JP2005182383A - Odデータ推定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の地点で車両感知器により計測した現実の走行車両の台数を用いて、現実に近いODデータを得ることができ、且つこの現実に近いODデータを得るまでに要する時間の短縮を図ったODデータ推定方法を提供する。
【解決手段】 ODデータ推定装置1は、シミュレーション部11に与えたODデータが現実に近いODデータであるかどうかを、シミュレーション結果と観測交通量とに基づいて判定し、シミュレーション部11に与えたODデータが現実に近いODデータで無ければ、このODデータを観測交通量等を用いて繰り返し補正し、現実のODデータに近い可能性が高い補正ODデータをシミュレーションを行うことなく生成する。そして、この現実に近い補正ODデータをシミュレーション11に与えてシミュレーション行う。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数の交差点と隣接する交差点間を結ぶ道路からなる道路網の複数の地点に設置した車両感知器で計測した観測交通量を用いて、車両群毎に出発地、到着地、出発時間帯、およびその台数を対応づけたODデータを推定するODデータ推定方法に関する。
従来、複数の交差点と隣接する交差点間を結ぶ道路からなる道路網における車両の流れ(交通流)をシミュレーションし、その結果を出力する交通流シミュレーション装置が実用化されている。交通流シミュレーション装置は、例えば、道路網において一部の道路の通行を規制した場合の周辺道路における渋滞の発生予測や、道路の拡張や新たな道路の建設による渋滞緩和効果の予測等に利用されている。交通流シミュレーション装置に対する入力データは、車両群毎に出発地、目的地、出発時間帯、およびその台数を対応づけたODデータ、およびシミュレーション条件(シミュレーション対象の道路網、この道路網に設置されている各信号機の制御データ、通行規制や道路の拡張条件等)である。交通流シミュレーション装置は、入力されたシミュレーション条件に基づいて道路網を仮想的に構築し、入力されたODデータの各車両群を時間(シミュレーション時間)を進行させながら、ここで構築した道路網上で模擬的に走行させ、時間帯毎に各道路を走行した車両の台数等をシミュレーション結果として出力する。
シミュレーション時間の進行方法としては、大きく分けてピリオディックスキャニング方式、とイベントスキャニング方式の2種類がある。ピリオディックスキャニング方式は、シミュレーション時間を予め決めた単位時間ずつ進行させる方式である。この方式は、この単位時間毎に全ての車両群の挙動(事象)を処理していく方式である。これに対して、イベントスキャニング方式は、道路網における事象の発生に応じてシミュレーション時間を進行させる方式であり、シミュレーション時間を不定期間隔で進行させる。この方式は、車両群毎に次に事象が起こる時間(生起時間)を管理し、生起時間が現在のシミュレーション時間に対して最も近い未来である車両群について事象を処理する。このときシミュレーション時間を処理対象の車両群の生起時間に進める。また、事象を処理した車両群について、次の事象が起こる生起時間を予測し管理する。このイベントスキャニング方式は、生起時間毎に全ての車両群の挙動を処理しないので、ピリオディックスキャニング方式に比べて交通流シミュレーションにかかる時間が短いというメリットがある。
シミュレーションエンジンについては、現実の交通流にあったシミュレーションが行えるように、これまでに様々な工夫がなされており、その精度も高い。例えば、本願発明者は、現実の交通流において渋滞が上流に延伸していく延伸現象を再現できるように、シミュレーションにおいて道路毎に存在できる車両の台数を制限する交通流シミュレーション装置を提案している(特許文献1)。
ところで、交通流シミュレーション装置に入力するODデータが現実のODデータと大きく相違していると、シミュレーションの精度が如何に高くても、得られるシミュレーション結果が現実の交通状況と大きく相違したものになる。言い換えれば、現実のODデータに近いODデータが無ければ、現実の交通状況に近いシミュレーション結果を得ることができない。
