JP2005164053A - 熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造 - Google Patents

熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造において、外部からロウ材を供給することなしに、容易にロウ付けができるようにすることを課題とする。
【解決手段】流体が流通する複数本のチューブ2と、これらチューブ2の端部に接合された分配・合流用のヘッダ4とを備える熱交換器1に対して、ヘッダ4の外壁に形成された接続用開口穴7と、外部パイプ10の先端に取り付けられた供給部材11とをロウ付け接合してなる接合構造において、ヘッダ4の外壁と供給部材11との間に、表面にロウ材層を有するクラッド板20を配置し、そのクラッド板20を介してヘッダ4の外壁に供給部材11をロウ付け接合した。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造に関し、特に多穴構造のヘッダに対して外部パイプを接合する場合に有効な技術に関する。
一般的な熱交換器は、流体が流通する複数本のチューブと、チューブの両端に接合された分配・合流用のヘッダとから構成されている。このような熱交換器において、流体の圧力が非常に高い場合には、高い耐圧強度を確保するために多穴構造のヘッダが使われることが多い。多穴構造のヘッダとは、ヘッダ内部に、流体を通すための複数の流通穴を隔壁を介して形成したものである。
上記のような多穴構造のヘッダを使用する場合、ヘッダに流体の供給側及び排出側の外部パイプを接続することになるが、従来は、ヘッダと外部パイプ、またはヘッダと外部パイプの先端に取り付けられた供給部材とを直接にロウ付け接合していた(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−325784号公報
しかしながら、ヘッダと外部パイプ(または供給部材)とを直接にロウ付け接合する場合は、ロウ付けに際してロウ材を外部より別途に供給しなければならないので、従来構造ではロウ付け時の作業性が悪くなるという課題があった。
本発明の目的は、ヘッダと外部パイプとを接合する際に容易にロウ付けを行うことのできる、熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造を提供することにある。
請求項1の発明は、流体が流通する複数本のチューブと、隣接するチューブ間に配置されたフィンと、前記複数本のチューブの端部が接合されて当該チューブと連通接合される分配・合流用のヘッダとを備えた熱交換器に対して、前記ヘッダの外壁に形成された接続用開口穴と、外部パイプの先端に取り付けられた供給部材とをロウ付け接合してなる熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造において、前記ヘッダの接続用開口穴と前記供給部材との間に、表面にロウ材層を有するクラッド板を配置し、このクラッド板を介して前記ヘッダの外壁に前記供給部材をロウ付け接合したことを特徴とする熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造であって、前記ヘッダは内部に流体の流通穴を隔壁を介して複数有する多穴構造体として構成され、前記供給部材および前記クラッド板は、前記ヘッダの接続用開口穴にそれぞれ連通する複数の流通路を有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造であって、前記外部パイプの先端と前記供給部材とを一体構造としたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造であって、前記ヘッダの外壁と前記クラッド板との接合部分、および前記クラッド板と前記供給部材との接合部分の少なくとも一方に、位置決め用の嵌合部を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造であって、前記ヘッダは内部に流体の流通穴を隔壁を介して複数有する多穴構造体として構成され、かつ、前記外部パイプを接合する側と反対側の外壁に、ヘッダの長手方向に沿って所定間隔で前記各チューブの端部を接合するためのチューブ接続穴を列設した構造