JP2005174757A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 燃料電池のカソード極へアノードオフガスを略均等に供給する。
【解決手段】 本発明の燃料電池システム(10)は、燃料電池(20)のアノード極(22)から排気されたアノードオフガスをカソード極(23)に導入する構成を備えた燃料電池システムであって、カソード極(23)の上流側でアノードオフガスの水素濃度を低減する希釈器(54)を備える。水素濃度が低減されたアノードオフガスをカソード極(23)に導入することで、カソード極(23)に対して略均一に水素成分を分散して供給することが可能となる。これにより、カソード極(23)における水素成分の触媒燃焼による熱疲労を抑制できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の燃料電池システム(10)は、燃料電池(20)のアノード極(22)から排気されたアノードオフガスをカソード極(23)に導入する構成を備えた燃料電池システムであって、カソード極(23)の上流側でアノードオフガスの水素濃度を低減する希釈器(54)を備える。水素濃度が低減されたアノードオフガスをカソード極(23)に導入することで、カソード極(23)に対して略均一に水素成分を分散して供給することが可能となる。これにより、カソード極(23)における水素成分の触媒燃焼による熱疲労を抑制できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は燃料電池システムに関し、特に、アノードオフガスの排気処理技術に関する。
特開平11−185782号公報には、燃料電池から排気されたアノードオフガスを酸化ガスと混合した上で、この混合ガスをカソード極に導く構成の燃料電池システムが提案されている。かかる構成によれば、カソード極の触媒作用によってアノードオフガスを燃焼させ、水に転化させることができるため、電池反応で生じた水とともに電解質膜を湿潤できる。更に、カソード極上でアノードオフガスを燃焼させることにより水素濃度を予め希釈することができるため、システム外に排気されるアノードオフガスの水素濃度を低減できる。
特開平11−185782号公報
しかし、アノードオフガスを酸化ガス中に混合しても、アノードオフガスは酸化ガスに対して均等には混合されないため、カソード極へ供給されるガスの水素分布が不均一になる。このような現象はカソード極に供給される酸化ガスの流速が速い場合に特に顕著となる。特定のカソード極に水素が集中的に供給されると、水素ガスの触媒燃焼による熱疲労により、電解質膜が劣化する虞がある。
また、高濃度の水素オフガスを車外に排出するのは好ましくないため、排気水素濃度は十分に低減する必要がある。
また、燃料電池の電力負荷や温度等の状態に応じて、アノードオフガスに含まれる窒素や水分等の不純物の量も異なるため、電池運転の状態に応じてカソード極へ供給されるアノードオフガスの排気制御を行う必要もある。
更に、カソード極に供給される酸化ガスはエアコンプレッサ等で加圧されているため、アノードオフガスのガス圧が酸化ガス流路のガス圧よりも低い場合にはアノードオフガスが逆流し、水素循環系の不純物濃度が高まる虞がある。
また、高濃度の水素オフガスを車外に排出するのは好ましくないため、排気水素濃度は十分に低減する必要がある。
また、燃料電池の電力負荷や温度等の状態に応じて、アノードオフガスに含まれる窒素や水分等の不純物の量も異なるため、電池運転の状態に応じてカソード極へ供給されるアノードオフガスの排気制御を行う必要もある。
更に、カソード極に供給される酸化ガスはエアコンプレッサ等で加圧されているため、アノードオフガスのガス圧が酸化ガス流路のガス圧よりも低い場合にはアノードオフガスが逆流し、水素循環系の不純物濃度が高まる虞がある。
そこで、本発明は上述の問題を解決し、カソード極へ略均等にアノードオフガスを供給できる燃料電池システムを提案することを課題とする。
