JP2005179785A - クラフトパルプ製造プラントにおける薬品回収方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クラフトパルプ製造プラントにおける薬品回収工程において、石灰泥の沈降分離を促進させて、薬品回収工程における効率化を図ること。
【解決手段】 蒸解工程と、黒液を濃縮焼成して得られるスメルトから緑液を得る緑液清澄工程と、緑液と生石灰との消和・苛性化反応により白液と石灰泥の混合液である乳液を得る消和・苛性化工程と、乳液から石灰泥を沈降分離させて白液と石灰泥を分離する白液清澄工程と、分離された石灰泥とその洗浄水との混合液から石灰泥を沈降分離させて弱液と石灰泥を分離する弱液清澄工程と、石灰泥を脱水する石灰泥脱水工程と、脱水石灰泥を焼成して生石灰を得る石灰焼成工程とを有するクラフトパルプ製造プラントにおいて、消和・苛性化工程において緑液を二段階に分けて添加することにより、石灰泥の粒子径を増大させる。白液清澄装置、弱液清澄装置としては、加圧濾過型のものを使用できる。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、細砕リグノセルロース物質を白液と称する蒸解薬液で蒸解してセルロース成分を分離する蒸解工程と、上記白液中にリグニン成分を溶解させて生成される黒液を濃縮焼成して得られるスメルトを稀釈精製して緑液を得る緑液清澄工程と、上記緑液と生石灰との消和・苛性化反応により白液と石灰泥の混合液である乳液を得る消和・苛性化工程と、上記乳液から石灰泥を沈降分離させて白液と石灰泥を分離する白液清澄工程と、上記分離された石灰泥とその洗浄水との混合液から洗浄された石灰泥を沈降分離させて石灰泥洗浄後の洗浄液である弱液と石灰泥を分離する弱液清澄工程と、上記洗浄石灰泥を脱水する石灰泥脱水工程と、上記脱水石灰泥を焼成して生石灰を得る石灰焼成工程とを有するクラフトパルプ製造プラントにおける薬品回収方法の改良に関するものである。
クラフトパルプ製造プラントにおいては、蒸解釜において白液と称する蒸解薬液により細砕リグノセルロース物質の蒸解が行われ、リグニン成分が蒸解液中に溶解してセルロース成分の分離が行われる。蒸解薬液中にリグニン成分が溶解したものは黒液となり、黒液は蒸解釜から抽出されたあと、濃縮され、さらに回収炉において燃焼せしめられる。黒液中の無機薬品は回収炉で還元され、熔融物であるスメルトとして取り出され、図3(後述の非特許文献1)に示すような薬品回収工程に送られる。スメルトは、図3に示すスメルトディゾルビングタンク1において弱液(後述)L5と混合されて粗緑液L1となり、さらに粗緑液L1からドレッグスD1を分離することにより清澄緑液(以下、単に「緑液」という。)L2が精製される。
この緑液L2は、スレーカー5に送られて生石灰C3を加えられ、該スレーカー5とそれに続く苛性化槽6において消和反応と苛性化反応が行われる。この反応液からグリットと呼ばれる未反応粗粒を除去した乳液L3はスレーカー5から苛性化槽6を通り、白液清澄装置7へ送られる。白液清澄装置7では、乳液中の炭酸カルシウムスラッジ、通称石灰泥が分離され、上澄みの液は清澄白液L4として白液タンク8に貯蔵される一方、石灰泥は白液清澄装置7の底部に沈降する。
このように、白液清澄装置7内では、白液からの石灰泥の沈降分離が行われるのであるが、この石灰泥の沈降分離は石灰泥の粒子径が大きい程短時間で行われる。また、石灰泥の粒子径が大きい程、後工程において行われる石灰泥の脱水工程においても短時間で行うことができる。
一方、白液清澄装置7で分離された石灰泥M1は、石灰泥ウォッシャー9へ送られて洗浄水で洗浄され、石灰泥中に含んでいるソーダ分を分離する。そして、この石灰泥ウォッシャー9に続く弱液清澄装置10でも石灰泥と洗浄液(ソーダ分を含んだ状態のもので、弱液と呼ばれる)の分離が行われるが、その方法は白液清澄装置と同様、石灰泥の沈降分離による。したがって、この弱液清澄装置10においても、石灰泥の粒子径が大きい程、石灰泥の沈降分離が短時間で行われる。
そのあと、弱液清澄装置10で分離された石灰泥M2は、さらに洗浄されたあと、石灰泥脱水装置13において脱水処理され、石灰焼成ロータリーキルン14によって焼成される。
なお、緑液清澄工程から消和・苛性化工程、白液清澄工程、弱液清澄工程、石灰泥脱水工程を経て石灰焼成工程に至る従来公知の一連の処理フロー(図3)は、紙パルプ技術協会 1996年4月25日初版発行の「紙パルプ製造技術シリーズ クラフトパルプ」第227ページ図6.2「薬品回収工程フロー」に示されている。
紙パルプ技術協会 1996年4月25日初版発行の「紙パルプ製造技術シリーズ クラフトパルプ」第227頁 図6.2
