JP2005172250A - 調理器における天板の固定装置 - Google Patents

調理器における天板の固定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005172250A
JP2005172250A JP2003408420A JP2003408420A JP2005172250A JP 2005172250 A JP2005172250 A JP 2005172250A JP 2003408420 A JP2003408420 A JP 2003408420A JP 2003408420 A JP2003408420 A JP 2003408420A JP 2005172250 A JP2005172250 A JP 2005172250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
metal frame
upper horizontal
fixing
sealing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003408420A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nakamura
正夫 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Standard Co Ltd
Original Assignee
Takara Standard Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takara Standard Co Ltd filed Critical Takara Standard Co Ltd
Priority to JP2003408420A priority Critical patent/JP2005172250A/ja
Publication of JP2005172250A publication Critical patent/JP2005172250A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、金属枠と天板を固定用部品等とシール材とによって固定する調理器における天板の固定装置に関するものである。
【解決手段】 本発明の調理器における天板の固定装置は、天板を取り付ける金属枠と、前記金属枠に取り付けられた固定用部品と、前記金属枠の下面と天板の上端面との間で、前記天板の全周囲をシールするシール材とから構成されている。また、前記固定用部品は、上部水平部と、傾斜部と、折り返し部とから構成され、断面がほぼコ字状に成形されている。前記シール材が金属枠の下面に貼着された後、ほぼ断面コ字状に成形された固定用部品に前記天板が挿入保持される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電磁誘導加熱調理器、電気調理器またはガス調理器等(以下、本明細書において、単に調理器と記載する)等の天板(加熱調理面)の固定または位置決めに関するものである。本発明は、特に、金属枠と天板を固定用部品あるいは位置決め用部品等とシール材とによって固定する調理器における天板の固定装置に関するものである。
図7は従来例における調理器の天板と枠との固定装置を説明するための概略図である。図7において、調理器71を構成する金属枠73には、天板72を載置する天板載置部74がほぼL字状に成形されている。前記天板72は、前記天板載置部74に落とし込まれる。そして、前記天板載置部74には、前記天板72がはめ込まれた後、前記天板72の端面の全周囲に沿ってシール材75等が充填される。
図8は他の従来例における調理器の固定装置を説明するための概略図である。図8において、天板82は、シール材85を介して金属枠83と押え用金具84との間にはめ込まれる。また、前記押え用金具84は、前記金属枠83に溶接等によって取り付けられた取付け用金具831のネジ孔にネジ841をネジ込むことにより取り付けられる。天板82は、前記金属枠83、取付け用金具831、および押さえ用金具84によって挟持された後、前記ネジ841を締めつけることにより取り付けられる。
さらに、調理器の固定装置としては、たとえば、特開2003−151739号公報、特開平11−237056号公報、特開平8−135986号公報等がある。
特開2003−151739号公報 特開平11−237056号公報 特開平8−135986号公報
図7に示す従来例は、前記天板72と前記金属枠73との間に充填されたシール材75が硬化するまで、前記天板72を動かすことができず、完成までに多くの時間と、作業用の場所が必要であった。また、前記従来例は、シール材75が硬化した後、外観上問題がないように仕上げる必要があった。
