JP2005164344A - 化学除染方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
PLR配管のリングヘッダの除染が可能な化学除染方法を提供することにある。
【解決手段】
A循環ポンプ4,加熱器2が取り付けられたサージタンク1,混床樹脂塔8,カチオン樹脂塔7及びB循環ポンプ5が、除染対象のPLR配管22に接続された配管30に設けられる。酸化除染は酸化除染液が配管30よりPLR配管22内に供給されて、還元除染は還元除染液が配管30よりPLR配管22内に供給されて実行される。各除染時において、A循環ポンプ4からの除染液の吐出流量をB循環ポンプ5からのその吐出流量よりも多くすることによって、流量差によって生じた除染液の一部をサージタンク1内からPLR配管22内に供給し、PLR配管22内の除染液位を上昇させ、リングヘッダ23に除染液を供給する。除染中においてPLR配管22内の除染液の液位を変動させることにより、PLR配管22のリングヘッダ23の化学除染を可能にする。
【選択図】図3

Description

本発明は、原子炉冷却材再循環系配管(以下、「PLR配管」という)内の化学除染方法に係わり、特に除染中の配管内液位を変動させることにより、PLR配管の水平集合配管(以下、「リングヘッダ」という)の化学除染を可能にする除染方法に関する。
原子力発電プラント原子炉圧力容器(以下、「圧力容器」という)に供給される冷却材は、PLR配管を介し、原子炉冷却材再循環ポンプ(以下、「PLRポンプ」という)により循環され、圧力容器内の冷却材を循環させて、燃料の核分裂によって発生した熱を吸収して蒸気とし、湿分を分離,乾燥した後、蒸気はタービンへ送られ、発電に供せられる。
一方、原子力発電所は、技術の進歩に伴い、開発される予防保全技術を適宜適用することにより、信頼性の向上を図って来ている。予防保全の一環として、PLR配管溶接部等の健全性を確認するため、同配管の点検が定期的に行われている。
PLR配管内の内面には酸化皮膜が付着しており、酸化皮膜中に放射性物質が含まれている。そのため、PLR配管の点検あるいは保修作業に先だって、酸化皮膜を除去することにより、放射性物質を除去することが作業時の被ばく低減に有効であり、その方法として、配管内表面に付着している酸化皮膜を化学薬品により溶解する化学除染方法が用いられている。
化学除染に関する技術としては、例えば第1の先行技術として特許文献1に開示がある。その開示された内容を図7に示す。
図7は、除染槽内の除染対象物に対して、除染槽内の除染液を貯留槽へ戻す運転をポンプの起動あるいは停止、または除染液の供給ラインと循環ラインへの切替え、あるいは空気,窒素,不活性ガスの供給と停止など所定時間毎に繰り返し、除染濃度の低下を防止するものである。図6は、除染槽32と化学除染液を貯留する貯留槽33を設けた化学除染装置である。本構成において、除染液を除染槽32から貯留槽33へ移送し、除染液と除染対象物31を分離させる固液分離操作と、接触させる固液接触操作を繰り返し行うことで、溶解速度の低下を防止して、短時間に放射能レベルを低減できるとしている。
その他の化学除染に関する技術としては、例えば第2の先行技術として、図4に示す除染構成で図6に示す運転フローでPLR配管の化学除染を実施している場合がある。図4及び図6を用いて従来のPLR配管の除染方法を説明する。
本構成においては、除染対象物であるPLR配管22はA循環ポンプ4吐出側の取合弁25aのボンネット部及びB循環ポンプ5吸込み側の取合弁25bのボンネット部で接続されている。取合弁25a,25b共にPLR配管と反対の方向に除染液が流れていかないように各々の弁ボデー内に閉止板26a,26bが設置されている。
