JP2005179786A - 織機 - Google Patents

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康弘 倉
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  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)

Abstract

【課題】 付帯装置の移動範囲を損なうことなく付帯装置を安定して動作させ、さらにガイドバーの折損を防止することにある。
【解決手段】 織幅方向に延在するガイドバーに対して、テンプル、カッタ、フィーラ、仮撚装置等の少なくとも1つを含む付帯装置が織幅方向に移動可能に支持されている織機において、複数の分離部材からなる連結部材と織幅方向に延在するベース部材を含み、ガイドバーとベース部材の少なくともベース部材に対して複数の分離部材で挟み込むことによって、ガイドバーとベース部材とを連結し、かつ少なくともベース部材に対して各分離部材が離間可能である。
また、左右の織機フレームに架け渡された梁にボルトによって締め付け力が作用されて固定された織幅方向に延在するレール部材とテンプルバーとにそれぞれ連結させた連結部材を設けてもよい。
【選択図】 図4

Description

本発明は、テンプル、カッタ、フィーラ、仮撚装置等の少なくとも1つを含む付帯装置が織幅方向に移動可能に支持されているガイドバーを備えた織機に関する。
織機に備えられているガイドバーには、テンプル、カッタ、フィーラ、仮撚装置等の少なくとも1つを含む付帯装置がガイドバーに沿って即ち織幅方向に移動可能に取り付けられている。また、ガイドバーは左右の織機フレームに架け渡された梁などに複数の支持部材によって支持されている。
このような支持部材を備えた織機として、例えば特許文献1と特許文献2の織機があげられる。
特許文献1の織機はテンプル装置および筬保護装置を備えている全巾テンプル装置である。詳細には、左右の織機フレーム渡ってそれぞれ端部を固定されたステーに沿ってサポート部材が複数設置されており、このサポート部材の上部にはサポートシャフトが回動自在に支持されている。更にサポートシャフトにはテンプルバーサポート即ちガイドバーサポートの一端側が取り付けられ、ガイドバーサポートの中間上部にはテンプルバー即ちガイドバーが、ガイドバーサポートの他端側にはフェルプレート即ち織布移動部材がそれぞれ取り付けられている。また、ガイドバーサポートはガイドバーおよびサポートシャフトに沿って複数設けられている。
付帯装置ここではテンプルが、テンプルブラケットを介してガイドバーに設けられており、ガイドバーに沿って移動調整可能である。
また、特許文献2の織機に備えられているテンプル装置は、特許文献1に対して筬保護装置を除いた全巾テンプル装置である。筬保護装置を備えていないためサポートシャフトがなく、ステーに沿って複数配置されたサポート部材の上部には、ガイドバーと全幅テンプルのみが支持されている。
特開平10−226946号公報 特開平10−251944号公報
織布の織幅を変更する場合には、ガイドバーに支持されている付帯装置を織幅に合わせて即ちガイドバーに沿って移動する必要がある。
このため特許文献1のテンプル装置では、織幅調整を行えるように、反給糸側の付帯装置の移動範囲にはサポート部材が配置されていない。このため、反給糸側の付帯装置ここではテンプルの取り付け位置近傍では、ガイドバーサポートおよびサポート部材の設置個数が制約され、それぞれの配置間隔が広がった状態になっている。
この状態で製織を行うと、付帯装置はガイドバーに支持されているので、付帯装置の振動や特にテンプルの場合は織布による荷重も加わった状態で振動がガイドバーに伝達され、ガイドバーが撓んで振動してしまう。
さらに、ガイドバーと同様に、サポートシャフトに対してもサポート部材の配置間隔が広がっているので、サポートシャフトも撓んで振動していまいガイドバーサポートの支持も十分に行えなくなってくる。