を備え、前記ヘッダの外壁であって前記各隔壁に対応する箇所に、前記ヘッダ内の互いに隣接する2つの流通穴に跨って連通する前記接続用開口穴をそれぞれ形成するとともに、前記供給部材および前記クラッド板に、前記ヘッダの接続用開口穴にそれぞれ連通する流通路を形成し、かつ、前記接続用開口穴を、隣接する同一列のチューブ接続穴間にそれぞれ配置したことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造であって、前記接続用開口穴の少なくとも1つを、他の接続用開口穴とは異なる列のチューブ接続穴間に配置したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ロウ付けに際して、クラッド板表面のロウ材層が溶融してヘッダの外壁および供給部材とがそれぞれ接合されるため、別途にロウ材を供給することなしに容易にロウ付け作業を行うことができる。
請求項2の発明によれば、多穴構造のヘッダに対して1本の外部パイプを供給部材に接続することで、複数の接続用開口穴に流体の供給/排出を行うことができる。
請求項3の発明によれば、ロウ付けによる外部パイプと供給部材との位置ずれや取り付け精度の不均一をなくすことができるうえ、部品点数を削減することができる。
請求項4の発明によれば、ロウ付けする際に、ヘッダの外壁、クラッド板および供給部材の位置決めが容易にできるので、ロウ付けの作業性を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、流体の供給側では、接続用開口穴をチューブ接続穴の真上に配置した場合に比べて、流体の多くが真下のチューブ接続穴に直接に流れ込むことが少なくなるため、流体の分流性を向上させることができる。
請求項6の発明によれば、隣接する接続用開口穴間の距離を広くすることができるため、接合部分の強度を向上させることができる。
以下、本発明に係わる熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、実施例1に係わる熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造を示す説明図であり、(a)は熱交換器の全体構成を示す斜視図、(b)は熱交換器のヘッダと外部パイプの接続部分を示す分解断面図、(c)は同部分の断面図である。また、図2は熱交換器のヘッダと外部パイプの接合部分における分解斜視図、図3はチューブ接続穴と接続用開口穴との位置関係を示す平面図である。
図1(a)において、1は熱交換器であり、10は熱交換器1に対して流体を供給/排出するための外部パイプである。熱交換器1は、流体が流通する複数本の扁平のチューブ2と、これらチューブ2間に配置されたフィン3と、チューブ2とフィン3とで構成されるラジエータコア1aの両端部に接合された分配・合流用のヘッダ4とから構成されている。
ヘッダ4は、長円形断面を有する金属柱体の内部に、3本の流通穴5が隔壁9を介して同一平面上に一列に並ぶ多穴構造体として形成されている。各ヘッダ4の流通穴5の端部は、図示しない遮蔽材により塞がれている。さらに、ヘッダ4の一方の外壁(幅広面)には、チューブ2の端部を接合するためのチューブ接続穴8がヘッダ4の長手方向に一定の間隔で列設されている。また、反対側の外壁には、外部パイプ10の先端が後述する本実施例の接合構造にしたがってロウ付けにより接合されている。
次に、ヘッダ4と外部パイプ10との接合構造について説明する。ここでは、図1(a)において、上下に2本配置された外部パイプのうちの1つの接合構造について説明するが、もう一方の外部パイプについても同一構造により接合されるものとする。
外部パイプ10の先端をヘッダ4の外壁にロウ付けするに際して、ヘッダ4の外壁には、図1(b)、(c)及び図2、図3に示すように、隔壁9に対応した箇所に位置させて、ヘッダ4内の互いに隣接する2つの流通穴5に跨って連通するように接続用開口穴7が形成されている。本実施例では、流通穴5は3本設けられているので、接続用開口穴7は2つ設けられている。この場合、これらの接続用開口穴7は、図3に示すように、隣接する同一列のチューブ接続穴8間の位置に対応させてそれぞれ配置されている。
