JP2005176927A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常遊技中において遊技者は始動口に向けて遊技球を発射するだけの単調な遊技となることを防止する。
【解決手段】 特定入球装置34内には、前記したように特別図柄を変動・確定表示させる表示装置32と、遊技球の入口を開閉する一対の羽根を備える開閉部材35と、開閉部材35から導入される遊技球を球挙動空間36へと導く一対の球導入口37と、球挙動空間36の底部に設けるステージ38に形成される時間短縮機能の起因となる時短発生口39と、時短発生口39の両側に形成される一般入賞口40と、普通図柄表示装置41と、表示装置32の下に設けられ遊技球の保留記憶数を表示する特別図柄保留記憶表示部42と、表示装置32の上に設けられ遊技球の保留記憶数を表示する普通図柄保留記憶表示部43とが備えられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、遊技状態用の表示領域に表示される図柄の変動・確定表示時間を短縮する時間短縮機能を備える弾球遊技機に関する。
従来、通常確率で特別図柄を抽選する通常確率状態、特定の特別図柄の確定表示により発生する大当り状態、該大当り状態の終了に発生する確率変動状態、大当り終了後に発生する時間短縮状態などを備えた弾球遊技機がある。また、最近の弾球遊技機では、通常確率状態における大当り確率が極端に低く設定されているものが主流になっている。また、最近の特別遊技を得られるか否かを決定する特別図柄を使用した弾球遊技機は、特別図柄の変動表示により遊技者を引きつけるために特別図柄の変動時間を長くしている。
特開2001−145746 これは特別図柄が大当りになる組合せ以外の特定の組合せで表示された場合に変動短縮状態が発生する発明である。 特開2003−181000 通常遊技中に特定のゲームを行い、該ゲームの結果により確変あるいは時短状態が発生する発明である。
しかしながら、従来技術に記載したように従来の遊技機は、大当りが発生してからでないと、遊技者に有利となる状態が発生しないようになっているので、通常確率状態中は遊技球を始動口に入れ、長い期間、図柄変動を見るだけの単調な遊技になっている。しかも、通常遊技中は前記したように大当り確率が低く設定されているので、この単調な遊技を長い間行なうことになる。その結果、遊技者は、通常遊技を少し行なっただけで遊技を止めてしまうという問題が発生している。
また、遊技店としても図柄変動を見ている遊技客は遊技球を発射しないので、遊技店の利益も落ち込むことになる。
例えば、特許文献1のように、始動口に遊技球が入賞して特別図柄が変動し、該特別図柄が例えば777と3個揃うと大当りになり、776と揃うと時間短縮状態が発生する構成にした場合、通常遊技中に大当りにならなくとも時間短縮状態が発生する可能性があるので、遊技者が通常遊技を少しだけ行い、直ちに遊技を止めるということは防止できるが、通常遊技中において遊技者は始動口に向けて遊技球を発射するだけの単調な遊技なのは変わらない。
特許文献2のように、複数のゲートを設けておき、該複数のゲートのうちの一つが特定ゲートになり、該特定ゲートは複数のゲートの中で変化し、該特定ゲートに遊技球が通過することで時間短縮状態が発生するような構成にした場合、特許文献1の欠点も解消できるが、どのようになったら時間短縮状態が発生するのか遊技者が分かりづらく、遊技が明確ではない。また、このようなタイミングで成功、不成功を判断する構成であると、遊技者が特定ゲートに通過したと思っても機械的に不成功と判断されるといったことが生じるので、トラブルの原因になってしまうおそれがある。
本発明は、上記点に鑑み、通常遊技中において遊技者は始動口に向けて遊技球を発射するだけの単調な遊技を防止することを解決課題とするものである。
前記課題を解決するため請求項1に記載の遊技機は、
遊技領域内に設けられ入口が開閉する特別図柄始動手段に遊技球が検出されることに起因して抽出される抽出値により、特別遊技を実行するか否かを抽選する特別遊技成立判定手段と、
前記特別図柄始動手段に遊技球が検出されることにより、特別図柄の変動を開始し、前記特別遊技成立判定手段によって特別遊技を実行するか否かを特別図柄表示装置に特別図柄の確定表示態様によって遊技者に報知する特別図柄表示制御手段と、
該特別図柄表示手段によって特別遊技を示す特定の特別図柄が確定表示されることに基づいて、特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
遊技領域内に設けられた普通図柄始動手段に遊技球が検出されることに起因して抽出される抽出値により、前記特別図柄始動手段の開閉を実行するか否かを抽選する開閉判定手段と、
前記普通図柄始動手段に遊技球が検出されることにより、普通図柄の変動を開始し、前記開閉判定手段によって前記特別図柄始動手段の開閉を実行するか否かを普通図柄表示装置に表示する普通図柄の確定表示態様によって遊技者に報知する普通図柄表示制御手段と、
を備える遊技機において、
所定の開放条件が成立するときに開閉部材が開放し、遊技球の入球が可能になる特定入球装置と、
前記特別図柄始動手段、普通図柄始動手段とは別体に、前記特定入球装置内に設けられた時間短縮発生装置と、を備え、
該特定入球装置に入球した遊技球が前記時間短縮発生装置に遊技球が入球することで、(a)前記特別図柄の変動開始から確定表示までの変動表示時間及び前記普通図柄の変動開始から確定表示までの変動表示時間を短縮する時間短縮手段、(b)前記特別図柄始動手段の開放時間を延長する開放延長手段、又は、(c)前記時間短縮手段及び開放延長手段が、作動することを特徴とする遊技機である。
前記時間短縮手段、開放延長手段が作動する場合は、前記特定入球装置に遊技球が入球した直後に作動することは含むのは無論であるが、該入球することが起因になって後で作動することも含まれる。時間短縮手段、開放延長手段、又は、時間短縮手段及び開放延長手段は、前記3者のうちから1つを選択して実施することができる。
ここでいう、「特別図柄始動手段」、「普通図柄始動手段」の具体例としては始動口(入賞口、入球口、普通電動役物等)又は始動ゲート等が挙げられ、始動口への遊技球の入球又は始動ゲートへの遊技球の通過が起因となって図柄が変動・確定表示する。
「特別遊技成立判定手段」は、例えば、遊技盤面上に発射された遊技球が特定の入球口に入球又は特定の通過口を通過するタイミングに起因して抽出される乱数値に従って遊技者に有利なゲーム内容とするか否かを決定するものである。
「特別遊技」は、特定の入球口に入球又は特定の通過口を通過するタイミングに起因して抽出される乱数の値により直接的に遊技者に有利な状態とすることは当然に含まれる他、特定の入球口に入球又は特定の通過口を通過するタイミングに起因して抽出される乱数の値により所定の入賞口(入球口)を開放し、この開放した特定入賞口内の特定領域を遊技球が通過すると遊技者に有利な状態とする所謂第3種遊技機(権利物)、アレンジボール遊技機、その他、パチンコ機ないし第3種パチンコ機を適宜組み合わせて複合化された遊技機等、遊技機が有する間接的に遊技者に有利な状態とするゲーム内容も含む。尚、入球に伴い賞球としての遊技球を払い出す構成としても良いし(この場合、「入賞口」と呼ばれることが多い)、払い出さない構成としても良い。
「特別図柄表示手段」は、例えば、遊技者に有利なゲーム内容とするか否かを決定する毎に画面上の図柄を変動表示した後静止表示するよう制御するものであれば良く、遊技者に有利なゲーム内容であることを示す図柄は、例えば「777」のように3桁同一の記号を表示する大当たり図柄、格闘技で主役(主人公)が優勝する図柄、レースで主役が一番になる図柄や、球技で主役が優勝する図柄又はゴールする図柄や、冒険物語で主役が宝物を発見する図柄や、主役又は主役に関係する人々が利益を受ける等してハッピーな状態を示す図柄が考えられる。また、遊技者に有利なゲーム内容であることを報知する表示態様は、複数の図柄の組み合わせによって報知する表示態様であってもよいし、1つの図柄で報知する表示態様であってもよい。また、時間短縮手段における図柄の変動回数は、複数回である場合に限られるものではなく、1回であってもよい。
因みに、遊技者に有利でないゲーム内容であることを示す図柄は、例えば「769」のように3桁非同一の記号を表示する図柄、主人公が不幸な状態を示す図柄等が含まれる。「図柄表示手段」は、CRT及び液晶表示体の画面は言うに及ばず、ドットマトリクス表示体及び7セグメントLED等の前記図柄を表示させることができる装置の表示部を含む。
特別遊技を行う場合、大入賞口を設けて開閉してもよい。特別図柄が大当り図柄で確定表示されることになって開放される大入賞口と、前記入球装置とは別体とし、遊技領域には各々が設けられていることになる。大入賞口を設ける場合、特別図柄始動手段の下に大入賞口を配置するのが最適である。大入賞口を設けない場合、特別遊技を行うとき、前記特定入球装置の開閉部材が開放する。
