JP2005175705A - 画像処理装置、マイクロコンピュータ及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フォーマット変換の際の加算平均に必要な前ラインのデータを保管しておくための余分なバッファを持つことなく、入力される画像データのフォーマット変換処理をリアルタイムに行うことができる画像処理装置の提供。
【解決手段】 本画像処理装置は、複数のラインを有するYUV画像データを入力し、YUVフォーマット変換後のYUV画像データを結果出力バッファに出力するフォーマット変換後回路100を含み、前記フォーマット変換後回路100は、前記結果出力バッファ120に出力された1つ前の入力ラインのU成分又はV成分の加算平均値の値を読み出して、読み出した加算平均値と現在の入力ラインのU成分又はV成分の加算平均を行い、得られた加算平均値を、前記結果出力バッファの読み出したU成分又はV成分の加算平均値の領域に上書きする回路を含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像処理装置、マイクロコンピュータ、電子機器及び画像縮小方法に関する。
YUV画像データは1つの画素の情報としてY成分、U成分、V成分の3つの成分情報を有している。そしてその各成分情報を各画素についてどのような比率で持たせるかによって、様々な形式を有している。
図1(A)(B)(C)はYUVフォーマット変換について説明するための図である。
図1(A)(B)(C)の10、12、14はそれぞれ元画像の各画素に対応したY成分、Y成分、V成分を示している。
図1(A)は、元画像のY成分とフォーマット変換後のY成分の関係について示した図である。YUV画像データは、YUV4:4:4、YUV4:2:2、YUV4:2:0、YUV4:1:1等のフォーマットが有るが、いずれのフォーマットにおいてもY成分は各画素と1対1に対応して保持されている。
図1(B)は、元画像のU成分とフォーマット変換後のU成分の関係について示した図である。U成分についてはYUV4:4:4では30のように各画素と1対1に対応して保持されている。
しかしYUV4:2:2では、32に示すように各ラインごとに隣あう2画素が同じ値(2画素の加算平均値)を共有しており、各画素に対して2:1(2画素に1つ)に対応して保持されている。
またYUV4:1:1では、36に示すように各ラインごとに隣あう4画素が同じ値(4画素の加算平均値)を共有しており、各画素に対して4:1(4画素に1つ)に対応して保持されている。
またYUV4:2:0では、34に示すように2ライン分の隣あう4画素が同じ値(4画素の加算平均値)を共有しており、各画素に対して4:1(4画素に1つ)に対応して保持されている。
図1(C)は、元画像のV成分とフォーマット変換後のV成分の関係について示した図である。V成分についてはYUV4:4:4では40のように各画素と1対1に対応して保持されている。
しかしYUV4:2:2では、42に示すように各ラインごとに隣あう2画素が同じ値(2画素の加算平均値)を共有しており、各画素に対して2:1(2画素に1つ)に対応して保持されている。
またYUV4:1:1では、46に示すように各ラインごとに隣あう4画素が同じ値(4画素の加算平均値)を共有しており、各画素に対して4:1(4画素に1つ)に対応して保持されている。
またYUV4:2:0では、44に示すように2ライン分の隣あう4画素が同じ値(4画素の加算平均値)を共有しており、各画素に対して4:1(4画素に1つ)に対応して保持されている。
図1(B)(C)に示すようにU成分とV成分については、各フォーマットについて同じ構成を有している。
YUVフォーマットの画像データのフォーマット変換において、YUV4:4:4からYUV4:2:2やYVU4:1:1への変換は従来からよく行われていた。
しかし、YUV4:2:0へ変換する場合には、複数のラインにわたって画素のU成分及びV成分の加算平均が必要となるため、フレームバッファに一度YUV4:4:4又はYUV4:2:2をためてからおこなうか、1ライン分のラインバッファに奇数ラインのUV成分を保管しておく必要があった。
しかし前者の場合、YUV4:4:4やYUV4:2:2のデータ量はYUV4:2:0に比べて大きいため、YUV4:2:0を作成するためのワークメモリがYUV4:2:0そのもので必要なデータにくらべて大きくなってしまうという問題点があった。
また後者の場合1ライン分のバッファをYUVフォーマット変換回路に内蔵する必要があった。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像データフォーマット変換の際の加算平均に必要な前ラインのデータを保管しておくための余分なバッファを持つことなく、入力される画像データのフォーマット変換処理をリアルタイムに行うことができる画像処理装置、マイクロコンピュータ、電子機器を提供することを目的とする。
(1)本発明は、画像処理装置であって、
複数のラインを有するYUV画像データを入力し、YUVフォーマット変換後のYUV画像データを結果出力バッファに出力するフォーマット変換後回路を含み、
前記フォーマット変換後回路は、
前記結果出力バッファに出力された1つ前の入力ラインのU成分又はV成分の加算平均値の値を読み出して、読み出した加算平均値と現在の入力ラインのU成分又はV成分の加算平均を行い、得られた加算平均値を、前記結果出力バッファの読み出したU成分又はV成分の加算平均値の領域に上書きする回路を含むことを特徴とする。