図6に示すSTEP1としてサージタンク1,A循環ポンプ4,PLR配管22,B循環ポンプ5,サージタンク1からなる循環路の系統構成を行い、STEP2としてA循環ポンプ4及びB循環ポンプ5の運転を開始し、サージタンク1内の液はA循環ポンプ4によってPLR配管22に供給され、PLR配管22内の液はB循環ポンプ5によってサージタンク1に戻すことによって循環運転を行う。
その後、PLR配管22に流入するA接合部27a及びPLR配管22から流出するB接合部27bよりも上方に位置する垂直配管28a,垂直配管28bの除染を実施するために、STEP3としてA循環ポンプ4の流量をB循環ポンプ5の流量よりも多くし、サージタンク1からPLR配管22への純水供給量を多くして、所定の位置まで液位が上昇させる。所定の液位に達したら、A循環ポンプ4とB循環ポンプ5の流量を同じになるようにして、液位を一定に保持する。その後、STEP4としてサージタンク1内に内蔵している加熱器2の電源をONとして除染液の加熱を開始する。
純水が所定の温度まで上昇したら、STEP5として薬品投入口3から酸化剤を投入し、化学除染装置内の純水を酸化除染液にする。酸化除染液は、自然対流により垂直配管
28a,28bにも供給される。この状態を数時間保持することによって、PLR配管
22の内表面に付着する酸化皮膜中に取り込まれたクロム酸化物等を溶解する。
所定の酸化除染が終了したら、STEP6として酸化除染液中に薬品投入口3から還元剤を投入し、酸化除染液を分解する。
酸化剤の分解が終了したら、STEP7として薬品投入口3から還元剤を追加投入し化学除染装置内の液を還元除染液にする。還元除染液は、自然対流により垂直配管28a,28bにも供給される。この状態を10時間程度保持することによって、PLR配管22の酸化皮膜の主成分である鉄酸化物等を溶解する。この時には、還元除染液をカチオン樹脂塔8に通水し、還元除染液によって溶解した金属イオン,酸化除染液の分解によって生成された金属イオンを除去する。
その後、STEP8として除染剤分解装置9への通水を行い還元除染液を分解する。垂直配管28a,28b内の還元除染液は、自然対流によって循環路内の液と置換えされながら還元剤は分解される。
還元除染液の分解が終了したら、STEP9として冷却器6及び混床樹脂塔7に液を通水し、PLR配管22の洗浄を行う。この際にも、垂直配管28a,28b内の液は、自然対流によって循環路内の浄化液と置換えされ、浄化される。
前記のような化学除染運転を1サイクルとして、STEP5〜STEP9の操作がPLR配管22の汚染度合いに応じて2〜数サイクル程度繰り返され、化学除染を終了する。
特開平7−253496号公報
第1の先行技術では、除染槽内の除染液位を変動させ、除染対象物に対して、固液分離と固液接触を繰り返すことが示されているが、酸化除染液と還元除染液の2種類の除染液を別個に用いて除染対象物を化学除染する場合の運転方法は示されていない。また、除染対象物の化学除染が終了した後にも、除染液が除染対象物に付着したままにも関わらず、その浄化方法が示されていない。更に、使用した除染液は分解等の方法により処理が必要であるにも関わらず、除染液の処理方法も示されていない。
第2の先行技術では、除染液が除染対象であるPLR配管に流入する接合部及びPLR配管から流出する接合部間(以下、「強制流動除染範囲」という。)は強制流動であり、それ以外の部位(以下、「自然対流除染範囲」という。)は自然対流である。そのため、自然対流除染範囲は垂直あるいは上向きの傾斜配管でなければ除染液を供給することができない。沸騰水型原子炉においては、再循環ポンプ出口配管部に水平集合管(以下、「リングヘッダ」という。)が設置されており、このリングヘッダによって5本程度の配管に分割されて、炉内に冷却材を供給している。
従って、リングヘッダを化学除染により放射性物質を除去しようとして、リングヘッダまで液位を上昇させたとしても、除染液は自然対流によってリングヘッダの両端まで供給することはできないため、リングヘッダの除染は不可能であった。