従来、交通流シミュレーション装置に入力するODデータは、パーソントリップデータ等の統計情報を基に生成されていたが、現実のODデータは日種(平日、休日、五十日等)や時間帯による変動が大きく、現実に近いODデータをこのような統計情報から推定することに無理があった。その一方で、道路網の複数の地点にビーコンを設置し、このビーコンと車両に搭載された車載装置との間での路車間通信により車両の走行経路を計測することや、道路網の複数の地点に超音波センサやカメラ等を利用した車両感知器を設置し、時間帯毎の走行車両の台数を計測することが行われている。この計測結果は、日種や時間帯による交通量の変動を直接とらえたものである。そこで、路車間通信により計測した車両毎の走行経路や車両感知器により計測した各地点の走行車両の台数等を基に現実に近いODデータを推定する提案がなされている(特許文献2、3参照)。
特開2003−162794号公報 特開2003− 16569号公報 特開2003−272083号公報
しかしながら、特許文献1は、路車間通信により計測した車両毎の走行経路、および車両感知器により計測した各地点の走行車両の台数に基づいてODデータを生成し、このODデータを用いてシミュレーションを行い、その結果が現実の交通流(車両感知器で検知した交通量)に近くなるまで、シミュレーション結果に基づくODデータの補正、補正したODデータによるシミュレーションを何度も繰り返し実行し、シミュレーション結果が現実の交通流に近くなったシミュレーションに用いたODデータを推定結果としている。このため、推定結果であるODデータが得られるまでに行うシミュレーション回数が多く、処理時間が長いという問題があった。
また、特許文献2は、パーソントリップデータ等の統計情報を基に生成した静的なODデータを、車両感知器により計測した現実の走行車両の台数との差分に基づいて、シミュレーションすることなく補正(ミクロ補正)し、さらにミクロ補正したODデータを用いてシミュレーションを行い、そのシミュレーション結果と車両感知器により計測した現実の走行車両の台数との差分に基づいて、ミクロ補正したODデータをさらに補正(マクロ補正)し、このマクロ補正したODデータを推定結果としている。この提案では、推定結果であるマクロ補正したODデータがを得るまでに行うシミュレーションが1回であるので、処理時間については短いが、このマクロ補正したODデータが現実のODデータにどれだけ近いのか不明である。言い換えれば、特許文献2は、推定結果として得たODデータがどれだけ現実のODデータに近いのか検証していない。
なお、特許文献2において、マクロ補正したODデータを用いたシミュレーション、シミュレーション結果に基づくODデータのマクロ補正を繰り返すことにより、最終的に現実のODデータに近い推定結果を得ることはできるが、この場合には特許文献1と同様に推定結果であるODデータが得られるまでに行うシミュレーション回数が多く、処理時間が長いという問題がある。
この発明の目的は、複数の地点で車両感知器により計測した現実の走行車両の台数を用いて、現実に近いODデータを得ることができ、且つこの現実に近いODデータを得るまでに要する時間の短縮を図ったODデータ推定方法を提供することにある。
この発明のODデータ推定方法は、上記目的を達成するために以下の構成を備えている。
複数の交差点と隣接する交差点間を結ぶ道路からなる道路網の複数の地点に設置した車両感知器で計測した観測交通量を用いて、車両群毎に出発地、到着地、出発時間帯、およびその台数を対応づけたODデータを推定するODデータ推定方法において、
シミュレーション部が与えられたODデータを用いて各車両群を上記道路網上で時間経過にともなって走行させるシミュレーションを実行する第1のステップと、
走行確率算出部が上記第1のステップにおけるシミュレーション結果に基づいて、各車両群について時間帯毎に上記車両感知器を設置した地点を走行する車両の台数を計算交通量として算出するとともに、この地点を走行する割合を第1の走行確率として算出する第2のステップと、
補正部が、時間帯毎に上記車両感知器を設置した地点における、上記観測交通量と、上記第2のステップで算出した車両群毎の計算交通量とに基づいて、シミュレーション部に与えたODデータの車両群毎の台数を補正した補正ODデータを生成する第3のステップと、
判定部が、上記第1のステップでシミュレーション部に与えたODデータと、上記第3のステップで生成した補正ODデータとの差に基づいて、上記第1のステップでシミュレーション部に与えたODデータが適正であるかどうかを判定する第4のステップと、
