JP2005167330A - 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents
情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005167330A JP2005167330A JP2003399744A JP2003399744A JP2005167330A JP 2005167330 A JP2005167330 A JP 2005167330A JP 2003399744 A JP2003399744 A JP 2003399744A JP 2003399744 A JP2003399744 A JP 2003399744A JP 2005167330 A JP2005167330 A JP 2005167330A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- information processing
- network device
- processing apparatus
- control information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
【課題】 ネットワークデバイスのネットワークパスに加え、制御情報までも手入力することをユーザに要求するのは酷である。また、手入力を軽減すべく、当該制御情報を含む長く複雑なURL文字列をポスター等に印刷すると、媒体の美観を損ねる可能性がある。
【解決手段】 本発明によれば、カメラサーバ104等に代表されるネットワークデバイスを制御する際に、紙等に代表される情報記憶媒体上において、美観を損ねないような簡潔なパターン102を用いて表現されたアドレス情報および制御情報を、カメラ付き情報処理端末101等の情報処理装置により認識させ、当該認識されたアドレス情報を用いてカメラサーバ104へとアクセスする。さらに認識された制御情報をカメラサーバ104に送信することで、当該カメラサーバ104を制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ネットワークに接続されたデバイスの制御を容易化する技術に関する。
近年、ネットワークインターフェースを具備したカメラが製品化されている。当該カメラでは、例えば、ネットワークを経由してカメラに画像を撮像させたり、ときには当該カメラの姿勢やズーム機構などを遠隔制御したりすることが可能である。
このようなネットワークカメラを制御する方法として、例えば、特許文献1に記載の技術が提案されている。この方法によれば、ネットワークデバイスを特定するためのネットワークパスとカメラ制御コマンドとを、例えば、「<;img src="http://www.foo.co.jp/R1996.7.6.13.15t....45e15P25T0Z3.mpg">」のごとく、URL(Uniform Resource Locator)エンコーディング形式にて記述して送信することにより、カメラの制御や画像の取得を実行できる。このように、ネットワークカメラにアクセスして画像を取得するためには、通常ネットワークアドレスとカメラ制御コマンドとを記述したURLリンクを指定する方法が用いられる。
ところで、文字などの情報をコード化し、紙などの記録媒体に印刷する技術が存在する。例えば、一般に広く利用されているバーコードによれば、20文字程度を記録することができる。このようなバーコードとしては、JAN、ITF(JIS−X−0502、Interleaved 2 of 5)、CODE39、CODE128、NW−7、UCC/EAN−128などの規格が存在する。
このようなバーコードを用いて、ネットワークサーバにアクセスする技術がある(特許文献2)。例えば、ネットワーク上の接続先に対応するIDをバーコード化して、任意の記録媒体上に印刷しておく。次に、当該バーコードをコンピュータに付属のカメラで読み取る。読み取られたバーコードを対応するIDに変換する。さらに、当該IDと実際の接続先との対応関係を記憶したデータベースを用いて実際の接続先の情報を検索抽出する。
また、バーコードを拡張して情報量を増加したものに二次元コードがあり、二次元コード中にURL情報を記述し、コンピュータに付属のカメラで撮影してURL情報を読み込む技術がある。さらに、美観を全く損ねないように画像中に任意の情報を埋め込む「電子透かし」技術を利用して、URL情報を埋め込む技術がある。
特開平10−042279号公報
特開平8−314838号公報。
また、バーコードを拡張して情報量を増加したものに二次元コードがあり、二次元コード中にURL情報を記述し、コンピュータに付属のカメラで撮影してURL情報を読み込む技術がある。さらに、美観を全く損ねないように画像中に任意の情報を埋め込む「電子透かし」技術を利用して、URL情報を埋め込む技術がある。
しかしながら、従来技術によれば、次の点で改善の余地が存在すると考えられる。
ネットワークに接続されたカメラを利用して所望の画像を得るために、キーボード等を使用してウェブブラウザ上で直接URLを入力したり、あるいはポインティングデバイスを使用してURLのリンクをクリックしたりするような従来の方法では、ウェブブラウザの起動、文字入力、およびリンクのあるページを表示するために複数の操作が必要であり、ユーザによってはこのような操作が煩わしく感じられることがあった。
そこで、URLを雑誌やポスターなどに印刷しておき、それにカメラ等で撮影して文字認識することで、手入力を軽減することも考えられる。
しかしながら、「http://www.foo.co.jp/R1996.7.6.13.15t....45e15P25T0Z3.mpg」のような長く複雑なURLの文字列を、雑誌やポスターなどにおいて印刷することは美観を損ねるおそれもある。
所望の画像を取得するには、姿勢等の制御を実行しなければならないことも考慮すると、これらのURLの文字列は、さらに長く複雑になるおそれがあり、美観を損ねる可能性がより一層高まろう。
また、URL文字列に代えて、上述のようなバーコードで表現することを考慮してみると、バーコードでは、20文字程度しか表現できないため、情報量の多いURL文字列を表現することは不可能であり、従来技術のようにアドレス情報程度しか表現することができない。二次元コードや電子透かしを用いればより多くの情報を記録できるため、この問題は解決できる。しかし、従来の技術は単に一つの接続先と一つの制御情報を記したURL情報であったため、使用者の属性や状況に応じたネットワーク機器の制御を行なうことはできなかった。
本発明の一上位概念によれば、ネットワークカメラ等に代表されるネットワークデバイスを制御する際に、紙等に代表される情報記憶媒体において、美観を損ねないような簡潔なパターンで表現されたアドレス情報および制御情報を情報処理装置により認識させ、当該認識されたアドレス情報を用いてネットワークデバイスへとアクセスし、さらに認識された制御情報をネットワークデバイスに送信することで、当該ネットワークデバイスを制御する。