複数のラインとは、画像データの画面の横方向(X軸方向)の画素の並びを1ラインとしたときのライン数である。
入力されるYUV画像データは、全くフォーマット変換がされていないYUV形式の元データ(YUV4:4:4)でも良いし、既にフォーマット変換が行われた後のYUVデータ(YUV4:4:4、YUV4:2:2、YUV4:1:1、YUV4:2:0等)でもよい。
本発明によれば、フォーマット変換の際に複数のラインにまたがった加算平均が必要となる場合(例えばもとデータをYUV4:2:0に変換する場合)に、
フォーマット変換後のデータを書き出す結果出力バッファに書き出された前ラインの加算平均値を読み出して、現在のラインのデータとの前ラインの対応するデータ(X座標が同じデータ)の加算平均を行い、得られた加算平均値を結果出力バッファの前ラインの加算平均値と同じ場所に上書きする。
従って、加算平均に必要な前ラインのデータを保管しておくための余分なバッファを持つことなく、入力されるYUV画像データのフォーマット変換処理をリアルタイムに行うことができる。
(2)本発明の画像処理装置は、
前記フォーマット変換後回路は、
YUV画像データのU成分及びV成分の少なくとも一方の入力データを受け取り加算平均を行う加算平均回路と、
加算平均後の値をフォーマット変換後の結果出力バッファに書き込む結果書き込み部とを含み、
前記加算平均回路は、
入力データが偶数ラインのデータである場合には、前記結果出力バッファから1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値を読み出して、偶数ラインの入力データと読み出した奇数ラインの加算平均値を用いて加算平均を行い、
前記結果書き込み部は、
偶数ラインの入力データを用いて得られた加算平均値を書き込む場合には、当該加算平均値を、結果出力バッファの1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値の出力領域に上書きすることを特徴とする。
(3)本発明の画像処理装置は、
フォーマット変換後回路は、
変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットであるかいなかに関する情報を含むフォーマット変換情報が設定されているフォーマット変換情報設定部を含み、
前記加算平均回路は、
前記フォーマット変換情報に基づき変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットであるかいなか判断し、変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットであれば、入力データが偶数ラインのデータの場合には前記結果出力バッファから1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値を読み出して、偶数ラインの入力データと読み出した加算平均値を用いて加算平均を行い、
前記フォーマット変換情報が変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットでなければ、前記結果出力バッファからの加算平均値の読み出しを行わずに、入力データのみを用いて加算平均を行い、
前記結果書き込み部は、
前記フォーマット変換情報に基づき変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットであるかいなか判断し、前記フォーマット変換情報が変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットであれば、偶数ラインの入力データを用いて得られた加算平均値を書き込む場合には、当該加算平均値を、結果出力バッファの1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値の出力領域と同一領域に上書きし、
前記フォーマット変換情報が変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットでなければ、結果出力バッファへの同一領域への前記加算平均値の上書きは行わずに、重複しない領域に前記加算平均値を書き込むことを特徴とする。
ここにおいて所定のフォーマットとは、例えばYUV4:2:0のように複数のラインにまたがって画素のU成分又はY成分の加算平均をとることが必要なYUVフォーマットである。
(4)本発明の画像処理装置は、
変換後の画像データが出力される結果出力バッファが、
変換後の画像データのY成分が出力されるY成分領域と、UV成分が出力されるUV成分領域とに分けられており、Y成分領域には連続する画素の変換後のY成分が連続して記憶され、UV成分領域には連続する画素の変換後のU成分及びV成分の少なくとも一方が連続して記憶されていることを特徴とする。
ここにおいてUV成分領域は、連続した画素のUV成分が混合して記憶されている場合でもよいし、連続した画素のUV成分がU成分とV成分に分離して記憶されている場合でもよい。
本発明によれば、Y成分領域とUV成分領域が分離されているので、前ラインの加算平均値を読み出す際にUV成分領域にアクセスすることにより、余分なY成分データの読み出しを行わなくてすむので、効率的に前ラインのアクセスを行うことができる。
(5)本発明の画像処理装置は、
前記結果書き込み部は、
入力画像データの各ラインの先頭データに対応した変換後の画像データをかきこむ前記結果出力バッファにおけるスタートアドレスを保持し、当該スタートアドレスにオフセット値を加えて書き込みアドレスを決定する回路を含み、
