレスを表示部50dに表示する、等の制御等に関する情報も格納することができる。
著作権保護情報は、上記の各制御方法を組み合わせてたとえば、音声で使用者Aに警告した後に、カメラ付携帯電話機50の撮影機能を停止するという制御に関する情報も含むことができる。
このため、カメラ付携帯電話機50の使用者Aが店舗内で、カメラ付携帯電話機50を操作し、デジタル万引きをしようとしている場合には、カメラ付携帯電話機50が警告音声又は/画像によって、その使用者Aに著作権侵害防止のための警告をするのみならず、さらに、カメラ付携帯電話機50の機能を制御して、たとえば、カメラのシャッタの動作を停止させるから、デジタル万引きを確実に防止できるのである。
このため、カメラ付携帯電話機50の使用者Aが店舗内で、カメラ付携帯電話機50を操作し、デジタル万引きをしようとしている場合には、カメラ付携帯電話機50が警告音声又は/画像によって、その使用者Aに著作権侵害防止のための警告をするのみならず、さらに、カメラ付携帯電話機50の機能を制御して、たとえば、カメラのシャッタの動作を停止させるから、デジタル万引きを確実に防止できるのである。
RFタグ30はまた、図4に示すように、データベース136に格納された著作権保護情報を読み取る、著作権保護情報取得手段である著作権保護情報取得部138を有している。
(カメラ付携帯電話機50について)
図1に示すように、カメラ付携帯電話機50は、使用者Aによって保持され、操作される。
図9(a)はカメラ付携帯電話機50の被写体に対向する側の外面等を示す概略図である。
図9(b)はカメラ付携帯電話機50の使用者A側の外面を示す概略図である。
図1に示すように、カメラ付携帯電話機50は、使用者Aによって保持され、操作される。
図9(a)はカメラ付携帯電話機50の被写体に対向する側の外面等を示す概略図である。
図9(b)はカメラ付携帯電話機50の使用者A側の外面を示す概略図である。
図9(a)に示すように、カメラ付携帯電話機50は、被写体を撮影するカメラ部50aと、使用者Aが図示しない他者と通信するときに通信電波の送受信を行う通信アンテナ50bと、RFタグリーダ62とを有する。RFタグリーダ62は、カメラ付携帯電話機50の画像取得手段の一部を構成するカメラ部50aの図示しないレンズに近接して配置されている。レンズと離間した場所に配置されると、接写の場合に、RFタグ励振信号E1の送信や、応答信号E2の受信が正常に行われない場合があるからである。
この点、本実施の形態においては、RFタグリーダ62がカメラ部50aの図示しないレンズに近接して配置されているから、接写の場合でも、RFタグ励振信号E1の送信や、応答信号E2の受信を正常に行うことができる。
この点、本実施の形態においては、RFタグリーダ62がカメラ部50aの図示しないレンズに近接して配置されているから、接写の場合でも、RFタグ励振信号E1の送信や、応答信号E2の受信を正常に行うことができる。
カメラ付携帯電話機50はまた、図9(b)に示すように、カメラ付携帯電話機50内において生成された音声を出力する音声出力手段であるスピーカ50cと、カメラ付携帯電話機50内において生成された画像を表示する表示手段である例えば、液晶画面50dと、使用者Aがカメラ付携帯電話50を操作するための入力手段である、例えば複数のプッシュ式スイッチで構成される操作部50eとを有する。操作部50eは、カメラ付携帯電話機50のカメラ部50aを起動させるカメラ起動スイッチ50e1を含む。
(カメラ付携帯電話機50のハードウエア構成について)
図3はカメラ付携帯電話50の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図3に示すように、カメラ付携帯電話50は、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス52を有し、バス52には、CPU54、RAM56、ROM58等が接続されている。
図3はカメラ付携帯電話50の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図3に示すように、カメラ付携帯電話50は、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス52を有し、バス52には、CPU54、RAM56、ROM58等が接続されている。
また、このバス52には、図1のRFタグ30に対してRFタグ励振信号E1を図示しないアンテナを介して送信し、RFタグ30からの応答信号E2を図示しないアンテナを介して受信する等の処理を行うRFタグリーダ62が接続されている。RFタグリーダ62は、図1に示す雑誌20に配置されたRFタグ30が送信する被写体である著作物20aの著作権情報を読み取ることができるように構成されている。
バス52には、さらに、カメラ付携帯電話機50内において生成された音声を出力する音声出力手段であるスピーカ50cと、カメラ付携帯電話機50内において生成された画像を表示する表示装置である液晶画面50dが接続されている。
(カメラ付携帯電話機50のソフトウエア構成について)
図5は、カメラ付携帯電話機50の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図5に示すようカメラ付携帯電話機50には、図1のRFタグ30に対して励振信号E1を送信する励振信号送信手段である励振信号送信部156、RFタグ30からの応答信号E2を受信する応答信号受信手段である応答信号受信部158を有している。
