JP2005161149A - 浄水器 - Google Patents

浄水器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005161149A
JP2005161149A JP2003401304A JP2003401304A JP2005161149A JP 2005161149 A JP2005161149 A JP 2005161149A JP 2003401304 A JP2003401304 A JP 2003401304A JP 2003401304 A JP2003401304 A JP 2003401304A JP 2005161149 A JP2005161149 A JP 2005161149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
flow path
path switching
water purifier
switching device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003401304A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
猛 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOTAL SOUND STOCK CO Ltd
Original Assignee
TOTAL SOUND STOCK CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOTAL SOUND STOCK CO Ltd filed Critical TOTAL SOUND STOCK CO Ltd
Priority to JP2003401304A priority Critical patent/JP2005161149A/ja
Publication of JP2005161149A publication Critical patent/JP2005161149A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

【課題】 実際に浄水中であるか否かを検知して、浄水中である場合にそのことを報知できるようにする。
【解決手段】 蛇口からの水の流路を切り替える流路切替装置と水を浄化する浄水器本体とを結ぶホースを流れる水の流量を検知する圧力センサ292と、流路切替装置による流路の切替状態が浄水取出状態にあるか否かを検知する流路判別手段260と、圧力センサ292と流路判別手段260との各検知結果に従って発光する青色LED251と、圧力センサ292によって所定流量の水がホースを流れていることが検知され、かつ流路判別手段260によって浄水取出状態にあることが検知された場合に青色LED251に対して浄水中であることを示す発光を行うように命令するCPU600とを備える。
【選択図】 図8

Description

本発明は、浄水器に関し、特に、浄水中であることを光によって報知可能な浄水器に関する。
従来、浄水器は、水を浄化してから吐出するだけでなく、水を浄化することなく原水のまま吐出するものがあった。
また、浄水器本体に収容されている浄水フィルタの交換を促すことができたり(特許文献1)、浄水フィルタの目詰まりを防止するために逆洗等ができるようにされていた(特許文献2)。
特開2002−348921号公報 特開平09−057260号公報
しかし、従来の技術は、浄水中であることを報知することができないので、例えば浄水時と逆洗時とにおける水の吐出口を同じにしている場合には、逆洗しているときに吐出される水を、浄水されていると誤って使用することもある。
これでは、折角の浄水器を満足に使用できないばかりではなく、吐出される水に浄化フィルタ内の活性炭等の粉末が混入している場合もあるので、たとえ飲料による人害はなくても、用途によっては優れない場合もある。
また、冷水と熱水とを適宜の比率で混合して供給できるようにした蛇口に適用する場合には、浄水フィルター側に熱水が流れるとフィルターが損傷を受けるため、浄水時には熱水を流さないようにしなければならない。しかし、浄水を流しているのか、通常の水を流しているのかがわからないと、浄水時に熱水を流してしまうこともある。
ここで、例えば、蛇口から浄水器本体へと流路を形成しているか否かを検知し、実際に蛇口から浄水器本体へと流路を形成してあることが検知されたことを条件として、浄水中である旨を報知することも考えられるが、この場合には、実際に蛇口をひねってなくて、水が流れていない場合でも放置されてしまうという不都合があり、採用しがたい。
