JP2005176861A - 清掃具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 清掃紙の一部を差込孔に差し込んだ状態で巻回部に複数回巻回することにより、清掃紙を簡易に保持することができる清掃具を提供する。
【解決手段】 柄体1と、該柄体1に結合され、清掃紙の一部が差込まれる差込孔21及び該差込孔21に差込まれた清掃紙が巻回される巻回部22を有する保持体2と、柄体1に巻回部22に沿って摺動可能に取付けられた摺動体3と、巻回部22の一部と向き合う進出位置及び前記巻回部22よりも前記柄体1側に離隔した後退位置への移動を可能に摺動体3に取付けた移動体4とを備え、清掃紙の巻回終端部を移動体4により押さえ、吸い取りにより汚れた清掃紙を摺動体3により巻回部22から押し出すことができるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 柄体1と、該柄体1に結合され、清掃紙の一部が差込まれる差込孔21及び該差込孔21に差込まれた清掃紙が巻回される巻回部22を有する保持体2と、柄体1に巻回部22に沿って摺動可能に取付けられた摺動体3と、巻回部22の一部と向き合う進出位置及び前記巻回部22よりも前記柄体1側に離隔した後退位置への移動を可能に摺動体3に取付けた移動体4とを備え、清掃紙の巻回終端部を移動体4により押さえ、吸い取りにより汚れた清掃紙を摺動体3により巻回部22から押し出すことができるようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は便所内の床、便器等を清掃するのに便利な清掃具に関する。
洋式便器、和式便器において、男性の小用は立ち姿勢にてなされるが、このとき、小水の一部が露出した状態にある便器の上面部に飛び散ったり、便器周りの床に飛び散ったすることがあり、便器、床面を汚すことになる。小水で汚れた便器、床面は雑巾等で拭いたり、簡易の清掃具を用いて便器、床面を洗ったり(例えば、特許文献1)、トイレットペーパを保持する清掃具を用いて小水を吸い取ったりすることにより清掃されている。
吸い取り用の清掃具は、複数に折重ねられたトイレットペーパ(以下折重ねペーパと言う)を保持する保持体に柄体が結合されている。保持体としては、矩形のゴム製部材の上面に+字形の複数の切込孔が設けられており、下面から上面の両側部にかけて抱くように当てられた折重ねペーパの両端部の一部分を各切込孔に押し込むことにより折重ねペーパを保持するように構成されたものと、矩形部材の上面に2つの挟み部材が枢支されており、下面から両側面にかけて抱くように当てられた折重ねペーパの両端部を各挟み部材で挟み込むことにより保持するように構成されたものとが知られている。
特開2002−17448号公報
ところが、保持体に切込孔が設けられている清掃具によれば、トイレットペーパを折重ねて折重ねペーパとし、この折重ねペーパを複数の切込孔に押し込むことにより保持する作業が必要であり、さらに吸い取りによって汚れた折重ねペーパを摘んで切込孔から抜き出す作業が必要であり、改善策が要望されていた。
また、保持体に挟み部材が設けられている清掃具によれば、トイレットペーパを折重ねて折重ねペーパとし、この折重ねペーパを2つの挟み部材で挟み込むことにより保持する作業が必要であり、さらに吸い取りによって汚れた折重ねペーパを2つの挟み部材を操作して取り外す作業が必要であり、改善策が要望されていた。
また、保持体に挟み部材が設けられている清掃具によれば、トイレットペーパを折重ねて折重ねペーパとし、この折重ねペーパを2つの挟み部材で挟み込むことにより保持する作業が必要であり、さらに吸い取りによって汚れた折重ねペーパを2つの挟み部材を操作して取り外す作業が必要であり、改善策が要望されていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、清掃紙の一部が差込まれる差込孔と、該差込孔に差込まれた清掃紙が巻回される巻回部とを有する保持体を備えた構成としたことにより、清掃紙の一部を差込孔に差し込んだ状態で巻回部に複数回巻回することにより、清掃紙を簡易に保持することができる清掃具を提供することを目的とする。
また、前記差込孔を柄体と反対側の縁から柄体の長手方向と平行的に設けたことにより、汚れた清掃紙を自重により巻回部から脱落させ得る清掃具を提供することを目的とする。
また、巻回部に沿って摺動可能とした摺動体を柄体に設けたことにより、摺動体を摺動操作することにより、汚れた清掃紙を迅速に取り外すことができる清掃具を提供することを目的とする。