天板72と金属枠73との間に充填されているシール材75が硬化した後、前記天板72の破損等の不具合があり、前記天板72を取り替える必要が出た場合、図7に示す従来例は、前記シール材75をカッターで切り取り、前記シール材55をきれいに除去した後に、前記天板72を取り外す。また、前記従来例は、その後、新規な天板を前記シール材75で固定するといった作業が必要であった。さらに、ユーザは、前記天板72が使用により破損したような場合、前記シール材75の除去、前記天板72の取り付け、前記シール材75の充填等の作業を行うのは簡単ではない。
図8に示す従来例は、押え用金具84にネジ841をネジ込むことにより、天板82を取り付けているため、作業時間がかかるという問題を有した。また、前記天板82の取り付け作業は、天板82がずれないための治具等が必要である。前記従来例においても、作業者は、シール材88の切り取り、天板82の取り外し、付着したシール材85の除去、新規天板82の位置決め、および取り付け等の手間が多くかかり、ユーザに多大な負担を負わせることになる。
(第1発明)
第1発明の調理器における天板の固定装置は、
調理器における天板を取り付けるための金属枠と;
前記天板の端部近傍における上面の一部に接する上部水平部と、前記上部水平部に連設され、前記天板の下部に向かって傾斜したバネ性を有する傾斜部と、前記傾斜部に連設されて先端部が前記天板の下部を支えるように折り返された折り返し部と、から構成され、前記金属枠の内部の複数箇所に取り付けられた断面がほぼコ字状に成形された固定用部品と;
前記上部水平部の先端部と前記金属枠の下面との間で、前記天板における上端面の全周囲をシールするシール材と;
を少なくとも備えていることを特徴とする。
(第2発明)
第2発明の調理器における天板の固定装置は、
調理器における天板を取り付けるための金属枠と;
前記天板の端部近傍における上面の一部に接する上部水平部と、前記上部水平部に連設され、下方に垂下されたバネ性を有する垂直部と、前記垂直部に連設されて先端部が前記天板の下部を支えるように折り返された折り返し部と、から構成され、前記金属枠の内部の複数箇所に取り付けられた断面がほぼコ字状に成形された固定用部品と;
前記上部水平部の先端部と前記金属枠の下面との間で、前記天板における上端面の全周囲をシールするシール材と;
を少なくとも備えていることを特徴とする。
(第3発明)
第3発明の調理器における天板の固定装置は、
調理器における天板を取り付けるために少なくとも側部と、前記側部に連設さされた上部とからなる金属枠と;
前記金属枠の上部に沿って取り付けられている取り付け部と、前記取り付け部に連設され、下方に垂下された垂下部と、前記垂下部に連設されて先端部が前記天板の下部を支えるように折り返された折り返し部と、から構成され、前記金属枠の内部の複数箇所に取り付けられた断面がほぼコ字状に成形された固定用部品と;
前記上部水平部の先端部と前記金属枠の下面との間で、前記天板における上端面の全周囲をシールするシール材と;
を少なくとも備えていることを特徴とする。
(第4発明)
第4発明の調理器における天板の固定装置は、
調理器における天板を取り付けるための金属枠と;
前記天板の端部近傍における上面の一部に接する上部水平部と、前記上部水平部に連設された垂直部と、前記垂直部に連設された挟持底部と、から構成され、前記金属枠の内部に少なくとも1箇所取り付けられた断面がほぼコ字状に成形された保持用部品と;
前記上部水平部の先端部と前記金属枠の下面との間で、前記天板における上端面の全周囲をシールするシール材と;
を少なくとも備えていることを特徴とする。
(第5発明)
第5発明の調理器における天板の固定装置は、
調理器における天板を取り付けるための金属枠と;
前記天板の端部近傍における上面の一部に接する上部水平部と、前記上部水平部に連設されて下方に垂下された突起部と、から構成され、前記金属枠の内部に少なくとも1箇所取り付けられた位置決め用部品と;
前記上部水平部の先端部と前記金属枠の下面との間で、前記天板における上端面の全周囲をシールするシール材と;
を少なくとも備えていることを特徴とする。
(第6発明)
第6発明の調理器における天板の固定装置は、
調理器における天板を取り付けるために少なくとも側部と、前記側部に連設さされた上部とからなる金属枠と;
前記金属枠の上部に沿って取り付けられている取り付け部と、前記取り付け部に連設され、下方内側に垂下された垂下部と、前記垂下部に連設されて先端部が前記天板の端部を押圧するように折り返された折り返し部と、から構成され、前記金属枠の内部に少なくとも1箇所取り付けられた位置決め用部品と;
前記上部水平部の先端部と前記金属枠の下面との間で、前記天板における上端面の全周囲をシールするシール材と;
を少なくとも備えていることを特徴とする。
(第7発明)
