JP2005178717A - 自動車用ドアウエザーストリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】ドア閉時の底付き状態を無くし閉時のフィーリングを向上するようにした自動車用ドアウエザーストリップを提供する。
【解決手段】ドアDに取付けられる中空部2aを有する取付基部2と、車体Bに弾接してシールを行う中空シール部3とが一体に形成されてなる自動車用ドアウエザーストリップであって、中空シール部3が、取付基部2より車内側にドアサッシュSに沿い延設させた延設壁3aと、車体Bに当接するシール壁3bとにより形成され、また前記延設壁3aの内側又は/及び外側にノッチ4が設けられたものである。
【選択図】図1
【解決手段】ドアDに取付けられる中空部2aを有する取付基部2と、車体Bに弾接してシールを行う中空シール部3とが一体に形成されてなる自動車用ドアウエザーストリップであって、中空シール部3が、取付基部2より車内側にドアサッシュSに沿い延設させた延設壁3aと、車体Bに当接するシール壁3bとにより形成され、また前記延設壁3aの内側又は/及び外側にノッチ4が設けられたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動車用ドアウエザーストリップに関するものである。
図4に示す如く、従来の自動車ドアDに装着されるドアウエザーストリップ8は、ドアサッシュSに取付基部9をクリップ等の固定手段により固着し、中空シール部10を車内側に突設している。11はシールリップである。
ところが、図5に示す如くドア閉時に前記ドアウエザーストリップ8の中空シール部10が、車体開口縁Bの段部Cを包み込むように弾接してシールを行うが、ドアサッシュSの突縁部S2の丈が外観上低く形成されてされている車では、ドアウエザーストリップ8の取付けスペースが狭小となる。そのため、ドア閉時に車体開口縁Bの段部Cと中空シール部10との間のクリアランスdが不足し、ドア閉時のオーバーストロークにより底付きを起こして圧縮荷重値が上昇しドア閉時のフィーリングを悪くするという問題があった。
また、図6に示す如く中空シール部10の取付基部9の付け根部に形成された延設壁12が特に薄肉に形成された場合は、ドアウエザーストリップ8が閉時に車体開口縁Bの段部Cに弾接する際、オーバーストロークによる余裕代が増えるだけで圧縮荷重値が低下せず、形状安定性が悪くなり生産性の低下を招くという問題があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、ドア閉時の底付き状態を無くし閉時のフィーリングを向上するようにした自動車用ドアウエザーストリップを提供することを目的とする。
また、図6に示す如く中空シール部10の取付基部9の付け根部に形成された延設壁12が特に薄肉に形成された場合は、ドアウエザーストリップ8が閉時に車体開口縁Bの段部Cに弾接する際、オーバーストロークによる余裕代が増えるだけで圧縮荷重値が低下せず、形状安定性が悪くなり生産性の低下を招くという問題があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、ドア閉時の底付き状態を無くし閉時のフィーリングを向上するようにした自動車用ドアウエザーストリップを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本発明の構成は、図1及び図2に示すように、ドアDに取付けられる中空部2aを有する取付基部2と、車体Bに弾接してシールを行う中空シール部3とが一体に形成されてなる自動車用ドアウエザーストリップであって、中空シール部3が、取付基部2より車内側にドアサッシュSに沿い延設させた延設壁3aと、車体Bに当接するシール壁3bとにより形成され、また前記延設壁3aの内側又は/及び外側にノッチ4が設けられたものである。
また、前記延設壁3aに設けられたノッチ4に隣接して突起6が突設されたものでもある。
また、ノッチ4又は/及び突起6が複数個設けられたものでもある。
また、前記延設壁3aに設けられたノッチ4に隣接して突起6が突設されたものでもある。
また、ノッチ4又は/及び突起6が複数個設けられたものでもある。
本発明の自動車のドアウエザーストリップ1は、取付基部2に車内側に突設された中空シール部3の延設壁3aに、ノッチ4が設けられたものであるから、ドア閉時に車体開口縁Bの段部Cに弾接する中空シール部3の延設壁3aが、ノッチ4で折れ曲がり中空内に巻き込まれるため、従来のように底付きを生じることが無くドア閉時のオーバーストローク時の荷重が低減され、シール性を損なわずにドア閉時のフィーリングを向上できるという特長がある。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図1において、1はドアウエザーストリップで、取付基部2に車内側に張り出る如く中空シール部3を突設し、中空シール部3は付け根部の延設壁3a及びシール壁3bを形成している。該延設壁3aの中空内側にノッチ4が設けられている。5は車体開口縁Bに弾接するシールリップである。
ドアウエザーストリップ1は取付基部2がドアDのドアサッシュSの取付け面S1にリテーナ、クリップ等により固定されている。また、ドアサッシュSは突縁部S2の丈が外観上低く形成されている。
ドアウエザーストリップ1は取付基部2がドアDのドアサッシュSの取付け面S1にリテーナ、クリップ等により固定されている。また、ドアサッシュSは突縁部S2の丈が外観上低く形成されている。
図2に示す如く、ドアDが閉じられるとドアウエザーストリップ1の中空シール部3のシール壁3bが車体開口縁Bの段部Cに弾接して撓み、延設壁3aがノッチ4で容易に折れ曲がり中空内に巻き込まれるため底付きが起きず、ドア閉時のオーバーストローク時の荷重が低減されドア閉じ性を悪くしない。このドア閉時における圧縮低減を図7に示す如く実験で証明した。