図5は、カメラ付携帯電話機50の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図5に示すようカメラ付携帯電話機50には、図1のRFタグ30に対して励振信号E1を送信する励振信号送信手段である励振信号送信部156、RFタグ30からの応答信号E2を受信する応答信号受信手段である応答信号受信部158を有している。
カメラ付携帯電話機50はまた、図3のタグリーダ62の制御を行う制御手段であり、また、応答信号E2を受信したか否かを判断する受信判定手段であるタグリーダ制御部152と、応答信号E2に著作権情報が含まれているかどうかを判断することを内容とする、解析処理演算を行うタグリーダ演算部162とを有している。
タグリーダ制御部152は、タグリーダ62を、カメラ付携帯電話機50の動力供給手段であるたとえば図示しないバッテリを長持ちさせるために、カメラ付携帯電話50が被写体を撮影するときだけ起動する。具体的には、カメラ付携帯電話機50が、図1の使用者Aによってカメラ起動スイッチ50eが押されたことを関知して起動し、さらに、使用者Aによって図1のカメラ部50aを構成する図示しないシャッタを押されたことを関知してカメラ部50aが起動した段階で、タグリーダ62を起動するようになっている。
デジタル万引きに使用されるたとえば、カメラ付携帯電話機50は、携帯に便利なように小型であり、その動力源としての電力供給手段であるバッテリの電力保持量は限定されている。ここで、タグリーダ62を常に作動しておくと、バッテリの電力をその分消費する。バッテリ内の電力が消耗すると、カメラ付携帯電話機50の機能を発揮できない場合がある。
この点、本実施の形態によれば、タグリーダ62は、カメラ付携帯電話機50が起動され、さらに、カメラ部50aが起動したあとに起動するから、バッテリの電力の消費を抑制できるのである。
なお、本実施の形態とは異なり、カメラ付携帯電話50が、使用者Aがカメラ起動スイッチ50eを押したことを関知した段階で、タグリーダ62を起動するようにしてもよい。これにより、カメラ付携帯電話機50の使用者Aがカメラ部50aのシャッタを操作する前に、図3の液晶画面50dに表示されるプレピュー画面に警告文字を表示したり、スピーカ50cから警告音を発生させることができるから、使用者Aがデジタル万引きを行うことを未然に防止できる。
なお、本実施の形態とは異なり、カメラ付携帯電話50が、使用者Aがカメラ起動スイッチ50eを押したことを関知した段階で、タグリーダ62を起動するようにしてもよい。これにより、カメラ付携帯電話機50の使用者Aがカメラ部50aのシャッタを操作する前に、図3の液晶画面50dに表示されるプレピュー画面に警告文字を表示したり、スピーカ50cから警告音を発生させることができるから、使用者Aがデジタル万引きを行うことを未然に防止できる。
カメラ付携帯電話50はまた、応答信号受信部158が受信した著作権保護情報を、タグリーダ演算部162を介して受信し、その著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定手段である著作権判定部164を有する。
具体的には、RFタグ30に記録されている著作物20aの著作権保護情報は図8(a)の通りであるから、たとえば、タグリーダ演算部162が解析処理した情報を受信した時点で、著作権の保護期間である2050年12月31日以前であれば、記録装置の制御方法に関する情報を検索し、カメラ付携帯電話機50の撮影機能の停止をする等の、制御方法の判定をする。
具体的には、RFタグ30に記録されている著作物20aの著作権保護情報は図8(a)の通りであるから、たとえば、タグリーダ演算部162が解析処理した情報を受信した時点で、著作権の保護期間である2050年12月31日以前であれば、記録装置の制御方法に関する情報を検索し、カメラ付携帯電話機50の撮影機能の停止をする等の、制御方法の判定をする。
カメラ付携帯電話機50はまた、著作権判定部164から受信する指示信号である警告作成指示信号に基づいて、図1の使用者Aに警告するための音声を生成する音声生成部166や、図1の使用者Aに警告するための文字や画像を生成するための画像生成部168を有する。つまり、音声生成部166及び画像生成部168は、警告音声画像生成手段である。
音声生成部166で生成された音声は、図3のスピーカ50cから出力され、画像生成部168で生成された画像は表示装置50dによって表示され、使用者1に認識させるように構成されている。
音声生成部166で生成された音声は、図3のスピーカ50cから出力され、画像生成部168で生成された画像は表示装置50dによって表示され、使用者1に認識させるように構成されている。
カメラ付携帯電話機50はまた、著作権保護判定部164から受信するカメラ付携帯電話機50の機能制御指示信号に基づいて、カメラ付携帯電話機50の撮影に関する機能を制御する記録装置機能制御手段である撮影制御部170を有する。
カメラ付携帯電話機50はまた、図3のカメラ装置64を構成するレンズやシャッタ等の制御により、被写体の画像情報を取得する画像情報取得手段である光学制御部176や、光学制御部176を介してカメラ付携帯電話機50に入力された被写体の画像情報等を格納する撮影情報ファイル172を有する。