前記加算平均回路は、
前記スタートアドレスを受け取り、受け取ったスタートアドレスに基づき、前ラインの入力データの対応する加算平均値を読み出す際の読み出しアドレスを演算する回路を含むことを特徴とする。
本発明によれば、結果書き込み部が保持するスタートアドレスに基づいて、前ラインの加算平均値の読み出しを行うことができる。
(6)本発明は、画像処理装置であって、
複数のラインを有し、各画素について複数の成分を有する画像データを入力しフォーマット変換を行い、フォーマット変換後の画像データを結果出力バッファに出力するフォーマット変換後回路を含み、
前記フォーマット変換後回路は、
前記結果出力バッファに出力された1つ前の入力ラインの所定の成分の加算平均値の値を読み出して、読み出した加算平均値と現在の入力ラインの所定の成分の加算平均を行い、得られた加算平均値を、前記結果出力バッファの読み出した所定の成分の加算平均値の領域に上書きする回路を含むことを特徴とする。
(7)本発明の画像処理装置は、
変換後の画像データが出力される結果出力バッファが、
変換後の画像データの前記所定の成分が出力される第1の領域と、所定の成分以外の成分が出力される第2の領域とに分けられており、第1の領域には連続する画素の変換後の所定の成分が連続して記憶され、第2の領域には連続する画素の変換後の所定の成分以外が連続して記憶されていることを特徴とする。
(8)本発明の画像処理装置は、
前記フォーマット変換後回路は、
入力画像データの各ラインの先頭データに対応した変換後の画像データをかきこむ前記結果出力バッファにおけるスタートアドレスを保持し、当該スタートアドレスにオフセット値を加えて書き込みアドレスを決定する回路を含み、
前記スタートアドレスに基づき、前ラインの入力データの対応する加算平均値を読み出す際の読み出しアドレスを演算する回路を含むことを特徴とする。
(9)本発明は、上記のいずれかに記載の画像データ処理装置を含むことを特徴とするマイクロコンピュータである。
(10)本発明は、上記に記載のマイクロコンピュータと、
前記マイクロコンピュータの処理対象となるデータの入力手段と、
前記マイクロコンピュータにより処理されたデータを出力するためのLCD出力手段とを含むことを特徴とする電子機器である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図2は本実施の形態の画像処理装置のフォーマット変換後回路の機能ブロック図の一例である。
本実施の形態のフォーマット変換後回路100は、YUV画像データ102(YUV画像データのU成分及びV成分の少なくとも一方の入力データでもよい)を受け取り加算平均を行い、加算平均後の値をフォーマット変換後のYUVデータ記憶部120(結果出力バッファ)に出力する処理をおこなう。
前記フォーマット変換回路100は、加算平均処理部200、書き込み処理部110、YUVデータ記憶部120(結果出力バッファ)、奇数ライン読み出し部130、ライン偶数奇数判定部140、YUVフォーマット変換情報設定部150を含む。
YUVフォーマット変換情報設定部150は、YUVフォーマット変換のタイプに関する情報が設定されている。本実施の形態のYUVフォーマット変換回路は、元画像(入力YUV画像データ)を様々なタイプのYUVフォーマット(YUV4:4:4、YUV4:2:2、YUV4:2:0、YUV4:1:1等)に変換可能な回路として構成することができ、YUVフォーマット変換情報設定部150に設定されている変換タイプにより、変換のタイプが決定される。YUVフォーマット変換情報設定部150は、変換後のYUVフォーマットがYUV4:2:0であるかいなかに関する情報を含むフォーマット変換情報が設定されているフォーマット変換情報設定部として機能する。
ライン偶数奇数判定部140は、現在入力されているYUV画像データが、画面の奇数ラインのデータであるのか、偶数ラインのデータであるのかをライン同期信号(HSYNC)144等に基づき判断し、判断結果をライン情報142として出力する。
加算平均処理部200は、YUVフォーマット変換情報設定部150から受け取ったYUVフォーマット変換情報152に基づき、入力画像データの加算平均処理を行う。
書き込み部110は、加算平均処理部200の加算平均処理済みデータを、YUVデータ記憶部120(結果出力バッファ)に書き込む処理を行う。
加算平均処理部200は、入力データが偶数ラインのデータである場合には、YUVデータ記憶部(前記結果出力バッファ)120から1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値を読み出して、偶数ラインの入力データ102と読み出した加算平均値(UVデータ)122を用いて加算平均を行うように構成することができる。
なお加算平均処理部200は、ライン偶数奇数判定部140の出力するライン情報142を受け取り、入力データが偶数ラインのデータであるか、奇数ラインのデータであるか判定するように構成することができる。
ここで奇数ライン読み出し部130が、加算平均処理部200からの奇数ラインのデータ要求204を受けて、YUVデータ記憶部(前記結果出力バッファ)120から1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値(UVデータ)122を読み出すようにしてもよい。