よって、結果的に付帯装置も振動してしまい付帯装置が安定した動作を行えなくなり、ひどい場合だと緯糸および経糸に対して重大な損傷を与えてしまう。最悪の場合、ガイドバーが特に付帯装置の取り付け位置近傍で折損してしまい甚大な被害を及ぼしてしまう。
また、必要以上に付帯装置の移動範囲内にガイドバーサポートを配置すると、連続的な織幅調整が行えない上にガイドバーサポートの厚さ分織幅調整が制限されてしまい、さらに織幅調整の作業性が損なわれてしまう。
特許文献2の場合でも、特許文献1と同様に反給糸側の付帯装置の取り付け位置近傍では、サポート部材の配置間隔を広げないといけないので、ガイドバー(特許文献2ではテンプルバー)の振動により付帯装置が誤作動を起こし、最悪の場合ガイドバーが折損してしまう。
さらに、ガイドバーはガイドバー近傍に配置される付帯装置等の制約により、剛性を高めるために安易に太くすることもできない。また、予め設けられているサポート部材やガイドバーサポートは、本来サポートシャフトやガイドバーを支持するためのものであるので、うかつに移動させることができない。
従って本発明の目的は、付帯装置の移動範囲を損なうことなく付帯装置を安定して動作させ、さらにガイドバーの折損を防止することにある。
本発明に係わる第1の織機は、織幅方向に延在するガイドバーに対して、テンプル、カッタ、フィーラ、仮撚装置等の少なくとも1つを含む付帯装置が織幅方向に移動可能に支持されている織機において、複数の分離部材からなる連結部材と織幅方向に延在するベース部材を含み、ガイドバーとベース部材の少なくともベース部材に対して複数の分離部材で挟み込むことによって、ガイドバーとベース部材とを連結し、かつ少なくともベース部材に対して各分離部材が離間可能であることを含む。
また第1の織機は、前記ガイドバーと前記ベース部材の間を延在する分離部材を含み、他の分離部材とでガイドバーとベース部材とを挟み込んでもよい。
さらに第1の織機は、織幅方向に延在し正逆回転されるシャフトと前記シャフトに連結されて下方から織布を支持し上下動させる織布移動部材とを有する筬保護装置を備えており、前記シャフトを前記ベース部材としてもよい。
本発明に係わる第2の織機は、織幅方向に延在するガイドバーに対して、テンプル、カッタ、フィーラ、仮撚装置等の少なくとも1つを含む付帯装置が織幅方向に移動可能に支持されている織機において、左右の織機フレームに架け渡された梁にボルトによって締め付け力が作用されて固定された織幅方向に延在するレール部材とガイドバーとにそれぞれ連結させた連結部材を設け、前記連結部材は前記レール部材とガイドバーに対して織幅方向に移動調整可能であり、かつ前記ボルトの締め付け位置を通過可能であることを含む。
また第1および第2の織機における前記連結部材は、前記付帯装置を支持してもよい。
本発明の第1の織機によれば、ベース部材を強固に支持するために付帯装置の移動範囲内にベース部材を支持するサポート部材を設けたとしても、連結部材は少なくともベース部材に対して分離し離間可能であり、サポート部材を越えて移動できるので移動範囲が制限されることはない。よって付帯装置の移動範囲が損なわれることなく、付帯装置の移動に合わせて連結部材を移動させることができる。また、連結部材の設置本数も従来のような制約を受けない。
さらに、付帯装置の移動範囲内にサポート部材を設けることができるので、それにより強固となったベース部材とガイドバーとを連結部材により連結すれば、結果的にガイドバーの支持が十分強固なものとなり、ガイドバーの振動を抑制することができる。このことにより付帯装置の振動が抑制され付帯装置の動作が安定しガイドバーの折損を防止できる。特に、振動および荷重が集中する付帯装置の取り付け位置の近傍に連結部材を移動させると効果的である。
また、第1の織機において、連結部材にガイドバーとベース部材の間を延在する分離部材を用いることにより、ガイドバーとベース部材との連結をより強固な物にすることができる。