本発明によれば、ネットワークデバイスへの接続と制御が従来よりも容易になる。また、従来のような長い文字列に比較し、より美観を損ねないようなパターンを用いてアドレス情報および制御情報を雑誌等の情報記録媒体上で表現すれば、媒体の美観を維持しやすくなろう。
以下に本発明の一実施形態を示す。もちろん以下の実施形態は、上位概念として開示される本発明の下位概念にすぎない。すなわち、以下の実施形態は、特許請求の範囲によって確定される本願発明の技術的範囲に含まれるほんの一部の実施形態にすぎないのである。
なお、以下の実施形態に記載する下位概念の発明について、そのすべてが特許請求の範囲に記載されているとは限らない。ただし、これは特許発明の技術的範囲から意識的に除外したのではなく、特許発明と均等の関係にあるため特許請求の範囲には記載していない場合があることを理解していただきたい。
[第1の実施形態]
本実施形態では、上述のネットワークデバイスとしてカメラ(以下カメラサーバと称する。)を採用し、情報処理装置としてカメラ付の情報処理端末を採用し、記録媒体の美観を損ねないようなパターンとして二次元コードを採用するものとする。二次元コードの規格としては、2000文字程度を記録できる規格も存在し、例えば、CODE16K、CODE49、PDF417、データコード、ベリコード、QRコード、マキシコード、CPコードなどがある。なお、これらは、本発明を分かりやすく説明する上で採用したに過ぎず、本発明がこれらの例示に限定されるわけではない。
本実施形態では、上述のネットワークデバイスとしてカメラ(以下カメラサーバと称する。)を採用し、情報処理装置としてカメラ付の情報処理端末を採用し、記録媒体の美観を損ねないようなパターンとして二次元コードを採用するものとする。二次元コードの規格としては、2000文字程度を記録できる規格も存在し、例えば、CODE16K、CODE49、PDF417、データコード、ベリコード、QRコード、マキシコード、CPコードなどがある。なお、これらは、本発明を分かりやすく説明する上で採用したに過ぎず、本発明がこれらの例示に限定されるわけではない。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例を示した図である。101はカメラ付の情報処理端末であり、例えば、カメラ付携帯電話機、カメラカードを挿入したPDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)または通信機能付のデジタルカメラなどである。情報処理端末101は、ウェブブラウザ・プログラムに加え、二次元コード102を読み取るためのソフトウエアモジュールや、カメラサーバ104を制御して画像データを取得するためのソフトウエアモジュールが搭載されている。これらのソフトウェアの構成は、例えば、二次元コードの読み取りライブラリ、および通信ライブラリなどを呼び出すプログラムオブジェクトによって実現することもできる。例えば、Java(登録商標)に対応した携帯電話機であれば、Java(登録商標)アプレットなどの形式でプログラムを実現できる。
二次元コード102は、ネットワーク情報とカメラ制御情報とを含むURLを表現している。URLは、例えば、以下のようなものである。
http://camra−IP−address/img?pan=xxx&tilt=yyy&zoom=zzz
ここで、「camera−IP−address」とは、カメラのIPアドレスやネットワークパスを示している。「img」以下の文字列は、所与の量だけパン、チルト、ズームの制御を行って画像を取得することを意味する制御情報である。
ここで、「camera−IP−address」とは、カメラのIPアドレスやネットワークパスを示している。「img」以下の文字列は、所与の量だけパン、チルト、ズームの制御を行って画像を取得することを意味する制御情報である。
以下では、ネットワークに接続されたカメラサーバ104のアドレス情報と、カメラ制御情報とを有するURLを二次元コード102により任意の記録媒体上に記録し、この二次元コード102をカメラ付の携帯情報処理端末101で読み込んでアドレス情報とカメラ制御情報を抽出し、これらの情報に基づいて、カメラサーバ104にアクセスし、カメラを制御して画像を取得するものとして説明する。
より具体的には、使用者が、情報処理端末101のカメラを二次元コード102に向けてこれを撮影することで、上記URLが取得される。次に情報処理端末101は、取得したURLに応じて、ネットワーク103を経由してカメラサーバ104に接続する。さらに、カメラサーバ104に対してカメラ制御コマンドを送信する。このようにしてカメラサーバ104のカメラが制御される。また、情報処理端末101は、カメラ制御の終了後に、カメラサーバ104により送信される画像データを受信し、当該画像データを表示する。
図2は、本実施形態に係る情報処理端末の例示的なブロック図である。CPU201は、ROMやHDD等の記憶装置に記憶されているOS、制御プログラム等に基づいて各種の情報処理を実行する演算回路である。ROM202は、各種のプログラムやデータを記憶する記憶装置である。RAM203は、プログラムの実行時に必要となるワークエリアとして機能する記憶装置である。通信IF204は、ネットワーク103と接続して通信を実行するための通信回路である。撮像ユニット205は、カメラ等の情報入力機構である。なお、ROM202には、二次元コードを読み取り、URLを認識するモジュール206と、当該URLに基づいてカメラサーバ104のアクセス処理や制御情報の送信処理を制御するモジュール207を備えている。なお、図には示していないが、キーボードおよびポインティングデバイス等の入力装置、ハードディスクドライブ等の記憶装置、および液晶表示装置等の表示回路を情報処理端末101が備えていてもよいことはいうまでもない。
図3は、本実施形態に係るネットワークデバイスの例示的なブロック図である。CPU301は、ROMやHDD等の記憶装置に記憶されているOS、制御プログラム等に基づいて各種の情報処理を実行する演算回路である。ROM302は、各種のプログラムやデータを記憶する記憶装置である。RAM303は、プログラムの実行時に必要となるワークエリアとして機能する記憶装置である。通信IF304は、ネットワーク103と接続して通信を実行するための通信回路である。固有機構ユニット305は、各ネットワークデバイスごとに固有の機構であり、カメラサーバ104であれば、CCD、レンズ、駆動モータ、駆動回路及び画像処理回路等の情報入力機構に相当する。なお、ROM302には、HTTPサーバとして機能するためのサーバモジュール306や、情報処理端末101から受信した制御情報を解釈して固有機構305を制御する制御モジュール307を備えている。
図4は、本実施形態に係るカメラ制御処理の例示的なフローチャートである。図4は主要な処理の流れを示したものであり、OSに固有の処理や例外処理などは省略されている。