即ち、図7はドア閉時の本発明によるドアウエザーストリップ1の中空シール部3の圧縮荷重と、図4〜図6に示す従来タイプのドアウエザーストリップ8の中空シール部10の圧縮荷重とを比較した実験結果のグラフを示し、これから本発明によるドアウエザーストリップ1の方が従来タイプよりも約30%の荷重低下することがわかる。
即ち、図7はドア閉時の本発明によるドアウエザーストリップ1の中空シール部3の圧縮荷重と、図4〜図6に示す従来タイプのドアウエザーストリップ8の中空シール部10の圧縮荷重とを比較した実験結果のグラフを示し、これから本発明によるドアウエザーストリップ1の方が従来タイプよりも約30%の荷重低下することがわかる。
図3は中空シール部3の延設壁3aの中空内側に設けられたノッチ4の各種の変形例を示し、(a)はノッチ4が図1、図2と同じ一箇所設けられた場合であり、(b)はノッチ4の車内側に隣接して突起6が突設された場合であり、(c)はノッチ4の車外側に隣接して突起6が突設された場合であり、(d)はノッチ4の両側に各々突起6が突設された場合である。(b)〜(d)の作用効果はノッチ4のみの(a)と略同様である。
また、図示を省略略するがノッチ4が図3の如く延設壁3aの中空内側でなく外側に設けられることもでき、また延設壁3aの内外双方にノッチ4を設けることができる。更に、ノッチ4及び突起6が複数個設けられる場合も考えられ、いずれも作用効果は図3の場合と略同様である。
また、図示を省略略するがノッチ4が図3の如く延設壁3aの中空内側でなく外側に設けられることもでき、また延設壁3aの内外双方にノッチ4を設けることができる。更に、ノッチ4及び突起6が複数個設けられる場合も考えられ、いずれも作用効果は図3の場合と略同様である。
1 ドアウエザーストリップ
2 取付基部
2a 中空部
3 中空シール部
3a 延設壁
3b シール壁
4 ノッチ
5 シールリップ
6 突起
D ドア
B 車体
S ドアサッシュ
S1 取付け面
S2 突縁部
2 取付基部
2a 中空部
3 中空シール部
3a 延設壁
3b シール壁
4 ノッチ
5 シールリップ
6 突起
D ドア
B 車体
S ドアサッシュ
S1 取付け面
S2 突縁部
Claims (3)
- ドアDに取付けられる中空部2aを有する取付基部2と、車体Bに弾接してシールを行う中空シール部3とが一体に形成されてなる自動車用ドアウエザーストリップであって、中空シール部3が、取付基部2より車内側にドアサッシュSに沿い延設させた延設壁3aと、車体Bに当接するシール壁3bとにより形成され、また前記延設壁3aの内側又は/及び外側にノッチ4が設けられたことを特徴とする自動車用ウエザーストリップである。
- 延設壁3aに設けられたノッチ4に隣接して突起6が突設されたことを特徴とする請求項1記載の自動車用ウエザーストリップである。
- 延設壁3aにノッチ4又は/及び突起6が複数個設けられたことを特徴とする請求項1又は/及び請求項2記載の自動車用ウエザーストリップである。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003436661A JP2005178717A (ja) | 2003-12-17 | 2003-12-17 | 自動車用ドアウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003436661A JP2005178717A (ja) | 2003-12-17 | 2003-12-17 | 自動車用ドアウエザーストリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005178717A true JP2005178717A (ja) | 2005-07-07 |
Family
ID=34791852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003436661A Pending JP2005178717A (ja) | 2003-12-17 | 2003-12-17 | 自動車用ドアウエザーストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005178717A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009541105A (ja) * | 2006-06-22 | 2009-11-26 | ジョンソン コントロールズ インテリアズ ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー | 車両ドア |
JP2019099093A (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-24 | 東海興業株式会社 | ドアウエザーストリップ |
-
2003
- 2003-12-17 JP JP2003436661A patent/JP2005178717A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009541105A (ja) * | 2006-06-22 | 2009-11-26 | ジョンソン コントロールズ インテリアズ ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー | 車両ドア |
US8656646B2 (en) | 2006-06-22 | 2014-02-25 | Johnson Controls Interiors Gmbh & Co Kg | Vehicle door |
JP2019099093A (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-24 | 東海興業株式会社 | ドアウエザーストリップ |
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