JP2003272083A - Od交通量修正システム - Google Patents

Od交通量修正システム

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JP2003272083A JP2002071856A JP2002071856A JP2003272083A JP 2003272083 A JP2003272083 A JP 2003272083A JP 2002071856 A JP2002071856 A JP 2002071856A JP 2002071856 A JP2002071856 A JP 2002071856A JP 2003272083 A JP2003272083 A JP 2003272083A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の出発地(Origin)から目的地(Destin
ation)までの移動交通量を把握することを目的とし
て、統計的に調査したOD交通量を基にして、実交通の
OD交通量と実交通のパラメータで交通流模擬されたO
D交通量で補正することにより、未来予測だけではなく
て、現況を再現することができる高精度なOD交通量を
生成するOD交通量修正システムを提供する。 【解決手段】 予め作成された移動車両の出発地から目
的地までの静的データのデータベースと、オンライン情
報収集装置とで構成されるOD交通量修正システムにお
いて、請求項1に記載の発明は、前記静的ODデータの
交通量データと、前記オンライン情報収集装置からの交
通量データの差分を用いて、OD交通量を修正するミク
ロ変動修正機構を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、動的なOD交通量
の修正に関するものであり、特に刻々と変化する実交通
データを利用したミクロな修正手段と、実交通データに
よるパラメータで計算機上の交通流模擬を行い、N時間
分の蓄積データから平均データを導出するマクロな修正
手段を用いてOD交通量の精度を向上させる修正方法に
おけるOD交通量修正システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来道路計画の事前評価を行うための交
通流模擬や、渋滞を緩和して円滑な交通流の実現に向け
て、都市や地域レベルで車両の行動に変化を与えようと
する場合、広範囲においてどの場所からどの場所まで車
両が何台通過するかなどの正確な交通需要が求められ
る。そのため従来における車両の出発地(Origin)から
目的地(Destination)までの移動交通量を把握する把
握方法としては、一般に次のような方法が取られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その方法としては、道
路交通の国政調査というべき道路交通センサスによる交
通量や旅行速度を調査する一般交通量調査、アンケート
による自動車起終点調査(OD調査)プローブカーを使
用した統計データ、人や車両の移動を調査したパーソン
トリップ調査等が実施されて、静的ODデータが生成さ
れているが、いずれも限られた地域、時間で行われてお
り、データが古いことやサンプル数が少ないことから、
実際の交通量と比べると偏差による誤差を含んだ不正確
なOD交通量となっている。
【0004】そしてこのように前記のような過去の統計
データによるOD交通量調査は、それぞれの目的で地域
の交通状況の分析や将来需要の予測に重要なデータであ
ることには間違いがないが、道路構造の変化や交通事故
等の時々刻々と変化する交通事情に対応することができ
ないというような問題がある。
【0005】そこで本発明の目的は、前記のような従来
のOD交通量把握方法のもつ問題を解消し、統計的に調
査したOD交通量を静的な基本データとしながらも、交
通事情によって時々刻々と変化するミクロ的な交通量の
補正、そして交通流模擬を利用した時系列の交通量をサ
ンプルにマクロ的観点からの交通量補正、及びそれらの
繰返しによって、現況の交通需要に精緻化されて、統計
的なOD交通量遥かに高精度なOD交通量を生成するシ
ステムを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記のような
目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、予め