さらに、第1の織機において筬保護装置を備えた場合、織布移動部材を駆動させるシャフトをベース部材とし、連結部材によってシャフトとガイドバーとを連結させてもよい。このようにすれば筬保護装置を備えた場合でも、サポート部材の配置にかかわらず付帯装置の移動範囲を損なうことなく、ガイドバーの支持を強固なものにすることができる。
本発明の第2の織機によれば、連結部材はボルトによって梁に設けられたレール部材とガイドバーに対して織幅方向に移動調整可能であり、かつボルトの締め付け位置を通過可能であるため、第1の織機と同様に、レールを強固に支持するために付帯装置の範囲内にレール部材を複数のボルトにより締め付けたとしても、連結部材はボルトの締め付け位置を越えて移動できるので、ボルトに妨げられず連結部材の移動範囲が制限されることはなく、付帯装置の移動に合わせて連結部材を移動させることができる。また同じく連結部材の設置本数も従来のような制約を受けない。
また、レール部材は梁にボルトによって締め付け力が作用されて固定されているので、レール部材の支持は強固なものとなる。よって、レール部材とガイドバーとを連結部材で連結することで、第1の織機と同様に、結果的にガイドバーの支持が強固なものとなるので、ガイドバーの振動を抑制することができる。この場合好ましくは、レール部材はレール部材全幅に渡ってボルトの締め付け力によって梁に固定されていることが望ましい。
本発明の第1および第2の織機において、連結部材に付帯装置も支持させてもよい。このようにすれば、連結部材における部品数が少なくなり簡素な構成にすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。なお、本実施例では、付帯装置は少なくともテンプルを含み、ガイドバーはテンプルを支持するテンプルバーとする。
図1、図2は、本発明に係わる第1の織機のテンプル装置1の全体の上面図であり、連結部材20を用いた実施例を示したものである。なお、図1はテンプル装置1の左側、図2はテンプル装置1の右側をそれぞれ示し、左側を給糸側、右側を反給糸側とする。
テンプル装置1には公知の筬保護装置2を備えている。左右の織機フレーム3、3に架け渡されたステー4の上部にはステー4の延在方向に渡って複数のサポート部材5が間隔をおいてボルト6によりそれぞれ固定されている。サポート部材5はその上部において筬保護装置2の駆動用のシャフト7(ベース部材)を回転可能に貫通され支持している。シャフト7は両端において、左右の織機フレーム3にそれぞれ設けられた軸受19によっても支持されている。ステー4の延在方向に設けられた複数の支持部材8は、割締め部が形成された一端部でシャフト7にボルト9により固定され、また支持部材8の中間上部でテンプルバー10に同じくボルト11により、さらに割締め部が形成された他端部で筬保護装置2の織布移動部材12に同じくボルト13によりそれぞれ固定されている。
テンプルバー10の給糸側および反給糸側には、テンプル14が上下一対のテンプルブラケット15、15に挟まれてボルト16、16によりそれぞれテンプルバー10に支持されている。織布移動部材12の各テンプル側端部は、図示しないボルトにより下側のテンプルブラケット15に支持されている。
また、テンプル装置1の反給糸側(図2)には、織幅調整時での反給糸側のテンプルブラケット15即ちテンプル14の移動用に付帯装置の移動範囲が確保されている。付帯装置の移動範囲内のテンプル14の反給糸側近傍には、連結部材20が設けられている。連結部材20はシャフト7とテンプルバー10とを連結している。なお、付帯装置の移動範囲内のテンプル14の給糸側には一端がテンプルバー10に連結されて他端に織布移動部材12を支持する支持部材17が設けられている。詳細には図3に示すように、織幅方向に延在する複数の織布移動部材61を第1の分離部材62と第2の分離部材63により挟み込んでボルト64により固定され、テンプルバー10を第1の分離部材62と第3の分離部材65により挟み込んでボルト66により固定されることにより構成される。なお、カッタ駆動シャフト67および仮撚装置駆動シャフト68の両端をそれぞれ支持するブラケット69がステー4の両端にそれぞれ設けられている。また、テンプル装置1の給糸側端および反給糸側端には一端がテンプルバー10に連結されて他端にシャフト7を支持する支持部材18が設けられている。さらに、シャフト7の付帯装置の移動範囲内中央にはシャフト7の支持を強固にするために、サポート部材5が設けられている。
