JP2005176072A - 通信光強度検出システムおよびそのシステムに用いられる光源装置ならびに受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 通信光源強度や光損失被測定光ファイバの通信光伝搬損失を安全に、かつ、正確に測定可能なシステムと装置を提供する。
【解決手段】 光源装置2から、可視光と該可視光の波長と異なる1つ以上の波長を持った通信光とを多重した波長多重光を発信し、該波長多重光を受信装置1で受信する。受信装置1は波長多重光のうち前記通信光の1つ以上の波長を波長分波部6で波長ごとに分波し、該分波光を通信光強度検出部7によって受信してその光強度を波長ごとに検出する。光源装置2から直接的または間接的に波長多重光を受信したときに通信光強度検出部7が検出する通信光の波長ごとの光強度を通信光源強度として検出したり、光源装置2から光損失被測定光ファイバ3を介して波長多重光を受信して光ファイバ3の通信光伝搬損失値を求めたりする。
【選択図】 図1
【解決手段】 光源装置2から、可視光と該可視光の波長と異なる1つ以上の波長を持った通信光とを多重した波長多重光を発信し、該波長多重光を受信装置1で受信する。受信装置1は波長多重光のうち前記通信光の1つ以上の波長を波長分波部6で波長ごとに分波し、該分波光を通信光強度検出部7によって受信してその光強度を波長ごとに検出する。光源装置2から直接的または間接的に波長多重光を受信したときに通信光強度検出部7が検出する通信光の波長ごとの光強度を通信光源強度として検出したり、光源装置2から光損失被測定光ファイバ3を介して波長多重光を受信して光ファイバ3の通信光伝搬損失値を求めたりする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光通信用光ファイバ網の通過損失や光ファイバ敷設工事での接続不良等の測定やチェックを行うために用いられる通信光強度検出システムおよびそのシステムに用いられる光源装置ならびに受信装置に関するものである。
従来から、例えば光ファイバの敷設先で、光通信用の光ファイバ網の損失を測定することが行われており、この場合、例えば1.31μm、1.55μmといった実際に光通信用に使用される波長(通信波長)の光を使用し、実際の稼働状態と同じ条件で光ファイバの伝搬損失を測定することが一般的である(例えば非特許文献1、参照)。
「光ファイバ施工技術」第12章 光損失と測定技術、平成13年12月20日発行、発行元(株)オプトロニクス社
しかしながら、上記のような通信波長の光は目に見えない光であるため、非常に高光強度の通信波長光が光ファイバ内を通っていても、作業者に全く気づかずに扱われる。このため、通信波長光が誤って作業者の目に入ってしまい、目に障害を与えるという健康上の危険があった。
そこで、光ファイバの伝搬損失の測定に可視光を用いることが考えられるが、光伝搬損失は、その波長によって異なるものであり、例えば可視光の中では通信波長に近い0.65μmの光を用いて光ファイバの伝搬損失を測定したとしても、通信波長である1.31μmや1.55μmの光を用いた場合の光ファイバの伝搬損失に比べて数十倍の損失になってしまう。
つまり、光源装置から発信した可視光を光ファイバを介して受信装置が受信したときに検出される可視光強度と、光源装置から発信した通信光を光ファイバを介して受信装置が受信したときに検出される通信光強度とは、その大きさが大きく異なるため、可視光を用いた測定では、実際の通信に関する光ファイバの伝搬損失を的確に測定することができない。
本発明は、上記従来の課題を解決するために成されたものであり、その目的は、作業者等の健康上の危険を回避でき、かつ、正確に、光ファイバを伝搬した通信光強度や通信光伝搬損失を正確に検出することができる通信光強度検出システムおよびそのシステムに用いられる光源装置ならびに受信装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をもって課題を解決するための手段としている。すなわち、第1の発明の通信光強度検出システムは、可視光と該可視光の波長と異なる1つ以上の波長を持った通信光とを多重した波長多重光を発信する光源装置と、該光源装置から発信される前記波長多重光を受信する受信装置とを有し、該受信装置は前記波長多重光のうち前記通信光の1つ以上の波長を波長ごとに分波する波長分波部と、該波長分波部により分波された光を受信してその光強度を波長ごとに検出する通信光強度検出部とを備えている構成をもって課題を解決する手段としている。