上記第4のステップで上記判定部がシミュレーション部に与えたODデータが適正でないと判定したときに、上記補正部が直前に生成した補正ODデータを上記第1の走行確率および観測交通量に基づいて車両群毎の台数を再補正した補正ODデータを生成し、上記判定部が今回生成した補正ODデータと、前回生成した補正ODデータと、における対応する車両群毎の台数の差に基づいて前回生成した補正ODデータが適正である可能性が高いかどうかを判定する処理を、上記判定部が前回生成した補正ODデータが適正である可能性が高いと判定するまで繰り返す第5のステップと、
さらに、上記判定部が、上記第5のステップで前回生成した補正ODデータが適正であったと判定したときに、今回生成した補正ODデータを上記シミュレーション部に与え、上記第1のステップ以降の処理を繰り返す第6のステップと、
上記判定部が、上記第4のステップでシミュレーション部に与えたODデータが適正であると判定したときに、上記第1のステップでシミュレーション部に与えたODデータ、または上記第3のステップで生成した補正ODデータを推定結果とする第7のステップとを備えている。
この構成では、まずシミュレーション部が与えられた適当なODデータ、例えばパーソントリップデータ等の統計情報を基に生成したODデータ、を用いてシミュレーションを実行する。走行確率算出部が、今回のシミュレーション結果に基づいて、時間帯毎に車両感知器を設置した地点を走行する車両群毎の車両台数を計算交通量として算出する。ここで言う車両群とは、出発地、目的地、および出発時間帯が同じである車両のグループであり、その台数の上限、および下限は特に制限されていない。また、走行確率算出部が上記計算交通量に基づいて、時間帯毎に各車両群が各道路を走行している第1の走行確率を算出する。そして、補正部が、車両感知器を設置した各地点における時間帯毎の観測交通量と車両群毎の計算交通量とに基づいてシミュレーション部に与えたODデータを補正した補正ODデータを生成する。シミュレーション部に与えたODデータが現実のODデータと一致している場合、車両感知器が設置されている各地点の時間帯毎に観測交通量と、車両群毎の計算交通量の総和と、が一致する。
なお、シミュレーション部において現実の交通流を再現できる精度の高いシミュレーションが行われていることが前提である。
補正部では、例えば車両感知器を設置した各地点における時間帯毎に車両群毎の計算交通量の総和を求め、地点および時間帯が対応する観測交通量との差に基づいて補正ODデータを生成する。この補正ODデータは、現実のODデータに対してどの程度近いものであるかについては不明であるが、観測交通流に基づく補正を行っているので、シミュレーション部に与えたODデータよりも現実のODデータに近づいている。
判定部が、シミュレーション部に与えたODデータと補正ODデータとの差に基づいて、シミュレーション部に与えたODデータが適正であったかどうかを判定する。シミュレーション部に与えたODデータが現実のODデータに近いほど、シミュレーション部に与えたODデータと補正ODデータとの差が小さくなる。判定部では、例えばシミュレーション部に与えたODデータと補正ODデータとにおける車両群毎の差の自乗和が予め定めた閾値よりも小さければ、適正であったと判定する。ここで適正であると判定した場合、シミュレーション部に与えたODデータ、または補正ODデータを推定結果とする。
なお、上述したように補正ODデータのほうが現実のODデータに近いことから、補正ODデータを推定結果とするのが好ましい。
一方、シミュレーション部に与えたODデータと、補正ODデータとの差が、予め定めた値よりも大きければ、直前に生成した補正ODデータを第1の走行確率を用いて再度補正した補正ODデータを生成する。そして、前回補正した補正ODデータと、今回補正した補正ODデータとの差が予め定めた値よりも小さくなるまで繰り返すことで、現実のODデータに近い可能性が高い補正ODデータを最終的に得ることができる。但し、シミュレーション部において前回実行したシミュレーション結果から算出した第1の走行確率を用いて何度も補正ODデータを生成していることから、現実のODデータにどれだけ近いものであるかについては不明である。そこで、このようにして得られた補正ODデータをシミュレーション部に与えて、上述の処理を繰り返すことにより、最終的に現実のODデータに近いことが検証されたODデータを得る。