本願発明は、上記した白液清澄工程又は弱液清澄工程において、白液又は弱液と石灰泥の混合液からの石灰泥の沈降分離を速めることにより、薬品回収工程全体の効率向上を図ることを課題とするものである。
本願発明は、上記課題を達成するために、次のような手段を組合わせて構成されている。
すなわち、本願発明の対象とするクラフトパルプ製造プラントは、細砕リグノセルロース物質を白液と称する蒸解薬液で蒸解してセルロース成分を分離する蒸解工程と、上記白液中にリグニン成分を溶解させて生成される黒液を濃縮焼成して得られるスメルトを稀釈精製して緑液を得る緑液清澄工程と、上記緑液と生石灰との消和・苛性化反応により白液と石灰泥の混合液である乳液を得る消和・苛性化工程と、上記乳液から石灰泥を沈降分離させて白液と石灰泥を分離する白液清澄工程と、上記分離された石灰泥とその洗浄水との混合液から洗浄された石灰泥を沈降分離させて石灰泥洗浄後の洗浄液である弱液と石灰泥を分離する弱液清澄工程と、上記洗浄石灰泥を脱水する石灰泥脱水工程と、上記脱水石灰泥を焼成して生石灰を得る石灰焼成工程とを有するクラフトパルプ製造プラントであって、請求項1の発明においては、上記消和・苛性化工程において上記緑液を二段階以上に分けて添加して上記石灰泥の粒子径を増大させることを特徴とするものである。
そして、本願発明を実施するにあたっては、上記白液清澄工程において、上記乳液を受容する加圧槽体内の上部に上記乳液中の石灰泥と白液分を分離する濾過フィルターをそなえ該濾過フィルターにおいて分離された石灰泥を下方に沈降させて濃縮するようにした加圧濾過型白液清澄装置を使用することが推奨され、また上記弱液清澄工程において、白液清澄工程において分離された石灰泥と該石灰泥を洗浄する洗浄水との混合液を受容する加圧槽体内の上部に上記混合液中の石灰泥と弱液分を分離する濾過フィルターをそなえ該濾過フィルターにおいて分離された石灰泥を下方に沈降させて濃縮するようにした加圧濾過型弱液清澄装置を使用することが推奨される。
なお、消和・苛性化工程において緑液を二段階以上に分けて添加すると石灰泥の粒子径が増大するのは次のような理由によるものと考えられる。
すなわち、消和・苛性化工程において緑液を二段階以上に分けて添加すると、前段階の緑液添加によって生成した石灰泥粒子を種晶として、後段階の緑液添加により生成される石灰泥粒子が大粒子化するものと考えられる。
この場合、緑液を添加する個所としては、たとえばスレーカーと苛性化槽があり(二段階添加の場合)、その添加比率はスレーカーにおいて60%以上、苛性化槽において40%以下(好ましくは20〜30%)とすることが好適である。
本願発明によれば、上記のように、石灰泥と白液との混合液である乳液及び/又は石灰泥と洗浄水との混合液において、石灰泥の粒子径が増大しており、その結果、白液清澄装置及び/又は弱液清澄装置において石灰泥粒子の沈降分離が促進され、白液清澄工程及び/又は弱液清澄工程の効率化と、その後の脱水工程の効率化が図られる。
そして、その結果として、クラフトパルプ製造プラントにおける薬品回収工程(苛性化工程)全体の効率化が増進する効果がある。
図1は、本願発明の実施例にかかるクラフトパルプ製造プラントにおける薬品回収工程を説明するためのフロー図であるが、同図1のうち、従来公知の部分は、さきに示した図3の記載内容と同様であり、ついては、図1に示す実施例フロー図のうち、先ず従来公知の部分について説明する。なお、図1において※ ※間は、緑液L2″の供給ラインが連続していることを示している。
先ず、薬品回収工程の前段階である蒸解工程について説明すると、同蒸解工程においては、細砕リグノセルロース物質を白液と称する蒸解薬液で蒸解してセルロース成分を分離するとともに、上記白液中にリグニン成分を溶解させた黒液が生成される。そして、その黒液を濃縮して回収ボイラーで焼成するとスメルトと称する無機溶解物質が生成される。このスメルトは図1に示すスメルトディゾルビングタンク1に供給されて、同タンク1において弱液(後述)L5と混合して希釈され、粗緑液L1となって緑液クラリファイヤー2に至り、そこでドレッグスD1を分離することにより清澄緑液(以下単に「緑液」という。)L2が精製される。