また、第2の発明の通信光強度検出システムは、上記第1の発明の構成に加え、前記受信装置は、光源装置から直接的または間接的に波長多重光を受信したときに通信光強度検出部が検出する通信光の波長ごとの光強度をそれぞれの波長に対応する通信光源強度として記憶する通信光源強度記憶部と、前記光源装置から光損失被測定光ファイバを介して波長多重光を受信したときに前記通信光強度検出部が検出する通信光の波長ごとの光強度をそれぞれの波長に対応する光ファイバ通過通信光強度として記憶する通過通信光強度記憶部と、該通過通信光強度記憶部が記憶した光ファイバ通過通信光強度値と前記通信光源強度記憶部が記憶した通信光源強度値とをそれぞれの波長ごとに比較し、予め定めた手法によって前記光損失被測定光ファイバの通信光伝搬損失値を波長ごとに求める通信光伝搬損失値検出部と、該通信光伝搬損失値検出部により求めた通信光伝搬損失値のうち選択指定された波長に対応する通信光伝搬損失値を表示する通信光伝搬損失値の表示部とを有する構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第3の発明の通信光強度検出システムは、上記第1または第2の発明の構成に加え、前記通信光は1.55μmと1.31μmの少なくとも一方の波長を有する構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第4の発明の受信装置は、上記第1または第2または第3の発明の通信光強度検出システムに用いられる受信装置であって、波長多重光を受信する受信部と、該受信部が受信した前記波長多重光のうち通信光の1つ以上の波長を波長ごとに分波する波長分波部と、該波長分波部により分波された光を受信してその光強度を波長ごとに検出する通信光強度検出部とを備えている構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第5の発明の受信装置は、上記第4の発明の構成に加え、前記光源装置から直接的または間接的に波長多重光を受信したときに通信光強度検出部が検出する通信光の波長ごとの光強度のうち選択指定された波長に対応する検出光強度値を通信光源強度として表示する通信光源強度の表示部を有する構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第6の発明の受信装置は、上記第4または第5の発明の構成に加え、前記光源装置から直接的または間接的に波長多重光を受信したときに通信光強度検出部が検出する通信光の波長ごとの光強度をそれぞれの波長に対応する通信光源強度として記憶する通信光源強度記憶部と、前記光源装置から光損失被測定光ファイバを介して波長多重光を受信したときに前記通信光強度検出部が検出する通信光の波長ごとの光強度をそれぞれの波長に対応する光ファイバ通過通信光強度として記憶する通過通信光強度記憶部と、該通過通信光強度記憶部が記憶した光ファイバ通過通信光強度値と前記通信光源強度記憶部が記憶した通信光源強度値とをそれぞれの波長ごとに比較し、予め定めた手法によって前記光損失被測定光ファイバの通信光伝搬損失値を波長ごとに求める通信光伝搬損失値検出部と、該通信光伝搬損失値検出部により求めた通信光伝搬損失値のうち選択指定された波長に対応する通信光伝搬損失値を表示する通信光伝搬損失値の表示部とを有する構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第7の発明の受信装置は、上記第6の発明の構成に加え、前記通信光伝搬損失値の表示と通信光源強度の表示は、操作部の操作切り替えに応じて1つの表示部位に切り替え表示される構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第8の発明の受信装置は、上記第6または第7の発明の構成に加え、前記光源通信光強度の検出値が予め定めた通信光源強度閾値以上の合格値であるか否かを判断する光源光強度合否の判断部と、通信光伝搬損失値検出部により求められる通信光伝搬損失値が予め定めた通信光伝搬損失閾値以下の合格値であるか否かの判断を行う通信光損失合否の判断部の少なくとも一つの判断部が設けられ、該判断部の合否情報を区別表示する区別表示部を有する構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第9の発明の受信装置は、上記第8の発明の構成に加え、前記光源光強度合否の判断部と通信光損失合否の判断部の合否情報は、操作部の操作切り替えに応じて1つの表示部位に切り替え区別表示される構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第10の発明の光源装置は、上記第1または第2または第3の発明の通信光強度検出システムに適用される光源装置であって、可視光と、該可視光と異なる1つ以上の波長を持った通信光とを多重し、該波長多重光を発信する構成をもって課題を解決する手段としている。
