JP2005176252A - 印刷設定装置、撮像装置、印刷設定方法、及びプログラム - Google Patents

印刷設定装置、撮像装置、印刷設定方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 全撮影画像のプリント指定時における、撮影画像をプリント指定に追加するか否かの判定に要する処理時間を低減し、全撮影画像のプリント指定時におけるユーザの操作性を向上可能とした印刷設定装置、撮像装置を提供する。
【解決手段】 デジタルカメラは、CPU110、プリント指定情報設定部117、プリント指定情報記録部118、印刷許可情報生成部119、印刷許可情報記録部120、プリント指定装置121等を備える。CPU110はプログラムに基づき、印刷許可情報生成部119により画像ファイルの属性情報を基に印刷許可情報を生成し、印刷許可情報記録部120により印刷許可情報を記録媒体に記録し、プリント指定装置121により印刷許可情報を基にプリント指定情報を生成し、プリント指定情報記録部118によりプリント指定情報を記録媒体に記録する処理を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置で撮影された画像の印刷をプリント指定情報により指定可能な印刷設定装置に関し、特に印刷許可情報を使用してプリント指定情報を設定可能な印刷設定装置、撮像装置、印刷設定方法、及びプログラムに関する。
従来、デジタルカメラで撮影された画像ファイルに対し、画像表示用の表示装置を備えた画像再生装置においてプリント指定を行っておき、画像ファイルとプリント指定情報を記録した記録媒体をプリンタにセットするか、または記録媒体をラボサービス店に持ち込むことで、上記プリント指定情報に従った画像ファイルの印刷を自動的に行うことができるプリント方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなプリント方法を実現するため、DPOF(登録商標:Digital Print Order Format)と呼ばれる、デジタルカメラの撮影画像の印刷を自動化するための規格が知られている。DPOF規格では、画像ファイルの印刷枚数の他に、画像のトリミング指定や画像の回転指定などの様々な設定を、プリント指定情報として画像ファイルと同じ記録媒体にテキストファイル形式(AUTPRINT.MRK)で記録する。画像ファイルの印刷を外部に依頼する場合は、画像ファイルとプリント指定情報が記録された記録媒体をラボサービス店に持ち込むことによって、容易に印刷注文することができる。
DPOF規格に従ったプリント指定情報を設定するデジタルカメラ上のアプリケーションを用いたプリント指定方法としては、以下の2つの方法が一般的である。その1つが1枚ずつ画像ファイルを確認しながらプリント指定する方法であり、もう1つが全ての画像ファイルを一度にプリント指定する方法である。
前者の1枚ずつ画像ファイルを確認しながらプリント指定する方法は、印刷を行う前に予めどのような印刷物が出来上がるかをデジタルカメラの表示装置上で確認することができ、例えば破壊された画像ファイルや撮影に失敗した画像をプリント指定することを未然に防止することが可能である。
一方、後者の全ての画像ファイルを一度にプリント指定する方法は、一度に複数の画像ファイルをプリント指定可能であるため利便性は高いが、予めどのような印刷物が出来上がるかを確認できないため、破壊された画像ファイルなどの印刷に適していない画像ファイルを印刷対象としてしまうという恐れがある。このようにして全画像ファイルについてプリント指定した、画像ファイル及びプリント指定情報を記録した記録媒体をラボサービス店に持っていくと、印刷に適していない画像ファイルも印刷されてしまう不具合がある。
特開平11−007701号公報
しかしながら、上記従来の表示装置を備えたデジタルカメラなどの撮像装置上で、全ての画像ファイルのプリント指定を行った場合に、印刷する画像ファイルと印刷しない画像ファイルを判断してプリント指定情報の設定処理を行うと、その処理に多大な時間がかかり、ユーザ操作を妨げてしまうという問題があった。
本発明の目的は、全撮影画像のプリント指定時における、撮影画像をプリント指定に追加するか否かの判定に要する処理時間を低減し、全撮影画像のプリント指定時におけるユーザの操作性を向上可能とした印刷設定装置、撮像装置、印刷設定方法、及びプログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の印刷設定装置は、記録媒体に属性情報と共に記録される撮像画像の前記属性情報を基に、撮像画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を生成する生成手段と、生成された前記印刷許可情報を前記記録媒体に登録する第1の登録手段と、前記記録媒体に登録された前記印刷許可情報を基に、撮影画像の印刷枚数を含むプリント指定情報を設定する設定手段と、設定された前記プリント指定情報を前記記録媒体に登録する第2の登録手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の印刷設定装置において、前記生成手段は、複数の撮影モード毎に印刷許可情報を生成し、前記第1の登録手段は、前記撮影モード毎の前記印刷許可情報を前記記録媒体に登録することを特徴とする。
また、本発明の印刷設定装置において、前記撮影モードは、スティッチ撮影モード、連写撮影モード、オートブラケット撮影モードを含むことを特徴とする。
また、本発明の印刷設定装置において、前記スティッチ撮影モードによる撮影画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報、或いは前記連写撮影モードによる撮影画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報、或いは前記オートブラケット撮影モードによる撮影画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を基に、印刷を許可するか否かを判断する判断手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の印刷設定装置において、前記生成手段は、前記撮影モード毎に、何枚目の撮影画像を印刷するか或いは撮影画像のどの部分を印刷するかなどの印刷方法を印刷許可情報として生成することを特徴とする。