また、巻回部の一部と向き合う進出位置、及び前記巻回部よりも前記柄体側に離隔した後退位置への移動を可能にした移動体を設けたことにより、巻回部に清掃紙を巻回した後、移動体を操作することにより清掃紙の巻回終端部を移動体で押さえることができる清掃具を提供することを目的とする。
第1発明に係る清掃具は、柄体に結合され、清掃紙を保持する保持体を有する清掃具において、前記保持体は前記清掃紙の一部が差込まれる差込孔と、該差込孔に差込まれた清掃紙が巻回される巻回部とを有することを特徴とする。
第1発明にあっては、トイレットペーパ等の清掃紙の一部を差込孔に差し込み、清掃具を回し操作することにより清掃紙の端部を差込孔の縁部分で係止することができるとともに、清掃紙を巻き締めつつ巻回部に巻回することができる。複数巻回した後、清掃紙の途中を破ることにより、清掃紙を保持体に保持することができ、この保持状態で柄体を把持し、飛び散った小水等を清掃紙に吸い取ることができる。
第2発明に係る清掃具は、第1発明において、前記差込孔は前記柄体と反対側の縁から前記柄体の長手方向と平行的に設けられていることを特徴とする。
第2発明にあっては、差込孔が柄体の長手方向と平行的に設けられており、しかも、柄体と反対側の縁に開放されているため、汚れた清掃紙を自重により巻回部から脱落させ得るので、清掃紙の便器内等への廃棄を簡易にでき得る。
第3発明に係る清掃具は、第2発明において、前記柄体は前記巻回部に沿って摺動可能とした摺動体を備えていることを特徴とする。
第3発明にあっては、摺動体を巻回部よりも柄体側へ摺動させた状態で巻回部に清掃紙を巻回することができるため、摺動体に邪魔されることなく清掃紙を保持体に容易に保持することができ、しかも、摺動体を巻回部側へ摺動操作することにより汚れた清掃紙を巻回部から押し出すことができるため、汚れた清掃紙を巻回部から迅速に脱落させることができ、清掃紙の便器内等への廃棄を迅速にできる。
第4発明に係る清掃具は、第1発明乃至第3発明の何れか1において、前記巻回部の一部と向き合う進出位置、及び前記巻回部よりも前記柄体側に離隔した後退位置への移動を可能にした移動体を備えていることを特徴とする。
第4発明にあっては、トイレットペーパ等の清掃紙の一部を差込孔に差し込み、この状態で清掃紙を引出しつつ巻回部に複数回巻回して清掃紙の途中を破った後で、移動体を進出位置へ移動操作することにより、清掃紙の巻回終端部を移動体で押さえることができ、清掃紙の巻回状態を確実に維持することができる。また、清掃した後、移動体を後退位置へ移動させることにより、清掃紙の押し付けを解除することができ、清掃紙を巻回部から脱落させ得る状態にできる。
第1発明によれば、清掃紙の一部を差込孔に差し込み、清掃紙の一部を係止した状態で巻回部に巻回することができるため、清掃紙の保持体への保持を簡易にできる。
第2発明によれば、汚れた清掃紙を自重により巻回部から脱落させ得るので、清掃紙の便器内等への廃棄を簡易にでき得る。
第3発明によれば、摺動体に邪魔されることなく清掃紙を保持体に容易に保持することができるとともに、汚れた清掃紙を巻回部から迅速に脱落させることができる。
第4発明によれば、清掃紙の巻回状態を確実に維持することができるとともに、汚れた清掃紙を便器内等に廃棄する場合、清掃紙の押し付けを容易に解除することができる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
実施の形態1
図1は本発明に係る清掃具の実施の形態1の構成を示す正面図、図2は保持体側部分の拡大正面図、図3は図2のIII −III 線の拡大断面図、図4は保持体側部分の移動体を取外した状態の拡大正面図、図5は図4のV−V線の拡大断面図、図6は図3のVI−VI線の拡大断面図、図7は保持体側部分の摺動体及び移動体を取外した状態の正面図、図8は保持体側部分の摺動体及び移動体を取外した状態の側面図である。
実施の形態1
図1は本発明に係る清掃具の実施の形態1の構成を示す正面図、図2は保持体側部分の拡大正面図、図3は図2のIII −III 線の拡大断面図、図4は保持体側部分の移動体を取外した状態の拡大正面図、図5は図4のV−V線の拡大断面図、図6は図3のVI−VI線の拡大断面図、図7は保持体側部分の摺動体及び移動体を取外した状態の正面図、図8は保持体側部分の摺動体及び移動体を取外した状態の側面図である。
この清掃具は、柄体1と、該柄体1に結合されトイレットペーパ等のロール形の清掃紙を巻回により保持する保持体2と、該保持体2に保持された清掃紙を保持体2に沿って押し出すための摺動体3と、保持体2に保持された清掃紙の巻回終端部を押さえるための移動体4とを備えている。