また、特別遊技の後に確率変動や時間短縮を発生させる構成にしてもよい。例えば、前記特別遊技実行手段による特別遊技の終了後、又は、特定の組合せによる特別遊技の終了後には一定期間、確率変動状態が発生することが好ましい。
「確率変動」は、特別図柄のうちの確率変動を示す特定図柄の確定表示確率の向上のみならず、上述した各種図柄の確定表示確率の向上は勿論のこと、複数種の図柄の確定表示確率の向上でもよい。例えば、特別図柄と合わせて普通図柄をもその確定表示確率を向上させるようにしてもよい。同様に、「特別図柄の変動時間を短縮する」においても、上述の各種図柄の変動時間を時間短縮させる(例えば、特別図柄と合わせて普通図柄をも変動時間短縮させる)ようにしてもよい。
確率変動期間と時間短縮期間とを組み合わせてもよい。両期間が重複するように組み合わせる場合や、両期間が重複しないように組み合わせる場合等が具体例として挙げられ、さらに、両期間が重複しないように組み合わせる場合においては、両期間が連続して組み合わせる場合や、両期間の間に他の期間が介在するように組み合わせる場合等が具体例として挙げられる。
また、確率変動期間の回数および時間短縮期間の回数を同じとし、確率変動期間と時間短縮期間の組合せ順を異にするように設定しててもよい。確率変動期間の回数および時間短縮期間の回数を異にするように設定しても好適である。また、特別遊技を示す大当り図柄の種類によって、確率変動期間と、時間短縮期間とを分けてもよい。例えば、奇数図柄で大当りする場合、特別遊技終了後、確率変動期間に入り、偶数図柄で大当りする場合、特別遊技終了後、時間短縮期間に入ってもよい。
また、前記特別遊技実行手段による特別遊技の終了後、又は、特定の組合せによる特別遊技の終了後に一定期間、時間短縮状態を発生する構成でもよい。ただし、特別遊技の終了後に発生する時間短縮状態のほうが、前記時短発生装置に入球したことにより発生する時間短縮状態よりも期間を長く設定することが好ましい。つまり、特別遊技の終了後のほうが、大きな付加価値(確率変動状態あるいは期間が長い時間短縮状態)が付与される構成である。通常確率状態にて、いきなり大きな付加価値を与えてしまうと遊技店があまりにも不利な遊技機になってしまうからである。また、特別遊技の終了後に通常確率状態で発生する付加価値よりも大きな付加価値を与えないと、遊技者の射幸心を下げることになってしまう、即ち、短時間で多くの賞球を出す可能性が低くなってしまうからである。
請求項2に記載の発明は、前記入球装置の開閉部材が開放するための前記所定の開放条件は、前記入球装置の開閉部材が開放する開閉始動手段を設け、該開閉始動手段に遊技球が入球又は通過することで前記入球装置の開閉部材が開放することを特徴とする請求項1の弾球遊技機である。
開閉始動手段は開放用ゲート、開放用入賞口等である。
請求項3に記載の発明は、前記入球装置の開閉部材が開放するための前記所定の開放条件は、前記入球装置の開閉部材が開放する開閉始動手段を設け、該開閉始動手段に遊技球が入球又は通過することで前記入球装置の開閉部材を開放するか否かを決定する開閉乱数が抽出され、前記開閉始動手段に遊技球が入球又は通過したときに開閉図柄を変動させるとともに取得した乱数値が当りである場合に、前記開閉図柄の当り図柄を確定表示してから前記入球装置の開閉部材が開放することを請求項1の弾球遊技機。
前記取得した開閉乱数の当り、外れを報知する表示装置も必要になる。
請求項4に記載の発明は、前記特定入球装置の内部に、前記時間短縮発生装置の他に遊技球が入球することで賞球を払い出す入賞装置を設け、前記特定入球装置に入球した球を前記時間短縮発生装置又は前記入賞装置に振り分ける振分装置が設けられている請求項1乃至3いずれかの弾球遊技機である。
前記特定入球装置に入球した球は、必ず、時間短縮発生装置又は入賞装置に入球する。また、特定入球装置内に設けられた入賞装置に遊技球が入賞したときに払い出される賞球数が大入賞口に入賞したときに払い出される賞球と同じ所定個数(例えば15個)が払い出されるようにしてもよく、遊技盤面に設けられた入賞装置の中で一番多く賞球が払い出される入賞装置になってもよい。つまり、通常の大入賞口より容易な条件で、通常の大入賞口より短い期間、開放する第2の大入賞口の機能を備えている。
請求項5に記載の発明は、前記特定入球装置により特別遊技を実行するとともに、前記開閉始動手段により前記開閉部材が開放される開放時間よりも、前記特別遊技中に前記開放部材が開放される開放時間が長く設定されていて、前記特別遊技中の開放時間においては、前記特定入球装置の内部に設けられている前記時間短縮発生装置を無効化する請求項1乃至4いずれかの弾球遊技機である。
この発明では、特別図柄が大当り図柄で確定表示されると、前記特定入球装置の開放部材が開放される。つまり、前記特定入球装置の開閉部材が開放される条件に特別図柄が大当りで確定表示される場合も加わることになる。
請求項6に記載の発明は、少なくとも、前記特別図柄表示装置と前記特定入球装置が一体に設けられている請求項1乃至5いずれかの弾球遊技機である。また、普通図柄表示装置、開閉始動手段、特別図柄始動手段、普通図柄始動手段のいずれか1以上も前記入球装置と一体に設けてもよい。
請求項1の発明によれば、通常遊技中において、時間短縮手段及び/又は開放延長手段が作動する可能性があるので、遊技者が通常遊技を少しだけ行なって止めてしまうということが少なくなるほか、遊技者がどのようになったら時短機能或いは開放延長機能が作動するのか明確に分かるようになる。また、パチンコ機の特徴である球の挙動によって、時間短縮手段あるいは開放延長手段が作動するか否かが決定されるので、遊技者により一層、期待感やドキドキハラハラする感覚を与えられる遊技機になる。また、遊技店としても遊技客が時短発生を狙うために遊技球を発射するので、遊技店の利益も落ち込むことを防止できる。
請求項2記載の発明によれば、該開閉始動手段に遊技球が入球又は通過することで前記特定入球装置の開閉部材が開放するので、遊技球の挙動で決定されるので、ただ単に始動口に遊技球を入れるだけの単調な遊技ではなく趣向性が増す。
請求項3記載の発明によれば、前記入球装置の開閉部材が開放する開閉始動手段を設け、該開閉始動手段に遊技球が入球又は通過することで前記入球装置の開閉部材を開放するか否かを決定する開閉乱数が抽出され、前記開閉始動手段に遊技球が入球又は通過したときに開閉図柄を変動させるとともに取得した乱数値が当りである場合に、前記開閉図柄の当り図柄を確定表示してから前記入球装置の開閉部材が開放するので、遊技者が入球装置の開閉を確認しやすい。
請求項4記載の発明によれば、前記特定入球装置の内部に、前記時間短縮発生装置の他に遊技球が入球することで賞球を払い出す入賞装置を設け、前記特定入球装置に入球した球を前記時間短縮発生装置又は前記入賞装置に振り分ける振分装置が設けられているので、前記特定入球装置にさえ遊技球が入球すれば、仮に時間短縮発生装置に遊技球が入球しなくても、必ず入賞装置に入球するので、時間短縮発生装置を狙うことでの遊技者のリスクを減らすことができる。
請求項5記載の発明によれば、前記特定入球装置により特別遊技を実行するので、特定入球装置が多機能化し且つ遊技盤面の簡素化が実現できる。また、前記開閉始動手段により前記開閉部材が開放される開放時間よりも、前記特別遊技中に開放される特別遊技中開放時間のほうが長く設定されていて、特別遊技中開放時間においては、前記特定入球装置の内部に設けられている前記時間短縮発生装置を無効化する。
請求項6記載の発明によれば、少なくとも、前記特別図柄表示装置と前記特定入球装置が一体に設けられているため、遊技者が遊技状況を確認しやすい利点がある。部品点数が減るので、組立が簡単、費用も少なくできる。遊技球が流下するスペースあるいは別のものを設けるスペースができる。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態のパチンコ機10は、大きくは長方形の外枠11と前面枠12とからなり、外枠11の左隣に公知のプリペイドカードユニット13が設けられている。前面枠12は、左端上下のヒンジ14により外枠11に対し回動可能に取り付けられている。
前面枠12の下方には上皿15が設けられ、この上皿15に貸出釦16、精算釦17及び残高表示部18が設けられている。プリペイドカードユニット13のカード口19にプリペイドカードを挿入すると、記憶された残高が残高表示部18に表示され、貸出釦16を押下すると遊技球の貸出しが実行され上皿15の払い出し口より遊技球が排出される。
前面枠12には、窓状の金枠20が前面枠12に対して解放可能に取り付けられている。この金枠20には板ガラス21が二重にはめ込まれている。板ガラス21の奥には遊技盤22が収納されている。
上皿15の前面枠12下部には、下皿23が設けられ、下皿23の右側には発射ハンドル24が取り付けられている。この発射ハンドル24の外周には、図示しない回動リングが擁され、時計方向に回動すれば遊技球を遊技盤22上に発射することができる。上皿15と下皿23とは連結されていて、上皿15が遊技球で満杯状態になれば下皿23に遊技球を誘導するよう構成されている。