したがって、本発明の目的は、実際に浄水中であるか否かを検知して、浄水中である場合にそのことを報知できるようにした浄水器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明による浄水器は、蛇口からの水の流路を切り替える流路切替装置と、前記流路切替装置に対してホースを通じて接続されており当該ホースを流れてくる水を浄化する浄水器本体とを備えた浄水器において、前記ホースを流れる水の流量を検知する圧力センサと、前記流路切替装置による流路の切替状態が浄水取出状態にあるか否かを検知する流路判別手段と、前記圧力センサと前記流路判別手段との各検知結果に従って発光する光源と、前記圧力センサによって所定流量の水が前記ホースを流れていることが検知され、かつ前記流路判別手段によって浄水取出状態であることが検知された場合に前記光源に対して浄水中であることを示す発光を行うように命令する命令手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、圧力センサによって実際に浄水中であるか否かを検知するようにするとともに、検知結果に応じて光源を発光させるようにしているので、浄水中である場合にだけ、そのことを報知できるようになる。
本発明の実施態様においては、前記命令手段は、前記圧力センサによって所定流量の水が前記ホースを流れていることが検知され、かつ前記流路判別手段によって浄水取出状態ではないことが検知された場合に前記前記光源に対して逆洗中であることを示す発光を行うように命令することが好ましい。
この態様によれば、逆洗中であることを報知することによって、逆洗中に吐出される水が浄化された水であると誤認するという事態が生じないようになる。
また、前記流路切替装置の少なくとも一部は、透光性を有する部材からなるとともに、この透孔性を有する部材からなる部分には、前記浄水器本体で浄化された水を吐出するための吐出路が、前記流路切替装置本体の上部から側部にかけて形成されており、前記光源は、前記流路切替装置本体の上部と側部とからなる角部の内側に、当該角部へ向けて照射するように設置されていることが好ましい。
この態様によれば、吐出される水に光を照射することが可能となるので、吐出される水に対して美感等を与えるという演出的な効果がもたらされる。
更に、前記流路切替装置には、少なくとも浄水と逆洗とを切り替えるためのレバーが取り付けられており、前記流路判別手段は、前記レバーの回動位置が浄水位置にあるか否かを検出する手段で構成されていることが好ましい。
この態様によれば、簡易に浄水と逆洗とを切り替えられるとともに、浄水と逆洗とのいずれであるかの検知も容易に行えるようになる。
以上説明したように、本発明によると、圧力センサ及び流路判別手段によって実際に浄水中であるか否かを検知するとともに、検知結果に応じて光源を発光させるようにしているので、浄水中である場合にだけ、そのことを報知できる。その結果、逆洗時の水を飲用等に利用してしまったり、浄水時に熱水を流してしまったりする操作ミスを防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の浄水器の模式的な外観図である。
水道の蛇口に取り付けられ蛇口からの水の流路を切り替える流路切替装置200と、流路切替装置200を介して流れてきた水を浄化する浄水フィルタが着脱可能な浄水器本体100とを、コネクタ260a,110が両端に取り付けられたホース300で接続した状態を示している。
流路切替装置200は、水道の蛇口に流路切替装置200本体を取り付ける蛇口取付部230が本体上面に形成されている。蛇口取付部230の隣りには、浄水器本体100内の浄水フィルタへのリットル値等による水の積算流量、浄水フィルタの交換時期、逆洗の必要時期、通水等を報知するための表示器240が設けられている。
また、流路切替装置200は、水の流路を切り替えるために回転させるレバー210が本体側面に、筒状軸部220a,220bによって回転可能に取り付けられている。
本実施形態では、レバー210の回転角度に応じて、蛇口取付部230から流入した水を、浄水器本体100で浄水してから吐出する場合と、浄水器本体100で浄水することなく原水ストレートで吐出する場合と、浄水器本体100で浄水することなく原水シャワーにして吐出する場合と、浄水フィルター等の目詰まりを防止するため浄水時とは逆方向に水を流すために逆洗する場合とにおける各流路を切替可能としている。
なお、レバー210に代えて、角度センサと、回転バルブ(図2)を回転させる回転機構と、切替指示をするボタン等の指示入力部とを設けて、指示入力部から入力されるユーザの指示に応じて、角度センサ及び回転機構によって回転バルブの回転位置を制御するようにしてもよい。
更に、流路切替装置200は、本体側面であってレバー210の取付位置と直交する位置の上下に、ホース300のコネクタ260a等を覆うソケットカバー270が形成されている。
