JP2005161037A5 - - Google Patents

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持続硬膜外麻酔用カテーテル抜去防止方法および持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタ
本発明は、血液、薬液、栄養等の供給、あるいは、透析等を行うためのカテーテルと前記血液等の供給器具またはフィルタ等を接続する持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタに関するものである。また、本発明は、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルが生体管腔内から抜去するのを防止するのに大きな効果を発揮する持続硬膜外麻酔用カテーテル抜去防止方法に関するものである。
本発明は、持続硬膜外麻酔用カテーテルを使用した医療行為そのものではなく、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルがコネクタから抜けるのを防止する方法に関するものである。本発明の持続硬膜外麻酔用カテーテル抜去防止方法は、医師や看護士が手術、治療、または診断中以外の時間帯に起きる医療事故を防止するためのものである。すなわち、本発明は、医師や看護士が患者から離れている間に起こる医療事故を無くすための持続硬膜外麻酔用カテーテル抜去防止方法および持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタに関するものである。
近年の医療方法は、外科手術をできるだけ行わずに、カテーテルを介して、生体管腔に血液、薬液、栄養等を供給することにより、治療を行うようになってきた。前記カテーテルは、一方に前記生体管腔に差し込む針が取り付けられ、他方にカテーテル用コネクタが取り付けられている。また、前記カテーテル用コネクタは、一方から前記カテーテルが導出され、他方に前記血液、薬液、栄養等を供給するための器具、あるいは、フィルタ等が接続される。
図4(イ)は従来におけるカテーテルを接続するコネクタを説明するための図で、(ロ)は前記コネクタにおけるルアーの詳細図で、(ハ)はコネクタを接続した状態を説明するための図で、(ニ)は前記コネクタを締めつける状態を説明するための図である。
図4(イ)において、カテーテル用コネクタ41は、ボディー42と、ルアー43と、前記ボディー42およびルアー43の内部に内蔵されるスラグ44と、キャップ46とから構成されている。前記カテーテル45(図4(ロ)参照)は、前記ボディー42の内部に挿入されるとともに、カテーテル導出口421から導出される。
前記ルアー43は、前記スラグ44およびカテーテル45を内部に収納した後、ボディー42を互いに回転させることによりネジ結合するような構造になっている。また、前記ルアー43は、一方に、カテーテル45を挿入するカテーテル挿入孔431と、前記スラグ44およびワッシャー443を挿入するスラグ挿入孔432が設けられ、他方に、前記キャップ46、または図示されていない、血液等供給器具またはフィルタ等が接続される血液等供給口433が設けられている。
前記スラグ44は、一方がワッシャー442を介して、ボディー42に挿入され、他方がワッシャー443を介してルアー43に挿入される。図4(ハ)に示された状態は、ルアー43の端部にキャップ46を取り付け、ボディー42とルアー43の内部にスラグ44が内蔵されている。図4(ニ)の矢印で示されるようにボディー42とルアー43とを反対側に回転させ、回らなくなるまで回転させることにより、カテーテル45がコネクタ41にしっかりと締め込まれる。
前記カテーテル用コネクタ41には、カテーテルが抜けるのを防止するための構造が特別に設けられていない。前記カテーテル用コネクタ41は、たとえば、特開2001−137351号公報、あるいは、特開2001−299936号公報に記載されている。
特開2001−137351号公報 特開2001−299936号公報
前記従来の技術において、カテーテル用コネクタ41は、カテーテル45を絶対に抜けないように強固に締め付けると、カテーテル45内の血液等の流通に支障を来すことがある。したがって、前記カテーテル用コネクタ41は、血液等を充分に供給するとともにカテーテル45が抜けないようにするという相矛盾する機能を有する必要がある。
しかし、前記従来のカテーテル用コネクタ41は、前記相矛盾する機能を無くすことはできず、また、カテーテル45の抜け止め防止を完全なものにすることができなかった。前記従来のカテーテル45は、患者の動きや何らかの原因で前記カテーテル用コネクタ41が緩んだ結果、抜けるという事故が頻繁に起きていた。
本発明は、以上のような課題を解決するためのものであり、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルの荷重がかかる支点の方向を変えたり、あるいは、持続硬膜外麻酔用コネクタの回転ができないような形状のプロテクタで持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタを覆うことで、持続硬膜外麻酔用カテーテルが抜けない持続硬膜外麻酔用カテーテル抜去防止方法および持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタを提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明の持続硬膜外麻酔用カテーテル抜去防止方法は、互いに回転させることにより連結するボディーおよびルアーと、前記ボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグとによって構成されているコネクタから持続硬膜外麻酔用カテーテルが抜去するのを防止するものであり、前記コネクタから導出された持続硬膜外麻酔用カテーテルを前記コネクタに沿うようにして支点位置を変更することにより、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルの抜け止めを防止することを特徴とする。
(第2発明)