カメラ付携帯電話機50はまた、撮影制御部170からの指示信号を受信して、画像映像記録部178に記録する画像や映像の処理を行う撮影演算部174を有している。撮影演算部174は、光学制御部176が取得した画像情報に基づいて、カメラ付携帯電話機50に記録する画像である記録画像を生成する記録画像生成手段である。撮影演算部174は例えば、光学制御部176が取得した画像情報について、解像度を低くして画像映像記録部178に画像等を記録したり、モザイク処理を行ったり、画像・映像に警告文の挿入を行うような処理ができる構成になっている。
このようにして、撮影演算部174によって処理された画像・映像がデータベースである画像・映像記録部178に記録されるようになっている。
このようにして、撮影演算部174によって処理された画像・映像がデータベースである画像・映像記録部178に記録されるようになっている。
以上が本実施の形態に係る著作権保護システム10の構成であるが、以下、その使用例を主に図4、図5、図6及び図7を使用して説明する。
図6及び図7は図1のカメラ付携帯電話機50が雑誌20に掲載された被写体を撮影する概略フローチャートである。
撮影準備開始ステップST0では、カメラ付携帯電話機50が使用者Aによって保持され、カメラ部50aが雑誌20に掲載された被写体に対向させられる。本実施の形態では、被写体は著作物20aである。
図6及び図7は図1のカメラ付携帯電話機50が雑誌20に掲載された被写体を撮影する概略フローチャートである。
撮影準備開始ステップST0では、カメラ付携帯電話機50が使用者Aによって保持され、カメラ部50aが雑誌20に掲載された被写体に対向させられる。本実施の形態では、被写体は著作物20aである。
タグリーダ起動ステップST1では、カメラ付携帯電話機50が、使用者Aによって図9(b)の操作部50eのカメラ起動スイッチ50e1が押され、さらにカメラ部50aの図示しないシャッターが押されたことを関知すると、図5のタグリーダ制御部152によって図3のタグリーダ62が起動する。
励振信号送信工程であるステップST2では、RFタグリーダ62の励振信号送信部156が、図1のRFタグ30に対して、励振信号E1を送信する。
励振信号受信工程であるステップST3では、RFタグ30の励振信号受信部134が、励振信号E1を受信する。
著作権保護情報取得工程であるRFタグ演算ステップST4では、図4の著作権情報取得部138がデータベース136から著作権保護情報を取得する。具体的には、励振信号受信部134が励振信号E1を受信すると、RFタグ制御部130が著作権保護情報取得部138に対して、データベース136から著作権情報を読み出すように指示信号を送り、著作権情報取得部138は、その指示信号に基づいてデータベース136から著作物20aについての著作権保護情報を読み出す。
具体的には、データベース136に格納された、著作物20aの著作権保護情報として、図8(a)に示す、被写体が著作権の保護対象であることを示す値著作権対象情報136a、著作物20aの著作権の保護期間がたとえば、2050年12月31日までであるという著作権保護期間情報136bを読み出す。
さらに、制御方法情報136cとして、カメラ付携帯電話機50の撮影機能を停止する(136c1)、音声で使用者Aに警告する(136c2)、カメラ付携帯電話50で撮影する前に後述の図12(b)の表示部50dで被写体を確認するための表示であるプレビュー画面に、被写体が著作権で保護されている旨の文字を表示する(136c3)という制御に関する情報を読み出す。
なお、本実施の形態とは異なり、データベーズ136が著作物20a以外の著作物の著作権保護情報も格納している場合には、それぞれの著作物についての著作権保護情報を読み出す。
応答信号送信工程であるステップST5では、図4のRFタグ30の応答信号送信部140が著作権情報に基づいて、応答信号E2を、カメラ付携帯電話機50のRFタグリーダ62に送信する。
応答信号受信工程であるステップST6では、カメラ付携帯電話50のRFタグリーダ62の図5の応答信号受信部158が、応答信号E2を受信する。
前記タグからの応答信号を受信したか否かを判断する受信判定工程であるステップST7では、タグリーダ制御部152が、応答信号の受信の有無を判断する。
前記タグからの応答信号を受信したか否かを判断する受信判定工程であるステップST7では、タグリーダ制御部152が、応答信号の受信の有無を判断する。
ここで、応答信号受信部158が応答信号E2を受信していないと判定した場合は、通常通りに、被写体の撮影を開始(ステップST8)し、撮影は終了する(ST81)。具体的には、タグリーダ制御部152は、励振信号E1の送信後、予定した時間内、たとえば0.2秒以内に応答信号受信部158が応答信号E2を受信しない場合には、撮影制御部170に対して、著作権保護情報を受信しなかった旨の信号を送信し、撮影制御部170は、カメラ付携帯電話50の撮影機能を制限することなく、通常通りの撮影プロセスを実施する。
応答信号演算ステップST9では、タグリーダ演算部162が、応答信号E2を解析処理して、著作権判定部164に送信する。具体的には、応答信号E2に含まれる情報から情報の位置を示すフラグ等を除去することによって、応答信号E2に著作権情報が含まれる著作権保護情報を抽出する解析演算処理をして、著作権判定部164に送信する。
著作権保護情報判定工程の第1段階であるステップST10では、著作権判定部164が、応答信号受信工程であるステップST6において受信され、応答信号演算ステップST9を経て送信された情報を取得し、著作権保護情報の有無を判断する。タグリーダ演算部162から送信された情報に著作権保護情報が含まれていない場合には、著作権判定部164は、撮影制御部170に対して、著作権保護情報が存在しない旨の信号を送信し、撮影制御部170は、カメラ付携帯電話機50の撮影機能を制限することなく、通常通りの撮影プロセスを実施する(ステップST16)。
