JP2005176116A - 撮像システム - Google Patents

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Nobuto Matsuda
宣人 松田
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Abstract

【課題】メカ的な絞りや複数濃度のNDフィルタを使わずに光量自体を変化させることが可能な撮像システムを提供する。
【解決手段】複数の受光領域を有する光電変換手段と、その受光領域の少なくとも一部に透過光量を減少させる光学部材を配設した単位ユニットを複数備える光電変換素子の出力に応じて、単位ユニット内の複数の受光領域ごとの光電変換出力の加算方法を切り替える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ディジタルカメラやディジタルビデオカメラなどでメカ的な絞り機構を使わなくても露光量の制御を可能にする方法を提案するものである。
従来のディジタルカメラや、ディジタルビデオカメラは図1に示したような構成で露光量を制御している。レンズ1、アイリス2を通った光は撮像素子3に入射し、電気信号に変換される。撮像素子から出力された信号はCDS4、AGC5を経由しアナログディジタル変換部分6でディジタルデータに変換される。
このディジタルデータをカメラ信号処理部7で輝度信号として取り出し、この輝度信号をもとに制御マイコン8でアイリス制御量と電子シャッタ制御量を決定する。決定した制御量は撮像素子駆動回路9、アイリス駆動回路10に伝えられてアイリス制御と電子シャッタ制御を行う(特許文献1参照)。
特開平08−205021号公報
従来の露光量はメカ的な絞りで光量を変化させる方法、電子シャッタで蓄積時間を変化させる方法、複数の透過率を持つNDフィルター(以下ただNDフィルターと呼ぶ)などを使って制御されている。
しかし、小型軽量を追及するとメカ的な絞りを設置することが難しくなる。メカ的な絞りを設置できない場合は透過率が異なるNDフィルタを使用したり、電子シャッタで光量を制御するということが行われている。
しかし、NDフィルタも光量にあわせてフィルタが動く構造になっているためメカ的な絞りと同様小型化が進むと設置が難しくなることが考えられる。また、電子シャッタのみの露光量制御では蓄積時間を短くしていくと、SN比やスミアは悪化するし、動画撮像においては実際に撮像に使われる露光時間が1垂直期間に比べて短くなるので動きがギクシャクする。
本発明はこのような課題に鑑みて成されたものであり、メカ的な絞りや複数濃度のNDフィルタを使わずに光量自体を変化させることが可能な撮像システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、異なる透過率をもつ光学部材を形成した複数の光電変換素子(以下変換素子と呼ぶ)を1ユニットとし、どの変換素子の出力データを加算するかを露光量に応じて変化させる。
また、露光量が少ないときにはすべての変換素子の出力データの和をユニットの出力とする。
また、露光量が多いときは加算する変換素子のデータを減らしていくと同時に透過率の低いフィルタが形成されている変換素子のデータを加算するようにする。
このように構成することにより、変換素子のうち受光領域の面積の増減と光学部材の透過率の差で変換素子への入射光量を制御できる。
本発明よれば、カメラ信号処理部分で検出した輝度が最適になるように単位ユニット内の透過率の異なる光学的部材の配設されたセンサーの加算方法を切り替えることで露光量の制御が可能となる。
以下に本発明の実施例について説明する。
以下に、本発明の第1の実施例の画像入力装置を図2〜図4に基づき説明する。
図2は本発明のシステム全体のブロック図である。レンズ1からの入射光はCCD2で光電効果によって電気信号に変換される。CCD2で変換された電気信号はCDS3、AGC4を経てアナログ/ディジタル変換器(以下A/Dと呼ぶ)5にてディジタルデータに変換される。
このディジタルデータをカメラ信号処理6にて処理し、1枚の画像としての露光量を表す輝度信号を取り出す。この輝度信号を元に制御マイコン7が電子シャッタの制御量と出力する画像に使うセンサーの出力制御を行う。センサーの選択の仕方を図3のような2×2のセンサーを1つのユニットとした場合で説明する。
1つのユニットは4つのセンサーで構成されている。また、4つのセンサーにはそれぞれNDフィルタが配設されており、透過率はそれぞれ12.5%(1)、25%(2)、50%(3)、100%(4)となっている。さらに、4つのセンサからなる1つのユニットはNDフィルタとは別にカラーフィルタを形成されている。