本発明の目的は、原子炉冷却材再循環系配管のリングヘッダの除染が可能な化学除染方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、PLR配管の垂直配管部に液位を保持した状態で酸化除染剤又は還元除染剤を投入し、均一な除染液とした後に、液位を上昇させてリングヘッダに除染液を供給する。除染剤温度が低下した場合又は除染剤を分解する場合には、垂直配管途中まで液位を低下させて、自然対流を用いて除染液の加熱又除染剤を分解する化学除染方法とする。具体的な手段は以下の通りである。
化学除染装置は、加熱器内蔵のサージタンク,PLR配管に除染液を供給するA循環ポンプ(第1循環ポンプ),PLR配管から除染液をサージタンクに戻すB循環ポンプ(第2循環ポンプ),溶解した酸化物を除去するカチオン樹脂塔,除染液を浄化する混床樹脂塔,還元除染液を分解する除染剤分解装置,除染液を冷却する冷却器,除染剤を投入する薬品投入口及びこれらの装置を接続するホース,弁等から構成され、除染対象物である
PLR配管はA循環ポンプの吐出側と取合弁のボンネット部及びB循環ポンプの吸込み側と取合弁のボンネット部で接続されている。これらの取り合いに用いられている弁は、
PLR配管と反対の方向に除染液が流れていかないように各々の弁ボデー内に閉止板が設置されている。
サージタンク,A循環ポンプ,PLR配管,B循環ポンプからなる循環路において、サージタンク内の純水をA循環ポンプによってPLR配管に供給し、PLR配管内の純水はB循環ポンプによってサージタンクに戻す循環運転を行う。その後、A循環ポンプの流量をB循環ポンプの流量よりも多くし、サージタンクからPLR配管への純水供給量を多くして、所定の液位(以下、「液位A」という。)まで上昇させる。液位Aに達したら、A循環ポンプとB循環ポンプの流量を同じになるようにして、液位を一定に保持する。その後、サージタンク内に内蔵している加熱器の電源をONとして、所定の温度まで純水を昇温する。
純水が所定の温度に達したら、薬品投入口から酸化剤を投入し、強制循環及び自然対流によって均一な酸化除染液を作る。その後、A循環ポンプの流量をB循環ポンプの流量よりも多くし、PLR配管への除染液供給量を多くし、リングヘッダよりも高い位置(以下、「液位B」という。)までPLR配管の水位を上昇させ、酸化除染液を供給する。液位Bに達したら、液位が一定に保持されるように、A循環ポンプとB循環ポンプの流量を制御し、この状態を数時間保持することによってクロム酸化物の溶解を行う。放熱によりリングヘッダ内の酸化除染液の温度が低下し、酸化除染効果が低下した場合には、A循環ポンプの流量をB循環ポンプの流量よりも少なくし、PLR配管内の酸化除染液の一部をサージタンクに回収することによって、リングヘッダよりも低い液位Aまで酸化除染液位を低下させる。液位Aに達したら、液位が一定に保持されるように、A循環ポンプとB循環ポンプの流量を制御しながら自然対流によって酸化除染液温度を所定の温度まで再昇温する。酸化除染液が所定の温度まで昇温したら、A循環ポンプの流量をB循環ポンプの流量よりも多くし、液位Bまで酸化除染液位を上昇させる。液位Bに達したら、液位が一定に保持されるように、A循環ポンプとB循環ポンプの流量を制御する。
酸化除染が終了したら、A循環ポンプの流量をB循環ポンプの流量よりも少なくし、
PLR配管内の酸化除染液の一部をサージタンクに回収することによって、リングヘッダよりも低い液位Aまで酸化除染液位を低下させる。液位Aに達したら、液位が一定に保持されるように、A循環ポンプとB循環ポンプの流量を制御した状態で、薬品投入口から還元剤を投入し、酸化除染液を分解する。