そして書き込み部110は、偶数ラインの入力データを用いて得られた加算平均値を書き込む場合には、当該加算平均値を、YUVデータ記憶部(前記結果出力バッファ)120の1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値の出力領域に上書きする処理を行う。
また加算平均処理部200は、YUVフォーマット変換情報152が変換後のYUVフォーマットがYUV4:2:0であることを示している場合には、入力データが偶数ラインのデータである場合には、前記YUVデータ記憶部(前記結果出力バッファ)120から1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値を読み出して、偶数ラインの入力データと読み出した加算平均値を用いて加算平均を行うようにしてもよい。一方YUVフォーマット変換情報152が変換後のYUVフォーマットがYUV4:2:0であることを示していない場合には、前記YUVデータ記憶部(前記結果出力バッファ)120からの加算平均値の読み出しを行わずに、入力データのみを用いて加算平均を行うようにしてもよい。
そして結果書き込み部110は、YUVフォーマット変換情報152が変換後のYUVフォーマットがYUV4:2:0であることを示している場合には、偶数ラインの入力データを用いて得られた加算平均値を書き込む場合には、当該加算平均値を、前記YUVデータ記憶部(前記結果出力バッファ)120の1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値の出力領域と同一領域に上書きするようにしてもよい。一方、YUVフォーマット変換情報152が変換後のYUVフォーマットがYUV4:2:0であることを示していない場合には、前記YUVデータ記憶部(前記結果出力バッファ)120への同一領域への前記加算平均値の上書きは行わずに、重複しない領域に前記加算平均値を書き込むようにしてもよい。
また書き込み部110は、入力画像データの各ラインの先頭データに対応した変換後の画像データをかきこむYUVデータ記憶部(前記結果出力バッファ)120におけるスタートアドレスを保持するスタートアドレス保持部112と、当該スタートアドレス保持部112に保持されたスタートアドレス114にオフセット値を加えて書き込みアドレスを決定する回路を含むようにしてもよい。
そして奇数ライン読み出し部130は、前記スタートアドレス114を受け取り、受け取ったスタートアドレス114に基づき、1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値を読み出す際の読み出しアドレスを決定するようにしても良い。
このように加算平均処理部200と奇数ライン読み出し部130は、加算平均回路として機能する。
図3は、本実施の形態の加算平均処理部の機能ブロック図の一例である。
本実施の形態の加算平均処理部200は、第1の加算平均処理部270と第2の加算平均処理部280とを含む。
第1の加算平均処理部270は、第1の加算部210、第1の右シフト部220、加算途中結果保持部230を含む。
第2の加算平均処理部280は、第2の加算部240、第2の右シフト部250、UVデータ保持部260を含む。
Y成分202はフォーマット変換時に加算平均されないので、入力データがそのまま出力される。
第1の加算部210は、入力されたU成分204又はV成分206と加算途中結果保持部230に保持されている値を加算する処理を行う。第1の加算部210の加算結果は、元画像(YUV4:4:4)をYUV4:2:2に変換する場合やYUV4:2:0に変換する場合には、奇数番目のデータに対応した加算結果の場合には加算途中結果保持部230に出力し、偶数番目のデータに対応した加算結果の場合には第1の右シフト部220に出力する。また元画像(YUV4:4:4)をYUV4:1:1に変換する場合には、4の倍数番目に対応したデータに対応した加算結果の場合には第1の右シフト部220に出力し、それ以外の場合には、加算途中結果保持部230に出力する。
第1の右シフト部220は、受け取ったU成分又はV成分のシフト処理を行って得られた加算平均値を出力する。
元画像(YUV4:4:4)をYUV4:2:2やYUV4:1:1に変換する場合には、第1の加算部210、第1の右シフト部220、加算途中結果保持部230だけでたりるので、第1の右シフト部220の出力(第1の加算平均処理部270の出力)がそのまま、加算平均処理部の出力となる。すなわち元画像(YUV4:4:4)をYUV4:2:2やYUV4:1:1に変換する場合には、第1の右シフト部220の出力(第1の加算平均処理部270の出力)は、第2の加算平均処理部280を通過するだけである。
また元画像(YUV4:4:4)をYUV4:2:0に変換する場合には、入力画像データが奇数ラインの場合には、第1の加算平均処理部270の出力は、第2の加算平均処理部280を通過するだけであるが、入力画像データが偶数ラインの場合には、第2の加算平均処理部280で、偶数ラインの加算平均値と1つ前の奇数ラインの対応する加算平均値の加算平均処理を行う。
第2の加算部240は、第1の右シフト部220が出力したU成分204又はV成分206(偶数ラインの加算平均値)とUVデータ保持部260に保持されている値(奇数ラインの対応する画素(X座標が同じ画素)の加算平均値)を加算する処理を行う。
UVデータ保持部260は、入力データが偶数ラインのデータである場合には、奇数ライン読み出し部に対し、前記結果出力バッファから1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値のデータ要求262を行い、当該データ要求に対応して受け取った加算平均値(UVデータ)264を保持する。
