JP2005162279A - 包装袋用プラスチックフィルム、および該プラスチックフィルムからなる包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 包装袋同士のこすれ等によってロット番号や製造年月日等の表示マークがかすれたり剥離することがなく、更に表示マークの改竄も不可能である包装袋用プラスチックフィルムおよび該包装袋用プラスチックフィルムからなる包装袋を提供すること。
【解決手段】 帯状プラスチックフィルムのシール面側に、長手方向に一定間隔で、且つ包装袋形成後の熱シール部に相当する箇所に表示マークが印字された包装袋用プラスチックフィルムを用いて、表示マークの位置と熱シールの位置が一致するように熱シール行うことによって、インクを使用するインクジェットプリントや転写プリントで表示マークの印字を行っても、印字面が熱シール部の内面に位置しているので包装袋同士のこすれ等による印字のかすれや剥離がなく、更に表示マークの改竄も不可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示マークが表示された包装袋を形成するためのプラスチックフィルムおよび該プラスチックフィルムからなる包装袋に関するものであり、より詳しくは帯状プラスチックフィルムのシール面側に、長手方向に一定間隔で、且つ包装袋を形成した後の熱シール部に相当する箇所に表示マークが印字されている包装袋用プラスチックフィルムおよび該包装袋用プラスチックフィルムからなる包装袋に関する。
従来、プラスチックフィルムからなる包装袋は、食品、雑貨等を収納し、家庭用や産業用としてあらゆる分野の包装材として使用されている。このようなプラスチックフィルムからなる包装袋は、我々の日常生活と切り離すことができないものになっている。
こうしたプラスチックフィルムからなる包装袋は、商品の見栄えを良くすることを目的にデザイン性に富んだ印刷が施された状態で使用されたり、印刷の施されない無地のままの状態で使用されたりしている。しかし多くの場合、デザイン性に富んだ印刷の有無に関わらず包装袋に内容物を充填、包装した後にロット番号や製造年月日を、内容物が食品の場合には賞味期限や品質保持期限等の様々な表示マークを表示している。
これらの表示マークを包装袋に表示する方法としては、表示マークを印刷したラベルを包装袋の外面に添付したり、インクジェットプリントや転写プリントによって包装袋の外面に表示マークの印刷を行うことが一般的である。ところが、インクジェットプリントや転写プリントによって印刷された表示マークは、プラスチックフィルムとインクの接着性が強固でなく、包装袋同士のこすれ等によって表示マークがかすれたり剥離してしまい、認識できなくなるという問題があった。また、表示マークが除去可能であることから改竄される可能性があるという問題もあった。
そのため特許文献1では「シール包装袋に形成する縦又は横の透明封滅用貼り代の一方の内面に製造日等を印字し、封滅のためのシールにて同時に前記印字面を貼り代の表裏内面に密封し、これを透視可能であって且つ消去不能に表示するようにしたことを特徴とするシール包装物に於ける製造日等の表示装置」が提案されている。
実開昭54−2932号公報
包装袋同士のこすれ等によってロット番号や製造年月日等の表示マークがかすれたり剥離することがなく、更に改竄も不可能である包装袋用プラスチックフィルムおよび該プラスチックフィルムからなる包装袋を提供すること。
本発明者らは鋭意研究を行った結果、予めプラスチックフィルムのシール面側に表示マークを印字し、シール面同士を重ね合わせ表示マークの位置と包装袋形成後のシール部の位置が一致するように熱シールを行うことで、上記課題が解決された包装袋が得られることを見いだし本発明に至った。すなわち本発明によれば、
帯状プラスチックフィルムのシール面側に、長手方向に一定間隔で、且つ包装袋を形成した後の熱シール部に相当する箇所に表示マークが印字されていることを特徴とする包装袋用プラスチックフィルムが提供され、
表示マークが印字された上記包装袋用プラスチックフィルムが、ロール状に巻き取られていることを特徴とする包装袋用プラスチックフィルムが提供され、