柄体1は離脱可能に連結された2つの杆部材11,12からなり、一方の杆部材11の端部に保持体2が合成樹脂材により一体に成形されている。また、杆部材11の保持体2側は幅方向の中央部にリブ11aを有する板状に形成されており、反保持体2側は2つの係止爪11b,11bが設けられており、この係止爪11b,11bが他方の杆部材12の嵌合孔12aに内嵌されることにより、杆部材11,12同士を離脱可能に連結している。
保持体2は杆部材11の幅寸法よりも広幅であり、トイレットペーパの幅寸法よりは長い矩形状であり、可撓性を有する扁平板からなる。この保持体2には清掃紙の一部が差込まれる差込孔21が柄体1と反対側の縁から柄体1の長手方向と平行的に設けられており、該差込孔21の両側部分を、差込孔21に差込まれた清掃紙が巻回される巻回部22,22としてある。この巻回部22,22にはコーティングされた滑り止め層が設けられており、巻回した清掃紙が抜け出し難いようにしてある。また、差込孔21は柄体1側から前記縁にかけて漸次広幅となるようにテーパ状とし、長手方向の途中の両側縁に凹凸を設けてある。また、差込孔21はトイレットペーパの幅寸法よりは若干長いスリットからなるが、その大きさは特に制限されない。尚、差込孔21は図示したように両側縁の一部だけを凹凸にする他、両側縁をほぼ全長に亘って凹凸にしてもよい。
摺動体3は杆部材11に該杆部材11の長手方向への摺動を可能に取付けられており、杆部材11と対向する細幅板部31及び該細幅板部31に連なり、保持体2の杆部材11側部分と対向する広幅板部32を有する。細幅板部31の端部には杆部材11の幅方向両側端部に摺動可能に外嵌された断面略C字形の嵌合部33及び摘み部34が設けられており、また、細幅板部31の途中には長孔状の嵌合孔35が設けられており、また、広幅板部32の幅方向中央部には移動体4の移動を案内する案内突起36が突設されている。また、広幅板部32の端部には巻回部22,22と接触して清掃紙を押し出すための紙押し凸部37が設けられており、この紙押し凸部37が巻回部22,22と接触することにより細幅板部31が若干撓むようになっている。尚、摺動体3は紙押し凸部37によって広幅板部32の端部厚さを比較的厚くし、広幅板部32の端部に後記する紙押え部46が当接したとき、該紙押え部46と巻回部22,22との間の距離が、巻回部22,22に巻回される清掃紙の厚さよりも長くなり、清掃紙に邪魔されることなく移動体4を進出位置へ移動させ得るようにしてある。
移動体4は摺動体3に巻回部22,22の杆部材11側部分と向き合う進出位置、及び巻回部22,22よりも杆部材11側に離隔し、広幅板部32の端部に当接する後退位置への移動を可能に取付けられており、摺動体3の細幅板部31と対向し、可撓性を有する細幅板部41及び該細幅板部41に連なり、摺動体3の広幅板部32と対向する広幅板部42を有する。細幅板部41の端部には摺動体3の嵌合孔35に移動可能に内嵌された2つの嵌合突起43,43及び指当部44が設けられており、また、広幅板部42の幅方向中央部には案内突起36が内嵌される長孔45が設けられている。また、広幅板部42の端部には移動方向に対して巻回部22,22側に傾斜し、巻回部22,22に巻回された清掃紙の巻回終端部を押さえる紙押え部46が設けられており、後退位置で紙押え部46が摺動体3の広幅板部32の端部に当接し、進出位置で紙押え部46が巻回部22,22と対向するようになっている。この紙押え部46の端縁は凹凸になっている。また、嵌合突起43,43は係止部43a,43aを有しており、該係止部43a,43aが嵌合孔35の内側で係止されるようになっている。尚、摺動体3及び移動体4は合成樹脂材により成形されている。
以上のように構成された清掃具は、差込孔21及び巻回部22,22を有する保持体2が柄体1の杆部材11と一体に設けられており、この杆部材11に摺動体3が杆部材11の長手方向へ摺動可能に取付けられており、該摺動体3に移動体4が摺動体3の摺動方向へ移動可能に取付けられている。
図9、図10は使用状態を示す説明図である。
