JP2005168911A - 洗浄液ミスト噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 身体の洗浄などに用いるのに適した微細粒からなる洗浄液のミストを噴霧する携行可能な洗浄液ミスト噴射装置を得る。
【解決手段】
軟水などの洗浄液5を収容する容器2には、その洗浄液5のミストを発生させる超音波振動子10と、その超音波振動子10を作動させる駆動体11とが設けられている。容器2の上部には送風機9が設けられており、その送風機9により、容器2内で発生した洗浄液5のミストが、容器2の上面に接続されている伸縮可能なフレキシブル導管6の先端から噴射されるようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、寝たきり患者の身体の洗浄などに用いる洗浄液ミスト噴射装置に関するものである。
水等の洗浄液を、非常に粒径の小さい粒子として、そのミスト(霧)を身体表面に吹き当てるようにすると、洗浄液の吸着力が増し身体表面に付着しやすくなるので、少量の洗浄液によって極めて効率よく身体を洗浄することができる、ということが知られている。そして、そのような知見に基づいた、寝たきり患者などの身体の洗浄に用いるための洗浄液ミスト噴射装置が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
特許文献1に記載されているものは、洗浄液が導かれるノズルの周囲から気体を高速度で噴出させ、その気体流の負圧によって洗浄液を吸い出して、その洗浄液を霧化する、というものである。また、特許文献2に記載されているものは、加圧ポンプにより洗浄液に直接圧力を加え、その加圧洗浄液をノズルから噴出させることによって霧化する、というものである。
特許第2729242号公報 特開2003−181335号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているようなものでは、気体を高速度で噴出させるためにコンプレッサを使用する必要があるので、高価で、重くなるとともに、騒音が大きくなるという問題がある。一方、特許文献2に記載されているようなものの場合には、騒音を低く抑えることはできるものの、やはり加圧ポンプを使用する必要があるので、装置全体の軽量小型化には限りがある。寝たきり患者などの身体の洗浄に用いるための洗浄液ミスト噴射装置には、介護者が容易に携行し得るものであることが求められる。
また、いずれの洗浄液ミスト噴射装置も、洗浄液をノズルから噴出させることによって霧化しようとするものであるので、洗浄液粒子の粒径を小さく揃えることが難しく、その粒子同士が凝集しやすくなり、粒径の小さい洗浄液ミストが得られにくいという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、粒径が小さく揃った洗浄液のミストを得ることができ、しかも、小型軽量で容易に携行し得る洗浄液ミスト噴射装置を提供することである。
この目的を達成するために、請求項1に係る本発明の洗浄液ミスト噴射装置は、洗浄液を収容する容器と、その容器内に設けられ、前記洗浄液のミストを発生させる超音波振動子と、その超音波振動子を作動させる駆動体と、前記容器の上部に接続され、その容器内で発生した前記洗浄液のミストを所要の位置に導くフレキシブル導管と、前記容器に取り付けられていて、その容器内の洗浄液ミストを前記フレキシブル導管の先端から噴出させる送風機と、を備えていることを特徴としている。
また、請求項2に係る本発明は、上記請求項1に係る発明において、その洗浄液が軟水であることを特徴としている。
そして、請求項3に係る本発明は、上記請求項1に係る発明において、そのフレキシブル導管が伸縮可能に形成されていることを特徴としている。
上記請求項1に係る本発明によれば、超音波振動子を用いて洗浄液のミストを生成するようにしているので、そのための作動音が生じることはなく、全体として極めて騒音の小さい洗浄液ミスト噴射装置とすることができる。また、超音波振動子およびその駆動体は軽量かつ小型のものであるので、全体を軽量小型に構成することができ、容易に携行し得る洗浄液ミスト噴射装置とすることができる。さらに、超音波振動子によって生成される洗浄液のミストは、粒径が極めて小さく、しかも揃っており、互いに凝集しにくいので、身体表面に吹き付けたとき、その身体表面にしっとりと付着する。したがって、身体の洗浄に適した洗浄液ミストを得ることができる。
