JP2005181997A - 運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システム - Google Patents

運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに適した練習内容で教習させると共に、練習結果が無駄にさせないで、教習所に代わって自動的に適切に認定する運転模擬練習装置を用いたライセンス発行システムを得る。
【解決手段】 ゲーム店1に運転模擬練習装置2を配置し、この運転模擬練習装置2に対してライセンスクラブサイト3はユーザが希望する項目の最適運転練習映像Aiを、ライセンスサイト3に蓄積された運転練習履歴情報Biに基づいて決定して通信ネットワーク4でゲーム店1の運転模擬練習装置2に提供し、この運転模擬練習装置2から練習結果情報Jiをライセンスクラブサイト3に対して送信させる。ライセンスクラブサイト3が運転模擬練習装置2からの今回の練習結果情報Jiと運転練習履歴Biとに基づいて診断した練習診断結果情報Ci、この診断結果に基づいて認定した認定情報Fiをゲーム店の運転模擬練習装置2、ユーザ端末に送信する。また、保険会社のパソコンにライセンスクラブサイトの危険度を送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ゲーム店などの設置場所に置かれた自動車運転に係わる運転模擬練習装置でユーザが練習をおこなったとき、その練習結果を教習所に代わって自動的に適切に認定する運転模擬練習装置を用いたライセンス発行システムに関する。
ドライバーとして車社会の一員になろうとする者は、運転は危険を伴うものであるから基本的な運転の知識と技能を習得していなければならない。
そして、初期の運転教習の段階や危険を伴う教習においては、実際に運転をする代わりに、運転模擬練習装置を用いて生徒に運転教習を行うことが認められている。 初心者は、この運転模擬体験を得るために、運転模擬練習装置(シミュレータ)に近いドライブゲームをゲーム店で行う場合もある。
例えば、特許文献1(特開2003−150038号公報)は、一台の制御装置により5台の運転模擬装置(シュミレータ)をコントロールするものである。 運転模擬練習装置は、操作者の操作に応答して運転コース等の仮想空間内の移動体を移動させて運転を模擬するもので、左右モニタと中央モニタに分割し、それれぞれのモニタに割り当てられた画像を表示し、このモニタの画像に応じた操作者のアクセル、ブレーキ、ステアリング、スピード、視線の動き等を保存して、教官が後日、これらの画像を見て判断する。
また、特許文献2(特開2002−203108号公報)は、自動車運転シュミレーションをユーザ端末に提供し、ユーザによって実施される自動運転シュミレーションにおける運転操作を所定の基準に基づいて評価することによって安全運転適正評価値を算出する。
そして、保険契約内容を表す契約申込データの入力を受け付け、安全運転適正評価及び契約申込データに基づいて保険料を算出し、その保険料をサーバとインターネットで接続されたユーザ端末に表示する。また、保険の契約成立のためのユーザからの決済要求をユーザ端末から受け付け、当該決済要求に基づき、決済処理の要求を金融機関コンピュータにネットワークを通じて送信する。
さらに、特許文献3(特開2002−260146号公報)は、車両運転者個々に応じた運転能力の診断や評価を行うことができるものであり、危険認知特性分析手段が車両運転者の危険認知特性を入力し、任意の危険因子毎及び危険水準の得点の最大値や最小値、又は任意の危険因子毎及び危険水準毎の得点の差や比率などの演算を行い、演算した結果を運転能力データとして表示して、運転者の運転能力を判断する。
しかしながら、上記の特許文献1及び特許文献2のシステムでは、ゲーム店で運転模擬練習装置を操作しても、その操作回数、操作履歴等に基づく認定を行ってはいないので、操作者にとっては実際の教習で同じ教習を受けなければならない。このため、ゲーム料及び時間等が無駄になるという課題があった。
また、特許文献2は、高度なグラフィック処理能力を有するパーソナルコンピュータであるユーザ端末に、サーバがシュミレーションプログラムを提供(ネットワーク又はCDROM)し、このプログラム上での運転適正評価を受けてサーバの担当者が適正な保険料を割り出すものであるので、ユーザは高度なグラフィック処理能力を有するコンピュータでなければならないので、ユーザに負担がかかるという課題がある。
また、特許文献2は、運転疑似練習装置を用いるものではないので、適正評価のための項目にも限度がある。つまり、運転疑似練習装置を用いるものではないので、適正評価のための項目が少なく、結果として最適な保険料を割り出すことは容易ではないという課題があった。
本発明は以上の課題を解決するためになされたもので、ゲーム店などの設置場所に置かれた運転模擬練習装置でユーザが練習をおこなったとき、そのユーザに適した練習内容で教習させると共に、練習結果が無駄にさせないで、教習所に代わって自動的に適切に認定する運転模擬練習装置を用いたライセンス発行システムを得ることを目的とする。
本発明は、練習者の運転操作に応じた映像を表示しながら運転操作に応じた制御に伴うセンサーデータを評価する運転模擬練習装置を所定の設置場所に配置し、該運転模擬練習装置からの練習結果情報に基づいて前記運転模擬練習装置の運転操作に対しての認定を行うライセンス発行サーバと運転教習所の端末とを通信ネットワークで接続した運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システムである。 前記ライセンス発行サーバは、
前記運転模擬練習装置から会員番号、予約番号及び練習項目並びに店コードを有する予約確認情報を受信したとき、前記会員番号及び前記練習項目を有する前記運転模擬練習装置の過去の練習履歴情報を検索する手段と、前記練習項目に該当する予め記憶されている基準の運転練習画像を抽出する手段と、前記抽出された運転練習画像の特定箇所の領域を検出する手段と、前記検索された練習履歴情報の練習結果の評価値を読み、この評価値に対応する予め記憶されている部分映像を前記特定箇所の領域に割り付けた前記練習者の最適練習映像を作成して、前記予約確認情報に付加して前記練習履歴情報として記憶する手段と、前記最適練習映像の作成に伴って、前記予約確認情報の店コードを有する前記設置場所のサーバに前記最適練習映像を送信する手段とを備えたことを要旨とする。
また、本発明は、練習者の運転操作に応じた映像を表示しながら運転操作に応じた制御に伴うセンサーデータを評価する運転模擬練習装置を所定の設置場所に配置し、該運転模擬練習装置からの練習結果情報に基づいて前記運転模擬練習装置の運転操作に対しての認定を行うライセンス発行サーバと運転教習所の端末と保険会社の端末とを通信ネットワークで接続した運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システムである。
前記ライセンス発行サーバは、
前記練習項目に、年齢及び性別をリンク付けし、該年齢及び性別に、危険度をランク付けするための基準データをリンク付けした第1の危険度基準データを保存した第1のメモリと、前記所定の設置場所に配置された運転模擬練習装置から会員番号、講習項目、店コード及び該講習項目の講習回数並びに前記練習結果情報を有する予約確認情報を前記通信ネットワークを介して受信し、この練習結果情報を平均化して第2のメモリに保存する手段と、前記会員番号を有する保険会社への保険申し込み情報を前記通信ネットワークを介して受信したとき、この情報の会員番号に対応する会員情報を第3のメモリから読み、年齢及び性別に対応する前記第1の危険度基準データを第1のメモリから引き当てる手段と、前記平均化された練習結果情報と前記年齢及び性別に対応する前記第1の危険度基準データとを比較し、危険度のランクを判定し、該判定結果を第1の危険度情報として第4のメモリに保存する手段と、前記通信ネットワークを介して、運転教習所の端末から前記会員番号、運転教習所での実練習のランク別の危険度及び前記運転教習所の指導教官が決めたランク別の危険度を有する第2の危険度情報を第5のメモリに保存する手段と、前記保険申し込み情報を受信したとき、この情報の会員番号を有する前記第1の危険度情報と前記第2の危険度情報とを読み、これらのランク別の個数を求めて、第6のメモリに保存されているランク別個数の条件に基づいて危険度を決定し、これを第3の危険度として前記会員番号と共に前記通信ネットワークを介して保険会社の端末に送信する手段とを備えたことを要旨とする。