作成された移動車両の出発地から目的地までの静的OD
データのデータベースと、オンライン情報収集装置とで
構成されるOD交通量修正システムにおいて、前記静的
ODデータの交通量データと、前記オンライン情報収集
装置からの交通量データの差分を用いて、OD交通量を
修正するミクロ変動修正機構を備えていることを特徴と
するものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、オンライン情報収集装置からえられる
交通量等の状態を用いてT時間後の状態を推定する交通
流模擬装置を設けたことを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記交通流模擬装置で予測した交通流
と同時刻の前記オンライン情報収集装置からの交通量の
差分を求めてOD交通量を修正するマクロ変動修正機構
を設けたことを特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記マクロ変動修正機構には、前記交
通流模擬装置から出力される予測交通量をN時間分記憶
することができるFIFO方式の交通量記憶メモリを設
けたことを特徴とするものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記マクロ変動修正機構には、前記交
通量記憶メモリを利用したフィルタ機能を備えてN時間
分のマクロ的交通量を導出する機能を設けたことを特徴
とするものである。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記マクロ変動修正機構には、前記交
通データの交通量修正のみでは、オフセット的要素が含
まれるため、前記交通流模擬装置を利用したN時間分の
マクロ的交通量を補正してオフセット的要素を排除する
機能を設けたことを特徴とするものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記マクロ変動修正機構には、統計的
な前記静的ODデータ、現時刻での前記実交通データ、
N時間が可変である前記マクロ的交通量を繰返し補正し
あうことで精緻化したOD交通量が生成されていくこと
を特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態の全体構成
図である。この全体構成においては、少なくとも交通
量、平均速度等の実交通データ28を、T時間周期で収
集するオンライン情報収集装置2、静的ODデータ2
1、後記の交通流模擬装置で利用する地図データベース
22、これらの情報を基にOD交通量を修正していくO
D修正機構1、このOD修正機構1で求められる予測さ
れた交通流から情報提供する交通需要評価機構3によっ
て構成される。
【0014】オンライン情報収集装置2は、道路に設置
された車両感知器29から現在の交通状況を把握する装
置であって、断面交通量、平均速度、平均車頭時間等の
実交通データをT時間周期でOD修正機構1に入力す
る。
【0015】OD修正機構1は、T時間周期の実交通デ
ータ28から入力されるT時間OD交通量と静的D交通
量との差分を補正して1次修正ODデータ23を作成す
るミクロ変動修正機構4、実交通データ変換機能7から
生成される交通流パラメータ27と、1次修正ODデー
タ23を入力データとして未来予測する交通流模擬装置
6、未来の交通量を交通量記憶メモリ25に記憶して、
その未来の時刻に対応した実際の交通量が測定できた時
点で、1次修正ODデータ23と、模擬結果N時間平均
ODデータ31を用いて2次修正ODデータ24を作成
するマクロ変動修正機構5等で構成される。
【0016】ミクロ変動修正機構4は、実交通データか
ら得られる道路の平均速度や平均車頭時間をもとに交通
流パラメータ27を作成する実交通データ変換機能7、
この実交通データ変換機能7が編集した交通量と、静的
ODデータ21の差分を補正した1次修正ODデータを
作成するミクロ変動OD修正機能8とによって構成され
る。
【0017】次に交通流模擬装置6の交通流模擬機能1
1は、実交通データから補正された1次修正ODデータ
23のT時間OD交通量と、交通流パメータ27とを入
力データとして、T時間後の交通流模擬を行う。この交
通流模擬を実施する際は、実際の道路構造と同じ仮想道
路ネットワークを構築するため、実交通データ28から