各支持部材8、17およびテンプルブラケット15は、それぞれに設けられているボルトを緩めることにより、テンプルバー10に沿って織幅方向に移動可能である。支持部材18はテンプルバー10の給糸側端および反給糸側端を支持するため移動させない。
織布移動部材12は織幅方向に対し複数に分割されており、織幅調整のために分割箇所において上下2枚重ねに合わせられている。織幅を変更する時は各支持部材8、14をテンプルバー10に沿って移動させることにより織布移動部材12の織幅も調整される。この時、テンプルブラケット15も適宜織幅に合わせて付帯装置の移動範囲内を移動させる。そして、テンプルブラケット15の移動に合わせて、テンプルブラケット15の取り付け位置近傍に連結部材20を移動させることで、テンプルバー10の支持が強固なものとなり、テンプルバーの振動を抑制することができる。
図4は、図1の連結部材20の周辺を給糸側から見た側面図である。
連結部材20は第1の分離部材21、第2の分離部材22、第3の分離部材23の3つの分離部材で構成される。第1の分離部材21はテンプルバー10とシャフト7との間を延在しており連結部材20の本体に相当する。第2の分離部材22、第3の分離部材23は第1の分離部材21と独立して分離可能である。
シャフト7は第1の分離部材21と第2の分離部材22とに挟み込まれてボルト24、24により固定され、テンプルバー10は第1の分離部材21と第3の分離部材23に挟み込まれてボルト25により固定される。これにより、連結部材20はテンプルバー10とシャフト7とを連結して移動可能に支持する。
連結部材20を移動させる場合は、ボルト24、25をそれぞれ緩めることによって、第2の分離部材22と第3の分離部材23のそれぞれの支持を緩めてから、テンプルバー10およびシャフト7に沿って移動させる。図2においてサポート部材5を跨いで移動する際には、ボルト24、25を緩めて第1の分離部材21、第2の分離部材22、第3の分離部材23を完全に分離させてから、テンプルバー10およびシャフト7に対して各分離部材を離間させ、移動先の位置で改めてこれらの分離部材を連結させる。よって、連結部材20の移動範囲が制限されないので、付帯装置の移動に合わせて連結部材を移動させることができる。また、テンプルバー10側の分離部材即ち第1の分離部材21と第3の分離部材23は一体的に形成されテンプルバー10に対して離間不能であってもよい。
図5および図6は、本発明に係わる第1のテンプル装置81において、連結部材30を用いてカッタ44および仮撚装置47の各ブラケットを連結した実施例について示したものである。図5は連結部材30の周辺を反給糸側から見た側面図であり、図6はカッタ44や仮撚装置等の付帯装置周辺を示した上面図である。以下の図で図1、図2のテンプル装置1と同じ部材には同じ符号が付与してある。
図5を見るに、連結部材30は第1の分離部材31、第2の分離部材32、第3の分離部材33の3つの分離部材で構成される。第1の分離部材31は連結部材20と同様にテンプルバー10とシャフト7との間を延在しており、第2の分離部材32、第3の分離部材33は第1の分離部材31と独立して分離可能である。連結部材30の移動方法は連結部材20と同様である。
シャフト7は第1の分離部材31と第2の分離部材32とに挟み込まれてボルト34、34により固定され、テンプルバー10は第1の分離部材31と第3の分離部材33に挟み込まれてボルト35により固定される。これにより、連結部材30はテンプルバー10とシャフト7とを連結して支持する。また、第3の分離部材33の上部には、付帯装置のブラケットとの連結部36が形成されており、連結部材30は第3の分離部材33を介して、カッタ44および仮撚装置47とも連結している。