そして、超音波振動子およびその駆動体を設置した洗浄液収容容器に送風機を取り付けるとともに、その容器にフレキシブル導管を接続し、その容器内で発生した洗浄液ミストをフレキシブル導管の先端から噴出させるようにしているので、任意の位置および方向に洗浄液ミストを噴出させることができる。こうして、寝たきり患者などの身体の洗浄用として特に好適な洗浄液ミスト噴射装置を得ることができる。
また、上記請求項2に係る本発明によれば、洗浄液として軟水を用いるようにしているので、より高い洗浄効果を得ることができる。しかも、軟水は、安価であり、極めて容易に入手することができるので、その洗浄液ミスト噴射装置は、いずれの場所に携行しても、容易に使用することができる。
さらに、上記請求項3に係る本発明によれば、フレキシブル導管として伸縮可能な構成のものを用いるようにしているので、不使用時には、その導管を収縮させることにより、よりコンパクトにまとめることができる。したがって、携行の容易な洗浄液ミスト噴射装置とすることができる。
以下、本発明の実施例を、添付図面に基づいて説明する。
図は本発明による洗浄液ミスト噴射装置の一実施例を示すもので、図1はその縦断面図であり、図2はその不使用時の状態を示す斜視図である。
これらの図から明らかなように、この洗浄液ミスト噴射装置1は、円筒状の容器2を備えている。その容器2の内部は、上部の液室3と下部の機械室4とに分割されている。液室3は容積500ml程度のもので、その内部には300ml程度の洗浄液5が収容されるようになっている。液室3の上面には、その中央部に、蛇腹式で伸縮可能な構造とされたフレキシブル導管6が接続されるとともに、その側部に、蓋7によって開閉可能とされた注水口8が設けられている。また、液室3の側面上部には、その液室3内に外気を取り入れる送風機9が取り付けられている。
機械室4内には、超音波振動子10を作動させる駆動体11が設けられている。その超音波振動子10は、上部が液室3内に露出し、その作動によって洗浄液5のミストが生成されるようにされている。駆動体11には電源スイッチ12を介して給電線13が接続されており、その給電線13を家庭用電源に接続することにより、この洗浄液ミスト噴射装置1が駆動されるようになっている。電源スイッチ12からは、送風機9にも給電されるようになっている。
次に、このように構成された洗浄液ミスト噴射装置1の作用について説明する。
例えば、寝たきり患者などの介護に出かけるときには、図2に示されているようにフレキシブル導管6を収縮させた状態として、この洗浄液ミスト噴射装置1を手に提げるなどして携行する。その際、容器2の液室3内は空にしておく。
介護先で患者の身体を洗浄するときには、まず、注水口8の蓋7を開き、その注水口8から液室3内に洗浄液5を300mlほど注入する。その洗浄液5としては軟水を用いることが好ましく、蒸留水があればそれを使用する。また、一般的に水道水は軟水であるので、水道水をそのまま用いることも可能である。
そして、蓋7を閉じた後、給電線13を家庭用電源に接続し、電源スイッチ12を入れる。
電源スイッチ12を入れると、超音波振動子10の駆動体11が超音波振動子10を作動させるので、液室3内に洗浄液5のミストが発生し、そのミストが液室3の上部空間内に溜まる。そして、電源スイッチ12を入れることによって送風機9も作動し、その送風機9によって液室3の上部空間内に外気が取り入れられるので、液室3内に溜まった洗浄液5のミストは、その外気とともにフレキシブル導管6の先端から噴出する。
そこで、そのフレキシブル導管6の先端部を手でつかんで、導管6を引き伸ばすとともに適宜に湾曲させ、その先端を患者の洗浄しようとする身体表面部位に対向させる。それによって、洗浄液5のミストが患者の身体表面洗浄部位に吹き付けられる。
このようにして超音波振動により生成される洗浄液5のミストは、粒径が20〜30μmと極めて小さく、しかもほぼ均一な大きさとなる。そのようなミストは、空気の流れに伴ってスムーズに流れるので、フレキシブル導管6の内面に付着することは少ない。したがって、ある程度長時間連続して使用しても、導管6の先端から洗浄液5が垂れるようなことはない。