送られてくる車両感知機の位置やリンクの位置は、地図
データベース22内の座標で紐付けられるものとする。
この交通流模擬で算出されるT時間後のOD交通量は、
マクロ変動修正機構5の交通量記憶メモリ25に入力さ
れるとともに、交通予測された結果は情報提供用とし
て、交通需要評価機構3に情報が渡される。
【0018】マクロ変動修正機構5では、マクロ変動O
D修正機能10がミクロ変動OD修正機能8からの起動
タイミングを受けて、T時間後の予測結果をN時間分バ
ッファリングする交通量記憶メモリ25をフィルタにか
けて模擬結果N時間平均ODデータ31を作成する。マ
クロ変動OD修正機能10は、未来予測した模擬結果N
時間平均ODデータ31に対して、その時間に到達した
時点で、実交通データを補正して作成された1次修正O
Dデータ23との差分を補正し、2次修正ODデータ2
4を作成する。ここで作成されたT時間OD交通量は、
交通需要評価機構3によって現況の交通需要を把握する
評価データとして使用される。
【0019】図2はT時間OD交通量(OD表)のデー
タ構造の一例である。このマトリックス表形式のOD交
通量(以下OD表とする)は、静的ODデータ21、1
次修正ODデータ23、2次修正ODデータ24、模擬
結果N時間平均ODデータ31の全てのデータに共通的
なするデータ構造であり、このOD表に修正がかけられ
る。OD表211は縦軸が出発地を表すゾーンであり、
横軸が目的地を表すゾーンであり、発生交通量を示す2
15は、ゾーン1から出て行く交通量、集中交通量を示
す。216は、ゾーン1に入ってくる交通量、生成交通
量を示す。217は、発生交通量の総数を表す。この発
生交通量と集中交通量とが入力となり、各ゾーンへの交
通量を分配することとなる。OD表はT時間毎に管理さ
れ、普通車の他に大型車212、さらには平日用21
3、休日用214というように分割して管理される。
【0020】図3はゾーンと発生交通量、集中交通量を
集計して示したものである。ここでゾーンとは、市町村
単位や学区単位といった行政区等にわけられるエリアで
あり、そのゾーニングは交通量を把握する目的によって
わけられる。図3の例ではIn-1の入力交通量332か
ら、In-10までの時間内にゾーンエリアに入ってきた交
通量の合計を集中交通量、Out-1の出力交通量331か
ら、Out-10までのゾーンエリアから出て行った交通量の
合計を発生交通量と呼び、ゾーン毎に発生交通量、集中
交通量を集計するものである。この発生交通量と集中交
通量は、図2の発生交通量215、集中交通量216に
相当するものである。
【0021】図4はOD修正機構1の全体的なメカニズ
ムを示すものである。OD修正機構1は、静的ODデー
タ21と実交通データ28の現在時刻における交通量か
ら差分修正を実施するミクロ変動OD修正機能8で1次
修正ODデータ23を作成する。この1次OD修正デー
タ23は、交通流模擬装置6に入力され、T時間後の予
測結果は、T時間のDelayメモリである交通量記憶メモ
リ25に記憶される。FIFO方式でN時間分保持す
る。交通量記憶メモリ25はフィルタ機能43によっ
て、模擬結果N時間平均ODデータ31として格納され
る。
【0022】一方マクロ変動OD修正機能10では、現
在時刻における交通量と、未来予測してある模擬結果N
時間平均ODデータ31から同一時刻の交通量を取り出
して、偏差分を修正して2次修正ODデータ24に格納
する。以上がOD修正機能1のメカニズムである。
【0023】以後本発明によるOD交通量修正システム
における処理を、その流れに沿って説明する。図5はオ
ンライン収集装置における交通量変換機能を示したフロ
ーチャートである。実道路に配備された車両感知器29
で計測された断面交通量は、T時間における通過交通量
として実交通データ取得処理201で取得される。取得
した通過交通量は、図3のゾーンを用いて説明すると、
集中交通量生成機能202によってゾーンエリアに入っ
てきた流入量In-1〜In-10までの合計を集中交通量、発
生交通量生成機能203によって得られる流出量Oout-1
〜Out-10までの合計を発生交通量とする。集計された実
測データは実交通データ28として格納され、実交通デ
ータ変換機能7に入力される。
【0024】図6は、オンライン情報収集装置2によ
り、道路上に設置された車両感知器から収集される実交
通データ28のデータ構造である。このオンラインデー
タは、T周期で実交通データ変換機能に入力され、OD
