JP2005175838A - 撮像装置、撮像システム、撮像レンズユニット及びその制御方法、並びに制御プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像システム、撮像レンズユニット及びその制御方法、並びに制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 どのような交換レンズ・フィルター・エクステンダーを使用しても良好なホワイトバランス調整を行うことが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮影レンズユニット300に装着可能で光学的特性を変化させる光学特性可変ユニット400の装着を識別する識別部160を備え、さらに、測色センサー151からのデータを用いて、第1のホワイトバランス制御信号を得る外側ホワイトバランス算出回路153と、光学特性可変ユニット400と撮影レンズユニット300を通して撮像素子14から得た信号からのデータを用いて、第2のホワイトバランス制御信号を得る内側ホワイトバランス算出回路154とを有する。そして、前記第1及び第2のホワイトバランス制御信号に基づいて、撮影レンズユニット300と光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データを算出し、前記第1及び第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データに基づいて、ホワイトバランス調整を制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子カメラ等の撮像装置及びその制御方法、撮像システム、撮像レンズユニット並びに制御プログラムに関するものである。
従来、電子カメラでは、白い被写体を白く再現するようにホワイトバランスの調整をしている。ホワイトバランスは、一般に使用されるレンズの分光特性のうち最も標準的なレンズの分光特性を設定し、該設定された分光特性と、被写体からの光によって得られる電子カメラの赤信号回路の利得及び青信号回路の利得とを、緑信号を基準として制御して行う。
また、ホワイトバランスには、オートホワイトバランス方式と、マニュアルホワイトバランス方式とがある。オートホワイトバランス方式では、撮影環境の色合い(色温度)を計測する必要があり、外測センサー方式とTTL(Through The Lens)方式とがある。外測センサー方式は、外光の色を測定して得られるデータを用いてホワイトバランスの調整を行うもので、TTL方式は、撮像センサーの出力信号から外光の色を算出し、そのデータを用いてホワイトバランスの調整を行うものである。
マニュアルホワイトバランス方式では、撮影環境の光源の種類(例えば太陽光、電球、蛍光灯など)を撮影者が判断し、スイッチなどの光源選択手段により光源の種類を選択する。この光源の選択に応じて赤信号回路の利得と青信号回路の利得とが、予め設定されている光源固有の固定ゲインに設定される。または、撮影者が撮影環境の色合い(色温度)を測定し、色温度入力手段により撮影環境の色温度を入力する。撮影者の色温度の入力に応じて赤信号回路の利得と青信号回路の利得とが、予め設定されている色温度固有の固定ゲインに設定される。
しかし、従来のレンズ交換可能な電子カメラでは、使用レンズにより分光特性が異なるので、標準的なレンズの分光特性を設定して被写体からの色温度情報によりホワイトバランスを調整しても、実際に使用する交換レンズによっては、前記標準的なレンズとは分光特性が大きく異なり、同じ被写体でもホワイトバランスの調整が正確にできないという問題があった(例えば、特許文献1を参照)。
これに対して、本願出願人は、特願2002−362238号で示したように、カメラ本体に対して交換可能な撮影レンズユニットの分光特性に相応した色温度補正情報を、撮影者が作成してカメラ本体に記憶させておき、撮影の際に前記色温度補正情報を基にホワイトバランス調整を行うことにより、良好なホワイトバランス調整が可能となるレンズ交換可能なビデオカメラ及び交換レンズを提案している(以下、従来提案方式と記す)。
特公平7 83481号公報
しかしながら、上記従来提案方式では、以下のような不都合を生じていた。
(1)交換可能な撮影レンズユニットの分光特性に相応した色温度補正情報を作成して、カメラ本体に予め記憶していることにより、良好なホワイトバランス調整が可能であるが、撮影レンズユニットのみの分光特性に相応した色温度補正情報の作成であり、撮影レンズユニットにフィルターやエクステンダーが装着された場合には、正確な色温度補正情報の作成を行うことが困難である。
(2)色を変化させることを目的としたカラーフィルターが装着された場合に、撮影者が誤った色温度補正情報を作成してしまう可能性がある。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、どのような交換レンズ・フィルター・エクステンダーを使用しても良好なホワイトバランス調整が行える撮像装置及びその制御方法、撮像システム、撮像レンズユニット並びに制御プログラムを提供することを目的とする。また、撮影者が任意に撮影レンズユニット及び装着されたフィルターやエクステンダーの分光特性に相応した色温度補正データの作成を行うことが可能な撮像装置及びその制御方法、撮像システム、撮像レンズユニット並びに制御プログラムを提供することを他の目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明である撮像装置では、交換可能な撮影レンズユニットを透過して得られた被写体像を光電変換する撮像素子と、前記撮影レンズユニットに装着可能で光学的特性を変化させる光学特性可変手段の装着を識別する装着識別手段と、前記撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出手段と、前記光学特性可変手段と前記撮影レンズユニットを通して前記撮像素子から得た信号からのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出手段と、前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号とに基づいて、前記撮影レンズユニットと前記光学特性可変手段の組み合わせ固有の色温度補正データを算出する色温度補正データ算出手段と、前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データに基づいて、ホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明である撮像装置では、請求項1の発明において、前記色温度補正データ算出手段で算出された色温度補正データを、前記撮影レンズユニットの識別情報及び前記光学特性可変手段の識別情報と共に記憶する色温度補正データ記憶手段を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明である撮像装置では、請求項2の発明において、前記色温度補正データ記憶手段は、複数の交換可能な撮影レンズユニットと前記光学特性可変手段の組み合わせ固有の色温度補正データを格納することを特徴とする。
請求項4の発明である撮像装置では、請求項3の発明において、前記装着識別手段は、前記撮影レンズユニットに装着された光学特性可変手段が色を変化させることを目的としているか否かを識別することを特徴とする。
請求項5の発明である撮像装置では、請求項4の発明において、前記装着識別手段は、前記撮影レンズユニットに装着された光学特性可変手段と通信して得られる前記光学特性可変手段に関する情報に基づいて、前記光学特性可変手段が色を変化させることを目的としているか否かを識別することを特徴とする。
請求項6の発明である撮像装置では、請求項4の発明において、前記装着識別手段は、前記第1のホワイトバランス検出手段より得られる前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス検出手段より得られる前記第2のホワイトバランス制御信号とを比較して、前記光学特性可変手段が色を変化させることを目的としているか否かを識別することを特徴とする。
請求項7の発明である撮像装置では、請求項4乃至6のいずれかの発明において、前記色温度補正データ算出手段は、前記装着識別手段によって前記撮影レンズユニットに色を変化させることを目的とした光学特性可変手段が装着されていると識別された場合に、前記色温度補正データの作成を禁止することを特徴とする。