このように、補正ODデータを生成する毎に、その補正ODデータを用いてシミュレーションを行うのではなく、生成した補正ODデータが現実のODデータに近い可能性が低ければシミュレーションを行わないので、現実のODデータに近いODデータが得られるまでに実行するシミュレーションの回数を抑えることができる。したがって、現実のODデータに近いことが検証されたODデータを得るまでに要する時間を短縮できる。
以上のように、この発明によれば、複数の地点で車両感知器により計測した現実の走行車両の台数である観測交通量を用いて、現実に近いODデータを得ることができるとともに、このODデータを得るための処理に要する時間の短縮も図れる。また、現実に近いODデータが得られることで、道路網において一部の道路の通行を規制した場合の周辺道路における渋滞の発生予測や、道路の拡張や新たな道路の建設による渋滞緩和効果の予測等が精度良く行えるようになる。
以下、この発明の実施形態について説明する。
図1は、この発明の実施形態であるODデータ生成方法を実行するODデータ生成装置を適用したシステムの構成を示す図である。図1において、1がODデータを生成するODデータ生成装置、2がODデータ生成装置1で生成されたODデータを用いて交通量をシミュレーションするシミュレーション装置である。また、3が観測交通量を記憶した観測交通量データベース、4が道路網を示すデータが登録された道路網データベース、5が各交差点に設置されている信号機の制御状態を示す信号制御データベースである。ODデータ推定装置1、およびシミュレーション装置2は、ワークステーション、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ、携帯型のノートパソコン等の情報処理装置である。ODデータ推定装置1、およびシミュレーション装置2は、同じシミュレーションエンジンを搭載している。また、ここでは、ODデータ推定装置1と、シミュレーション装置2と、を別の装置としているが、これらを1つの情報処理装置で構成することも可能である。
図2は、ODデータ生成装置の機能構成を示すブロック図である。ODデータ生成装置1は、シミュレーション部11、走行確率算出部12、補正部13、判定部14、出力部15を備えている。シミュレーション部11は、与えられたODデータを用いてシミュレーションを実行する。シミュレーション部11は、シミュレーションを行う対象地域の道路網を道路網データベース4から取得するとともに、対象地域の交差点に設置されている信号機の制御データを信号制御データベース5から取得する。ODデータは、図3に示すように車両群毎に出発地、目的地、出発時間帯、およびその台数を対応づけたデータある。道路網データベース4には、対象地域の道路網を示す道路網データが記憶されている。例えば、複数の交差点(ノード)と隣接する交差点を接続する道路(リンク)から構成される図4(A)に示す道路網を、図4(B)に示すリンクとノードとの関係を示すデータで記憶している。具体的には、図5に示すように、道路毎にその道路を識別するリンクID、この道路の上流側の交差点を識別する上流側ノードID、下流側の交差点を識別する下流側ノードID、道路の長さ、この道路の規制速度、この道路の車線数、単位時間当たりに流出可能な車両の台数を示す断面容量、道路における車両密度と車両速度の関係を示すK−V曲線の種別、該道路を分割した道路区間数を対応づけたデータである。断面容量は、交差点に設置されている信号機の青比率が100%である場合の車両の台数である。K−V曲線は、車両密度の増加による車両速度の低下を示す。道路区間数は、その道路を分割した区間数であり、シミュレーションにおいて車両群を移動させる単位である。
信号制御データベース5に記憶されている信号制御データは、図6に示すように対象地域内の各交差点に設置されている信号機毎にその信号機を識別する信号機ID、この信号機が通行を規制する道路を示すリンクID、この信号機による平均待ち時間、この信号機の青比率を対応づけたデータである。また、多くの交差点に設置されている信号機は、深夜、早朝、昼間、夕方等、交通量の変化に応じて青比率等を変化させているので、図6に示すように制御時間毎(ここでは、5分毎)に信号制御データを記憶している。シミュレーション部11には、パーソントリップデータ等の統計情報を基に生成された初期ODデータ、または補正部13で生成され判定部14において現実のODデータに近い可能性が高いと判定された補正ODデータが与えられる。