以上のように本発明によれば、ゲーム店などの設置場所に置かれた運転模擬練習装置から予約確定情報の練習項目を受信したとき、このユーザの運転模擬練習装置の練習履歴に基づく練習項目の最適運転練習映像を作成して運転模擬練習装置に送信する。また、練習結果に対してライセンス発行サーバが認定を行ってユーザに知らせるようにしている。
このため、ユーザがゲーム店で運転模擬練習装置で練習をおこなっても、その、練習結果が無駄にならないという効果が得られている。
また、教習所側では、運転模擬練習装置で卒業となったある程度のレベルに達したユーザが来ることになるので指導が容易である。
また、本発明によれば、ライセンス発行サーバが駅前運転教習所等の設置場所に配置された運転シミュレータからの練習結果情報と自動車教習所での実際のランク別の危険度、指導教官による危険度のランク別のポイント数と、年齢及び性別に対応する第1の危険度基準データとから危険度を認定して、この危険度を保険会社のパソコンに送信する。
このため、保険会社にリスクの少ない危険度を提供できるという効果が得られている。
図1は本実施の形態の運転模擬装置を用いた認定サービスシステムの概略構成図である。
<実施の形態1>
本実施の形態1は、ゲーム店1に運転模擬練習装置2(2a、2b、…:運転ゲーム機であってもよい)を配置し、この運転模擬練習装置2に対してライセンスクラブサイト3はユーザが希望する項目の最適運転練習映像Ai(好ましくは、運転教習場が提供する画像がよい)を、ライセンスサイト3に蓄積された運転練習履歴情報Biに基づいて決定して通信ネットワーク4(プロトコルはインターネット)でゲーム店1の運転模擬練習装置2に提供し、この運転模擬練習装置2から練習結果情報Jiをライセンスクラブサイト3に対して送信させる。
ライセンスクラブサイト3が運転模擬練習装置2からの今回の練習結果情報Jiと運転練習履歴Biとに基づいて診断した練習診断結果情報Ci、この診断結果に基づいて認定した認定情報Fiをゲーム店の運転模擬練習装置2、ユーザ端末に送信する。
そして、実際に運転教習所5にユーザが教習に来たときは、ライセンスクラブサイト3で認定された項目及びゲーム料等を考慮して教習料を割り引く。このとき、ユーザ(練習者)がクレジットを利用する場合は、割引率をクレジット会社7に知らせる。
また、認定された項目と教習所での実際の評価とを保険会社8に送信して、適正保険率を設定させる。
このため、ゲーム店1では、店端末10、店側サーバ11、運転模擬練習装置2(2a、2b、…)をLANで接続し、店側サーバ11が店端末10によって許可された運転模擬練習装置2をシュミレータ運転許可状態(スタンバイ状態)にさせ、この運転模擬練習装置2に対して、最適運転練習映像Aiをライセンスクラブサイト3から提供させて、この最適運転練習映像Aiに基づく運転模擬練習装置2で得た練習診断結果情報Ciをライセンスクラブサイト3に送信する。
ライセンスクラブサイト3は、Webページを提供し、ゲーム店からのデータを復号すると共に、送信するデータを暗号化するwwwサーバ12、ライセンスクラブ用の操作端末13、会員情報、運転練習映像Ai等を保存するデータベースサーバ14、ライセンス管理サーバ15を有する。
図2はライセンス管理サーバ15の主要部の構成図である。ライセンス管理サーバ15は、会員登録部20と認証部21と店毎テーブル引き当て部22とテーブル作成部23と判定用データ格納部24と最適映像決定部25と診断判定部26等を備えている。
会員登録部20は、ゲーム店1からの会員登録要求情報Di(氏名、電話番号、メールアドレス、住所、生年月日、性別、紹介者の氏名、電話番号、メールアドレス、店コード、性格情報等)を受信したときは新規の会員として、会員番号、パスワードを生成し、これを付加してデータベースサーバ14に会員情報Dpとして保存すると共に、会員番号とパスワードとをゲーム店の店側サーバ11に送信する。
認証部21は、ゲーム店からの予約確認情報Ei(店番号、会員番号、ゲーム機番号、練習項目等)を受信したとき、この予約確認情報Eiの会員番号を有する会員情報Dpがデータベースサーバ14の会員情報メモリ30に存在するかどうかを判断し、存在したときは認証OKをゲーム店1に送信する。
店毎テーブル引き当て部22は、認証OKと判定したときは、会員番号を有する運転練習履歴情報Bi(会員番号、店番号、ゲーム機番号、予約番号、練習項目、練習項目の操作履歴の結果等からなる練習結果情報Jiが多数)が運転練習履歴用メモリ31に存在するかどうかを判定し、存在するときは、その運転練習履歴情報Biの過去の練習診断結果情報Ciを最適映像決定部25に知らせる。
テーブル作成部23は、店毎テーブル引き当て部22が予約確認情報Eiの会員番号を有する練習診断結果情報Ciが存在しなと判定したときは、ワーキング用メモリ33に練習診断結果を記憶するための運転練習判定用テーブルを作成して保存する。
判定用データ格納部24は、ゲーム店1から運転練習開始情報Gi(会員番号、店番号、予約番号、ゲーム機番号、練習項目、顔写真ファイル、年月日、時刻)を受信し、これを運転練習判定用テーブルに格納する。
また、判定用データ格納部24はゲーム店1から練習終了情報Hiを受信し、この練習終了情報Hiの練習診断結果情報Ciと写真ファイル番号とを運転練習判定用テーブルに保存する。そして、一定時間経過後にメモリ31に記憶する。練習終了情報Hiについては後述する。
最適映像決定部25は、店毎テーブル引き当て部22から知らせられた会員の予約確認情報Eiの練習結果情報Jiと運転練習履歴情報Biとを比較して今回の最適練習映像Aiを作成し、これを予約確認情報Eiの店コードのゲーム店1に送信する。
診断判定部26は、ワーキング用メモリ33に保存された運転練習判定用テーブルの練習結果情報Ji及びメモリ31の運転履歴情報Biを参照して、練習項目の診断をおこない、練習項目の練習レベル、次回の練習項目が何かがよいか等を判定した練習診断結果情報Ci、練習項目が卒業レベル以上であればその練習項目の卒業認定又は練習模擬装置25での全項目が卒業レベル以上であればライセンスクラブを卒業とした卒業認定を行い、これらの認定情報Fiをメモリ34に保存すると共に、ユーザ端末又は店側サーバに送信させる。
図3は各メモリに保存される各種情報を説明する説明図である。図3(a)は会員情報Dpであり、会員番号、パスワード、氏名、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、生年月日、性別、紹介者情報(氏名、電話番号、メールアドレス)、住所等からなる。
図3(b)は予約確認情報Eiであり、会員番号、予約日、予約した時間帯、ゲーム店番号、ゲーム機番号、練習項目、予約コード等からなる。
図3(c)は練習終了情報Hiであり、会員番号、年月日、練習時間帯、練習項目、練習診断結果ファイル番号、顔写真ファイル番号等からなる。前述の練習診断結果ファイルについては後述する。
図4は運転模擬練習装置2を説明する説明図である。図4は、実際に自動車を運転するように操作できるものだあり、ハンドルブレーキ40、チェンジレバー41、ハンドルユニット42、コンビネーションスイッチ43、コンビネーションメータユニット44等が設けられている。また、3つの左側モニタ45、中央モニタ46、右側モニタ47、カメラ48が設けられている。
この運転模擬練習装置2は、LANに接続され、店側サーバ11からの最適練習画像Aiを画面に表示し、このときの場面毎の操作状況を記憶して、終了したときに予め設定されている条件に基づいて診断したり、その診断項目の点数を算出し、これらの練習結果である練習結果情報Jiを店側サーバ11によってライセンスクラブサイト3に送信させる。
上記のように構成されたシステムについて図5、図6、図7のシーケンスを用いて以下に説明する。
ライセンスクラブの会員登録は、文書による申込でライセンスクラブサイト3のオペレータがライセンスクラブ用の操作端末13を操作してデータベースサーバ14に登録してもよいが、本実施の形態ではユーザの携帯電話機16又はモバイルパソコン17による会員登録(以下総称してユーザ端末という)として説明する。