一方、患者の身体表面に吹き付けられた洗浄液5のミストは、皮膚等の表面には吸着しやすいので、強く付着して薄い膜となる。そして、皮膚等の表面に付着している汗や汚れを遊離させ、それらを洗浄液5の膜の表面に浮き上がらせる。その際、その洗浄液ミストは上述のように微細であるので、直径100μm程度の毛穴にまで浸入する。したがって、皮膚の細孔に付着している汚れをも皮膚の表面から遊離させることができる。
このような汚れ等の皮膚表面からの遊離作用は軟水の方が強いので、洗浄液5としては軟水を用いることが望ましい。
このようにして患者の身体表面全体に洗浄液5のミストを吹き付け、その表面全体をしっとりと湿らせた後、乾いたタオルやティッシュペーパーによって身体表面を拭く。それによって、シャワーを浴びた場合と同様の洗浄効果を得ることができる。
その場合、身体表面に吹き付けられた洗浄液5は蒸発もするので、洗浄液ミストの吹き付けが多少長い時間にわたって行われたとしても、その洗浄液ミストが身体表面で凝集して身体表面を伝って流れるようなことはない。したがって、ベッドや布団が濡れることもない。
このように、洗浄液5を微細粒子からなるミストとし、その洗浄液ミストによって身体表面の洗浄を行うようにすることにより、洗浄液5の使用量は、患者一人につき約200mlで済むことがわかっている。したがって、容器2の液室3は、上述したように500ml程度の容積があれば十分である。また、超音波振動子10およびその駆動体11は、ポンプやコンプレッサに比べると、はるかに軽量小型に形成することができる。しかも、それらは安価に市販されている。したがって、その洗浄液ミスト噴射装置1は、全体としても極めて軽量小型で、安価なものとすることができる。
そして、フレキシブル導管6を伸縮可能なものとすることにより、不使用時にはその洗浄液ミスト噴射装置1全体を極めてコンパクトにまとめることができるので、容易に携行し得る洗浄液ミスト噴射装置とすることができる。
以上、本発明の好適実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の設計変更が可能である。例えば、容器2には、液室3の下部に開閉可能な排水口を設けることもできる。
また、本発明は、寝たきり患者の身体の洗浄のみでなく、ペット類の洗浄等に用いることもできる。
本発明による洗浄液ミスト噴射装置の一実施例を示す縦断面図である。 その洗浄液ミスト噴射装置の不使用時の状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 洗浄液ミスト噴射装置
2 容器
5 洗浄液
6 フレキシブル導管
9 送風機
10 超音波振動子
11 駆動体

Claims (3)

  1. 洗浄液を収容する容器と、
    その容器内に設けられ、前記洗浄液のミストを発生させる超音波振動子と、
    その超音波振動子を作動させる駆動体と、
    前記容器の上部に接続され、その容器内で発生した前記洗浄液のミストを所要の位置に導くフレキシブル導管と、
    前記容器に取り付けられていて、その容器内の前記洗浄液ミストを前記フレキシブル導管の先端から噴出させる送風機と、
    を備えていることを特徴とする、洗浄液ミスト噴射装置。
  2. 前記洗浄液が軟水であることを特徴とする、請求項1記載の洗浄液ミスト噴射装置。
  3. 前記フレキシブル導管が伸縮可能に形成されていることを特徴とする、請求項1記載の洗浄液ミスト噴射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007138605A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Matsushita Electric Works Ltd ミスト洗浄装置付き便器
CN109300196A (zh) * 2018-09-13 2019-02-01 吴光锋 一种停车收费装置

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