ステップS401において、CPU201は、キーボード等から入力された指示に従い、コード読み取りモジュールを呼び出して、撮像ユニット205を制御し、二次元コード102を撮影する。さらに、当該二次元コードの画像データをRAM203に保存する。
ステップS402において、CPU201は、RAM203の画像データを解釈してURL情報を復号し、RAM203に保存する。これらの具体的な復号化方法は、上述した2次元コードの規格によって実現されており、当業者であれば十分に理解できるため、ここでは説明を省略する。
ステップS403において、CPU201は、RAM203に保存されているURL情報を読み出し、読み出されたURL情報に含まれているアドレス情報に基づいて通信IF204を制御し、対応するカメラサーバ104への接続を実行する。これらの接続処理は、例えば、HTTPやTCPなどの通信プロトコルを用いて実行される。カメラサーバ104のCPU301は、サーバモジュール306により、通信IF304を制御し、情報処理端末101からのアクセス要求を受信し、アクセス要求に応じる場合はアクノレッジ等を返信する。
ステップS404において、CPU201は、カメラサーバ104への接続が失敗したか否かを判定する。失敗であれば、S403に戻って再度接続を試行する。成功であれば、S405に進む。
ステップS405において、CPU201は、RAM203から読み出したURL情報に含まれている制御情報に基づいて、カメラ制御要求と画像取得要求を送信する。URL情報に含まれている制御情報を直接送信してもよいし、カメラサーバ104により解釈可能なカメラ制御要求と画像取得要求とに変換してから送信してもよい。カメラサーバ104のCPU301は、サーバモジュール306により通信IF304を制御し、情報処理端末101からの制御情報(カメラ制御要求と画像取得要求)を受信すると、制御モジュール307に引き渡たし、カメラ機構を制御する。例えば、制御情報に含まれている、チルト、パンなどの制御値に基づいてカメラ機構に含まれるサーボモーター等を駆動する。これらの姿勢制御等が終了すると、カメラ機構に含まれるCCD等を制御し画像データを取得する。CPU301は、通信IF304を制御して情報処理端末101に取得した画像データを送信する。
ステップS406において、情報処理端末101のCPU201は、制御要求が成功したかどうか判定する、失敗の場合はS205に戻って再度カメラ制御と画像の取得要求を発行する。成功の場合はS407に進む。
ステップS407において、CPU201は、受信した画像データを表示装置に表示させて処理を終了する。
以上は情報処理端末101で動作するプログラムのうち、二次元コード読み取りモジュール206と制御モジュール207とによるカメラ接続とカメラ制御に関する部分の動作を述べたものである。一旦、カメラサーバ104との接続が確立されれば、当該カメラサーバ104と通信することによって、連続して画像を取得したり、カメラを別の方向に制御したりしてもよい。なお、具体的な制御の種類は、本発明の技術思想に直接関係するものではないため説明を省略する。
以上説明したように本実施形態によれば、カメラサーバ104に割り当てられたアドレス情報(例:ネットワークパスやIPアドレスなど)と、該カメラサーバ104を制御するためのカメラ制御情報(例:画像取得要求、パン要求およびチルト要求など)とを光学的に表現してなる光学パターン(例:二次元コードなど)を撮像する撮像手段(例:撮像ユニット205)と、撮像された光学パターンに基づいて前記アドレス情報と前記カメラ制御情報とを抽出する抽出手段(例:CPU201とコード読取モジュール206等)と、抽出されたアドレス情報に基づいてカメラサーバ104に接続し、制御情報を送信する通信手段(例:CPU201、通信IF205およびカメラ制御モジュール207等)とを含む情報処理端末101を提供することにより、従来のような複雑な手入力操作が不要となる。これは、ネットワークデバイスへの接続と制御が容易になることを意味しよう。
また、本実施形態では、美観を損ねにくいようなパターン(例:二次元コードなど)を用いてアドレス情報および制御情報を雑誌等の情報記録媒体上に表現するようにしたので、URLを長い文字列で雑誌等に印刷する場合に比較し、媒体の美観を維持しやすくなろう。
[第2の実施形態]
本発明に係る第2の実施形態では、複数のネットワークデバイスが存在する場合に、所与の条件に合致したネットワークデバイスを選択して遠隔制御しようとするものである。より具体的には、アドレス情報および制御情報を記した複数のURLと、複数のURLから少なくとも一つを選択するための選択式とを、上述のようなパターンを用いて情報記録媒体上に表現しておく。さらに、情報処理端末において予め保存されている属性情報と、パターンから抽出した選択式とを照らし合わせることで、実際に接続すべきURLを選択する。
本発明に係る第2の実施形態では、複数のネットワークデバイスが存在する場合に、所与の条件に合致したネットワークデバイスを選択して遠隔制御しようとするものである。より具体的には、アドレス情報および制御情報を記した複数のURLと、複数のURLから少なくとも一つを選択するための選択式とを、上述のようなパターンを用いて情報記録媒体上に表現しておく。さらに、情報処理端末において予め保存されている属性情報と、パターンから抽出した選択式とを照らし合わせることで、実際に接続すべきURLを選択する。
図5は、本実施形態に係るカメラ制御システムの例示的な構成を示す図である。第1の実施形態と同一又は類似の構成については、同一の参照符号を付すことで重複した説明を省略する。
二次元コード502は、上述の二次元コード102と比較し、カメラ制御情報を含む複数のURLと、選択方法を指示するための選択式が含まれている点で少なくとも相異している。また、カメラ付き情報処理端末501は、選択式の解釈処理を担当するソフトウエアモジュールが追加されることになる。なお、当該追加モジュールは、上述の制御モジュール207に含まれていてもよい。情報処理端末501のROM202又はRAM203等の記憶装置には、選択式に代入するための属性情報を記憶している。なお、情報処理端末501のハードウエア構成は、図2に示したものと同様の構成を採用できる。ネットワークサーバ104aおよび104bも、それぞれ固有のネットワークパスが割り当てられている点を除けば、図3に示したものと同様の構成を採用できる。
図6は、本実施形態に係る例示的な選択式を示した図である。図6の選択式では、
[id (attribute)] connect URL−list−number
と表現されているが、「id」は属性IDを示し、「(attribute)」は条件式を示し、「connect URL−list−number」は複数並べられたURLのうち上から何番目のURLに接続するかを示している。属性情報の一例としては、時間、場所、年齢、性別などがあり、ここでは、それぞれtime、pos、age、sexと表現することにする。
[id (attribute)] connect URL−list−number