ユーザはユーザ端末を操作して、ライセンスクラブサイト3のURLで会員登録画面の提供を受ける(d1)。この会員登録画面には、性格入力用の画面が添付されている(図示せず)。
次に、ユーザは会員登録画面に、会員登録要求情報Diである電話番号、メールアドレス、住所、性別、生年月日、性別、紹介者名(電話番号も含む)を入力すると共に、性格入力用の画面の問い合わせに対して、回答を入力し、これらの情報とを一組にしてライセンスクラムサイト3に送信させ、データベース14に会員情報Dpとして保存させる(d2)。
ライセンス管理装置15は、登録画面の会員登録要求情報Di(電話番号、メールアドレス、…性格情報(忍耐ずよい、気が短い等))を受信したとき、この会員用の会員IDとパスワード(入会確認情報)とを生成し、ユーザ端末に送信する(d3)。この会員IDとパスワードとを会員登録要求情報に付加して登録したのが会員情報Dpであり、データベースサーバ14に保存される(図3(a)を参照)。
また、ライセンスクラブサイト3は、ユーザ端末に対して予約画面(店名、会員ID、パスワード、練習項目)を提供させて予約情報を入力させ、この予約情報をライセンスクラブサイト3に送信する。ライセンスクラブサイト3のライセンス管理装置15は、認証を行って、認証OKであればゲーム店1に対して予約を問い合わせし、予約番号とゲーム機番号をもらいその結果をユーザ端末に送信する(d4、d5、d6)。
この予約結果情報Piは、予約年月日、会員番号、予約時間帯、練習項目(普通車、オートマ、トラック、運転開始、交差点、坂道、下り道、カーブ、…)、運転練習ゲーム機番号、予約番号、店番号等からなる。また、予約番号は店コードとゲーム予約番号と会員番号から店側サーバ11が生成したものである。また、店側サーバ11は、予約情報を一定時間保存する。例えば予約開始から1日程度は記憶している。
そして、練習者であるユーザがゲーム店に来店したときは、ユーザは店員に会員番号と予約番号とを知らせる(d7)。店員は店端末10を操作して会員番号と予約番号とを入力する。店側サーバ11は、この会員番号と予約番号を有する予約確認情報Eiをライセンスクラブサイト3に送信する(d8)。予約確認情報Eiの送信は、練習者の来店前に送信して予め最適運転練習映像Aiをライセンスクラブサイト3から送信させてもよい。
次に、ライセンスクラブサイト3のライセンス管理装置15は、予約確認情報Eiを受信したとき、この予約確認情報Eiの会員番号に一致する会員情報Dpがデータベースサーバ14に保存されているかどうかを判断し(d9)、保存されている場合は、認証OKを店側サーバ11に送信する(d10)。
次に、ライセンス管理サーバ15は、認証がOKと判断したときは、予約確認情報Eiの会員番号を有する練習履歴情報Biをデータベースサーバ14から参照して、このユーザの最適運転練習映像Aiを決定して提供する(d11、d12)。
最適運転練習映像Aiというのは、会員番号の過去の運転練習履歴情報Biに基づいてライセンス管理サーバ15の最適映像決定部25が決定したものである。
例えば、前回の会員の練習結果の練習項目が図9(a)に示す「カーブや曲がり角の進行」の場合においては、運転練習履歴情報Biの結果(練習の成績のポイント)に応じて図9(a)に示す(1)場面(○数字)からの映像を提供(特定箇所(4)では練習履歴の結果に応じた場面の映像)する。例えば、前回の練習結果の成績(ポイント)の平均が基準値(ポイント)を超えているときは、コーナに代えて交差点、対向車有りのコーナ、交差点等の画像にしている。
図9の(b)は、図9(a)の特定箇所(4)での練習画面の一例であり、図9(c)は練習履歴情報Biの内容を示すもので、ゲーム店の練習模擬装置(ゲーム機でもよい)によって収集されて送信されたものである。
運転履歴情報Biは、複数の練習診断結果情報Ci(会員番号、パスワードに対して、店コード、ゲーム店での練習年月日、時間帯、練習項目、特定箇所の映像、場面番号、総合評価値等)からなるものである。
また、前述の場面番号というのは、例えば図9(a)の(1)(2)…(9)の映像番号を示すものであり、この場面毎に、練習者(会員)のアクセルの強弱(センサで検知)、ブレーキ、ハンドル角、目線等の状況等がリンクされている。また、これらの値に基づく練習ゲーム機が算出した評価値も場面毎にリンク付けされている。
また、総合評価値も練習模擬装置25によって算出されて、会員番号、年月日、時刻にリンク付けされている。
そして、ライセンス管理装置15は、予約確認情報Eiの受信に伴って、会員番号に対応する会員番号を有する運転練習履歴Biの練習診断結果情報Ciを読み、この情報Ciの練習項目と予約確認情報Eiの練習項目が同じかどうかを判断する。同じ練習項目を要求している場合は、総合評価値(アクセルの踏みが弱い、ブレーキが遅い等を示したポアソン分布)を読み、この総合評価値が予め設定されている基準パターンのレベルを超えて(例えば40から50)いる場合は、例えば前回が特定箇所(4)の部分が図10(a)の右カーブ映像の場合は、この部分を図10(b)の左カーブ映像に代えた練習映像を生成する。また、さらにレベルが高い場合(50から60)は図10(c)の練習映像に代える。
また、練習履歴情報Biに、予約確認情報Eiの会員の練習診断結果情報Ciが存在しないときは、予約確認情報Eiの練習項目の初期練習映像を提供する。
このようにして生成した最適練習映像情報Ai(店番号、ゲーム機番号、会員番号、予約番号、画像ファイル)をゲーム店の店側サーバ11にライセンスクラブのライセンス管理装置15がWebサーバによって送信する。
また、前述の練習画像、場面の画像は予め自動車教習所のコンピュータからネットワークを介して送信させても良いし又はCDROMでライセンスクラブサイト3に届けても良い(d13)。
店側サーバ11は、最適練習映像情報Aiを予約番号と運転模擬練習装置番号に対応させてデータベースに保存し、運転模擬練習装置2からの要求(会員番号、予約番号、運転模擬練習番号)によって、該当の運転模擬練習装置2に提供してこの運転模擬練習装置をスタンバイ状態にする(d14)。そして、練習者は運転模擬練習装置2に表示された入力画面(図示せず)に、会員番号と予約番号とを入力する(d19)。
前述の最適練習映像を送出にあたっては、ユーザ端末からの予約情報から練習回数を判定し、初回の場合は後述するルフルートモード(ハンドル、アクセル、ブレーキ等が自動)、セミオートモード、マニュアルモードをゲーム店のサーバ11に送信する(d18)。
また、運転模擬練習装置2は、練習者がシートに座ったことをセンサ(図示せず)で検知し、この検知に伴って練習者を撮影する(d15)。この撮影画像はゲーム店番号、会員番号、年月日、時刻、ゲーム機ID(店の端末番号)にリンク付けされて店側サーバ11に保存される(d16)。そして、運転模擬練習装置25は、店側サーバ11から店番号と予約番号と会員番号とにリンク付けされている最適練習映像Aiを提供させて画面に表示し(d17)、図6に示すようにシュミレータ処理を運転模擬練習装置25が実行する(d20)。つまり、練習者の操作(アクセル)に追従して最適運転練習映像Aiが動いていくと共に、そのときの運転者の操作状況及び目線等が収集されてデータベースに保存されることになる(d21)。
そして、運転模擬練習装置は、最適運転練習映像Aiの映像が終わり、イグニッションーオフにするとゲーム終了を店側サーバ11に送出する(d22)。このゲーム終了情報は、ゲーム機番号、予約番号、会員番号、ゲーム機ID、練習結果情報Ji等からなる。
また、店側サーバ11は、ゲーム終了情報を受けたときは、直ちに写真撮影指示を運転模擬練習装置25に送信して練習者を撮影させる(d23)。つまり、運転練習開始と終了とで練習者を撮影することで、成り代わりによる不正を防止している。
そして、店側サーバ11は、運転練習模擬装置25の練習結果情報Ji(会員番号、予約番号、ゲーム機番号(種類)、ゲーム機ID(運転練習模擬装置番号)、最適練習映像番号、場面番号、各種センサの情報、目線、評価値等、年月日、時間帯、ゲーム回数、ゲーム料)と顔写真と店番号とからなる運転終了情報Hiを店側サーバ11に送信する(d24)。つまり、運転開始と運転終了とで、顔写真が撮影されて、ライセンス管理サーバ3に送信される。