図6を見るに、連結部材30の給糸側にはテンプル14がテンプルブラケット15を介してテンプルバー10に支持されており、同じく、緯糸フィーラ41がフィーラブラケット42を介してテンプルバー10にボルト43により固定されている。
カッタ44は、カッタブラケット45を介して第3の分離部材33の連結部36の給糸側側面にボルト46によって連結されている。また、仮撚装置47は、ブラケット48を介して第3の分離部材33の連結部36の手前側にボルト49によって連結されている。このようにカッタ44と仮撚装置47は各ブラケットを介して連結部材30に連結されているので、カッタ44と仮撚装置47を移動しても常にカッタ44と仮撚装置47の近傍に連結部材30が配置される。よって連結部材20を用いた場合と比較して、付帯装置も支持しているため付帯装置の振動抑制の効果が高く、付帯装置と連結部材を一度に移動できるので織幅調整時の作業性が向上する。もちろん、テンプル14や緯糸フィーラ41等の少なくとも1つの付帯装置に対しても、それぞれのブラケットを介して連結部材30に連結してもよい。また、テンプルバー10とは別体のガイドバーに付帯装置を支持して、そのガイドバーとシャフト7(ベース部材)を連結部材30によって連結してもよい。
図7は本発明に係わる第2のテンプル装置82において、連結部材50を用いた実施例を示した連結部材50の周辺を給糸側から見た側面図である。第2のテンプル装置82は、第1のテンプル装置1、81に設けられた筬保護装置2の代わりに、布支持部材60が設けられている。また、第1のテンプル装置ではシャフト7をベース部材としたが、第2のテンプル装置では新たに梁に設けたレール51をベース部材とする。
左右の織機フレーム3、3に架け渡されたステー4の上部には、織幅方向に延在するレール51が織幅全域に渡って複数のボルト52により間欠的に配置されている。またボルト52の締め付け力がレール51に作用されて強固に固定されている。レール51の断面は連結部材50を移動する際に外れないように、上辺が下辺より長い台形形状になっている。なお、ボルト52は連結部材50の通過を妨げないように設けられている。
連結部材50は第1の分離部材53、第2の分離部材54、第3の分離部材55の3つの分離部材で構成される。第1の分離部材53は連結部材20と同様にテンプルバー10とレール51との間を延在しており、第2の分離部材54、第3の分離部材55は第1の分離部材53と独立して分離可能である。
レール51は第1の分離部材53と第2の分離部材54とに挟み込まれてボルト56により固定され、テンプルバー10は第1の分離部材53と第3の分離部材55に挟み込まれてボルト57により固定される。これにより、連結部材50はテンプルバー10とレール51とを連結して移動可能に支持する。よって、結果的にテンプルバーの支持が強固なものとなるので、テンプルバーの振動を抑制することができる。
連結部材50の移動方法は、連結部材20、30と同様に、テンプルバー10およびレール51に沿って移動させてもよいし、各分離部材を完全に分離させてから移動させてもよい。なお、テンプルバー10の支持部材として全てまたは一部に対して連結部材50を適用してもよい。レール51は織幅全域に渡って延在していてもよいし、織幅に対して部分的に延在していてもよい。
図8は、本発明に係わる第2のテンプル装置83において、連結部材70を用いてカッタおよび仮撚装置の各ブラケットを連結した実施例について反給糸側から見た側面図である。
連結部材70は連結部材50と同様に、第1の分離部材71、第2の分離部材72、第3の分離部材73の3つの分離部材で構成され、テンプルバー10と、ステー4の上部に複数のボルト74によって固定された織幅方向に延在するレール75とを、それぞれ連結して移動可能に支持する。
第3の分離部材73の上部には第3の分離部材33と同様に、付帯装置のブラケットとの連結部76が形成されており、図5と同様に連結部材70は第3の分離部材73を介して、カッタ77および仮撚装置78とも連結している。図示しないテンプルや緯糸フィーラ等の少なくとも1つの付帯装置に対しても、それぞれのブラケットを介して連結部材70に連結してもよい。また、テンプルバー10とは別体のガイドバーに付帯装置を支持して、そのガイドバーとレール75(レール部材)を連結部材70によって連結してもよい。