請求項8の発明である撮像装置では、請求項4乃至6のいずれかの発明において、前記装着識別手段によって前記撮影レンズユニットに色を変化させることを目的とした光学特性可変手段が装着されていると識別された場合は、第1の警告情報を出力する第1の警告手段を備えたことを特徴とする。
請求項9の発明である撮像装置では、請求項3乃至6のいずれかの発明において、前記色温度補正データ記憶手段に格納された前記色温度補正データを使用する場合に、前記色温度補正データ記憶手段から得られる識別情報と、前記装着識別手段から得られる識別情報とが異なった場合は、第2の警告情報を出力する第2の警告手段を備えたことを特徴とする。
請求項10の発明である撮像装置では、請求項9の発明において、前記第2の警告手段は、前記撮影レンズユニットに装着された前記光学特性可変手段が色を変化させることを目的とする場合は、前記第2の警告情報の出力を行わないことを特徴とする。
請求項11の発明である撮像装置の制御方法では、交換可能な撮影レンズユニットを透過して得られた被写体像を光電変換する撮像素子と、前記撮影レンズユニットに装着可能で光学的特性を変化させる光学特性可変手段の装着を識別する装着識別手段とを有する撮像装置の制御方法であって、前記撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出工程と、前記光学特性可変手段と前記撮影レンズユニットを通して前記撮像素子から得た信号からのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出工程と、前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号とに基づいて、前記撮影レンズユニットと前記光学特性可変手段の組み合わせ固有の色温度補正データを算出する色温度補正データ算出工程と、前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データに基づいて、ホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御工程とを順次実行することを特徴とする。
請求項12の発明である制御プログラムでは、交換可能な撮影レンズユニットを透過して得られた被写体像を光電変換する撮像素子と、前記撮影レンズユニットに装着可能で光学的特性を変化させる光学特性可変手段の装着を識別する装着識別手段とを有する撮像装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、前記撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出ステップと、前記光学特性可変ステップと前記撮影レンズユニットを通して前記撮像素子から得た信号からのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出ステップと、前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号とに基づいて、前記撮影レンズユニットと前記光学特性可変ステップの組み合わせ固有の色温度補正データを算出する色温度補正データ算出ステップと、前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データに基づいて、ホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御ステップとを備えたことを特徴とする。
請求項13の発明である撮像システムでは、撮像装置に装着し、交換可能な撮影レンズユニットと、前記交換可能な撮影レンズユニットを透過した被写体像を光電変換する撮像素子と、前記撮影レンズユニットに装着可能で光学的特性を変化させる光学特性可変手段の装着を識別する装着識別手段と、前記撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出手段と、前記装着識別手段によって得られた前記光学特性可変手段に関するデータと前記撮影レンズユニットを通して前記撮像素子から得た信号からのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出手段と、前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号とに基づいて、前記撮影レンズユニットと前記光学特性可変手段の組み合わせに応じた色温度補正データを算出する色温度補正データ算出手段と、前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データに基づいて、ホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御手段とを有することを特徴とする。
請求項14の発明である撮像レンズユニットでは、撮像装置に装着し、交換可能な撮影レンズユニットと、前記交換可能な撮影レンズユニットを透過した被写体像を光電変換する撮像素子と、前記撮影レンズユニットに装着可能で光学的特性を変化させる光学特性可変手段の装着を識別する装着識別手段と、前記撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出手段と、前記装着識別手段によって得られた前記光学特性可変手段に関するデータと前記撮影レンズユニットを通して前記撮像素子から得た信号からのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出手段と、前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号とに基づいて、前記撮影レンズユニットと前記光学特性可変手段の組み合わせに応じた色温度補正データを算出する色温度補正データ算出手段と、前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データに基づいて、ホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御手段とを有する撮像システムにおいて、前記交換可能な撮影レンズユニットは、前記撮像装置と通信する通信手段と、前記光学特性可変手段を装着する装着手段を有し、前記通信手段によって少なくとも前記光学特性可変手段に関するデータを、前記撮像装置に送信することを特徴とする。
請求項1の発明である撮像装置、請求項11の発明である撮像装置の制御方法、請求項12の発明である制御プログラム、請求項13の発明である撮像システム、及び請求項14の発明である撮像レンズユニットによれば、撮影レンズユニットと光学特性可変手段の組み合わせ固有の色温度補正データを作成することができる。これにより、撮影レンズユニットに光学特性可変手段が装着されても、撮影者が作成した前記色温度補正データを使用することによって、良好なホワイトバランス調整が可能になる。
請求項2の発明である撮像装置によれば、作成した前記色温度補正データに、装着された撮影レンズユニット及び光学特性可変手段の各識別情報を添付して撮像装置に保存しておくことが可能になる。
請求項3の発明である撮像装置によれば、様々な光学特性可変手段を装着した交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データを複数、撮像装置本体に保存しておくことが可能になる。これにより、撮影者は、光学特性可変手段を交換する度に、色温度補正データの作成を行う必要がなく、撮像装置本体に光学特性可変手段を装着して、直ちに色温度補正データを使用した撮影が可能になる。
請求項4の発明である撮像装置によれば、撮影レンズユニットに装着された光学特性可変手段が色を変化させることを目的としているかどうかによって、色温度補正データ作成時の制御を変化させることが可能になる。これにより、例えば、撮影者が色温度補正データを作成しようとした場合で、色を変化させることを目的とした光学特性可変手段が装着されていた場合は、撮影者の意図と反する色温度補正データ作成時の制御を禁止することが可能になる。
請求項5の発明である撮像装置によれば、撮影レンズユニットに光学特性可変手段が装着されていた場合に、光学特性可変手段が色を変化させることを目的としているか否かを自動で識別することが可能になる。