なお、本実施形態では、流路切替装置200本体の材料を、透光性を有するスケルトンタイプのプラスチック等としており、浄水時の流路に切り替えているのか逆洗時の流路に切り替えているのかを報知するための光源250を本体内部に設けている。因みに、光源250は表示器240と一体型としてもよいし、これに代えてスピーカ等で流路の切替情報をユーザに報知するようにしてもよい。
ホース300は、ホース310,320という例えば2本からなる。流路切替装置200によって浄水時の流路に切り替えている場合には、蛇口から流入した水はホース320を通じて流路切替装置200から浄水器本体100へ向けて流れ、また浄化された水はホース310を通じて浄水器本体100から流路切替装置200へ向けて流れるようになる。
一方、逆洗時の流路に切り替えている場合には、蛇口から流入した水はホース310を通じて流路切替装置200から浄水器本体100へ向けて流れ、また逆洗した水はホース320を通じて浄水器本体100から流路切替装置200へ向けて流れるようになる。
図2は、図1に示す流路切替装置200を浄水時の流路に切り替えているときの内部構成図である。なお、図2において、図1に示した部分と同一の部分には同一符号を付している。また、図2には、説明の都合上、図3〜図5に図示している部分については一部図示を省略している。
図2(A)は、図1に示す流路切替装置200の内部構成を示す斜視図である。図2(B)は、図1に示す表示器240の分解斜視図である。図2(C)は、図2(A)に示すユニット収納部207に収納される圧力測定調整ユニット290の分解斜視図である。図2(D)は、図2(A)に示す回転バルブ280のa−a’断面図である。
図2(A)に示すように、流路切替装置200は、蛇口取付部230直下に、レバー210の回転角度に応じた流路に切り替えるための回転バルブ280を備えている。
また、流路切替装置200には、レバー210の筒状軸部220a,220bと連結される受け部材201,202が形成されている。受け部材202側には、回転バルブ280本体を回転させる回転支持部288が位置しており、回転支持部288はレバー210の筒状軸部220bに連結されている。このため、レバー210を回転すると、それに伴って回転バルブ280は回転する。
回転バルブ280には、蛇口取付部230からの水が流入する流入部286と、流入部286からの流入した水が内側に流れる外筒部281と、外筒部281の周壁に形成されており外筒部281を流れる水を浄水時に浄水器本体100へ流出する浄水用流出口284と、外筒部281の周壁に形成されており浄水時に浄水器本体100からの水を流入する浄水用流入口285と、浄水時に浄水用流入口285から流入した水が内側に流れる内筒部287と、外筒部281の周壁に形成されており外筒部281の内側を流れる水を逆洗時に浄水器本体100へ流出する逆洗用流出口283と、外筒部281の周壁に形成されており逆洗時に浄水器本体100からの水を流入する逆洗用流入口282とを形成している。
また、回転バルブ280の隣りであってソケットカバー270側には、後述する圧力測定調整ユニット290が収納されるユニット収納部207を設けている。
更に、流路切替装置200は、表示器240下に位置しており、原水シャワー時の流路の一部となる環状流路203を形成している。環状流路203の底部には、例えば環状となるように複数の原水シャワー吐出口204を形成している。
環状流路203の隣りであって受け部材201側には、浄水時の流路の一部となる浄水吐出路206を形成している。浄水吐出路206の先端には浄水吐出口205を設けている。浄水吐出路206の角部の内側には、光が外部に向けて出射する向きに、光源250を構成する青色LED251及び赤色LED252を設置してある。
図2(B)に示すように、表示器240は、浄水器本体100への水の流出積算量を表示する液晶表示器242を備えている。液晶表示器242は本体基板243に取り付けられる。本体基板243には液晶表示器242を駆動するドライバや、浄水フィルタの交換時期等を報知するためのLED等が搭載されている。液晶表示器242及び本体基板243は、水の浸入等を防止するために、ゴムパッキン等を介して表示器カバー241によって流路切替装置200本体上面が密閉される。
図2(C)には、ホース300を流れる水の流量を検知する圧力センサ292と、水圧が所定値を超えたときに水を外部に逃がして圧力を調整する水圧調整弁291とを有する圧力測定調整ユニット290とを示している。水圧調整弁291は、その外周にフランジ291aを有し、このフランジ291aに圧力センサ292を取り付ける取付穴293が形成されている。フランジ291aは、ユニット収納部207の開口部に嵌着する形状とされ、その外周にはシールリング291bが装着されている。フランジ291aをユニット収納部207の開口部に嵌着させることによって、圧力センサ292と水圧調整弁291とが流路内に設置される。