著作権保護情報判定工程の第2段階であるステップST12では、著作権判定部164が、著作権保護情報の内容を判定する。
具体的には、著作権判定部164は、著作物20aの著作権保護情報として、被写体が著作権の保護対象であることを示す著作権対象情報136aを認識し、さらに、著作権の保護期間が、2050年12月31日までであるという著作権保護期間情報136bを認識する。
さらに、著作権判定部164が、制御方法情報136cとして、図8(a)に示す音声で使用者Aに警告する(136c2)という情報を判定し、音声生成部166に警告音声を生成させる警告作成指示信号を送信する。
具体的には、著作権判定部164は、著作物20aの著作権保護情報として、被写体が著作権の保護対象であることを示す著作権対象情報136aを認識し、さらに、著作権の保護期間が、2050年12月31日までであるという著作権保護期間情報136bを認識する。
さらに、著作権判定部164が、制御方法情報136cとして、図8(a)に示す音声で使用者Aに警告する(136c2)という情報を判定し、音声生成部166に警告音声を生成させる警告作成指示信号を送信する。
図10は、著作権侵害の場合の音声、警告の表示画面の一例を示す概略図である。
警告音声画像生成工程であるステップST12では、音声生成部166が警告音声を作成し、図3のスピーカ50cを介して、使用者Aに警告音声を認識させる(ステップST13)。警告音声はたとえば、図10(a)に示すように、「著作権で保護されているものを撮影しようといます」、「ビープ」というものである。
警告音声画像生成工程であるステップST12では、音声生成部166が警告音声を作成し、図3のスピーカ50cを介して、使用者Aに警告音声を認識させる(ステップST13)。警告音声はたとえば、図10(a)に示すように、「著作権で保護されているものを撮影しようといます」、「ビープ」というものである。
さらに、制御方法情報136cとして、カメラ付携帯電話50で撮影する前に図9(b)の表示部50dで被写体を確認するための表示であるプレビュー画面に、被写体が著作権で保護されている旨の文字を表示するという情報(136c3)を認識する。
そして、画像生成部168に警告画像を生成させ、図3の表示装置50dに表示させ、使用者Aに警告画像を認識させる。警告画像はたとえば、図10(a)に示すものである。
これにより、カメラ付携帯電話機50の使用者Aが、デジタル万引きをしようとしている場合には、カメラ付携帯電話機50が警告音声又は/画像によって、その使用者Aに著作権侵害防止のための警告をするから、デジタル万引きを抑止できるのである。
これにより、カメラ付携帯電話機50の使用者Aが、デジタル万引きをしようとしている場合には、カメラ付携帯電話機50が警告音声又は/画像によって、その使用者Aに著作権侵害防止のための警告をするから、デジタル万引きを抑止できるのである。
さらに、著作権保護情報判定工程の第3段階であるステップST14において、著作権判定部164が制御方法情報136cとして、撮影機能停止という情報(136c)を認識する。そして、著作権判定部164は、撮影制御部170を介して、光学制御部176に対してシャッタの動作の停止等、撮影の停止をさせる機能制御指示信号を生成して、光学制御部176に送信する。
ステップST15において、光学制御部176が、カメラ付携帯電話機50の撮影機能を停止して、撮影プロセスは終了する(ステップST16)。
これにより、カメラ付携帯電話機50の使用者Aが、デジタル万引きをしようとしている場合には、カメラ付携帯電話機50のシャッタの動作を停止させるから、デジタル万引きを確実に防止できるのである。
これにより、カメラ付携帯電話機50の使用者Aが、デジタル万引きをしようとしている場合には、カメラ付携帯電話機50のシャッタの動作を停止させるから、デジタル万引きを確実に防止できるのである。
なお、本実施の形態とは異なり、RFタグ30は、制御方法情報136cとして、単に撮影機能停止という情報ではなくて、カメラ付携帯電話機50がたとえば、5分以内に3回以上著作権保護情報を受信した場合に、撮影機能停止するという情報を格納していてもよい。
さらに、本実施の形態とは異なり、上記警告画像と警告音声はいずれか一方を生成するようにしてもよいし、双方を生成するようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について、主に図11及び図12を使用して、説明する。
第2の実施の形態における著作権保護システムの構成は、上記第1の実施の形態の著作権保護システム10と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
次に、第2の実施の形態について、主に図11及び図12を使用して、説明する。
第2の実施の形態における著作権保護システムの構成は、上記第1の実施の形態の著作権保護システム10と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
図11(a)は、記録装置であるデジタルカメラ250の外面で、被写体である図1の雑誌20に対向する側を示す概略図である。
図11(b)は、デジタルカメラ250の外面で、使用者である図1のAに対向する側を示す概略図である。
図12(a)は、図1のRFタグ30の図4のデータベース136に格納されている著作権情報を示す図である。