次に、店側サーバ11は、ライセンスクラブサイト3に運転終了情報Hi(店コード付き)を送信する(d25)。ライセンスクラブサイト3のデータベースサーバは運転終了情報Hiを保存(会員番号にリンク付けして蓄積する)する。
また、本実施の形態では、運転模擬練習装置25から診断結果転送コマンドを店側サーバ11を介してライセンスクラブサイト3に送信することが可能であり、練習者は運転模擬練習装置25の画面の診断結果ボタン(図示せず)を押して診断結果転送コマンド(店番号、予約番号、会員番号を含む)を店側サーバ11を介してライセンスクラブサイトに送出する(d26、d27)。
ライセンスクラブサイト3のライセンス管理装置が運転結果に対して診断反映部26が診断処理を実施する(d29)。
診断処理は、運転練習履歴情報Biが記憶されたファイルの状況を監視しており、過去からの練習結果情報Jiの練習項目の回数が一定回数(例えば10回)に到達した会員が存在するかどうかを判断する。
同じ練習項目を一定回数、練習している場合は、これらの総合評価点数を読み、総合評価点数が一定点数を超えている場合に、その練習項目を卒業と認定し、ゲーム店に項目が卒業であることを知らせる卒業の練習診断結果情報Ciをゲーム店の店側サーバ11を介して運転模擬練習装置2に送信する(d30、d31)。
また、全ての項目のレベルが卒業レベル以上となっているときは、ライセンス管理サーバ15が、店コードと各練習項目と点数と会員番号と氏名と総合成績と全項目卒業としたメッセージとライセンスクラブ名(認定団体;)とからなる卒業の認定情報Fiを送信する。
これによって、練習者は例えばカーブ曲がりの項目を卒業したことになり、次の段階の項目に次回は進むことになる。また、ライセンスクラブ3のライセンス管理装置15は、卒業と認定できないときは、まだ練習が必要なことを知らせる(メッセージと点数)。
一方、転送コマンドが送信されない場合でも、運転練習履歴Biの練習結果情報Jiの各データの評価値等が卒業レベルに到達してきている場合は、ユーザ端末にメール(顔写真を貼り付けている)で知らせる(d32)。
さらに、店側にプリンタを有している場合は、店端末から店コードと会員番号と診断結果転送コマンドをライセンス管理装置15に送信して転送させ、練習結果の認定情報Fi又は練習診断結果情報Ciをプリントアウトして、練習者に渡してもよい。
そして、店側サーバ11は予約情報が入力する毎に(d33)、上記の処理を行っていく。つまり、ライセンスクラブサイトのデータベースには、多数の練習項目に対して練習結果と認定結果が格納されていくことになる。
また、ライセンス管理装置15は、運転終了情報Hiの練習結果情報Jiを監視し、全ての項目に対してある程度の成績を収め、かつそれぞれが一定回数をこなしている場合は、その練習結果情報Jiの店コードとゲーム機IDとを読み、全項目の成績を付けて全項目卒業であること及び会員の住所の近傍の自動車学校を案内する情報(認定情報Fi、顔写真を貼り付けている)を店側サーバを介して運転模擬練習装置2に送信する(d34、d35)。
また、eメールで全項目卒業を証明する認定情報Fi(卒業証書となる)をユーザ端末に送信すると共に、学校案内のページを送信する(d36)。
<実施の形態2>
図7は実施の形態2を説明するシーケンス図である。ゲーム店で全項目卒業となった練習者は、ライセンスクラブ認定の卒業証書をもって、(卒業証書にはゲーム店で運転模擬練習装置2を用いて練習したときの最後の写真が貼り付けられている)希望の自動車学校に入校申込を行う(d40)。
自動車学校の担当者は、会員番号と入校確認のコマンドとをライセンスクラブサイト3に送信する(d41)。
ライセンス管理装置15は、この会員番号にリンク付けされている全ての練習結果情報Jiのゲーム回数と店コードとゲーム機種と料金と項目毎の成績とを自動車学校の端末に送信する(d42)。自動車学校の担当者は、自動車学校の端末に表示されたゲーム回数と店コードとゲーム使用料金と成績を読み、自動車学校での割引率を決定する(d43)。例えば、最高は5万円程度の割引とする。
店コードは、ライセンスクラブとの契約料金が高い場合は、店による割引は高くなり、ゲーム機の機種が最高ランクであればゲーム機種による割引は高くなるう。
次に、クレジットによる支払いの場合は、会員番号と割引率とを担当者が自動車学校端末に入力してクレジット会社に送信して決済させる(d43)。
また、ライセンスクラブサイト3のライセンス管理装置15は、入校時に入会情報を読み、紹介者が存在する場合は、その紹介者に対してキャッシュバックすることをeメールで知らせる(d45)。
そして、教習が終わったときは、担当者は教習場の成績と会員番号とをライセンスクラブサイトに送信する(d46)。ライセンスクラブ3の担当者は、教習所の教習項目に対応する成績を見て、安全度を認定し(d47)、会員番号と共に保険会社に送信する(d48)。そして、保険会社の担当者はライセンスクラブで認定された安全度に応じた保険割引をユーザ端末に送信する(d49)。
すなわち、ユーザには、ゲーム店での練習時の成績と教習所での実際の成績に基づく割引がなされることになる。
<実施の形態3>
図8は実施の形態3を説明するシーケンス図である。実施の形態3は他店での運転模擬練習装置の練習結果を見て最適画像を提供する。また、他店での履歴から割り引き率を決定するものである。
本実施の形態では、例えばゲーム店Aでのユーザの練習項目に対してのそのユーザの最適運転練習映像Aiがゲーム店Aの運転模擬練習装置に送信され(d50)、その練習結果情報がライセンスクラブに送信されて保存されている(d51)。
そして、ユーザが例えば他の地域の他店Bで練習を予約したときは、この予約結果情報を他店Bの店側サーバがライセンスクラブサイト3に送信する(d52)。ライセンスクラブサイトのライセンス管理装置15は他店Bからの予約確認情報の会員番号にリンク付けされている運転練習履歴Biをデータベースサーバから読み、A店でも練習している場合(例えば3ヶ月以内)は、A店での最後の練習項目が何かを判定し、練習から1週間程度であれば、最後の練習項目の特定箇所の映像を1ランク上の映像に代えたものを最適練習映像としてゲーム店Bの運転模擬練習装置に送信する(d54、d55)。また、期間が1ヶ月も経過している場合は、先の店での最適運転練習映像を提供する。
そして、ゲーム店Bで運転練習が終わると、このときの練習結果情報がライセンスサイトに送信され(d57)、ライセンスサイトではゲーム店Aの運転練習履歴とゲーム店Bの運転練習結果とから診断し、この診断結果をゲーム店Bに送信する(d58)。次に、卒業と判定したときは、自動車学校での割引率をゲーム店A、Bの履歴から算出し(d59)、これをユーザ端末にeメールで送信する(d60)。
(ライセンス管理装置の補充説明)
図11、図12はライセンス管理装置の動作を説明するフローチャートである。
図11に示すように、ライセンス管理装置15は、会員登録情報Diの受信かどうかを判断する(S1)。
ステップS1において、会員登録情報Diの受信と判定したときは、会員番号とパスワードとを生成し、この会員番号とパスワードとを付加した会員情報Dpを会員情報用メモリ30に保存すると共に、会員登録情報Diの店コードの店側サーバに送信する(S2)。
また、ステップS1において会員登録情報Diではないと判定したときは、予約確認情報Eiかどうかを判定する(S3)。
ステップS3において、予約確認情報Eiと判定したときは、メモリ31からこの予約確認情報Eiの会員番号の運転練習履歴情報Biを引き当て、この情報Biに練習結果情報Jiがあるかどうかを判断する(S4)。
ステップS4において、この会員の練習結果情報Jiがないと判断したときは(初回の予約)、運転練習判定テーブルをメモリ33に作成する(S5)。
そして、予約確認情報Eiの練習項目、ゲーム機種を読み、このゲーム機種に応じた、練習項目に該当する予め記憶されている初者用の最適練習映像を、ゲームコードのゲーム店1に送信する(S6)。例えば、車に乗車して直線道路を直進する映像(スタートを含む)を最適練習映像とする。
また、ステップS4において、運転練習履歴情報Biが存在すると判定した場合は、この情報Biの練習結果情報Ji群を読み(S7)、練習結果情報Jiの練習項目の過去の点数の推移から最適運転練習映像Aiを作成し(S8)、これをゲーム店コードの店側サーバ11に送信する(S9)。