修正機構1が動作するタイミングともなる。図6の実交
通データのデータ構造は、T時間周期を5分と仮定した
一例である。本データはゾーン毎に収集され、ミクロ変
動OD修正機能8に使用される収集時間282〜28
3、普通車及び大型車の発生/集中交通量285a〜2
86b、交通流模擬のための交通流パラメータ27に使
用される車両感知器位置284a〜284n、リンク座
標及び平均車頭時間、平均速度287a〜288dから
構成される。
【0025】図7は、ミクロ変動修正機構を表すフロー
チャートである。本機構は、実交通データ受信処理71
で収集した実交通データ28を受信し、交通流パラメー
タ変換処理72で、図6に示す交通流模擬上で使用する
車両感知器位置284a〜284n、リンク座標位置、
平均車頭時間、平均速度287a〜288dを用いて交
通流パラメータ27を記憶する。ミクロ変動交通量変換
処理73では、図6示す計測開始/終了の日時分282
〜283、普通車/大型車の発生交通量及び集中交通量
258a〜286bを用いて、図2に示すOD表の発生
交通量215と集中交通量216を記憶する。そしてこ
こで記憶された交通量と予め作成されている静的ODデ
ータを用いて、つぎのミクロ変動OD修正機能74でO
D交通量に修正がなされる。
【0026】図8は、ミクロ変動OD修正機能74のフ
ローチャートである。本機能は静的なOD交通量と実交
通のOD交通量から差分を補正して交通流模擬用のOD
交通量を作成する処理、同時にそのOD交通量で未来予
測されている交通量を修正するマクロ変動修正機能を起
動する処理になる。静的ODデータ取り込み741は、
現時刻に対応した静的ODデータ21のOD交通量を取
り込む。この静的なOD交通量とミクロ変動交通量変換
処理73で記憶された実行通データの交通量とを用い
て、OD交通量差分修正処理742で補正処理が行われ
る。
【0027】OD交通量差分修正処理742は、以下の
方法で行う。OD交通量の補正は、基本OD交通量と変
動OD交通量の各ゾーンの発生交通量、集中交通量が入
力データとなって修正される。
【0028】国民化学社の1992年発行の文献「交通
工学の第66〜第78頁」に飯田恭敬が記載している
「交通需要の推定方法」によれば、交通計画の基本デー
タであるOD交通量の修正方法には、成長率法、重力モ
デル法、エントロピーモデル等多くの方法が用いられて
いるとなっている。本発明ではそのなかの一例である成
長率法を用いることとする。ただしOD交通量を推定す
るデータが揃っている前提であれば、成長率法に限定す
るものではない。
【0029】図9は、OD交通量差分修正処理742の
フローチャートである。成長率の算出処理7423のス
テップでは、基本OD交通量341と、変動OD交通量
342の成長率を求める。図10のゾーンiとゾーンj
に着目した場合、ゾーンiの発生交通量の成長率
(F)、ゾーンjの集中交通量の成長率(G)、全
ゾーンの発生交通量の成長率(G)を求めると次の式
(1)(2)(3)が成り立つ。 U/X= F……………………(1) V/Y= G……………………(2) U/X = G………………………(3)
【0030】OD交通量近似処理7424のステップで
は、成長率に対する近似処理を行う。変動OD交通量3
42におけるゾーンiからゾーンjへのOD交通量は、
ゾーンiの発生交通量の成長率(F)に比例し、また
ゾーンjの集中交通量の全域に対する相対的成長率(G
/G)に比例すると仮定した場合、第1次近似として
OD交通量(Uij (1))を求める。 Uij (1)=Xij(G/G)……………(4)
【0031】次のステップ7425では、OD交通量近
似処理7424で求めたOD交通量の行和、列和が発生
交通量3422、集中交通量3425に等しいか判定す
る。まだ等しくない場合は、基本OD交通量の設定74
22のステップに戻り、第1次近似に対する行和と列和
をそれぞれの基本OD交通量に設定し、成長率の算出7
423にて発生交通量と、集中交通量の成長率を改めて
求める。 U/U (1)= F (1)………………………(5) V/V (1)= G (1)………………………(6) U/ΣU (1)= G(1)…………………………(7) この成長率を用いて、OD交通量近似処理7424にて
再びOD交通量を計算し、これを第2次の推定値とす
る。 Uij (2)=Uij (1) (1)(GG (1)/G(1))……………(8)
