JP2005168629A - 鍼灸針 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易かつ確実に針体2と針柄3とを固定する。
【解決手段】 鍼灸針1の針柄3を、板状のバネ材を丸めて摺割部3cを有する円筒状に形成し、この針柄3の中間部を外側から内側へプレス加工して、針柄3と針体2とを固定する第1固定部3aを形成し、針柄3の先端部を絞り加工して針柄3と針体2とを固定する第2固定部3bを形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鍼灸針に関する。
鍼灸針(毫針)は、針柄と針体とからなり、治療を行う際には、細い針体を直接手で持って治療することは困難であるため、針体に針柄を取り付けて持ちやすい形状にしてある。
従来の針柄は、ステンレスの焼きなまし材による厚肉パイプを適切な長さに切断して形成している。そして、針柄の中に針体を入れ、プレス加工により針柄の一箇所を内側に変形させることで針体と針柄とを固定している。
しかし、針柄は厚肉パイプであるため、針柄を変形させることで、この中に挿入された針体を固定する力をコントロールすることは困難である。このため、針柄を内側に変形させる力が弱かった場合には、針体が針柄から抜けてしまうおそれがあった。そして、針柄の一箇所で針体を固定しているため、治療の最中に針体が不安定に動くおそれがある。更に、針体が針柄の中央に固定されない等の問題もある。
また特許文献1では、鍼灸針において、針体の後端部をジグザグに変形させ、この部分を針柄に挿入すること及び針柄の中間を所定間隔で外側からカシメして固着することが記載されている。そして、金属管製の針柄に針体の後端部を挿入し、針柄の先端部をハンダ付けすることも記載されている。
特開平8−131513号公報
しかしながら、特許文献1に記載の鍼灸針のように、針体と針柄とを固定するため、針体をジグザグに変形させること若しくはハンダ付けをすることは非常に手間がかかるという問題があった。
本発明は、このような問題に着目してなされたもので、簡易かつ確実に針体と針柄とを固定することを目的とする。
そのため本発明では、鍼灸針の針柄を、板状のバネ材を丸めて摺割部を有する円筒状に形成する一方、この針柄の中間部を外側から内側へプレス加工して、針柄と針体とを固定する第1固定部を形成し、更に、針柄の先端部を絞り加工して針柄と針体とを固定する第2固定部を形成した。
本発明によれば、針柄を、板状のバネ材を丸めて摺割部を形成しているため、針柄の中で針体を確実に固定することができ、針抜け事故の防止ができるという効果がある。そして、針柄の第1固定部及び第2固定部の2点により針体を固定しているため、針体を確実に固定しつつ、針体を針柄の軸中心に位置合わせができるという効果がある。更に、針体をジグザグに変形させることやハンダ付けをすること等の必要がなく、簡易な構成とすることができるという効果がある。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の鍼灸針1の構成を示す図であり、(イ)は正面図、(ロ)は(イ)のA−A線における拡大断面図である。
鍼灸針1は、針体2と針柄3とから構成されている。
針体2は、先端に先細の針先部2aが形成されている。針体2の後端部2bは、直線状に形成され、針柄3内に挿入されている。
針柄3は、所定長さの薄肉円筒状に形成されており、軸方向における中間部(後端側寄りの一部)において針体2の後端部2bを固定する第1固定部3bと、先端側(針体2の針先部2a側)において針体2の後端部2bを固定する第2固定部3aとが形成されている。
なお、針柄3は、薄いステンレスのバネ材にて形成されている。これにより、軽くて丈夫な針柄3を形成することができる。
第1固定部3aは、針柄3の後端側(図1(イ)の右側)に形成され、プレス加工により外側から内側に変形されることで針体2の後端部2bを固定する。なお、第1固定部3aは、第2固定部3bから所定距離だけ離れた位置で、且つ針柄3の後端(右端)から離れた位置に形成される。
第2固定部3bの先端部は、針柄3の先端に向かって断面積が減少するよう形成されており、絞り加工により外側から内側に変形されることで針体2の後端部2bを固定する。
従って、針柄3の第1固定部3a及び第2固定部3bの2点で、針体2の後端部2bが所定の間隔で固定される。
次に、鍼灸針1の形成、特に針柄3の第1固定部3a及び第2固定部3bの形成について図1〜図4を用いて説明する。
図2は、針柄3を展開した状態を示す図である。図3は、針柄3を筒状に丸めた状態を示す図であり、(イ)は正面図、(ロ)は側面図である。図4は、筒状に丸めた針柄3内に針体2の後端部2bを挿入した状態でプレス加工及び絞り加工をする状態を示す図であり、(イ)は正面図、(ロ)は側面図である。
針柄3は、ステンレスのバネ材であり、薄い板状に形成されている。針柄3の縦の長さLは、針体2の後端部2bの直径をdとすると針体2の円周πdを越える長さで形成されている(L>πd)。
針柄3の先端部(図2の左側)は、針柄3の先端側となる端縁に複数の凹凸を形成している。図2では、先端部は波状に形成されており、先端に向かって断面積が減少するよう形成している。この先端部が第2固定部3bとなる。特に、凸部(波の山)を3つ形成することで、この部分を絞り加工した後に、針体2を針柄3の軸中心位置に安定して固定可能である。なお、先端部の凹凸の形状は山型及び谷型が交互に連続する形状であってもよい。なお、第2固定部3bの凸部の数は、3つである必要はなく、針体2を安定して固定可能であれば複数個、例えば4つでも5つでもよい。