図12(b)は、図11(b)のデジタルカメラ250に、図1の著作物20が記録された場合の状態を示す図である。
図11(b)は、デジタルカメラ250の外面で、使用者である図1のAに対向する側を示す概略図である。
図12(a)は、図1のRFタグ30の図4のデータベース136に格納されている著作権情報を示す図である。
図12(b)は、図11(b)のデジタルカメラ250に、図1の著作物20が記録された場合の状態を示す図である。
第2の実施の形態においては、第1の実施の形態とは異なり、記録装置として、図11のデジタルカメラ250が使用される。
図11(a)に示すように、デジタルカメラ250は、レンズ251に近接した場所にRFタグリーダ253が配置されている。また、デジタルカメラ250に撮影を開始させるためのスイッチであるシャッター255を有している。
図11(a)に示すように、デジタルカメラ250は、レンズ251に近接した場所にRFタグリーダ253が配置されている。また、デジタルカメラ250に撮影を開始させるためのスイッチであるシャッター255を有している。
デジタルカメラ250はまた、図11(b)に示すように、レンズ251から取り込んだ被写体の像を使用者Aが視覚で認識するためのファインダ257や、デジタルカメラ250の起動スイッチである電源スイッチ259を有している。
RFタグリーダ253は、電源スイッチ259が操作されてデジタルカメラ250が起動し、さらにシャッター255が操作されてデジタルカメラ250が撮影を開始した時点で起動を開始する。
なお、本実施の形態とは異なり、RFタグリーダ253は、電源スイッチ259が操作されてデジタルカメラ250が起動した時点で、起動を開始するように構成してもよい。
RFタグリーダ253は、電源スイッチ259が操作されてデジタルカメラ250が起動し、さらにシャッター255が操作されてデジタルカメラ250が撮影を開始した時点で起動を開始する。
なお、本実施の形態とは異なり、RFタグリーダ253は、電源スイッチ259が操作されてデジタルカメラ250が起動した時点で、起動を開始するように構成してもよい。
本実施の形態においては、図12(a)に示すように、図1のRFタグ30の図4のデータベース136には、著作物20の著作権保護情報として、著作物20が著作権の保護対象であること(136a)、著作権の保護機関が2050年12月31日までであること(136b)、記録装置の制御方法の情報(136c)として、音声で警告すること(136c2)、画像で警告すること(136c3)、著作権保護表示を挿入して保護対象の著作物の画像を生成する画像処理情報(136c4)が格納されている。
画像処理情報136c4は、具体的には、撮影演算部174に対して、著作権を保護するための著作権保護表示として、警告を意味する文字やモザイクを挿入して、保護対象の著作物の画像を生成させるための情報である。
画像処理情報136c4は、具体的には、撮影演算部174に対して、著作権を保護するための著作権保護表示として、警告を意味する文字やモザイクを挿入して、保護対象の著作物の画像を生成させるための情報である。
以下、デジタルカメラ250を用いて著作物20を撮影する場合の動作例を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図7のステップST12で、デジタルカメラ250の著作権判定部164が、著作権情報の内容を判定する。RFタグ30のデータベース136には、記録装置の制御方法の情報(136c)として、音声で警告すること(136c2)という情報があるから、著作権判定部164はその情報を判定し、デジタルカメラ250の音声生成部166に警告音の生成を指示する。そして、図3のスピーカ50cを介して使用者Aに警告音を認識させる。
また、RFタグ30のデータベース136には、記録装置の制御方法の情報(136c)として、画像で警告すること(136c3)という情報があるから、著作権判定部164はその情報を判定し、デジタルカメラ250の画像生成部168に警告画像の生成を指示する。そして、図3の表示装置50dを介して使用者Aに警告画像を認識させる。
図7のステップST12で、デジタルカメラ250の著作権判定部164が、著作権情報の内容を判定する。RFタグ30のデータベース136には、記録装置の制御方法の情報(136c)として、音声で警告すること(136c2)という情報があるから、著作権判定部164はその情報を判定し、デジタルカメラ250の音声生成部166に警告音の生成を指示する。そして、図3のスピーカ50cを介して使用者Aに警告音を認識させる。
また、RFタグ30のデータベース136には、記録装置の制御方法の情報(136c)として、画像で警告すること(136c3)という情報があるから、著作権判定部164はその情報を判定し、デジタルカメラ250の画像生成部168に警告画像の生成を指示する。そして、図3の表示装置50dを介して使用者Aに警告画像を認識させる。
著作権保護情報として、撮影機能を停止することという情報はないから、デジタルカメラ250は、著作物20aの画像情報を取得する図示しない画像情報取得工程を実施する。
なお、本実施の形態とは異なり、デジタルカメラ250に音声生成部又はスピーカを有しない場合には、警告音の生成は行わない。
なお、本実施の形態とは異なり、デジタルカメラ250に音声生成部又はスピーカを有しない場合には、警告音の生成は行わない。
図7のステップST14において、デジタルカメラ250は、記録装置の制御方法の情報(136c)として、撮影画像に警告表示を挿入すること(136c4)という情報を判定し、図5の撮影演算部174に対して、撮影画像に警告表示を挿入する機能制御指示信号を送信する。