酸化除染液が分解したら、カチオン樹脂塔に通水を行い、薬品投入口から還元剤を追加投入し、還元除染液を作る。その後、A循環ポンプの流量をB循環ポンプの流量よりも多くし、PLR配管への供給を多くし、サージタンク内の還元除染液の一部をPLR配管に供給することによって、液位Bまで還元除染液位を上昇させ、水平配管であるリングヘッダに還元除染液を供給する。液位Bに達したら、液位が一定に保持されるように、A循環ポンプとB循環ポンプの流量を制御し、この状態を10数時間保持し、鉄酸化物を溶解し、カチオン樹脂塔で吸着する。放熱によりリングヘッダ内の還元除染液の温度が低下し、還元除染効果が低下した場合には、A循環ポンプの流量をB循環ポンプの流量よりも少なくし、PLR配管内の還元除染液の一部をサージタンクに回収することによって、リングヘッダよりも低い液位Aまで還元除染液位を低下させる。液位Aに達したら、液位が一定に保持されるように、A循環ポンプとB循環ポンプの流量を制御しながら自然対流によって還元除染液温度を所定の温度まで再昇温する。還元除染液が所定の温度まで昇温したら、A循環ポンプの流量をB循環ポンプの流量よりも多くし、液位Bまで還元除染液位を上昇させ、再びリングヘッダに還元除染液を供給する。液位Bに達したら、液位が一定に保持されるように、A循環ポンプとB循環ポンプの流量を制御する。
還元除染が終了したら、A循環ポンプの流量をB循環ポンプの流量よりも少なくし、
PLR配管内の還元除染液の一部をサージタンクに回収することによって、リングヘッダよりも低い液位Aまで還元除染液位を低下させる。液位Aに達したら、液位が一定に保持されるように、A循環ポンプとB循環ポンプの流量を制御しながら除染剤分解装置に通水して、還元除染液を分解する。
還元除染液の分解が終了したら、カチオン樹脂塔をバイパスし、冷却器及び混床樹脂塔に除染液を通水して浄化する。その後、A循環ポンプの流量をB循環ポンプの流量よりも多くし、PLR配管への供給を多くし、サージタンク内の浄化水の一部をPLR配管に供給することによって、液位Bまで上昇させ、水平配管であるリングヘッダに浄化水を供給する。液位Bに達したら、液位が一定に保持されるように、A循環ポンプとB循環ポンプの流量を制御して、リングヘッダ内面に付着している還元除染剤を除去する。その後、A循環ポンプの流量をB循環ポンプの流量よりも少なくし、PLR配管内の浄化水の一部をサージA循環ポンプの流量をB循環ポンプの流量よりも少なくし、PLR配管内の浄化水の一部をサージタンクに回収することによって、リングヘッダよりも低い液位Aまで低下させる。液位Aに達したら、液位が一定に保持されるように、A循環ポンプとB循環ポンプの流量制御する。このような浄化水の液位上昇,下降を繰り返すことによって、リングヘッダの内面に付着した還元除染剤を除去する。
前記のような化学除染運転を1サイクルとして、PLR配管の汚染度合いに応じて2〜数サイクル程度繰り返し、化学除染を終了する。
本発明によれば、PLR配管の垂直配管部に液位を保持した状態で酸化除染剤又は還元除染剤を投入し、均一な除染液とした後に、液位を上昇させてリングヘッダに除染液を供給し、除染剤温度が低下した場合又は除染剤を分解する場合には、垂直配管途中まで液位を低下させて、自然対流を用いて除染液の加熱又除染剤を分解することが可能となり、従来化学除染ができなかったリングヘッダの化学除染を行うことができる。
本発明の実施例を図1,図2,図3及び図4を用いて説明する。
化学除染装置は、図4に示すように加熱器2を内蔵したサージタンク1,PLR配管
22に除染液を供給するA循環ポンプ4,PLR配管から除染液をサージタンクに戻すB循環ポンプ5,溶解した酸化物を除去するカチオン樹脂塔8,除染液を浄化する混床樹脂塔7,還元除染液を分解する除染剤分解装置9,除染液を冷却する冷却器6を有する。配管(またはホース)30が、取合弁25aのボンネット部及び取合弁25bのボンネット部に接続されている。配管30には、上流側より、弁V5,B循環ポンプ5,弁V6,