また、本発明はアノードオフガスの水素濃度を十分に低減できる燃料電池システムを提案することを課題とする。
また、本発明は電池運転の状態に応じてアノードオフガスの排気制御を行う燃料電池システムを提案することを課題とする。
また、本発明はアノードオフガスの逆流を抑制し、アノードオフガスを安定してカソード極に供給できる燃料電池システムを提案することを課題とする。
また、本発明はアノードオフガスの水素濃度を十分に低減できる燃料電池システムを提案することを課題とする。
また、本発明は電池運転の状態に応じてアノードオフガスの排気制御を行う燃料電池システムを提案することを課題とする。
また、本発明はアノードオフガスの逆流を抑制し、アノードオフガスを安定してカソード極に供給できる燃料電池システムを提案することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明の燃料電池システムは、燃料電池のアノード極から排気されたアノードオフガスをカソード極に導入する構成を備えた燃料電池システムであって、カソード極の上流側でアノードオフガスの水素濃度を低減する水素濃度低減装置を備える。カソード上流側に設置された水素濃度低減装置によって水素濃度が低減されたアノードオフガスを酸化ガスと混合した上でカソード極に導入することによって、カソード極に対して略均一に水素成分を分散して供給することが可能となる。これにより、カソード極における水素成分の触媒燃焼による熱疲労を抑制できる。
本発明の燃料電池システムは、アノード極から排気されたアノードオフガスをカソード極から排気されたカソードオフガスで希釈するための水素濃度低減装置を更に備えるのが望ましい。カソードの入口側と出口側のそれぞれに水素濃度低減装置を設置しておくことで、アノードオフガスの水素濃度を十分に低減できる。
ここで、水素濃度低減装置としては、例えば、希釈器又は触媒燃焼器等が好適である。
また、本発明の燃料電池システムは、上述の構成に加えて、アノード極から排気されたアノードオフガスをアノード極に還流させるための水素循環系統と、水素循環系統からアノードオフガスを排気するための排気手段を備え、この排気手段はアノードオフガスの燃料電池の運転状態に応じてアノードオフガスの排気制御を行うのが望ましい。燃料電池の運転状態に応じてアノードオフガスを排気処理することで適切な排気処理が可能となる。
例えば、燃料電池の運転状態は燃料電池の電力負荷とアノードオフガスの温度のうち少なくとも何れか一方が好適である。低温又は高負荷の場合には、アノードオフガスのパージ頻度又はパージ量は多くなるので、かかる構成により適切な排気処理を行える。
本発明の燃料電池システムは、燃料電池のアノード極から排気されたアノードオフガスをカソード極に導入する構成を備えた燃料電池システムであって、アノード極からカソード極へ向うアノードオフガスの流れ方向を順方向としてアノード極から排気されたアノードオフガスをカソード極に導入するためのアノードオフガス通路と、アノードオフガス通路を流れるアノードオフガスの順方向の流れを許容し、逆方向の流れを制限するガス流制限手段と、を備える。かかる構成によれば、アノードオフガス通路を経由してカソード極に向うアノードオフガスの逆流を制限できる。
本発明の燃料電池システムにおいて、ガス流制限手段はアノードオフガス通路のガス圧がカソード極のガス圧よりも高くなるようにアノードオフガス通路を流れるアノードオフガスの流量を調整することで、アノードオフガスがアノードオフガス通路を順方向に流れるように制御する。かかる構成によれば、より効果的にアノードオフガスの逆流を抑制できる。
本発明の燃料電池システムにおいて、アノード極から排気されたアノードオフガスをアノード極に還流させるための水素循環系統と、水素循環系統を循環するアノードオフガスを加圧する加圧手段を更に備え、アノードオフガス通路は水素循環系統に連通しており、加圧手段はアノードオフガス通路のガス圧がカソード極のガス圧よりも高くなるようにアノードオフガスを加圧することで、アノードオフガスがアノードオフガス通路を順方向に流れるように制御する。かかる構成によれば、より効果的にアノードオフガスの逆流を抑制できる。