請求項6の発明である撮像装置によれば、撮像装置本体が、光学特性可変手段と通信しなくとも、第1と第2のホワイトバランス制御信号を比較することによって、光学特性可変手段が色を変化させることを目的としているかどうかを識別することが可能になる。
請求項7の発明である撮像装置によれば、色を変化させることを目的とした光学特性可変手段が装着された状態で、撮影者が色温度補正データを作成しようとした場合に、色温度補正データの作成を禁止することが可能になる。
請求項8の発明である撮像装置によれば、色を変化させることを目的とした光学特性可変手段が装着された状態で、撮影者が色温度補正データを作成しようとした場合に、撮影者に警告をすることが可能になる。これにより、撮影者の意図と異なった色温度補正データの作成を防止することが可能になる。
請求項9の発明である撮像装置によれば、撮影者が選択した色温度補正データの光学特性可変手段の組み合わせと、撮像装置本体に装着されている色温度補正データの光学特性可変手段の組み合わせが異なった場合に、撮影者に警告することが可能になる。これにより、撮影者が誤った色温度補正データを使用して撮影することを防止することができる。
請求項10の発明である撮像装置によれば、使用する色温度補正データの光学特性可変手段の組み合わせと、撮像装置本体に装着された光学特性可変手段の組み合わせとは異なっているが、装着された光学特性可変手段が色を変化させることを目的とする場合には、撮影者への警告を禁止することが可能になる。これにより、撮影者が、色を変化させることを目的とした光学特性可変手段を撮像装置本体に装着して、色温度補正データを使用した撮影を行う場合に、良好なホワイトバランス調整が可能になる。
本発明の撮像装置及びその制御方法、撮像システム、撮像レンズユニット、並びに制御プログラムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の撮像装置は、例えば電子カメラに適用される。
<電子カメラの構成>
図1は、本発明の実施の一形態に係る撮像装置である電子カメラを示す概略外観図である。
図中の100は電子カメラ本体であり、300は交換可能な撮影レンズユニットである。また、400は、例えば、カラーフィルターやエクステンダーといった撮影画像に所望の効果を付けるための交換可能な光学特性可変ユニットであり、151は、外光の色温度を測定する測色センサーである。
図2は、図1に示した電子カメラの電気的構成を示すブロック図であり、図3は、図2中のシステム制御部の周辺回路を示すブロック図である。
同図において、100は電子カメラ本体であり、12は撮像素子14への露光量を制御するためのシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子である。レンズ310に入射した光線は、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306,106、ミラー130、及びシャッター12を介して導き、光学像として撮像素子14上に結像するようになっている。
130、132はミラーであり、レンズ310に入射した光線を一眼レフ方式によって光学ファインダー104に導くものである。なお、ミラー130は、クイックリターンミラーの構成、或いはハーフミラーの構成のどちらでも構わない。
16は、撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。18は、撮像素子14、A/D変換器16及びD/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、本電子カメラは、画像処理回路20において、必要に応じて、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、その得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50がシャッター制御部40及び測距制御部42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、及びEF(フラッシュ調光)処理を行うことができる。さらに、画像処理回路20においては、ホワイトバランス制御回路156より得られた演算結果に基づいてWB(ホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、及び圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータが、画像処理回路20及びメモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT・LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には電子カメラ本体100の電力消費を大幅に低減することができる。
30は、撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能になる。また、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は、測光部46からの測光情報に基づいて、絞り312を制御する絞り制御部340と連携しながら、シャッター12を制御するシャッター制御部である。42はAF(オートフォーカス)処理を行うための測距部であり、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306,106、ミラー130、及び不図示の測距用サブミラーを介して、測距部42に入射させることにより、光学像として結像された画像の合焦状態を測定する。
46はAE(自動露出)処理を行うための測光部であり、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130及び132そして不図示の測光用レンズを介して、測光部46に入射させることにより、光学像として得られた画像の露出状態を測定する。また、測光部46は、フラッシュ48と連携することによりEF(フラッシュ調光)処理機能も有するものである。
48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能及びフラッシュ調光機能を有する。
なお、撮像素子14によって撮像された画像データを画像処理回路20によって演算した結果に基づき、システム制御回路50がシャッター制御部40、絞り制御部340及び測距制御部342に対して制御を行う、ビデオTTL方式を用いて露出制御及びAF(オートフォーカス)制御をすることも可能である。さらに、測距部42による測定結果と、撮像素子14によって撮像された画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを共に用いて、AF(オートフォーカス)制御を行っても構わない。そして、測光部46による測定結果と、撮像素子14によって撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを共に用いて、露出制御を行っても構わない。
50は電子カメラ本体100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置及びスピーカー等の表示部であり、電子カメラ本体100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダー104内に設置されている。
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、レンズユニット300の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示、等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、及び記録媒体書き込み動作表示、等がある。さらに、表示部54の表示内容のうち、LED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、及び二次電池充電状態表示等がある。そして、表示部54の表示内容のうち、ランプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマー通知ランプ等がある。このセルフタイマー通知ランプは、AF補助光と共用して用いても良い。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。60、62、64、66、68、70及び72は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作部であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作部の具体的な説明を行う。