V7,V10,V13,V16,サージタンク1,A循環ポンプ4、及び弁V1,V3が取り付けられている。弁V2を有する配管(またはホース)32が、弁V1の下流側で配管30に接続され、更にサージタンク1に接続される。除染剤を投入する薬品投入口3が配管32に設けられる。
弁V8,V9を備えた配管(またはホース)34が、弁V7をバイパスするように配管
30に接続される。冷却器6が弁V8と弁V9との間で配管34に設置される。弁V11,V12を備えた配管(またはホース)35が、弁V10をバイパスするように配管30に接続される。混床樹脂塔7が弁V11と弁V12との間で配管35に設置される。弁
V14,V15を備えた配管(またはホース)36が、弁V13をバイパスするように配管30に接続される。カチオン樹脂塔8が弁V14と弁V15との間で配管36に設置される。弁V17,V18を備えた配管(またはホース)33が、弁V16をバイパスするように配管30に接続される。除染剤分解装置9が弁V17と弁V18との間で配管33に設置される。弁V4を備えたバイパス配管31が、弁V5の下流側で、弁V3の上流側で配管30に接続される。
取合弁25aはA接合部27aを介してPLR配管22の垂直配管28aに接続され、取合弁25bはB接合部27bを介してPLR配管22の垂直配管28bに接続されている。このため、配管30は、除染対象物であるPLR配管22に接続される。取合弁25a,25bは、PLR配管と反対の方向に除染液が流れていかないように各々の弁ボデー内に閉止板26a,26bを設置している。
A循環ポンプ4及びB循環ポンプ5を駆動することによって、PLR配管22内の液体が、取合弁25a,A循環ポンプ4,サージタンク1,B循環ポンプ5及び取合弁25bを経てPLR配管22に戻される。
図1及び図2を用いて本実施例の化学除染方法について説明する。STEP1として弁V1,V4,V6,V7,V10,V13,V16を「開」とし、その他の弁を「閉」とする。この時のPLR配管22内の液位は図3(a)に示すようになっている。
STEP2では、A循環ポンプ4とB循環ポンプ5を運転することにより、サージタンク1内の純水を、配管30、及びPLR配管22のバイパス配管31で形成される循環路に循環させる。その後、弁V3,V5を「開」、弁V4を「閉」として、サージタンク1内の純水をA循環ポンプ4によってPLR配管22に供給し、PLR配管22内の純水をB循環ポンプ5によってサージタンク1に戻す循環運転を行う。なお、前記ではPLR配管22のバイパス配管31に通水後、PLR配管22に通水し、バイパス配管31への通水を停止するとしているが、バイパス配管31に通水せずに、A循環ポンプ4及びB循環ポンプ5の運転開始から、PLR配管22に通水しても良い。
STEP3では、A循環ポンプ4から吐出される純水の流量をB循環ポンプ5から吐出されるその流量よりも多くし、サージタンク1からPLR配管22への純水供給量を多くして、図3(b)に示すようにPLR配管22内の純水の液位を液位Aまで上昇させる。その液位が液位Aに達したら、A循環ポンプ4とB循環ポンプ5のそれぞれから吐出される純水の流量を同じになるようにして、PLR配管22内の純水の液位を液位Aに保持する。本実施例では、B循環ポンプ5の入口圧力が一定になるように、B循環ポンプ5の出口弁V6を制御し、PLR配管22内の純水の液位を液位Aに保持する。なお、A循環ポンプ4とB循環ポンプ5からの吐出流量が同じになるようにすれば、PLR配管22内の液位を液位Aに保持できるため、PLR配管22内の液位,サージタンク1内の液位,A循環ポンプ4とB循環ポンプ5の流量差を制御しても良い。
PLR配管22内の液位が安定したら、サージタンク1内に内蔵している加熱器2の電源をONにして、所定の温度まで純水を昇温する(STEP4)。純水が所定の温度に達したら、薬品投入口3から配管32内に酸化剤を投入し、配管30及びPLR配管22内の強制循環及び自然対流によって均一な酸化除染液を作る(STEP5)。