本発明によれば、水素濃度が低減されたアノードオフガスをカソード極に導入することで、カソード極に対して略均一に水素成分を分散して供給することが可能となる。これにより、カソード極における水素成分の触媒燃焼による熱疲労を抑制できる。
また、本発明によれば、カソードの入口側と出口側のそれぞれに水素濃度低減装置を設置しておくことで、アノードオフガスの水素濃度を十分に低減できる。
また、本発明によれば、アノードオフガスの温度又は電力負荷に応じてアノードオフガスを排気処理することで、適切な排気処理が可能となる。
また、本発明によれば、アノードオフガスをカソード極に導入する際に、アノードオフガスが逆流しないようにガスの流れを制限することで、アノードオフガスの適切な排気処理を可能にできる。
また、本発明によれば、カソードの入口側と出口側のそれぞれに水素濃度低減装置を設置しておくことで、アノードオフガスの水素濃度を十分に低減できる。
また、本発明によれば、アノードオフガスの温度又は電力負荷に応じてアノードオフガスを排気処理することで、適切な排気処理が可能となる。
また、本発明によれば、アノードオフガスをカソード極に導入する際に、アノードオフガスが逆流しないようにガスの流れを制限することで、アノードオフガスの適切な排気処理を可能にできる。
以下、各図を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
図2は燃料電池電気自動車に搭載される燃料電池システムの概略構成を示している。
燃料電池システム10は、主に、燃料ガス供給装置57、酸化ガス供給装置50、燃料電池20、及び制御部60を備えて構成されている。制御部60はアクセルセンサ64によって検出されたアクセル開度から燃料電池20の要求発電量を求め、所望の発電量が得られるように燃料ガス供給装置57と酸化ガス供給装置50を制御し、燃料電池20に供給される燃料ガス流量と酸化ガス流量を調整する。PCU62はインバータとDC/DCコンバータを含む電力制御装置であり、燃料電池20が発電した直流電力を交流電力に変換して車両走行用のモータ63に供給する他、余剰電力を二次電池61に蓄電する。二次電池61はブレーキ回生時の回生エネルギー貯蔵源、車両の加速又は減速に伴う負荷変動時のエネルギーバッファとしての役割を担う。
図2は燃料電池電気自動車に搭載される燃料電池システムの概略構成を示している。
燃料電池システム10は、主に、燃料ガス供給装置57、酸化ガス供給装置50、燃料電池20、及び制御部60を備えて構成されている。制御部60はアクセルセンサ64によって検出されたアクセル開度から燃料電池20の要求発電量を求め、所望の発電量が得られるように燃料ガス供給装置57と酸化ガス供給装置50を制御し、燃料電池20に供給される燃料ガス流量と酸化ガス流量を調整する。PCU62はインバータとDC/DCコンバータを含む電力制御装置であり、燃料電池20が発電した直流電力を交流電力に変換して車両走行用のモータ63に供給する他、余剰電力を二次電池61に蓄電する。二次電池61はブレーキ回生時の回生エネルギー貯蔵源、車両の加速又は減速に伴う負荷変動時のエネルギーバッファとしての役割を担う。
図1は燃料電池システムの配管系統を中心とするシステム構成を示している。
燃料電池20はフッ素系樹脂等により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜等から成る高分子電解質膜21の両面にアノード極22とカソード極23をスクリーン印刷等で形成した膜・電極接合体24を備えている。膜・電極接合体24の両面はリブ付セパレータ(図示せず)によってサンドイッチされ、このセパレータとアノード極22及びカソード極23との間にそれぞれ溝状のアノードガスチャンネル25及びカソードガスチャンネル26を形成している。アノード極22では(1)式の酸化反応が生じ、カソード極23では(2)式の還元反応が生じる。燃料電池20全体としては(3)式の起電反応が生じる。