一方、外部パイプ10の先端には、接合用の供給部材11が設けられている。この供給部材11の内部には、入口側の1本流路が出口側で複数本に分岐する分岐流路が形成されている。すなわち、図1(b)、(c)に示すように、供給部材11の入口側には、1本の外部パイプ10に接合するための1本の流通路13が開口し、出口側には、供給部材11の内部で流通路13に繋がる2本の流通路14が開口している。
本実施例において、供給部材11は外部パイプ10と別体に製作された上で、後からロウ付けにより一体に接合されている。なお、本実施例では、流体を供給する側の外部パイプ10を例としているが、流体を排出する側の外部パイプでは、上記入口側、出口側の表記は逆になる。
ヘッダ4の外壁と外部パイプ10の先端の供給部材11との間には、図1(b)に示すように、表面にロウ材層を有するクラッド板20が配置されている、クラッド板20には、供給部材11側の流通路14とヘッダ4側の接続用開口穴7とを連通させるための流通路21が形成されている。そして、図1(c)に示すように、このクラッド板20を介して、ヘッダ4の外壁に外部パイプ10の先端の供給部材11がロウ付け接合されている。
本実施例の接合構造によれば、外部パイプ10の先端に接続用の供給部材11を設け、ヘッダ4の外壁と供給部材11との間にロウ材層を有するクラッド板20を配置し、そのクラッド板20を介してヘッダ4の外壁に供給部材11をロウ付け接合する構造としたため、ロウ付けに際しては、クラッド板20表面のロウ材層が溶融して、ヘッダ4の外壁および供給部材11とがそれぞれ接合されることになる。したがって、別途にロウ材を供給することなしに容易にロウ付け作業を行うことができる。
また、供給部材11およびクラッド板20の内部には、ヘッダ4側の接続用開口穴7と連通する流通路14、21がそれぞれ形成されているため、多穴構造のヘッダ4に対して1本の外部パイプ10を接続することで、複数の接続用開口穴7に流体の供給/排出を行うことができる。
さらに、ヘッダ4に形成された接続用開口穴7は、隣接する同一列のチューブ接続穴8間の位置に対応させてそれぞれ配置されているため、流体の供給側においては、接続用開口穴7をチューブ接続穴8の真上に配置した場合に比べて、流体の多くが直下のチューブ接続穴8に直接に流れ込むことが少なくなり、流体の分流性を向上させることができる。
次に、ヘッダの外壁と供給部材にそれぞれ位置決め用の嵌合部を設けるとともに、接続用開口穴の1つを異なる列のチューブ接続穴間に配置した実施例について説明する。
図4は、実施例2に係わる熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造を示す説明図であり、(a)は熱交換器のヘッダと外部パイプの接続部分を示す分解断面図、(b)は同部分の断面図である。また、図5は熱交換器のヘッダと外部パイプの接合続部分における分解斜視図、図6はチューブ接続穴と接続用開口穴との位置関係を示す平面図である。ここでは、実施例1と同じくヘッダ4の流通穴5を3本設けた例を示すものとし、また実施例1に示した各部と同じ部分および同等な部分には同一符号を付して説明する。
図4(a)、図5に示すように、クラッド板20が接合されるヘッダ4側の接合面、およびクラッド板20が接合される供給部材11の接合面には、クラッド板20がはめ込まれる凹形状の位置決め用の嵌合部6、12がそれぞれ形成されている。
また、図5、図6に示すように、ヘッダ4に形成された接続用開口穴7のうちの1つは、他の接続用開口穴7とは異なる列のチューブ接続穴8間の位置に対応させて配置されている。すなわち、2つの接続用開口穴7は、同一列のチューブ接続穴8間の位置ではなく、斜めに位置をずらして配置されている。
そして、これに合わせてクラッド板20、供給部材11もヘッダ4に対して斜めに取り付けられ、図4(b)に示すように、クラッド板20を介して、ヘッダ4の外壁に外部パイプ10の先端の供給部材11がロウ付け接合される。
本実施例の接合構造では、実施例1に示した接合構造による効果に加えて、以下のような効果を有する。
本実施例では、クラッド板20が接合されるヘッダ4側の接合面、およびクラッド板20が接合される供給部材11の接合面にそれぞれ位置決め用の嵌合部6、12を設けているので、ロウ付けする際の位置決めが容易にでき、作業性の向上を図ることができる。
