JP2005164433A - 蛍光マレイミド試薬を用いたタンパク質超分子複合体の化学量論比測定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記課題は、
(1)タンパク質超分子複合体を水溶性トリアルキルホスフィンまたはその塩を含むpH6.5-7.5の溶液に対して透析し
(2)透析後の水溶液にSDSを加えてタンパク質を変性させ、
(3)過剰の蛍光マレイミド試薬を加えて各タンパク質サブユニット中のシステイン残基と反応させ、
(4)水溶性チオールを加えて反応を停止させ、
(5)過剰の蛍光マレイミド試薬を除去し、
(6)SDS−PAGEにより各サブユニットタンパク質へ分離し、
(7)2次元蛍光アナライザーを用いて蛍光強度測定する、
ことを含む方法によって解決される。
【選択図】なし
Description
立体構造を始めとする物理的解析では多量の試料を必要とするが、生体内から得られる「生きた」超分子複合体の量は一般に微量である。従って目的超分子複合体の立体構造解析を行うためには、生体外で超分子複合体を再構成する必要があり、そのためには超分子複合体構成成分の全てを同定し、さらにはそれらの化学量論比を決定することが必須である。
タンパク質超分子複合体中のサブユニット、あるいはタンパク質混合溶液をSDS変性条件下、電気泳動法によって分離し(SDS−PAGE)、分離したタンパク質分子の定量法として、クマシーブリリアントブルー(CBB)を用いたバンド染色像よりデンシトメーター等を用いた強度測定法が一般的に用いられている(nature,227,680-695; EMBO J., 21, 2923-2935, 2002)。CBBによる単位タンパク質あたりの発色度はおおよそタンパク質の分子量に比例するとされている。しかし、実際には個々のタンパク質によって発色効率は大きく異なり、泳動ゲルのバンド定量結果から直接タンパク質超分子複合体の化学量論比を決められるケースは極めて少ない。したがって、CBB染色されたバンドから定量を行うためには、それぞれのタンパク質サブユニットを、紫外部吸収スペクトルなどを用いて濃度決定可能なほどに高度に精製した試料を調製し、そのそれぞれについて検量線を作成する必要がある。しかし、目的とする超分子複合体を構成するサブユニット数が多くなると、検量線作成には多大な労力を要する。また、複合体から単離することで不安定になるサブユニットの精製は極めて困難である。
Nat. Struct. Biol. 10, 141-145, 2003
(1)タンパク質超分子複合体をトリアルキルホスフィンまたはその塩を含むpH6.5−7.5の溶液に対して透析し
(2)透析後の水溶液にSDSを加えてタンパク質を変性させ、
(3)過剰の蛍光マレイミド試薬を加えて各タンパク質サブユニット中のシステイン残基と反応させ、
(4)水溶性チオールを加えて反応を停止させ、
(5)過剰の蛍光マレイミド試薬を除去し、
(6)SDS−PAGEにより各サブユニットタンパク質へ分離し、
(7)2次元蛍光アナライザーを用いて蛍光強度測定する、
ことを含む方法に関する。
(1)タンパク質複合体試料の前処理
SDS−PAGEにて個々のサブユニットの同定が可能なまでに精製したタンパク質複合体を、pH 6.5〜7.5、1mMのトリアルキルホスフィンまたはその塩を含む溶液に対して透析する。本明細書において「トリアルキルホスフィン」とはトリス(2−カルボキシエチル)ホスフィン(TCEP)またはトリス(3−カルボキシプロピル)ホスフィン(TCPP)を言い、「その塩」はそれらの塩酸、硫酸、硝酸、スルホン酸などの強酸との塩が好ましい。溶液のpHはマレイミド基とシステイン残基の側鎖スルフヒドリル(SH)基との間の反応特異性を維持するために重要である。また、TCEP等の水溶性トリアルキルホスフィンはマレイミド試薬との反応前に遊離システイン残基を保護し、かつマレイミド試薬と交換可能な還元剤である。必要であれば透析中にタンパク質複合体を安定に保ちうる試薬(NaCl、EDTA等)を添加しても良い。
透析終了後の(1)試料溶液に終濃度約1%(w/v)となるように10%SDS水溶液を加えてタンパク質を変性させる。存在しうるシステイン残基の約50倍量の蛍光マレイミド試薬(水溶液あるいは蛍光マレイミドの溶解を高める有機溶媒溶液)を加えて結合反応を開始する。遮光条件下、室温で2時間静置後、蛍光マレイミド試薬に対して大過剰量の水溶性チオール、例えばβ−メルカプトエタノールを加えて反応を停止させる。蛍光マレイミド試薬としてはフルオレセイン−5−マレイミド、アレキサフラワ532(Alexa Flour 532、Molecular Probe社)、アレキサフラワ546(Alexa Flour 546,Molecular Probe社)、テトラメチルローダミン(Molecular Probe社)を含む。