図2(D)に示すように、浄水時には、流入部286からの水は外筒部281、浄水用流出口284及びホース320を通じて、浄水器本体100へ向けて流れる。そして、浄水器本体100からの水はホース310、浄水用流入口285、内筒部287及び浄水吐出路206を通じて、浄水吐出口205から吐出される。
この際、流路切替装置200へ流入して浄水器本体100へ流れる水の流量は圧力センサ292で検知され、圧力センサ292で検知された水の流量に応じた信号が後述するCPUへ出力される。
また、流路切替装置200内の水圧が所定値を超えた場合には、水圧調整弁291を通じて水が外部に流出し、水圧の上昇を抑える。これによって、コネクタ260a,110が不用意に外れたり、流路切替装置200や浄水器本体100が破損したりすることを防止するようにしている。
図3は、図1に示す流路切替装置200を原水シャワー時の流路に切り替えているときの内部構成図である。なお、図3において、図1等に示した部分と同一の部分には同一符号を付している。
図3(A)は、図1に示す流路切替装置200の内部構成を示す斜視図である。図3(B)は、図3(A)に示す回転バルブ280のa−a’断面図である。
図3(A)に示す回転バルブ280は、図2(A)に示す回転バルブ280に比して、a’方向からみて時計回りに回転させた状態で図示している。回転バルブ280がこの回転角度となる場合には、流路切替装置200へ流入した水は浄水器本体100側へ流れることなく環状流路203側へ流れ、環状流路203へ流れた水は各原水シャワー吐出口204から吐出される。
具体的には、図3(B)に示すように、原水シャワー時には、流入部286からの水は外筒部281を流れ、外筒部281の外側面に設けられた原水シャワー用流出口289aを通じて、環状流路203側へ流れる。
環状流路203の外側面には原水シャワー用流出口289aと同じ径で同じ大きさの原水シャワー用流入口289bが設けられており、回転バルブ280が図3(A)に示す回転角度のときに、原水シャワー用流出口289aと原水シャワー用流入口289bとが連結するように位置する。
このため、回転バルブ280側から流出された水は、原水シャワー用流入口289bを通じて環状流路203へと流入し、各原水シャワー吐出口204から吐出される。
図4は、図1に示す流路切替装置200を原水ストレート時の流路に切り替えているときの内部構成図である。なお、図4において、図1等に示した部分と同一の部分には同一符号を付している。
図4(A)は、図1に示す流路切替装置200の内部構成を示す斜視図である。図4(B)は、図4(A)に示す回転バルブ280のa−a’断面図である。
図4(A)に示す回転バルブ280は、図3(A)に示す回転バルブ280に比して、a’方向からみて時計回りに回転させた状態で図示している。回転バルブ280がこの回転角度となる場合には、流路切替装置200へ流入した水は浄水器本体100側にも環状流路203側にも流れることなく、蛇口取付部230の下方に位置する原水ストレート吐出口296bから吐出される。
具体的には、図4(B)に示すように、原水ストレート時には、流入部286からの水は外筒部281を流れ、外筒部281の外側面に設けられた原水ストレート用流出口296aを通じて流出される。流路切替装置200本体の底部には、原水ストレート用流出口296aと同じ径で同じ大きさの原水ストレート用吐出口296bが設けられており、回転バルブ280が図4(A)に示す回転角度のときに、原水ストレート用流出口296aと原水ストレート用吐出口296bとが連結するように位置する。
このため、回転バルブ280側から流出された水は、原水ストレート用流入口295bを通じて原水ストレート吐出口296bから吐出される。
図5は、図1に示す流路切替装置200を逆洗時の流路に切り替えているときの内部構成図である。なお、図5において、図1等に示した部分と同一の部分には同一符号を付している。
図5(A)は、図1に示す流路切替装置200の内部構成を示す斜視図である。図5(B)は、図5(A)に示す回転バルブ280のa−a’断面図である。
図5(A)に示す回転バルブ280は、図2(A)に示す回転バルブ280に比して、a’方向からみて反時計回りに回転させた状態で図示している。回転バルブ280がこの回転角度となる場合には、流路切替装置200へ流入した水は浄水器本体100側へ流れることになるが、図2(A)の場合と異なり、浄水器本体100へ向けて流れる水はホース310を通ることになる。