H2 → 2H++2e- …(1)
(1/2)O2+2H++2e- → H2O …(2)
H2+(1/2)O2 → H2O …(3)
尚、同図では説明の便宜上、膜・電極接合体24、アノードガスチャンネル25、及びカソードガスチャンネル26から成る単セルの構造を模式的に図示しているが、実際には上述したリブ付セパレータを介して複数の単セルが直列に接続したスタック構造を備えている。
燃料電池20はフッ素系樹脂等により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜等から成る高分子電解質膜21の両面にアノード極22とカソード極23をスクリーン印刷等で形成した膜・電極接合体24を備えている。膜・電極接合体24の両面はリブ付セパレータ(図示せず)によってサンドイッチされ、このセパレータとアノード極22及びカソード極23との間にそれぞれ溝状のアノードガスチャンネル25及びカソードガスチャンネル26を形成している。アノード極22では(1)式の酸化反応が生じ、カソード極23では(2)式の還元反応が生じる。燃料電池20全体としては(3)式の起電反応が生じる。
H2 → 2H++2e- …(1)
(1/2)O2+2H++2e- → H2O …(2)
H2+(1/2)O2 → H2O …(3)
尚、同図では説明の便宜上、膜・電極接合体24、アノードガスチャンネル25、及びカソードガスチャンネル26から成る単セルの構造を模式的に図示しているが、実際には上述したリブ付セパレータを介して複数の単セルが直列に接続したスタック構造を備えている。
燃料電池システム10の燃料ガス供給系統には、アノードガスチャンネル25に燃料ガスを供給するための燃料ガス流路31と、アノードガスチャンネル25から排気されるアノードオフガスを燃料ガス流路31に還流させるための循環流路32が配管されており、これらのガス流路によって水素循環系統が構成されている。燃料ガス流路31には燃料ガス供給装置57からの燃料ガスの供給/停止を制御する遮断弁A5と、燃料ガスの圧力調整を行うレギュレータA4が配設されている。循環流路32にはモータM1によって駆動される循環ポンプ(加圧手段)55が設置されており、アノードガスチャンネル25を通過する際に圧力損失を受けたアノードオフガスを圧縮して適度なガス圧まで昇圧させ、燃料ガス流路31に還流させている。循環流路32には水素循環系統を循環するアノードオフガスの流量を制御する流量制御弁(流量制御手段)A2が設置されている。流量制御弁A2としては、オンオフ弁、リニア弁等の各種のバルブを用いることができるが、特に、閉弁時の気密性に優れたバルブが好適である。循環流路32には水素循環系統から排気されたアノードオフガスを、希釈器56を介して車外に排気するための排気流路33が分岐配管されている。排気流路33には排気弁(排気手段)A3が設置されており、アノードオフガスの排気制御を行えるように構成されている。排気弁A3を開閉することで、循環流路32の内圧に脈動を起こし、ガス流路に蓄積した水分を除去することもできる。
一方、燃料電池システム10の酸化ガス供給系統には、カソードガスチャンネル26に酸化ガスを供給するための酸化ガス流路41と、カソードガスチャンネル26から排気されるカソードオフガスを排気するためのカソードオフガス流路42が配管されている。酸化ガス供給装置50は大気から取り込んだエアに含まれている粉塵等を除去するエアフィルタ51と、モータM2によって駆動されるエアコンプレッサ52によって構成されており、圧縮エアを酸化ガスとして酸化ガス流路41に供給する。加湿器53では、燃料電池20の電池反応で生じた生成水によって高湿潤状態となったカソードオフガスと、大気より取り込んだ低湿潤状態の酸化ガスとの間で水分交換が行われる。カソードガスチャンネル26の背圧はカソードオフガス流路42に設置された圧力調整弁A6によってほぼ一定圧に調圧される。カソードオフガス流路42を流れるカソードオフガスは希釈器(水素濃度低減装置)56に流れ込み、希釈器56内に滞留するアノードオフガスを混合希釈して車外に排気される。
