JP2005164336A - シリンジ - Google Patents

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Abstract

【課題】検査、測定、研究などの作業をより簡単に行うことができ、作業の自動化に有利なシリンジを提供すること。
【解決手段】シリンジ1は、底部21およびノズル22を有する筒状のシリンジ本体2と、シリンジ本体2内に挿入され、シリンジ本体2の軸方向に摺動可能なガスケット3と、ガスケット3を移動操作するプランジャ4と、ガスケット3の中心部先端方向に突出形成された棒状の固相5とを備えている。固相5は、検体中の目的物(例えばDNA)をその表面に吸着し得るものであり、ガスケット3およびプランジャ4を先端方向へ移動すると、固相5の先端部がノズル22の先端開口24から所定長さ突出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば検査、測定、研究に用いられるシリンジに関する。
従来、医療、薬品、生物、食品等の広い分野で、検査、測定、研究を目的として、血液等の検体から、目的物(目的成分)を採取(単離)する作業が行われている。
例えば、酵素免疫測定法(EIA法)では、抗原または抗体をコーティングした担体(粒子)に、目的物を反応(例えば吸着等)させて、採取する。
また、ヒトなどの血球細胞から核酸(DNA)を抽出し、固体相に吸着させて分離、回収することも行われている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、特許文献1などの方法で用いられる固体相は、主に粒子(ビーズ)または試験管等の容器そのものであるが、一連の作業工程の中で、固体相に検体、試薬、洗浄液等を順次交換して接触させる際に、粒子や容器による固体相を用いる方法では、固体相の形状に由来する異種液同士のコンタミネーションの問題の他に、作業工程が複雑となり、また操作が煩雑となるため、全体として工程数が増大するという問題がある。
また、自動検査装置などにより一連の作業を自動化する上で、作業工程の工程数が増大することは、自動化の妨げとなり、また装置構造の複雑化、大型化を招くこととなる。
特開2002−212198号公報
本発明の目的は、検査、測定、研究などの作業をより簡単に行うことができ、作業の自動化にも有利なシリンジを提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(7)の本発明により達成される。
(1) 先端部にノズルを有する筒状のシリンジ本体と、
前記シリンジ本体内に挿入され、シリンジ本体の軸方向に摺動可能なガスケットと、
前記ガスケットを移動操作するプランジャと、
前記ノズルの先端開口から突出可能なように前記ノズル内に設置され、検体中の目的物を吸着可能な棒状の固相とを備えることを特徴とするシリンジ。
(2) 前記固相は、前記ガスケットと一体で移動する上記(1)に記載のシリンジ。
(3) 前記固相は、前記ガスケットと独立して移動し得る上記(1)に記載のシリンジ。
(4) 前記固相の前記ノズルの先端開口からの最大突出長さが1〜30mmである上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のシリンジ。
(5) 前記固相が前記ノズルの先端開口からの最大に突出した状態で、前記ノズルの先端開口から液体を吸引可能である上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のシリンジ。
(6) 前記固相の先端付近に、前記目的物の吸着面積を増大させる部位を有する上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のシリンジ。
(7) 検体を入れた容器と、試薬を入れた容器との間を移動可能なように設置された上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のシリンジ。
本発明のシリンジを用いることにより、液体の吸引・吐出と、検体中の目的物の固相への吸着を1つのシリンジ行うことができるので、検査、測定、研究などの作業をより簡単に行うことができ、また、作業の自動化にも有利となる。