本発明の通信光強度検出システムによれば、光源装置は、可視光と該可視光の波長と異なる1つ以上の波長を持った通信光とを多重した波長多重光を発信するので、この波長多重光を作業者等が目視により確認することができ、かつ、受信装置は、前記波長多重光のうち前記通信光の1つ以上の波長を波長ごとに分波して、通信光強度検出部により分波光の光強度を波長ごとに検出するので、通信光の波長ごとの光強度を正確に検出することができる。
つまり、本発明の通信光強度検出システムは、作業者等の健康上の危険を回避でき、かつ、正確に、光通信波長の光強度を検出できるので、この光強度値を利用して、例えば光ファイバの通信光伝搬損失を測定することができる。
また、本発明の通信光強度検出システムにおいて、受信装置が、光損失被測定光ファイバの通信光伝搬損失値を波長ごとに求める通信光伝搬損失値検出部と、該通信光伝搬損失値検出部により求めた通信光伝搬損失値のうち選択指定された波長に対応する通信光伝搬損失値を表示する通信光伝搬損失値の表示部とを有する構成によれば、受信装置によって通信光伝搬損失値を波長ごとに求めることができ、かつ、その値を表示することにより、正確な通信光伝搬損失値を作業者等に知らせることができる。
さらに、本発明の通信光強度検出システムにおいて、通信光は1.55μmと1.31μmの少なくとも一方の波長とした構成によれば、現在用いられている通信光の伝搬損失値を的確に検出し、作業者等に知らせることができる。
さらに、本発明の光源装置と受信装置によれば、上記優れた効果を奏する通信光強度検出システムを構築することができる。
特に、本発明の受信装置において、光源装置から直接的または間接的に波長多重光を受信したときに通信光強度検出部が検出する通信光の波長ごとの光強度のうち選択指定された波長に対応する検出光強度値を通信光源強度として表示する通信光源強度の表示部を有する構成によれば、光源装置における通信光源光強度の値を作業者等に知らせることができる。
さらに、本発明の受信装置において、通信光伝搬損失値の表示と通信光源強度の表示は、操作部の操作切り替えに応じて1つの表示部位に切り替え表示される構成によれば、例えば受信装置を小型化しても、上記各値の表示を切り替えて1つの表示部位に表示することにより、上記値の表示を、より見やすくすることができる。
さらに、本発明の受信装置において、光源光強度合否の判断部と、通信光損失合否の判断部の少なくとも一つの判断部が設けられ、該判断部の合否情報を区別表示する区別表示部を有する構成によれば、通信光源光強度合否と、通信光損失合否の少なくとも一つを、対応する判断部により正確に判断することができ、かつ、この合否情報を区別表示することにより、作業者等に的確に、かつ、迅速に、上記合否情報を知らせることができる。
さらに、光源光強度合否の判断部と通信光損失合否の判断部を有する本発明の受信装置において、これらの判断部の合否情報は、操作部の操作切り替えに応じて1つの表示部位に切り替え区別表示される構成とした構成によれば、例えば受信装置を小型化しても、上記各合否情報の表示を切り替えて1つの表示部位に区別表示することにより、上記合否情報を、より見やすくすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1には、本発明に係る通信光強度検出システムの一実施形態例のブロック構成が示されており、図2には、本実施形態例の通信光強度検出システムを用いた通信光測定方法の一例が示されている。
図1に示すように、本実施形態例の通信光強度検出システムは、可視光と該可視光の波長と異なる1つ以上の波長を持った通信光とを多重した波長多重光を発信する光源装置2と、該光源装置2から発信される前記波長多重光を受信する受信装置1とを有している。
光源装置2は、可視光を発信する可視光源41と、通信光を発信する通信光源42と、可視光源41から発信される可視光と通信光源から発信する通信光とを合波する波長合波部43と、該波長多重光を発信する波長多重光の送信部4を有している。本実施形態例において、可視光源41は波長0.65μmの可視光を発信し、通信光源42は波長1.31μmと1.55μmの通信光を発信する。
受信装置1は、操作部19、制御部11、表示部30を有しており、操作部19は、光源チェック操作部8、光損失値検出操作部9、波長選択操作部10を有している。