例えば、練習項目が「カーブや曲がり角の通行」の場合において、総合評価値の点数が平均的に低い場合は、複雑な交差点の映像を組み込まない。
さらに、ステップS3において、予約確認情報Eiではないと判定したときは図12に示すように、練習開始情報Giかどうかを判定する(S11)。
ステップS11において、練習開始情報Giの受信と判定したときは、ステップS5において生成した運転練習判定用テーブルに保存する(S12)。
また、ステップS11において、練習開始情報Giではないと判定したときは、練習終了情報Hiかどうかを判定する(S13)。
ステップS13において、練習終了情報Hiと判定したときは、前述の運転練習開始情報Giに対応させて運転練習判定テーブルに保存する(S14)。
そして、診断判定部が今回の運転練習判定テーブルの各データ及び会員番号の運転履歴情報Biの各データを読み、これらの内で所定のデータの平均を求め、予め設定されている診断用テーブルと比較して診断する(S15)。例えば、図13に示すように、運転練習判定用テーブル及び運転履歴情報Biから年月日、店コード、ゲーム機種、ゲーム項目、総合評価値、回数、最適練習映像Aiの番号、特定箇所映像aiの番号等を診断用判定データとして取りだし、これらの平均を判定する。但し、最適映像と特定箇所映像は、その番号によって予め設定されている点数を割り当て、これを平均化する。
そして、この診断結果と予め設定されている診断用テーブルとを比較して、練習結果のレベルを判定する(S16)。例えば、図13では診断用テーブルはゲーム機種、ゲーム項目、回数、最適映像の番号、特定箇所の映像の番号等にレベルを対応させている。レベル1は卒業レベルに足している。レベル2は卒業に近いとしている。
すなわち、診断判定用データのゲーム機種、ゲーム項目、映像が同じ診断用テーブルを引き当て、このテーブルの各数値との比較で練習者のレベルを判定している。次に、診断判定部で判定した結果をゲーム店に送信する(S18)。
また、ステップS13において、練習終了情報Hiではないと判定したときは、教習場成績情報かどうかを判定する(S19)。
教習場成績情報と判定したときは、この成績と、運転練習履歴情報Biに基づいて安全度を認定し(S20)、保険会社の端末に送信(会員番号、卒業成績、ゲーム店での成績、安全度)する(S21)。
なお、上記実施の形態では、ゲーム店におかれた運転練習模擬装置としたが、ゲーム店ではなくともよい。
また、練習者に対しての全項目卒業という認定情報Fiは18歳以上で発行することを前提とするが、例えば18歳以下(14、15、16、17歳)のユーザの場合は、現在までの練習料金(ゲーム料金)を蓄積し、この蓄積した料金の金額を、このユーザが実際にライセンスクラブサイトと契約している自動車学校に来たときに、ライセンスクラブサイトに、このユーザの会員番号が送信されてくれば、適当な額を割り引くことを自動車学校の端末に送信してもよい。
また、上記図2の各部の構成をCDROMなどの記録媒体に記憶し、これをサーバにインストールして上記の各シーケンスの処理を実現できるようにしてもよい。
<実施の形態4>
自動車教習所では、シミュレータによる運転練習、実際の運転練習を指導教官の下で行っている。
つまり、指導教官は、生徒の性格、癖等を把握している。ところが、自動車保険は、例えばシミュレータの自動車運転に係わる診断結果又は保険会社の特定事項に対しての教官の診断結果を元に、保険会社が月々の保険額を決めているのがほとんどである。そして、自動車学校を卒業した生徒に対して、教官(指導員)は、「あの生徒は事故を起こしやすい」と思っている場合は、ほとんどが事故を起こす傾向にある。
一方、生命保険は、加入者が病院に行って医師の簡単な診断と問診を受けて、加入するのが一般的である。
従って、自動車の損害保険会社も同様に、自動車教習所での指導員が安全度を診断し、その診断結果で損害保険会社が月々の保険額を決めるのが保険会社にとってはリスクが少ないことになる。
また、自動車の免許を持っていても何年も運転していない方もいる。このような方は、自動車教習所で講習を受けて、再び運転する。しかしながら、自動車教習所は一般に駅から遠い場所にあることが多いので、なかなか生きにくいので、自信がなくとも実際に運転を開始することがあり、結果として事故の確率が高くなる。このようなことを解決するシステムが実施の形態4である。
つまり、実施の形態4は、運転免許を取得していても何年も乗っていない方あるいは1月に1回程度の運転のみの方であっても、すぐに練習ができ、かつ保険更新でも保険料を低額に抑えることができるようにするシステムである。さらに、免許取り立て、あるいは18歳から22歳ぐらいの方でも、安全度を保険会社に代わって認定し、この認定結果で保険料を決定させることができるシステムである。
図14は本実施の形態4の運転模擬装置を用いた認定サービスシステムの概略構成図である。
本実施の形態は、駅前自動車教習所40に、上記実施の形態と同様な運転模擬練習装置2(2a、2b、…)を配置し、この運転模擬練習装置2に対してライセンスクラブサイト43が運転講習者の最適運転練習映像Ai(好ましくは、運転教習場が提供する画像がよい)を通信ネットワーク4を介して送信すると共に、運転模擬練習装置2に後述するセミオート用の画像を表示させるコマンドを送信する。
そして、ライセンスクラブサイト43のライセンス管理サーバ45が運転模擬練習装置2からの練習履歴Bi(マニュアル、セミオート)及び練習診断結果Ci(マニュアル、セミオート)と、自動車教習所5からの実運転での安全度の診断結果(指導員)とをデータベースサーバ44に保存し、保険加入申し込みがあったとき、これらのデータに基づいてライセンスクラブサイト40が安全度を算出し、この算出した安全度を通信ネットワーク4を介して保険会社48のサーバ49に送信する。
駅前自動車教習所40(ビル内のテナントでもよい)は、上記実施の形態と同様な店端末10、店側サーバ11、運転模擬練習装置2(2a、2b、…)をLANで接続し、店側サーバ11が店端末10によって許可された運転模擬練習装置2をシュミレータ運転許可状態(スタンバイ状態)にさせ、この運転模擬練習装置2に対して、最適運転練習映像Aiをライセンスクラブサイト43から提供させて、この最適運転練習映像Aiに基づく運転模擬練習装置2で得た練習診断結果情報Ci(本実施の形態では認定情報Fiを含む)をライセンスクラブサイト43に送信する。
ライセンスクラブサイト43は、wwwサーバ12、ライセンスクラブ用の操作端末13、会員情報、運転練習映像Ai、練習診断結果情報Ci、自動車教習所5からの危険度情報Ri等を保存するデータベースサーバ44、ライセンス管理サーバ45等を有する。
ライセンス管理サーバ45は、上記の最適運転練習映像Aiを提供する最適画像提供部50と、診断結果部51と、セミ・フル・マニュアルモード決定部52等を有している。
診断結果部51は、データベース44のファイル53に保存されている練習結果情報Ji(本実施の形態では駅前教習所診断結果情報Miという)、ファイル54に保存されている教習所診断結果情報Rp、保険会社からの事故履歴情報Pi、ファイル56の会員情報Dpの性格に基づいた危険度Qi(会員のクラブ認定危険度という:第3の危険度情報)を求め、これを通信ネットワーク4を介して保険会社48のサーバ49に送信する。
図15はライセンス管理サーバ45の本実施の形態の主要部分の概略構成図である。診断判定部51は、第1の危険度判定部57と、第2の危険度判定部58とを備えている。
第1の危険度判定部57は、ユーザ端末から保険加入の申し込み情報(ライセンスクラブの会員番号を含む)を受信したとき、データベースサーバ44に保存されている駅前教習所診断結果情報Riを読み込むと共に、この会員番号を有する会員情報Dpから年齢を判定する。そして、この年齢と、駅前教習所診断結果Riの練習項目(コース)とに対応するランク別の講習者診断基準データKi(第1の危険度基準データという)を読み込む。
次に、この講習者診断基準データKiと駅前教習所診断結果情報Miとの比較で、第1の危険度(駅前教習所診断結果情報Miに基づくライセンスクラブの危険度情報Viともいう)を判定し、メモリ60に保存する。
前述の駅前教習所診断結果情報Miは、図15に示すように、受講日、会員番号、氏名、年齢、性別、練習項目(コース)、状況、総合データ(走行回数、衝突回数、コース誤り回数、速度の平均、加速の平均等からなる。