60はモードダイアルスイッチで、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッター速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、及びパノラマ撮影モード等の各機能撮影モードを切り替え設定することができる。62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、WB(ホワイトバランス)処理、及びEF(フラッシュ調光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2であり、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16及びメモリ制御回路22を介してメモリ30に書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66は色温度補正データ登録スイッチであり、色温度補正データ算出回路155によって装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを算出するための撮影シーケンスの開始を指示する。68は色温度補正モードスイッチであり、色温度補正データ算出回路155によって算出される装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを使用した撮影を指示する。
70は色温度補正データ選択スイッチであり、色温度補正データ記憶部157に格納されている複数の色温度補正データから任意の色温度補正データを選択する。72はホワイトバランス選択スイッチである。このホワイトバランス選択スイッチ72は、オートホワイトバランスとマニュアルホワイトバランスとを選択する。オートホワイトバランスとは、外光の色を測定して得られる色温度データを用いる外測センサー方式と、撮像センサーの出力信号から外光の色を算出しその色温度データを用いるTTL方式とによってホワイトバランスの調整を行うものであり、また、マニュアルホワイトバランスとは、撮影環境の光源の種類(例えば太陽光、電球、蛍光灯など)を撮影者が判断し、光源選択部(不図示)により光源の種類を選択、または撮影者が撮影環境の色合い(色温度)を測定し、色温度入力部により電子カメラに撮影環境の色温度を入力し、この光源の選択や色温度の入力に応じて赤信号回路の利得と青信号回路の利得とが、予め設定されている光源及び色温度固有の固定ゲインに設定されるものである。
74は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部であり、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替えボタン、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行ボタン、画像表示部28のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFスイッチ、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッチ、JPEG圧縮の圧縮率を選択するため或いは撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択するためのスイッチである圧縮モードスイッチ、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを設定することができる再生スイッチ、シャッタースイッチSW1を押したならばオートフォーカス動作を開始し一旦合焦したならば、その合焦状態を保ち続けるワンショットAFモードとシャッタースイッチSW1を押している間は連続してオートフォーカス動作を続けるサーボAFモードとを設定することができるAFモード設定スイッチ等がある。また、上記プラスボタン及びマイナスボタンの各機能は、回転ダイアルスイッチを備えることによって、より軽快に数値や機能を選択することが可能になる。
76は電源スイッチであり、電子カメラ本体100の電源のオン/オフの各モードを切り替え設定し、また、電子カメラ本体100に接続されたレンズユニット300、不図示の外部ストロボ、記録媒体200、210等の各種付属装置の電源オン、及び電源オフの設定も併せて切り替え設定する。
80は電源制御部で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、及び通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、及び電池残量の検出を行い、その検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82,84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等から成る電源部である。90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインターフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92,96にそれぞれ記録媒体200,210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知部である。
なお、本実施形態では、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。さらに、インターフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
104は光学ファインダーであり、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306,106、ミラー130,132を介して導き、光学像として表示することができる。これにより、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに、光学ファインダー104のみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダー104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、及び露出補正表示などが設置されている。
110は通信部であり、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。112は、通信部110により電子カメラ本体100を他の機器と接続するコネクタ、或いは無線通信の場合はアンテナである。120は、レンズマウント106内において、電子カメラ本体100をレンズユニット300と接続するためのインターフェース、122は電子カメラ本体100をレンズユニット300と電気的に接続するコネクタ、124はレンズマウント106及び或いはコネクタ122にレンズユニット300が装着されているか否かを検知するレンズ着脱検知部である。
コネクタ122は、電子カメラ本体100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号等を伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給する機能も備えている。また、コネクタ122は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成としても良い。
151は測色センサーであり、撮影した画像のホワイトバランスを調整するために外光色を測色する。152は測色センサー151のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。153は外測ホワイトバランス算出回路であり、ホワイトバランス用A/D変換器152からの出力を受けて外光の色温度を算出する。
154は内測ホワイトバランス算出回路であり、TTL方式により撮像した画像データを用いて色温度を算出する。155は色温度補正データ算出回路であり、外測ホワイトバランス算出回路153で算出された外測色温度と内測ホワイトバランス算出回路154で算出された内測色温度とを比較して、装着されているレンズユニット300固有の分光特性に相応する色温度補正データを算出する。