この清掃具を使用する場合、図2、図3のように摺動体3及び移動体4が後退位置に停止している状態で、トイレットペーパ等のロール形の清掃紙Aの端部を差込孔21に差し込み、清掃具を長手方向の軸線を中心として回し操作することにより清掃紙Aの端部を差込孔21の縁部分で係止することができるとともに、清掃紙Aを巻き締めつつ巻回部22,22に巻回することができる。そして、複数回巻回した後、清掃紙Aの途中を破ることにより、図9のように清掃紙Aを保持体2の巻回部22,22に保持することができる。この保持状態で移動体4の指当部44を押し操作することにより、図9のように移動体4が巻回部22,22と向き合う進出位置に移動し、紙押え部46が清掃紙Aの巻回終端部を巻回部22,22側へ押さえる。従って、清掃紙Aの巻回状態を確実に維持することができる。このように清掃紙Aを保持した状態で柄体1の他方の杆部材12を把持し、便器、床等の小水等で汚れた部分に清掃紙を当てることにより、巻回部22,22を撓ませて小水等の汚れを吸い取ることができる。
この清掃具を使用する場合、図2、図3のように摺動体3及び移動体4が後退位置に停止している状態で、トイレットペーパ等のロール形の清掃紙Aの端部を差込孔21に差し込み、清掃具を長手方向の軸線を中心として回し操作することにより清掃紙Aの端部を差込孔21の縁部分で係止することができるとともに、清掃紙Aを巻き締めつつ巻回部22,22に巻回することができる。そして、複数回巻回した後、清掃紙Aの途中を破ることにより、図9のように清掃紙Aを保持体2の巻回部22,22に保持することができる。この保持状態で移動体4の指当部44を押し操作することにより、図9のように移動体4が巻回部22,22と向き合う進出位置に移動し、紙押え部46が清掃紙Aの巻回終端部を巻回部22,22側へ押さえる。従って、清掃紙Aの巻回状態を確実に維持することができる。このように清掃紙Aを保持した状態で柄体1の他方の杆部材12を把持し、便器、床等の小水等で汚れた部分に清掃紙を当てることにより、巻回部22,22を撓ませて小水等の汚れを吸い取ることができる。
この吸い取りにより汚れた清掃紙Aを便器内等への廃棄する場合、移動体4の指当部44を保持体2と反対方向に引き操作することにより移動体4が後退位置に移動し(図3参照)、紙押え部46による清掃紙Aの巻回部22,22への押さえが解除される。この状態で摺動体3の摘み部34を摘み、該摺動体3を巻回部22,22方向に摺動させることにより、紙押し凸部37が清掃紙Aの端部に接触し、該清掃紙Aを巻回部22,22に沿って押し出すことになり、清掃紙Aを巻回部22,22から迅速に脱落させることができる。
尚、以上説明した実施の形態では摺動体3に移動体4を取付けたが、その他、移動体4は柄体1に該柄体1の長手方向への移動を可能に取付けてもよい。
また、保持体2の差込孔21は柄体1と反対側の縁から柄体1の長手方向と平行的に設けたが、その他、差込孔21は柄体1と反対側の縁に開放させることなく、保持体の途中に柄体1の長手方向と平行的に設けてもよい。また、差込孔21は図示したように板状の保持体の板厚方向に貫通する孔である他、板状の保持体の一面及び他面の間に柄体1と反対側の縁からスリットが設けられた構成としてもよいのであり、差込孔21の構成は特に制限されない。
また、保持体2の差込孔21は柄体1と反対側の縁から柄体1の長手方向と平行的に設けたが、その他、差込孔21は柄体1と反対側の縁に開放させることなく、保持体の途中に柄体1の長手方向と平行的に設けてもよい。また、差込孔21は図示したように板状の保持体の板厚方向に貫通する孔である他、板状の保持体の一面及び他面の間に柄体1と反対側の縁からスリットが設けられた構成としてもよいのであり、差込孔21の構成は特に制限されない。
また、以上説明した実施の形態では摺動体3及び移動体4を備える構成としたが、その他、摺動体3及び移動体4をなくした構成、又は、摺動体3を備え、移動体4をなくした構成、又は、移動体4を備え、摺動体3をなくした構成としてもよい。後者のように摺動体3をなくした場合、移動体4は杆部材に該杆部材の長手方向への移動を可能に取付ける。
実施の形態2
図11は清掃具の実施の形態2の構成を示す断面図、図12は図11のXII −XII 線の拡大断面図である。
実施の形態2の清掃具は、柄体1は巻回部22,22に摺動自在に外嵌された嵌合孔38,38を有し、巻回部22,22に沿って摺動可能とした摺動体3を備える構成としたものである。
図11は清掃具の実施の形態2の構成を示す断面図、図12は図11のXII −XII 線の拡大断面図である。
実施の形態2の清掃具は、柄体1は巻回部22,22に摺動自在に外嵌された嵌合孔38,38を有し、巻回部22,22に沿って摺動可能とした摺動体3を備える構成としたものである。