また、講習者診断基準データKiは、練習項目(コース:街中、教習所、マニュアル、セミオート等)に年齢がリンク付けされ、この年齢にAランク、BIランク等の基準データがリンク付けされている。基準データは、走行回数ma(10回)、衝突回数mb(0回)、性格ポイントmc等からなる。性格ポイントは、忍耐、物事の判断値、運動神経等を総合的にポイント化したもので、年齢ごとに予め統計的に求めて保存している。
第2の危険度判定部58は、保険加入の申し込み情報(会員番号を有する)を受信したとき、自動車教習所からの危険度情報Ri(会員番号、教習所のシミュレータでの危険度判定値、実走行での診断値、教官が決めた予想危険度rd(免許をとってから事故を起こす可能性)と駅前教習所診断結果情報Miに基づくライセンスクラブの危険度情報Viとを読み、これらの危険度をランク別に集計し、基準値テーブルに基づく条件で最終的にライセンスクラブでの危険度を認定(会員のクラブ認定危険度情報Qi)する。この認定情報Qiはファイル61に保存する。
前述の基準値テーブルは、図15に示すように、例えばランク別(AAA、AA、A、AB、BBB、・・・)ごとに条件が定められており、ランクAAは、RiのAが2個、RiのBが1個、教官が決めた予想危険度rdが「A」、ViがBBでランク[AA]としている。
また、第2の危険度判定部58は事故履歴(保険会社から)を参照し、この事故履歴で2回以上何らかの事故を起こしている場合は、その回数に応じて会員のクラブ認定危険度情報Qiのランクを下げる。
上記のように構成されたシステムについて図16、図17、図18、図19のシーケンス図を用いて以下に動作を説明する。
ユーザはユーザ端末を操作して、ライセンスクラブサイト3のURLで会員登録画面の提供を受ける(d1)。この会員登録画面には、性格入力用の画面が添付されている(図示せず)。
次に、ユーザは会員登録画面に、会員登録要求情報Diである電話番号、メールアドレス、住所、性別、生年月日、性別、紹介者名(電話番号も含む)を入力すると共に、性格入力用の画面の問い合わせに対して、回答を入力し、これらの情報とを一組にしてライセンスクラムサイト43に送信させ、データベース14に会員情報Dpとして保存させる(d2)。
ライセンス管理装置45は、登録画面の会員登録要求情報Di(電話番号、メールアドレス、…性格情報(忍耐ずよい、気が短い等))を受信したとき、この会員用の会員IDとパスワード(入会確認情報)とを生成し、ユーザ端末に送信する(d3)。この会員IDとパスワードとを会員登録要求情報に付加して登録したのが会員情報Dpであり、データベースサーバ14に保存される。
また、ライセンスクラブサイト43は、ユーザ端末に対して予約画面(店名、会員ID、パスワード、練習項目)を提供させて予約情報を入力させ、この予約情報をライセンスクラブサイト43に送信する。ライセンスクラブサイト43のライセンス管理装置45は、認証を行って、認証OKであれば店40に対して予約を問い合わせし、予約番号と機番号をもらいその結果をユーザ端末に送信する(d4、d5、d6)。駅前自動車教習所40のシミュレータは、教官がついている場合もある。
この予約結果情報Piは、予約年月日、会員番号、予約時間帯、練習項目(普通車、オートマ、トラック、運転開始、交差点、坂道、下り道、カーブ、…)、機番号、予約番号、店番号等からなる。また、予約番号は店コードと予約番号と会員番号から店側サーバ11が生成したものである。また、店側サーバ11は、予約情報を一定時間保存する。例えば予約開始から1日程度は記憶している。
そして、練習者であるユーザが来店したときは、ユーザは店員に会員番号と予約番号とを知らせる(d7)。店員は店端末10を操作して会員番号と予約番号とを入力する。店側サーバ11は、この会員番号と予約番号を有する予約確認情報Eiをライセンスクラブサイト43に送信する(d8)。予約確認情報Eiの送信は、練習者の来店前に送信して予め最適運転練習映像Aiをライセンスクラブサイト43から送信させてもよい。
次に、ライセンスクラブサイト43のライセンス管理装置45は、予約確認情報Eiを受信したとき、この予約確認情報Eiの会員番号に一致する会員情報Dpがデータベースサーバ44に保存されているかどうかを判断し(d9)、保存されている場合は、認証OKを店側サーバ11に送信する(d10)。
次に、ライセンス管理サーバ45は、認証がOKと判断したときは、予約確認情報Eiの会員番号を有する練習履歴情報Biをデータベースサーバ44から参照して、このユーザの最適運転練習映像Ai(図9、図10参照)を決定して提供する(d11、d12)。
また、前述の練習画像、場面の画像は予め自動車教習所のコンピュータからネットワークを介して送信させても良いし又はCDROMでライセンスクラブサイト3に届けても良い(d13)。
また、ライセンス管理サーバ45は、予約確認情報Eiを受信したとき、予約回数を更新し、この回数を判定し、以下のコマンドを送信する処理を行う(d70)。
予約回数が1回の場合は初回の講習としてフルオートモードのコマンドを駅前教習所(店)40のサーバ11を介して運転シミュレータ2に送信する(d71、d72)。
また、予約回数が2回から5回の間になったときは、セミオートのコマンドを駅前教習所40のサーバ11を介して運転シミュレータ2に送信する(d73、d74)。
さらに、予約回数が6回を超え、かつこの会員の練習診断結果情報Ciが一定レベルを超えているときは、マニュアルモードのコマンドを運転シミュレータ装置2に送信する(d75、d76)。次に、図17に示すように、店側サーバ11は、最適練習映像情報Aiを予約番号と運転模擬練習装置番号に対応させてデータベースに保存し、運転模擬練習装置2からの要求(会員番号、予約番号、運転模擬練習番号)によって、該当の運転模擬練習装置2に提供してこの運転模擬練習装置をスタンバイ状態にする(d14)。そして、練習者は運転模擬練習装置2に表示された入力画面(図示せず)に、会員番号と予約番号とを入力する(d19)。運転シミュレータ装置2は、練習者がシートに座ったことをセンサ(図示せず)で検知し、この検知に伴って練習者を撮影して、最適練習映像Aiを表示する(d15、d16、d17)。
このとき、運転シミュレータ2は、ライセンス管理サーバ45からのモードコマンドを判定し(d78)、マニュアルモードの場合は、ハンドル、アクセル、ブレーキを画面の推移に合わせて自動制御する。つまり、練習者は正しい運転の感覚を覚えることになる。
また、マニュアルモードと判定した場合は、練習者のハンドル、アクセル、ブレーキ操作に合わせたセンサーデータに基づく成績を算出する。
さらに、セミオートモードと判定したときは(d79)、図20に示すように、セミオート補助画像(ハンドルの絵画像、ブレーキ量、アクセル量を知らせるための絵画像)を中央モニタ46の最上部(案内板、信号がない領域)に表示する。
そして、画面の映像の推移に応じて、ハンドルをどこまで切ればよいかをハンドル画像に色別表示し(理想ハンドル角:色は白)、かつ練習者の実際のハンドル角をハンドル画像に色別表示(例えばブルー)する。
また、このとき、ブレーキ、アクセル量の理想量を色別表示すると共に、練習者の実際の量を色別表示する。従って、練習者は練習項目に応じて練習を積んでいけば理想的なハンドル角、アクセル量、ブレーキ量を把握できる。
そして、図18に示すように、シュミレータ処理を実行し、運転者の操作状況及び目線等を収集し、駅前教習所練習結果情報である練習結果情報Ji(会員番号、予約番号、機番号(種類)、機ID(運転練習模擬装置番号)、最適練習映像番号、場面番号、各種センサの情報、目線、評価値等、年月日、時間帯、回数、料金)と顔写真と店番号とからなる運転終了情報Hiをライセンス管理サーバ43に送信し、練習診断結果情報Ci(本実施の形態ではMiに基づくライセンスクラブの危険度)を得る(d20・・・d30)。
また、卒業レベルに到達してきている場合は、ユーザ端末にメール(顔写真を貼り付けている)で成績を知らせ、この成績に対しての安全度を認定する自動車学校を知らせる(d32)。
そして、図19に示すように、ユーザ端末から自動車学校への講習申し込み情報(会員番号と、ライセンスクラブでのVi)を自動車学校のパソコン67に送信して、実講習の申し込みをファックス、電話又はインターネットで行う(d80、d81)。