156はホワイトバランス制御回路であり、撮影者の光源選択や色温度入力に応じて予め設定されたホワイトバランス調整のゲインと、外測ホワイトバランス算出回路153によって算出された外測色温度と、内測ホワイトバランス算出回路154によって算出された内測色温度と、色温度補正データ算出回路155によって算出された色温度補正データ等によって、画像処理回路20がホワイトバランスの処理を行うのに必要なホワイトバランス補正データを算出する。
157は色温度補正データ記憶部であり、装着されているレンズユニット300及び光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データと、レンズユニット300及び光学特性可変ユニット400の組み合わせの色温度補正データに対応するレンズユニット300及び光学特性可変ユニット400の各種レンズ情報とを複数記憶する。このように、様々なフィルターやエクステンダーを装着した交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データを複数カメラ本体に保存しておくことができる。
160は光学特性可変ユニット識別部であり、電子カメラ本体100やレンズユニット300に装着された光学特性可変ユニット400を識別検知する。162は、光学特性可変ユニット装着警告部であり、色温度補正モードスイッチ68によって、色温度補正データを使用する撮影方法が選択された場合に、色温度補正データ選択スイッチ70によって選択された色温度補正データの光学特性可変ユニットの組み合わせと、装着されている光学特性可変ユニットの組み合わせとが異なった場合は、撮影者に光学特性可変ユニットの組み合わせが異なっていることを表示部54によって警告する。
164は、色温度補正データ算出警告部であり、色温度補正データ登録スイッチ66によって、装着されたレンズユニット300及び光学特性可変ユニット400の色温度補正データを算出する場合において、光学特性可変ユニット識別部160によって装着された光学特性可変ユニット400が色を変化させることを目的としたカラーフィルターと識別されたときは、撮影者に色温度補正データの算出が不適当であることを表示部54によって警告する。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、電子カメラ本体100とのインターフェース204、電子カメラ本体100と接続を行うコネクタ206を備えている。
210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212と、電子カメラ本体100とのインターフェース214と、電子カメラ本体100と接続を行うコネクタ216とを備えている。
300は交換レンズタイプのレンズユニットであり、306は、レンズユニット300を電子カメラ本体100と機械的に結合するレンズマウントである。レンズマウント306内には、レンズユニット300を電子カメラ本体100と電気的に接続する各種機能が含まれている。
310は撮影レンズ、312は絞りである。320は、レンズマウント306及び付属品マウント324内において、レンズユニット300及び光学特性可変ユニット400を電子カメラ本体100と接続するためのインターフェースであり、322はレンズユニット300を電子カメラ本体100と電気的に接続するコネクタである。コネクタ322は、電子カメラ本体100とレンズユニット300との間で、制御信号、状態信号及びデータ信号等を伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給される或いは供給する機能も備えている。また、コネクタ322は電気通信のみならず、光通信や音声通信等を伝達する構成としても良い。
324は、レンズユニット300を光学特性可変ユニット400と機械的に結合する付属品マウントである。付属品マウント324内には、レンズユニット300を光学特性可変ユニット400と電気的に接続する各種機能が含まれている。326はレンズユニット300を光学特性可変ユニット400と電気的に接続するコネクタである。コネクタ326は、光学性可変ユニット400とレンズユニット300との間で、制御信号、状態信号及びデータ信号などを伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給される或いは供給する機能も備えている。またコネクタ326は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成としても良い。
340は絞り制御部であり、測光部46からの測光情報に基づいて、シャッター12を制御するシャッター制御部40と連携しながら、絞り312を制御する。342は撮影レンズ310のフォーカシングを制御する測距制御部、344は撮影レンズ310のズーミングを制御するズーム制御部である。
350は、レンズユニット300全体を制御するレンズシステム制御回路である。レンズシステム制御回路350は、動作用の定数、変数及びプログラム等を記憶するメモリの機能のほか、レンズユニット300固有の番号等の識別情報或いは管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情報、及び現在や過去の各設定値などを保持する不揮発メモリの機能も備えている。
400は、レンズユニット300に装着可能な光学特性可変ユニットである。光学特性可変ユニット400には、フィルターやエクステンダーなどが含まれている。
410はレンズである。412は、光学特性可変ユニット400をレンズユニット300と機械的に結合する付属品マウントである。付属品マウント412内には、光学特性可変ユニット400をレンズユニット300と電気的に接続する各種機能が含まれている。
414は、レンズユニット300を光学特性可変ユニット400と電気的に接続するコネクタである。コネクタ414は、光学性可変ユニット400とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号及びデータ信号などを伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給される或いは供給する機能も備えている。またコネクタ414は、電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成としても良い。
416は付属品マウント324内において、光学特性可変ユニット400をレンズユニット300と接続するためのインターフェースである。418は、光学特性可変ユニット400全体を制御する光学特性可変システム制御回路である。光学特性可変システム制御回路418は、動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリの機能のほか、光学特性可変ユニット400固有の番号等の識別情報或いは管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情報、及び現在や過去の各設定値などを保持する不揮発メモリの機能も備えている。
<電子カメラの動作>
I.色温度補正データの作成
図4は、装着されたレンズ及び付属品の色温度補正データを作成するための処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、色温度補正データ登録スイッチ66がONになると、システム制御回路50は、電子カメラ本体100に装着されたレンズユニット300及び光学特性可変ユニット400との組み合わせ固有の色温度補正データを作成するための色温度補正データ作成モードになる。
次のステップS102では、光学特性可変ユニット識別部160によって、レンズユニット300に光学特性可変ユニット400が装着されているかどうかを識別する。前記ステップS102において、光学特性可変ユニット400が装着されていると識別されると、ステップS103へ進んで、システム制御回路50は、光学特性可変ユニット400の光学特性可変システム制御回路418から、光学特性可変ユニット400固有の番号等の識別情報或いは管理情報を取得する。