第7発明の調理器における天板の固定装置において、天板と金属枠との固定は、前記固定用部品のみ、あるいは前記固定用部品、前記保持用部品、前記位置決め用部品の組み合わせによることを特徴とする。
(第8発明)
第8発明の調理器における天板の固定装置において、シール材は、独立または半独立発泡のシールテープからなることを特徴とする。
(第9発明)
第9発明の調理器における天板の固定装置において、シール材は、金属枠の内側に予め一方の側に設けられている接着剤によって接着されていることを特徴とする。
本発明によれば、バネ性を有するほぼ断面がコ字状の固定用部品等によって天板を固定するため、金属枠の内面にシール材を塗布した後、天板をはめ込むだけで、位置決めおよび固定が容易にできる。そのため、作業者は、シール材の硬化を待たずに次の作業に移ることができる。
本発明によれば、バネ性を有するほぼ断面がコ字状の固定用部品等で天板をはめ込むため、ネジ打ち等の作業が無くなり、組み立て時間が短縮できる。
本発明によれば、金属枠の内面に独立発泡のシールテープを貼った後、固定用部品等に天板をはめ込むだけで、天板を簡単に取り付けることができる。天板を取り替える場合、前記天板を外した後、新しい天板は、前記固定用部品等にはめ込むだけで、前記金属枠の内面に設けられた前記独立発泡のシールテープによって固定される。
(第1発明)
第1発明の調理器における天板の固定装置は、天板を取り付ける金属枠と、前記金属枠に取り付けられた固定用部品と、前記金属枠の下面と天板の上端面との間で、前記天板の全周囲をシールするシール材とから構成されている。また、前記固定用部品は、上部水平部と、傾斜部と、折り返し部とから構成され、断面がほぼコ字状に成形されている。
前記上部水平部は、前記天板の端部における上面の一部が接している。前記傾斜部は、前記上部水平部に連設され、前記天板の下方内側に傾斜してバネ性を持たせている。前記折り返し部は、前記傾斜部に連設されて先端部が前記天板の下部を支えるように折り返されている。
前記シール材が金属枠の下面に貼着された後、ほぼ断面コ字状に成形された固定用部品に前記天板が挿入保持される。前記天板は、前記固定用部品に挿入する際に、その端部によって押すと、前記固定用部品の前記傾斜部がバネ性により反対側に押されることによって、挿入が容易になるとともに、天板の挿入後、前記バネ性によって前記天板の端部が押圧されて堅固に保持される。
前記シール材は、前記上部水平部の先端部と前記金属枠の下部との間において、天板における端面の全周囲をシールしている。前記構成は、ネジ等を使用しないため、単に天板をはめ込むだけの作業で済み、シール材の硬化を待つ必要もなく、次の作業に移ることができる。
(第2発明)
第2発明の調理器における天板の固定装置は、固定用部品の形状が異なる点で第1発明と異なっている。すなわち、第2発明の固定用部品は、前記上部水平部の下方に垂下された垂直部が連設されている。前記垂直部は、バネ性を持たせるとともに、位置決めも正確にできる。
(第3発明)
第3発明の調理器における天板の固定装置は、固定用部品の形状が異なる点で第1発明および第2発明と異なっている。すなわち、第3発明の固定用部品は、前記金属枠の上部で、たとえば、傾斜部分に沿って取り付け部が取り付けられている。前記取り付け部は、前記取り付け部に連設され、たとえば、下方でやや内側に垂下された垂下部と、前記垂下部に連設されて先端部が前記天板の下部を支えるように折り返された折り返し部とから構成されている。
また、前記固定用部品は、前記金属枠の内部の複数箇所に取り付けられた断面がほぼコ字状に成形されている。前記コ字状に成形されている先端部は、天板を弾性によって移動しないように保持することができる。
(第4発明)
第4発明の調理器における天板の固定装置は、保持用部品が上部水平部と、垂直部と、挟持底部とから構成されている点でのみ第1発明ないし第3発明と異なっている。前記上部水平部は、前記天板の端部における上面の一部が接している。前記垂直部は、前記上部水平部に対して垂直方向に連設されている。
前記挟持底部は、前記垂直部に対してほぼ水平方向に連設されて、前記天板を挟持するように保持する。前記保持用部品は、前記金属枠の内部に少なくとも1箇所取り付けられ、断面がほぼコ字状に成形されている。前記保持用部品は、前記挟持底部を長めにして、鍋等の調理用器具等の重さに耐えるようにしている。
(第5発明)
第5発明の調理器における天板の固定装置は、位置決め用部品が上部水平部と、前記上部水平部に連設されて下方に垂下された垂直部がある点で、第1発明ないし第4発明と異なっている。前記垂直部は、必要に応じて、バネ性を持たせることができ、前記上部水平部に連設されている。前記垂直部は、前記天板の端部を押圧することで前記天板の取り付け位置がきめられる。
(第6発明)