表示マークが印字された上記包装袋用プラスチックフィルムが、熱シールされてなる包装袋が提供される。
本発明のプラスチックフィルムより形成された包装袋は、表示マークがプラスチックフィルムのシール面側に予め印字され、次いで表示マークの位置と包装袋形成後のシール部の位置が一致するように熱シール行われているため、インクを使用するインクジェットプリントや転写プリントで表示マークを印刷しても、印字面が熱シール部の内面に位置し印字が密封された状態になるので、包装袋同士のこすれ等による印字のかすれや剥離がなく、更に表示マークの改竄も不可能となる。また、プラスチックフィルムに印字する表示マークは適宜変更することが可能なので、少量多品種の包装袋にも好適に利用される。
以下、本発明について説明する。
本発明に用いられる帯状プラスチックフィルムは、熱シールが可能な面、即ちシール面が少なくとも一方の表面にあれば、単層であっても多層であっても良く、特に限定されない。シール面側には、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂が好適に使用される。上記熱可塑性樹をシール面側に用い、従来公知の方法でフィルム化されたものを使用する。
表示マークは、帯状プラスチックフィルムのシール面側に印字される。
表示マークを印字する方法としては、印字しようとする表示マークを刻印した刻印具をプラスチックフィルムに押し付けて刻印しても良いし、インクを使用するインクジェットプリントや転写プリント等で印刷してもかまわない。刻印具でプラスチックフィルムに刻印した場合は、透明なプラスチックフィルムはもちろんのこと着色した不透明なプラスチックフィルムでも表示マークの表示が可能となる。
表示マークは、形成される包装袋の大きさに応じてプラスチックフィルムの長手方向に一定間隔で印字を行う。ここで言う一定間隔とは、一つの包装袋について表示マークを一個表示させる場合には包装袋の長さ或いは幅に相当し、同一の表示マークを複数個表示させる場合には適宜間隔を設定すれば良い。更に、包装袋成形後の熱シール部に相当する位置と一致するように印字しなければならない。
また、包装袋用プラスチックフィルムに印字する表示マークとしては、プラスチックの識別表示マークや材質表示、ロット番号、製造年月日など熱シールの幅や長さに収まる大きさのものであれば特に限定されない。表示マークが熱シール部の大きさよりも大きいと、表示マークが熱シール部以外の部分に渡って印字されることとなり、熱シールを行った後の表示マークの認識性が悪くなるばかりでなく、表示マークはプラスチックフィルムのシール面側、即ち包装袋の内面に相当する側に印字されており、インクジェットプリントや転写プリントのようにインクを使用して印刷を行った場合には、インクが剥離して内容物を汚染する恐れがあり好ましくない。
本発明の表示マークが印字された包装袋用プラスチックフィルムを使用して包装袋を形成する場合、表示マークの位置と包装袋のシール部が一致していればどのような形態でも可能である。1枚のプラスチックフィルムを筒状にして両端部を中央で重ね合わせ熱シールを行ったピロー三方シール包装袋や、2枚のプラスチックフィルムを重ね合わせて三辺をシールした三方シール袋、包装袋の側面部などに折り込み部を形成したガゼット袋や自立袋などでもかまわない。
上記のような包装袋を連続して形成する場合、プラスチックフィルムの長手方向はロール状のシーラーで連続的に熱シールを行い、幅方向には帯状のシールバーで間欠的に熱シールを行うのが一般的である。
表示マークは、プラスチックフィルムの長手方向、幅方向どちらの熱シール部に相当する箇所に印字しても良いが、幅方向の熱シールは間欠的に行われるのでより高度なピッチ制御が必要であり、表示マークと熱シール部を完全に一致させるためには連続的に行われる長手方向の熱シール部に相当する箇所に印字することがより好ましい。
表示マークを印字した本発明の包装袋用プラスチックフィルムは、表示マークを印字後、直ちに熱シールを行い包装袋を形成しても良いし、ユーザー等で製袋しながら内容物を充填する、いわゆる自動包装用のロール状プラスチックフィルムとしても良い。