また、本発明の印刷設定装置において、前記生成手段は、撮影時期が異なる撮影画像同士の差分を基に撮像画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の印刷設定装置において、前記第1の登録手段は、前記印刷許可情報を前記記録媒体に登録すると共に前記記録媒体とは別の記録媒体にも登録することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、前記印刷設定装置を備えたことを特徴とする。
また、本発明の印刷設定方法は、記録媒体に属性情報と共に記録される撮像画像の前記属性情報を解析し、前記属性情報を基に、撮像画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を生成し、生成された前記印刷許可情報を前記記録媒体に登録し、前記記録媒体に登録された前記印刷許可情報を基に、撮影画像の印刷枚数を含むプリント指定情報を設定し、設定された前記プリント指定情報を前記記録媒体に登録することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、記録媒体に属性情報と共に記録される撮像画像の前記属性情報を解析する機能と、前記属性情報を基に、撮像画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を生成する機能と、生成された前記印刷許可情報を前記記録媒体に登録する機能と、前記記録媒体に登録された前記印刷許可情報を基に、撮影画像の印刷枚数を含むプリント指定情報を設定する機能と、設定された前記プリント指定情報を前記記録媒体に登録する機能を、コンピュータに実現させることを特徴とする。
更に、本発明は、情報処理装置が前記印刷設定装置を備える構成としてもよい。
更に、本発明は、前記情報処理装置をPDAとしてもよい。
本発明によれば、記録媒体に属性情報と共に記録される撮像画像の属性情報を基に、撮像画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を生成し、印刷許可情報を記録媒体に登録し、印刷許可情報を基に、撮影画像の印刷枚数を含むプリント指定情報を設定し、プリント指定情報を記録媒体に登録するので、従来のように印刷する撮影画像と印刷しない撮影画像を判断してプリント指定情報の設定処理を行うことが不要となり、全撮影画像のプリント指定時における、撮影画像をプリント指定に追加するか否かの判定に要する処理時間を低減することができる。これにより、全撮影画像のプリント指定時におけるユーザの操作性を向上させることが可能となる。
また、本発明によれば、スティッチ撮影モード、連写撮影モード、オートブラケット撮影モードを含む複数の撮影モード毎に印刷許可情報を生成し、撮影モード毎の印刷許可情報を記録媒体に登録するので、全撮影画像のプリント指定を行った場合に、ユーザの意図していない画像ファイルがプリント指定に追加され印刷されることを未然に防止することが可能となる。
また、本発明によれば、スティッチ撮影モードによる撮影画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報、或いは連写撮影モードによる撮影画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報、或いはオートブラケット撮影モードによる撮影画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を基に、印刷を許可するか否かを判断するので、全撮影画像のプリント指定を行った場合に、ユーザの意図していない撮影画像がプリント指定に追加され印刷されることを未然に防止することが可能となる。
また、本発明によれば、撮影モード毎に、何枚目の撮影画像を印刷するか或いは撮影画像のどの部分を印刷するかなどの印刷方法を印刷許可情報として生成するので、例えば連写撮影モードによる撮影画像については、連写の1枚目の画像だけを印刷する或いは連写の所定枚数毎に画像を印刷するといった処理を行うことが可能となり、印刷にかかるコストを考慮した全撮影画像の印刷設定を行うことが可能となる。
また、本発明によれば、撮影時期が異なる撮影画像同士の差分を基に撮像画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を生成するので、同じ構図の撮影画像がプリント指定に追加され印刷されることを未然に防止することが可能となる。
また、本発明によれば、印刷許可情報を前記記録媒体に登録すると共に前記記記録媒体とは別の記録媒体にも登録するので、例えば、これら2つの記録媒体に登録された印刷許可情報が同じ場合にプリント指定情報の設定を許可するようにすれば、印刷許可情報にパスワードロック機能を持たせることが可能となる。また、印刷許可情報を登録する際のバックアップとすることも可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
図1において、デジタルカメラは、レンズ101、絞り機構102、撮像素子103、CDS・PGA回路104、アナログ・デジタル変換器(以下、A/D変換器と略称)105、カメラ信号処理回路106、画像表示メモリ107、デジタル・アナログ変換器(以下、D/A変換器と略称)108、LCD液晶表示装置109、マイクロコンピュータ(以下、CPUと略称)110(判断手段)、記憶装置(以下、メモリと略称)111、画像圧縮・伸張回路112、カードインタフェース(以下、カードI/Fと略称)113、通信用インタフェース(以下、通信用I/Fと略称)114、プリント指定情報設定部117(設定手段)、プリント指定情報記録部118(第2の登録手段)、印刷許可情報生成部119(生成手段)、印刷許可情報記録部120(第1の登録手段)、プリント指定装置121(設定手段)を備えている。115は記録媒体、116は印刷装置である。