STEP6では、A循環ポンプ4から吐出され酸化除染液の流量をB循環ポンプ5から吐出されるその流量よりも多くし、PLR配管22への酸化除染液供給量を多くし、図3(c)に示すようにリングヘッダ23よりも高い液位BまでPLR配管22の酸化除染液の液位を上昇させ、リングヘッダ23内に酸化除染液を供給する。酸化除染液の液位が液位Bに達したら、液位が液位Bに保持されるように、A循環ポンプとB循環ポンプの吐出流量を制御し、この状態を数時間保持することによってPLR配管22及びリングヘッダ23内のクロム酸化物の溶解を行う。
STEP7として放熱によりリングヘッダ23内の酸化除染液の温度が低下し、酸化除染効果が低下した場合には、A循環ポンプ4の吐出流量をB循環ポンプ5の吐出流量よりも少なくし、PLR配管22内の酸化除染液の一部をサージタンク1に回収することによって、図3(b)に示すようにリングヘッダ23よりも低い液位Aまで酸化除染液位を低下させる。
STEP8として液位Aに達したら、その酸化除染液位が液位Aに保持されるように、A循環ポンプ4とB循環ポンプ5の各吐出流量を制御しながら自然対流によって酸化除染液温度を所定の温度まで再昇温する。
STEP9として酸化除染液が所定の温度まで昇温したら、A循環ポンプの酸化除染液の吐出流量をB循環ポンプのその吐出流量よりも多くし、液位Bまで酸化除染液位を上昇させる。液位Bに達したら、液位が一定に保持されるように、A循環ポンプとB循環ポンプの吐出流量を制御する。
酸化除染中にリングヘッダ23内の酸化除染液温度が低下し、除染効果が低下した場合、STEP7からSTEP9を繰り返す。
酸化除染が終了したら、STEP10としてA循環ポンプ4の吐出流量をB循環ポンプ5の吐出流量よりも少なくし、PLR配管22内の酸化除染液の一部をサージタンク1に回収することによって、リングヘッダ23よりも低い液位AまでPLR配管22内の酸化除染液の液位を低下させる。
STEP11で、液位Aに達したら、PLR配管22内の液位が液位Aに保持されるように、A循環ポンプ4とB循環ポンプ5の流量を制御した状態で、薬品投入口3から還元剤を投入し、酸化除染液を分解する。酸化除染液の分解終了後に、STEP12で弁V14,V15を「開」、V13を「閉」にし、配管36によりカチオン樹脂塔8に通水する。その後、薬品投入口3から還元剤を配管32内に追加投入し、配管30及びPLR配管
22内の強制循環及び自然対流によって均一な還元除染液を作る。
STEP13では、A循環ポンプ4から吐出される還元除染液の流量をB循環ポンプ5から吐出されるその流量よりも多くし、PLR配管22への還元除染液の供給量を多くし、サージタンク1内の還元除染液の一部をPLR配管22に供給することによって、液位BまでPLR配管22内の還元除染液位を上昇させる。これにより、水平配管であるリングヘッダ23に還元除染液を供給する。還元除染の液位が液位Bに達したら、その液位が液位Bに保持されるように、A循環ポンプ4とB循環ポンプ5の各吐出流量を制御し、この状態を10数時間保持する。この期間において、リングヘッダ23を含むPLR配管
22内の鉄酸化物が溶解され、鉄イオンがカチオン樹脂塔8内のカチオン樹脂に吸着されて除去される。
STEP14では、放熱によりリングヘッダ23内の還元除染液の温度が低下し、還元除染効果が低下した場合には、A循環ポンプ4の吐出流量をB循環ポンプ5の吐出流量よりも少なくし、PLR配管22内の還元除染液の一部をサージタンク1に回収することによって、リングヘッダ23よりも低い液位Aまで還元除染液の液位を低下させる。
還元除染液の液位の液位Aまで低下したら、その液位が液位Aに保持されるように、A循環ポンプ4とB循環ポンプ5の各吐出流量を制御しながら自然対流によって還元除染液温度を所定の温度まで再昇温する(STEP15)。
