JP2005173744A - 非接触icタグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 外部の電磁波を受けることによって電流を発生するアンテナ2と、このアンテナ2から電流を受けて動作するICチップ3と、このICチップ3に接続し、前記ICチップ3の動作のON/OFFを切り替え可能なスイッチ41を有する構成とした。
【選択図】 図1
Description
非接触ICタグは取り付けスペースも小さく、また読み書き装置(リーダ・ライタ)で多数の非接触ICタグを一括で読み書きをすることもでき、しかも電池が不要であるので、商品等の流通管理の分野で利用が増加している。
例えば、商品や荷物に非接触ICタグを付けて流通・移動させれば、各拠点に固定されたリーダ・ライタがタグの情報の読み書きして、商品や荷物がどこから出荷され、どの配送ルートを通り、どれだけの時間をかけて配送されたのかを記録することができるので、商品等の流通管理をしやすくなる。
かかる問題を解決するため、従来から非接触ICタグの所持者がタグの情報の読み書きできないようにする(非接触ICタグを無効化する)技術がある。
ところが、従来技術において非接触ICタグをいったん無効化させた後、再び機能を復活させる(有効化する)ことは考慮されていない。そこで、いったん無効化した非接触ICタグを再び有効化させる技術がある(特許文献1参照)。
また、今後非接触ICタグ(またはICチップ内蔵のカード類)を用いたサービスが増加し、リーダ・ライタが様々な場所に設置されるようになると、非接触ICタグの所持者は、タグを利用しないときにはプライバシー保護のため一時的にタグを無効にし、タグを利用するときにタグを再び有効化する等、タグの無効化/有効化の切り替えをする必要がある。
この点で、本願発明は、特許文献1に記載の技術とは明確に異なる。
なお、アンテナは、後記する実施の形態ではアンテナコイルに相当する。
したがって、例えば、各非接触ICタグがダミーの情報として提示する情報を各非接触ICタグ間で同じものにすることで、リーダ・ライタは、無効化されたタグ同士の識別することができなくなる。すなわち、無効化された非接触ICタグの所持者がトラッキングされることを防止することができる。
なお、ここでダミーの情報とは、例えばビットをすべて0や1にした情報である。
また、リーダ・ライタ側で、ダミーの情報がどのような情報であるかを記憶しておけば、リーダ・ライタが非接触ICタグから情報を読み取ったとき、読み取った情報からそのタグが無効化されたタグであるか否かを識別することもできる。
また、非接触ICタグのスイッチが付いた状態でも表面を平坦な形状にすることができるので、例えば作業者が荷物に非接触ICタグを貼付するとき等も作業をしやすくなる。
さらに、シール状導電体の粘着力が低下した場合等、シール状導電体の機能が低下した場合には、新しいシール状導電体に交換すれば機能を回復することができるので、非接触ICタグのメンテナンスが容易になる。
以下、本発明の「非接触ICタグ」を実施するための最良の形態(以下「実施の形態」という)を、図1〜図5を参照して詳細に説明する。まず、図1〜図3を用いて、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図2は、図1の非接触ICタグの動作を説明するために引用した図である。
なお、プレート8の素材は、例えば樹脂製や紙等である。
ちなみに、アンテナコイル2の有効長さは、受信する電磁波の波長の1/2、1/4、1/8、1/16等の長さになるように設定される。なお、使用される周波数は、例えば13.56MHzである。
具体的には、アンテナコイル2が電磁波を受信し、アンテナコイル2に電流が供給された場合でも、スイッチ41をOFFにすることでICチップ3の情報に対する読み書きを不可能(無効)な状態にし、スイッチ41をONにすることでICチップ3の情報に対する読み書きを可能(有効)な状態にする。
ICチップ3は、RF(Radio Frequency)回路33と、メモリ34と、スイッチ制御部35と、CPU(Central Processing Unit)36と、CPU36の入出力インターフェース(I/O、Input/Output)37とを含んで構成され、スイッチ41のON/OFFの切り替えによって、リーダ・ライタ6からの情報の読み書きの制御を受ける。
I/O37に伝わる電気信号の制御を行う。具体的には、スイッチ41がONになっているときは、I/O37に1(+VDD)の電気信号を伝え、スイッチ41がOFFになっているときは、I/O37に0(GND)の電気信号を伝える。
図3は、本実施の形態における非接触ICタグの各構成要素の処理手順を示したフローチャートである。