次に、図3(イ)に示すように、針柄3を丸めることで円筒状に形成する。この状態では、第2固定部3bは、針体2を挿入可能に開いた状態となり、図3(ロ)に示すように、針柄3に摺割部3cが形成される。
そして、針柄3の後端(図3(イ)の右端)を絞り加工により丸めることでアール部3dを形成する。これにより、施術時に術者が針を打つ際における指への刺激を少なくする。
次に、図4(イ)に示すように、針体2の後端部2bを針柄3内に挿入する。針体2の後端部2bは、針柄3の後端(右端)から突き出さないようにする。
この状態で、図4(ロ)に示すように、摺割部3cを上下からのプレス加工により、針柄3の中間部(後端側の一部)を外側から内側に変形して針体2の後端部2bを固定する。この時のプレス加工は、針柄3の摺割部3cと、その反対側の部分との2方向から行う。このようにして固定した部分が第1固定部3aとなる(図1(イ),(ロ))。この場合、針柄3が薄い板を円筒状に形成し、摺割部3cをプレス加工したものであるため、針柄3内に挿入した針体2の後端部2bを固定する力をコントロール可能である。
そして、図4(イ)に示すように、針柄3の先端部を絞り加工により外側から内側に変形して針体2の後端部2bを固定する。このようにして固定した部分が第2固定部3bとなる(図1(イ))。
なお、第1固定部3aを形成するためのプレス加工は、1つに限定されるものではなく、針柄3の軸方向に隔てて複数箇所施されていてもよい。そして、プレス形状は、図4(ロ)に示すように上下の2箇所にプレス加工を施し、図1(ロ)に示すように上下の2箇所に平坦部を形成するものに限定されるものではない。すなわち、針柄3の円周方向所定間隔で複数箇所を外側から内側へ点状にプレス加工することで、針体2の後端部2bを固定するようにしてもよい。
なお、第1固定部3aは、針柄3の後端から所定距離だけ先端側の位置に形成される。これにより、針柄3の右端が開口した状態(面積が大きい状態)で形成され、施術時の指への刺激を少なくする。更に、前述のアール部3dが形成されているため、施術時の指への刺激が少なくなる。
なお、アール部3dは、プレス加工した後に絞り加工することで形成してもよい。
本実施形態によれば、先端に針先部2aが形成された針体2と、この針体2の後端側を覆うように取り付けられる円筒状の金属製の針柄3とを備える鍼灸針1において、この針柄3を、板状のバネ材を丸めて摺割部3cを有する円筒状に形成する一方、この針柄3の中間部を外側から内側へプレス加工して、針柄3と針体2とを固定する第1固定部3aを形成し、針柄3の先端部を絞り加工して針柄3と針体2とを固定する第2固定部3bを形成した。このため、針柄3が第1固定部3a及び第2固定部3bの2点において針体2を固定することができ、特に針体2の後端部2bを確実に固定することができ、針抜け事故の防止ができる。そして、従来の鍼灸針のように、針体2をジグザグに変形させることやハンダ付けをすること等の必要がなく、簡易な構成とすることができる。
また本実施形態によれば、第2固定部3bは、板状のバネ材(図2に示すように、針柄3を板状に展開した状態)において針柄3の先端側となる端縁に複数の凹凸を形成しておき、針柄3の先端部を絞り加工することで、複数の凸部により針体2を固定する。このため、針体2を針柄3の軸中心に位置合わせができる。
また本実施形態によれば、円筒状の針柄3の後端側を、絞り加工により丸めた。このため、針柄3の後端にアール部3dが形成され、これにより施術時の指への刺激を少なくすることができる。
鍼灸針の構成を示す図 針柄を板状に展開した状態を示す図 針柄を円筒状に丸めた状態を示す図 針柄内に針体の後端部を挿入した状態でプレス加工及び絞り加工をする状態を示す図
符号の説明
1 鍼灸針
2 針体
2a 針先部
3a 後端部
3 針柄
3a 第1固定部(後端側)
3b 第2固定部(先端側)
3c 摺割部
3d アール部

Claims (3)

  1. 先端に針先部が形成された針体と、この針体の後端側を覆うように取り付けられる円筒状の金属製の針柄とを備える鍼灸針において、
    前記針柄を、板状のバネ材を丸めて摺割部を有する円筒状に形成する一方、
    この針柄の中間部を外側から内側へプレス加工して、針柄と針体とを固定する第1固定部を形成し、
    針柄の先端部を絞り加工して針柄と針体とを固定する第2固定部を形成したことを特徴とする鍼灸針。
  2. 前記第2固定部は、前記板状のバネ材において針柄の先端側となる端縁に複数の凹凸を形成しておき、針柄の先端部を絞り加工することで、複数の凸部により針体を固定することを特徴とする請求項1記載の鍼灸針。
  3. 円筒状の針柄の後端側を、絞り加工により丸めたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の鍼灸針。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113599253A (zh) * 2021-08-31 2021-11-05 尹建明 针灸针

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