図2はパチンコ機10の裏面図である。図示するように、前述した遊技盤22を脱着可能に取り付ける機構盤26が前述した外枠11に収納されている。この機構盤26には、上方から、球タンク27、誘導樋28及び払出し装置29が設けられている。この構成により、遊技盤22上の入賞口に遊技球の入賞があれば球タンク27から誘導樋28を介して所定個数の遊技球を払出し装置29により前述した上皿15に排出することができる。
遊技盤22には主制御装置30及び特別図柄表示装置32(以下、単に表示装置という)が、機構盤26には払出制御装置31が、前面枠12には発射制御装置33が、表示装置32の左側に外部接続端子基板25が、各々取り付けられている。尚、機構盤26を中心とした遊技球の払い出し等に関する構造は従来の構成と同様なのでその詳細な説明は割愛する。
次に図3を用いて遊技盤22について説明する。この遊技盤22の中央部に特定入球装置34を備えている。この特定入球装置34内には、前記したように特別図柄を変動・確定表示させる表示装置32と、遊技球の入口を開閉する一対の羽根を備える開閉部材35と、開閉部材35から導入される遊技球を球挙動空間36へと導く一対の球導入口37と、球挙動空間36の底部に設けるステージ38に形成される時間短縮(以下、単に時短という)の機能の起因となる時間短縮発生口39(以下、時短発生口と略す)と、時短発生口39の両側に形成される一般入賞口40と、普通図柄表示装置41と、表示装置32の下に設けられ遊技球の保留記憶数を表示する特別図柄保留記憶表示部42と、表示装置32の上に設けられ遊技球の保留記憶数を表示する普通図柄保留記憶表示部43とが備えられている。これらの保留記憶数は最大4個までであり、各記憶表示部42,43は、発光させる光源(例えば、発光ダイオード)の数で保留記憶数を表示するように構成されている。特定入球装置34に入球した球は、必ず、振分け装置44により、その内部に設けられた時短発生口39又は一般入賞口40のいずれかに振分けされて、入球するようになっている。この振分け装置44は適宜の構成でよいが、図では複数の磁石が形成され、この磁石の作用によって遊技球を振り分けるものである。特定入球装置34内に設けられた時短発生口39及び一般入賞口40に遊技球が入球した場合は、賞球が15個払い出される構成である。特定入賞装置34の下部に普通電動役物として構成される第1種始動口45(以下、単に始動口45という)を設けている。普通図柄表示装置41に表示される図柄の変動開始に用いられるLCD32aの左右に設けた普通図柄作動ゲート46及び47を備えている。表示装置32にて特別図柄が変動表示されているときに、始動口45に入賞したときに保留記憶数が1増加する。普通図柄表示装置41にて普通図柄が変動表示されている時に普通図柄作動ゲート46,47を通過したときに保留記憶数が増加する。また、特定入球装置34の上部に開放ゲート48が設けられている。開放ゲート48を遊技球が通過すると所定時間、開閉部材35が開閉するようになっている。始動口45の下部に大入賞口50、盤面最下部のアウト口51、その他の各種入賞口、風車52、各種電飾装置53及び遊技釘54等が備えられている。
これらの構成により、前述した発射ハンドル24を回動すれば発射制御装置33により駆動される発射モータ33a(図4参照)が駆動されて上皿15上の遊技球がガイドレールを介して遊技盤22上に発射される。発射された遊技球が各入賞口に入賞すれば遊技球は盤面裏面にセーフ球として取り込まれ、入賞しなければアウト口51を介してアウト球として同様に盤面裏面に取り込まれる。
続いて前述したパチンコ機10の電気的構成を図4のブロック図を用いて説明する。
パチンコ機10の電気回路は、図示するように、前述した主制御装置30、払出制御装置31、表示装置32、図柄制御装置32b、発射制御装置33、ランプ制御装置57と、音声制御装置58等から構成されている。尚、この回路図には、信号の受け渡しを行うために所謂中継基板及び電源回路等は記載していない。
主制御装置30は、遊技制御プログラムを記憶したROM及び演算等の作業領域として働くRAMを内蔵した8ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成され、この他各基板又は各種スイッチ類及び各種アクチュエータ類との入出力を行うための外部入出力回路も設けられている。
主制御装置30の入力側には、第1種始動口スイッチ45a、普通図柄作動スイッチ46a及び47a、役物連続作動スイッチ(以下、単に「Vスイッチ」と呼ぶ)50a、(テン)カウントスイッチ50b、賞球払出スイッチ29a、満タンスイッチ63、補給(球切れ)スイッチ64、各種入賞口スイッチ65、時短発生スイッチ39a、開放ゲートスイッチ48a等が接続されている。また、出力側には、開閉ソレノイド35a、大入賞口ソレノイド50c、Vソレノイド50d、普通電動役物ソレノイド45b、盤用外部接続端子66、及び試験信号端子67等が接続されている。
ここで時短発生スイッチ39aは時短発生口39内、一般入賞口スイッチ40は一般入賞口40内、始動口スイッチ45aは前述した遊技盤22上の始動口(普通電動役物)45内、普通図柄作動スイッチ46a及び47aは各々普通図柄作動ゲート46及び47内、開放ゲートスイッチ48aは開放ゲート48内、Vスイッチ50aは大入賞口50内の特定領域内、同じくカウントスイッチ50bは大入賞口50内、賞球払い出しスイッチ29aは払出装置29内の賞球(玉切)モータ29bの下方、満タンスイッチ63は下皿23内、補給スイッチ64は球タンク27内、各入賞口スイッチ65は図示せぬ入賞口に各々取り付けられている。
時短発生スイッチ39aは時短発生口39に遊技球が入賞したことを、一般入賞口スイッチ40aは一般入賞口40に遊技球が入賞したことを、始動口スイッチ45aは始動口45に遊技球が入賞したことを、普通図柄作動スイッチ46a及び47aは各々普通図柄作動ゲート46及び47を遊技球が通過したことを、開放ゲートスイッチ48aは開放ゲート48を遊技球が通過したことを、Vスイッチ50aは大入賞口50内に入賞した遊技球が特別装置作動領域(以下、「特別領域」という。)を通過したことを、カウントスイッチ50bは大入賞口50内に入賞する全ての遊技球を、賞球払い出しスイッチ29aは玉切モータ29bにより上皿15に排出される遊技球を、満タンスイッチ63は下皿23内に遊技球が満タン状態になったことを、補給スイッチ64は球タンク27内に遊技球が存在することを、各々検出するものである。
出力側に接続された開閉ソレノイド35aは開閉部材35、大入賞口ソレノイド50cは大入賞口50、Vソレノイド50dは大入賞口50内の特別領域、普通役物ソレノイド45bは始動口(普通電動役物)45の羽根の開閉に各々使用されるものである。また盤用外部接続端子66は主制御基板30からの信号をホールメインコンピュータ68に出力し、試験信号端子67は遊技機の試験に使用されるものである。
表示装置32は、ランプ制御装置57、音声制御装置58と双方向に接続され、前述したLCD32aと、LCD32aを駆動制御する図柄表示装置制御装置(以下、単に「図柄制御装置」(「画像制御装置」ともいう。)という。)32b及びバックライト及びインバータ基板等の付属ユニット(図示略)から構成されている。図柄制御装置32bは、前述した主制御装置30と同様、画像制御プログラムを記憶したROM及び演算等の作業領域として働くRAMを内蔵した8ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成され、この他各基板又は各種スイッチ類及び各種アクチュエータ類との入出力を行うための外部入出力回路や乱数更新のためのカウンタも設けられている。
払出制御装置31は、主制御装置30からの指令コマンドに従って賞球(玉切)モータ29bを駆動制御して入賞があった場合に遊技者に賞球としての遊技球を払い出し、球貸しソレノイド69を駆動し、球貸しセンサー70から入力し、プリペイドカードユニット13及びCR精算表示基板62等も双方向に制御するものであり、マイクロコンピュータを用いた論理演算回路として構成しても良いし、ディスクリートな回路として構成しても良い。CR精算表示基板62は、前述した上皿15の貸出釦16、精算釦17及び残高表示部18等から構成されている。
払出制御装置31は主制御装置30からの指令に従って遊技球を払い出すが、入賞に対応した遊技球が払い出されているか否かの検知は主制御装置30で行われる。
発射制御装置33は、払出制御装置31と接続され、払出制御装置31からコマンドを受信し、遊技者が操作する発射ハンドル24の回動量に応じて発射モータ33aを駆動制御するものである。その他、遊技者が発射停止スイッチ24bを押下したとき発射を停止させたり、発射ハンドル24に内蔵された前記タッチスイッチ24aがオン状態のときタッチランプ71を点灯させるためのものである。タッチスイッチ24aは発射ハンドル24に内蔵され遊技者が発射ハンドル24に触れていることを検出するものである。