具体的には、図5(B)に示すように、逆洗時には、流入部286からの水は外筒部281、逆洗用流出口283及びホース310を通じて、浄水器本体100へ向けて流れる。そして、浄水器本体100からの水はホース320、逆洗用流入口282及び外筒部281を通じて、原水ストレート吐出口296bから吐出される。或いは、浄水器本体100からの水はホース320、逆洗用流入口282及び内筒部287を通じて、浄水吐出口205から吐出される。
この際、浄水器本体100から流路切替装置200へ流入する水の流量は圧力センサ292で検知され、浄水時と同様に、圧力センサ292から流量に応じた信号が後述するCPUへ出力される。
図6は、図1に示す流路切替装置200の側面からみた断面図である。図6には、図1等に示した部分に加えて、ホース300のコネクタ260aと連結されるソケット206bを示している。なお、図6において、図1等に示した部分と同一の部分には同一符号を付している。
図6に示すように、浄水吐出路206は流路切替装置200本体の上部を通り、流路切替装置200本体の角部で下方向に曲がるように形成している。なお、浄水吐出路206の先端には、前記浄水吐出口205を設けている。
そして、浄水吐出路206の屈曲した角部の内側には、流路切替装置200本体の角部に出射面を向けて、青色LED251及び赤色LED252を配置している。なお、出射面の前方には、透明なハウジングを肉厚にして形成したレンズ253が形成されており、出射光が浄水吐出路206に向けて効果的に照射されるようにしている。本実施形態では、浄水時には青色LED251を点灯させ、逆洗時には赤色LED252を点灯させるようにしている。流路切替装置200本体のハウジングは、全体が透光性である必要はなく、例えば上記浄水吐出路206の屈曲した角部のみが透光性であってもよい。
なお、原水ストレート時用、原水シャワー時用のLEDを別途設けたり、青色LED251及び赤色LED252を点滅させるなど、表示態様を変更することで、原水ストレート時、原水シャワー時等を報知するようにしてもよい。
図7は、図1に示す流路切替装置200の流路判別手段を示す説明図である。
図7(A)は、図2等に示す軸受け部材202に収容される回転バルブ軸受け板221を示す平面図である。図7(B)は、図7(A)に示す回転バルブ軸受け板221の斜視図である。図7(C)は、図1に示すレバー210の筒状軸部220bの基部213の内側を示す斜視図である。
図7(A),図7(B)に示すように、回転バルブ軸受け板221の中央には、回転バルブ280の回転支持部288を通す軸穴222を形成している。
軸穴222近傍には、レバー210の回転角度を検知するためのリードスイッチ228を収容するリードスイッチ収容部224と、リードスイッチ228のリード線229を収容するリード線収容部223とを形成している。
また、軸穴222及びリードスイッチ収容部224の近傍には、レバー210の回転角を規制する回転角規制用ストッパ226を形成している。
更に、回転バルブ軸受け板221の外縁には、軸受け部材202に回転バルブ軸受け板221を取り付けるためのねじを通す、4つのねじ穴225a〜225dを形成してある。
一方、レバー基部213は、図7(C)に示すように、回転バルブ280の回転支持部288と嵌合する嵌合穴214を形成している。
嵌合穴214の近傍には、磁石取付け孔212aが形成され、この磁石取付け孔212aに磁石211が圧入されている。なお、もう一つの磁石取付け孔212aを形成し、ここにも磁石211を圧入して、レバー210の回動位置を2箇所で検知するようにしてもよい。
そして、磁石211と距離に応じてリードスイッチ228から出力される電気信号のレベルに基づいて、レバー210の回転角度を検知することにしている。
具体的には、図7(A)に示すように、原水シャワー時となる位置から、レバー210を時計回りに例えば35度回転させると浄水のための流路が形成され、更に、レバー210を時計回りに例えば55度回転させると逆洗のための流路が形成されるように構成されている。
なお、レバー210側にリードスイッチ228を取り付け、回転バルブ軸受け板221側に磁石211を取り付けるようにしてもよい。
また、流路判別手段としては、ホース300を流れる水の向きを検知する手段を採用することもできる。すなわち、圧力センサ292が水の流れを検知した場合には、ホース300を通して浄水器本体100を通過する水が流れていることを意味するので、浄水時又は逆洗時であることを意味する。したがって、このときのホース300を流れる水の向きを検知すれば、浄水時であるか、あるいは逆洗時であるかを判別できることになる。このような水の流れを検知する手段としては、ホース300に連通する流路にバタフライ弁等を配置し、水の流れによって弁が揺動する方向を検出するセンサなどが採用できる。
図8は、図1に示す流路切替装置200に内蔵されているCPU600等の回路構成図である。