講習者は、指導教官の下で、自動車学校でのシミュレータによる運転、実際の道路上の走行を行う。そして、講習が完了したとき、指導教官は、ファイルの駅前教習所診断結果情報Miをパソコンの画面に表示させて、この情報Miと実際の成績等を参照して図21に示すような診断結果表に記入すると共に、パソコン67に記憶させる。このとき、講習者には、認定書を発行する。
パソコン67は、診断結果情報を教習所診断結果情報Rpとして通信ネットワーク4を介してライセンスクラブサイト43に送信する(d83)。
一方、保険会社は会員の事故履歴をライセンスクラブサイト43に送信している(d84)。
ライセンスクラブサイト43のライセンス管理サーバ45は、ライセンスクラブ認定危険度情報Qiを求めて(d86)、保険会社のパソコン(サーバ)に送信する処理を行う(d87)。
すなわち、第1の危険度判定部57は、ユーザ端末から保険加入の申し込み情報(ライセンスクラブの会員番号、保険会社を含む)を受信したとき、データベースサーバ44に保存されている駅前教習所診断結果情報Riを読み込むと共に、この会員番号を有する会員情報Dpから年齢を判定する。そして、この年齢と、駅前教習所診断結果Riの練習項目(コース)とに対応する講習者診断基準データKiを読み込む。
次に、この講習者診断基準データKiと駅前教習所診断結果情報Miとの比較で駅前教習所診断結果情報Miに基づくライセンスクラブの危険度情報Vを判定し、メモリ60に保存する。
第2の危険度判定部58は、保険加入の申し込み情報(会員番号を有する)を受信したとき、自動車教習所からの危険度情報Ri(会員番号、教習所のシミュレータでの危険度判定値、実走行での診断値、教官が決めた予想危険度rd(免許をとってから事故を起こす可能性)と駅前教習所診断結果情報Miに基づくライセンスクラブの危険度情報Viとを読み、これらの危険度をランク別に集計し、基準値テーブルに基づく条件で最終的にライセンスクラブでの危険度を認定(会員のクラブ認定危険度情報Qi)する。この認定情報Qiはファイル61に保存する。
従って、保険会社には、駅前教習所でのシミュレータの練習結果、自動車教習所の講習結果及び指導教官の危険度に基づく会員のクラブ認定危険度情報Qiが送信されることになる。
一方、保険会社は、この会員のクラブ認定危険度情報Qiに基づいて、保険の割引率を算出して、契約書案をメールで送信する(d89)。講習者は、契約内容を確認して契約確定のメールを保険会社に送信する(d90)。
また、ライセンスクラブは、講習が終わった会員をファイルに保存しており、例えば3ヶ月程度経過したとき、保険会社に通信ネットワークを介して、講習を受けた会員が保険契約をしているかどうかを問い合わせ(会員番号を送信)、契約が終わっていない場合は、その会員に対してメールで通知する機能を有している。
<実施の形態5>
実施の形態5は、運転シミュレータの練習結果(シミュレータで過失割合のマニュアルにより損害額を算定し、免許点数も算定する)をライセンスクラブに送信し、ライセンスクラブが過去のデータと共に解析して危険度をランク付けし、そのデータと自動車学校の診断と総合判断し、情報を保険会社に送って保険料を決定させるシステムである。
すなわち、運転模擬練習装置において予め過失相殺率の認定基準(交通)をデータベースに保存しておくと共に、他のデータベースに過失相殺率の認定基準に対応した損害額(保険の支払い額)を記憶しておき、運転模擬練習装置が練習結果情報Jiを送信するとき、この過失相殺率の認定基準と練習結果情報Jiとを比較して、過失相殺率を求める。
そして、過失相殺率の総点数に対応する損害額を求める。また、過失相殺率の総点数に対応する免許点数を求めて、練習結果情報Jiと共に、免許点数、損害率をライセンスクラブサイトに送信する。
ライセンスクラブサイトの管理サーバは、これらの情報を練習者のIDに対応させて記憶し、練習者が運転教習所で車を実際に運転して、教官によって診断を受け、この診断結果が得られたときに、記憶されて練習結果情報Jiと免許点数、損害額とに関連させて保険会社のサーバに送信して、保険額を決定させる。
また、過失相殺率の認定基準(交通)、損害額はライセンスクラブサイトでのデータベースに保存しておき、管理サーバが練習結果情報Jiを受信したとき、過失相殺率の認定基準と練習結果情報Jiとを比較して、過失相殺率を求める。
そして、過失相殺率の総点数に対応する損害額を求める。また、過失相殺率の総点数に対応する免許点数を求めて、練習結果情報Jiと共に、免許点数、損害率をライセンスクラブサイトに送信するようにしてもよい。
本実施の形態1の運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システムの概略構成図である。 ライセンスクラブサイトのライセンス管理装置の概略構成図である。 会員情報、予約確認情報、練習終了情報を説明する説明図である。 運転模擬練習装置を説明する説明図である。 本実施の形態1を説明するシーケンス図である。 本実施の形態1を説明するシーケンス図である。 本実施の形態2を説明するシーケンス図である。 実施の形態3を説明するシーケンス図である。 練習結果情報と特定箇所の映像とを説明する説明図である。 最適練習履歴による特定箇所の映像を説明する説明図である。 ライセンス管理装置の動作を説明するフローチャートである。 ライセンス管理装置の動作を説明するフローチャートである。 ライセンス管理装置の診断判定を説明する説明図である。 本実施の形態4の運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システムの概略構成図である。 ライセンス管理サーバ45の本実施の形態の主要部分の概略構成図である。 実施の形態4の動作を説明するシーケンス図である。 実施の形態4の動作を説明するシーケンス図である。 実施の形態4の動作を説明するシーケンス図である。 実施の形態4の動作を説明するシーケンス図である。 運転シミュレータに表示されるセミオート用補助画像の説明図である。 指導教官が記入する診断結果表を説明する説明図である。
符号の説明
1 ゲーム店
2 運転模擬練習装置
3 ライセンスクラブサイト
10 店端末
11 店側サーバ
12 wwwサーバ
13 ライセンスクラブ用の操作端末
14 データベースサーバ
15 ライセンス管理サーバ
20 会員登録部
21 認証部
22 店毎テーブル引き当て部
23 テーブル作成部
24 判定用データ格納部
25 最適映像決定部
26診断判定部

Claims (11)

  1. 練習者の運転操作に応じた映像を表示しながら運転操作に応じた制御に伴うセンサーデータを評価する運転模擬練習装置を所定の設置場所に配置し、該運転模擬練習装置からの練習結果情報に基づいて前記運転模擬練習装置の運転操作に対しての認定を行うライセンス発行サーバと運転教習所の端末とを通信ネットワークで接続した運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システムであって、
    前記ライセンス発行サーバは、
    前記運転模擬練習装置から会員番号、予約番号及び練習項目並びに店コードを有する予約確認情報を受信したとき、前記会員番号及び前記練習項目を有する前記運転模擬練習装置の過去の練習履歴情報を検索する手段と、
    前記練習項目に該当する予め記憶されている基準の運転練習画像を抽出する手段と、
    前記抽出された運転練習画像の特定箇所の領域を検出する手段と、
    前記検索された練習履歴情報の練習結果の評価値を読み、この評価値に対応する予め記憶されている部分映像を前記特定箇所の領域に割り付けた前記練習者の最適練習映像を作成して、前記予約確認情報に付加して前記練習履歴情報として記憶する手段と、
    前記最適練習映像の作成に伴って、前記予約確認情報の店コードを有する前記設置場所のサーバに前記最適練習映像を送信する手段と
    を有することを特徴とする運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システム。
  2. 前記運転模擬練習装置は、
    運転練習終了にされたとき、前記運転練習結果情報を前記ライセンス発行サーバに送信し、
    前記ライセンスサーバは、