レンズ101は、不図示の被写体像を結像する。絞り機構102は、レンズ101を通過した入射光量を調節する。撮像素子103は、レンズ101から絞り機構102を通過して入射した光信号を電気信号に光電変換する。CDS・PGA回路104は、撮像素子103により光電変換された信号をサンプリングしてゲイン制御を行う。A/D変換器105は、CDS・PGA回路104から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。カメラ信号処理回路106は、A/D変換器105によりA/D変換された信号に対して所定の処理を施す。
CPU110は、デジタルカメラ全体を制御する。また、CPU110は、プリント指定情報記録部118、印刷許可情報生成部119、印刷許可情報記録部120、プリント指定装置121の動作を制御することで、制御プログラムに基づいて後述の各フローチャート(図4〜図5、図7〜図8、図11、図13〜図17)に示す処理を実行する。メモリ111は、カメラ信号処理回路106から出力されたデジタル信号をCPU110を介して一時的に記憶する。
画像圧縮・伸張回路112は、カメラ信号処理回路106から出力された生の画像データに対し、JPEG(Joint Photographic Experts Group)画像圧縮方式などの圧縮アルゴリズムを用いて圧縮を行ったりその逆の伸張を行ったりする。画像表示メモリ107は、画像を表示するために映像信号を一時的に保持する。D/A変換器108は、画像表示メモリ107から出力されたデジタル信号をアナログ信号に変換する。LCD液晶表示装置109は、D/A変換器108から出力されたアナログ映像信号をユーザに対して表示する。
記録媒体115は、メモリ111上に一時的に記憶されている画像データを画像ファイルの形で保存するメモリカードやディスクなどから構成されており、デジタルカメラに着脱可能に装着される。カードI/F113は、記録媒体115に対する画像データの書き込み及び読み出しを行うためのインタフェースを司る。印刷装置116は、例えばネットワーク上に接続されると共にデジタルカメラに接続されるものであり、デジタルカメラで撮影した画像の印刷に利用される。通信用I/F114は、印刷装置116をデジタルカメラに接続するためのインタフェースを司る。
プリント指定情報設定部117は、画像ファイルの印刷枚数を示すプリント指定情報を設定(入力)する。プリント指定情報記録部118は、プリント指定情報設定部117により設定されたプリント指定情報を記録媒体115に記録する。印刷許可情報生成部119は、画像フィルの撮影時の属性情報を含むヘッダ情報を解析し、画像ファイルの印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を生成する。印刷許可情報記録部120は、印刷許可情報生成部119により生成された印刷許可情報を記録媒体115に記録する。プリント指定装置121は、印刷許可情報を基にプリント指定情報を生成(設定)する。
次に、上記構成を有するデジタルカメラの動作を図2乃至図17を参照しながら詳細に説明する。
図2は、デジタルカメラのLCD液晶表示装置109(図2では152)に表示されるプリント指定メニュー画面を示す図である。
図2において、プリント指定メニュー画面は、デジタルカメラ151の記録媒体に保存されている全ての画像ファイルのプリント指定を行う場合の画面である。153は、プリント指定メニュー、154は、プリント指定メニューの項目を決定するための決定部(OKボタン)、155は、プリント指定メニューの項目を選択するための選択部である。
図3は、デジタルカメラに装着された記録媒体115(図3では156)に記録される印刷許可情報とプリント指定情報を示す図である。
図3において、印刷許可情報157は、記録媒体156に記録される情報である。プリント指定情報158は、記録媒体156に記録される情報であり、印刷許可情報157から設定されたDPOF規格に従った情報である。上記プリント指定メニュー154の設定により、DPOF規格に従ってプリント指定情報158がプリント指定装置121により生成される。
図4は、印刷許可情報を記録媒体に記録するメインルーチンを示すフローチャートである。本フローチャートは、記録媒体に保存されている全ての画像ファイルのヘッダ情報を解析し、画像ファイルの印刷許可情報を記録媒体に保存するまでの処理を示すものである。
図4において、ユーザにより画像ファイルの印刷許可情報の登録操作が行われると、ステップS202で、CPU110は、記録媒体の記録内容を検索することで記録媒体中に以前に記録された印刷許可情報が存在するかどうかを調べ、記録媒体中に印刷許可情報が存在すれば、その内容を取得する処理を行う。ステップS203で、CPU110は、ステップS202で取得した印刷許可情報について、更新が必要であるか否かを判断する処理を行う。ステップS203で更新が不必要と判断した場合は、本シーケンスを終了する。ステップS203で更新が必要と判断した場合は、ステップS204へ進む。また、ステップS202で記録媒体中に印刷許可情報が存在しない場合も、ステップS204へ進む。
印刷許可情報の更新が必要な場合、ステップS204で、CPU110は、画像ファイルを印刷許可するか否かを決定する項目(以下、プリント指定許可項目)を設定する処理を行う。プリント指定許可項目の設定ルーチンに関しては、後で詳しく説明する。ステップS205で、CPU110は、どの記録媒体に印刷許可情報を記録するかを選択する処理を行う。ステップS206で、CPU110は、記録媒体の残りの記録容量である残容量を取得する処理を行う。ステップS207で、CPU110は、ステップS204で設定したプリント指定許可項目における印刷許可情報を、ステップS206で取得した残容量内で記録媒体に記録できるかどうかを判断する処理を行う。
ステップS207で記録媒体に印刷許可情報を記録できない場合は、本シーケンスを終了する。ステップS207で記録媒体に印刷許可情報を記録できる場合は、ステップS208で、CPU110は、印刷許可情報を登録する画像ファイルのヘッダ情報を取得する処理を行う。ステップS209で、CPU110は、画像ファイルの解析を行い印刷を許可するか否かの解析結果を取得する処理を行う。画像ファイルの解析ルーチンに関しては、後で詳しく説明する。ステップS210で、CPU110は、ステップS209で解析した結果取得した印刷許可情報を記録媒体に記録(設定)する処理を行う。