図8には、図1等を用いて説明した圧力センサ292と、表示器240と、青色LED251と、赤色LED252とに加えて、圧力センサ292から出力される圧力に基づく周波数をCPU600で処理可能とするために分周する分周器500と、図7に示す磁石211及びリードスイッチ228を有する水の流路判別手段260と、分周器500及び流路判別手段260からの各信号に従って表示器240と青色LED251と赤色LED252との少なくとも一つに対して表示/発光命令を行ったり分周器500からの信号に基づいて浄水器本体100への水の積算流量を算出するCPU600とを示している。
本実施形態では、圧力センサ292側から所定流量を検知したことを示す信号が出力され、かつ流路判別手段260から浄水時の水の流れを検知したことを示す信号が出力されたときに、CPU600から青色LED251へ発光命令を行うとともに、浄水器本体100への水の積算流量を算出して表示器240へ表示命令を行うようにしている。
一方、圧力センサ292側から所定流量を検知したことを示す信号が出力され、かつ流路判別手段260からの検知信号によって逆洗時の水が流れていると判断された場合には、CPU600から赤色LED252へ発光命令を行うようにしている。
このように、浄水時には、浄水吐出口205から吐出される水に青色LEDからの出射光を当てることによって清流感を与えるとともに、逆洗時には、赤色LEDを発光させて飲料用などにしないように注意を促すようにしている。
図9は、図8に示すCPU600の動作を示すプログラムである。本実施形態では、例えば0.5秒ごとに繰り返しループが形成されるようにしている。
まず、圧力センサ292側からの周波数の変化の有無に基づいて、通水しているか否かを判定する(ステップS1)。
ステップS1の判定の結果、通水していない場合には、表示器240が通水表示中か否かを、後述する通水フラグの有無に基づいて判定する(ステップS16)。
ステップS16の判定の結果、表示器240が通水表示中でない場合には、ステップS1へ移行する。一方、表示器240が通水表示中である場合には、表示停止命令を行うとともに通水フラグをオフしてからステップS1へ移行する(ステップS17)。
また、ステップS1の判定の結果、通水している場合には、表示器240に対して通水表示命令を行ったか否かを通水フラグの有無に基づいて判定する(ステップS2)。
ステップS2の判定の結果、表示器240に対して通水表示命令を行った場合には、重複して通水表示命令を行う必要がないので、ステップS4へ移行する。一方、表示器240に対して通水表示命令を行っていない場合には、通水フラグをオンするとともに、表示器240に対して通水表示命令を行う(ステップS3)。
つづいて、流路判別手段260の検知結果に基づいて、浄水中であるか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4の判定の結果、浄水中でない場合、すなわち逆洗中の場合にはステップS11へ移行する。一方、浄水中である場合には、青色LED発光命令済みであるか否かを判定する(ステップS5)。
ステップS5の判定の結果、青色LED発光命令済みである場合には、重複して青色LED発光命令を行う必要がないので、ステップS8へ移行する。一方、青色LED発光命令済みでない場合には、青色LED発光命令を行うとともに、青色LED発光の停止までを計時(例えばオンしてから5秒間を計時)するタイマをオンする(ステップS6)。
つづいて、浄水器本体100への水の積算流量を算出するとともに、算出結果を表示器240へ表示するように表示命令を行う(ステップS7)。
その後、青色LED発光済みであるか否か、すなわち既に青色LED251の発光が終了しているか否かを判定する(ステップS8)。
青色LED発光済みである場合には、再度青色LED251を発光する必要がないので、ステップS1へ移行する。一方、青色LED発光済みでない場合には、ステップS6でオンしたタイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS9)。
ステップS9の判定の結果、タイマがタイムアウトしていない場合には、ステップS1へ移行する。一方、タイマがタイムアウトした場合には青色LED251の発光を停止する停止命令を行ってからステップS1へ移行する(ステップS10)。
一方、ステップS4の判定の結果、浄水中でない場合、すなわち逆洗中の場合には赤色LED発光命令済みであるか否かを判定する(ステップS11)。
ステップS11の判定の結果、赤色LED発光命令済みである場合には、重複して赤色LED発光命令を行う必要がないので、ステップS13へ移行する。一方、赤色LED発光命令済みでない場合には、赤色LED発光命令を行うとともに、赤色LED発光の停止までを計時(例えばオンしてから5秒間を計時)するタイマをオンする(ステップS12)。