続くステップS104では、ステップS103で得られた光学特性可変ユニット400固有の番号等の識別情報或いは管理情報により、装着された光学特性可変ユニット400が色を変化させることを目的としたカラーフィルターかどうかを識別する。装着された光学特性可変ユニット400がカラーフィルターであった場合は、ステップS112へ進んで、色温度補正データ算出警告部164は撮影者に対して、色温度補正データの算出が不適当であることを表示部54によって警告する。このように、色を変化させることを目的としたカラーフィルターが装着された状態で、撮影者が色温度補正データを作成しようとした場合に、色温度補正データの作成を禁止することができる。
前記ステップS104において、装着された光学特性可変ユニット400がカラーフィルターでなかったと識別された場合は、ステップS105へ進んで、シャッタースイッチSW1(62)がONとなるのを待つ。シャッタースイッチSW1(62)がONになると、ステップS106において、測色センサー151によって外光の光の測色を行い、測色センサー151からのアナログの出力をA/D変換器152によってデジタル信号に変換し、測色センサー151より得られた赤信号R1と青信号B1の比率から、外測ホワイトバランス算出回路153によって外光の色温度としてR1/G1及びB1/G1を得る。
その後のステップS107でシャッタースイッチSW2(64)がONになると、ステップS108で、撮影者はある所定の白紙を撮影する。さらに、ステップS109において、撮像素子14は、装着されたレンズユニット300及び光学特性可変ユニット400を透過した光を受光し、撮像素子14からのアナログ信号の出力をA/D変換器16によってデジタル信号に変換し、撮像素子14より得られた赤信号R2と青信号B2の比率から、内測ホワイトバランス算出回路154によってレンズユニット300及び光学特性可変ユニット400を透過した外光の色温度としてR2/G2とB2/G2を得る。
その後のステップS110では、外測ホワイトバランス算出回路153で得られた、外光の色温度R1/G1及びB1/G1と、内測ホワイトバランス算出回路154によって得られた、レンズユニット300及び光学特性可変ユニット400を透過した外光の色温度R2/G2及びB2/G2とから、色温度補正データ算出回路155は、レンズユニット300及び光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の分光特性に相応する色温度補正データR3/G3とB3/G3を算出する。
そして、ステップS111では、色温度補正データ算出回路155より得られた、レンズユニット300及び光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データR3/G3及びB3/G3を、レンズユニット300のレンズシステム制御回路350より得られたレンズユニット300固有の番号等の識別情報或いは管理情報と、光学特性可変ユニット400の光学特性可変システム制御回路418より得られた、光学特性可変ユニット400固有の番号等の識別情報或いは管理情報と共に、色温度補正データ記憶部157に格納する。
一方、前記ステップS102において、光学特性可変ユニット400が装着されていないと識別された場合は、ステップS121へ進んで、シャッタースイッチSW1(62)がONになるのを待つ。シャッタースイッチSW1(62)がONになると、ステップS122において、測色センサー151によって外光の光の測色を行い、測色センサー151からのアナログの出力をA/D変換器152によってデジタル信号に変換し、測色センサー151より得られた赤信号R1と青信号B1の比率から、外測ホワイトバランス算出回路153によって外光の色温度としてR1/G1及びB1/G1を得る。
その後のステップS123において、シャッタースイッチSW2(64)がONになると、ステップS124で、撮影者はある所定の白紙を撮影する。そして、ステップS125において、撮像素子14は、装着されたレンズユニット300及び光学特性可変ユニット400を透過した光を受光し、撮像素子14からのアナログ信号の出力をA/D変換器16によってデジタル信号に変換し、撮像素子14より得られた赤信号R2と青信号B2の比率から、内測ホワイトバランス算出回路154によってレンズユニット300及び光学特性可変ユニット400を透過した外光の色温度としてR2/G2及びB2/G2を得る。
続くステップS126では、外測ホワイトバランス算出回路153で得られた、外光の色温度R1/G1及びB1/G1と、内測ホワイトバランス算出回路154によって得られた、レンズユニット300及び光学特性可変ユニット400を透過した外光の色温度R2/G2とB2/G2との差が所定量以上であった場合は、装着された光学特性可変ユニット400は色を変化させることを目的とするカラーフィルターであると判断し、ステップS127において、色温度補正データ算出警告部164は撮影者に色温度補正データの算出が不適当であることを表示部54によって警告する。
前記ステップS126において、上記の差が所定量以下であった場合は、前記したステップS110以降の処理を行う。
このような制御により、撮影者は、電子カメラに装着された交換可能な撮影レンズユニットとフィルターとエクステンダーとの組み合わせ固有の分光特性に相応する色温度補正データの作成が可能なる。また、作成した撮影レンズユニット固有の色温度補正データに装着された撮影レンズとフィルターとエクステンダーの識別情報を添付して電子カメラに保存しておくことが可能となる。
II.本実施形態の撮影処理
図5は、装着されたレンズユニット300及び光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データを使用した本実施形態の撮影処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS201において、シャッタースイッチSW1(62)がONすると、続くステップS202では、ホワイトバランス選択スイッチ72の操作によってホワイトバランス処理が、オートホワイトバランスであるか、或いはマニュアルホワイトバランスかを判別する。
オートホワイトバランスが選択されていた場合は、ステップS203へ進んで、測色センサー151によって外光の光の測色を行う。その結果、測色センサー151からのアナログ信号の出力は、A/D変換器152によってデジタル信号に変換され、測色センサー151より得られた赤信号Rと青信号Bの比率から、外測ホワイトバランス算出回路153によって外測ホワイトバランス調整のゲインが算出される。
その後のステップS204で、シャッタースイッチSW2(64)がONになると、ステップS205で撮像素子14に画像データが蓄積される。そしてステップS206において、撮像素子14からのアナログ信号の出力は、A/D変換器16によってデジタル信号に変換され、撮影した画像データより得られた赤信号Rと青信号Bの比率から、内測ホワイトバランス算出回路154によって、内測ホワイトバランス調整のゲインが算出される。
その後のステップS209では、ホワイトバランス制御回路156は、装着されたレンズユニット300のレンズシステム制御回路350より得たレンズユニット300固有の番号等の識別情報或いは管理情報と、光学特性可変ユニット400の光学特性可変システム制御回路418より得られた、光学特性可変ユニット400固有の番号等の識別情報或いは管理情報などの各種情報とに基づき、色温度補正データ記憶部157から、装着されたレンズユニット300及び光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データを読み込む。
次のステップS210において、ホワイトバランス制御回路156は、外測ホワイトバランス調整のゲインと、内測ホワイトバランスのゲインと、装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データとによって算出した撮影画像のホワイトバランスの補正値を画像処理回路20に送り、撮影画像のホワイトバランス調整を行う。
さらに、ステップS211においては、画像データと共に、装着されたレンズユニット300及び光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データを撮影画像に付随する各種撮影情報として、記憶部202や記録部212に格納する。
一方、前記ステップS202において、ホワイトバランス選択スイッチ72の操作によってマニュアルホワイトバランスが選択されていた場合には、ステップS207でシャッタースイッチSW2(64)がONになると、ステップS208へ進んで撮像素子14に画像データが蓄積され、撮像素子14からのアナログ信号の出力はA/D変換器16によってデジタル信号に変換される。