また、2つの接続用開口穴7を斜めに配置したことにより、接続用開口穴7間の距離L1を、図3(実施例1)に示す距離L2より広げることができるため、接合部分の強度を向上させることができる。例えば、外部パイプ10に対してヘッダ4の長手方向に力が加わった場合でも、ヘッダ4と供給部材11との接合部分に加わる力が分散されるため、接合部分の変形を抑えることができる。
上記実施例1および2では、外部パイプ10と供給部材11を別体に製作した上で、後から一体に接合する場合を示したが、図7に示すように、外部パイプ10と供給部材11とを一体構造としてもよい。このような一体構造とした場合は、ロウ付けによる外部パイプ10と供給部材11との位置ずれや取り付け精度の不均一をなくすことができるうえ、部品点数も削減することができる。なお、図7において、符号10、11は一体構造とした場合の外部パイプ、供給部材をそれぞれ示し、符号12は一体構造とした場合の嵌合部を示している。
上記実施例1および2では、ヘッダ内の流通穴が3本の例を示したが、2本の場合あるいは3本以上の場合でも、本発明は適用可能である。次に、ヘッダ内の流通穴を4本とした例について説明する。
図8は、実施例3に係わる熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造を示す説明図であり、(a)は熱交換器のヘッダと外部パイプの接続部分を示す分解断面図、(b)は同部分の断面図である。本実施例では、ヘッダ4の流通穴5を3本設けた例を示すものとし、また実施例1および2に示した各部と同じ部分および同等な部分には同一符号を付して説明する。
本実施例に示すヘッダ4Bでは、内部に4本の流通穴5が同一平面上に一列に並んでいる。このヘッダ4Bの一方の外壁には、図8(b)に示すように、隔壁9に対応した箇所に位置させて、ヘッダ4B内の互いに隣接する2つの流通穴5に跨って連通するように接続用開口穴7が設けられている。4本の流通穴5に対する3つの接続用開口穴7は、三角形の各頂点に位置するように配置されている。すなわち、隣接する接続用開口穴7は異なる列のチューブ接続穴8間の位置にあり、両端の接続用開口穴7は同一列のチューブ接続穴8間の位置に対応させて配置されている。
一方、図8(a)に示すように、略三角形状のクラッド板20Bが接合されるヘッダ4B側の接合面には、クラッド板20Bがはめ込まれる、3つの接続用開口穴7をカバーする大きさの略三角形状の嵌合部6Bが形成されている。また、供給部材11Bやクラッド板20Bも、嵌合部6Bに対応した三角形状に形成されており、このうちクラッド板20Bが接合される供給部材11Bの接合面には、クラッド板20Bがはめ込まれる図示しない凹形状の位置決め用の嵌合部が形成されている。さらに、クラッド板20Bや供給部材11Bには、接続用開口穴7に対応した流通路21、13が設けられている。
本実施例の接合構造おいても、実施例1に示した接合構造による効果に加えて、次のような効果を有する。
すなわち、実施例2と同じく、クラッド板20Bが接合されるヘッダ4B側の接合面、およびクラッド板20Bが接合される供給部材11Bの接合面にそれぞれ位置決め用の嵌合部を設けているので、ロウ付けする際の位置決めが容易にでき、作業性の向上を図ることができる。
また、実施例2と同じく、3つの接続用開口穴7のうち、隣接する穴同士が斜めの位置関係となるため、接続用開口穴7間の距離が広がり、接合部分の強度を向上させるとができる。とくに、本実施例の接合構造では、外部パイプ10に対してヘッダ4の長手方向だけでなく、これと直交する方向に力が加わった場合でも、ヘッダ4と供給部材11との接合部分に加わる力が分散されるため、接合部分の変形を抑えることができる。
なお、本実施例のように、3つの接続用開口穴7を有する供給部材11Bについても、外部パイプ10と供給部材11Bとを一体構造とすることができる。
実施例1に係わる熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造を示す説明図。(a)は熱交換器の全体構成を示す斜視図。(b)は熱交換器のヘッダと外部パイプの接続部分を示す分解断面図。(c)は同部分の断面図。 て熱交換器のヘッダと外部パイプの接合部分における分解斜視図。 チューブ接続穴と接続用開口穴との位置関係を示す平面図。 実施例2に係わる熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造を示す説明図。(a)は熱交換器のヘッダと外部パイプの接続部分を示す分解断面図。(b)は同部分の断面図。 熱交換器のヘッダと外部パイプの接合続部分における分解斜視図。 チューブ接続穴と接続用開口穴との位置関係を示す平面図。 外部パイプと供給部材とを一体構造とした場合の断面図。 実施例3に係わる熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造を示す説明図。(a)は熱交換器のヘッダと外部パイプの接続部分を示す分解断面図。(b)は同部分の断面図。