循環流路32には、更に、水素循環系統から排気されたアノードオフガスをカソード極23に導入するためのアノードオフガス通路34が分岐配管されている。アノードオフガス通路34にはアノードオフガスの流量を調整するための流量制御弁(流量制御手段)A1が設置されている。流量制御弁A1としては、オンオフ弁、リニア弁等の各種のバルブを用いることができるが、特に、閉弁時の気密性に優れたバルブが好適である。上述した流量制御弁A1,A2,循環ポンプ55,及び制御部60によって、水素循環系統からカソード極23へ向けて排気されたアノードオフガスがアノードオフガス通路34を逆流しないように、ガス流制限手段が構成されている。ここで、水素循環系統からカソード極23へ向うアノードオフガスの流れを順方向とする。ガス流制限手段を構成する流量制御弁A1,A2,及び循環ポンプ55の動作の詳細については後述する。アノードオフガス通路34の下流末端はカソード極23の入口側(上流側)に設置された希釈器(水素濃度低減装置)54に連通しており、アノードオフガス(被希釈ガス)を酸化ガス(希釈ガス)と混合希釈した上で、この混合ガスをカソード極23に導入する構成となっている。
希釈器54はカソード極23の上流でアノードオフガスを希釈するため、多量の他のガスでアノードオフガスの濃度を均一に低下させるためのものである。ここで、他のガスとしては、カソード側の供給ガス(酸化ガス)でもよく、希釈器54に接続する二次空気供給装置(図示せず)から供給される空気であってもよい。また、希釈器54の構造として、酸化ガス流路41の流路径よりも大きな径を有する容積室の構造でもよく、アノードオフガスと他のガスの混合度合いを高めるための構造であってもよい。即ち、希釈器54は好ましくはアノードオフガスと他のガスの混合度合いを高める意味でガス混合器としても機能を有する。希釈器54の水素濃度低減能力としては、アノードオフガスの水素成分が略均一に酸化ガスと混合できる程度の性能を具備するものが望ましい。アノードオフガスを希釈することによって、水素成分は略均一に酸化ガスと混合されるため、カソード極23への水素成分の供給を適度に分散・均一化させることができる。これにより、特定のカソード極23への集中的な水素成分の供給を抑制するとともに、触媒燃焼による熱疲労を抑制できる。
本発明の好ましい態様において、アノードオフガスの水素濃度を低減した上でこれを酸化ガスと混合し、混合ガスをカソード極23に供給する構成であれば、上述の構成に限られるものではない。例えば、アノードオフガスを混合希釈するための希釈ガスとして、酸化ガス以外の希釈エアを用いて予めアノードオフガスを希釈した上で、カソード入口側で酸化ガスと混合し、この混合ガスをカソード極23に供給するように構成してもよい。また、アノードオフガスの水素濃度を低減できる装置であれば、希釈器54に限らず、例えば、触媒燃焼器(水素燃焼器)でもよい。カソード入口側に触媒燃焼器を設置すれば、アノードオフガスに含まれている水分量は少ないため、適正な燃焼効果を常時発揮できるメリットがある。
さて、上述のようにして希釈器54にて水素濃度が低減されたアノードオフガスはカソードガスチャンネル26を通過した後、カソードオフガス流路42を流れ、希釈器56にて更に希釈された後、車外に排気される。このように、アノードオフガスが流入するカソード入口側と、アノードオフガスが流出するカソード出口側のそれぞれに希釈器54,56を設置しておくことで、水素濃度を十分に低減することができ、アノードオフガスのパージ量が増大した場合でも安定した希釈濃度を維持できる。また、アノードオフガスが多量にパージされる高負荷時においては排気流路33を経由した系外へのパージ処理と、アノードオフガス通路34を経由した系外へのパージ処理を併用することで、希釈器56の容積が小さくても、安定した希釈処理を行うことができる。もとより、希釈器56に替えて、触媒燃焼器をカソードオフガス流路42上に設置してもよい。