図3のR,G,Bの文字はそれぞれ原色フィルタの場合の赤、緑、青フィルタの並びの一例をあらわしたものである。初期状態として透過率100%のセンサ(4)のみをユニットの出力データとして使用している場合{表1で左から8つ目の組み合わせ}で説明する。
制御マイコン7はカメラ信号処理6から受け取った輝度信号から露光が十分かどうかを判断する。目標とする露光量に対して露光量が不足している場合は、図4に示す表1でより右側にある組み合わせを採用することになるし、露光量が多ければ表1のより左側にある組み合わせを採用することになる。
いま、露光量が不足していて、目標輝度信号値と現在の輝度信号の差から電子シャッタは変更なしで、NDフィルタが透過率100%のセンサー(4)と透過率50%のセンサー(3)とを合計した場合{表1で、現在の組み合わせから4つ右の組み合わせ}が適切だと判断されたとすると、その組み合わせを表すセンサー選択情報と電子シャッタ制御情報がタイミングジェネレータ(以下TGと呼ぶ)8に送られる。TG8では制御マイコン7から受け取ったセンサー選択情報と電子シャッタ制御情報からCCD2のセンサー(1)〜(4)の駆動に必要なタイミング波形が生成される。
この駆動波形がCCD2に送られることでCCD2から信号出力として出力される値はセンサー(4)の出力する電荷とセンサー(3)の出力する電荷の合計値となり、初期状態よりもセンサーの受光量が増えた場合と同等の信号が出力される。
このCCD2の出力が再びCDS3、AGC4、A/D5を通り、カメラ信号処理6に入力される。カメラ信号処理6で新たな信号を元に輝度信号を取り出し、制御マイコン7に送る。制御マイコン7で再び目標輝度信号と現在の輝度信号を比較し現在の露光量が適切かどうかを判断する。仮に今度は露光量が多すぎ、目標輝度信号と現在の輝度信号との差から電子シャッタはそのままで、NDフィルタが透過率100%のセンサーと透過率25%のセンサーと透過率が12.5%のセンサーとを合計した場合{表1で、現在の組み合わせの1つ左の組み合わせ}が適切だと判断されたとすると、その組み合わせを表すセンサー選択信号と電子シャッタ制御信号がTG8に送られる。すると、TG8では制御マイコン7から送られてきたセンサー選択信号と電子シャッタ制御情報からCCDセンサー(1)〜(4)の駆動に必要なタイミング波形が生成される。この駆動波形がCCD2に送られることで信号出力はセンサー(1)の出力する電荷とセンサー(2)の出力する電荷とセンサー(3)の出力する電荷の合計になるため、先ほどよりセンサーの受光量が減った場合と同等の信号が出力される。このように得られた画像の輝度信号と目標とする輝度信号の差が一定の範囲内に入り、制御マイコンが現在の露光量が適切だと判断するまで表1に示した組み合わせで出力を変化させる。
本実施例の構成は第1の実施例と同様で、センサーは図5に表した通り2×2のCCDセンサーを単位ユニットとしている。図5のCCDの単位ユニットは1〜4の4つのフォトダイオードによる感光部と垂直転送CCDからなる。いまフォトダイオード部に形成するカラーフィルタの透過率を7.5%(1)、15%(2)、30%(3)、60%(4)とする。
転送の様子を図6に表す。図5の右側にある第1の場合で説明する。この場合は、フォトダイオード4とフォトダイオード3を第1のグループ、フォトダイオード2とフォトダイオード1を第2のグループとしてそれぞれを別のフィールドで読み出し、それらを用いてダイナミックレンジの拡大をする。
図7は図6の第1の場合のCCD駆動波形を示したものである。t1期間(以下t1と呼ぶ。t2〜t10も同様)では垂直転送CCDのV1(以下V1と呼ぶ。V2〜V4も同様)にフィールドシフトパルスが印加され、フォトダイオード4に蓄積されていた信号電荷を垂直転送CCDにシフトする。
このとき、フォトダイオード3から垂直転送CCDに信号電荷がシフトしないように、フィールドシフトパルスが印加されてもなくならないバリヤがV1の右側に存在する。次にt2ではV2にフィールドシフトパルスが印加され、フォトダイオード3に蓄積されていた信号電荷を垂直転送CCDにシフトする。先ほどと同様、フォトダイオード4から垂直転送CCDに信号電荷がシフトしないように、フィールドシフトパルスが印加されてもなくならないバリヤがV2の左側に存在する。t3ではV1に印加する電圧が低くなりかわりにV3に印加する電圧が高くなるので、信号電荷はV2とV3に存在する。同様にt4では信号電荷はV3とV4に存在する。t5ではV1とV4に電圧が印加されているため、信号電荷はV4と1つ下のユニットのV1に存在する。
これを繰り返すことで信号電荷を下方向にシフトしていき、水平転送と信号電荷の検出を通して信号出力とする。本実施例の特徴は垂直転送にあるので水平転送以降は省略する。