ステップS211で、CPU110は、印刷許可情報を登録していない画像ファイルが存在するかどうかを判断する処理を行う。ステップS211で印刷許可情報を全ての画像ファイルで登録している場合は、本シーケンスを終了する。ステップS211で印刷許可情報を登録していない画像ファイルが存在する場合は、ステップS208へ戻り、全ての画像ファイルの印刷許可情報を設定し終わるまでステップS208〜ステップS211の処理を続ける。
尚、印刷許可情報は、前記記録媒体に記録されると共に前記記録媒体とは別の記録媒体にも記録される。
図5は、印刷許可情報を記録媒体から取得するメインルーチンを示すフローチャートである。本フローチャートは、記録媒体に保存されている印刷許可情報を使用して、全画像ファイルのプリント指定情報を設定する時の処理を示すものである。
図5において、ユーザにより全画像ファイルのプリント指定操作が行われると、ステップS252で、CPU110は、記録媒体に保存されている印刷許可情報の全リストを取得する処理を行う。ステップS253で、CPU110は、印刷許可情報の全リストから1つの印刷許可情報を取り出す処理を行う。ステップS254で、CPU110は、取り出した印刷許可情報に基づき、印刷が許可されているかどうかを判断する処理を行う。ステップS254で印刷が許可されている場合は、ステップS255へ進む。ステップS254で印刷が許可されていない場合は、ステップS257へ進む。
印刷が許可されている場合、ステップS255で、CPU110は、印刷を許可されている画像ファイルについて、画像ファイルを特定するためのパスを取得する。ステップS256で、CPU110は、ステップS255でパスを取得した画像ファイルのプリント指定情報を設定する処理を行う。ステップS257で、CPU110は、ステップS252で印刷許可情報の全リストの取得を行ったか否かを判断する処理を行う。ステップS257で印刷許可情報の全てのリストを取得している場合は、本シーケンスを終了する。印刷許可情報の全てのリストを取得していない場合は、ステップS253へ戻り、印刷許可情報の全てのリストを取得するまで、ステップS253〜ステップS257を繰り返す。
図6は、デジタルカメラのLCD液晶表示装置109に表示される印刷許可チェック項目リストの設定画面を示す図である。
図6において、印刷許可チェック項目リスト設定画面は、画像ファイルのヘッダ情報を解析する場合の解析対象の項目をユーザが設定する場合の画面である。301では、ユーザはデジタルカメラにおいて前もって画像ファイルのヘッダ情報を解析して、印刷許可情報を作成するか否かを設定できることを示している。302では、ヘッダ情報を解析する際に印刷不許可にする場合のチェック項目リストを設定できることを示しており、例えば画像サイズがL以外の画像ファイルは印刷しないといったいったことを示している。303では、印刷許可情報を作成後に、DPOF規格に従って作成されたDPOFファイルを修正するか否かを設定できることを示している。
図7は、DPOFファイルの修正ルーチンを示すフローチャートである。本フローチャートは、記録媒体に保存されている全ての画像ファイルのヘッダ情報を解析し、画像ファイルの印刷許可情報を記録媒体に記録した後に、DPOF規格に従っているDPOFファイルを修正する時の処理を示すものである。
図7において、DPOFファイルの修正が行われると、ステップS352で、CPU110は、DPOF規格に従ってプリント指定されている画像ファイルが存在するかどうかを判断する処理を行う。ステップS352でDPOF規格に従ってプリント指定されている画像ファイルが存在しない場合は、本シーケンスを終了する。ステップS352でDPOF規格に従ってプリント指定されている画像ファイルが存在する場合は、ステップS353へ進み、CPU110は、プリント指定されている画像ファイルを1つ取得する。
ステップS354で、CPU110は、ステップS353で取得した画像ファイルの印刷許可情報を取得する。ステップS355で、CPU110は、取得した印刷許可情報に基づき、ステップS353で取得した画像ファイルの印刷が許可されているか否かを判断する処理を行う。ステップS355で画像ファイルの印刷が許可されていない場合は、ステップS356へ進む。ステップS355で画像ファイルの印刷が許可されている場合は、ステップS357へ進む。
画像ファイルの印刷が許可されていない場合、ステップS356で、CPU110は、ステップS353で取得した画像ファイルのプリント指定を削除する処理を行う。画像ファイルの印刷が許可されている場合、ステップS357で、CPU110は、DPOF規格に従ってプリント指定されている全画像ファイルのチェックが終了したかどうかを判断する。ステップS357でプリント指定されている全画像ファイルについてチェックが終了すると、本シーケンスを終了する。ステップS357でチェック済みでない画像ファイルが存在した場合は、ステップS353へ戻り、全ての画像ファイルに対する処理が終了するまで、ステップS353〜ステップS357を繰り返す。
図8は、プリント指定許可項目の設定ルーチンを示すフローチャートである。本フローチャートは、プリント指定許可項目の設定ルーチン(ヘッダ情報解析設定ルーチン)(図4のステップS204)の詳細を示すものである。
図8において、ヘッダ情報解析設定ルーチンが呼び出されると、ステップS402で、CPU110は、画像ファイルのヘッダ情報を解析して印刷許可情報を設定するかどうかを判断する処理を行う。ステップS402でヘッダ情報からは印刷許可情報を取得しない場合は、本シーケンスを終了する。ステップS402でヘッダ情報を解析して印刷許可情報を設定する場合は、ステップS403で、CPU110は、当該画像ファイルがDCF(Design Rule for Camera File System)規格に準拠した画像ファイルであるか否かを判断する場合に解析対象とする項目を取得(DCF規格チェック項目リストの設定)する処理を行う。
ステップS404で、CPU110は、撮影モード解析設定処理を行う。撮影モード解析設定処理については図11で詳細に説明する。次に、ステップS405で、CPU110は、差分解析設定処理を行う。差分解析設定処理については図13で詳細に説明する。次に、ステップS406で、CPU110は、印刷が不許可となった場合の処理を取得する処理を行う。ステップS406で、印刷が不許可となった場合の処理を取得すると、本シーケンスを終了する。