第2の右シフト部220は、受け取ったU成分又はV成分のシフト処理を行って得られた加算平均値を出力する。
このように加算平均処理部を構成することで、元画像(YUV4:4:4)をYUV4:2:0に変換する場合に入力データが偶数ラインのデータである場合には、前記結果出力バッファから1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値を読み出して、偶数ラインの入力データと読み出した加算平均値を用いて加算平均を行い、偶数ラインの入力データを用いて得られた加算平均値を書き込む場合には、当該加算平均値を、結果出力バッファの1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値の出力領域に上書きすることができる。
図4は、元画像(YUV4:4:4)をYUV4:2:0に変換する場合において、入力画像データが奇数ラインである場合のタインミングチャート図である。ここではU成分を例にとり説明するがV成分の場合も同様である。
204はU成分入力であり、U11、U12、・・は元画像(YUV4:4:4)の奇数ラインの各画素に対応したデータである。
232は加算途中結果保持部出力であり、第1の加算部210に偶数番目のデータがくる際に1つ前の奇数番目のデータが保持されている。
212は第1の加算部出力であり、偶数番目のデータ入力されると当該データと一つ前の奇数番目のデータの加算値が出力される。
222は第1の右シフト部出力であり、第1の加算部出力の1/2の値が出力される。
282は加算平均部出力であり、入力画像データが奇数ラインである場合には第1の右シフト部出力222がそのまま加算平均部出力となる。
290はデータ有効であり、偶数番目の入力データに対応した加算平均値が出力される場合にデータ有効を示すレベルに変化する信号である。当該信号がデータ有効を示している時の加算平均部出力282が結果出力バッファ(YUVデータ記憶部)に書き込まれる。ここではデータ有効290がHレベルである場合312,314,316に対応した加算平均部出力302,304,306が結果出力バッファ(YUVデータ記憶部)に書き込まれる。
図5は、元画像(YUV4:4:4)をYUV4:2:0に変換する場合において、入力画像データが偶数ラインである場合のタイミングチャート図である。ここではU成分を例にとり説明するがV成分の場合も同様である。
204はU成分入力であり、U21、U22、・・は元画像(YUV4:4:4)の偶数ラインの各画素に対応したデータである。
232は加算途中結果保持部出力であり、第1の加算部210に偶数番目のデータがくる際に1つ前の奇数番目のデータが保持されている。
212は第1の加算部出力であり、偶数番目のデータ入力されると当該データと一つ前の奇数番目のデータの加算値が出力される。
222は第1の右シフト部出力であり、第1の加算部出力の1/2の値が出力される。
262はUVデータ保持部出力であり、第1の右シフト部出力に対応した1つ前の奇数ラインの対応する2つのデータ(X座標値が同じデータ)の加算平均値が出力される。
242は第2の加算部出力であり、第1の右シフト部出力222とUVデータ保持部出力262の加算値が出力される。
252は第2の右シフト部出力であり、第2の加算部出力の1/2の値が出力される。
282は加算平均部出力であり、入力画像データが偶数ラインである場合には第2の右シフト部出力が加算平均部出力となる。
290はデータ有効であり、偶数番目の入力データに対応した加算平均値が出力される場合にデータ有効を示すレベルに変化する信号である。当該信号がデータ有効を示している時の加算平均部出力282が結果出力バッファ(YUVデータ記憶部)に書き込まれる。ここではデータ有効290がHレベルである場合332,334,336に対応した加算平均部出力322,324,326が結果出力バッファ(YUVデータ記憶部)に書き込まれる。
図6は、元画像(YUV4:4:4)をYUV4:2:2に変換する場合の場合のタイミングチャート図である。ここではU成分を例にとり説明するがV成分の場合も同様である。
204はU成分入力であり、U11、U12、・・は元画像(YUV4:4:4)の各画素に対応した入力データである。
232は加算途中結果保持部出力であり、第1の加算部210に偶数番目のデータがくる際に1つ前の奇数番目のデータが保持されている。
212は第1の加算部出力であり、偶数番目のデータ入力されると当該データと一つ前の奇数番目のデータの加算値が出力される。
222は第1の右シフト部出力であり、第1の加算部出力の1/2の値が出力される。
282は加算平均部出力であり、第1の右シフト部出力222がそのまま加算平均部出力となる。
290はデータ有効であり、偶数番目の入力データに対応した加算平均値が出力される場合にデータ有効を示すレベルに変化する信号である。当該信号がデータ有効を示している時の加算平均部出力282が結果出力バッファ(YUVデータ記憶部)に書き込まれる。ここではデータ有効290がHレベルである場合352,354,356に対応した加算平均部出力342,344,346が結果出力バッファ(YUVデータ記憶部)に書き込まれる。
図7は、元画像(YUV4:4:4)をYUV4:1:1に変換する場合の場合のタイミングチャート図である。ここではU成分を例にとり説明するがV成分の場合も同様である。
204はU成分入力であり、U11、U12、・・は元画像(YUV4:4:4)の各画素に対応した入力データである。