その後は、前記ステップS209と同様の処理を行い、続くステップS210においては、ホワイトバランス制御回路156は、撮影者がホワイトバランス選択スイッチ(72)で任意に入力した光源の種類や色温度の入力に応じて、予め記憶されているホワイトバランス調整のゲインと、装着されたレンズユニット300及び光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データとによって算出した撮影画像のホワイトバランス処理の補正値を画像処理回路20に送り、画像処理回路20にて撮影画像のホワイトバランス調整を行う。
そして、ステップS211において、画像データと共に、装着されたレンズユニット300及び光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データを撮影画像に付随する各種撮影情報として、記憶媒体27に格納する。
III.色温度補正データ選択及び警告の動作
図6は、本実施形態に係る色温度補正データの選択及び警告の動作を示すフローチャートであり、色温度補正データが色温度データ記憶手段に格納されていないレンズユニット300や光学特性可変ユニット400が電子カメラ本体100に装着されたときの色温度補正データ選択及び警告の動作を示している。
まず、ステップS301において、色温度補正モードスイッチ68がONになると、次のステップS302では、ホワイトバランス制御回路156は、装着されたレンズユニット300のレンズシステム制御回路350からレンズユニット300固有の番号等の識別情報或いは管理情報などの各種レンズ情報の読み込み動作と、さらに光学特性可変ユニット400の光学特性可変システム制御回路418から光学特性可変ユニット400固有の番号等の識別情報或いは管理情報等の各種フィルター情報の読み込み動作とを行い、これらの情報を取得することができたか否かを判定する。前記の各種レンズ情報及び各種フィルター情報を取得することができたときには、ステップS303へ進む。
ステップS303では、ホワイトバランス制御回路156は、前記各種レンズ情報と前記各種フィルター情報とに基づき、色温度補正データ記憶部157から、装着されたレンズユニット300と光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データを検索する。
前記ステップS303において、装着されたレンズユニット300と光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データが色温度補正データ記憶部157に格納されていた場合は、ステップS308へ進む。すなわち、撮影者は装着されたレンズユニットと光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データを使用した撮影が可能となり、図5で説明した、装着されたレンズユニット300と光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データを使用した撮影のシーケンスへ移行する。
前記ステップS303において、装着されたレンズユニット300と光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データが色温度補正データ記憶部157に格納されていなかった場合、ステップS306へ進む。
ステップS306では、レンズユニット300に装着されている光学特性可変ユニット400が、色を変化させることを目的としたカラーフィルターであるか否かを識別し、カラーフィルターであった場合は、ステップS308おいて、撮影者は装着されたレンズユニット固有の色温度補正データを使用した撮影が可能となり、図5の装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを使用した撮影のシーケンスへ移行する。
ステップS306において、レンズユニット300に装着されている光学特性可変ユニット400がカラーフィルターでなかった場合は、ステップS307において、光学特性可変ユニット400装着警告部162は、撮影者に対して、光学特性可変ユニット400の組み合わせが異なっていることを表示部54によって警告する。
このように、使用する色温度補正データの光学特性可変ユニット400の組み合わせと、カメラ本体に装着された光学特性可変ユニット400の組み合わせは異なっているが、装着された光学特性可変ユニット400が色を変化させることを目的とする場合には、撮影者への警告を禁止する。
一方、前記ステップS302において、前記の各種レンズ情報及び各種フィルター情報を取得することができなかったときには、ステップS304へ進み、色温度補正データ使用警告部158によって、色温度補正データが検索できなかったことを撮影者に警告し、表示部54に表示する。
そして続くステップS305において、色温度補正データ記録部157から、撮影者が色温度補正データ選択スイッチ(70)を用い、装着されたレンズユニット300と光学特性可変ユニット400の組み合わせ固有の色温度補正データを任意に選択した場合に、前記したステップS308へ進み、図5に示した撮影動作へ移行する。
なお、上述した図4、図5及び図6のフローチャートに従ったプログラムを例えばメモリ52に格納し動作することにより、上述の制御方法を実現させることが可能になる。
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施の一形態に係る撮像装置である電子カメラを示す概略外観図である。 図1に示した電子カメラの電気的構成を示すブロック図である。 図2中のシステム制御部の周辺回路を示すブロック図である。 図2中のシステム制御部の周辺回路を示すブロック図である。 実施形態の撮影処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る色温度補正データの選択及び警告の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
14 撮像素子
50 システム制御回路
20 画像処理回路
50 システム制御回路
54 表示部
62 レリーズシャッタースイッチSW1
64 レリーズシャッタースイッチSW2
66 色温度補正データ登録スイッチ
68 色温度補正モードスイッチ
70 色温度補正データ選択スイッチ
72 ホワイトバランス選択スイッチ
100 電子カメラ本体
151 測色センサー
153 外測ホワイトバランス算出回路
154 内測ホワイトバランス算出回路
155 色温度補正データ算出回路
156 ホワイトバランス制御回路
157 色温度補正データ記憶部
160 光学特性可変ユニット識別部
162 光学特性可変ユニット装着警告部
164 色温度補正データ算出警告部
300 レンズユニット
350 レンズシステム制御回路
400 光学特性可変ユニット
418 光学特性可変システム制御回路

Claims (14)

  1. 交換可能な撮影レンズユニットを透過して得られた被写体像を光電変換する撮像素子と、
    前記撮影レンズユニットに装着可能で光学的特性を変化させる光学特性可変手段の装着を識別する装着識別手段と、
    前記撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出手段と、
    前記装着識別手段によって得られた前記光学特性可変手段に関するデータと前記撮影レンズユニットを通して前記撮像素子から得た信号からのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出手段と、
    前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号とに基づいて、前記撮影レンズユニットと前記光学特性可変手段の組み合わせに応じた色温度補正データを算出する色温度補正データ算出手段と、
