JP2005161895A - ステアリングコラムの車体への取付構造 - Google Patents

ステアリングコラムの車体への取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ステアリングコラムの車体への取付構造において、小型、軽量で、しかも安価であること。
【解決手段】車体のリーインフォースメンバー9と分離可能な締付部材8を用いる。締付部材8およびコラムブラケット7の対応する第1および第2の保持凹部12,17間にリーインフォースメンバー9を挟持し、締付部材8およびコラムブラケット7の締結部14,18同士をねじ締結することで、ステアリングコラム4を車体に取り付ける。締付部材8をリーインフォースメンバー9に溶接する必要がなく、締付部材8が小型、軽量となる。第1の保持凹部12に位置決め用係合部としての凸部13を設け、この凸部13をリーインフォースメンバー9の対応箇所に係合させることで、車体に対してステアリングコラム4を精度良く位置決めする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステアリングコラムを車体に取り付ける、ステアリングコラムの車体への取付構造に関する。
従来、ステアリングコラムを車体に取り付ける構造としては、車体側構造部材としてのリーインフォースメンバーに溶接により固定されたステアリングサポートブラケットと、ステアリングコラムに固定されたコラムブラケットとを互いに締結する構造があった(例えば特許文献1)。
特開平2−258471号公報
上記のステアリングサポートブラケットはリーインフォースメンバーに溶接されるので、小型化が困難である。というのは、小型のステアリングサポートブラケットは、溶接による熱歪みの影響を受け易く、変形により位置精度が悪くなるおそれがあるからである。 このようにステアリングサポートブラケットが大型にならざるを得ないという事情に加えて、車体からみれば、ステアリングサポートブラケットとコラムブラケットという重複する2つの支持要素を用いて固定することになる。このため、構造が大型化し、重量が重くなると共に、広い配置スペースが必要となる。また、手間のかかる溶接工程が必要であり、製造コストが高くなる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、小型、軽量であり、しかも安価なステアリングコラムの車体への取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ステアリングコラムを車体に取り付ける構造であって、上記ステアリングコラムに固定されたコラムブラケットと、コラムブラケットとの間に車体側構造部材を挟んで締め付け可能な締付部材とを備え、コラムブラケットは、車体側構造部材のための第1の保持凹部と、この第1の保持凹部を挟んで配置される一対の締結部とを含み、締付部材は、車体側構造部材のための第2の保持凹部と、この第2の保持凹部を挟んで配置される一対の締結部とを含み、第1および第2の保持凹部の少なくとも一方は、車体側構造部材に係合して車体側構造部材に対する位置を決めることのできる位置決め用係合部を含み、第1および第2の保持凹部により区画される保持空間に車体側構造部材を保持する状態でコラムブラケットおよび締付部材の対応する締結部同士が対応する固定ねじにより締結されるようにしてあることを特徴とするものである。
本発明では、車体側構造部材と別体に設けられた締付部材を用い、この締付部材とコラムブラケットとの間に車体側構造部材を挟持して両者の締結部同士をねじ締結することでステアリングコラムを車体に取り付ける。締付部材を車体側構造部材に溶接する必要がないので、締付部材として小型、軽量のものを用いることができ、その結果、取付構造の小型、軽量化を達成することができる。また、コストの高い溶接を不要とすることで、取付構造の製造コストを格段に安くすることができる。また、位置決め用係合部を車体側構造部材の所定部に係合させることで、車体に対してステアリングコラムを精度良く位置決めすることが可能となる。
本発明において、上記コラムブラケットは車両の衝突時にステアリングコラムに対して相対移動可能な所定の固定力で固定される場合がある。この場合、衝撃吸収式ステアリング装置に好適に用いることができる。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る、ステアリングコラムの車体への取付構造を示す一部破断分解側面図である。図1を参照して、本取付構造1について説明する。ステアリングホイール等の操舵部材2を一端3aに取り付けたステアリングシャフト3がステアリングコラム4によって回転自在に支持されている。ステアリングシャフト3の他端3bには、自在継手5を介してインターミディエイトシャフト6が連結されている。このインターミディエイトシャフト6が図示していないラックアンドピニオン機構等の舵取り機構に連結されている。
本取付構造1の特徴とするところは、ステアリングコラム4に固定されたコラムブラケット7と分離型の締付部材8との間に、例えば円筒パイプ状の車体側構造部材としてのリーインフォースメンバー9を挟んで締め付けて固定するようにした点にある。すなわち、リーインフォースメンバーに溶接により固定されていた従来の大型のステアリングサポートブラケットを廃止し、リーインフォースメンバー9から分離可能な小型の締付部材8を用いるようにした。
具体的には、コラムブラケット7は、ステアリングコラム4の一端4aおよび他端4bにそれぞれ固定された一対の固定アーム10を有する支持部30と、支持部30に上部に沿ってステアリングコラム4の長手方向Xに平行に延びる逆Ω字形形状をなす板状の主体部11とを一体に形成してなる。
コラムブラケット7の主体部11の上面11aの中間部には、リーインフォースメンバー9のための第1の保持凹部12が形成される。この第1の保持凹部12には、リーインフォースメンバー9の対応する凹部(図示せず)に係合してリーインフォースメンバー9に対する位置を決めることのできる位置決め用係合部としての凸部13が形成されている。