なお、初期ODデータは、パーソントリップデータ等の統計情報を基に生成したものでなく、適当に生成したものでもよいが、推定結果が得られるまでに要する時間の点でパーソントリップデータ等の統計情報を基に生成したものであるのが好ましい。
走行確率算出部12は、シミュレーション部11におけるシミュレーション結果に基づいて、各車両群について時間帯毎に車両感知器により走行車両の台数が観測されている観測地点を走行する車両台数を計算交通量として算出するとともに、ここで算出した車両群毎の計算交通量から観測地点における車両群毎の第1の走行確率、およびこの第1の走行確率を車両感知器により観測された車両台数(観測交通量)で補正した第2の走行確率を算出する。観測交通量データベース3には、各観測地点における時間帯毎の観測交通量を登録したテーブルが日種(平日、休日、五十日等)別に記憶されている(図7参照)。
補正部13は、観測地点毎の観測交通量、第2の走行確率、および車両群毎の計算交通量を用いてシミュレーション部11に与えたODデータを補正した補正ODデータを生成する。判定部14は、シミュレーション部11に与えたODデータと、このODデータを補正した補正ODデータとの差分から、シミュレーション部11に与えたODデータが適正であったかどうかを判定する。出力部15は、判定部14においてシミュレーション部11に与えたODデータが適正であると判定された場合に、このODデータを補正した補正ODデータを推定結果として出力する。
また、走行確率算出部12は、判定部13がシミュレーション部11に与えたODデータが適正でないと判定すると、補正部13で直前に生成された補正ODデータを第1の走行確率を用いて、この補正ODデータの各車両群について時間帯毎に車両感知器により走行車両の台数が観測されている観測地点を走行する車両台数を補正計算交通量として算出する。そして、補正部13が時間帯毎に観測地点における、上記観測交通量と、上記車両群毎の補正計算交通量の総和と、の差に基づいて、補正ODデータを再補正した補正ODデータを生成し、上記判定部14が前回生成した補正ODデータと、今回生成した補正ODデータと、における対応する車両群毎の台数の差に基づいて今回生成した補正ODデータが適正である可能性が高いかどうかを判定する。走行確率算出部12、補正部13、および判定部14は、判定部14が今回生成した補正ODデータが適正である可能性が高いと判定するまで、この補正計算交通量の算出、補正ODデータの生成、今回生成した補正ODデータが適正である可能性が高いかどうかの判定を繰り返す。判定部14が、今回生成した補正ODデータが適正である可能性が高いと判定すると、今回生成した補正ODデータをシミュレーション部11に与え、シミュレーションを実行させて、上述した動作でシミュレーション部11に与えたODデータが適正であるかどうかの判定を繰り返す。判定部が14においてシミュレーション部11に与えたODデータが適正であると判定された場合に、出力部15が推定結果を出力し、本処理が終了する。
以下、この実施形態のODデータ推定装置1におけるODデータの推定処理について説明する。
図8は、ODデータ推定処理を示すフローチャートである。まず、ODデータ推定装置1は、初期データの入力を受け付け(s1)、終了判定回数を1にリセットする(s2)。初期データは、初期ODデータ、ODデータを推定する対象地域、ODデータを推定する日種等である。初期ODデータは、適当に生成したものであってもよいが、パーソントリップデータ等の統計情報から推定したものであるのが好ましい。ODデータ推定装置1は、s1で受け付けた初期ODデータ、および対象地域をシミュレーション部11に与え、シミュレーション部11においてシミュレーションを実行する(s3)。シミュレーション部11は、道路網データベース4から与えられた対象地域の道路網データを読み出し、対象地域の道路網を仮想的に構築する。また、信号制御データベース5から対象地域の交差点に設置されている信号器の信号制御データを読み出す。そして、与えられたODデータの各車両群を、時間を進行させながら仮想的に構築した対象地域の道路網上を模擬的に走行させ、各車両群がどの道路を走行したか等をシミュレーション結果として出力する。シミュレーション部11は、本願発明者がすでに特許文献1で提案している方法等、公知の方法でシミュレーションを行う。