図9は、デジタルカメラのLCD液晶表示装置109に表示される、撮影モードを印刷許可の判断項目とする時の印刷許可情報設定画面を示す図である。
図9において、印刷許可情報設定画面は、画像の撮影に用いる撮影モードを解析する場合において、ユーザが印刷許可情報を設定する場合の画面である。451で、ユーザはデジタルカメラにおいて前もって画像の撮影に用いる撮影モードを解析して、印刷許可情報を作成するかどうかを設定することができる。452で、スティッチ撮影モードで撮影した場合の印刷を許可するか否かを設定できることを示している。453で、連写撮影モードで撮影した場合の印刷を許可するか否かを設定できることを示している。454で、オートブラケット撮影モードで撮影した場合の印刷を許可するか否かを設定できることを示している。
図10は、デジタルカメラのLCD液晶表示装置109に表示される印刷許可情報詳細設定画面を示す図である。
図10において、印刷許可情報詳細設定画面は、印刷許可情報を詳細設定する場合の画面である。456で、連写撮影モードで撮影した画像を印刷許可した場合に、何枚目の画像を印刷するかを指定することができ、1枚の画像だけでなく、連写撮影モードで撮影した画像群から例えば10枚おきに1枚の画像を印刷許可するなど複数の画像を印刷許可することができる。
なお、連写撮影モードに限らず、パノラマ撮影モードやオートブラケット撮影モード等の、連続的な撮影を行ったであろう画像群について適用可能である。
また、連続的に撮影したであろう画像群の内で、プリント対象から外された画像がある場合に、プリント対象となった画像に対して、プリントされなかった関連画像があることを示す情報、文字、プリントされない画像のファイル名等を一緒にプリントさせるようにするのが良い。つまり、例えばDPOFファイル中の印刷対象画像に対して、プリントすべき文字情報として印刷されなかった画像に関する情報を含ませるようにするのがよい。
これにより、プリントのされた画像のフチや裏面を確認することで、連続的に撮影された複数の画像のうち、印刷されなかった画像があることが認識できる。
図11は、撮影モードを印刷許可の判断項目とする時の設定ルーチンを示すフローチャートである。本フローチャートは、撮影モード解析設定ルーチン(図8のステップS404)の詳細を示すものである。
図11において、撮影モード解析設定ルーチンが呼び出されると、ステップS502で、CPU110は、撮影モードを解析して印刷許可情報を設定するか否かを判断する処理を行う。ステップS502で撮影モードを解析して印刷許可情報を設定する場合は、ステップS503へ進む。ステップS502で撮影モードを解析して印刷許可情報を設定しない場合は、本シーケンスを終了する。
撮影モードを解析して印刷許可情報を設定する場合、ステップS503で、CPU110は、画像ファイルからスティッチ撮影モード(大きい被写体を複数に分割して撮影し、複数の部分画像を1つの画像とする撮影モード)が判断可能であるか否かを判断する処理を行う。ステップS503でスティッチ撮影モードを判断することが可能である場合は、ステップS504へ進む。ステップS503でスティッチ撮影モードを判断することが不可能である場合は、ステップS506へ進む。
スティッチ撮影モードを判断することが可能である場合、ステップS504で、CPU110は、スティッチ撮影モードで撮影された画像ファイルを印刷許可するか否かの設定を取得する処理を行う。ステップS505で、CPU110は、スティッチ撮影モードで撮影された画像ファイルの印刷方法を取得する処理を行う。具体的には、スティッチ撮影モードで撮影された画像ファイルについては、1枚目だけを印刷するといった印刷方法を取得する。また、例えばスティッチの真中部分だけを印刷するといった印刷方法も取得できるものとする。
ステップS506で、CPU110は、画像ファイルから連写撮影モードが判断可能であるか否かを判断する処理を行う。ステップS506で連写撮影モードを判断することが可能である場合は、ステップS507へ進む。ステップS506で連写撮影モードを判断することが不可能である場合は、ステップS509へ進む。
連写撮影モードを判断することが可能である場合、ステップS507で、CPU110は、連写撮影モードで撮影された画像ファイルを印刷許可するか否かの設定を取得する処理を行う。ステップS508で、CPU110は、連写撮影モードで撮影された画像ファイルの印刷方法を取得する処理を行う。具体的には、連写撮影モードで撮影された画像ファイルについては、例えば連写の1枚目だけを印刷するといった印刷方法を取得する。
ステップS509で、CPU110は、画像ファイルからオートブラケット撮影モード(同じ被写体を異なる撮影条件で撮影するモード)が判断可能であるか否かを判断する処理を行う。ステップS509でオートブラケット撮影モードを判断することが可能である場合は、ステップS510へ進む。ステップS509でオートブラケット撮影モードを判断することが不可能である場合は、本シーケンスを終了する。
オートブラケット撮影モードを判断することが可能である場合、ステップS510で、CPU110は、オートブラケット撮影モードで撮影された画像ファイルを印刷許可するか否かの設定を取得する処理を行う。ステップS511で、CPU110は、オートブラケット撮影モードで撮影された画像ファイルの印刷方法を取得する処理を行う。具体的には、オートブラケット撮影モードの画像ファイルについては、例えば露出を中間にした設定で撮影した画像のみを印刷するといった印刷方法を取得する。以上の設定を取得する処理を行うと、本シーケンスを終了する。
図12は、デジタルカメラのLCD液晶表示装置109に表示される、画像ファイルの差分を印刷許可の判断項目とする時の設定画面を示す図である。
図12において、設定画面は、画像ファイルの差分(画像ファイルの構図(絵)が似ているか否か)を解析する際にユーザが設定する場合の画面である。551で、ユーザはデジタルカメラにおいて前もって画像ファイルの差分を解析して、印刷許可情報を作成するかどうかを設定できることを示している。552で、画像ファイルの差分が全体の何%以上存在すれば印刷を不許可とするかを設定できることを示している。
図13は、画像ファイルの差分を印刷許可の判断項目とする時の設定ルーチンを示すフローチャートである。本フローチャートは、差分解析設定ルーチン(図8のステップS405)の詳細を示すものである。