制御部60は循環流路32に設置された温度センサT、圧力センサPからのセンサ信号を入力するとともに、電池運転の状態(例えば、電力負荷)に応じて、モータM1,M2を駆動して循環ポンプ55とエアコンプレッサ52の回転数を調整し、更に、各種の弁A1〜A6の開閉制御又は弁開度の調整を行う。
図3はアノードオフガスの排気処理ルーチンを示している。
主制御プログラム実行中に同ルーチンが呼び出されると、制御部60は、アクセルセンサ64が検出したアクセル開度から要求電力を演算する(ステップS1)。
次いで、燃料電池20と二次電池61のそれぞれが分担する電力の割合を演算する(ステップS2)。
次いで、燃料電池20の要求電力に基づいて、エアコンプレッサ52の回転数を調整する(ステップS3)。エアコンプレッサ52の回転数は燃料電池20の要求電力(消費酸素量)に基づいて、予めマップデータとして用意されている。
次いで、エアコンプレッサ52の回転数からカソード入口側のガス圧Ptを推定演算する(ステップS4)。カソード出口のガス圧は圧力調整弁A6によってほぼ一定圧に調圧されているため、エアコンプレッサ52の回転数、即ち、エア流量を基にして圧力損失を予測し、ガス圧Ptを推定演算できる。
次いで、燃料電池20の要求電力に基づいて、循環ポンプ55の回転数を調整する(ステップS5)。循環ポンプ55の回転数は燃料電池20の要求電力(消費水素量)に基づいて、予めマップデータとして用意されている。
次いで、排気弁A3の開閉演算を行い、アノードオフガスのパージ処理を行う(ステップS6)。この開閉演算は排気弁A3の開弁タイミング(パージタイミング)と、開弁時間(パージ時間)を演算するためのものである。電池運転が低温である程、アノードオフガスは凝縮し易く、含有水分が多くなる。また、電力負荷が高負荷である程、カソード側からアノード側へ透過する窒素量が多くなり、アノード極22に供給される燃料ガスの不純物濃度が高くなる。そこで、低温又は高負荷である程、アノードオフガスを系外に排気するパージ頻度を多く、又はパージ時間を長くするのが好ましい。
図3はアノードオフガスの排気処理ルーチンを示している。
主制御プログラム実行中に同ルーチンが呼び出されると、制御部60は、アクセルセンサ64が検出したアクセル開度から要求電力を演算する(ステップS1)。
次いで、燃料電池20と二次電池61のそれぞれが分担する電力の割合を演算する(ステップS2)。
次いで、燃料電池20の要求電力に基づいて、エアコンプレッサ52の回転数を調整する(ステップS3)。エアコンプレッサ52の回転数は燃料電池20の要求電力(消費酸素量)に基づいて、予めマップデータとして用意されている。
次いで、エアコンプレッサ52の回転数からカソード入口側のガス圧Ptを推定演算する(ステップS4)。カソード出口のガス圧は圧力調整弁A6によってほぼ一定圧に調圧されているため、エアコンプレッサ52の回転数、即ち、エア流量を基にして圧力損失を予測し、ガス圧Ptを推定演算できる。
次いで、燃料電池20の要求電力に基づいて、循環ポンプ55の回転数を調整する(ステップS5)。循環ポンプ55の回転数は燃料電池20の要求電力(消費水素量)に基づいて、予めマップデータとして用意されている。
次いで、排気弁A3の開閉演算を行い、アノードオフガスのパージ処理を行う(ステップS6)。この開閉演算は排気弁A3の開弁タイミング(パージタイミング)と、開弁時間(パージ時間)を演算するためのものである。電池運転が低温である程、アノードオフガスは凝縮し易く、含有水分が多くなる。また、電力負荷が高負荷である程、カソード側からアノード側へ透過する窒素量が多くなり、アノード極22に供給される燃料ガスの不純物濃度が高くなる。そこで、低温又は高負荷である程、アノードオフガスを系外に排気するパージ頻度を多く、又はパージ時間を長くするのが好ましい。
次いで、燃料電池20の発電量Qが所定値W以上になったか否かをチェックする(ステップS7)。所定値Wとしては、電力負荷が高負荷となり、アノードオフガスをカソード極23に導入する目安となる電力範囲に設定するのが好ましい。高負荷の場合には、アノードオフガスを系外に排気するためのパージ頻度及びパージ量が増大するため、アノードオフガスをカソード極23に導入することによって、希釈器56だけでは処理しきれないアノードオフガスの排気処理を希釈器54による希釈処理や、カソード極23による触媒燃焼によって補うことができる。