第6発明の調理器における天板の固定装置は、位置決め用部品の形状が異なる点で第1発明ないし第5発明と異なっている。すなわち、第6発明の位置決め用部品は、前記金属枠の上部で、たとえば、傾斜部分に沿って取り付け部が取り付けられている。前記取り付け部は、前記取り付け部に連設され、下方内側に垂下された垂下部と、前記垂下部に連設されて先端部が前記天板の端部を押圧するように折り返された折り返し部とから構成されている。
また、前記位置決め用部品は、前記金属枠の内部に少なくとも1箇所取り付けられているとともに、前記垂下された折り返し部のバネ性により、前記天板の位置決めを正確に行うことができる。
(第7発明)
第7発明の調理器における天板の固定装置は、前記天板と前記金属枠との固定を、前記固定用部品のみ、あるいは前記固定用部品、前記保持用部品、前記位置決め用部品の組み合わせによって行うことができる。すなわち、第7発明は、4辺を前記固定用部品によって固定する、1辺を前記保持用部品で他の3辺を前記固定用部品によって固定する、1辺を前記保持用部品で、他辺を位置決め用部品で、残りの2辺を前記固定用部品で固定する等、その他のバリエイションを持たせることができる。
(第8発明)
第8発明の調理器における天板の固定装置において、シール材は、独立または半独立発泡のシールテープからなる。前記シール材は、独立または半独立発泡であるため、調理器具からの煮こぼれ等の水分あるいは油分があっても、前記天板の下部に流れ込むことがない。
(第9発明)
第9発明の調理器における天板の固定装置において、シール材は、前記金属枠の内側に予め一方の側に設けられている接着剤によって接着されているため、作業性が良いだけでなく、シール材の硬化時間が不要であるため、作業時間を短縮することができる。また、第9発明は、前記天板の交換であっても、シール材の除去がほとんど不要であり、簡単に取り替えることが可能になった。
図1は本発明の第一実施例で、天板を固定する固定用部品を説明するための概略図である。図1において、調理器11における天板12の固定装置は、天板12を取り付ける金属枠13と、前記金属枠13に取り付けられた固定用部品14と、前記金属枠13と天板12との間をシールするシール材15とから構成されている。
また、前記固定用部品14は、金属部材からなり、上部水平部141と、傾斜部142と、折り返し部143とから構成され、前記天板12が挿入できるように断面がほぼコ字状に成形されている。前記上部水平部141は、前記天板12を挿入した場合、前記天板12の端部における上面の一部が接している。
前記傾斜部142は、前記上部水平部141に連設され、前記天板12の内側に向かって傾斜してバネ性を持たせている。前記折り返し部143は、前記傾斜部142に連設されて先端部144が前記天板12の下部を支えるように折り返されている。
前記ほぼ断面コ字状に成形された固定用部品14は、前記天板12がシール材15とともに挿入保持される。前記天板12は、前記固定用部品14に挿入する際に、その端部によって押すと、前記固定用部品14の前記傾斜部142がバネ性により反対側に押されることによって、挿入が容易になるとともに、天板12の挿入後、前記バネ性によって前記天板12の端部が押圧されて堅固に保持される。
前記シール材15は、前記上部水平部141の先端部と前記金属枠13の下面との間において、天板12の端部近傍における上面の全周囲をシールしている。前記構成は、ネジ等を使用しないため、単に天板12をはめ込むだけの作業で済み、シール材15の硬化を待つ必要もなく、次の作業に移ることができる。
図2は本発明の第二実施例で、天板を固定する固定用部品を説明するための概略図である。図2において、調理器における天板12の固定装置は、固定用部品24の形状が異なる点で第一実施例と異なっている。すなわち、第二実施例の固定用部品24は、前記上部水平部241に下方に垂下された垂直部242が連設されている。
前記垂直部242は、折り返し部243が折り返されるように連設されて、その先端部244が前記天板12の下部を支えるように折り返されている。前記垂直部242は、バネ性を持たせるとともに、位置決めも正確にできる。第二実施例の固定用部品24は、第一実施例の変形である。
図3は本発明の第三実施例で、天板を保持する保持用部品を説明するための概略図である。図3において、調理器における天板の固定装置は、保持用部品34が上部水平部341と、垂直部342と、挟持底部343とから構成されている点でのみ第一実施例および第二実施例と異なっている。前記上部水平部341は、前記天板12の端部における上面の一部が接している。前記垂直部342は、前記上部水平部341に対して垂直方向に連設されている。