ランプ制御装置57は主としてトランジスタ等の駆動素子から構成されており、主制御装置30からの指令を受けて普通図柄表示装置41、特別図柄保留記憶表示部42、普通図柄保留記憶表示部43、大当りランプやエラーランプ等のランプ類73及びLED等の各種ランプ類74等を点灯表示させるためのものである。また、音声制御装置58は音源IC及びアンプ等から構成されており、主制御装置30の指令を受けてスピーカ75を駆動制御するものである。
前述した払出制御装置31、図柄表示装置32、発射制御装置33、ランプ制御装置57、音声制御装置58への送信は、主制御装置30からのみ送信することができるよう一方向通信の回路として構成されているが、双方向通信の回路構成でもよい。なお、枠用外部接続端子基板76は、払出制御装置31と扉開放スイッチ77とホールメインコンピュータ68に接続されている。
本実施形態のパチンコ機10は確変機として構成されており、特別図柄のうちの特定図柄(特別遊技報知図柄)で確定表示されて大当たりゲームが実行された後のゲームにて、大当り図柄で確定表示される確率を上昇させる確変状態と、図柄の変動時間を短縮する時短状態とが実行される。ここで時短状態は特別図柄及び普通図柄の変動時間を短縮し、普通図柄が当選したことによる普通電動役物の開放時間が延長される状態であり、確変状態は時短状態に加えて特別図柄の当選確率が高くなる状態である。
パチンコ機10が時短状態になると、設定された図柄が表示されるまでの時間が短縮される。これにより、一定時間内に特別図柄変動表示が行なわれる回数の最大値が増大される。そして、特別図柄変動表示が短くされることにより、早い時点で、始動入賞に応じて特別図柄変動表示を行える状態になる。そのため、始動口45に入賞したにも拘らず、特別図柄表示が速やかに作動できない、という事態が避けられる。
また、本実施形態の時短状態では、特別図柄の変動時間の短縮とともに、普通図柄表示装置41に表示される普通図柄の時短も行われる。この普通図柄変動表示を短縮させることで、一定時間内で多数回、普通図柄表示を作動させる。従って、単位時間あたりに普通図柄表示の作動可能な回数が増加する。普通図柄変動表示が時短されれば、普通図柄が当りとなる回数が増大し、これにより始動口45の作動回数が増大し、また、始動口45の開放時間が長くなるように設定されているので、始動入賞し易くなる。このように始動入賞され易くされることにより、遊技者の持ち玉が減り難くなり、更に有利な遊技をすることができる。
図5は主制御装置30における各種の設定を示すものである。通常状態、時短状態及び確率変動(以下、確変と略す)状態における、特別図柄の大当り確率は、それぞれ、1/300、1/300及び1/60、特別図柄の平均変動時間は、ぞれぞれ、約9秒、約6秒及び約6秒、普通図柄の平均変動時間は、ぞれぞれ、約28秒、約5秒及び約5秒、第1種始動口45(普通電動役物)の開放時間は、それぞれ、0.3秒、4秒及び4秒、特別図柄の最短変動時間は、それぞれ、約10秒(変動短縮機能未作動時)、約5秒及び約5秒である。変動短縮機能は、確変状態時及び時短状態時には無条件に作動する。通常状態時には、変動開始時に保留記憶が2個以上あると作動し、2個未満であれば作動しない。今回の普通図柄の当り確率は、常に1/2の一定にする。本発明の実施にあたり、普通図柄の当る確率を時短状態及び確変状態において高く設定するように構成してもよい。
また、特別図柄の平均変動時間および普通図柄の平均変動時間は、確変状態および時短状態では、通常状態に比べて短くなるように設定されている。なお、特別図柄の最短変動時間は、所定時間(例えば約5秒)以上となるように下限値が設けられている。また、始動口45の開放時間は、確変状態および時短状態時には、通常状態時に比べて長くなるように設定されている。確変状態あるいは時短状態だからといって全ての変動が短いわけではなく、遊技者に大当たりになることを特に期待させる演出を行うスーパーリーチや大当りになる変動は、通常時の変動と同じように長い変動が行われる。
以上説明した回路構成を有するパチンコ機10の主制御装置30内の8ビットワンチップマイコン(以下、単に「マイコン」と呼ぶ。)が実行する処理を図6に示すフローチャートに従って説明することにする。
図6に示されるフローチャートは、主制御装置30のマイコンにより実行されるメイン処理を表したものであり、約2ms毎のハード割り込みにより定期的に実行される処理である。本実施形態では、S10〜S65までの各処理は割り込み処理において1回だけ実行される処理であって「本処理」と称し、この本処理を実行して余った時間内に時間の許す限り繰り返し実行されるS70及びS75の処理を「残余処理」と称する。
マイコンによるハード割り込みが実行されると、まず正常割り込みであるか否かが判断される(S10)。この判断処理は、メモリとしてのRAMの所定領域の値が所定値であるか否かを判断することにより行われ、マイコンにより実行される処理が本処理に移行したとき、通常の処理を実行して良いのか否かを判断するためのものである。正常割り込みでない場合としては、電源投入時又はノイズ等によるマイコンの暴走等が考えられるが、マイコンの暴走は近年の技術の向上によりほとんど無いものと考えて良いので、たいていが電源投入時である。電源投入時には、RAMの所定領域の値が所定値と異なる値となっている。
正常割り込みでないと判断されると、前記メモリの所定領域に所定値を書き込む、特別図柄及び普通図柄を初期図柄とする等のメモリの作業領域への各初期値の書き込み、即ち初期設定が為され(S15)、残余処理に移行する。
正常割り込みとの肯定判断が為されると、まず初期乱数更新処理が実行される(S20)。この処理は、初期乱数の値についてこの処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であり、この処理実行前の初期乱数の値に+1するが、この処理を実行する前の乱数値が最大値である「299」のときには次回の処理で初期値である「0」に戻り、「0」〜「299」までの300個の整数を繰り返し昇順に作成する。
S20に続く当否乱数更新処理(S25)は、初期乱数更新処理と同様に処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であるが、最大値である「299」に至ると次回の処理では、そのときの前記初期乱数の値を初期値(以下、「更新初期値」という。)とし、更に割り込み毎に+1する処理を続行して更新初期値より「1」少ない値(以下、「更新最大値」という。)に至れば次回の処理では、更にそのときの初期乱数の値を初期値とし「0」〜「299」までの300個の整数値を繰り返し作成する。
即ち、割り込み処理毎に+1し、乱数を構成する要素を「0」〜「299」までの整数値とすることは前記初期乱数と何等変わることはないが、今回の更新最大値に至れば次回の割り込み処理ではそのときの更新初期値を初期値とし更新最大値に至るまで割り込み毎に+1し、更に次回の更新初期値を初期値とする構成である。これにより、当否乱数は、乱数を構成する要素を「0」〜「299」までの300個の整数値とし、割り込み処理毎に+1するが、更新最大値に至れば、次回の割り込み処理ではそのときの初期乱数により決定される値に変更されるので、当否乱数の値を予測不可能にすることができる。また、更新初期値と更新最大値とにより決定される乱数の構成要素は従来の当否乱数と同じ「0」〜「299」の300個の整数値と何等変わることがないので乱数を構成する要素の出現率を均一にしている。
大当り図柄乱数更新処理(S30)は、「0」〜「14」の15個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初期値である「0」に戻る。15個の各乱数値「0」〜「14」は、画面上に表示される3桁同一の「111」、「222」、「333」、「444」、「555」、「666」、「777」、「888」、「999」、[AAA]、「BBB」、「CCC」、「DDD」、「EEE」、「FFF」に各々対応する。
外れ図柄乱数更新処理(S35)は、左図柄用乱数、中図柄用乱数及び右図柄用乱数から構成され、大当りでないときの外れ図柄として使用される。左図柄用乱数は、「0」〜「14」の15個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初期値である「0」に戻る。中図柄用乱数は、「0」〜「14」の15個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、左図柄用乱数が「0」に戻るときに本処理毎で+1され最大値を超えると「0」に戻る。右図柄用乱数は、「0」〜「14」の15個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、中図柄用乱数が「0」に戻るときに本処理毎に+1され最大値を超えると「0」に戻る。
普通図柄乱数更新処理(S40)は、「0」〜「6」の7個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初期値である「0」に戻る。前述した各乱数更新処理(S20〜S40)により、初期乱数、当否乱数、大当り図柄乱数、外れ図柄乱数及び普通図柄乱数が各々更新される。