    前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データに基づいて、ホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記色温度補正データ算出手段で算出された色温度補正データを、前記撮影レンズユニットの識別情報及び前記光学特性可変手段の識別情報と共に記憶する色温度補正データ記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記色温度補正データ記憶手段は、複数の交換可能な撮影レンズユニットと前記光学特性可変手段の組み合わせ固有の色温度補正データを格納することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記装着識別手段は、前記撮影レンズユニットに装着された光学特性可変手段が色を変化させることを目的としているか否かを識別することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記装着識別手段は、前記撮影レンズユニットに装着された光学特性可変手段と通信して得られる前記光学特性可変手段に関する情報に基づいて、前記光学特性可変手段が色を変化させるか否かを識別することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記装着識別手段は、前記第1のホワイトバランス検出手段より得られる前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス検出手段より得られる前記第2のホワイトバランス制御信号とを比較して、前記光学特性可変手段が色を変化させるか否かを識別することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  7. 前記色温度補正データ算出手段は、前記装着識別手段によって前記撮影レンズユニットに色を変化させるための光学特性可変手段が装着されていると識別された場合に、前記色温度補正データの作成を禁止することを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記装着識別手段によって前記撮影レンズユニットに色を変化させるための光学特性可変手段が装着されていると識別された場合は、第1の警告情報を出力する第1の警告手段を備えたことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 前記色温度補正データ記憶手段に格納された前記色温度補正データを使用する場合に、前記色温度補正データ記憶手段から得られる識別情報と、前記装着識別手段から得られる識別情報とが異なった場合は、第2の警告情報を出力する第2の警告手段を備えたことを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
  10. 前記第2の警告手段は、前記撮影レンズユニットに装着された前記光学特性可変手段が色を変化させる場合は、前記第2の警告情報の出力を行わないことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 交換可能な撮影レンズユニットを透過して得られる被写体像を光電変換する撮像素子と、前記撮影レンズユニットに装着可能で光学的特性を変化させる光学特性可変手段の装着を識別する装着識別手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出工程と、
    前記光学特性可変手段と前記撮影レンズユニットを通して前記撮像素子から得た信号からのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出工程と、
    前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号とに基づいて、前記撮影レンズユニットと前記光学特性可変手段の組み合わせに応じた色温度補正データを算出する色温度補正データ算出工程と、
    前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データに基づいて、ホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御工程とを順次実行することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 交換可能な撮影レンズユニットを透過して得られた被写体像を光電変換する撮像素子と、前記撮影レンズユニットに装着可能で光学的特性を変化させる光学特性可変手段の装着を識別する装着識別手段とを有する撮像装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出ステップと、
    前記光学特性可変ステップと前記撮影レンズユニットを通して前記撮像素子から得た信号からのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出ステップと、
    前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号とに基づいて、前記撮影レンズユニットと前記光学特性可変ステップの組み合わせに応じた色温度補正データを算出する色温度補正データ算出ステップと、
    前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データに基づいて、ホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御ステップとを備えたことを特徴とする制御プログラム。
  13. 撮像装置に装着し、交換可能な撮影レンズユニットと、
    前記交換可能な撮影レンズユニットを透過した被写体像を光電変換する撮像素子と、
    前記撮影レンズユニットに装着可能で光学的特性を変化させる光学特性可変手段の装着を識別する装着識別手段と、
    前記撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出手段と、
    前記装着識別手段によって得られた前記光学特性可変手段に関するデータと前記撮影レンズユニットを通して前記撮像素子から得た信号からのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出手段と、
    前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号とに基づいて、前記撮影レンズユニットと前記光学特性可変手段の組み合わせに応じた色温度補正データを算出する色温度補正データ算出手段と、
    前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データに基づいて、ホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御手段とを有することを特徴とする撮像システム。
  14. 撮像装置に装着し、交換可能な撮影レンズユニットと、
    前記交換可能な撮影レンズユニットを透過した被写体像を光電変換する撮像素子と、
    前記撮影レンズユニットに装着可能で光学的特性を変化させる光学特性可変手段の装着を識別する装着識別手段と、
    前記撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出手段と、
    前記装着識別手段によって得られた前記光学特性可変手段に関するデータと前記撮影レンズユニットを通して前記撮像素子から得た信号からのデータを用いて、ホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出手段と、
    前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号とに基づいて、前記撮影レンズユニットと前記光学特性可変手段の組み合わせに応じた色温度補正データを算出する色温度補正データ算出手段と、
    前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データに基づいて、ホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御手段とを有する撮像システムにおいて、
    前記交換可能な撮影レンズユニットは、
    前記撮像装置と通信する通信手段と、
    前記光学特性可変手段を装着する装着手段を有し、
    前記通信手段によって少なくとも前記光学特性可変手段に関するデータを、前記撮像装置に送信することを特徴とする撮像レンズユニット。
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