走行確率算出部12は、シミュレーション部11におけるシミュレーション結果に基づいて、車両感知器で計測した現実に走行した車両台数(観測車両台数)が観測交通量データベース3に登録されている各観測地点を走行する車両群毎の車両台数を計算交通量として算出する(s4)。s4で算出する計算交通量は車両群毎である。また、ここでは観測地点が存在する道路に流入した車両を観測地点を走行した車両として算出している。具体的には、シミュレーション部11がシミュレーションに用いたODデータにおける出発地がi、目的地がj、出発時間帯がtsである車両群の台数をOD(i,j,ts)とすると、s4では時間帯がtであるときに、lである道路に流入した車両の台数である計算交通量TSim(l,i,j,t,ts)を算出している。
また、走行確率算出部12は、s4で各観測地点について各車両群の計算交通量を算出すると、各車両群について観測地点を走行する第1、および第2の走行確率を算出する(s5)。第1の走行確率Prob0は、計算交通量を車両群の台数で除算した値であり、
Figure 2005182383
で算出される。また、第2の走行確率Probは、上記第1の走行確率を観測交通量で補正した値であり、
Figure 2005182383
で算出される。ここでObs(l,t)は、時間帯tに道路lの観測地点を走行した車両の台数である。一般に、観測交通量データベース3に登録されている車両台数は、車両毎に出発地、目的値、出発時間帯にかかる情報で区別されていない(単に、観測地点を走行した車両の台数だけの情報である。)。そこで、シミュレーション結果から得られる時間帯tに道路lに進入した車両台数が
Figure 2005182383
であらわせることから、観測交通量Obs(l,t)を[数3]で示した時間帯tに道路lに進入した車両台数で除算した値を、第1の走行確率に掛けることにより、観測リンク交通量に出発地、目的値、出発時間帯にかかる情報を与えている。
次に、補正部13が時間帯tに道路lに流入した計算総交通量SimQ(l、t)、すなわちs4で車両群毎に算出した計算交通量において、時間帯tに道路lに流入した車両の総和(道路の計算交通量)、を算出する(s6)。具体的には、
Figure 2005182383
により時間帯tに道路lに流入した車両の総和を算出する。また、補正部13は、車両群毎に、観測交通量と道路の計算交通量の差分Err(l,i,j,t,ts)を、
Figure 2005182383
により算出する(s7)。ここでは、観測交通量と、計算交通量の総和との差分を、第1の走行確率に基づいて、シミュレーション結果から得られる時間帯tに道路lに進入した車両群に比例配分している。
また、補正部13は、車両群毎にs7で算出した道路の計算交通量と、観測交通量との差分に基づいて、その台数の補正値Adj(i,j,ts)を算出する(s8)。s8では、補正値Adj(i,j,ts)を
Figure 2005182383
により算出する。そして、ここで算出した補正値を用いて、ODデータOD(i,j,ts)を補正した補正ODデータOD’(i,j,ts)を生成する(s9)。ここでは、シミュレーション部11に与えたODデータを補正することになるが、後述するようにこの補正ODデータを再補正した補正ODデータを生成することもある。
このようにして生成された補正ODデータは、補正前のODデータを観測交通量を用いて補正していることから、補正前のODデータよりも現実のODデータに近づいている。但し、この補正ODデータが現実のODデータに対してどれだけ近いものであるか不明である。そこで、補正前のODデータと、この補正ODデータと、を比較することにより、補正ODデータが現実のODデータに近いかどうかを判定する(s10)。具体的には、補正ODデータは、補正前のODデータと現実のODデータとの間に位置すると考えられる。したがって、補正前のODデータと補正ODデータとの差分が小さければ、補正ODデータが現実のODデータに近いと考えられ、反対にこの差分が大きければ補正ODデータが現実のODデータに対して離れていると考えられる。s10では、補正前のODデータと、補正ODデータとにおける車両群毎の差の自乗和を算出し、ここで算出した値が予め定めた閾値以下であれば、補正ODデータが現実のODデータに近いと判定する。この閾値は、シミュレーション部11のシミュレーションエンジンの精度等に応じて決めればよい。