と表現されているが、「id」は属性IDを示し、「(attribute)」は条件式を示し、「connect URL−list−number」は複数並べられたURLのうち上から何番目のURLに接続するかを示している。属性情報の一例としては、時間、場所、年齢、性別などがあり、ここでは、それぞれtime、pos、age、sexと表現することにする。
属性情報は、情報処理端末501が予め記憶しているか、あるいは計測して取得するものとする。時間であれば、例えば、情報処理端末501が搭載するクロック(図示省略)から取得する。また、位置は、情報処理端末501が搭載するGPS(Global Positioning System)回路(図示省略)から取得してもよいし、予めEEPROMやフラッシュメモリに記憶しておいた生活地方、都道府県又は郵便番号等を読み出して取得してもよい。なお、生活地方及び都道府県と郵便番号とを対応付けて記憶したデータベースを情報処理端末501が記憶している場合は、郵便番号を検索キーとして随時生活地方及び都道府県を求めることも可能である。また年齢や性別に関しても予め記憶装置に記憶しておけばよいだろう。なお、これらの情報のうちプライベートな情報は、セキュリティを考慮し、ROM202に記憶された暗号化アプリケーションにより暗号化して保存しておいてもよい。なお、本発明は暗号化アプリケーションの種別に左右されるものではなく、種々の暗号化アプリケーションを採用できる。
図6に示すように、属性が時間(id=time)の場合、条件式の表現方法は種々の形態を採用可能である。例えば、開始年月日時刻と終了年月日時刻を指定する方法では、以下のように表現することができる。
time (start=yyyy/mm/dd/tt:ss&end=yyyy/mm/dd/tt:ss)
例えば2003/04/15日の8時30分から2003/04/20の17時45分の範囲を指定する場合には、
time (start=2003/10/15/08:30&end=2003/10/20/17:45)
となる。さらにこの後に接続先を、
connect 2
のように記述すると、情報処理端末501のCPU201は、クロックから取得した時刻が上記の時間条件を満たすかどうかを判定し、満たす場合には、上から2番目に記述されたURLに基づいてカメラサーバ104に接続することができる。
例えば2003/04/15日の8時30分から2003/04/20の17時45分の範囲を指定する場合には、
time (start=2003/10/15/08:30&end=2003/10/20/17:45)
となる。さらにこの後に接続先を、
connect 2
のように記述すると、情報処理端末501のCPU201は、クロックから取得した時刻が上記の時間条件を満たすかどうかを判定し、満たす場合には、上から2番目に記述されたURLに基づいてカメラサーバ104に接続することができる。
なお、時刻指定以外にも曜日指定も可能である。例えば、毎週金曜日の20:00から月曜日の8:00までを指定する場合には、
time (start=fri/20:00&end=mon/08:00)
と表現できる。
time (start=fri/20:00&end=mon/08:00)
と表現できる。
図6に示した例1では、接続先およびカメラ制御情報を含む2つのURLに続いて、時間に基づく選択式が記述されている。ここでは日付のみが使用されている。この選択式によれば、条件を満たす場合には2番目のURLに接続し、満たさない場合には1番目のURLに接続することが記述されている。
図6に示すように、場所は「pos」と記述することができる。例えば、緯度経度と半径、地域コード、都道府県コード、または郵便番号等の少なくとも一つを用いて条件を表現できる。例えば、緯度経度と半径を使用する場合は、
pos (nl=dd/mm/ss.sss&el=dd/mm/ss.sss&rad=rrrr.rrr)
と表現することができる。より具体的には、北緯35度33分46.000秒、東経139度41分8.00秒の半径5km以内は、
pos (nl=35/33/46.000&el=139/41/08.000&rad=5.000
と表現することができる。
pos (nl=dd/mm/ss.sss&el=dd/mm/ss.sss&rad=rrrr.rrr)
と表現することができる。より具体的には、北緯35度33分46.000秒、東経139度41分8.00秒の半径5km以内は、
pos (nl=35/33/46.000&el=139/41/08.000&rad=5.000
と表現することができる。
また地域コードとしては、例えば、北海道を1、東北を2、関東甲信越を3、東海を4、北陸を5、近畿を6、中国を7、四国を8、九州沖縄を9のように割り当てるとともに、
pos (region=region−code)
と表現することもできる。この例で、関東甲信越を指定する場合は、
pos (region=3)
と選択式を記述すればよい。都道府県番号も同様に割り当てることが可能であり、例えば、
pos (prov=prov−number)
で表現できる。郵便番号の場合は、そのまま
pos (zip=zip−code)
として表現してもよい。
pos (region=region−code)
と表現することもできる。この例で、関東甲信越を指定する場合は、
pos (region=3)
と選択式を記述すればよい。都道府県番号も同様に割り当てることが可能であり、例えば、
pos (prov=prov−number)
で表現できる。郵便番号の場合は、そのまま
pos (zip=zip−code)
として表現してもよい。
図6に示した例2は、場所を指定した例である。まず緯度経度と半径を指定し、条件を満たす場合にはURLの1番に接続する。取得した情報が関東甲信越地方を示していれば、URLの2番に接続する。その他は3番に接続する。なお、例2では、URLが省略されているが、3つのURLも二次元コードにより表現されていることを前提としている。
図6に示すように、年齢は「age」で表現され、例えば、最小値と最大値を、
age (min=xxx&max=yyy)
のように指定することができる。例えば。18才以上30才未満の場合は、
age (min=18&max=29)
となる。なお、以下のように、minとmaxのどちらか一方を指定してもよい。
age (min=xxx&max=yyy)
のように指定することができる。例えば。18才以上30才未満の場合は、
age (min=18&max=29)
となる。なお、以下のように、minとmaxのどちらか一方を指定してもよい。
age (min=18)
さらに図6に示すように、性別「sex」は、男性(mail)あるいは女性(femail)を、
sex (sex=mail)
のように指定することができる。図6に示された例3は、性別指定の例であり、男性であればURL2を、女性であればURL3を、性別情報が情報処理端末501に記憶されていなければURL1を選択することを表現している。
さらに図6に示すように、性別「sex」は、男性(mail)あるいは女性(femail)を、
sex (sex=mail)