続く特定入球装置開放処理(S45)では、特定入球装置34の開放処理を行い、続く時短発生処理(S50)では、時短発生の処理を行う。その他、パチンコ機10に設けられ主制御装置30に接続された各スイッチ類の入力処理が実行される。本実施形態では、前述した満タンスイッチ63、玉切れスイッチ64、タッチスイッチ24a、始動口スイッチ45a、Vスイッチ50a、カウントスイッチ50b、普通図柄作動スイッチ46a及び47a、その他の各種スイッチの作動状況をチェックする入力処理が実行される。
始動口スイッチ45aに入力がある場合には、始動口としての始動口45に遊技球が入賞したときであり、この割り込み処理時の前記当否乱数の値が抽出され当否判定値と比較される。
続いて、大当りか否かを判定する条件成立判定手段としての当否判定処理(S60)を行う。この当否判定処理については図9〜図11にて後に詳述する。この当否判定処理(S60)が終了すると、続いて画像出力処理等の各入出力処理(S65)が実行される。
各入出力処理(S65)では、遊技の進行に応じて主制御装置30は、特別図柄表示装置32、払出制御装置31、発射制御装置33、ランプ制御装置57、音声制御装置58、大入賞口ソレノイド50c等の各種ソレノイドに対して各々入出力処理を実行する。即ち、前記各入力処理(S45)により遊技盤22上の各入賞口に遊技球の入賞があることが検知されたときには賞球としての遊技球を払い出すべく払出制御装置31に賞球データを出力する処理を、遊技状態に対応したサウンドデータを音声制御装置58に出力する処理を、パチンコ機10に異常があるときにはエラー中であることを報知すべく図柄制御装置32bにエラー信号を出力する処理を、更には、大当り発生時には大当り処理を、各々実行する。
本処理に続く前述の残余処理は、外れ図柄乱数更新処理(S70)及び初期乱数更新処理(S75)から構成されるが、各々前述したS20及びS35と全く同じ処理である。この2つの処理は無限ループを形成し、次の割り込みが実行されるまで時間の許される限り繰り返し実行される。前述したS10〜S65までの本処理を実行するのに必要とされる時間は、大当り処理を実行するか否か、特別図柄の表示態様の相違等により割り込み毎に異なる。この結果、残余処理を実行する回数も割り込み毎に異なり、図6に示された割り込み処理が1回実行されることにより外れ図柄乱数及び初期乱数の更新される(加算される)値も一律ではなくなる。これにより、初期乱数及び外れ図柄乱数が当否乱数と同期する可能性はなくなる。尚、本実施形態においては、当否乱数の更新は初期乱数の値により変更される構成なので同期の虞は全くない。また、前述した普通図柄乱数更新処理(S40)も残余処理内において実行するよう構成しても良い。
図7は、特定入球装置開放処理(S45)の詳細を示すフローチャートであり、はじめに、特定入球装置34の開閉部材35が開放中(開閉ソレノイド35aが作動中か否か)か否かを判定し(S46)、S46にて肯定判定ならリターンに抜け、否定判定(開閉部材35が閉鎖中)であれば、遊技球が開放ゲート48を通過したか否かを判定し(S47)、否定判定ならリターンに抜け、肯定判定(開放ゲート通過)ならS48にて特定入球装置34の開閉部材35を開放する処理を行い(S48)、リターンに抜ける。これらの処理により、特別遊技中、確率変動中、時間短縮中のいずれのときでも、既に開閉部材35が開放しているとき以外は、開放ゲート48を遊技球が通過したことを検知すると開閉部材35は開放する。ここでの開閉部材35の開放時間は所定時間(例えば1.8秒)に設定されている。
図8は、時短発生処理(S50)の詳細を示すフローチャートであり、はじめに、現在、大当り確率が通常確率状態(以下、通常確率と略す)か否かを判定し(S51)、否定判定ならリターンに抜け、肯定判定なら時短発生口39に遊技球が入球したか否か(時短発生スイッチ39aがオンか否か)を判定し(S52)、否定判定ならリターンに抜け、肯定判定なら時短フラグを作動させ(S53)、リターンに抜ける。これらの処理により、特別遊技中、確変中及び時短中に時短発生口39に入球しても、時短は発生しないが、賞球は払い出される。時短発生口39に入球したとき、特別図柄が変動中であった場合には、該変動が終了したあとに時短が発生する。ここでの時短発生フラグ作動処理では、時短が所定回数(50回)付与される。確変中において偶数図柄で大当りし、特別遊技が終わった後に行なわれる時短フラグ作動処理では、時短が100回付与される。この2つの時短状態は同じものであり、ただ、期間が違うだけである。
なお、本実施形態では始動口45に保留記憶を設ける構成にする。始動口45の最大保留可能数4個とする。この最大保留可能数は4個に限定するわけではない。つまり10個でもよい。本実施形態の図柄変動の動き(保留を含む)について、始動口45に遊技球が入賞した場合は、表示装置32にて図柄変動が行われる。公知技術に従って保留記憶制御は構成される。当然のことであるが、現在の特別図柄の変動が確定表示したら、一番古い保留記憶の変動が行われる。また、従来通り、遊技球が始動口45に入賞した場合は、保留されている数に関係なく賞球は払い出される。
図9〜図11は、当否判定処理(S60)の詳細を示すフローチャート、図12は、当否判定処理S60に引き続いて実行される特別遊技処理(S700)を示すフローチャートである。
図9を用いて当否判定処理を説明すると、先ず、条件装置が作動中か否か(特別遊技権利(大当たり)の発生を示す特別遊技権利フラグがセットされているか否か)を判定する(S601)。作動中であると判定されれば図12の特別遊技処理(S700)が実行され、作動中でないと判定されれば、次に図柄が変動中か否かを判定し(S602)、肯定判定なら図10の処理に進み、否定判定なら確定図柄を表示中か否かを判定し(S603)する。S603にて肯定判定なら図11の処理に進み、否定判定なら保留記憶はあるか否かを判定する(S604)。S604にて否定判定なら図12の処理に進み、肯定判定なら確率変動フラグ(以下、確変フラグという)は立っているか否か、即ち確変期間中か否かを判定する(S605)。肯定判定なら確変テーブルで当否を判定し(S607)、否定判定なら通常テーブルで判定する(S606)。
S606又はS607の後に処理するS608では、上述のようにして判定された結果が大当たりであるか否かを判定し、大当たりであると判定されれば、予め設定された複数種類の大当たり図柄の中からいずれの図柄を表示させるかを決定し(S609)、予め設定された複数種類の大当たり変動パターンの中からいずれの変動パターンで変動表示させるかを決定する(S610)。
S608にて大当たりでないと判定されれば、予め設定された複数種類のはずれ図柄の中からいずれの図柄を表示させるかを決定し(S611)、予め設定された複数種類のはずれ変動パターンの中からいずれの変動パターンで変動表示させるかを決定する(S612)。なお、該S612では、入賞時に取得したリーチ乱数、変動パターン決定用乱数、外れ図柄乱数を見て変動パターンを決定することは当然ながら、変動短縮機能(確変状態、時短状態及び通常状態時において変動開始時保留記憶が2個以上ある場合に作動させる機能)が作動しているか未作動なのかも確認して変動パターンが決定される。つまり、確変中、時短中は常に変動短縮機能が作動し、変動短縮機能が作動している状態の時には変動時間が短いものが選択される。
S610またはS612に続いてS613では、表示装置32にて変動表示を開始させるように指令する変動開始コマンドを、主制御基板30から図柄制御装置32bに送信する送信処理を実行し(S613)、その後、図12の処理を実行する。
次に、大当たりか否かを判定するS608における、判定手段の詳細を説明する。通常状態では当否判定値は「1」であり、確変状態には「1」、「3」、「5」、「7」、「9」である。前述したように当否乱数を構成する「0」〜「299」の300個の各整数値の出現率は均一であり、遊技球が始動口としての始動口45に入賞するタイミングで抽出される当否乱数の値は、前記ハード割り込みの微小時間である2msと比較すれば入賞タイミングを微小時間単位で調節できないことから無作為に抽出された値となり、当否乱数は完全なる乱数として機能する。
従って、抽出された当否乱数の値が当否判定値と一致して大当りとなる確率は、通常状態では1/300であり、確変状態では1/60(=5/300)となる。この大当りを発生させる確率が低確率状態から高確率状態に移行するのは、本実施形態では、大当り発生時の割り込み処理における前述した大当り図柄乱数の値が、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」、「11」及び「13」(以下、「高確率乱数値」という。)の場合であり、大当りが発生するときの7/15の確率で高確率に移行する。そして、確変状態中において、再び大当りを発生させたときの大当り図柄乱数の値が高確率乱数値であれば更に高確率状態が継続する。即ち、1度、高確率状態になる毎に7/15の確率で高確率が継続する可能性を有することになる。