その後、赤色LED発光済みであるか否か、すなわち既に赤色LED252の発光が終了しているか否かを判定する(ステップS13)。
赤色LED発光済みである場合には、再度赤色LED252を発光する必要がないので、ステップS1へ移行する。一方、赤色LED発光済みでない場合には、ステップS12でオンしたタイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS14)。
ステップS14の判定の結果、タイマがタイムアウトしていない場合には、ステップS1へ移行する。一方、タイマがタイムアウトした場合には赤色LED252の発光を停止する停止命令を行ってからステップS1へ移行する(ステップS15)。
以上説明したプログラムを実行することによって、原水ストレート中、原水シャワー中及び蛇口を閉めている場合には、表示器240に通水表示がされないようになるとともに、青色LED251及び赤色LED252が点灯されないようになる。
一方、浄水中或いは逆洗中には表示器240に通水表示がされるとともに、浄水開始から例えば5秒間、青色LED251が発光することになるし、逆洗開始から例えば5秒間、赤色LED252が発光することになる。
なお、ステップS7における積算流量の算出結果が所定量となる度に、逆洗が必要であることを示すランプ表示等を行うようにしてもよい。この場合には、赤色LED252を点灯する際にランプ表示等を停止すればよい。更には、ステップS1で通水と判定されてから、例えば5分以上通水が続く場合には、蛇口の閉め忘れを告げるアラームを出力するようにしてもよい。
本発明の実施形態の浄水器の模式的な外観図である。 図1に示す流路切替装置200を浄水時の流路に切り替えているときの内部構成図である。 図1に示す流路切替装置200を原水シャワー時の流路に切り替えているときの内部構成図である。 図1に示す流路切替装置200を原水ストレート時の流路に切り替えているときの内部構成図である。 図1に示す流路切替装置200を逆洗時の流路に切り替えているときの内部構成図である。 図1に示す流路切替装置200の側面からみた断面図である。 図1に示す流路切替装置200の流路判別手段の説明図である。 図1に示す流路切替装置200に内蔵されているCPU600等の回路構成図である。 図8に示すCPU600の動作を示すプログラムである。
符号の説明
100 浄水器本体
200 流路切替装置
201,202 受け部材
203 環状流路
204 原水シャワー吐出口
205 浄水吐出口
206 浄水吐出路
207 ユニット収納部
210 レバー
220a,220b 筒状軸部
230 蛇口取付部
240 表示器
241 表示器カバー
242 液晶表示器
243 本体基板
250 光源
251 青色LED
252 赤色LED
260 流路判別手段
260a,110 コネクタ
270 ソケットカバー
280 回転バルブ
281 外筒部
282 逆洗用流入口
283 逆洗用流出口
284 浄水用流出口
285 浄水用流入口
286 流入部
287 内筒部
288 回転支持部
289a 原水シャワー用流出口
289b 原水シャワー用流入口
290 圧力測定調整ユニット
291 水圧調整弁
292 圧力センサ
293 取付穴
300,310,320 ホース

Claims (4)

  1. 蛇口からの水の流路を切り替える流路切替装置と、前記流路切替装置に対してホースを通じて接続されており当該ホースを流れてくる水を浄化する浄水器本体とを備えた浄水器において、
    前記ホースを流れる水の流量を検知する圧力センサと、
    前記流路切替装置による流路の切替状態が浄水取出状態にあるか否かを検知する流路判別手段と、
    前記圧力センサと前記流路判別手段との各検知結果に従って発光する光源と、
    前記圧力センサによって所定流量の水が前記ホースを流れていることが検知され、かつ前記流路判別手段によって浄水取出状態であることが検知された場合に前記光源に対して浄水中であることを示す発光を行うように命令する命令手段とを備えることを特徴とする浄水器。
  2. 前記命令手段は、前記圧力センサによって所定流量の水が前記ホースを流れていることが検知され、かつ前記流路判別手段によって浄水取出状態ではないことが検知された場合に前記前記光源に対して逆洗中であることを示す発光を行うように命令することを特徴とする請求項1記載の浄水器。
  3. 前記流路切替装置の少なくとも一部は、透光性を有する部材からなるとともに、この透孔性を有する部材からなる部分には、前記浄水器本体で浄化された水を吐出するための吐出路が、前記流路切替装置本体の上部から側部にかけて形成されており、
    前記光源は、前記流路切替装置本体の上部と側部とからなる角部の内側に、当該角部へ向けて照射するように設置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の浄水器。