s10で、補正ODデータが現実のODデータに対して離れている(近くない)と判定すると、終了判定回数を1カウントアップし、ODデータを直前に生成した補正ODデータに置き換え、さらに車両群毎の計算交通量をs5で算出した第2の走行確率を用いて算出した値に置き換える変数の更新を行い(s11)、s6に戻って上記処理を繰り返す。ODデータ推定装置1は、s11で補正ODデータが現実のODデータに近いと判定するまで、上記s6〜s11の処理を繰り返し実行する。s10で補正ODデータが現実のODデータに近いと判定されるまでに、上記s6〜s11の処理を複数回実行した場合、この補正ODデータは現実のODデータに近い可能性が高いが、シミュレーション部11に与えたODデータを複数回補正していることから、どの程度現実のODデータに近いか判断できない。
そこで、ODデータ推定装置1はs10で現実のODデータに近い可能性が高いと判定した補正ODデータを得ると、この補正ODデータを直前に生成した補正ODデータに置き換え(s12)、終了判定回数のカウント値が1であるかどうかを判定する(s13)。ここで、終了判定回数が1である場合は、シミュレーション部11に与えたODデータを補正した補正ODデータが現実のODデータに近いと判定されているので、この補正ODデータを推定結果として出力する(s14)。
一方、終了判定回数が2以上であれば、s6〜s11の処理が複数回行われており、シミュレーション部11に与えたODデータを複数回補正しているので、現実のODデータに近い可能性が高いが、どの程度現実のODに近いのか検証されていない。そこで、この補正ODデータをシミュレーション部11に与え、s2以降の処理を繰り返す。
このように、この実施形態のODデータ推定装置1は、シミュレーション部11にODデータを与え、シミュレーション部11でのシミュレーション結果と観測交通量とから、シミュレーション部11に与えたODデータが現実のODデータに近いかどうかを判定し、近くなければs6〜s11を繰り返すことにより、現実のODデータに近い可能性が高いODデータをシミュレーションを行うことなく推定する。そして、現実のODデータに近い可能性が高いODデータを、再度シミュレーション部11に与え、シミュレーション部11でのシミュレーション結果と観測交通量とから、シミュレーション部11に与えたODデータが現実のODデータに近いかどうかを検証する。したがって、推定結果であるODデータを得るまでに実行するシミュレーション回数を抑えることができ、処理時間を短縮できる。また、現実に近いODデータが得られることで、道路網において一部の道路の通行を規制した場合の周辺道路における渋滞の発生予測や、道路の拡張や新たな道路の建設による渋滞緩和効果の予測等が精度良く行える。
なお、上記実施形態では、補正ODデータを推定結果として出力するとしたが、シミュレーション部11に与えたODデータを推定結果として出力してもよい。但し、上述したように、シミュレーション部11に与えたODデータよりも補正ODデータの方が、より現実のODデータに近いことから、補正ODデータを推定結果とするほうが好ましい。
この推定結果は、シミュレーション装置2におけるシミュレーションで用いられる。
図9は、この実施形態のODデータ推定装置で生成したODデータを用いて、シミュレーション装置2でシミュレーションした結果を示す図である。図9において横軸が観測交通量であり、縦軸が道路の計算交通量である。図示するように、シミュレーションにより得られた道路の計算交通量が、観測交通量に近いものとなっており、このことからODデータ推定装置1が推定したODデータが現実のODデータに近いものであると言える。
この発明の実施形態であるODデータ生成方法を実行するODデータ生成装置を適用したシステムの構成を示す図である。 ODデータ生成装置の機能構成を示す図である。 ODデータを示す図である。 道路網を示す図である。 道路網データを示す図である。 信号制御データを示す図である。 観測交通量データを示す図である。 ODデータ推定装置におけるODデータを推定する処理を示すフローチャートである。 この実施形態のODデータ推定装置で生成したODデータを用いて、シミュレーション装置でシミュレーションした結果を示す図である。
符号の説明
1−ODデータ推定装置
2−観測交通量データベース
3−シミュレーション装置
4−道路網データベース
5−信号制御データベース
11−シミュレーション部
12−走行確率算出部
13−第1の補正部