【0032】これ以降同様の操作を繰り返して、OD交
通量が発生交通量3422、集中交通量3425に等し
くなったところで、修正OD交通量の決定7426とす
る。前記のOD交通量の修正を実施した後に、交通流模
擬用ODデータ作成743によって、1次修正ODデー
タ23のOD交通量として格納される。また実交通デー
タで修正された1次修正ODデータ23を未来予測され
たOD交通量に反映するために、マクロ変動修正機能起
動744によって、マクロ変動修正機能起動744によ
って、マクロ変動OD修正機能10を起動する。
【0033】図11は、交通流模擬装置6における交通
流模擬機能11の処理フローを示したものである。道路
構築ネットワーク111は、実際の道路構造の座標をも
つ地図データベース22を取り込み、計算機上に交通流
模擬用の道路ネットワークを構築する。この仮想的な道
路ネットワークを構築する際は、交通流パラメータ27
に登録されているゾーン毎の車両感知器も構築し、以下
車両発生処理112から118までを交通流模擬する時
間刻みでT時間まで車両移動を反復する。模擬する時間
刻みのS周期は、0.1秒から1秒までの任意の値を採
用する。
【0034】車両発生処理112は、模擬時間内に道路
ネットワークに進入してくる車両を発生させる処理であ
り、ここでの発生車両は、1次修正ODデータ23のT
時間OD交通量になる。運転者パラメータ設定処理11
3は、個々の運転者がもつ交通流模擬用パラメータ値を
設定する。交通流パラメータ27に登録されているリン
クの平均速度と平均車頭時間から各運転者に目標速度及
び目標車頭時間を分布で与える。道路上に見える合流部
や前方車の行動等周辺状況を把握し、運転者がとるべき
行動の候補を挙げる周辺認識処理114、追従走行、車
線変更等複数挙げられる行動の候補から1つの行動だけ
を選択する次操作決定処理、これらは時間刻み毎に車両
1台1台について実施される。
【0035】処理ステップ116の全車両処理終了かの
判定において、まだ車両が残っていれば、その車両につ
いて周辺認識処理、次操作決定処理を続ける。処理ステ
ップ116で完了なら、車両位置補正処理117に進
む。車両位置補正処理117では、その時間刻み内に移
動すべき距離を直進速度、車線変更速度から算出詩、道
路ネットワーク上の位置情報を修正する。ここで道路ネ
ットワーク上に設置された車両感知器を通過した場合
は、通過台数のカウント、平均速度、平均車頭時間を記
憶する。
【0036】模擬時間分処理119終了かの判定におい
て、まだ模擬時間が残っていれば、つぎのT時間OD交
通量から車両を発生させる。模擬時間分完了していれ
ば、模擬結果出力処理119を行なう。模擬結果出力処
理119は、道路ネットワーク上の車両検知器に記憶さ
れた交通量からゾーン単位に、発生交通量、集中交通量
を集計し、図11に示す交通量記憶メモリ25のβn
(最新)に格納する。同時に交通流模擬機能11で予測
したT時間後交通量30は、交通流予測結果提供120
にて交通渋滞の緩和を促す情報提供用として、交通需要
評価機構3に送られる。
【0037】図12は、マクロ変動OD修正機能10の
処理フローを示すものである。本機能は1次修正ODデ
ータ23が作成されたタイミングで起動され、交通流模
擬機能11で予測された交通流を実測の交通流で修正す
る機能である。ステップ101にて、現時刻における1
次修正ODデータ23の発生交通量、集中交通量を取り
込む。フィルタ機能102では、交通流模擬機能11に
よって順次予測されているT時間交通量すなわち交通量
記憶メモリ25を取り込み、過去N時間分のデータ数か
ら1例として移動平均フィルタ等を使って発生交通量、
集中交通量の平均値を求める。
【0038】図13は、交通量記憶メモリ25のデータ
構造である。本メモリデータは各ゾーンの25の模擬時
間252毎に発生交通量253と集中交通量254をN
時間分記憶するバッファをもち、この例ではT時間交通
量を5分として1時間分のバッファを仮定している。交
通流模擬結果のT時間交通量を入力データ251βn(最
新)として、出力のT時間交通量をαとした場合、移動
平均フィルタは下記の式(9)で表される。 α=(βn+βn-1+βn-2+……βn-p)/p+1…………………(9) ここで求められたαすなわちT時間交通量のN時間平均
値は、模擬結果N時間平均値は、模擬結果N時間平均O
Dデータ31に格納され、マクロ的指標の交通量データ