また、目的物の吸着効率が高いこと、あるいは、液体の吸引・吐出操作を加えることで吸着された目的物の離脱が促進されることから、目的物の収率を高くすることができる。
以下、本発明のシリンジについて添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1および図2は、それぞれ、本発明のシリンジの第1実施形態を示す斜視図である。なお、説明の都合上、図1中の上側を「基端」、下側を「先端」という(図3、図4も同様)。
図1および図2に示すように、本発明のシリンジ1は、筒状のシリンジ本体(外筒)2と、シリンジ本体2内に挿入され、シリンジ本体2の軸方向に摺動可能なガスケット3と、ガスケット3を移動操作するプランジャ(押し子)4と、棒状の固相5とを備えている。
シリンジ本体2は、有底筒状の部材で構成され、底部21の中央部には、シリンジ本体2の胴部に対し縮径し、先端方向に向かって突出するノズル22が一体的に形成されている。このノズル22の内腔は、シリンジ本体2とガスケット3とで囲まれる空間23と連通しており、該空間23への液体の導入および該空間23からの液体の排出がノズル22を介して行われる。
なお、シリンジ本体2の構成材料としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、その他各種樹脂材料が挙げられ、シリンジ内部の視認性を確保するために、実質的に透明または半透明であるのが好ましい。
このようなシリンジ本体2内には、ガスケット3が収納されている。ガスケット3は、コア部(芯部)31と、コア部31の外周部に設けられたリング状のシール部32とで構成されている。
コア部31は、プランジャ4と一体的に形成されている(または連結されている)。シール部32は、シリンジ本体2の内周面に対し密着しつつ摺動する部分であり、例えば、天然ゴム、ブチルゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、シリコーンゴムのような各種ゴム材料や、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、オレフィン系、スチレン系等の各種熱可塑性エラストマー、あるいはそれらの混合物等の軟質材料(弾性材料)で構成されている。
ガスケット3のコア部31の基端側には、ガスケット3をシリンジ本体2内で軸方向(長手方向)に移動操作するプランジャ4が連結されている。
プランジャ4は、横断面が十文字状の棒状をなす本体部41を有しており、該本体部41の基端には、係合部42が形成されている。プランジャ4を指(手動)で操作する場合、係合部42に指をあてて押圧することによりプランジャ4およびガスケット3を先端方向へ移動操作し、係合部42を指でつまんで基端方向へ引くことによりプランジャ4およびガスケット3を基端方向へ移動操作する。
ガスケット3のコア部31の先端側には、棒状の固相5が連結されている。この場合、固相5は、コア部31と一体的に形成されていても、コア部31と別部材がコア部31に固定的に設置(固着)されていてもよい。これにより、固相5は、ガスケット3と一体で軸方向に移動する。
この固相5は、コア部31の中心部から先端方向に伸びており、ノズル22の内腔を通り、固相5の先端部がノズル22の先端開口24から突出し得るように構成されている。
固相5の外径は、ノズル22の先端開口24の内径未満とされている。特に、固相5の外径(ノズル内に挿入される部分の最大外径)をD1、ノズル22の先端開口24の内径をD2としたとき、D1/D2は、0.2〜0.9程度とするのが好ましく、0.3〜0.75程度とするのが好ましい。
このような構成とすることにより、固相5の先端部が先端開口24から突出した状態でも、先端開口24の内周と固相5の外周との間にある程度の隙間ができ、ノズル22を介しての液体の吸引・吐出を行うことが可能となる。
このような固相5は、検体中の目的物と接触することにより、該目的物を選択的(特異的)に吸着(担持)することができるものである。
ここで、目的物としては、特に限定されないが、例えば、ウィルス、細菌等の微生物、DNA、RNAのような核酸、抗原、抗体、各種疾患の診断に用いるマーカーのようなタンパク質、各種糖タンパク質、各種ホルモン類、アミノ酸、ペプチド、ヌクレオチド等が挙げられる。