図13において、差分解析設定ルーチンが呼び出されると、ステップS602で、CPU110は、画像ファイルの差分を解析して印刷許可情報を設定するか否かを判断する処理を行う。ステップS602で画像ファイルの差分から印刷許可情報を設定する場合は、ステップS603へ進む。ステップS602で画像ファイルの差分からは印刷許可情報を設定しない場合は、本シーケンスを終了する。
画像ファイルの差分から印刷許可情報を設定する場合、ステップS603で、CPU110は、画像ファイルの差分の解析が可能であるか否かを判断する処理を行う。ステップS603で画像ファイルの差分の解析が不可能な場合は、本シーケンスを終了する。ステップS603で画像ファイルの差分の解析が可能な場合は、ステップS604で、CPU110は、画像ファイルの差分の解析をする場合の処理を取得する。ステップS604が終了すると、本シーケンスを終了する。
図14は、画像ファイルを印刷許可するか否か解析する時のメインルーチンを示すフローチャートである。本フローチャートは、画像ファイル解析ルーチン(図4のステップS209)の詳細を示すものである。
図14において、画像ファイル解析ルーチンが呼び出されると、ステップS652で、CPU110は、図4のステップS204で設定したプリント指定許可項目を取得する処理を行う。ステップS653で、CPU110は、画像ファイルのヘッダ情報の解析処理を行う。ヘッダ情報の解析処理に関しては、後で詳しく説明する。ステップS654で、CPU110は、撮影モードが取得可能であるか否かを判断する処理を行う。ステップS654で撮影モードを取得可能である場合は、ステップS655へ進む。ステップS654で撮影モードが取得不可能である場合は、ステップS657へ進む。
撮影モードを取得可能である場合、ステップS655で、CPU110は、撮影モード解析設定が有効か無効かを判断する処理を行う。ステップS655で撮影モード解析設定が有効の場合は、ステップS656へ進む。ステップS655で撮影モード解析設定が無効の場合は、ステップS657へ進む。
撮影モード解析設定が有効の場合、ステップS656で、CPU110は、撮影モードの解析処理を行う。撮影モードの解析処理に関しては、後で詳しく説明する。ステップS657で、CPU110は、画像ファイルの差分の解析設定が有効か無効かを判断する処理を行う。ステップS657で画像ファイルの差分の解析設定が有効の場合は、ステップS658へ進む。ステップS657で画像ファイルの差分の解析設定が無効の場合は、本シーケンスを終了する。
画像ファイルの差分の解析設定が有効の場合、ステップS658で、CPU110は、画像ファイルの差分の解析処理を行う。画像ファイルの差分の解析処理に関しては、後で詳しく説明する。ステップS658が終了すると、本シーケンスを終了する。
図15は、画像ファイルの印刷許可情報をDCF規格に準拠した画像ファイルか否かで作成する時の解析ルーチンを示すフローチャートである。本フローチャートは、ヘッダ情報解析ルーチン(図14のステップS653)の詳細を示すものである。
図15において、ヘッダ情報解析ルーチンが呼び出されると、ステップS702で、CPU110は、当該画像ファイルがDCF規格に準拠した画像ファイルか否かを判断するためのチェック項目のリストを取得する。ステップS703で、CPU110は、チェック項目リストの全てがチェックされたか否かを判断する処理を行う。ステップS703でチェック項目リストにチェックされていない残りがある場合は、ステップS704へ進む。ステップS703でチェック項目リストの全てがチェックされた場合は、ステップS707へ進む。
チェック項目リストにチェックされていない残りがある場合、ステップS704で、CPU110は、画像ファイルについてチェック項目リストの1つを解析する処理を行う。ステップS705で、CPU110は、ステップS704の解析結果から、画像ファイルがDCF規格に準拠しているか否かを判断する処理を行う。ステップS705で画像ファイルがDCF規格に準拠していなかった場合は、ステップS706へ進む。ステップS705で画像ファイルがDCF規格に準拠していた場合は、ステップS703へ戻り、全てのチェック項目リストについて解析が終了するまでステップS703〜ステップS705を繰り返す。
画像ファイルがDCF規格に準拠していなかった場合、ステップS706で、CPU110は、印刷不許可を設定する処理を行うと、本シーケンスを終了する。チェック項目リストの全てがチェックされた場合、ステップS707で、CPU110は、印刷許可を設定する処理を行う。ステップS708で、CPU110は、撮影モードが画像ファイルのヘッダ情報から取得可能であるか否かの情報を設定する処理を行うと、本シーケンスを終了する。
図16は、画像ファイルの印刷許可情報を撮影モードから作成する時の解析ルーチンを示すフローチャートである。本フローチャートは、撮影モード解析ルーチン(図14のステップS656)の詳細を示すものである。
図16において、撮影モード解析ルーチンが呼び出されると、ステップS752で、CPU110は、画像ファイルがスティッチ撮影されたか否かを示すスティッチ情報を取得する。ステップS753で、CPU110は、スティッチ撮影された画像ファイルの印刷許可を無効と設定し、ステップS752で取得したスティッチ情報に基づき、当該画像ファイルがスティッチ撮影されている画像ファイルである場合は、ステップS759へ進む。ステップS753で、当該画像ファイルがスティッチ撮影されていない画像ファイルである場合や、スティッチ撮影された画像ファイルの印刷が許可されている場合は、ステップS754へ進む。
ステップS754で、画像ファイルが連写撮影されたか否かを示す連写情報を取得する。ステップS755で、連写撮影された画像ファイルの印刷が不許可と設定されており、且つ当該画像ファイルが連写撮影された画像ファイルである場合は、ステップS759へ進む。ステップS754で、当該画像ファイルが連写撮影された画像ファイルでない場合や、連写撮影された画像ファイルの印刷が許可されている場合は、ステップS756へ進む。