図10は、S602にて図柄が変動中であると判定される場合に実行される処理であり、はじめに、図柄の変動時間が経過したか否かを判定し(S651)、否定判定なら図12の処理に進み、肯定判定なら、主制御装置30から図柄制御装置42cへ図柄停止コマンドを送信する(S652)。例えば図3に示すLCD42a上で変動している特別図柄が確定表示する。次に大当りになる図柄の組合せか否かを判定し(S653)、肯定判定なら確定図柄を表示する設定を行い(S654)、条件装置作動開始処理を行い(S655)、確変フラグが立っているか否かを判定する(S656)。S656で肯定判定なら確変フラグを終了し(S657)、図12の処理に進む。
S656で否定判定なら時短フラグが立っているか否かを判定し(S658)、否定判定なら図12の処理に進み、肯定判定なら時短フラグを終了し(S659)、図12の処理に進む。
S653で否定判定、即ち大当りになる図柄の組合せではないと判定される場合、確定図柄の表示を設定し(S660)、時短フラグは立っているか否かを判定し(S661)、S661で否定判定なら図12の処理に進み、肯定判定なら時短フラグを1減算し(S662)、時短回数が0か否かを判定する(S663)。S663で否定判定なら図12の処理に進み、肯定判定なら時短フラグを終了し(S664)、図12の処理に進む。
図10の処理では、確変状態において偶数図柄で大当りした場合、時短状態が発生するという構成であるので、S656〜S659の処理を行っている。大当たりになる図柄の組合せであるときは、条件装置が作動開始処理を行い、大当たりになる準備をして、確変フラグが立っているときは、確変フラグを終了する。時短フラグが立っているときは、時短フラグを終了する。大当たり遊技中は、確変フラグ、時短フラグを一度落とす制御を行い、確変フラブと時短フラグとを終了させるわけである。大当たりになる組合せでないときで、時短フラグが立っていた場合は、時短回数を、図柄が変動する毎に、マイナス1として、時短回数がゼロになったら時短フラグを終了する。
図9のS603で肯定判定される場合に行う図11の処理では、確定図柄の表示時間が終了したか否かを判定し(S671)、肯定判定なら確定図柄表示処理を行い(S672)、或いは、S671で否定判定される場合、図12の処理に進む。
次に、図12に示す特別遊技処理S700を説明すると、先ず、S655にて開始された条件装置の作動が作動中であるか否かを判定する(S701)。作動中でないと判定されれば処理はリターンに抜け、作動中であると判定されれば、大入賞口50が開放中であるか否かが判定される(S702)。
次に、S702にて大入賞口50が開放中でないと否定判定された場合(S702:No)の処理を説明すると、はじめに、大当たり開始の演出表示がLCD32aにて表示中であるか否かの判定(S703)、大当たりゲーム期間と次の大当たりゲーム期間との間にて大入賞口50が閉じるインターバル中であるか否かの判定(S704)、大当たり終了の演出表示がLCD32aにて表示中であるか否かの判定(S705)、大当たりゲームが開始済みであるか否かの判定(S706)を行う。
大当たり開始演出中でなく(S703:No)、インターバル中でなく(S704:No)、大当たり終了の演出中でなく(S705:No)、大当たりゲームが開始済みでない(S706:No)と判定された場合には、大当たりした状態及び大当りした図柄を記憶する記憶処理を実行する(S707)。一方、各判定S703〜S705にて肯定判定された場合には、処理はリターンに抜け、判定S706にて肯定判定された場合には処理はS709に進む。
S707の処理に続きS708では、LCD32aにて大当たり開始演出としての表示を実行させるコマンドを、主制御基板30から図柄制御装置32bに送信する。その後、S709にて大入賞口50を開放させ、処理はリターンに抜ける。
次に、S702にて大入賞口50が開放中であると肯定判定された場合(S702:Yes)の処理を説明すると、はじめに、S710において、大入賞口50に10個の入賞があったか否かを判定する。10個の入賞があったならば(S710:Yes)、S712に進む。10個の入賞がなかったならば(S710:No)、大入賞口50の開放時間が終了しているか否かを判定する(S711)。大入賞口50の開放時間が終了しているならば(S711:Yes)、S712に進む。大入賞口50の開放時間が終了していないならば(S711:No)、処理はリターンに抜ける。
S712において、大入賞口50の閉鎖処理を実行して、続いて現在行われているのが特別遊技の最終ラウンドであったか否かを判定する(S713)。最終ラウンドであったならば(S713:Yes)、大当り演出終了処理(S716)に進む。最終ラウンドでなかったならば(S713:No)、遊技球が特定領域(V)を通過していたか否かを判定する(S714)。特定領域(V)を通過していれば(S714:Yes)、大当りインターバル処理を実行して(S715)リターンに抜ける。特定領域(V)を通過していなければ(S714:No)、S716に進む。
S716において大当り終了演出処理を実行し、特別遊技権利(大当たり)のフラグを終了させる条件装置停止処理を実行する(S717)。
続いて、大当りした図柄は確変図柄か否かを判定し(S718)、否定判定なら図13の処理に進み、肯定判定なら確変フラグ作動処理(S719)しリターンに抜ける。
図13の処理はS718で大当りした特別図柄が確変図柄ではない、つまり通常図柄であると判定される場合に行われるものである。まず、大当りした状態は確変状態か否かを判定し(S721)、否定判定ならリターンに抜け、肯定判定なら時短フラグ作動処理、例えば、時短回数を100に設定する等の処理を行い(S722)、リターンに抜ける。
このように、大当り図柄が確変図柄(奇数図柄)なら確変フラグをそのまま作動してリターンし、一方、大当り図柄が偶数図柄である場合つまり通常図柄であって、大当りした時点での状態が確変状態であれば、時短が実行されるので、時短フラグを作動する。大当りした時点での状態が通常状態であれば、そのままリターンする。
実施形態1では、通常期間中において奇数図柄で大当りした場合は、その大当り終了後から10000回変動するか、又は次に大当りするまで確変期間が続く。この確変期間中において奇数図柄で大当りした場合は同様にその大当り遊技が終了から確変状態になり、確変期間中において偶数図柄で大当りした場合は、その大当り遊技終了から100回変動するか又は次に大当りするまで時短状態になる。この時短状態の100回の変動が終わったら通常期間になる。時短期間中において奇数図柄で大当りした場合は確変状態になり、偶数図柄で大当りした場合は通常状態になる。その通常期間中において偶数図柄で大当りした場合は通常状態のままである。
実施形態1では、通常状態時において特別図柄が偶数図柄で大当りした場合は大当り終了後に通常状態に戻り、奇数図柄で大当りした場合は大当り終了後に確変状態になり、確変状態時において特別図柄が偶数図柄で大当りした場合は大当り終了後に特別図柄が100回変動するまで時短状態になり、奇数図柄で大当りした場合は大当り終了後に確変状態になり、時短状態時において特別図柄が偶数図柄で大当りした場合は大当り終了後に通常状態になり、奇数図柄で大当りし場合は大当り終了後に確変状態になる。
実施形態1では、図3の開放ゲート48に遊技球が通過すると特定入球装置24の開閉部材35(羽根)が1.8秒間開放される。大当り期間中、確変期間中、時短期間中でも開放ゲート48に遊技球が通過すれば開放するが、特定入球装置34の開閉部材35が開放されているときに遊技球が開放ゲート48を通過した場合は何も変化しない。
実施形態1では、通常期間中において、時短発生口39に遊技球が入球した場合は特別図柄が50回変動するまで時短状態になる。賞球も払い出される(例えば、15球)。大当り状態、確変状態において時短発生口39に遊技球が入球した場合は、賞球(15個)のみ行なわれ時短は発生しない構成とする。現在、特別図柄が変動中であった場合に時短発生口39に遊技球が入球した場合は、該変動終了後、時短が発生する。
実施形態1の時短状態とは、確変状態時に特別図柄が偶数図柄で大当りし、該大当り遊技終了後に特別図柄が100回変動するまで続く時短状態と、通常遊技中に時短発生口39に遊技球が入球したら特別図柄が50回変動するまで続く時短状態と同じものであり、特別図柄及び普通図柄の変動時間が短縮され(時短機能)、普通図柄が当ることで開放する普通電動役物45の開放時間が延長される(開放延長機能)。つまり、時短機能も開放延長機能も作動する。
実施形態1での確変状態とは、時短状態で且つ特別図柄の大当り確率が高くなった状態である。
実施形態1のパチンコ機10によれば、次の効果を奏する。
通常確率状態の遊技中において、時短機能あるいは開放延長機能が作動する可能性があるので、遊技者が通常遊技を少しだけ行なって止めてしまうということが少なくなるほか、遊技者がどのようになったら時短機能あるいは開放延長機能が作動するのか明確に分かるようになる。
また、パチンコ機の特徴である球の挙動によって、時短機能あるいは開放延長機能が作動するか否かが決定されるので、遊技者により一層、期待感やハラハラ感を与えられる遊技機になる。