制御部11は、波長多重光の受信部5、波長分波部6、通信光強度検出部7、通信光源強度記憶部21、通過通信光強度記憶部22、通信光伝搬損失値検出部25、光源光強度合否の判断部26、閾値メモリ部28、通信光損失合否の判断部29を有している。
表示部30は、通信光源強度の表示部31、通信光伝搬損失値の表示部34、光源光強度合否表示部35、通信光損失合否表示部37を有している。
前記光源チェック操作部8は、光源装置2の通信光源強度をチェックする時に操作するボタンである。また、光損失値検出操作部9は、光損失被測定光ファイバ3の通信光伝搬損失値を測定、検出する時に操作するボタンである。波長選択操作部10は、上記通信光源強度および通信光伝搬損失値を検出する通信光波長を選択指定操作するボタンである。
本実施形態例において、受光装置1の初期状態では、波長1.31μmが選択されており、その後、波長選択操作部10のボタンが1度押されると、波長1.55μmが選択され、さらに、波長選択操作部10のボタンが押されたときには、通信光波長1.31μmが選択されるといったように、波長選択操作部10のボタンが押されるごとに、選択される波長が交互に切り替わる。
なお、これらの、光源チェック操作部8、光損失値検出操作部9、波長選択操作部10は、ボタン以外のレバー等の操作部としてもよい。
波長多重光の受信部5は、光源装置2から発信される波長多重光を受信するものであり、受信した波長多重光を波長分波部6に送る。波長分波部6は、例えば波長分波カプラ等により形成されており、波長多重光のうち前記通信光の1つ以上の波長を波長ごとに分波し、分波光を通信光強度検出部7に送る。
通信光強度検出部7は、波長分波部6により分波された光を受信してその光強度を波長ごとに検出するものである。通信光強度検出部7は、光源チェック操作部8のボタンが押されたときに、可視光源から直接的または間接的に前記波長多重光の受信部5に受信されて、波長分波部6から分波されたそれぞれの波長の通信光の検出強度を通信光源強度として波長ごとに検出する。
本実施形態例では、図2(a)に示すように、例えば1m以内の短い長さの光源光強度測定用光ファイバ13を介して光源装置2と受信装置1とを接続した状態で、前記光源チェック操作部8のボタンが押されたときに、光源装置2の通信光強度を検出するようにしている。つまり、本実施形態例では、光源装置2から間接的に波長多重光の受信部5に受信されて波長ごとに分波される通信光の検出強度を光源光強度として検出する。
光源光強度測定用光ファイバ13は、実際に敷設場所に敷設されている光損失被測定光ファイバ3に比べて非常に短く、その光伝搬損失は、光損失被測定光ファイバ3に比べると殆ど無視できる。そこで、本実施形態例では、光源装置2から光源光強度測定用光ファイバ13を介して受信した通信光検出強度を、光源装置2の通信光源強度と見なしている。なお、図2の図中、14,15,16,17は、それぞれ光コネクタを示している。
通信光強度検出部7は、フォトダイオード、増幅器、A/D変換部、演算部を有して形成されている。通信光強度検出部7は、受信した通信光信号をフォトダイオードにより電流の電気信号に変換し、増幅器で電圧値に変換後、A/D(アナログ・デジタル)変換し、変換後のデジタル信号を対数変換し、通信光の波長ごとに、その強度を検出する。
なお、本実施形態例において、通信光強度検出部7は、前記波長分波部6が分波した波長1.31μmの通信光と波長1.55μmの通信光の両方をそれぞれ別々のフォトダイオードによって受信するが、これらの通信光のうち、波長選択操作部10の操作によって指定された波長(本実施形態例では、1.31μmまたは1.55μm)の通信光強度を検出し、この検出値を、通信光源強度の表示部31と通信光源強度記憶部21と光源光強度合否の判断部26に加える。
前記通信光源強度記憶部21は、通信光強度検出部7から通信光検出強度の信号が加えられると、この値を通信光源光強度として波長に対応させて記憶する。
通信光源強度の表示部31は、通信光強度検出部7から通信光の検出強度の信号が加えられると、この値を表示する。なお、本実施形態例では、光源チェック操作部8のボタンが押された直後に、前記指定された波長の通信光の検出強度値を表示し、その後、光源チェック操作部8のボタンが例えば2秒といった予め定められた操作時間連続して押された時には、0dBを表示する。
このように、本実施形態例の受信装置は、光源チェック時に、まず、前記選択指定された波長の通信光の検出強度値を表示し、その後、この通信光源強度を基準値として(つまり、この値を0として)表示するようにしている。