燃料電池20の発電量Qが所定値W以上となった場合は(ステップS7;YES)、循環流路32から燃料ガス流路31へ流れ込むアノードオフガスの流量が低減するように流量制御弁A2を制御する(ステップS8)。これにより、流量制御弁A2を流れるアノードオフガスの流体抵抗を増大させ、循環流路32のガス圧Pを高めることができる。ガス圧Pを高めるには、流量制御弁A2を完全に閉弁するのがよい。また、応答性向上の観点からは、アノード出口と流量制御弁A2の間の循環流路32の容積はできるだけ小容積である方が望ましい。
燃料電池20の発電量Qが所定値W以上となった場合は(ステップS7;YES)、循環流路32から燃料ガス流路31へ流れ込むアノードオフガスの流量が低減するように流量制御弁A2を制御する(ステップS8)。これにより、流量制御弁A2を流れるアノードオフガスの流体抵抗を増大させ、循環流路32のガス圧Pを高めることができる。ガス圧Pを高めるには、流量制御弁A2を完全に閉弁するのがよい。また、応答性向上の観点からは、アノード出口と流量制御弁A2の間の循環流路32の容積はできるだけ小容積である方が望ましい。
次いで、循環流路32のガス圧Pがカソード入口側のガス圧Ptを超えたか否かをチェックする(ステップS10)。ガス圧Pがガス圧Ptを超えた場合には(ステップS10;YES)、流量制御弁A1の開閉演算を行い、アノードオフガスのパージ処理を行う(ステップS11)。流量制御弁A1のパージ処理は、低温又は高負荷である程、パージ頻度が多く、又はパージ時間が長くなるように演算するのが好ましい。これに対し、ガス圧Pがガス圧Ptを下回っている場合には(ステップS10;NO)、循環流路32のガス圧Pは圧力不足であるため、流量制御弁A1を開弁しても、アノードオフガスは逆流する虞があるので、循環ポンプ55の回転数を上げる(ステップS12)。
一方、燃料電池20の発電量Qが所定値Wを下回っている場合には(ステップS7;NO)、流量制御弁A2の開弁状態を維持し(ステップS9)、ステップS1に再帰する。
一方、燃料電池20の発電量Qが所定値Wを下回っている場合には(ステップS7;NO)、流量制御弁A2の開弁状態を維持し(ステップS9)、ステップS1に再帰する。
このように、アノードオフガスの温度又は電力負荷に応じて系外に排気されるアノードオフガスのパージ頻度又はパージ時間を制御することで、アノードオフガスの適切なパージ処理を実現できる。また、アノードオフガスをカソード極23に導入する際に、アノードオフガスの逆流防止を考慮して、ガス圧PがガスPtよりも高くなるように、流量制御弁A2による流量制御と、循環ポンプ55による加圧制御を併用することで、アノードオフガスの適切なパージ処理を実現し、セル電圧を安定させることができる。
尚、上述の説明においては、高負荷の場合にアノードオフガスをカソード極23に導入する構成を例示したが、アノードオフガスをカソード極23に常時導入する構成を採用してもよい。但し、カソード極23にアノードオフガスを導入すると、触媒燃焼による熱疲労が軽微だが蓄積されるため、高負荷時のようにアノードオフガスを多量にパージする場合にアノードオフガスをカソード極23に導入するのが好ましい。
また、アノードオフガスの逆流を防止する観点から、ガス圧Pとガス圧Ptを比較する構成を例示したが、ガス圧Pがエアコンプレッサ52の最大吐出圧力よりも大きくなった時点で流量制御弁A1を開弁し、アノードオフガスをカソード極23に導入する構成としてもよい。
また、アノードオフガスをカソード極23に導く上で水素循環系統は必須ではなく、水素循環系統とは別系統のアノードオフガス通路を配管してアノードオフガスをカソード極23に導入するように構成してもよい。