操作(5)での蛍光イメージアナライザによる蛍光強度測定の際、ラベル化タンパク質のバンド強度測定の妨げとならぬように、ゲルろ過スピンカラムにてbuffer交換を行い、試料溶液中の余剰の蛍光マレイミド試薬を除去する。スピンカラムは1%(w/v) SDSを添加した(1)で用いた透析bufferで平衡化しておく。
グリセロールなど、SDS−PAGEゲルへのローディングに必要な試薬を適当量加え、電気泳動用試料に調製する。あらかじめ予備測定にて蛍光イメージアナライザでの蛍光強度の検出・定量可能な試料添加量を求めておき、その範囲内で約10段階ほど添加量を変えてアプライし、遮光条件下で通常通りにSDS−PAGEを行う。
ゲルに残存する電気泳動バッファーは蛍光イメージのバックグラウンドを大幅に上昇させてしまうので、電気泳動終了後、ゲルを蒸留脱イオン水に浸して遮光条件下、数分間浸透して、ゲル中泳動バッファーを水に置換する。蛍光イメージアナライザのプロトコールに従って、SDS−PAGEゲルからそれぞれのタンパク質サブユニットから発せられる蛍光強度を読みとり、蛍光強度定量を行う。強度読み取り時間内のわずかな時間差による強度測定誤差を極力抑えるため、SDS−PAGEにおける試料泳動方向とイメージアナライザの主走査方向を一致させることが望ましい。アナライザ付属の解析ソフト或いは市販の2次元イメージ解析ソフトにより、個々のタンパク質バンドの蛍光強度を読みとる。システイン残基数をもとに各タンパク質サブユニットの相対強度比を計算する。
(2)透析後、65μlの試料溶液に10%(w/v)SDS水溶液9μl(終濃度約1%(w/v))、20mM フルオレセイン−5−マレイミドのDMF溶液を3μl(終濃度約650nM)、DMFを15μl(終濃度約20%(v/v))加え、遮光条件下、室温で2時間静置した。DMFはフルオレセイン−5−マレイミドの溶解度を保持するために必要とされる。
(3)100mM β−メルカプトエタノールを10μl加え、反応を停止させた。1%SDSを含む透析バッファーで平衡化しておいた簡易型ゲルろ過スピンカラム(AmershamBioscience社 G-50spin column)に3)の試料をアプライし、余剰のフルオレセイン−5−マレイミドを除去した。
(4)5xSDS−PAGE loadingバッファー(300mM Tris、10%(w/v)SDS、5%(v/v) β−メルカプトエタノール、35%(v/v)グリセロール、0.05%(w/v) ブロモフェノールブルー)を15μl加え、SDS−PAGE用試料とした。試料は必要に応じて、1xSDS−PAGE loadingバッファーを用いて希釈した。
(5)4−20%グラジエントゲル(第一化学薬品)を用いてSDS−PAGEを行った。検量線作成のために同種類の試料を、添加量を変えて泳動を行うときは、ハンド定量時に隣接レーンとのバンドの重なりを極力避けるために、隣接レーンとは時間差を与えてゲルにアプライした。遮光条件下、室温にて40kV、100mAで約60分間泳動を行った。
(6)電気泳動終了後、ゲルを蒸留脱イオン水に浸し、数分間穏やかに振とうした。
(7)蛍光イメージアナライザ(HITACHI社製FMBIOII、蛍光励起波長=532nm、検出波長=505nm)の読み取り部ガラス板をイソプロパノールで丁寧に磨き、少量の水を乗せ、空気が入らないように丁寧にゲルを乗せた。繰り返し回数512回(読み取り時間約10分)でバンドイメージを読みとった。
(8)イメージアナライザ付属の解析ソフトウェアにてバンド定量を行った。解析は「1Dゲル解析モード」、すなわち各レーンごとにバックグランドを見積り、バンド強度の積算を行った。
(9)結果1:蛍光マレイミド試薬とシステイン残基の反応特異性について。図3に示す通り、CBB染色では可視化されるシステイン残基を持たないタンパク質は、蛍光強度測定ではバンドは全く検出されなかった。これは、反応が極めて特異的であることを示している(図3a)。
(10)結果2:各ポリペプチド鎖当たり1個のシステイン残基を有する変異RFC複合体(RFCL−I168C/RFCS−C161S)を約1.0〜10.0pmol(0.2〜2.0μg)の範囲で14段階の希釈系列でSDS−PAGEにアプライし、バンド強度測定ならびに化学量論比の測定を行った(図4)。測定結果を表1に示す。横軸に試料アプライ量、縦軸にバンド強度をプロットしたグラフから、蛍光強度は試料量と高い直線性を示すことがわかった(図4b)。それぞれの検量線の傾きの比から得られたRFCLとRFCLの化学量論比は1:4であり、予想と一致した結果である。また、各レーンごとに求めたRFCLとRFCSのバンド強度比(表1)をプロットしたグラフからも、RFCLとRFCLの化学量論比は1:4であること示された(図4c)。
[表1]