光源光強度合否の判断部26は、光源光強度の検出値が予め定めた光源光強度閾値以上の合格値であるかを判断するものであり、閾値メモリ部28に格納されている光源光強度閾値と、通信光強度検出部7から加えられる通信光源強度の検出値とを比較し、通信光源強度検出値が光源光強度閾値以上であるときにはOK信号(合格信号)を、通信光源強度検出値が光源光強度閾値未満であるときにはNG信号(不合格信号)を、それぞれ、光源光強度合否表示部35に加える。
光源光強度合否表示部35は、光源光強度合否の判断部26の合否情報を区別表示する区別表示部として機能するものであり、光源光強度合否の判断部26からOK信号が加えられた時は“OK”を表示し、NG信号が加えられたときには“NG”を表示する。
図3(a)には、図2(a)の接続状態で、光源チェック操作部8のボタンが押された直後の、光源光強度値の表示とその合否情報表示の例が示されている。波長選択操作部10によって選択指定された波長(ここでは1.31μm)を示す1.31の表示部位の点灯が行われると共に、この波長を有する通信光源の合否情報が、“OK”または“NG”の表示部位の点灯(この図ではOKの表示部位が点灯)によって区別表示されている。
また、図2(b)に示すように、光源装置2と受信装置1を、実際に敷設場所に敷設される光損失被測定光ファイバ3を介して接続した状態で、前記光損失値検出操作部9のボタンが押されたときには、前記通信光強度検出部7は、波長多重光の受信部5で受信して波長分波部6で分波した通信光強度の検出により、光損失被測定光ファイバ3を通過する通過通信光強度を検出する。通信光強度検出部7は、光損失値検出操作部9のボタンが押されたときには、検出した通信光強度の値を通過通信光強度記憶部22に加える。
通過通信光強度記憶部22は、通信光強度検出部7から通信光の検出強度の信号が加えられると、この値を通過通信光強度としてその波長に対応させて記憶する。
また、光損失値検出操作部9のボタンが押されると、光損失値検出操作部9から通信光伝搬損失値検出部25に、通信光伝搬損失値を求めるようにとの指令が加えられる。なお、通信光伝搬損失値検出部25により求める通信光伝搬損失値は、波長選択操作部10によって指定された波長について求められる。通信光伝搬損失値検出部25は、通過通信光強度記憶部22に記憶された光ファイバ通過通信光強度値と、前記通信光源強度記憶部21が記憶した通信光源強度値とを比較して、予め定めた手法によって、光損失被測定光ファイバ3の通信光伝搬損失値を求める。
本実施形態例では、上記手法は、前記通信光源強度記憶部21が記憶した光源光強度値から通過通信光強度記憶部22に記憶された光ファイバ通過光強度値を差し引く手法であり、通信光伝搬損失値検出部25は、この算出値を通信光伝搬損失値とする。この値は、前記光源光強度を0とした場合の値として、単位がdBの値として求められ、通信光伝搬損失値の表示部34と、通信光損失合否の判断部29とに加えられる。
通信光伝搬損失値の表示部34は、通信光伝搬損失値検出部25により求められる通信光伝搬損失値をdBで表示する。
なお、本実施形態例では、通信光伝搬損失値の表示と、前記通信光源強度の表示は、操作部19の操作切り替えに応じて1つの表示部位に切り替え表示される構成としているので、光損失値検出操作部9のボタンが押されたときに通信光伝搬損失値の表示が行われる表示部位は、光源チェック操作部8のボタンが押されたときに通信光源強度の表示が行われる表示部位と同じ部位である。
通信光伝搬損失値の表示部34は、通信光伝搬損失値検出部25により求めた通信光伝搬損失値のうち、選択指定された波長に対応する通信光伝搬損失値を通信光波長の表示と共に表示する。なお、波長選択操作部10のボタンが押されるごとに、通信光波長1.31μmに対応する光伝搬損失値と通信光波長1.55μmに対応する光伝搬損失値とが交互に表示される。
なお、前記の如く、前記通信光源強度の表示と、通過通信光伝搬損失値の表示は、操作部19の操作切り替えに応じて1つの表示部位に切り替え表示される構成としているので、光損失値検出操作部9のボタンが押されたときに行われる、波長1.31μmまたは波長1.55μmの通信光波長に対応する光伝搬損失値の表示は、通信光源強度の表示部31の表示と同一の表示部位に切り替えて行われる。
また、通信光損失合否の判断部29は、通信光伝搬損失値検出部25が求めた通信光伝搬損失値が予め定めた通信光伝搬損失閾値以下であるか否かの判断を行うものであり、閾値メモリ部28に格納されている通信光伝搬損失閾値と、通信光伝搬損失値検出部25が求めた通信光伝搬損失値とを比較し、この通信光伝搬損失値が通信光伝搬損失閾値以下であるときにはOK信号を、前記通信光伝搬損失値が通信光伝搬損失閾値を超える値であるときにはNG信号を、それぞれ、通信光損失合否表示部37に加える。