14−判定部
15−出力部
16−第2の補正部

Claims (4)

  1. 複数の交差点と隣接する交差点間を結ぶ道路からなる道路網の複数の地点に設置した車両感知器で計測した観測交通量を用いて、車両群毎に出発地、到着地、出発時間帯、およびその台数を対応づけたODデータを推定するODデータ推定方法において、
    シミュレーション部が与えられたODデータを用いて各車両群を上記道路網上で時間経過にともなって走行させるシミュレーションを実行する第1のステップと、
    走行確率算出部が上記第1のステップにおけるシミュレーション結果に基づいて、各車両群について時間帯毎に上記車両感知器を設置した地点を走行する車両の台数を計算交通量として算出するとともに、この地点を走行する割合を第1の走行確率として算出する第2のステップと、
    補正部が、時間帯毎に上記車両感知器を設置した地点における、上記観測交通量と、上記第2のステップで算出した車両群毎の計算交通量とに基づいて、シミュレーション部に与えたODデータの車両群毎の台数を補正した補正ODデータを生成する第3のステップと、
    判定部が、上記第1のステップでシミュレーション部に与えたODデータと、上記第3のステップで生成した補正ODデータとの差に基づいて、上記第1のステップでシミュレーション部に与えたODデータが適正であるかどうかを判定する第4のステップと、
    上記第4のステップで上記判定部がシミュレーション部に与えたODデータが適正でないと判定したときに、上記補正部が直前に生成した補正ODデータを上記第1の走行確率および観測交通量に基づいて車両群毎の台数を再補正した補正ODデータを生成し、上記判定部が今回生成した補正ODデータと、前回生成した補正ODデータと、における対応する車両群毎の台数の差に基づいて前回生成した補正ODデータが適正である可能性が高いかどうかを判定する処理を、上記判定部が前回生成した補正ODデータが適正である可能性が高いと判定するまで繰り返す第5のステップと、
    さらに、上記判定部が、上記第5のステップで前回生成した補正ODデータが適正であったと判定したときに、今回生成した補正ODデータを上記シミュレーション部に与え、上記第1のステップ以降の処理を繰り返す第6のステップと、
    上記判定部が、上記第4のステップでシミュレーション部に与えたODデータが適正であると判定したときに、上記第1のステップでシミュレーション部に与えたODデータ、または上記第3のステップで生成した補正ODデータを推定結果とする第7のステップとを備えたODデータ推定方法。
  2. 上記第2のステップは、上記第1の走行確率を上記観測交通量で補正した第2の走行確率を算出し、
    上記第3のステップは、上記第2の走行確率および上記観測交通量から車両群毎の観測交通量を算出し、ここで算出した車両群毎の観測交通量と、上記第2のステップで算出した車両群毎の計算交通量と、における対応する車両群毎の台数の差に基づいて、車両群毎の台数を補正した補正ODデータを生成する請求項1に記載のODデータ推定方法。
  3. 上記判定部は、判定対象のODデータと、補正部が最後に生成した補正ODデータとにおける、対応する車両群毎の差の自乗和が予め定めた閾値よりも小さければ、適正であると判定する請求項1または2に記載のODデータ推定方法。
  4. 上記第5のステップは、上記第4のステップで上記判定部がシミュレーション部に与えたODデータが適正でないと判定したときに、上記走行確率算出部が上記補正部において直前に生成された補正ODデータと上記第1の走行確率を用いて、各車両群について時間帯毎に上記車両感知器を設置した地点を走行する車両の台数を車両群毎の補正計算交通量として算出し、上記補正部が時間帯毎に上記車両感知器を設置した地点における、上記観測交通量と、上記車両群毎の補正計算交通量の総和と、の差に基づいて、車両群毎の台数を再補正した補正ODデータを生成し、上記判定部が今回生成した補正ODデータと、前回生成した補正ODデータと、における対応する車両群毎の台数の差に基づいて前回生成した補正ODデータが適正である可能性が高いかどうかを判定する処理を、上記判定部が前回生成した補正ODデータが適正である可能性が高いと判定するまで繰り返す請求項1〜3のいずれかに記載のODデータ推定方法。
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