その結果、デジタルカメラ250は、画像情報取得工程で取得した画像情報に基づいて画像を生成する図示しない画像生成工程を実施するのであるが、デジタルカメラ250に記録される著作物20aは、図12bに示すように、「著作権で保護されています」という画像(文字)が挿入されて、記録画像20aとして記録される。
これにより、カメラ付携帯電話機50の使用者Aが、カメラ付携帯電話機を操作し、デジタル万引きをする場合には、カメラ付携帯電話機50には著作権保護表示であるたとえば、「著作権で保護されています」という表示を付加して、カメラ付携帯電話機50内に画像を生成し、記録させるから、使用者Aに事後的に警告することができる。
また、著作権保護表示が挿入された画像はたとえば、第三者に転送するという利用方法はしずらいから、デジタル万引きによる被害の拡大を防止できるのである。
また、著作権保護表示が挿入された画像はたとえば、第三者に転送するという利用方法はしずらいから、デジタル万引きによる被害の拡大を防止できるのである。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について、主に図13及び図14を使用して、説明する。
第3の実施の形態における著作権保護システムの構成は、上記第1の実施の形態の著作権保護システム10と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
次に、第3の実施の形態について、主に図13及び図14を使用して、説明する。
第3の実施の形態における著作権保護システムの構成は、上記第1の実施の形態の著作権保護システム10と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
図13(a)は、記録装置であるスキャナ350及びPC(パーソナルコンピュータ)361の外面で、被写体である図1の雑誌20に対向する側を示す概略図である。
図13(b)は、スキャナ350の概略側面断面図ある。
図14(a)は、図1のRFタグ30の図4のデータベース136に格納されている著作権情報を示す図である。
図14(b)は、スキャナ350に接続されているPC(パーソナルコンピュータ)361に記録される著作物20aの記録画像を示す図である。
図13(b)は、スキャナ350の概略側面断面図ある。
図14(a)は、図1のRFタグ30の図4のデータベース136に格納されている著作権情報を示す図である。
図14(b)は、スキャナ350に接続されているPC(パーソナルコンピュータ)361に記録される著作物20aの記録画像を示す図である。
第3の実施の形態においては、第1の実施の形態とは異なり、記録装置として、図13のスキャナ350及びスキャナ350の接続されたPC361が使用される。
図13(a)に示すように、スキャナ350は、画像を読み取るCCDカメラ351に近接した場所にRFタグリーダ353が配置されている。CCDカメラ351とRFタグリーダ353は、共通の基板355上に配置され、基板355が図13(b)に示す矢印X方向に移動するのにつれて、矢印X方向に移動する。雑誌20の著作物20aは、図13(a)及び図13(b)に示すガラス板357上に載置され、CCDカメラ351が、基板355に載った状態で矢印X方向に移動することによって、走査される。基板355、CCDカメラ351、RFタグリーダ353、ガラス板357は、筐体359に格納されている。
また、スキャナ350は、PC361に接続されており、スキャナ350の起動、走査の開始はPC361の操作によって行われる。
図13(a)に示すように、スキャナ350は、画像を読み取るCCDカメラ351に近接した場所にRFタグリーダ353が配置されている。CCDカメラ351とRFタグリーダ353は、共通の基板355上に配置され、基板355が図13(b)に示す矢印X方向に移動するのにつれて、矢印X方向に移動する。雑誌20の著作物20aは、図13(a)及び図13(b)に示すガラス板357上に載置され、CCDカメラ351が、基板355に載った状態で矢印X方向に移動することによって、走査される。基板355、CCDカメラ351、RFタグリーダ353、ガラス板357は、筐体359に格納されている。
また、スキャナ350は、PC361に接続されており、スキャナ350の起動、走査の開始はPC361の操作によって行われる。
RFタグリーダ353は、PC361の操作によってスキャナ350が起動し、さらに走査開始の操作がされて、スキャナ350が走査を開始した時点で起動を開始する。
なお、本実施の形態とは異なり、RFタグリーダ353は、PC361の走査によってスキャナ350が起動した時点で、起動を開始するように構成してもよい。
なお、本実施の形態とは異なり、RFタグリーダ353は、PC361の走査によってスキャナ350が起動した時点で、起動を開始するように構成してもよい。
本実施の形態においては、図14(a)に示すように、図1のRFタグ30の図4のデータベース136には、著作物20の著作権保護情報として、著作物20が著作権の保護対象であること(136a)、著作権の保護機関が2050年12月31日までであること(136b)、記録装置の制御方法の情報(136c)として、音声で警告すること(136c2)、画像で警告すること(136c3)、撮影画像にモザイクを挿入すること(136c5)が格納されている。