のように指定することができる。図6に示された例3は、性別指定の例であり、男性であればURL2を、女性であればURL3を、性別情報が情報処理端末501に記憶されていなければURL1を選択することを表現している。
図7は、本実施形態に係るカメラ制御モジュールの処理に関する例示的なフローチャートである。図4に示した処理と同一又は類似の処理については、同一の参照符号を付すことで重複した説明を省略する。
ステップS700において、CPU201は、キーボード等から入力された指示に従い、コード読み取りモジュールを呼び出して、撮像ユニット205を制御し、二次元コード102を撮影する。さらに、当該二次元コードの画像データをRAM203に保存する。
ステップS701において、CPU201は、RAM203の画像データを解釈してURL情報及び選択式を復号し、RAM203に保存する。ここで復号されたURL情報や選択式は、図6の例1ないし例3に示した如くである。
ステップS702において、CPU201は、RAM203に保存されている選択式を読み出し、読み出された選択式を解釈する。例えば、選択式が「time (start=2003/10/15/08:30&end=2003/10/20/17:45) connect 2」であれば、CPU201は、クロックから現在日時のデータを取得し、選択式内の条件を満たすかどうかを判定する。満たしていれば、URL情報に含まれているアドレス情報(この場合は上から2番目のURL情報)に基づいて通信IF204を制御し、対応するカメラサーバ104bへの接続を実行する。これ以降の処理は、上述したとおりである。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数のカメラサーバ104a及び104bのURLと制御情報、および属性に基づくURLの選択式を、情報記録媒体の美観を損ねにくいような光学的パターンを用いて当該情報記録媒体上に表現しておくことで、当該パターンを認識した情報処理端末401の属性情報に基づいてカメラサーバ104a、bを適宜選択して制御することができる。
これによりカメラサーバ104a、bの提供者は、カメラ選択のために専用のウェブページを作成することなく、利用者を所望のカメラサーバ104a、bに接続させることが可能となる利点がある。利用者は、自分の属性に合致したカメラサーバ104a、bへの接続を簡便に行なうことが可能となる利点がある。また、より美観を損ねないようなパターン(例:二次元コードなど)を用いてアドレス情報および制御情報を雑誌等の情報記録媒体上に表現すれば、URLを長い文字列で雑誌等に印刷する場合に比較し、媒体の美観を維持しやすくなろう。
[第3の実施形態]
上述の実施形態では、一つの情報処理端末を使用してネットワークデバイスを制御するものとして説明してきた。しかしながら、本発明はこれに限定されることはなく、上述した情報処理端末が有する複数の機能を複数の情報処理端末に分散配置させてもよい。その一例として、第3の実施形態では、カメラ付の第1の情報処理端末と、カメラのない第2の情報処理端末を用いて本発明を実現する方法を説明する。具体的には、第1の情報処理端末で二次元コードを読み込み、URL情報や接続情報を取得し、取得した情報を第2の情報処理端末に送信する。そして、第2の情報処理端末において、上述の属性情報に基づいてURLを選択し、接続を行なう。
上述の実施形態では、一つの情報処理端末を使用してネットワークデバイスを制御するものとして説明してきた。しかしながら、本発明はこれに限定されることはなく、上述した情報処理端末が有する複数の機能を複数の情報処理端末に分散配置させてもよい。その一例として、第3の実施形態では、カメラ付の第1の情報処理端末と、カメラのない第2の情報処理端末を用いて本発明を実現する方法を説明する。具体的には、第1の情報処理端末で二次元コードを読み込み、URL情報や接続情報を取得し、取得した情報を第2の情報処理端末に送信する。そして、第2の情報処理端末において、上述の属性情報に基づいてURLを選択し、接続を行なう。
図8は、本実施形態に係るカメラ制御方法に関する例示的なフローチャートである。なお、第1の情報処理端末と第2の情報処理端末の構成は、基本的に、図2に示したとおりであるが、第2の情報処理端末は、撮像ユニット205を備えておらず、ソフトウエアモジュール等も以下のように変更される点で異なる。図4に示した処理と同一又は類似の処理については、同一の参照符号を付すことで重複した説明を省略する。
ステップS801において、第1の情報処理端末のCPU201は、キーボード等から入力された指示に従い、コード読み取りモジュールを呼び出して、撮像ユニット205を制御し、二次元コード502を撮影する。さらに、当該二次元コードの画像データをRAM203に保存する。
ステップS0802において、CPU201は、RAM203の画像データを解釈してURL情報及び選択式を復号し、RAM203に保存する。ここで復号されたURL情報や選択式は、図6の例1ないし例3に示した如くである。
ステップS803において、CPU201は、無線回線又は有線回線により接続された第2の情報処理端末に対して接続を行なう。例えば、TCP/IPにより接続する場合は、予め第2の情報処理端末のIPアドレスをRAM203等に保持しているものとする。なお、第1の処理端末と第2の処理端末の通信IF204が、相互に通信可能であれば、どのような通信プロトコルや通信規格を用いてもよいことはいうまでもない。第2の情報処理端末のCPU201は、ステップS810において、第1の情報処理端末からの接続要求を受信すると、通信IF204を介して接続OKのアクノレッジを送信する。
ステップS804において、第1の情報処理端末のCPU201は、接続に成功したか否かを判定する。失敗であれば、ステップS803に戻り、再接続を試行する。一方、成功であれば、ステップS805に進む。第2の情報処理端末においても、ステップS811において、接続成功の判定処理を実行する。
ステップS805において、第1の情報処理端末のCPU201は、RAM203に保存されているURL情報および制御情報(選択式を含む)を読み出して、第2の情報処理端末に送信する。第2の情報処理端末のCPU201は、ステップS812において、URL情報および制御情報を受信する。ステップS813において、CPU201は、URL情報および制御情報の受信に成功したか否かを判定する。成功すれば、受信した情報をRAM203に保存し、ステップS814に進み、失敗であれば、ステップS812に戻り、再送要求を行なう。
ステップS806において、第1の情報処理端末のCPU201は、URL情報および制御情報の送信が成功したか否かを判定し、成功であれば処理を終了する。再送要求を受信した場合など、失敗であれば、ステップS805に戻り、URL情報および制御情報を再送する。