として使用される。この模擬結果N時間平均ODデータ
31は、1次修正ODデータ23と同構成となってお
り、次のステップのOD交通量差分修正処理103でO
D交通量の修正がなされる。
【0039】OD交通量の修正方法は、図8で述べたO
D交通量差分修正処理742と同様であり、基本OD交
通量を1次修正ODデータ23、変動OD交通量を模擬
結果N時間平均ODデータ31として、式(1)〜
(8)を使用して修正する。ここで修正されたOD交通
量は、マクロ変動OD交通量作成104によって、2次
修正ODデータ24に格納される。
【0040】ミクロ的にもマクロ的にも修正された2次
修正ODデータ24は、交通需要評価機構3によって、
実道路に配備された表示板やFM放送等により、運転者
に対して情報提供が行われる。また交通需要評価機構3
では、2次修正ODデータ24を入力データとした交通
流模擬を行うことによって、道路整備等の事前評価が実
現できるようになる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、統計的に調査した静的
OD交通流を基本データとし、交通流データから得られ
る交通流や平均速度等のパラメータを交通流模擬に取り
入れることで、精度の高い交通流の未来予想が可能であ
るという効果がある。また未来予想したOD交通流に含
まれる誤差分は、実交通データから得られる交通量で補
正することにより、精度の高いOD交通量を作成するこ
とができるという効果がある。また本発明による数時間
後の交通流模擬結果は、運転者への情報提供に使用する
ことができるという効果がある。また精緻化された時間
帯OD交通量は、実交通現象のシミュレーションや様々
な交通施策にとって、重要な情報となるという効果があ
る。さらに本発明は、対象地域を限定することなく、全
国の情報収集が可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の全体構成図である。
【図2】同上のT時間OD交通量(OD表)のデータ構
造を示す図面である。
【図3】同上のゾーンと発生/集中交通量の関係を示す
画面である。
【図4】同上のOD修正機構のメカニズムを示す画面で
ある。
【図5】同上のオンライン情報収集装置における交通量
変換機能のフローチャートを示す図面である。
【図6】同上の実交通データのデータ構造を示す図面で
ある。
【図7】同上のミクロ変動修正機構のフローチャートで
ある。
【図8】同上のミクロ変動OD修正機能のフローチャー
トである。
【図9】同上のOD交通量差分修正処理のフローチャー
トである。
【図10】同上のOD交通量差分修正処理の補足図であ
る。
【図11】同上の交通流模擬機能のフローチャートであ
る。
【図12】同上のマクロ変動OD修正機能のフローチャ
ートである。
【図13】同上の交通量記憶メモリのデータ構造を示す
図面である。
【符号の説明】
1 OD修正機構 2 オンライン情報収
集装置 3 交通需要評価機構 4 ミクロ変動修正機
構 5 マクロ変動修正機構 6 交通流模擬装置 7 実交通データ変換機能 8 ミクロ変動OD修
正機能 10 マクロ変動OD修正機能 11 交通流模擬機能 21 静的ODデータ 22 地図データベス 23 1次修正ODデータ 24 2次修正ODデ
ータ 25 交通量記憶メモリ 27 交通流パラメー
タ 28 実交通データ(交通量、平均速度等) 29 車両感知器 30 T時間後交通量 31 模擬結果N時間OD平均データ 43 フィルタ機能 211 T時間OD交通量のOD表(普通車) 212 T時間OD交通量のOD表(大形車) 213 T時間OD交通量のOD表(平日用) 214 T時間OD交通量のOD表(休日用) 215 発生交通量 216 集中交通量 217 生成交通量 331 ゾーンから出る交通量 332 ゾーンに入る交通量 333 ゾーン内の集中交通量と発生交通量との計算方
法 201 実交通データ取得処理 202 集中交通量生成機能 203 発生交通量生成機能 204 実交通量データ入力 71 実交通データ受信処理 72 交通流パラメータ変換処理 73 ミクロ変動交通量変換処理 74 ミクロ変動OD修正機能 741 静的ODデータ取り込み 742 OD交通量差分修正処理 743 交通流模擬用ODデータ作成 744 マクロ変動OD修正機能起動 7421 変動OD交通量の設定 7422 基本OD交通量の設定 7423 成長率の算出 7424 OD交通量近似処理 7425 OD交通量の合計は、発生量と集中量とに一