STEP16では、還元除染液が所定の温度まで昇温したとき、A循環ポンプ4の還元除染液の吐出流量をB循環ポンプ5のその流量よりも多くし、PLR配管22内の還元除染液の液位を液位Bまで上昇させ、再びリングヘッダ23に還元除染液を供給する。還元除染液の液位が液位Bに達したとき、その液位が液位Bに保持されるように、A循環ポンプ4とB循環ポンプ5の各吐出流量を制御する。還元除染中にリングヘッダ23内の還元除染液温度が低下し、除染効果が低下した場合、STEP14からSTEP16を繰り返す。
還元除染が終了したとき、STEP17では、A循環ポンプ4の吐出流量をB循環ポンプ5の吐出流量よりも少なくし、PLR配管22内の還元除染液の一部をサージタンク1に回収する。これによって、リングヘッダ23よりも低い液位AまでPLR配管22内の還元除染液の液位を低下させる。
STEP18では、還元除染液の液位が液位Aまで低下したとき、その液位が液位Aに保持されるように、A循環ポンプとB循環ポンプの各吐出流量を制御する。その後、弁
V17,V18を「開」、弁V16を「閉」とし、配管30内の還元除染液を除染剤分解装置9に供給して、還元除染液を除染剤分解装置9で分解する。還元除染液の分解が終了したとき、STEP19で弁V13を「開」、弁V14,V15を「閉」としてカチオン樹脂塔8をバイパスし、弁V8,V9,V11,V12を「開」、弁V7,V10を「閉」として冷却器6及び混床樹脂塔7に除染液を通水して浄化する。
STEP20では、A循環ポンプ4の吐出流量をB循環ポンプ5の吐出流量よりも多くし、PLR配管22への液体の供給を多くし、サージタンク1内の浄化水の一部をPLR配管22内に供給する。これによって、PLR配管22内の液位を液位Bまで上昇させ、水平配管であるリングヘッダ23に浄化水を供給する。その液位が液位Bに達したら、その液位が液位Bに保持されるように、A循環ポンプ4とB循環ポンプ5のそれぞれから吐出される流量を制御して、リングヘッダ23内面に付着している還元除染剤を除去する。
STEP21では、A循環ポンプ4の吐出流量をB循環ポンプ5の吐出流量よりも少なくし、PLR配管22内の浄化水の一部をサージタンク1に回収する。これによって、リングヘッダ23よりも低い液位Aまで低下させる。液位Aに達したら、PLR配管22内の液位が液位Aに保持されるように、A循環ポンプ4とB循環ポンプ5の各吐出流量を制御する。
STEP20とSTEP21の操作により、浄化水の液位上昇,下降を繰り返すことによって、リングヘッダ23の内面に付着した還元除染剤を除去する。前記のような化学除染運転を1サイクルとして、PLR配管の汚染度合いに応じて2〜数サイクル程度繰り返し、化学除染を終了する。
図5は他の実施例を示す。本実施例は、サージタンク容量が十分になく、PLR配管内の液位変動による除染液をサージタンクに受入れられない場合での、リングヘッダを除染するための装置を示す。本実施例の実施例1と相違する部分は、除染液を受入れるための補助タンク10、及び補助タンク10からサージタンク1に除染液を移送する移送ポンプ11を追加した点である。配管37の弁V18側の接続点とサージタンク1との間で、弁
V19が配管30に設置される。弁V20,V21を備えた配管(またはホース)37が、弁V19をバイパスするように配管30に接続される。補助タンク10及び移送ポンプ11が弁V20と弁V21との間で配管37に設置される。
本実施例のPLR配管の除染方法は、図1及び図2に示す実施例1と同じであるが、本実施例のPLR配管の液位調整方法が実施例1と下記のように相違する。
PLR配管22内の液位を図3(c)に示す液位Bまで上昇させる際には、A循環ポンプ4の吐出流量をB循環ポンプ5の吐出流量よりも多くし、かつ、弁V21を「開」として、除染液を補助タンク10からサージタンク1に移送ポンプ11によって移送し、サージタンク1の液位が過度に低下しないようにする。