前記挟持底部343は、前記垂直部342に対してほぼ水平方向に連設されて、前記天板12を挟持するように保持する。前記保持用部品34は、前記金属枠13の内部に少なくとも1箇所取り付けられ、断面がほぼコ字状に成形されている。前記保持用部品34は、前記挟持底部343を長めにして、鍋等の調理用器具等の重さに耐えるようにしている。前記挟持底部343は、天板12を挿入し易いように一部に開口成形部344を設けることができる。
図4は本発明の第四実施例で、天板を保持する位置決め用部品を説明するための概略図である。図4において、調理器における天板12の固定装置は、位置決め用部品44が上部水平部441と、前記上部水平部441に連設されて下方に垂下された垂直部442があり、前記垂直部442に連設された少し開いた突起部443がある点で、第一実施例ないし第三実施例と異なっている。
前記垂直部442および突起部443には、必要に応じて、バネ性を持たせることができる。前記垂直部442は、前記天板12の端部を押圧することで前記天板12の取り付け位置がきめられる。
第五実施例は、シール材を独立または半独立発泡のシールテープ、あるいはシリコンシール剤とした点である。前記シール材は、独立発泡であるため、調理器具からの煮こぼれ等の水分あるいは油分があっても、前記天板12の下部に流れ込むことがない。前記シール材は、前記金属枠の内側に予め一方の側に設けられている接着剤または粘着剤によって接着されているため、作業性が良いだけでなく、シール材の硬化時間が不要であるため、作業時間を短縮することができる。また、第五実施例は、前記天板12の交換であっても、シール材の除去がほとんど不要であり、簡単に取り替えることが可能になった。
図5は本発明の第六実施例で、天板を固定する固定用部品を説明するための概略図である。図5において、調理器における天板12の固定用部品54は、図5に示す金属枠13における上部の傾斜部に沿って取り付け部541が、たとえば、溶接等によって取り付けられている。前記取り付け部541は、前記取り付け部541に連設され、たとえば、下方でやや内側に垂下された垂下部542と、前記垂下部542に連設されて先端部544が前記天板12の下部を支えるように折り返された折り返し部543とから構成されている。
また、前記固定用部品54は、前記金属枠13の内部の複数箇所に取り付けられた断面がほぼコ字状に成形されている。前記コ字状に成形されている折り返し部543の先端部544は、天板12を前記固定用部品54の弾性によって移動しないように保持することができる。
図6は本発明の第七実施例で、天板の位置を決める位置決め用部品を説明するための概略図である。図6において、位置決め用部品61は、前記金属枠13の上部で、傾斜した部分に沿って取り付け部641が、たとえば、溶接等によって取り付けられている。前記取り付け部641は、前記取り付け部541に連設され、下方内側に垂下された垂下部642と、前記垂下部642に連設されて先端部644が前記天板12の端部を押圧するように折り返された折り返し部643とから構成されている。
また、前記位置決め用部品61は、前記金属枠13の内部に少なくとも1箇所取り付けられているとともに、前記垂下された折り返し部643のバネ性により、前記天板12の位置決めを正確に行うことができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。たとえば、本発明の各実施例は、発明の主旨に沿ったものであれば、各部の寸法を任意に設計変更することができる。前記実施例は、単に調理器として説明したが、電磁誘導加熱調理器、ガス調理器、電気調理器等に適用できることはいうまでもないことである。
前記天板と前記金属枠との固定は、4辺を前記固定用部品のみによって固定する、1辺を前記保持用部品で他の3辺を前記固定用部品によって固定する、1辺を前記保持用部品で、他辺を位置決め用部品で、残りの2辺を前記固定用部品で固定する、2辺を前記位置決め用部品で、他の2辺を前記固定用部品で等、その他のバリエイションがある。
本発明の第一実施例で、天板を固定する固定用部品を説明するための概略図である。(実施例1) 本発明の第二実施例で、天板を固定する固定用部品を説明するための概略図である。(実施例2) 本発明の第三実施例で、天板を保持する保持用部品を説明するための概略図である。(実施例3) 本発明の第四実施例で、天板を保持する位置決め用部品を説明するための概略図である。(実施例4) 本発明の第六実施例で、天板を固定する固定用部品を説明するための概略図である。 本発明の第七実施例で、天板の位置を決める位置決め用部品を説明するための概略図である。 従来例における調理器の天板と枠との固定装置を説明するための概略図である。 他の従来例における調理器の固定装置を説明するための概略図である。
符号の説明
11・・・調理器
12・・・天板
13・・・金属枠
14・・・固定用部品
141・・・上部水平部
142・・・傾斜部
143・・・折り返し部
144・・・先端部
15・・・シール材
24・・・固定用部品
241・・・上部水平部