さらに、遊技店としても時短発生口39を狙って遊技客が遊技球を発射するので、遊技店の利益が落ち込むことが防止できる。
特定入球装置34の中に振分装置44が設けられ特定入球装置34に入球した球は、必ず、時短発生口39又は一般入賞口40に入球するので、時短発生口39に遊技球が入球しなくても、必ず一般入賞口40に入球するので、時短発生口39を狙うことでの遊技者のリスクを減らすことができる。
特定入球装置34内に設けられた入賞口に遊技球が入賞した時に払い出される賞球数が大入賞口50に入賞した時に払い出される賞球と同じく15個が払い出されるので、遊技者に有利である。
特別遊技の終了後のほうが、大きな付加価値(確率変動状態あるいは期間が長い時間短縮状態)が付与される構成であるので、通常確率状態にて、いきなり大きな付加価値を与えてしまうことを防止でき、遊技店に不利益を与えない。通常確率状態にて、いきなり大きな付加価値を与えてしまうと遊技店があまりにも不利な遊技機になってしまうからである。また、特別遊技の終了後に通常確率状態で発生する付加価値よりも大きな付加価値を与えないと、遊技者の射幸心を下げることになってしまう、即ち、短時間で多くの賞球を出す可能性が低くなってしまうからである。特別遊技の終了後に発生する時間短縮状態のほうが、前記時短発生装置に入球したことにより発生する時間短縮状態よりも期間を長く設定することが好ましい。
実施形態2は、通常状態において、どの特別図柄で大当たりしても該大当り終了に特別図柄が100回変動するまで確変状態になり、確変状態も同様に、どの特別図柄で大当たりしても該大当り終了に特別図柄が100回変動するまで確変状態になり、時短状態も同様に、どの特別図柄で大当たりしても該大当り終了に特別図柄が100回変動するまで確変状態になるように構成されている。
図14は遊技盤22の変更例である遊技盤222を示すものであり、遊技盤22の部品番号を200番台にしてある。この遊技盤222は、前述した遊技盤22と共通点を有するので、共通点は援用するが、ここで変更した要素は、開放ゲート248が開放ゲートと時短図柄表示装置249を兼用していることである。また大入賞口50が削除され、特別遊技中は大入賞口50の開閉動作に代えて、開閉部材235が開閉動作をするようになっている。なお、図14では省略するが、特定入球装置234が大入賞口50も兼ねているので、一般入賞口240の中に次ラウンドに進むために必要なV検知が設けられている。しかし、大当りが発生していないときにV検知が検出されても何も生じない。
図15の電気ブロック図は図4の電気ブロック図の変更例であり、対応する部品番号を200番台とする。図17において、時短図柄表示装置249(例えば、1桁表示のLED)が追加されており、他は図4と共通するので、説明は援用する。
実施形態2の主制御装置230のマイコンにより実行される処理を図16〜図21を参照して説明する。図16及び図17の特定入球装置開放処理は実施形態1の図7の特定入球装置開放処理に対応するものであるが、変更になっている。まず、大当り中か否かを判定し(S246)、肯定判定ならリターンに抜け、否定判定なら特定入球装置234の開閉部材235が開放中(開閉ソレノイド235aが作動中か否か)か否かを判定し(S247)、S247にて肯定判定ならリターンに抜け、否定判定(開閉部材235が閉鎖中)であれば、時短図柄表示装置249に表示される時短図柄が変動中か否かを判定し(S248)、否定判定なら、遊技球が開放ゲート248を通過したか否かを判定し(S249)、否定判定ならリターンに抜け、肯定判定(開放ゲート通過)なら、S260にて時短図柄が当りか否かを判定し(開閉乱数を備え、開放ゲート248の遊技球通過に伴い乱数の抽選を行うことが好ましい。)、肯定判定なら時短図柄の当り図柄を決定し(S261)、変動パターンを決定し(S262)、S260で否定判定なら時短図柄の外れ図柄を決定し(S263)、変動パターンを決定する(S264)。S262又はS264の後、主制御基板230からランプ制御基板257を経て時短図柄表示装置249へ変動開始コマンドを送信し(S265)、リターンに抜ける。
S248にて肯定判定なら図17に示す通り図柄変動時間が経過したか否かを判定し(S266)、肯定判定なら図柄停止コマンドを送信し(S267)、時短図柄が当りになる組合せか否かを判定し(S268)、肯定判定なら特定入球装置234の開閉部材235を開放する処理を行い(S269)、S266及びS268で否定判定ならリターンに抜ける。これらの処理により、特別遊技中、既に開放部材235が開放しているとき、時短図柄が変動中である時以外に遊技球が開放ゲート235に通過することで時短図柄が変動する。また、時短図柄が当たりであった場合、該時短図柄の確定表示が行われた後に開放部材235が所定時間(例えば1.8秒)開放される。
図18の時短発生処理は実施形態1の図8の時短発生処理に対応するものであるが変更になっている。つまり、大当り中以外は、時短発生口239に入球すれば、時短が発生或いは付与される。まず、S253にて通常状態で肯定判定の場合にて、時短発生口239に入球したとき、特別図柄が変動中であった場合には、該変動が終了したあとに時短が発生する。S253で否定判定なら、時短+50処理が行なわれる(S255)。この処理は、時短の回数を50回加算する処理であり、S253で否定判定の場合は、現在が確変状態又は時短状態であることになり、現在が確変状態ならば、確変状態(100回)が終わったあとに時短が50回加算される。又現在が確変状態であり、既に時短が50回付与されている状態なら、さらに時短が50回付与される。つまり確変状態が終わったあと100回の時短が行なわれることになる。現在が時短状態であった場合は、残りの時短回数に時短が50回加算される。又時短状態の時も確変状態の時と同様に既に時短が50回加算されていても、時短発生口に遊技球が入球するとさらに時短が50回+される処理である。
次は当否判定処理の説明を行なうが、当否判定処理の始めの部分は実施形態1の図9と共通するので援用する。
図19の処理は、実施形態1の図10の処理に対応するが、S2661の後、図20の処理にジャンプする点で異なっているが他の処理は共通であるので説明を援用する。図20にて、確変フラグは立っているか否かを判定し(S2665)、肯定判定なら確変回数を1減算し(S2666)、確変回数が0であるか否かを判定し(S2667)、S2667で肯定判定なら確変フラグを終了し(S2668)、又は、S2665及びS2667で否定判定ならS2668を行わずにS2770に入る。
実施形態1の図11の処理は援用する。
図21のS2700の特別遊技処理は、実施形態1の図12の処理と概ね同様であるので、説明は援用するが、S718及びS707及び図13の処理が削除されている点が異なっているだけである。実施形態2では、例えば、確変中に遊技球が時短発生口239に入球し、確変終了後に時短回数が50回付与されることが決定していた場合でも、確変中に大当りした場合は、確変の後の時短回数の50回は消去される。なお、実施形態1では、特別遊技を大入賞口50で行なっているが、実施形態2では入球装置234で行なっている。
この実施形態2によれば、図14の開放ゲート248を遊技球が通過すると、該ゲート248上に設けられた時短図柄表示装置249の図柄が変動し、該時短図柄が特定の図柄で確定表示すると特定入球装置234の開閉部材235が1.8秒間開放される。しかし、時短図柄が変動しているとき及び特定入球装置234の開閉部材235が開放されているとき及び大当り時に開放ゲート248を遊技球が通過した場合は、時短図柄は変動しない。また、時短図柄に保留は無い。
実施形態2では、通常状態において、時短発生口239に遊技球が入球した場合は特別図柄が50回変動するまで時短状態になる。1回の入賞について賞球が15球払い出される。実施形態1と同様に特別図柄の変動が終了したあとに時短が発生する。また、時短状態において、時短発生口239に遊技球が入球した場合は、現在の残り時短数に時短数が50回加算され、確変状態において、時短発生口239に遊技球が入球した場合は、100回の確変状態の後に50回の時短が加算される。また、確変状態において、時短発生口239に複数の遊技球が入球した場合及び時短状態で遊技球が時短発生口239に入球した場合は、さらに時短が50回加算される。確変状態及び時短状態に大当りした場合、50回加算されたものはリセットされる。特別遊技中に時短発生口239に遊技球が入球した場合は何も起らない。
実施形態2では、図14に記載したように特定入球装置234が大入賞口50を兼ねているので、特別図柄が揃うことで発生する大当りも、特定入球装置234の開閉部材235が開放される。時短図柄が特定の図柄で確定表示した時の特定入球装置234の開閉部材235の開放時間は1.8秒であるが、大当りでの特定入球装置234の開閉部材235の開放時間は、1ラウンドで最大30秒に設定されている。
実施形態1のように開放ゲート48を遊技球が通過しただけで特定入球装置34の開閉部材35が開くのではなく、開放ゲート248を遊技球が通過し、その時に抽出した乱数の値が当たりであった場合に開閉部材235が開くので、遊技の幅が広がる。大入賞口50を特定入球装置234にて兼用しているので、部品点数も少なくなるし、遊技領域においてスペースが空くことになり、他の役物等を配置できる。