また、アノードオフガスの逆流を防止する観点から、ガス圧Pとガス圧Ptを比較する構成を例示したが、ガス圧Pがエアコンプレッサ52の最大吐出圧力よりも大きくなった時点で流量制御弁A1を開弁し、アノードオフガスをカソード極23に導入する構成としてもよい。
また、アノードオフガスをカソード極23に導く上で水素循環系統は必須ではなく、水素循環系統とは別系統のアノードオフガス通路を配管してアノードオフガスをカソード極23に導入するように構成してもよい。
10…燃料電池システム 20…燃料電池 31…燃料ガス流路 32…循環流路 33…排気流路 34…アノードオフガス通路 41…酸化ガス流路 42…カソードオフガス流路 54…希釈器 55…循環ポンプ 56…希釈器 A1…流量制御弁 A…2流量制御弁 A3…排気弁
Claims (8)
- 燃料電池のアノード極から排気されたアノードオフガスをカソード極に導入する構成を備えた燃料電池システムであって、
前記カソード極の上流側で前記アノードオフガスの水素濃度を低減する水素濃度低減装置を備える、燃料電池システム。 - 請求項1に記載の燃料電池システムであって、
前記アノード極から排気されたアノードオフガスを前記カソード極から排気されたカソードオフガスで希釈するための水素濃度低減装置を更に備える、燃料電池システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の燃料電池システムであって、
前記水素濃度低減装置は希釈器又は触媒燃焼器である、燃料電池システム。 - 請求項1乃至請求項3のうち何れか1項に記載の燃料電池システムであって、
前記アノード極から排気されたアノードオフガスを前記アノード極に還流させるための水素循環系統と、
前記水素循環系統から前記アノードオフガスをシステム外部に排気するための排気手段と、を備え、
前記排気手段は燃料電池の運転状態に応じて前記アノードオフガスの排気制御を行う、燃料電池システム。 - 請求項4に記載の燃料電池システムであって、
前記燃料電池の運転状態は前記燃料電池の電力負荷と前記アノードオフガスの温度のうち少なくとも何れか一方である、燃料電池システム。 - 燃料電池のアノード極から排気されたアノードオフガスをカソード極に導入する構成を備えた燃料電池システムであって、
前記アノード極から前記カソード極へ向うアノードオフガスの流れ方向を順方向として前記アノード極から排気されたアノードオフガスを前記カソード極に導入するためのアノードオフガス通路と、
前記アノードオフガス通路を流れるアノードオフガスの順方向の流れを許容し、逆方向の流れを制限するガス流制限手段と、
を備える、燃料電池システム。 - 請求項6に記載の燃料電池システムであって、
前記ガス流制限手段は前記アノードオフガス通路のガス圧が前記カソード極のガス圧よりも高くなるように前記アノードオフガス通路を流れるアノードオフガスの流量を調整することで、前記アノードオフガスが前記アノードオフガス通路を順方向に流れるように制御する、燃料電池システム。 - 請求項7に記載の燃料電池システムであって、
前記アノード極から排気されたアノードオフガスを前記アノード極に還流させるための水素循環系統と、
前記水素循環系統を循環するアノードオフガスを加圧する加圧手段を更に備え、
前記アノードオフガス通路は前記水素循環系統に連通しており、
前記加圧手段は前記アノードオフガス通路のガス圧が前記カソード極のガス圧よりも高くなるように前記アノードオフガスを加圧することで、前記アノードオフガスが前記アノードオフガス通路を順方向に流れるように制御する、燃料電池システム。
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-
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- 2003-12-11 JP JP2003413519A patent/JP2005174757A/ja active Pending
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