通信光損失合否表示部37は、通信光損失合否の判断部29の合否情報を区別表示する区別表示部として機能するものであり、通信光損失合否の判断部29からOK信号が加えられた時は“OK”を表示し、NG信号が加えられたときには“NG”を表示する。
なお、前記の如く、光源光強度合否の判断部26と通信光損失合否の判断部29の合否情報は、操作部19の操作切り替えに応じて1つの表示部位に切り替え区別表示される構成としているので、光損失値検出操作部9のボタンが押されたときに行われる、通信光損失合否の判断部29が判断した合否情報の区別表示は、光源光強度合否情報の表示と同一表示部位に、切り替えて行われる。
図3(b)、(c)には、通信光伝搬損失値の表示とその合否表示の例が示されている。これらの表示も、光源光強度値の表示およびその合否情報表示と同じ表示部位に行われている。また、通信光伝搬損失値の表示の際も、その値と、合否情報と共に、通信光波長の値を示す部位(図3(b)では1.51、図3(c)では1.31)が点灯するようになっている。
本実施形態例は以上のように構成されており、図2(a)の状態で光源チェック操作部8のボタンを押すと、光源装置2の光源の通信光強度が検出され、その値が、波長と共に通信光源強度の表示部31に表示される。また、この検出値が光源光強度閾値以上であるときには、光源光強度合否表示部35に“OK”の表示が、検出値が光源光強度閾値未満であるときには、光源光強度合否表示部35に“NG”の表示が行われる。
したがって、光源装置2の通信光源強度を数値として作業者等に的確に知らせることができると共に、その値が適切な値(閾値以上の合格値)であるかを即座に判断して作業者等に知らせることができるので、作業者等は、通信光源強度が適切な場合にのみ光損失被測定光ファイバ3の光損失測定作業を行い、光源光強度が不適切な場合には、光源装置2の交換を行う等の適切な対処を行うことができる。
そして、光源装置2から発信する通信光強度が適切な値の場合に、図2(b)のように、光損失被測定光ファイバ3の入射側に光源装置2を接続し、光損失被測定光ファイバ3の出射側に受信装置1を接続して、光損失値検出操作部9のボタンを押すと、通信光伝搬損失値検出部25により、通信光伝搬損失値が求められ、通信光波長と共に、通信光伝搬損失値の表示部34に表示される。
また、このとき、通信光伝搬損失値検出部25が求めた通信光光伝搬損失値が通信光伝搬損失閾値以下であるときには、通信光損失合否表示部37に、“OK”の表示が、求めた通信光伝搬損失値が通信光伝搬損失閾値を超える値であるときには、通信光損失合否表示部37に、“NG”の表示が行われる。
本実施形態例の通信光強度検出システムは、上記のように、目に見える可視光を通信光と共に発信し、そのうちの通信光のみを分波して通信光強度を検出するのであり、目に見えない通信光のみを用いて通信光強度を検出する場合と異なり、波長の通信光が作業者等の目に入ってしまう危険を回避でき、かつ、通信光伝搬損失値を数値として正確に、かつ、容易に求めることができる。そして、この値を作業者等に知らせることができるし、通信光損失値の合否(閾値以下の合格値か否か)を即座に判断して表示し、作業者等に知らせることができる。
なお、本発明は上記実施形態例に限定されることはなく、様々な態様を採り得る。例えば、上記実施形態例では、可視光波長を0.65μmとし、通信光波長を1.31μmと1.51μmとしたが、これらの波長は特に限定されるものではなく、例えば通信光波長を0.98μmとする等、適宜設定されるものである。
また、上記実施形態例では、光源光強度値と通信光伝搬損失値の合否情報を、“OK”と“NG”の表示部位の点灯により区別表示したが、上記合否情報の区別表示の態様は特に限定されるものでなく、適宜設定されるものである。
さらに、上記実施形態例では、通信光伝搬損失値の表示と、通信光源強度の表示は、操作部19の操作切り替えに応じて1つの表示部位に切り替え表示される構成としたが、それぞれの表示を別々の表示部位に形成してもよい。また、通信光源強度の表示部31は、省略することもできる。
さらに、上記実施形態例では、光源光強度合否の判断部26と、通信光損失合否の判断部29がそれぞれ判断した合否情報は、操作部11の操作切り替えに応じて1つの表示部位に切り替え区別表示される構成としたが、これらの判断部26,29が判断した合否情報を別々の表示部位に区別表示してもよい。