また、検体も、特に限定されず、例えば、血液、唾液、尿、生物組織、アガロースゲル等の電気泳動媒体が溶解された液体等が挙げられる。
固相5の少なくとも表面(表層)は、目的物を吸着(担持)し得る物質で構成されている。この目的物を吸着し得る物質としては、目的物の種類により異なるが、例えば、アガロース、セルロース、ニトロセルロース等に対して各種荷電を有する基(例えば、スルフォン基、カルボキシル基、トリメチルアンモニオメチル基等)を導入したイオン交換樹脂、ガラス材料、アルミナ、リン酸カルシウムのようなセラミックス材料、アモルファスシリカ、アルキルシリカのようなシリカ化合物、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィンのような樹脂材料等が挙げられる。
また、<1>目的物がDNA等の核酸である場合、この核酸と相補的な構造を有する核酸が、<2>目的物が抗原である場合、この抗原に特異的に結合し得る抗体が、<3>目的物が抗体である場合、この抗体に特異的に結合し得る抗原が、固相5の表面に存在する(固定されている)ようにしてもよい。
固相5の長さは、特に限定されないが、図2に示すように、ノズル22の先端開口24からの最大突出長さ(すなわち、シリンジ本体2内でガスケット3が最も先端側に移動したとき、固相5の先端開口24から突出した部分の長さ)Lmaxが、1〜30mmであるのが好ましく、2〜10mmであるのがより好ましい。
この長さLmaxが短すぎると、目的物を十分に吸着することができない場合があり、また、長さLmaxが長すぎると、空間23を最小にしてシリンジ本体2内の液を全量排出した状態でシリンジ1を移送する際、固相5の突出部分が邪魔になり易い。
また、固相5がノズル22の先端開口24からの最大に突出した状態(図2の状態)では、先端開口24は固相5により塞がれておらず、先端開口24から液体を空間23内へ吸引することが可能であるのが好ましい。これにより、先端開口24からの固相5の突出状態(突出長さ)に係わらず、いつでも液体を吸引、吐出することができ、操作性が向上する。
図3は、本発明のシリンジの第2実施形態を示す斜視図である。以下、第2実施形態のシリンジについて、前記第1実施形態と異なる事項について説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
第2実施形態のシリンジ1は、固相5の先端付近に、目的物の吸着面積を増大させる部位51を有する。この部位51は、図示のような球状のものの他、例えば、板状(扁平形状)、枠状、網状等の形状のものが挙げられる。このような部位51を有する固相5を用いることにより、より多くの目的物を吸着することができ、検査等の効率や精度を向上することができる。
図4は、本発明のシリンジの第3実施形態を示す斜視図である。以下、第3実施形態のシリンジについて、前記第1実施形態と異なる事項について説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
第3実施形態のシリンジ1は、棒状の固相5がガスケット3と独立して移動し得る構成のものである。図4に示すように、プランジャ4は、その本体部41が中空部材で構成され、その中空部43に棒状の固相5が挿通されている。中空部43の先端、すなわちガスケット3のコア部31の中心部には、開口33が形成され、該開口33内には、リング状のシール部材6が設置されている。固相5は、このシール部材6に内周面に対し摺動するように構成されている。
このような構成のシリンジ1では、ガスケット3の移動による液体の吸引・吐出と、固相5の先端開口24からの突出長さの調整とをそれぞれ独立して行うことができる。そのため、例えば容器内に入れられている検体の液量が少ない(液の深さが浅い)場合に、固相5の先端開口24からの突出長さを短くして検体を効率良く吸引することができる等の利点がある。
図5は、処理装置の全体構成を示す概略図である。本発明のシリンジ1は、例えば図5示すような処理装置において用いられる。なお、以下の説明では、図5中、上側を「上方」、下側を「下方」、紙面左手前側を「前方」、紙面右奥側を「後方」と言う。