続いて第2フィールドのt6ではV3にフィールドシフトパルスが印加され、フォトダイオード1に蓄積されていた信号電荷を垂直転送CCDにシフトする。このとき、フォトダイオード2から垂直転送CCDに信号電荷がシフトしないように、フィールドシフトパルスが印加されてもなくならないバリヤがV3の右側に存在する。次にt7ではV4にフィールドシフトパルスが印加され、フォトダイオード2に蓄積されていた信号電荷を垂直転送CCDにシフトする。先ほどと同様、フォトダイオード1から垂直転送CCDに信号電荷がシフトしないように、フィールドシフトパルスが印加されてもなくならないバリヤがV4の左側に存在する。t8ではV3に印加する電圧が低くなりかわりにV1に印加する電圧が高くなるので、信号電荷はV4と1つ下のユニットのV1に存在する。同様にt9では信号電荷は1つ下のユニットのV1とV2に存在する。t10ではV2とV3に電圧が印加されているため、信号電荷は1つ下のユニットのV2とV3に存在する。
上記のように第1のフィールドでは感光部のフォトダイオードのうち第1のグループに属する素子の信号電荷を垂直転送CCDに読み出し加算する。このフィールドで得られる画像は透過率が高い2つのセンサの出力の合計を画像にするので暗い部分がきれいに見える明るい画像になる。第2のフィールドでは感光部のフォトダイオードのうち第2のグループに属する素子の信号電荷を垂直転送CCDに読み出し加算する。このフィールドで読み出されるデータは透過率が低い2つのセンサの出力の合計を画像にするので明るいところも飽和しない暗い画像になる。
第1のフィールドで得られた画像と第2のフィールドで得られた画像の良いところを図2のカメラ信号処理部分6で合成してやることでダイナミックレンジの広い画像を作り出すことができる。
また、グループの選び方によってダイナミックレンジをどの程度にするかということも制御が可能になる。図6の左側に第2の場合としてフォトダイオード4とフォトダイオード2を第1のグループ、フォトダイオード3とフォトダイオード1を第2のグループとした場合の転送の様子も示しておく。1つのフィールドでどのセンサーの出力を読み出してくるかが異なるだけで、動作は同様である。
ダイナミックレンジを拡大するときのグループの選び方の一例をあらわしたのが図8に示す表2である。第1のグループと第2のグループとを表2の比率が1/4(左から6番目の組み合わせ)の列にあらわしたように選べば、センサーのフォトダイオード部に形成されたNDフィルタの透過率の比から、第1のグループに属するセンサーに蓄積された電荷は第2のグループの属するセンサーに蓄積された電荷の4倍になる。つまり第1のフィールドで得られる画像と第2のフィールドで得られる画像とではフォトダイオードの受光量が4倍になっている場合と同等である。得られる画像の露光量の差が大きければ、図2のカメラ信号処理6で合成したときのダイナミックレンジがより広くなるように合成することができる。また、電子シャッタを併用することで、さらに露光量に差をつけることもできる。
従来のディジタルカメラ、ディジタルビデオの構成を表した図である。 本発明の実施例1の構成を表した図である。 本発明の実施例1の撮像素子と形成したNDフィルタの構成を表した図である。 本発明の実施例1で使用するセンサの組み合わせの一例をあらわした表である。 本発明の実施例2のCCD素子の構成をあらわした図である。 本発明の実施例2の電荷の流れを示した図である。 本発明の実施例2のCCD素子の駆動波形をあらわした図である。 本発明の実施例2で選ぶグループの選び方の一例を示した表である。
符号の説明
1 レンズ
2 CCD
3 CDS
4 AGC
5 アナログ/ディジタル変換器(A/D)
6 カメラ信号処理
7 制御マイコン

Claims (4)

  1. 複数の受光領域を有する光電変換手段と、その受光領域の少なくとも一部に透過光量を減少させる光学部材を配設した単位ユニットを複数備える光電変換素子において、
    その光電変換素子の出力に応じて前記単位ユニット内の複数の受光領域ごとの光電変換出力の加算方法を切り替える事を特徴とする撮像システム。
  2. 請求項1記載の撮像システムにおいて、透過光量を減少させる部材がNDフィルタよりなることを特徴とする撮像システム。
  3. 請求項1記載の撮像システムにおいて、透過光量減少部材がカラーフィルタよりなることを特徴とする撮像システム。
  4. 請求項1記載の撮像システムにおいて、透過光量減少部材の透過光量減少比率が2の累乗の関係を有することを特徴とする撮像システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9182602B2 (en) 2011-03-07 2015-11-10 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Image pickup device and rangefinder device

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