232は加算途中結果保持部出力であり、第1の加算部210にくるデータが4の倍数に達するまで加算され、4の倍数に達したらリセットされる。従って第1の加算部210にくるデータが4の倍数に達するまで、その1つ前までのデータの加算値が保持されている。
212は第1の加算部出力であり、入力データが4の倍数に達するまでのデータの加算値が出力される。
222は第1の右シフト部出力であり、第1の加算部出力の1/4の値が出力される。
282は加算平均部出力であり、第1の右シフト部出力222がそのまま加算平均部出力となる。
290はデータ有効であり、4の倍数番目の入力データに対応した加算平均値が出力される場合にデータ有効を示すレベルに変化する信号である。当該信号がデータ有効を示している時の加算平均部出力282が結果出力バッファ(YUVデータ記憶部)に書き込まれる。ここではデータ有効290がHレベルである場合372に対応した加算平均部出力362が結果出力バッファ(YUVデータ記憶部)に書き込まれる。
図8(A)(B)(C)は、結果出力バッファの構成について説明するための図である。
図8(A)は、変換後の画像データが出力される結果出力バッファ400が、変換後の画像データのY成分が出力されるY成分領域410と、UV成分が出力されるUV成分領域420で分けられており、Y成分領域410には連続する画素P0、P1、P2、P3、・・・の変換後のY成分Y0、Y1、Y2、Y3、・・・が連続して記憶され、UV成分領域420には連続する画素の変換後のU成分及びV成分U0、V0、U1、V1、U2、V2、U3、V3、・・・・が連続して記憶されている。
このようにY成分領域410とUV成分領域420を分けることにより、前ラインの加算平均値を読み出す際にUV成分領域420にアクセスすることにより、余分なY成分データの読み出しを行わなくてすむ。
図8(B)は、変換後の画像データが出力される結果出力バッファ430が、変換後の画像データのY成分が出力されるY成分領域440と、U成分が出力されるU成分領域450とV成分が出力されるV成分領域460で分けられており、Y成分領域440には連続する画素P0、P1、P2、P3、・・・の変換後のY成分Y0、Y1、Y2、Y3、・・・が連続して記憶され、U成分領域450には連続する画素の変換後のU成分U0、U1、U2、U3、・・・・が連続して記憶され、V成分領域には連続する画素の変換後のV成分V0、V1、V2、V3、・・・・が連続して記憶されている。
このようにY成分領域440とU成分領域450とV成分領域460を分けることにより、前ラインの加算平均値を読み出す際にU成分領域450及びV成分領域にそれぞれアクセスすることにより、余分なY成分データの読み出しを行わなくてすむ。
図8(C)は、変換後の画像データが出力される結果出力バッファ470が、成分別に分かれていない場合を示したものであり、この場合には結果出力バッファには、連続する画素P0、P1、P2、P3、・・・の変換後のYUV成分Y0、U0、V0、Y1、U1、V1、Y2、U2、V2、Y3、U3、V3、・・・が連続して記憶されている。
2.マイクロコンピュータ
図9は、本実施の形態のマイクロコンピュータのハードウエアブロック図の一例である。
本マイクロコンピュータ700は、CPU510、キャッシュメモリ520、LCDコントローラ530、リセット回路540、プログラマブルタイマ550、リアルタイムクロック(RTC)560、DRAMコントローラ兼バスI/F570、割り込みコントローラ580、シリアルインターフェース590、バスコントローラ600、A/D変換器610、D/A変換器620、入力ポート630、出力ポート640、I/Oポート650、クロック発生装置560、プリスケーラ570、MMU730,画像データ縮小装置740及びそれらを接続する汎用バス680、専用バス730等、各種ピン690等を含む。
RAM720は主記憶及びビデオメモリとして機能するDRAMを含む。また前記共有RAMとして機能するDRAM又はSRAMを含む。
画像処理回路740は、例えば図2又は図3で説明した構成を有する。
3.電子機器
図10に、本実施の形態の電子機器のブロック図の一例を示す。本電子機器800は、マイクロコンピュータ(またはASIC)810、入力部820、メモリ830、電源生成部840、LCD850、音出力部860を含む。
ここで、入力部820は、種々のデータを入力するためのものである。マイクロコンピュータ810は、この入力部820により入力されたデータに基づいて種々の処理を行うことになる。メモリ830は、マイクロコンピュータ810などの作業領域となるものである。電源生成部840は、電子機器800で使用される各種電源を生成するためのものである。LCD850は、電子機器が表示する各種の画像(文字、アイコン、グラフィック等)を出力するためのものである。 音出力部860は、電子機器800が出力する各種の音(音声、ゲーム音等)を出力するためのものであり、その機能は、スピーカなどのハードウェアにより実現できる。
図11(A)に、電子機器の1つである携帯電話950の外観図の例を示す。この携帯電話950は、入力部として機能するダイヤルボタン952や、電話番号や名前やアイコンなどを表示するLCD954や、音出力部として機能し音声を出力するスピーカ956を備える。
図11(B)に、電子機器の1つである携帯型ゲーム装置960の外観図の例を示す。この携帯型ゲーム装置960は、入力部として機能する操作ボタン962、十字キー964や、ゲーム画像を表示するLCD966や、音出力部として機能しゲーム音を出力するスピーカ968を備える。