図5に示す処理装置100は、前方に水平ステージ210と、後方に垂直ステージ220とを備えている。
水平ステージ210には、試薬の容器を保持する試薬保持部310と、検体の容器(試験管)を保持設置する検体保持部320と、検体等を加温する加温部330と、滅菌水に容器を保持する滅菌水保持部340と、検体の容器等を一時的に保持する容器保持部350と、シリンジ1を供給するシリンジ供給部360とが設けられている。
加温部330には、容器を収納する容器収納筒331が設けられ、該容器収納筒331の底部には、ヒータ332が設置されている。シリンジ供給部360には、未使用のシリンジ1が集積されている。
なお、試薬保持部310、検体保持部320、滅菌水保持部340、容器保持部350およびシリンジ供給部360のうちの少なくとも1つは、左右方向および/または前後方向に移動可能に設置されていてもよい。
また、垂直ステージ220には、x軸方向(図5中左右方向)に移動可能なx軸方向移動機構410と、y軸方向(図5中紙面斜め前後方向)に移動可能なy軸方向移動機構420と、z軸方向(図5中上下方向)に移動可能なz軸方向移動機構430とで構成される移動機構400と、シリンジ1のプランジャ4をシリンジ本体2に対し軸方向に移動操作するプランジャ操作機構500とが設置されている。
シリンジ供給部360から供給されたシリンジ1は、移動機構400により保持され、該移動機構400の作動によりその全体が3次元方向に、すなわちx軸、y軸およびz軸方向にそれぞれ移動されるとともに、プランジャ操作機構500によりプランジャ4の上下方向(軸方向)の移動操作がなされる。
また、垂直ステージ220には、図示しない容器搬送機構が設置されている。この容器搬送機構は、検体の容器等を把持し、所定の位置から所定の位置へ搬送することができる。
また、処理装置100には、例えば、図示しないパーソナルコンピュータ等で構成される制御手段が電気的に接続されており、この制御手段により、移動機構400、プランジャ操作機構500、容器搬送機構の作動、その他処理装置100の各部の作動を制御する。
図6は、本発明のシリンジの使用方法の一例の概略示す一部切欠き斜視図である。以下、図6に基づいて、シリンジの使用方法の一例(ヒトの血球細胞から核酸を抽出する方法)について説明する。
試薬保持部310には、試薬キット311が設置されている。この試薬キット311は、4種の試薬、すなわち、酵素溶液312、界面活性剤313、抽出液(エタノール等)314および洗浄液315で構成されている。試薬キット311は、開封状態で試薬保持部310に設置されている。
また、加温部330の所定の容器収納筒331には、検体保持部320から供給(移送)されてきた検体容器(試験管)321と、滅菌水保持部340から供給(移送)されてきた滅菌水容器341とがそれぞれ設置されている。
検体容器321内には、検体として、例えばヒト血液から遠心分離等により分離(分画)された白血球が入れられている。
滅菌水容器341内には、滅菌がなされた滅菌水が入れられている。この滅菌水は、ヒータ332により例えば65℃に加温されている。
また、移動機構400は、シリンジ供給部360に保持されている未試用のシリンジ1を保持し、所定位置まで搬送する。移動機構400に保持されているシリンジ1のプランジャ4は、プランジャ操作機構500により移動操作が可能な状態とされている。
この状態で、処理を開始する。まず、移動機構400を作動してシリンジ1を試薬キット311の上方へ移送し、プランジャ操作機構500を作動して酵素溶液312および界面活性剤313を順次検体容器321へ分注する。
検体容器321は、ヒータ332により例えば65℃に加温され、検体がこの温度で所定時間(例えば20分)培養される。また、培養中に、プランジャ操作機構500を作動して検体容器321内の液体の吸引・吐出を数回行うことにより、検体を攪拌する。この培養により、白血球が溶血(細胞壁が破れること)し、白血球細胞内のDNA(核酸)が液中に分散される。
次に、移動機構400およびプランジャ操作機構500を作動して、シリンジ1により抽出液314を検体容器321へ分注する。これにより、DNAが析出する。