図1の実施例では、この緑液L2の一部L2′は、直接スレーカー5に送られ、そこで生石灰C3(補給石灰C1+ロータリーキルンよりの回収石灰C2)の供給をうけて消和・苛性化反応を開始する。この消和・苛性化反応は次工程の苛性化槽6で緑液L2の他の一部L2″の供給をうけてさらに進行し、その反応により白液と石灰泥の混合液である乳液L3が生成される。この乳液L3は、次工程の白液清澄工程において白液クラリファイヤー(加圧濾過型白液清澄装置)7によって石灰泥分が沈降分離され、白液L4と石灰泥M1が分離され、白液L4は白液タンク8へ送られ、石灰泥M1は次工程の石灰泥洗浄・弱液清澄工程へ送られる。石灰泥洗浄・弱液清澄工程においては、石灰泥ウォッシャー9において石灰泥M1に洗浄水が加えられ、石灰泥中に含まれているソーダ分を分離する。そしてこの石灰泥ウォッシャー9に続く弱液清澄装置(加圧濾過型弱液清澄装置)10で石灰泥と洗浄液(ソーダ分を含んだもので、「弱液」と呼ばれる)の分離が行われる(分離された弱液L5は弱液タンク11へ送られ、石灰泥M2は、石灰泥タンク12に送られる)。石灰泥タンク12の石灰泥M2は、石灰泥脱水フィルター13で脱水処理され、石灰焼成ロータリーキルン14において焼成されて生石灰となる。一方、弱液タンク11へ送られた弱液L5は、スメルトディゾルビングタンク1へ送られてスメルトの希釈に使用される。なお、弱液タンク11には、ドレッグスフィルター4からの洗浄液L6も加えられる。
本願発明は、上記説明において例示するように、緑液L2を消和・苛性化工程において二段階以上に分けて(たとえば、緑液L2′とL2″)、生石灰に添加するものであり、それにより石灰泥の粒子径を増大させようとするものである。
本願発明者の知見によれば、本願発明の薬品回収方法を採用することにより、苛性化率が0〜3%アップ、スレーカー投入緑液温度が3〜5%ダウン、キルン投入石灰泥含水率が20〜45%ダウン、加圧濾過型白液清澄装置及び弱液清澄装置での得率がそれぞれ5%程度アップ、等の成果がみられた。
図2は、本願発明の実施に際して使用可能な加圧濾過型白液清澄装置の一例を示しており、同図において符号21は液体受容槽、22は濾過フィルターを示している。白液と石灰泥の混合液である乳液は、加圧状態で槽体21内に挿入され、白液分は濾過フィルター22で濾過される一方、石灰泥分は槽体21の底部へ沈降分離されるようになっている。なお、本願発明の実施に際しては、弱液清澄装置もこれと同構造のものを使用することができる。
本願発明の実施例にかかるクラフトパルプ製造プラントにおける薬品回収方法のフロー図である。 本願発明の実施例において使用可能な白液清澄装置の構造図である。 従来公知のクラフトパルプ製造プラントにおける薬品回収方法のフロー図である。
符号の説明
1はスメルトディゾルビングタンク、2は緑液清澄装置、3はドレッグスタンク、4はドレッグスフィルター、5はスレーカー、6は苛性化槽、7は白液清澄装置、8は白液タンク、9は石灰泥ウォッシャー、10は弱液清澄装置、11は弱液タンク、12は石灰泥タンク、13は石灰泥フィルター、14は石灰焼成ロータリーキルン、21は乳液受容槽、22は濾過フィルター、L1は粗緑液、L2,L2′,L2″は清澄緑液、L3は乳液、L4は白液、L5は弱液、C1,C2,C3は生石灰、D1はドレッグス、M1,M2は石灰泥である。

Claims (3)

  1. 細砕リグノセルロース物質を白液と称する蒸解薬液で蒸解してセルロース成分を分離する蒸解工程と、上記白液中にリグニン成分を溶解させて生成される黒液を濃縮焼成して得られるスメルトを稀釈精製して緑液を得る緑液清澄工程と、上記緑液と生石灰との消和・苛性化反応により白液と石灰泥の混合液である乳液を得る消和・苛性化工程と、上記乳液から石灰泥を沈降分離させて白液と石灰泥を分離する白液清澄工程と、上記分離された石灰泥とその洗浄水との混合液から洗浄された石灰泥を沈降分離させて石灰泥洗浄後の洗浄液である弱液と石灰泥を分離する弱液清澄工程と、上記洗浄石灰泥を脱水する石灰泥脱水工程と、上記脱水石灰泥を焼成して生石灰を得る石灰焼成工程とを有するクラフトパルプ製造プラントにおいて、上記消和・苛性化工程において上記緑液を二段階以上に分けて添加して上記石灰泥の粒子径を増大させることを特徴とするクラフトパルプ製造プラントにおける薬品回収方法。
  2. 上記白液清澄工程において、上記乳液を受容する加圧槽体内の上部に上記乳液中の石灰泥と白液分を分離する濾過フィルターをそなえ該濾過フィルターにおいて分離された石灰泥を下方に沈降させて濃縮するようにした加圧濾過型白液清澄装置を使用することを特徴とする請求項1記載のクラフトパルプ製造プラントにおける薬品回収方法。
  3. 上記弱液清澄工程において、白液清澄工程において分離された石灰泥と該石灰泥を洗浄する洗浄水との混合液を受容する加圧槽体内の上部に上記混合液中の石灰泥と弱液分を分離する濾過フィルターをそなえ該濾過フィルターにおいて分離された石灰泥を下方に沈降させて濃縮するようにした加圧濾過型弱液清澄装置を使用することを特徴とする請求項1又は2記載のクラフトパルプ製造プラントにおける薬品回収方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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