    運転練習結果情報のデータと該運転練習結果情報の練習項目の前記運転練習履歴情報のデータの平均値を求め、この平均値と予め記憶されている診断テーブルのデータとから今回の運転練習結果のレベルを診断して、該診断結果を前記運転模擬練習装置に送信する手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載の運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システム。
  3. 前記ライセンス発行サーバは、
    前記診断結果が前記練習者の希望した練習項目の評価値が一定レベル以上であるときは、その練習項目を卒業とした認定書の情報を、若しくは前記診断結果が前記運転模擬練習装置の全ての練習項目が一定レベル以上を示しているときは、前記運転模擬練習装置の教習卒業とした認定書の情報を前記店コードを有するサーバに送信する手段と
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システム。
  4. 前記運転模擬練習装置は、カメラを有し、
    運転模擬車体のモニタに搭乗した練習者の運転操作に応じた映像を表示しながら前記運転操作に応じた制御で前記運転模擬車体を制御すると共に、該制御に応じた映像を前記モニタに表示させ、かつ前記制御に伴うセンサーデータを評価して前記モニタに表示し、練習が終了したとき、前記カメラで撮影した顔写真及びこれらの評価データを店コード、運転模擬練習装置番号と共に前記ライセンス発行サーバに送信する手段
    を有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システム。
  5. 前記ライセンス発行サーバは、
    前記予約確定情報を受信したとき、この今回の予約確定情報の練習項目と同じ練習項目であって、前記今回の予約確認情報の店コード以外の他店コードの練習結果情報が存在しているかどうかを判断する手段と、
    前記店コード以外の練習結果情報が存在していると判断したときは、前記今回の予約確定情報の予約年月日及び予約時刻に対して最も年月日及び時刻が近い前記他店コードの練習結果情報(以下前回の練習結果情報という)を抽出する手段と、
    前記前回の練習結果情報の評価値が一定レベル以下のときは、前記今回の練習結果情報の練習項目に対応する前記練習映像の特定箇所の部分映像をレベルの低い操作可能で走行可能な部分映像を前記領域に割り付けた最適練習映像を作成する手段と
    を有することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システム。
  6. 前記ライセンス発行サーバは、
    前記前回の練習結果情報の評価値が一定レベル以上のときは、前記今回の練習結果情報の練習項目に対応する前記練習映像の特定箇所の部分映像をレベルの高い操作可能で走行可能な部分映像を前記領域に割り付けた最適練習映像を作成する手段と
    を有することを特徴とする請求項5記載の運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システム。
  7. 前記予約確認情報は、前記練習者が予め予約した練習日、時間帯、練習項目を確認するためのデータであり、
    該データは、店番号、年月日、時間帯、予約番号、練習項目、運転模擬練習装置の種類からなることを特徴とする請求項1記載の運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システム。
  8. 前記ライセンス発行サーバは、
    前記運転教習所の端末に、前記会員の前記認定情報、練習履歴情報を前記通信ネットワークで送信する手段と、
    前記運転教習所から前記認定情報、練習履歴情報に基づく前記会員の教習割引料金を求め、これを前記練習者のeメールアドレスで送信する手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載の運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システム。
  9. 練習者の運転操作に応じた映像を表示しながら運転操作に応じた制御に伴うセンサーデータを評価する運転模擬練習装置を所定の設置場所に配置し、該運転模擬練習装置からの練習結果情報に基づいて前記運転模擬練習装置の運転操作に対しての認定を行うライセンス発行サーバと運転教習所の端末と保険会社の端末とを通信ネットワークで接続した運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システムであって、
    前記ライセンス発行サーバは、
    前記練習項目に、年齢及び性別をリンク付けし、該年齢及び性別に、危険度をランク付けするための基準データをリンク付けした第1の危険度基準データを保存した第1のメモリと、
    前記所定の設置場所に配置された運転模擬練習装置から会員番号、講習項目、店コード及び該講習項目の講習回数並びに前記練習結果情報を有する予約確認情報を前記通信ネットワークを介して受信し、この練習結果情報を平均化して第2のメモリに保存する手段と、
    前記会員番号を有する保険会社への保険申し込み情報を前記通信ネットワークを介して受信したとき、この情報の会員番号に対応する会員情報を第3のメモリから読み、年齢及び性別に対応する前記第1の危険度基準データを第1のメモリから引き当てる手段と、
    前記平均化された練習結果情報と前記年齢及び性別に対応する前記第1の危険度基準データとを比較し、危険度のランクを判定し、該判定結果を第1の危険度情報として第4のメモリに保存する手段と、
    前記通信ネットワークを介して、運転教習所の端末から前記会員番号、運転教習所での実練習のランク別の危険度及び前記運転教習所の指導教官が決めたランク別の危険度を有する第2の危険度情報を第5のメモリに保存する手段と、
    前記保険申し込み情報を受信したとき、この情報の会員番号を有する前記第1の危険度情報と前記第2の危険度情報とを読み、これらのランク別の個数を求めて、第6のメモリに保存されているランク別個数の条件に基づいて危険度を決定し、これを第3の危険度として前記会員番号と共に前記通信ネットワークを介して保険会社の端末に送信する手段と
    を有することを特徴とする運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システム。
  10. 前記ライセンス発行サーバは、
    前記運転模擬練習装置から会員番号、予約番号及び練習項目並びに店コードを有する予約確認情報を受信したとき、前記会員番号及び前記練習項目を有する前記運転模擬練習装置の過去の練習履歴情報を検索する手段と、
    前記練習項目に該当する予め記憶されている基準の運転練習画像を抽出する手段と、
    前記抽出された運転練習画像の特定箇所の領域を検出する手段と、
    前記検索された練習履歴情報に含まれる練習結果の評価値を読み、この評価値に対応する予め記憶されている部分映像を前記特定箇所の領域に割り付けた前記練習者の最適練習映像を作成して、前記予約確認情報に付加して前記練習履歴情報として記憶する手段と、
    前記最適練習映像の作成に伴って、前記予約確認情報の店コードを有する前記設置場所のサーバに前記最適練習映像を送信する手段と
    を有することを特徴とする請求項9記載の運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システム。
  11. 前記ライセンス発行サーバは、
    前記運転模擬練習装置に前記最適練習映像を送信すると共に、前記予約確認情報の練習回数を判定し、該練習回数が初回のときは、前記通信ネットワークを介して前記運転模擬練習装置の画面に、前記最適練習画像の推移に対応した理想的なハンドル角、アクセル量及びブレーキ量がわかる形式の第1の画像並びに前記最適練習画像の推移に伴う練習者の実際のハンドル角、アクセル量及びブレーキ量がわかる形式の第2の画像を前記第1の画像に重ね表示させるためのセミオートモードのコマンドを送信する手段と
    を有することを特徴とする請求項10記載の運転模擬練習装置を用いたライセンス認定システム。
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