注入(μl) RFCL RFCS S/L比
12 2935 11443 3.90
10 2096 8976 4.28
9 1947 7134 3.66
8 1531 6584 4.30
7 1441 5487 3.81
6 1276 5112 4.01
5 953 3919 4.11
4 832 3449 4.15
3.5 853 3084 3.62
3 545 2669 4.90
2.5 534 2215 4.15
2 367 1664 4.53
1.5 386 1407 3.65
1 195 745 3.82
1)SDSなど界面活性剤を用いた還元変性条件下、蛍光発色団とマレイミド基を併せ持つ蛍光マレイミド試薬をシステイン残基に特異的に結合させることで、立体構造に依存せずに100%の効率でシステイン残基をラベル化することができ、蛍光強度から非常に正確な化学量論比の決定を可能とする。
2)あらかじめ蛍光マレイミド試薬によってラベル化した超分子複合体をSDS−PAGEで分離、ごく短時間の前処理操作後、迅速かつ低いノイズレベルで2次元蛍光イメージアナライザによって個々のサブユニットの可視化および蛍光強度測定を可能とする。
3)SDS−PAGEによって超分子複合体を分離するので、一度に多数の条件の解析が可能であり、個々のサブユニットの検量線の作成と、化学量論比の決定を一回の分析で同時に行うことを可能とする。
4)蛍光ラベルを利用することで、CBB染色では検出困難な0.1μg程度の試料でも定量測定することを可能とする。
5)本発明法により機能的なタンパク質超分子複合体中のサブユニットの正確な化学量論比をすることによって、試料調製(ロット)ごとのばらつきを高精度で評価する事ができ、目的複合体の機能解析および構造解析に対して高い再現性を与える。
6)試験管内で再構成によって調製したタンパク質超分子複合体と、生体内より抽出した複合体との成分比較を正確に行うことができ、再構成複合体の機能解析および構造解析における実験結果の信頼性・再現性を評価することができる。
7)タンパク質複合体を構成する各サブユニットの分離をSDS−PAGEによって行うので、各サブユニットの検出・定量の妨げにさえならなければ、粗精製試料複合体を用いても、高度に精製した試料を用いた場合と同様の正確な化学量論比測定が可能である。
8)定量用プローブとして蛍光発色団を用いるので、微量の試料で定量測定を行うことができる。また、放射性同位体を用いる方法に比べて特別な実験設備等を必要とせず、実験の安全性・簡便性の点で極めて有利である。したがって、蛍光マレイミド試薬の安定性、測定の定量性・感度、操作プロトコールを改善すれば、より簡便かつ信頼性の高いタンパク質超分子複合体化学量論比測定法としてキット化が可能である。
Claims (1)
- タンパク質超分子複合体の各サブユニットタンパク質の化学量論比を測定する方法であって、
(1)タンパク質超分子複合体をトリアルキルホスフィンまたはその塩を含むpH6.5−7.5の溶液に対して透析し
(2)透析後の水溶液にSDSを加えてタンパク質を変性させ、
(3)過剰の蛍光マレイミド試薬を加えて各タンパク質サブユニット中のシステイン残基と反応させ、
(4)水溶性チオールを加えて反応を停止させ、
(5)過剰の蛍光マレイミド試薬を除去し、
(6)SDS−PAGEにより各サブユニットタンパク質へ分離し、
(7)2次元蛍光アナライザーを用いて蛍光強度測定する、
ことを含む方法。
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JP2003404844A JP2005164433A (ja) | 2003-12-03 | 2003-12-03 | 蛍光マレイミド試薬を用いたタンパク質超分子複合体の化学量論比測定方法 |
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---|---|---|---|---|
CN112557361A (zh) * | 2020-12-02 | 2021-03-26 | 河南工业大学 | 一种利用干热大豆分离蛋白为模型分析杂环胺形成机理的方法 |
-
2003
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CN112557361A (zh) * | 2020-12-02 | 2021-03-26 | 河南工业大学 | 一种利用干热大豆分离蛋白为模型分析杂环胺形成机理的方法 |
CN112557361B (zh) * | 2020-12-02 | 2023-08-18 | 河南工业大学 | 一种利用干热大豆分离蛋白为模型分析杂环胺形成机理的方法 |
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