ステップS814において、第2の情報処理端末のCPU201は、RAM203に保存されている制御情報に含まれる選択式を読み出し、読み出された選択式を解釈する。例えば、選択式が「time (start=2003/10/15/08:30&end=2003/10/20/17:45) connect 2」であれば、CPU201は、クロックから現在日時のデータを取得し、選択式内の条件を満たすかどうかを判定する。満たしていれば、URL情報に含まれているアドレス情報(この場合は上から2番目のURL情報)に基づいて通信IF204を制御し、対応するカメラサーバ104bへの接続を実行する。これ以降の処理は、上述したとおりである。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数のカメラサーバのURLと制御情報、および属性に基づくURのL選択式を、光学的なパターンを用いて情報記録媒体上に表現しておき、カメラ付の第一の情報処理端末でそれを読み取る。さらに、パターンをURL情報と選択方法情報に変換し、第2の情報処理端末に転送する。第2の情報処理端末は、自己が保存または取得した属性情報を、制御情報に含まれていた選択式に代入することで、適宜のカメラサーバを選択することができる。
これにより、カメラを備えていない情報処理端末においてもURLの入力の手間を省くことができる。また、使用者の状況に応じたカメラサーバにアクセスすることができる。また、より美観を損ねないようなパターン(例:二次元コードなど)を用いてアドレス情報および制御情報を雑誌等の情報記録媒体上に表現すれば、URLを長い文字列で雑誌等に印刷する場合に比較し、媒体の美観を維持しやすくなろう。
[他の実施形態]
上述の実施形態では、紙等の情報記録媒体に二次元コードを印刷するものとして説明してきたが、本発明は、これに限定されることはない。すなわち、例えば画像中に埋め込まれた電子透かしなどの美観を損ねにくいような態様、かつ情報処理端末により認識可能な態様であれば、他の表現形式にてネットワークデバイスのアドレス情報と制御情報とを記録してもよいことは明らかであろう。
上述の実施形態では、紙等の情報記録媒体に二次元コードを印刷するものとして説明してきたが、本発明は、これに限定されることはない。すなわち、例えば画像中に埋め込まれた電子透かしなどの美観を損ねにくいような態様、かつ情報処理端末により認識可能な態様であれば、他の表現形式にてネットワークデバイスのアドレス情報と制御情報とを記録してもよいことは明らかであろう。
また、第2および第3の実施形態では、属性情報を情報処理端末内で利用していたが、情報処理端末501からカメラサーバ104に送信することで、カメラサーバ104が属性情報を利用してもよい。例えば、カメラサーバ104において、属性情報と許可可能な制御命令との対応関係をROM302等の記憶装置に記憶しておき、受信した属性情報及び制御情報が、予めROM302に記憶されている対応関係を有するものであるかどうかをCPU301が判定し、対応関係を有していれば、当該制御を実行するようにしてもよい。なお、この場合、属性情報にはプライベートな情報が含まれる場合もあるので、情報処理端末から送信する前にCPU201が、送信の可否を表示装置に表示して使用者の許可入力を待ち、キーボード等から許可が入力されると、SSLなどの暗号化を実行して、属性情報を送信してもよい。
本発明は、前述した実施形態の各機能を実現するソフトウェアプログラム(本実施形態では図4、7または8に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システム若しくは装置に対して直接または遠隔から供給し、そのシステム若しくは装置に含まれるコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
従って、本発明の機能・処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、上記機能・処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の構成要件となる場合がある。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
Claims (13)
- ネットワークを介してカメラサーバを制御する情報処理装置であって、
前記カメラサーバに割り当てられたアドレス情報と、該カメラサーバを制御するためのカメラ制御情報とを光学的に表現してなる光学パターンを撮像する撮像手段と、
前記撮像された光学パターンに基づいて前記アドレス情報と前記カメラ制御情報とを抽出する抽出手段と、
前記抽出されたアドレス情報に基づいて前記カメラサーバに接続するとともに、前記制御情報を送信する通信手段と
を含む、情報処理装置。 - ネットワークを介してネットワークデバイスを制御する情報処理装置であって、
前記ネットワークデバイスに接続する際に必要となるアドレス情報と、該ネットワークデバイスを制御するための制御情報とを美観を損ねにくいような態様で表現してなるパターンを、該パターンを保持する情報記録媒体から入力する入力手段と、
前記入力されたパターンに基づいて前記アドレス情報と前記制御情報とを認識する認識手段と、
前記認識されたアドレス情報に基づいて前記ネットワークデバイスに接続するとともに、前記制御情報を送信する通信手段と
を含む情報処理装置。 - 前記パターンが、複数のアドレス情報又は複数の制御情報と、該複数のアドレス情報又は該複数の制御情報から特定のアドレス情報又は特定の制御情報を選択するための選択条件を記述した条件情報とを含む場合に、該条件情報に合致するアドレス情報又は制御情報を選択する選択手段をさらに含む、請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記条件情報は、時間、位置、地域、年齢および性別に代表される属性情報と、該属性情報に対応する条件と、該条件が満たされるときに選択されるアドレス情報又は制御情報を指定するための指定情報とを含む、請求項3に記載の情報処理装置。
- ネットワークデバイスを制御する情報処理装置によって使用される情報記録媒体であって、
前記情報処理装置が前記ネットワークデバイスに接続する際に必要となるアドレス情報と、該ネットワークデバイスを制御するための制御情報とを、前記情報記録媒体の美観を損ねにくいような態様で表現してなるパターンを前記情報処理装置により認識可能なように記録保持することを特徴とする情報記録媒体。 - 前記パターンは、光学的に読み取り可能な多次元コード、または、画像に埋め込まれた電子透かしである、請求項5に記載の情報記録媒体。
- ネットワークに接続されたネットワークデバイスと、該ネットワークを介して該ネットワークデバイスを制御する情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記前記ネットワークデバイスに接続する際に必要となるアドレス情報と、該ネットワークデバイスを制御するための制御情報とを美観を損ねにくいような態様で表現してなるパターンを入力する入力手段と、
前記入力されたパターンに基づいて前記アドレス情報と前記制御情報とを認識する認識手段と、
前記認識されたアドレス情報に基づいて前記ネットワークデバイスに接続し、前記制御情報を送信する通信手段と
を含み、