さらに、上記実施形態例では、光源光強度合否の判断部26と通信光損失合否の判断部29を設け、これらの判断部26,29の合否情報を区別表示する区別表示部を設けたが、これらの判断部26,29や表示部の少なくとも一つを省略してもよい。この場合でも、受信装置1が、通信光源強度値、通信光伝搬損失値の表示を行えば、作業者等が、これらの値の合否判断のための閾値データとそれぞれの値とを比較することにより、合否判断を行うことができる。
さらに、上記実施形態例では、光損失被測定光ファイバ3の光伝搬損失を測定する際に、光損失被測定光ファイバ3の入射側を、光コネクタ16を介して光源装置2に直接接続したが、光損失被測定光ファイバ3の入射側を、光源光強度測定用光ファイバ13を介して光源装置2に接続して、光伝搬損失の測定を行ってもよい。
さらに、光ファイバを介さずに、光源装置2から直接的に波長多重光の受信部5に受信される波長多重光のうち、通信光を分波して、その通信光の検出強度を光源光強度として検出したり、記憶したりしてもよい。
1 受信装置
2 光源装置
3 光損失被測定光ファイバ
4 波長多重光の送信部
5 波長多重光の受信部
6 波長分波部
7 通信光強度検出部
8 光源チェック操作部
9 光損失値検出操作部
10 波長選択操作部
11 制御部
13 光源光強度測定用光ファイバ
21 通信光源強度記憶部
22 通過通信光強度記憶部
25 通信光伝搬損失値検出部
26 光源光強度合否の判断部
28 閾値メモリ部
29 通信光損失合否の判断部
31 通信光源強度の表示部
34 通信光伝搬損失の表示部
2 光源装置
3 光損失被測定光ファイバ
4 波長多重光の送信部
5 波長多重光の受信部
6 波長分波部
7 通信光強度検出部
8 光源チェック操作部
9 光損失値検出操作部
10 波長選択操作部
11 制御部
13 光源光強度測定用光ファイバ
21 通信光源強度記憶部
22 通過通信光強度記憶部
25 通信光伝搬損失値検出部
26 光源光強度合否の判断部
28 閾値メモリ部
29 通信光損失合否の判断部
31 通信光源強度の表示部
34 通信光伝搬損失の表示部
Claims (10)
- 可視光と該可視光の波長と異なる1つ以上の波長を持った通信光とを多重した波長多重光を発信する光源装置と、該光源装置から発信される前記波長多重光を受信する受信装置とを有し、該受信装置は前記波長多重光のうち前記通信光の1つ以上の波長を波長ごとに分波する波長分波部と、該波長分波部により分波された光を受信してその光強度を波長ごとに検出する通信光強度検出部とを備えていることを特徴とする通信光強度検出システム。
- 受信装置は、光源装置から直接的または間接的に波長多重光を受信したときに通信光強度検出部が検出する通信光の波長ごとの光強度をそれぞれの波長に対応する通信光源強度として記憶する通信光源強度記憶部と、前記光源装置から光損失被測定光ファイバを介して波長多重光を受信したときに前記通信光強度検出部が検出する通信光の波長ごとの光強度をそれぞれの波長に対応する光ファイバ通過通信光強度として記憶する通過通信光強度記憶部と、該通過通信光強度記憶部が記憶した光ファイバ通過通信光強度値と前記通信光源強度記憶部が記憶した通信光源強度値とをそれぞれの波長ごとに比較し、予め定めた手法によって前記光損失被測定光ファイバの通信光伝搬損失値を波長ごとに求める通信光伝搬損失値検出部と、該通信光伝搬損失値検出部により求めた通信光伝搬損失値のうち選択指定された波長に対応する通信光伝搬損失値を表示する通信光伝搬損失値の表示部とを有することを特徴とする請求項1記載の通信光強度検出システム。
- 通信光は1.55μmと1.31μmの少なくとも一方の波長を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信光強度検出システム。
- 請求項1または請求項2または請求項3記載の通信光強度検出システムに用いられる受信装置であって、波長多重光を受信する受信部と、該受信部が受信した前記波長多重光のうち通信光の1つ以上の波長を波長ごとに分波する波長分波部と、該波長分波部により分波された光を受信してその光強度を波長ごとに検出する通信光強度検出部とを備えていることを特徴とする受信装置。
- 光源装置から直接的または間接的に波長多重光を受信したときに通信光強度検出部が検出する通信光の波長ごとの光強度のうち選択指定された波長に対応する検出光強度値を通信光源強度として表示する通信光源強度の表示部を有することを特徴とする請求項4記載の受信装置。