242・・・垂直部
243・・・折り返し部
244・・・先端部
34・・・保持用部品
341・・・上部水平部
342・・・垂直部
343・・・挟持底部
344・・・開口成形部
44・・・位置決め用部品
441・・・上部水平部
442・・・垂直部
443・・・突起部
54・・・固定用部品
541・・・取り付け部
542・・・垂下部
543・・・折り返し部
544・・・先端部
61・・・位置決め用部品
641・・・取り付け部
642・・・垂下部
643・・・折り返し部
644・・・先端部

Claims (9)

  1. 調理器における天板を取り付けるための金属枠と;
    前記天板の端部近傍における上面の一部に接する上部水平部と、
    前記上部水平部に連設され、前記天板の下部に向かって傾斜したバネ性を有する傾斜部と、
    前記傾斜部に連設されて先端部が前記天板の下部を支えるように折り返された折り返し部と、
    から構成され、前記金属枠の内部の複数箇所に取り付けられた断面がほぼコ字状に成形された固定用部品と;
    前記上部水平部の先端部と前記金属枠の下面との間で、前記天板における上端面の全周囲をシールするシール材と;
    を少なくとも備えていることを特徴とする調理器における天板の固定装置。
  2. 調理器における天板を取り付けるための金属枠と;
    前記天板の端部近傍における上面の一部に接する上部水平部と、
    前記上部水平部に連設され、下方に垂下されたバネ性を有する垂直部と、
    前記垂直部に連設されて先端部が前記天板の下部を支えるように折り返された折り返し部と、
    から構成され、前記金属枠の内部の複数箇所に取り付けられた断面がほぼコ字状に成形された固定用部品と;
    前記上部水平部の先端部と前記金属枠の下面との間で、前記天板における上端面の全周囲をシールするシール材と;
    を少なくとも備えていることを特徴とする調理器における天板の固定装置。
  3. 調理器における天板を取り付けるために少なくとも側部と、前記側部に連設さされた上部とからなる金属枠と;
    前記金属枠の上部に沿って取り付けられている取り付け部と、
    前記取り付け部に連設され、下方に垂下された垂下部と、
    前記垂下部に連設されて先端部が前記天板の下部を支えるように折り返された折り返し部と、
    から構成され、前記金属枠の内部の複数箇所に取り付けられた断面がほぼコ字状に成形された固定用部品と;
    前記上部水平部の先端部と前記金属枠の下面との間で、前記天板における上端面の全周囲をシールするシール材と;
    を少なくとも備えていることを特徴とする調理器における天板の固定装置。
  4. 調理器における天板を取り付けるための金属枠と;
    前記天板の端部近傍における上面の一部に接する上部水平部と、
    前記上部水平部に連設された垂直部と、
    前記垂直部に連設された挟持底部と、
    から構成され、前記金属枠の内部に少なくとも1箇所取り付けられた断面がほぼコ字状に成形された保持用部品と;
    前記上部水平部の先端部と前記金属枠の下面との間で、前記天板における上端面の全周囲をシールするシール材と;
    を少なくとも備えていることを特徴とする調理器における天板の固定装置。
  5. 調理器における天板を取り付けるための金属枠と;
    前記天板の端部近傍における上面の一部に接する上部水平部と、
    前記上部水平部に連設されて下方に垂下された突起部と、
    から構成され、前記金属枠の内部に少なくとも1箇所取り付けられた位置決め用部品と;
    前記上部水平部の先端部と前記金属枠の下面との間で、前記天板における上端面の全周囲をシールするシール材と;
    を少なくとも備えていることを特徴とする調理器における天板の固定装置。
  6. 調理器における天板を取り付けるために少なくとも側部と、前記側部に連設さされた上部とからなる金属枠と;
    前記金属枠の上部に沿って取り付けられている取り付け部と、
    前記取り付け部に連設され、下方内側に垂下された垂下部と、
    前記垂下部に連設されて先端部が前記天板の端部を押圧するように折り返された折り返し部と、
    から構成され、前記金属枠の内部に少なくとも1箇所取り付けられた位置決め用部品と;
    前記上部水平部の先端部と前記金属枠の下面との間で、前記天板における上端面の全周囲をシールするシール材と;
    を少なくとも備えていることを特徴とする調理器における天板の固定装置。
  7. 前記天板と前記金属枠との固定は、前記固定用部品のみ、あるいは前記固定用部品、前記保持用部品、前記位置決め用部品の組み合わせによることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載された調理器における天板の固定装置。