致したか 7426 修正OD交通量の決定 111 道路ネットワーク構築 112 車両発生処理 113 運転者パラメータ設定処理 114 周辺認識処理 115 次操作決定処理 116 全車両処理終了か 117 車両位置補正処理 118 模擬時間分処理終了か 119 模擬結果出力処理 120 交通流予測結果提供 101 1次修正ODデータ取り込み 102 フィルタ機能 103 OD交通量差分修正処理 104 マクロ変動OD交通量作成 251 交通量記憶メモリの入力データ 252 交通量記憶メモリの模擬時間 253 交通量記憶メモリの発生交通量 254 交通量記憶メモリの集中交通量 341 成長率法のOD修正における基本OD交通量 3411 発生交通量 3412 発生交通量 3413 発生交通量 3414 集中交通量 3415 集中交通量 3416 集中交通量 3419 生成交通量 342 成長率法のOD修正における変動OD交通量 3421 発生交通量 3422 発生交通量 3423 発生交通量 3424 集中交通量 3425 集中交通量 3426 集中交通量 3429 生成交通量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池上 靖幸 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立情報制御システム内 (72)発明者 近藤 哲啓 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所情報制御システム事業部 内 Fターム(参考) 5H180 AA01 CC17 DD02 DD03 DD04 EE02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め作成された移動車両の出発地から目
    的地までの静的ODデータのデータベースと、オンライ
    ン情報収集装置とで構成されるOD交通量修正システム
    において、前記静的ODデータの交通量データと、前記
    オンライン情報収集装置からの交通量データの差分を用
    いて、OD交通量を修正するミクロ変動修正機構を備え
    ていることを特徴とするOD交通量修正システム。
  2. 【請求項2】 オンライン情報収集装置からえられる交
    通量等の状態を用いてT時間後の状態を推定する交通流
    模擬装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載のO
    D交通量修正システム。
  3. 【請求項3】 前記交通流模擬装置で予測した交通流と
    同時刻の前記オンライン情報収集装置からの交通量の差
    分を求めてOD交通量を修正するマクロ変動修正機構を
    設けたことを特徴とする請求項2に記載のOD交通量修
    正システム。
  4. 【請求項4】 前記マクロ変動修正機構には、前記交通
    流模擬装置から出力される予測交通量をN時間分記憶す
    ることができるFIFO方式の交通量記憶メモリを設け
    たことを特徴とする請求項3に記載のOD交通量修正シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記マクロ変動修正機構には、前記交通
    量記憶メモリを利用したフィルタ機能を備えてN時間分
    のマクロ的交通量を導出する機能を設けたことを特徴と
    する請求項3に記載のOD交通量修正システム。
  6. 【請求項6】 前記マクロ変動修正機構には、前記交通
    データの交通量修正のみでは、オフセット的要素が含ま
    れるため、前記交通流模擬装置を利用したN時間分のマ
    クロ的交通量を補正してオフセット的要素を排除する機
    能を設けたことを特徴とする請求項3に記載のOD交通
    量修正システム。
  7. 【請求項7】 前記マクロ変動修正機構には、統計的な
    前記静的ODデータ、現時刻での前記実交通データ、N
    時間が可変である前記マクロ的交通量を繰返し補正しあ
    うことで精緻化したOD交通量が生成されていくことを
    特徴とする請求項3に記載のOD交通量修正システム。
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