以下に本発明の包装袋用プラスチックフィルムより形成された包装袋について図に従って説明する。なお、本発明は以下の例によって何ら制限されるものではないことはいうまでもない。
図1は表示マーク(3)が印字された本発明の包装袋用プラスチックフィルム(1)を使用して連続的に形成した三方シール袋(2)の正面図である。
図1の三方シール袋(2)は、例えば次のようにして製造される。
まず帯状プラスチックフィルムのシール面側に、三方シール袋(2)を形成した場合の各袋のいずれかのサイドシール部(4)に相当する位置に、長手方向に一定間隔で表示マークを印字し、本発明の包装用プラスチックフィルム(1)を得る。
次に、表示マーク(3)が印字された包装袋用プラスチックフィルム(1)と、表示マークの印字されていないもう1枚のプラスチックフィルム(1’)を、シール面が内面になるように重ね合わせる。
しかる後に、サイドシール部(4)に相当する箇所を連続的に熱シールを行い、引き続き底シール部(5)に相当する箇所を一定間隔で熱シールを行うと同時に底シール部の直後を切断することによって包装袋が得られる。
図1ではサイドシール部(4)に表示マーク(3)が位置しているものを例示したが、底シール部(5)に表示マーク(3)が位置してもかまわない。
図2は、図1に示した三方シール袋(2)の表示マーク(3)の印字部分X−X’の断面の模式図である。
ここで、表示マーク(3)が印字された三方シール袋(2)のX−X’間は両端部が熱シールされており、表示マーク(3)はX側サイドシール部(4)の2枚のプラスチックフィルムの間に位置している。
こうして得られた包装袋の表示マークは重ね合わされたプラスチックフィルムの内面に位置し、密封された状態なので外部からの影響を受け難くなる。そのため、表示マークの印字を刻印具で行ったものはもちろんのこと、インクを使用するインクジェットプリントや転写プリントで印刷を行っても、包装袋に内容物を充填し段ボールケースに詰められて輸送される場合に包装袋同士や包装袋と段ボールケースとが擦れあったとしても、表示マークがかすれたり剥離したりして認識できなくなる様なことはない。
更に、一度印字された表示マークを改竄する事も不可能である。
本発明によれば、帯状プラスチックフィルムのシール面側に、長手方向に一定間隔で、且つ包装袋形成後の熱シール部に相当する箇所に表示マークが印字された包装袋用プラスチックフィルムおよび該包装袋用プラスチックフィルムからなる包装袋が提供される。そして包装袋用プラスチックフィルムを用いて表示マークの位置と熱シール部が一致するように形成された包装袋は、表示マークの印字がシール部分の内面側に密封された状態なので、インクを用いて表示マークを印字する場合でもこすれなどによって印字がかすれたり剥落したりせず、更に改竄も不可能となる。
また適切な印字方法を選定することによって、透明なプラスチックフィルムはもちろんのこと、着色された不透明のプラスチックフィルムであっても熱シール部に表示マークを印字した包装袋を製造することが可能となる。
表示マーク(3)が印字された本発明の包装袋用プラスチックフィルム(1)を使用して連続的に形成した三方シール袋2の正面図である。 図1に示した三方シール袋(2)の表示マーク(3)の印字部分X−X’の断面の模式図である。
符号の説明
(1) 本発明の包装袋用プラスチックフィルム
(1’) 表示マークが印字されていないプラスチックフィルム
(2) 三方シール袋
(3) 表示マーク
(4) サイドシール部
(5) 底シール部

Claims (3)

  1. 帯状プラスチックフィルムのシール面側に、長手方向に一定間隔で、且つ包装袋を形成した後の熱シール部に相当する箇所に表示マークが印字されていることを特徴とする包装袋用プラスチックフィルム。
  2. プラスチックフィルムがロール状に巻き取られていることを特徴とする請求項1の包装袋用プラスチックフィルム。
  3. 請求項1または請求項2の包装袋用プラスチックフィルムが、熱シールされてなる包装袋。
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