以下、スキャナ350を用いて著作物20を走査する場合の動作例を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図7のステップST12において、スキャナ350の著作権判定部164が、著作権情報の内容を判定する。RFタグ30のデータベース136には、記録装置の制御方法の情報(136c)として、音声で警告すること(136c2)という情報があるから、著作権判定部164はその情報を判定し、音声生成部166に警告音の生成を支持する。そして、PC361の図示しないスピーカを介して、使用者Aに警告音を認識させる。
また、画像で警告すること(136c3)という情報についても、著作権判定部164は、上述の第2の実施の形態と同様に処理する。
図7のステップST12において、スキャナ350の著作権判定部164が、著作権情報の内容を判定する。RFタグ30のデータベース136には、記録装置の制御方法の情報(136c)として、音声で警告すること(136c2)という情報があるから、著作権判定部164はその情報を判定し、音声生成部166に警告音の生成を支持する。そして、PC361の図示しないスピーカを介して、使用者Aに警告音を認識させる。
また、画像で警告すること(136c3)という情報についても、著作権判定部164は、上述の第2の実施の形態と同様に処理する。
図7のステップST14において、スキャナ350は、記録装置の制御方法の情報(136c)として、撮影画像にモザイクを挿入すること(136c5)という情報を判定し、図5の撮影演算部174に対して、撮影画像にモザイクを挿入するという処理を指示する。その結果、PC361に記録される著作物20aの画像には、図14(b)に示すように、モザイクが挿入される。
これにより、スキャナ350の図示しない使用者が、スキャナ350を操作し、デジタル万引きをする場合には、スキャナ350は著作権保護表示であるたとえばモザイクを付加して、PC361内に画像を生成し、記録させるから、使用者に事後的に警告することができる。
しかも、モザイク処理による事後的警告であるから、使用者の間接的に警告することになり、使用者の気分を害することもないので、著作権者や書店等も本発明の実施形態の利用に対するインセンティブが高くなり、結果として、デジタル万引きを効果的に防止できる。
また、著作権保護表示であるモザイクが挿入された画像はたとえば、第三者に転送するという利用方法はしずらいから、デジタル万引きによる被害の拡大を防止できるのである。
また、著作権保護表示であるモザイクが挿入された画像はたとえば、第三者に転送するという利用方法はしずらいから、デジタル万引きによる被害の拡大を防止できるのである。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
10・・・著作権保護システム、20・・・雑誌、20a・・・著作物、30・・・RFタグ、50・・・カメラ付携帯電話機、50a・・・カメラ部、50c・・・スピーカ、50d・・・液晶画面、50e・・・操作部、62・・・RFタグリーダ、130・・・RFタグ制御部、134・・・励振信号送信部、136・・・データベース、138・・・著作権保護情報取得部、140・・・応答信号送信部、156・・・励振信号送信部、158・・・応答信号受信部、162・・・タグリーダ演算部、164・・・著作権判定部、166・・・音声生成部、168・・・画像生成部、170・・・撮影制御部、172・・・撮影情報ファイル
Claims (14)
- 保護対象物に配置され、前記保護対象物の著作権保護情報を有する配置装置と、
前記配置装置の前記著作権保護情報を読み取ることができる読取装置を有する保護装置とを備える著作権保護システムであって、
前記配置装置は、
前記著作権保護情報を格納する情報格納手段と、
前記読取装置からの励振信号を受信する励振信号受信手段と、
前記情報格納手段に格納された著作権保護情報を取得する著作権保護情報取得手段と、
前記読取装置に対して、前記著作権保護情報に基づく応答信号を送信する応答信号送信手段とを有し、
前記保護装置の前記読取装置は、
前記配置装置に対して励振信号を送信する励振信号送信手段と、
前記配置装置からの応答信号を受信する応答信号受信手段と、
前記配置装置からの応答信号を受信したか否かを判断する受信判定手段とを有し、
前記保護装置は、
前記応答信号受信手段が受信した前記著作権保護情報を取得し、その著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定手段と、
前記著作権保護情報判定手段から受信する警告作成指示信号に基づいて、著作権保護のための音声または/及び画像を生成する警告音声画像生成手段と、
前記保護対象物の画像情報を取得する画像情報取得手段と、
前記画像情報に基づいて記録画像を生成する記録画像生成手段と、
を有することを特徴とする著作権保護システム。 - 前記配置装置は、板状の部材であることを特徴とする請求項1に記載の著作権保護システム。
- 前記配置装置は、シート状の部材であることを特徴とする請求項1に記載の著作権保護システム。
- 前記配置装置は、ICタグであることを特徴とする請求項1に記載の著作権保護システム。
- 前記保護装置は、前記著作権保護情報判定手段から受信する機能制御指示信号に基づいて、前記保護装置の機能を制御する記録装置機能制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の著作権保護システム。
- 前記読取装置は、前記保護装置の前記画像情報取得手段に近接して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の著作権保護システム。