  4. 前記流路切替装置には、少なくとも浄水と逆洗とを切り替えるためのレバーが取り付けられており、
    前記流路判別手段は、前記レバーの回動位置が浄水位置にあるか否かを検出する手段で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の浄水器。
JP2003401304A 2003-12-01 2003-12-01 浄水器 Pending JP2005161149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003401304A JP2005161149A (ja) 2003-12-01 2003-12-01 浄水器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003401304A JP2005161149A (ja) 2003-12-01 2003-12-01 浄水器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005161149A true JP2005161149A (ja) 2005-06-23

Family

ID=34725280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003401304A Pending JP2005161149A (ja) 2003-12-01 2003-12-01 浄水器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005161149A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017159264A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 株式会社日本トリム 電解水生成装置
WO2022149736A1 (ko) * 2021-01-08 2022-07-14 엘지전자 주식회사 냉장고

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017159264A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 株式会社日本トリム 電解水生成装置
WO2017154668A1 (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 株式会社日本トリム 電解水生成装置
WO2022149736A1 (ko) * 2021-01-08 2022-07-14 엘지전자 주식회사 냉장고

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7326334B2 (en) End-of-faucet filter
US6123837A (en) Faucet mounted water filter
US7810650B2 (en) Faucet mounted water filter system
US6149780A (en) Water electrolyzer having a water presence detector
JP2002205061A (ja) 浄水器
WO2007126047A1 (ja) 浄水器および切換弁
JP2004124853A (ja) 両出し吐出口を有する流路切替機能付きエアポンプ
JP2005161149A (ja) 浄水器
JP2006291603A (ja) 給水装置
JP3569822B2 (ja) 浄水器フィルターの交換時期を表示する浄水器用水栓の表示ハンドル
JP2009297653A (ja) 油水分離装置および排水制限方法
JP2006144325A (ja) 自動水栓
JP2004344888A (ja) 浄水器
JP5339499B2 (ja) 浄水器
WO2022138517A1 (ja) 蛇口直結型浄水器
KR200197816Y1 (ko) 정수기의 필터교환시기 및 수질 표시장치
JP2008104932A (ja) 浄水器
JP2022097853A (ja) 蛇口直結型浄水器
JP2022097852A (ja) 蛇口直結型浄水器
JP2004148162A (ja) 浄水器
JP7448366B2 (ja) 浄水器
JP3835173B2 (ja) 電解水生成装置
KR200338624Y1 (ko) 인디케이터의 임펠러구조
JPH08257564A (ja) アルカリイオン整水器
KR100867193B1 (ko) 정수기용 조명장치