ここで、スイッチ制御部35を介して、非接触ICタグ1のICチップ3のCPU36がスイッチ41のON/OFFを判断する(ステップS2)。スイッチ41がONの場合にはステップS3に進み、スイッチ41がOFFの場合はステップS5に進む。
スイッチ41がONの場合(ステップS2のON)は、ICチップ3のCPU36が、リーダ・ライタ6からのICチップ3のメモリ34の情報に対する読み書きを可能(有効)な状態にする(ステップS3)。そして、ICチップ3のメモリ34は、アンテナコイル2、RF回路33およびCPU36を介して、リーダ・ライタ6からの情報の読み書きを受け(ステップS4)、処理を終了する。
一方、スイッチ41がOFFの場合(ステップS2のOFF)は、ICチップ3のRF回路33がアンテナコイル2に生じた電位差に基づく電流の供給を受けても、CPU36がリーダ・ライタ6からのICチップ3のメモリ34の情報に対する読み書きを不可能(無効)な状態にして(ステップS5)、処理を終了する。
このようにすることで、リーダ・ライタ6は、無効化された非接触ICタグ1同士の識別することができなくなり、無効化された非接触ICタグ1の所持者のトラッキングを確実に防止することができる。また、無効化された非接触ICタグ1は、リーダ・ライタ6にダミーの情報を提示して、自らが無効化されたタグであることを示すので、非接触ICタグ1の管理者が、多数のタグの中から、無効化してしまったタグを探すときの負担を軽減することができる。
次に、図4(a)(b)および図5(a)(b)を用いて、本発明の第2の実施の形態を説明する。
図4(a)は、第2の実施の形態の非接触ICタグにおいてシール状導電体が貼付された状態を示す平面図であり、図4(b)は、図4(a)の非接触ICタグの断面図である。図5(a)は、第2の実施の形態の非接触ICタグにおいてシール状導電体が剥離された状態を示す平面図であり、図5(b)は、図5(a)の非接触ICタグの断面図である。
なお、前記した第1の実施の形態と同様の構成要素は同じ符号を付して、説明を省略する。
スイッチ41の可動部411をこのようなシール状導電体412にすることで、タグの所持者はタグの有効化/無効化の切り替えをしやすくなる。また、非接触ICタグ1の表面を平坦な形状にすることができるので、例えば、荷物5に非接触ICタグ1を付しやすくなる。
また、シール状導電体412の粘着力が低下した場合等、シール状導電体412の接合部413同士を接合する機能が低下した場合には、新しいシール状導電体412に交換すれば機能を回復することができるので、非接触ICタグ1のメンテナンスを容易にすることができる。
例えば、本実施の形態の非接触ICタグのアンテナは、コイル状のアンテナを例として説明したが、それ以外の形状(短冊型等)のアンテナであっても良い。
また、本実施の形態は、非接触ICタグを例として説明したが、非接触ICカード(IDカード、クレジットカードやプリペイドカード等)に適用しても良い。非接触ICカードが前記したような一時的な無効化スイッチを備えることで、非接触ICカード用のリーダ・ライタが様々な場所に設置されるようになったときも、非接触ICカードの所有者のトラッキングを防止し、プライバシーの保護を図ることができる。
2 アンテナコイル(アンテナ)
3 ICチップ
41 スイッチ
411 可動部
412 シール状導電体
413a,b 接合部
Claims (4)
- ICチップに記憶された情報に対する読み書きを一時的に不可能にできるように構成した非接触ICタグであって、
外部の電磁波を受けることによって電流を発生するアンテナと、
このアンテナに接続し、前記アンテナから電流を受けて動作するICチップと、
このICチップに接続し、前記ICチップの動作のON/OFFを切り替え可能なスイッチとを有し、
前記スイッチのON/OFFによって、前記アンテナから電流が供給された際の前記ICチップの動作を変更するように構成したことを特徴とする非接触ICタグ。 - 前記スイッチのON/OFFによって、前記ICチップに対する情報に対する読み書きを、可能な状態と不可能な状態とに切り替えるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の非接触ICタグ。
- 前記スイッチのON/OFFによって、前記ICチップに記憶された情報に対する読み書きを可能な状態と、書き込みは不可能であるが、読み込みはダミーの情報について可能な状態とに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の非接触ICタグ。
- 前記スイッチがシール状導電体を貼付/剥離することによりON/OFFとされることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の非接触ICタグ。
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