前記ネットワークデバイスは、
前記ネットワークを介して前記情報処理装置から制御情報を受信する受信手段と、
前記受信した制御情報に関連する固有機構と、
前記制御情報に基づいて前記固有機構を制御する制御手段と
を含む、情報処理システム。 - ネットワークを介して該ネットワークデバイスを制御する際に寄与する第1および第2の情報処理装置を含む情報処理システムであって、
前記第1の情報処理装置は、
前記前記ネットワークデバイスに接続する際に必要となるアドレス情報と、該ネットワークデバイスを制御するための制御情報とを美観を損ねにくいような態様で表現してなるパターンを入力する入力手段と、
前記入力されたパターンに基づいて前記アドレス情報と前記制御情報とを認識する認識手段と、
前記認識されたアドレス情報と前記制御情報とを前記第2の情報処理装置に転送する転送手段と
を含み、
前記第2の情報処理装置は、
前記転送されてきたアドレス情報と前記制御情報とを受信する受信手段と、
前記受信されたアドレス情報に基づいて前記ネットワークデバイスに接続し、前記制御情報を送信する通信手段と
を含む、情報処理システム。 - ネットワークを介してカメラサーバを制御する情報処理方法であって、
前記カメラサーバに割り当てられたアドレス情報と、該カメラサーバを制御するためのカメラ制御情報とを光学的に表現してなる光学パターンを撮像するステップと、
前記撮像された光学パターンに基づいて前記アドレス情報と前記カメラ制御情報とを抽出するステップと、
前記抽出されたアドレス情報に基づいて前記カメラサーバに接続し、前記制御情報を送信するステップと
を含む、情報処理方法。 - ネットワークを介してネットワークデバイスを制御する情報処理方法であって、
前記ネットワークデバイスに接続する際に必要となるアドレス情報と、該ネットワークデバイスを制御するための制御情報とを美観を損ねにくいような態様で表現してなるパターンを入力するステップと、
前記入力されたパターンに基づいて前記アドレス情報と前記制御情報とを認識するステップと、
前記認識されたアドレス情報に基づいて前記ネットワークデバイスに接続し、前記制御情報を送信するステップと
を含む情報処理方法。 - 請求項9または10に記載された情報処理方法に含まれる各ステップをコンピュータ上で実行するためのコンピュータプログラム。
- ネットワークに接続されたネットワークデバイスと、該ネットワークを介して該ネットワークデバイスを制御する情報処理装置とを利用して実行される情報処理方法であって、
前記情報処理装置において、前記前記ネットワークデバイスに接続する際に必要となるアドレス情報と、該ネットワークデバイスを制御するための制御情報とを美観を損ねにくいような態様で表現してなるパターンを入力するステップと、
前記情報処理装置において、前記入力されたパターンに基づいて前記アドレス情報と前記制御情報とを認識すると、
前記情報処理装置において、前記認識されたアドレス情報に基づいて前記ネットワークデバイスに接続し、前記制御情報を送信するステップと
前記ネットワークデバイスにおいて、前記ネットワークを介して前記情報処理装置から制御情報を受信するステップと、
前記ネットワークデバイスにおいて、前記制御情報に基づき、前記ネットワークデバイスの固有機構を制御するステップと
を含む、情報処理方法。 - ネットワークを介して該ネットワークデバイスを制御する際に寄与する第1および第2の情報処理装置を利用して実行される情報処理方法であって、
前記第1の情報処理装置において、前記前記ネットワークデバイスに接続する際に必要となるアドレス情報と、該ネットワークデバイスを制御するための制御情報とを美観を損ねにくいような態様で表現してなるパターンを入力するステップと、
前記第1の情報処理装置において、前記入力されたパターンに基づいて前記アドレス情報と前記制御情報とを認識するステップと、
前記第1の情報処理装置において、前記認識されたアドレス情報と前記制御情報とを前記第2の情報処理装置に転送するステップと
前記第2の情報処理装置において、前記転送されてきたアドレス情報と前記制御情報とを受信するステップと、
前記第2の情報処理装置において、前記受信されたアドレス情報に基づいて前記ネットワークデバイスに接続し、前記制御情報を送信するステップと
を含む、情報処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003399744A JP2005167330A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003399744A JP2005167330A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005167330A true JP2005167330A (ja) | 2005-06-23 |
Family
ID=34724207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003399744A Withdrawn JP2005167330A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005167330A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007008336A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Toyota Industries Corp | 車両情報認識システム及び車両情報認識方法 |
WO2007029582A1 (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-15 | Ibm Japan, Ltd. | 表示装置、出力装置、表示システム、表示方法、媒体、プログラム、及び外部ユニット |
JP2009023270A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラム |
US8020770B2 (en) | 2005-09-07 | 2011-09-20 | International Business Machines Corporation | Display method and display apparatus |
JP2012065255A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Hitachi Ltd | カメラ管理装置、ネットワークカメラシステム、ネットワークカメラ制御方法、ネットワーク機器制御方法 |
CN104023213A (zh) * | 2014-06-23 | 2014-09-03 | 浙江宇视科技有限公司 | 一种基于二维码的交互式服务方法和系统 |
JP2015090504A (ja) * | 2013-11-05 | 2015-05-11 | 株式会社日立ソリューションズ | 画像撮像処理装置 |
-
2003