実施の形態2において、摺動体3は実施の形態1の紙押し凸部37に摺動体3の摺動方向に貫通する2つの嵌合孔38,38を設け、各嵌合孔38,38部分を巻回部22,22に移動自在に外嵌したものであるが、その他、嵌合孔38,38が設けられた紙押し部を有する構成であればよい。尚、嵌合孔38,38は紙押し凸部37を有する広幅板部32の紙押し凸部37に設けた構成である他、広幅板部32をなくし、細幅板部31の端部に嵌合孔38,38を有する紙押し部が設けられた構成としてもよい。また、嵌合孔38,38は巻回部22,22に別個に外嵌されるように2つとする他、巻回部22,22に一緒に外嵌されるように1つとしてもよい。
図13、図14は実施の形態2の使用状態を示す説明図である。
実施の形態2にあっては、実施の形態1のように巻回部22,22に巻回保持され、吸い取りにより汚れた清掃紙Aを便器内等へ廃棄すべく摺動体3を摺動させることにより、嵌合孔38,38の孔縁が清掃紙Aの端部に接触し、巻回部22,22の周りから清掃紙Aを巻回部22,22に沿って押し出すことになり、吸取量が多い場合においても清掃紙Aを迅速に脱落させることができる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同じであるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
実施の形態2にあっては、実施の形態1のように巻回部22,22に巻回保持され、吸い取りにより汚れた清掃紙Aを便器内等へ廃棄すべく摺動体3を摺動させることにより、嵌合孔38,38の孔縁が清掃紙Aの端部に接触し、巻回部22,22の周りから清掃紙Aを巻回部22,22に沿って押し出すことになり、吸取量が多い場合においても清掃紙Aを迅速に脱落させることができる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同じであるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
尚、本発明の清掃具は、トイレットペーパ等のロール形の清掃紙を巻回して使用する他、シート状の清掃紙を巻回して使用することもできる。
1 柄体
2 保持体
21 差込孔
22 巻回部
3 摺動体
4 移動体
38 嵌合孔
2 保持体
21 差込孔
22 巻回部
3 摺動体
4 移動体
38 嵌合孔
Claims (4)
- 柄体に結合され、清掃紙を保持する保持体を有する清掃具において、前記保持体は前記清掃紙の一部が差込まれる差込孔と、該差込孔に差込まれた清掃紙が巻回される巻回部とを有することを特徴とする清掃具。
- 前記差込孔は前記柄体と反対側の縁から前記柄体の長手方向と平行的に設けられている請求項1記載の清掃具。
- 前記柄体は前記巻回部に沿って摺動可能とした摺動体を備えている請求項2記載の清掃具。
- 前記巻回部の一部と向き合う進出位置、及び前記巻回部よりも前記柄体側に離隔した後退位置への移動を可能にした移動体を備えている請求項1乃至3の何れか1に記載の清掃具。
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Publications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009279255A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Sankoo:Kk | 清掃具 |
JP2011041840A (ja) * | 2010-11-29 | 2011-03-03 | Sankoo:Kk | 清掃具 |
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2003
- 2003-12-05 JP JP2003408043A patent/JP2005176861A/ja active Pending
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JP2009279255A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Sankoo:Kk | 清掃具 |
JP4719773B2 (ja) * | 2008-05-23 | 2011-07-06 | 株式会社サンコー | 清掃具 |
JP2011041840A (ja) * | 2010-11-29 | 2011-03-03 | Sankoo:Kk | 清掃具 |
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