また、コラムブラケット7の主体部11は、第1の保持凹部12を挟んで一対の締結部14を有している。各締結部14には、止定手段としての固定ねじ15を挿通させるためのねじ挿通孔16がそれぞれ形成されている。
一方、締付部材8は全体としてΩ字形形状をなしており、締付部材8の下面8aの中間部にリーインフォースメンバー9のための第2の保持凹部17が形成されている。また、締付部材8は第2の保持凹部17を挟んだ両側に、コラムブラケット7の一対の締結部14にそれぞれ対応する一対の締結部18を有している。各締結部18には、固定ねじ15を挿通させるためのねじ挿通孔19がそれぞれ形成されている。また、各ねじ挿通孔19に対応して止定手段としてのナット20が各締結部18に固定されている。
締付部材8の第2の保持凹部17を形成する部分には例えば補強用のリブ80が形成されていることが好ましい。
図2に示すように、第1および第2の保持凹部12,17により区画される保持空間21にリーインフォースメンバー9を保持する状態で、コラムブラケット7および締付部材8の対応する締結部14,18同士が対応する固定ねじ15により締結されることで、リーインフォースメンバー9に対してステアリングコラム4が固定される。
本実施の形態によれば、リーインフォースメンバー9と分離可能な締付部材8を用い、この締付部材8とコラムブラケット7との間にリーインフォースメンバー9を挟持して両者7,8の締結部14,18同士をねじ締結することで、ステアリングコラム4を車体に取り付ける。
したがって、締付部材8をリーインフォースメンバー9に溶接する必要がないので、締付部材8として小型、軽量のものを用いることができ、その結果、取付構造1の小型、軽量化を達成することができる。リーインフォースメンバー9へのコストの高い溶接を不要とすることで、取付構造1の製造コストを格段に安くすることができる。
また、位置決め用係合部としての凸部13をリーインフォースメンバー9の対応箇所に係合させることで、車体に対してステアリングコラム4を精度良く位置決めすることが可能となる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば位置決め用係合部として、凸部13を、コラムブラケット7の第1の保持凹部12に設けたが、これに代えて又はこれに加えて、図3に示すように、位置決め用係合部としての凸部を締付部材8の第2の保持凹部17に設けるようにしても良い。また位置決め用係合部として凹部を用いることもできる。
また、本発明は、衝撃吸収式のステアリング装置に適用することも可能である。例えば、図4または図5に示すように、コラムブラケット7Aを車両の衝突時にステアリングコラム4に対して相対移動可能に固定すれば良い。図4の場合、コラムブラケット7Aの支持部30Aの各固定アーム10Aに設けた長孔22に、ステアリングコラム4に固定されたピン23を嵌め合わせて、固定アーム10Aとステアリングコラム4を所定の結合力で結合しておき、車両の衝突時にピン23が長孔22の狭幅部24を乗り越えて長孔22内をスライドするようにする。
また、図5の場合、長孔22の一端を開放させておき、車両の衝突時にスライドしたピン23が長孔22から離脱するようにする。
また、図示していないが、ステアリングコラム4を車両の衝突時に相対摺動可能な一対のチューブからなるアッパコラムとロアーコラムで構成し、図1のコラムブラケット7をロアーコラムに固定するようにしても良い。また、車両の衝突時に、車体側構造部材に対してコラムブラケットおよび締結部材が、位置決め用係合部を変形させて回動するようにしても良い。その他、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことができる。
本発明の一実施の形態に係る、ステアリングコラムの車体への取付構造の一部破断分解側面図である。 取付構造の一部破断側面図である。 本発明の別の実施の形態に係る締結部材の一部破断側面図である。 本発明の別の実施の形態に係る、ステアリングコラムの車体への取付構造の一部破断側面図である。 本発明の別の実施の形態に係る、ステアリングコラムの車体への取付構造の一部破断側面図である。
符号の説明
1 取付構造
3 ステアリングシャフト
4 ステアリングコラム
7,7A コラムブラケット
8 締付部材
8a 下面
9 リーインフォースメンバー(車体側構造部材)
10,10A 固定アーム
11 主体部
11a 上面
12 第1の保持凹部
13 凸部(位置決め用係合部)
14 締結部
15 固定ねじ
16 ねじ挿通孔
17 第2の保持凹部
18 締結部
19 ねじ挿通孔
20 ナット
21 保持空間
22 長孔
23 ピン
24 狭幅部
30,30A 支持部

Claims (2)

  1. ステアリングコラムを車体に取り付ける構造であって、
    上記ステアリングコラムに固定されたコラムブラケットと、
    コラムブラケットとの間に車体側構造部材を挟んで締め付け可能な締付部材とを備え、 コラムブラケットは、車体側構造部材のための第1の保持凹部と、この第1の保持凹部を挟んで配置される一対の締結部とを含み、
    締付部材は、車体側構造部材のための第2の保持凹部と、この第2の保持凹部を挟んで配置される一対の締結部とを含み、
    第1および第2の保持凹部の少なくとも一方は、車体側構造部材に係合して車体側構造部材に対する位置を決めることのできる位置決め用係合部を含み、
    第1および第2の保持凹部により区画される保持空間に車体側構造部材を保持する状態でコラムブラケットおよび締付部材の対応する締結部同士が対応する固定ねじにより締結されるようにしてあることを特徴とするステアリングコラムの車体への取付構造。
  2. 請求項1において、上記コラムブラケットは車両の衝突時にステアリングコラムに対して相対移動可能な所定の固定力で固定されることを特徴とするステアリングコラムの車体への取付構造。
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