符号の説明
1…熱交換器
2…チューブ
3…フィン
4,4B…ヘッダ
5…流通穴
6,6B、12…嵌合部
7…接続用開口穴
8…チューブ接続穴
9…隔壁
10…外部パイプ
11,11B…供給部材
13,14,21…流通路
20,20B…クラッド板

Claims (6)

  1. 流体が流通する複数本のチューブ(2)と、隣接するチューブ(2)間に配置されたフィン(3)と、前記複数本のチューブ(2)の端部が接合されて当該チューブ(2)と連通接合される分配・合流用のヘッダ(4,4B)とを備えた熱交換器(1)に対して、前記ヘッダ(4,4B)の外壁に形成された接続用開口穴(7)と、外部パイプ(10)の先端に取り付けられた供給部材(11,11B)とをロウ付け接合してなる熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造において、
    前記ヘッダ(4,4B)の接続用開口穴(7)と前記供給部材(11,11B)との間に、表面にロウ材層を有するクラッド板(20,20B)を配置し、このクラッド板(20,20B)を介して前記ヘッダ(4,4B)の外壁に前記供給部材(11,11B)をロウ付け接合したことを特徴とする熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造。
  2. 前記ヘッダ(4,4B)は内部に流体の流通穴(5)を隔壁(9)を介して複数有する多穴構造体として構成され、
    前記供給部材(11,11B)および前記クラッド板(20,20B)は、前記ヘッダ(4,4B)の接続用開口穴(7)にそれぞれ連通する複数の流通路(14,21)を有することを特徴とする請求項1に記載の熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造。
  3. 前記外部パイプ(10)の先端と前記供給部材(11,11B)とを一体構造としたことを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造。
  4. 前記ヘッダ(4,4B)の外壁と前記クラッド板(20,20B)との接合部分、および前記クラッド板(20,20B)と前記供給部材(11,11B)との接合部分の少なくとも一方に、位置決め用の嵌合部(6,6B,12)を設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造。
  5. 前記ヘッダ(4,4B)は内部に流体の流通穴(5)を隔壁(9)を介して複数有する多穴構造体として構成され、かつ、前記外部パイプを接合する側と反対側の外壁に、ヘッダ(4,4B)の長手方向に沿って所定間隔で前記各チューブ(2)の端部を接合するためのチューブ接続穴(8)を列設した構造を備え、
    前記ヘッダ(4,4B)の外壁であって前記各隔壁(9)に対応する箇所に、前記ヘッダ(4,4B)内の互いに隣接する2つの流通穴(5)に跨って連通する前記接続用開口穴(7)をそれぞれ形成するとともに、前記供給部材(11,11B)および前記クラッド板(20,20B)に、前記ヘッダ(4,4B)の接続用開口穴(7)にそれぞれ連通する流通路(14、21)を形成し、かつ、前記接続用開口穴(7)を、隣接する同一列のチューブ接続穴(8)間にそれぞれ配置したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造。
  6. 前記接続用開口穴(7)の少なくとも1つを、他の接続用開口穴(7)とは異なる列のチューブ接続穴(8)間に配置したことを特徴とする請求項5に記載の熱交換器のヘッダと外部パイプとの接合構造。
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