次に、プランジャ操作機構500を作動してプランジャ4を先端方向へ移動し、固相5の先端部をノズル22の先端開口24から所定長さ(例えばLmax)突出させ、この突出部分を検体容器321内の液中へ浸漬する。これにより、液中に析出しているDNAは、固相5の表面に吸着される。
次に、固相5の先端部突出部分を洗浄液315中に浸漬し、不要な成分を洗浄、除去する。
次に、検体容器321の上部で、固相5の乾燥を行う。この乾燥は、例えば自然乾燥により行う。
次に、移動機構400を作動してシリンジ1を滅菌水容器341へ移送し、固相5の先端部突出部分を滅菌水容器341内の滅菌水に浸漬する。また、プランジャ操作機構500を作動して滅菌水容器341内の滅菌水の吸引・吐出を数回行うことにより、滅菌水を攪拌する。これにより、固相5に吸着されていたDNAが固相5から離脱し、滅菌水中に移行し、分散される。なお、この工程で、滅菌水容器341内の滅菌水の吸引・吐出を行うと、滅菌水容器341内の滅菌水が攪拌されることに加え、液流が固相5の表面に沿って流れる(往復する)こととなる。そのため、DNAの固相5からの離脱が促進され、収率の向上に寄与する。
以上の操作が終了したら、滅菌水容器341を回収し、回収された滅菌水容器341は、検査等に供される。なお、検査等に先立ち、得られたDNAを標識化する操作を行ってもよい。
なお、以上の説明では、処理装置(自動化装置)を用いて検体を自動的に処理する場合について説明したが、本発明は、人手によりシリンジ1を操作して処理を行うものでもよい。
以上、本発明のシリンジおよびこれを備えた処理装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を発揮し得る任意の構成と置換することができ、また、任意の構成が付加されていてもよい。
本発明のシリンジの第1実施形態を示す部分縦断面図である。 本発明のシリンジの第1実施形態を示す部分縦断面図である。 本発明のシリンジの第2実施形態を示す部分縦断面図である。 本発明のシリンジの第3実施形態を示す縦断面図である。 処理装置の全体構成を示す概略斜視図である。 本発明のシリンジの使用方法の一例の概略示す一部切欠き斜視図である。
符号の説明
1 シリンジ
2 シリンジ本体
21 底部
22 ノズル
23 空間
24 先端開口
3 ガスケット
31 コア部
32 シール部
33 開口
4 プランジャ
41 本体部
42 係合部
43 中空部
5 固相
51 部位
6 シール部材
100 処理装置
210 水平ステージ
220 垂直ステージ
310 試薬保持部
311 試薬キット
312 酵素溶液
313 界面活性剤
314 抽出液
315 洗浄液
320 検体保持部
321 検体容器
330 加温部
331 容器収納筒
332 ヒータ
340 滅菌水保持部
341 滅菌水容器
350 容器保持部
360 シリンジ供給部
400 移動機構
410 x軸方向移動機構
420 y軸方向移動機構
430 z軸方向移動機構
500 プランジャ操作機構

Claims (7)

  1. 先端部にノズルを有する筒状のシリンジ本体と、
    前記シリンジ本体内に挿入され、シリンジ本体の軸方向に摺動可能なガスケットと、
    前記ガスケットを移動操作するプランジャと、
    前記ノズルの先端開口から突出可能なように前記ノズル内に設置され、検体中の目的物を吸着可能な棒状の固相とを備えることを特徴とするシリンジ。
  2. 前記固相は、前記ガスケットと一体で移動する請求項1に記載のシリンジ。
  3. 前記固相は、前記ガスケットと独立して移動し得る請求項1に記載のシリンジ。
  4. 前記固相の前記ノズルの先端開口からの最大突出長さが1〜30mmである請求項1ないし3のいずれかに記載のシリンジ。
  5. 前記固相が前記ノズルの先端開口からの最大に突出した状態で、前記ノズルの先端開口から液体を吸引可能である請求項1ないし3のいずれかに記載のシリンジ。
  6. 前記固相の先端付近に、前記目的物の吸着面積を増大させる部位を有する請求項1ないし5のいずれかに記載のシリンジ。
  7. 検体を入れた容器と、試薬を入れた容器との間を移動可能なように設置された請求項1ないし6のいずれかに記載のシリンジ。
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