ステップS756で、CPU110は、画像ファイルがオートブラケット撮影されたか否かを示すオートブラケット情報を取得する。ステップS757で、オートブラケット撮影された画像ファイルの印刷が不許可と設定されており、且つ当該画像ファイルがオートブラケット撮影された画像ファイルである場合は、ステップS759へ進む。ステップS757で、当該画像ファイルがオートブラケット撮影された画像ファイルでない場合や、オートブラケット撮影された画像ファイルの印刷が許可されている場合は、ステップS758へ進む。
ステップS758で、CPU110は、印刷許可の設定を行い、本シーケンスを終了する。ステップS759で、CPU110は、印刷不許可の設定を行い、本シーケンスを終了する。
図17は、画像ファイルの印刷許可情報を差分から作成する時の解析ルーチンを示すフローチャートである。本フローチャートは、差分解析ルーチン(図14のステップS658)の詳細を示すものである。
図17において、差分解析ルーチンが呼び出されると、ステップS802で、CPU110は、記録媒体から前の画像ファイルを取得する処理を行う。ステップS803で、CPU110は、撮影時期が異なる、前の画像ファイルと現画像ファイルの差分(構図(絵)の差)が許容範囲を超えているかどうかを判断する処理を行う。ステップS803で差分が許容範囲を超えている場合は、ステップS805で、CPU110は、印刷不許可設定処理を行い、本シーケンスを終了する。ステップS803で差分が許容範囲を超えていない場合は、ステップS804で、CPU110は、印刷許可設定処理を行い、本シーケンスを終了する。
尚、本実施の形態の上述した一連の処理の中において、印刷装置116で印刷可能な画像ファイルのサイズを取得する処理と、印刷装置116で使用可能な用紙サイズを取得する処理が行われるが、これらの処理についてはフローチャートによる図示は省略するものとする。
以上説明したように、本実施の形態によれば、デジタルカメラで撮影された画像ファイルのヘッダ情報を解析し、予め画像ファイルの印刷許可情報を記録媒体に登録しておき、全画像ファイルのプリント指定時に、記録媒体から印刷許可情報を取得し、印刷が許可されている画像ファイルについてプリント指定情報を設定することで、従来のように印刷する画像ファイルと印刷しない画像ファイルを判断してプリント指定情報の設定処理を行うことが不要となり、全画像ファイルのプリント指定時における、画像ファイルをプリント指定に追加するか否かの判定に要する処理時間を低減することができる。これにより、全画像ファイルのプリント指定時におけるユーザの操作性を向上させることが可能となる。
また、上記のように画像ファイルに含まれるヘッダ情報を解析し、撮影モード(スティッチ撮影モード、連写撮影モード、オートブラケット撮影モード)毎に印刷許可情報を記録媒体に登録しておくことで、全画像ファイルのプリント指定を行った場合に、ユーザの意図していない画像ファイルがプリント指定に追加され印刷されることを未然に防止することが可能となる。
また、上記の撮影モード毎に印刷方法(何枚目の画像を印刷するか、画像のどの部分を印刷するかなど)を詳細に設定することで、例えば連写撮影モードで撮影された画像ファイルについては、連写の1枚目の画像だけを印刷する或いは連写の10枚毎に画像を印刷するといった処理を行うことが可能となり、印刷にかかるコストを考慮した全画像の印刷設定を行うことが可能となる。
また、前の画像ファイルと現画像ファイルの差分が許容範囲を超えている場合は印刷不許可の設定を行い、前の画像ファイルと現画像ファイルの差分が許容範囲を超えていない場合は印刷許可の設定を行うことで、同じ構図(絵)の画像ファイルがプリント指定に追加され印刷されることを未然に防止することが可能となる。
また、印刷許可情報を記録媒体に登録すると共に別の記録媒体にも登録し、例えば、これら2つの記録媒体に登録された印刷許可情報が同じ場合にプリント指定情報の設定を許可するようにすれば、印刷許可情報にパスワードロック機能を持たせることが可能となる。また、印刷許可情報を登録する際のバックアップとすることも可能となる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、本発明の印刷設定装置を適用する装置として撮像装置(デジタルカメラ)を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、例えばPDA(Personal Digital Assistant)等の、デジタルカメラで撮影した画像を再生表示可能な機能を有する装置に適用することも可能である。
上記実施の形態では、プリント指定情報として画像ファイルの印刷枚数を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、プリント指定情報として画像ファイルの印刷枚数の他に、画像のトリミング指定、画像の回転指定を含めるようにしてもよい。
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図4〜図5、図7〜図8、図11、図13〜図17のフローチャート)をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読出して実行することによって、達成することができる。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記録した記憶媒体から直接供給されるか、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
また、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが記憶媒体に記憶されたプログラムを読出して実行することによっても、達成することができる。
この場合、格納媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現すると共に、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
プログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ROM、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(登録商標)、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。