図11(C)に、電子機器の1つであるパーソナルコンピュータ970の外観図の例を示す。このパーソナルコンピュータ970は、入力部として機能するキーボード972や、文字、数字、グラフィックなどを表示するLCD974、音出力部976を備える。
本実施の形態のマイクロコンピュータを図11(A)〜図11(C)の電子機器に組みこむことにより、低価格で画像処理速度の速いコストパフォーマンスの高い電子機器を提供することができる。
なお、本実施形態を利用できる電子機器としては、図11(A)、(B)、(C)に示すもの以外にも、携帯型情報端末、ページャー、電子卓上計算機、タッチパネルを備えた装置、プロジェクタ、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置等のLCDを使用する種々の電子機器を考えることができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば本実施の形態では、フォーマット変換の対象となる画像データがYUVフォーマットである場合を例に取り説明したが、これに限られない。たとえば複数のラインに渡って加算平均をとることが必要となる画像データであれば他の形式の画像データを取り扱うものでもよい。
図1(A)(B)(C)はYUVフォーマット変換について説明するための図である。 本実施の形態の画像処理装置のフォーマット変換後回路の機能ブロック図の一例である。 本実施の形態の加算平均処理部の機能ブロック図の一例である。 元画像(YUV4:4:4)をYUV4:2:0に変換する場合において、入力画像データが奇数ラインである場合のタイミングチャート図である 元画像(YUV4:4:4)をYUV4:2:0に変換する場合において、入力画像データが偶数ラインである場合のタイミングチャート図である 元画像(YUV4:4:4)をYUV4:2:2に変換する場合の場合のタイミングチャート図である。 元画像(YUV4:4:4)をYUV4:1:1に変換する場合の場合のタイミングチャート図である。 図8(A)(B)(C)は、結果出力バッファの構成について説明するための図である。 本実施の形態のマイクロコンピュータのハードウエアブロック図の一例である。 マイクロコンピュータを含む電子機器のブロック図の一例を示す。 図11(A)(B)(C)は、種々の電子機器の外観図の例である。
符号の説明
100 フォーマット変換回路、110 書き込み部、112 スタートアドレス保持部、120 YUVデータ記憶部(結果出力部)、130 奇数ライン読み出し部、140 ライン偶数奇数判定部、150 YUVフォーマット設定部、200 加算平均部、510 CPU、530 LCDコントローラ、540 リセット回路、550 プログラマブルタイマ、560 リアルタイムクロック(RTC)、570 DRAMコントローラ兼バスI/F、580 割り込みコントローラ、590 シリアルインターフェース、600 バスコントローラ、610 A/D変換器、620 D/A変換器、630 入力ポート、640 出力ポート、650 I/Oポート、660 クロック発生装置(PLL)、670 プリスケーラ、680 汎用バス、690 各種ピン、700 マイクロコンピュータ、710 ROM、720 RAM、730 MMU、800 電子機器、850 LCD

Claims (10)

  1. 画像処理装置であって、
    複数のラインを有するYUV画像データを入力し、YUVフォーマット変換後のYUV画像データを結果出力バッファに出力するフォーマット変換後回路を含み、
    前記フォーマット変換後回路は、
    前記結果出力バッファに出力された1つ前の入力ラインのU成分又はV成分の加算平均値の値を読み出して、読み出した加算平均値と現在の入力ラインのU成分又はV成分の加算平均を行い、得られた加算平均値を、前記結果出力バッファの読み出したU成分又はV成分の加算平均値の領域に上書きする回路を含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記フォーマット変換後回路は、
    YUV画像データのU成分及びV成分の少なくとも一方の入力データを受け取り加算平均を行う加算平均回路と、
    加算平均後の値をフォーマット変換後の結果出力バッファに書き込む結果書き込み部とを含み、
    前記加算平均回路は、
    入力データが偶数ラインのデータである場合には、前記結果出力バッファから1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値を読み出して、偶数ラインの入力データと読み出した奇数ラインの加算平均値を用いて加算平均を行い、
    前記結果書き込み部は、
    偶数ラインの入力データを用いて得られた加算平均値を書き込む場合には、当該加算平均値を、結果出力バッファの1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値の出力領域に上書きすることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1乃至2のいずれかにおいて、
    フォーマット変換後回路は、
    変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットであるかいなかに関する情報を含むフォーマット変換情報が設定されているフォーマット変換情報設定部を含み、
    前記加算平均回路は、