実施形態3は、実施形態1に大当り発生口355と大当りスイッチ355aを追加し、振分け装置44を釘群から構成される振分け装置344に変更したものである。
図22は遊技盤22の変更例である遊技盤322を示すものであり、遊技盤22の部品番号を300番台にしてある。この遊技盤322は、前述した遊技盤22と共通点を有するので、共通点は援用するが、ここで変更した要素は、時短発生口339、一般入賞口340の他に、大当り発生口355を設けたことである。
図23の電気ブロック図は図4の電気ブロック図の変更例であり、対応する部品番号を300番台とする。図23において、大当り発生口スイッチ355aが追加されており、他は図4と共通するので、説明は援用する。
実施形態3では、特定入球装置334の中に大当り発生口355を設け、振分装置344によって、入球した球を、大当り発生口355、時短発生口339、一般入賞口340にいずれかに振り分ける。当然のことながら、この振分装置334によって、一般入賞口340よりも時短発生口339に遊技球が入り難く、時短発生口339よりも大当り発生口355に遊技球が入り難いようになっている。
特定入球装置334の中にさらに大きな価値が発生する可能性がある大当り発生口355を入れることによって、特定入球装置334に遊技球を入れるという行為がよりリスクを負う行為にならなくなる。
また、2つの大当り発生要件(特別図柄での大当り、特定入球装置334内に設けられた大当り発生口355に遊技球が入ることでの大当り)があることで、遊技者は自分にあった、あるいはその時の状態にあった遊技を選択できるようになる。また、趣向性が増す。
尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。例えば、当然のことながら実施形態1と実施形態2の一部の要素の組合せの変更、一部の要素の交換、一部の要素の削除等もできる。実施形態1又は実施形態2に対し実施形態3の一部の要素を組み合わせてもよい。
始動口への入球に伴う図柄の変動が確率変動期間中のものであるか否かを遊技者に判り易く表示する表示装置を遊技領域に2以上設けたパチンコ機等の用途に適用できる。
本発明の実施形態1に係るパチンコ機10の外観斜視図である。 パチンコ機10の裏面図である。 パチンコ機10の遊技盤22の構成を示す正面図である。 パチンコ機10の電気的構成を示すブロック図である。 パチンコ機10の主制御基板の設定を示す一覧表である。 主制御装置30で実行される「メインルーチン」の処理を示すフローチャートである。 メインルーチン処理における「特定入球装置開放処理」を示すフローチャートである。 メインルーチン処理における「時短発生処理」を示すフローチャートである。 メインルーチン処理における「当否判定処理(その1)」を示すフローチャートである。 メインルーチン処理における「当否判定処理(その2)」を示すフローチャートである。 メインルーチン処理における「当否判定処理(その3)」を示すフローチャートである。 当否判定処理に続く「特別遊技処理(その1)」を示すフローチャートである。 当否判定処理に続く「特別遊技処理(その2)」を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2のパチンコ機の遊技盤222の構成を示す正面図である。 同じく実施形態2のパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 実施形態2のメインルーチン処理における「特定入球装置開放処理(その1)」を示すフローチャートである。 実施形態2の「特定入球装置開放処理(その2)」を示すフローチャートである。 実施形態2の「時短発生処理」を示すフローチャートである。 実施形態2の「当否判定処理」の1部(その1)を示すフローチャートである。 実施形態2の「当否判定処理」の1部(その2)を示すフローチャートである。 実施形態2の「特別遊技処理」を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3のパチンコ機の遊技盤322の構成を示す正面図である。 同じく実施形態3のパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
10・・・パチンコ機 22,222,322・・・遊技盤 30・・・主制御基板
31・・・ 払出制御基板 32・・・特別図柄表示装置(表示装置)
32a・・・ LCD 32b・・・ 図柄制御基板 33・・・ 発射制御基板
33a・・・ 発射モータ 34,234,334・・・特定入球装置
32,232,332・・・表示装置 35,235,335・・・開閉部材
36,236,336・・・球挙動空間 37,237,337・・・球導入口
38,238,338・・・ステージ 39,239,339・・・時短発生口
40,240,340・・・一般入賞口 41,241,341・・・普通図柄表示装置
44,244,344・・・振分け装置 45,245,345・・・第1種始動口
46,47,246,247,346,347・・・普通図柄作動ゲート
48,248,348・・・開放ゲート 50,350・・・大入賞口
249・・・時短図柄表示装置
355・・・大当り発生口 355a・・・大当り発生口スイッチ

Claims (6)

  1. 遊技領域内に設けられ入口が開閉する特別図柄始動手段に遊技球が検出されることに起因して抽出される抽出値により、特別遊技を実行するか否かを抽選する特別遊技成立判定手段と、
    前記特別図柄始動手段に遊技球が検出されることにより、特別図柄の変動を開始し、前記特別遊技成立判定手段によって特別遊技を実行するか否かを特別図柄表示装置に特別図柄の確定表示態様によって遊技者に報知する特別図柄表示制御手段と、
    該特別図柄表示手段によって特別遊技を示す特定の特別図柄が確定表示されることに基づいて、特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    遊技領域内に設けられた普通図柄始動手段に遊技球が検出されることに起因して抽出される抽出値により、前記特別図柄始動手段の開閉を実行するか否かを抽選する開閉判定手段と、
    前記普通図柄始動手段に遊技球が検出されることにより、普通図柄の変動を開始し、前記開閉判定手段によって前記特別図柄始動手段の開閉を実行するか否かを普通図柄表示装置に表示する普通図柄の確定表示態様によって遊技者に報知する普通図柄表示制御手段と、
    を備える遊技機において、
    所定の開放条件が成立するときに開閉部材が開放し、遊技球の入球が可能になる特定入球装置と、
    前記特別図柄始動手段、普通図柄始動手段とは別体に、前記特定入球装置内に設けられた時間短縮発生装置と、を備え、
    該特定入球装置に入球した遊技球が前記時間短縮発生装置に遊技球が入球することで、(a)前記特別図柄の変動開始から確定表示までの変動表示時間及び前記普通図柄の変動開始から確定表示までの変動表示時間を短縮する時間短縮手段、(b)前記特別図柄始動手段の開放時間を延長する開放延長手段、又は、(c)前記時間短縮手段及び開放延長手段が、作動することを特徴とする遊技機。
  2. 前記入球装置の開閉部材が開放するための前記所定の開放条件は、前記入球装置の開閉部材が開放する開閉始動手段を設け、該開閉始動手段に遊技球が入球又は通過することで前記入球装置の開閉部材が開放することを特徴とする請求項1の弾球遊技機。
  3. 前記入球装置の開閉部材が開放するための前記所定の開放条件は、前記入球装置の開閉部材が開放する開閉始動手段を設け、該開閉始動手段に遊技球が入球又は通過することで前記入球装置の開閉部材を開放するか否かを決定する開閉乱数が抽出され、前記開閉始動手段に遊技球が入球又は通過したときに開閉図柄を変動させるとともに取得した乱数値が当りである場合に、前記開閉図柄の当り図柄を確定表示してから前記入球装置の開閉部材が開放することを請求項1の弾球遊技機。
  4. 前記特定入球装置の内部に、前記時間短縮発生装置の他に遊技球が入球することで賞球を払い出す入賞装置を設け、前記特定入球装置に入球した球を前記時間短縮発生装置又は前記入賞装置に振り分ける振分装置が設けられている請求項1乃至3いずれかの弾球遊技機。
  5. 前記特定入球装置により特別遊技を実行するとともに、前記開閉始動手段により前記開閉部材が開放される開放時間よりも、前記特別遊技中に前記開放部材が開放される開放時間が長く設定されていて、前記特別遊技中の開放時間においては、前記特定入球装置の内部に設けられている前記時間短縮発生装置を無効化する請求項1乃至4記載の弾球遊技機。
  6. 少なくとも、前記特別図柄表示装置と前記特定入球装置が一体に設けられている請求項1乃至5いずれかの弾球遊技機。
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