- 2003-11-28 JP JP2003399744A patent/JP2005167330A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007008336A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Toyota Industries Corp | 車両情報認識システム及び車両情報認識方法 |
JP4670515B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2011-04-13 | 株式会社豊田自動織機 | 車両情報認識システム及び車両情報認識方法 |
WO2007029582A1 (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-15 | Ibm Japan, Ltd. | 表示装置、出力装置、表示システム、表示方法、媒体、プログラム、及び外部ユニット |
JPWO2007029582A1 (ja) * | 2005-09-07 | 2009-03-19 | 日本アイ・ビー・エム株式会社 | 表示装置、出力装置、表示システム、表示方法、媒体、プログラム、及び外部ユニット |
US8020770B2 (en) | 2005-09-07 | 2011-09-20 | International Business Machines Corporation | Display method and display apparatus |
JP5015782B2 (ja) * | 2005-09-07 | 2012-08-29 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 表示装置、出力装置、表示システム、表示方法、媒体、プログラム、及び外部ユニット |
JP2009023270A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラム |
JP2012065255A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Hitachi Ltd | カメラ管理装置、ネットワークカメラシステム、ネットワークカメラ制御方法、ネットワーク機器制御方法 |
JP2015090504A (ja) * | 2013-11-05 | 2015-05-11 | 株式会社日立ソリューションズ | 画像撮像処理装置 |
CN104023213A (zh) * | 2014-06-23 | 2014-09-03 | 浙江宇视科技有限公司 | 一种基于二维码的交互式服务方法和系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8615561B2 (en) | Communication apparatus generating camera information for a display terminal to access a camera to acquire an image from the camera | |
JP4095243B2 (ja) | Url取得および処理システムおよびその方法およびその処理を実行するプログラムを記憶した記憶媒体。 | |
US7587403B2 (en) | Information input apparatus, information input method, control program, and storage medium | |
JP3943674B2 (ja) | カメラ制御システム並びにカメラサーバ及びその制御方法 | |
US7958135B2 (en) | Information processing apparatus, information recording system, information recording method, and computer-readable medium storing program | |
US8122513B2 (en) | Data storage device, data storage method, and program thereof | |
JP4749628B2 (ja) | アルバム作成装置、アルバム作成方法およびアルバム作成プログラム | |
KR101574241B1 (ko) | Qr 코드 인식 처리 시스템 | |
KR20070116558A (ko) | 정보 처리 시스템, 정보 처리 장치, 및 방법, 및 컴퓨터프로그램 | |
JP2005277619A (ja) | 画像データ管理・閲覧方法 | |
US8150819B2 (en) | Information-processing apparatus searching web server and downloading data, data searching method and data searching program executed in information-processing apparatus | |
JP2003196668A (ja) | ネットワークを介した画像の提供および閲覧 | |
JP2005167330A (ja) | 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法 | |
JP2004246867A (ja) | 印刷装置、プリントシステム及び印刷方法 | |
JP2004297134A (ja) | 合成画像提供システム、画像合成装置ならびにプログラム | |
JP2000287110A (ja) | デジタルカメラ装置の制御システム | |
JP2010282616A (ja) | 画像情報処理システム、および画像情報処理方法 | |
JP4423318B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置、画像処理装置の制御方法、撮像装置の制御方法 | |
JP2006195923A (ja) | 画像情報処理システム、および画像情報処理方法 | |
WO2004071096A2 (en) | An image server and an image server system | |
JP2017033128A (ja) | 情報提供システム、コンピュータプログラム及び印刷物 | |
JPH10224676A (ja) | デジタルカメラ | |
JP2006139632A (ja) | 画像データ処理方法、画像処理装置、画像処理プログラム | |
JP4340938B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム格納媒体 | |
KR101954320B1 (ko) | 스마트 디바이스의 일정 등록을 지원하는 캘린더 서비스 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070206 |