本発明は上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り種々変更することができる。
本発明に係わる第1のテンプル装置1の全体の上面図であり、左側(給糸側)を示した図である。 本発明に係わる第1のテンプル装置1の全体の上面図であり、右側(反給糸側)を示した図である。 図2の支持部材17の周辺を給糸側から見た側面図である。 図2の連結部材20の周辺を給糸側から見た側面図である。 本発明に係わる第1のテンプル装置81において、連結部材30の周辺を反給糸側から見た側面図である。 本発明に係わる第1のテンプル装置81において、カッタ44や仮撚装置47等の付帯装置周辺を示した上面図である。 本発明に係わる第2のテンプル装置82において、連結部材50の周辺を給糸側から見た側面図である。 本発明に係わる第2のテンプル装置83において、連結部材70の周辺を反給糸側から見た側面図である。
符号の説明
1 テンプル装置
2 筬保護装置
3 織機フレーム
4 ステー
5 サポート部材
6、9、11、13、16、24、25、34、35、43、46、49、52、56、57、64、66、74 ボルト
7 シャフト
8、17、18 支持部材
10 テンプルバー
12、61 織布移動部材
14 テンプル
15 テンプルブラケット
19 軸受
20、30、50、70 連結部材
21、31、53、62、71 第1の分離部材
22、32、54、63、72 第2の分離部材
23、33、55、65、73 第3の分離部材
36、76 連結部
41 緯糸フィーラ
42 フィーラブラケット
44、77 カッタ
45 カッタブラケット
47、78 仮撚装置
48、69 ブラケット
51、75 レール
67 カッタ駆動シャフト
68 仮撚装置駆動シャフト
81、82、83 テンプル装置

Claims (5)

  1. 織幅方向に延在するガイドバーに対して、テンプル、カッタ、フィーラ、仮撚装置等の少なくとも1つを含む付帯装置が織幅方向に移動可能に支持されている織機において、
    複数の分離部材からなる連結部材と織幅方向に延在するベース部材を含み、ガイドバーとベース部材の少なくともベース部材に対して複数の分離部材で挟み込むことによって、ガイドバーとベース部材とを連結し、かつ少なくともベース部材に対して各分離部材が離間可能であることを特徴とする織機。
  2. 前記ガイドバーと前記ベース部材との間を延在する分離部材を含み、他の分離部材とでガイドバーとベース部材とを挟み込むことを特徴とする請求項1に記載の織機。
  3. 前記織機は、織幅方向に延在し正逆回転されるシャフトと前記シャフトに連結されて下方から織布を支持し上下動させる織布移動部材とを有する筬保護装置を備えており、前記シャフトを前記ベース部材とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の織機。
  4. 織幅方向に延在するガイドバーに対して、テンプル、カッタ、フィーラ、仮撚装置等の少なくとも1つを含む付帯装置が織幅方向に移動可能に支持されている織機において、
    左右の織機フレームに架け渡された梁にボルトによって締め付け力が作用されて固定された織幅方向に延在するレール部材とガイドバーとにそれぞれ連結させた連結部材を設け、前記連結部材は前記レール部材とガイドバーに対して織幅方向に移動調整可能であり、かつ前記ボルトの締め付け位置を通過可能であることを特徴とする織機。
  5. 前記連結部材は、前記付帯装置を支持することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の織機。
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