- 前記読取装置は、前記保護装置が起動され、さらに、前記画像情報取得手段が起動したあとに起動する構成を有していることを特徴とする請求項1に記載の著作権保護システム。
- 前記著作権保護情報は前記保護対象物が著作権による保護の対象であるか否かについての著作権情報と、前記保護対象物を保護するための前記保護装置の制御方法についての制御方法情報を含むこと特徴とする請求項1に記載の著作権保護システム。
- 前記著作権保護情報は、前記制御方法情報として、前記保護装置の前記画像情報取得手段の機能を停止させる撮影機能停止情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の著作権保護システム。
- 前記著作権保護情報は、前記制御方法情報として、前記保護装置の前記画像生成手段に対して、著作権を保護するための著作権保護表示を付加して、前記保護対象の画像を生成させる画像処理情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の著作権保護システム。
- 保護対象物に配置され、前記保護対象物の著作権保護情報を有する配置装置と、
前記配置装置の前記著作権保護情報を読み取ることができる読取装置を有する保護装置とを備える著作権保護システムに使用される配置装置であって、
前記配置装置は、
前記著作権保護情報を格納する情報格納手段と、
前記読取装置からの励振信号を受信する励振信号受信手段と、
前記情報格納手段に格納された著作権保護情報を取得する著作権保護情報取得手段と、
前記読取装置に対して、前記著作権保護情報に基づく応答信号を送信する応答信号送信手段とを有し、
前記保護装置の前記読取装置は、
前記配置装置に対して励振信号を送信する励振信号送信手段と、
前記配置装置からの応答信号を受信する応答信号受信手段と、
前記配置装置からの応答信号を受信したか否かを判断する受信判定手段とを有し、
前記保護装置は、
前記応答信号受信手段が受信した前記著作権保護情報を取得し、その著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定手段と、
前記著作権保護情報判定手段から受信する警告作成指示信号に基づいて、著作権保護のための音声または/及び画像を生成する警告音声画像生成手段と、
前記保護対象物の画像情報を取得する画像情報取得手段と、
前記画像情報に基づいて記録画像を生成する記録画像生成手段と、
を有することを特徴とする配置装置。 - 保護対象物に配置され、前記保護対象物の著作権保護情報を有する配置装置と、
前記配置装置の前記著作権保護情報を読み取ることができる読取装置を有する保護装置とを備える著作権保護システムに使用される保護装置であって、
前記配置装置は、
前記著作権保護情報を格納する情報格納手段と、
前記読取装置からの励振信号を受信する励振信号受信手段と、
前記情報格納手段に格納された著作権保護情報を取得する著作権保護情報取得手段と、
前記読取装置に対して、前記著作権保護情報に基づく応答信号を送信する応答信号送信手段とを有し、
前記保護装置の前記読取装置は、
前記配置装置に対して励振信号を送信する励振信号送信手段と、
前記配置装置からの応答信号を受信する応答信号受信手段と、
前記配置装置からの応答信号を受信したか否かを判断する受信判定手段とを有し、
前記保護装置は、
前記応答信号受信手段が受信した前記著作権保護情報を取得し、その著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定手段と、
前記著作権保護情報判定手段から受信する警告作成指示信号に基づいて、著作権保護のための音声または/及び画像を生成する警告音声画像生成手段と、
前記保護対象物の画像情報を取得する画像情報取得手段と、
前記画像情報に基づいて記録画像を生成する記録画像生成手段と、
を有することを特徴とする保護装置。 - 保護対象物に配置され、前記保護対象物の著作権保護情報を有する配置装置と、
前記配置装置の著作権保護情報を読み取ることができる読取装置を有する保護装置とを使用する著作権保護方法であって、
前記記録装置の読取装置が、前記配置装置に対して励振信号を送信する励振信号送信工程と、
前記配置装置が、前記読取装置からの励振信号を受信する励振信号受信工程と、
前記配置装置が、前記著作権保護情報を格納した情報格納手段に格納された著作権保護情報を取得する著作権保護情報取得工程と、
前記配置装置が、前記読取装置に対して、前記著作権保護情報に基づく応答信号を送信する応答信号送信工程と、
前記読取装置が、前記配置装置からの応答信号を受信する応答信号受信工程と、
前記読取装置が、前記配置装置からの応答信号を受信したか否かを判断する受信判定工程と、
前記保護装置が、前記応答信号受信工程で受信した前記著作権保護情報を取得し、その著作権保護情報の内容を判定する著作権保護情報判定工程と、
前記保護装置が、前記著作権保護情報判定工程において生成される警告作成指示信号に基づいて、著作権保護のための音声または/及び画像を生成する警告音声画像生成工程と、を有することを特徴とする著作権保護方法。 - 前記保護装置が、
前記著作権保護情報判定工程において生成される機能制御指示信号に基づいて、前記保護装置の機能を制御する保護装置機能制御工程を有することを特徴とする請求項13に記載の著作権保護方法。
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