  8. 前記シール材は、独立発泡のシールテープからなることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載された調理器における天板の固定装置。
  9. 前記シール材は、前記金属枠の内側に予め一方の側に設けられている接着剤によって接着されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載された調理器における天板の固定装置。
JP2003408420A 2003-12-08 2003-12-08 調理器における天板の固定装置 Pending JP2005172250A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003408420A JP2005172250A (ja) 2003-12-08 2003-12-08 調理器における天板の固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003408420A JP2005172250A (ja) 2003-12-08 2003-12-08 調理器における天板の固定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005172250A true JP2005172250A (ja) 2005-06-30

Family

ID=34730115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003408420A Pending JP2005172250A (ja) 2003-12-08 2003-12-08 調理器における天板の固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005172250A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009252387A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Panasonic Corp 加熱調理器
JP2017156036A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 リンナイ株式会社 コンロ用天板

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009252387A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Panasonic Corp 加熱調理器
JP2017156036A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 リンナイ株式会社 コンロ用天板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6373312B2 (ja) 真空引き出し用シーリングバー及び真空引き出し
JP6298505B2 (ja) 真空引き出し用シーリングバー及び真空引き出し
JP2005172250A (ja) 調理器における天板の固定装置
JP2016165363A (ja) デスク装置
JP2014229369A (ja) 組込み式の加熱調理器
US9890958B2 (en) Removable enclosure for range tops
EP1924179B1 (en) A pivot block assembly of an electric fryer
JP2004233000A (ja) コンロ用天板
JP4651749B1 (ja) キッチン用仕切りパネル装置
KR200480642Y1 (ko) 주방 액세서리용 선반
JP6021013B2 (ja) オイルガードおよびキッチン
JP4419509B2 (ja) 壁取付型キャビネット
JP5062017B2 (ja) 組込み型誘導加熱調理器
JP2016096832A (ja) 表皮固定構造及びアームレスト
JP4997938B2 (ja) 加熱調理器
CN218864246U (zh) 一种集成灶的安装结构及集成灶
JP4019354B2 (ja) レンジフード取り付けハンガー
JP6245497B2 (ja) 厨房装置
JP3942498B2 (ja) 調理用品吊具
JP2004333113A (ja) オーブン機器
JP5218290B2 (ja) 組込式誘導加熱調理器
JP2007289317A (ja) 棚装置
JP2008178560A (ja) システム家具
JP3061741U (ja) 鍋類の油等の飛散防止体取り付け具
CN205697342U (zh) 一种易清洗式台式电炸炉