- 光源装置から直接的または間接的に波長多重光を受信したときに通信光強度検出部が検出する通信光の波長ごとの光強度をそれぞれの波長に対応する通信光源強度として記憶する通信光源強度記憶部と、前記光源装置から光損失被測定光ファイバを介して波長多重光を受信したときに前記通信光強度検出部が検出する通信光の波長ごとの光強度をそれぞれの波長に対応する光ファイバ通過通信光強度として記憶する通過通信光強度記憶部と、該通過通信光強度記憶部が記憶した光ファイバ通過通信光強度値と前記通信光源強度記憶部が記憶した通信光源強度値とをそれぞれの波長ごとに比較し、予め定めた手法によって前記光損失被測定光ファイバの通信光伝搬損失値を波長ごとに求める通信光伝搬損失値検出部と、該通信光伝搬損失値検出部により求めた通信光伝搬損失値のうち選択指定された波長に対応する通信光伝搬損失値を表示する通信光伝搬損失値の表示部とを有することを特徴とする請求項4または請求項5記載の受信装置。
- 通信光伝搬損失値の表示と通信光源強度の表示は、操作部の操作切り替えに応じて1つの表示部位に切り替え表示される構成としたことを特徴とする請求項6記載の受信装置。
- 光源通信光強度の検出値が予め定めた通信光源強度閾値以上の合格値であるか否かを判断する光源光強度合否の判断部と、通信光伝搬損失値検出部により求められる通信光伝搬損失値が予め定めた通信光伝搬損失閾値以下の合格値であるか否かの判断を行う通信光損失合否の判断部の少なくとも一つの判断部が設けられ、該判断部の合否情報を区別表示する区別表示部を有することを特徴とする請求項6または請求項7記載の受信装置。
- 光源光強度合否の判断部と通信光損失合否の判断部の合否情報は、操作部の操作切り替えに応じて1つの表示部位に切り替え区別表示される構成としたことを特徴とする請求項8記載の受信装置。
- 請求項1または請求項2または請求項3記載の通信光強度検出システムに適用される光源装置であって、可視光と、該可視光と異なる1つ以上の波長を持った通信光とを多重し、該波長多重光を発信することを特徴とする光源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003415122A JP2005176072A (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 通信光強度検出システムおよびそのシステムに用いられる光源装置ならびに受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003415122A JP2005176072A (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 通信光強度検出システムおよびそのシステムに用いられる光源装置ならびに受信装置 |
Publications (1)
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JP2005176072A true JP2005176072A (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=34734722
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JP2003415122A Pending JP2005176072A (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 通信光強度検出システムおよびそのシステムに用いられる光源装置ならびに受信装置 |
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JP (1) | JP2005176072A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014007746A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Boeing Co | 光カプラ試験システム |
-
2003
- 2003-12-12 JP JP2003415122A patent/JP2005176072A/ja active Pending
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JP2014007746A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Boeing Co | 光カプラ試験システム |
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