    前記フォーマット変換情報に基づき変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットであるかいなか判断し、変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットであれば、入力データが偶数ラインのデータの場合には前記結果出力バッファから1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値を読み出して、偶数ラインの入力データと読み出した加算平均値を用いて加算平均を行い、
    前記フォーマット変換情報が変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットでなければ、前記結果出力バッファからの加算平均値の読み出しを行わずに、入力データのみを用いて加算平均を行い、
    前記結果書き込み部は、
    前記フォーマット変換情報に基づき変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットであるかいなか判断し、前記フォーマット変換情報が変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットであれば、偶数ラインの入力データを用いて得られた加算平均値を書き込む場合には、当該加算平均値を、結果出力バッファの1ラインまえの奇数ラインの入力データの対応する加算平均値の出力領域と同一領域に上書きし、
    前記フォーマット変換情報が変換後のYUVフォーマットが所定のフォーマットでなければ、結果出力バッファへの同一領域への前記加算平均値の上書きは行わずに、重複しない領域に前記加算平均値を書き込むことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    変換後の画像データが出力される結果出力バッファが、
    変換後の画像データのY成分が出力されるY成分領域と、UV成分が出力されるUV成分領域とに分けられており、Y成分領域には連続する画素の変換後のY成分が連続して記憶され、UV成分領域には連続する画素の変換後のU成分及びV成分の少なくとも一方が連続して記憶されていることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記結果書き込み部は、
    入力画像データの各ラインの先頭データに対応した変換後の画像データをかきこむ前記結果出力バッファにおけるスタートアドレスを保持し、当該スタートアドレスにオフセット値を加えて書き込みアドレスを決定する回路を含み、
    前記加算平均回路は、
    前記スタートアドレスを受け取り、受け取ったスタートアドレスに基づき、前ラインの入力データの対応する加算平均値を読み出す際の読み出しアドレスを演算する回路を含むことを特徴とする画像処理装置。
  6. 画像処理装置であって、
    複数のラインを有し、各画素について複数の成分を有する画像データを入力しフォーマット変換を行い、フォーマット変換後の画像データを結果出力バッファに出力するフォーマット変換後回路を含み、
    前記フォーマット変換後回路は、
    前記結果出力バッファに出力された1つ前の入力ラインの所定の成分の加算平均値の値を読み出して、読み出した加算平均値と現在の入力ラインの所定の成分の加算平均を行い、得られた加算平均値を、前記結果出力バッファの読み出した所定の成分の加算平均値の領域に上書きする回路を含むことを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項6において、
    変換後の画像データが出力される結果出力バッファが、
    変換後の画像データの前記所定の成分が出力される第1の領域と、所定の成分以外の成分が出力される第2の領域とに分けられており、第1の領域には連続する画素の変換後の所定の成分が連続して記憶され、第2の領域には連続する画素の変換後の所定の成分以外が連続して記憶されていることを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項6乃至7のいずれかにおいて、
    前記フォーマット変換後回路は、
    入力画像データの各ラインの先頭データに対応した変換後の画像データをかきこむ前記結果出力バッファにおけるスタートアドレスを保持し、当該スタートアドレスにオフセット値を加えて書き込みアドレスを決定する回路を含み、
    前記スタートアドレスに基づき、前ラインの入力データの対応する加算平均値を読み出す際の読み出しアドレスを演算する回路を含むことを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の画像データ処理装置を含むことを特徴とするマイクロコンピュータ。
  10. 請求項9に記載のマイクロコンピュータと、
    前記マイクロコンピュータの処理対象となるデータの入力手段と、
    前記マイクロコンピュータにより処理されたデータを出力するためのLCD出力手段とを含むことを特徴とする電子機器。
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JP2015149595A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 株式会社メガチップス 画像処理装置

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