PLR配管22内の液位を図3(b)に示す液位Aまで低下させる際には、A循環ポンプ4の吐出流量をB循環ポンプ5の吐出流量よりも少なくし、かつ、弁V20を「開」として、B循環ポンプ5とA循環ポンプ4の各吐出流量差分を補助タンク10に回収し、サージタンク1の液位が過度に上昇しないようにする。
本発明の好適な一実施例である化学除染方法における処理ステップの一部を示すフロー図である。 本発明の好適な一実施例である化学除染方法における残りのステップを示すフロー図である。 図1及び図2における化学除染方法におけるPLR配管22内の液位の状態を示し、(a)はPLR配管に化学除染装置を取り付けた後におけるPLR配管内の液位の状態を示す説明図であり、(b)は酸化除染及び還元除染終了後におけるPLR配管内の液位の状態を示す説明図であり、(c)は酸化除染及び還元除染時におけるPLR配管内の液位の状態を示す説明図である。 本発明の好適な一実施例である化学除染方法に用いる化学除染装置の構成図である。 本発明の他の実施例である化学除染方法に用いる化学除染装置の構成図である。 従来の化学除染方法における処理ステップのフロー図である。 従来の化学除染方法に用いられる化学除染装置の一例の構成図である。
符号の説明
1…サージタンク、2…加熱器、3…薬品投入口、4…A循環ポンプ、5…B循環ポンプ、6…冷却器、7…混床樹脂塔、8…カチオン樹脂塔、9…除染剤分解装置、10…補助タンク、11…移送ポンプ、21…原子炉圧力容器、22…PLR配管、23…リングヘッダ、24…再循環ポンプ、25a,25b…取合弁、26a,26b…閉止板、27a,27b…接合部、28a,28b…垂直配管。

Claims (4)

  1. 第1循環ポンプ,加熱器が取り付けられたサージタンク,除染剤分解装置,樹脂塔、及び第2循環ポンプがホース又は配管によって接続され、第1循環ポンプの吐出側及び第2循環ポンプの吸込み側が原子炉冷却材再循環系配管に接続される化学除染装置を用いた化学除染方法において、前記第1循環ポンプから吐出される除染液の流量を前記第2循環ポンプから吐出される前記除染液の流量よりも多くすることによって、流量差によって生じた前記除染液の一部を前記サージタンク内から前記原子炉冷却材再循環系配管に供給し、前記原子炉冷却材再循環系配管内の除染液位を上昇させ、水平配管部に除染液を供給することを特徴とする化学除染方法。
  2. 請求項1において、前記第1循環ポンプの吐出流量を前記第2循環ポンプの吐出流量よりも少なくすることによって、流量差によって生じた前記除染液の一部を前記原子炉冷却材再循環系配管内から前記サージタンク内に回収し、前記原子炉冷却材再循環系配管内の除染液位を低下させ、前記除染液の加熱及び分解を行うことを特徴とする化学除染方法。
  3. 請求項1において、補助タンク及び供給ポンプを前記ホース又は前記配管に設けた前記化学除染装置を用い、前記第1循環ポンプから吐出される前記除染液の流量を前記第2循環ポンプから吐出される前記除染液の流量よりも多くし、かつ、それらの流量差によって生じた前記除染液を前記供給ポンプによって前記補助タンクから前記サージタンクに供給することによって、補助タンク内に貯留した除染液を原子炉冷却材再循環系配管内に供給し、原子炉冷却材再循環系配管内の除染液位を上昇させ、水平配管部に除染液を供給することを特徴とする化学除染方法。
  4. 請求項3において、A循環ポンプの流量をB循環ポンプの流量よりも少なくし、流量差によって生じた循環除染液を補助タンクに回収することによって、前記除染液の一部を前記原子炉冷却材再循環系配管内から前記補助タンク内に貯留し、前記原子炉冷却材再循環系配管内の除染液位を低下、前記除染液の加熱及び分解を行うことを特徴とする化学除染方法。
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