上述した実施の形態の機能は、コンピュータから読出されたプログラムコードを実行することによるばかりでなく、コンピュータ上で稼動するOS等がプログラムコードの指示に基づいて実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現することができる。
本発明の実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 デジタルカメラのLCD液晶表示装置に表示されるプリント指定メニュー画面を示す図である。 デジタルカメラに装着された記録媒体に記録される印刷許可情報とプリント指定情報を示す図である。 印刷許可情報を記録媒体に記録するメインルーチンを示すフローチャートである。 印刷許可情報を記録媒体から取得するメインルーチンを示すフローチャートである。 印刷許可チェック項目リストの設定画面を示す図である。 DPOFファイルの修正ルーチンを示すフローチャートである。 プリント指定許可項目の設定ルーチンを示すフローチャートである。 撮影モードを印刷許可の判断項目とする時の印刷許可情報設定画面を示す図である。 印刷許可情報詳細設定画面を示す図である。 撮影モードを印刷許可の判断項目とする時の設定ルーチンを示すフローチャートである。 画像ファイルの差分を印刷許可の判断項目とする時の設定画面を示す図である。 画像ファイルの差分を印刷許可の判断項目とする時の設定ルーチンを示すフローチャートである。 画像ファイルを印刷許可するか否か解析する時のメインルーチンを示すフローチャートである。 画像ファイルの印刷許可情報をDCF規格に準拠した画像ファイルか否かで作成する時の解析ルーチンを示すフローチャートである。 画像ファイルの印刷許可情報を撮影モードから作成する時の解析ルーチンを示すフローチャートである。 画像ファイルの印刷許可情報を差分から作成する時の解析ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
110 CPU
117 プリント指定情報設定部
118 プリント指定情報記録部
119 印刷許可情報生成部
120 印刷許可情報記録部
121 プリント指定装置
152 LCD液晶表示装置
153 プリント指定メニュー
156 記録媒体
157 印刷許可情報
158 プリント指定情報

Claims (10)

  1. 記録媒体に属性情報と共に記録される撮像画像の前記属性情報を基に、撮像画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を生成する生成手段と、生成された前記印刷許可情報を前記記録媒体に登録する第1の登録手段と、前記記録媒体に登録された前記印刷許可情報を基に、撮影画像の印刷枚数を含むプリント指定情報を設定する設定手段と、設定された前記プリント指定情報を前記記録媒体に登録する第2の登録手段とを備えることを特徴とする印刷設定装置。
  2. 前記生成手段は、複数の撮影モード毎に印刷許可情報を生成し、前記第1の登録手段は、前記撮影モード毎の前記印刷許可情報を前記記録媒体に登録することを特徴とする請求項1記載の印刷設定装置。
  3. 前記撮影モードは、スティッチ撮影モード、連写撮影モード、オートブラケット撮影モードを含むことを特徴とする請求項2記載の印刷設定装置。
  4. 前記スティッチ撮影モードによる撮影画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報、或いは前記連写撮影モードによる撮影画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報、或いは前記オートブラケット撮影モードによる撮影画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を基に、印刷を許可するか否かを判断する判断手段を備えることを特徴とする請求項3記載の印刷設定装置。
  5. 前記生成手段は、前記撮影モード毎に、何枚目の撮影画像を印刷するか或いは撮影画像のどの部分を印刷するかなどの印刷方法を印刷許可情報として生成することを特徴とする請求項1又は2記載の印刷設定装置。
  6. 前記生成手段は、撮影時期が異なる撮影画像同士の差分を基に撮像画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を生成することを特徴とする請求項1記載の印刷設定装置。
  7. 前記第1の登録手段は、前記印刷許可情報を前記記録媒体に登録すると共に前記記録媒体とは別の記録媒体にも登録することを特徴とする請求項1記載の印刷設定装置。
  8. 前記請求項1乃至7の何れかに記載の印刷設定装置を備えたことを特徴とする撮像装置。
  9. 記録媒体に属性情報と共に記録される撮像画像の前記属性情報を解析し、前記属性情報を基に、撮像画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を生成し、生成された前記印刷許可情報を前記記録媒体に登録し、前記記録媒体に登録された前記印刷許可情報を基に、撮影画像の印刷枚数を含むプリント指定情報を設定し、設定された前記プリント指定情報を前記記録媒体に登録することを特徴とする印刷設定方法。
  10. 記録媒体に属性情報と共に記録される撮像画像の前記属性情報を解析する機能と、前記属性情報を基に、撮像画像の印刷を許可するか否かを示す印刷許可情報を生成する機能と、生成された前記印刷許可情報を前記記録媒体に登録する機能と、前記記録媒体に登録された前記印刷許可情報を基に、撮影画像の印刷枚数を含むプリント指定情報を設定する機能と、設定された前記プリント指定情報を前記記録媒体に登録する機能を、コンピュータに実現させるためのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009177354A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP2010035096A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Canon Inc 画像選択装置及び画像選択方法

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