第2発明の持続硬膜外麻酔用カテーテル抜去防止方法は、互いに回転させることにより連結するとともに、少なくとも一部の周囲が多角形部分または凸条からなるボディーおよびルアーと、前記ボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグとによって構成されているコネクタから持続硬膜外麻酔用カテーテルが抜去するのを防止するものであり、前記コネクタから導出された持続硬膜外麻酔用カテーテルを前記コネクタに沿うようにして支点位置を変更することにより、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルの抜け止めを防止することを特徴とする。
(第3発明)
第3発明の持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタは、互いに回転させることにより連結するボディーおよびルアーと、前記ボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグとによって構成されており、前記コネクタから導出された持続硬膜外麻酔用カテーテルの少なくとも一つの支点位置を変更することを特徴とする。
(第4発明)
互いに回転させることにより連結するとともに、少なくとも一部の周囲が多角形部分または凸条からなるボディーおよびルアーと、前記ボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグとによって構成されている持続硬膜外麻酔用カテーテルが抜去するのを防止する持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタにおいて、 前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタから導出された持続硬膜外麻酔用カテーテルをプロテクタに沿うようにして支点位置を変更することにより、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルの抜け止めを防止することを特徴とする持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタ。
本発明によれば、持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタに持続硬膜外麻酔用カテーテルを接続した後に、前記コネクタから導出された持続硬膜外麻酔用カテーテルを前記コネクタに沿うようにして支点位置を変更することにより、持続硬膜外麻酔用カテーテルが外れて血液や薬液等がこぼれ出ることがないようになった。
本発明によれば、プロテクタの内部は、前記ボディーおよびルアーが回転しないような形状になっているため、互いにブロックされて回転することがなく、医療中の事故を防止することができる。
本発明によれば、プロテクタから導出された持続硬膜外麻酔用カテーテルを導出方向と異なる方向にしたため、持続硬膜外麻酔用カテーテルが導出された方向に引っ張られても、前記荷重のかかる支点が異なっており、持続硬膜外麻酔用カテーテルが前記コネクタから抜け出すことがない。
本発明によれば、持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタを覆うプロテクタの留め金が突起と嵌合するため、プロテクタをこじ開けない限り、簡単に外せない。すなわち、持続硬膜外麻酔用カテーテルは、プロテクタを作為的に開けない限り、抜け出すことがない。
(第1発明)
第1発明の持続硬膜外麻酔用カテーテル抜去防止方法は、互いに回転させることにより連結するボディーおよびルアーと、前記ボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグとによって構成されているコネクタから持続硬膜外麻酔用カテーテルが抜去するのを防止するものである。前記コネクタは、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルがボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグの内部に挿入され、導出される側と反対側に薬液注入器具またはフィルタ等を接続できるような構造になっている。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタは、ボディーとルアーを反対方向に回転させることにより、スラグが圧迫されることにより、持続硬膜外麻酔用カテーテルの抜去を困難にしている。前記ボディーとルアーの回転が緩むと、持続硬膜外麻酔用カテーテルは、スラグから抜け易くなる。そこで、第1発明は、前記ボディーとルアーとを締め付けた後、前記コネクタから導出された持続硬膜外麻酔用カテーテルを前記コネクタに沿うようにして少なくとも一つの支点位置を変更することにより、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルの抜け止めを防止している。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルは、前記コネクタと同じ方向に引き抜く力がかかる場合、前記コネクタから外れ易いが、前記コネクタから導出された後、荷重がかかることにより引き抜かれる方向を変更する、すなわち、支点位置を変更することにより前記コネクタから抜け難くしている。
(第2発明)
第2発明の持続硬膜外麻酔用カテーテル抜去防止方法は、前記コネクタにおける少なくとも一部の周囲に設けられた多角形部分または凸条からなるボディーおよびルアーが互いに回転しないように連結されて緩まないようにするためのプロテクタによって覆われている。すなわち、前記プロテクタは、前記コネクタのボディーおよびルアーが互いに回転しないようにコネクタの周面に沿って覆うような構造、または、前記コネクタの断面に沿った筒状のものを側面から嵌め込み、薬液等の供給器具を取り付けることにより、抜けなくなるような構造からなっている。前記コネクタから導出された持続硬膜外麻酔用カテーテルは、前記プロテクタに沿うようにして支点位置を変更することにより前記コネクタから抜けないようにしている。
(第3発明)
第3発明の持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタは、互いに連結するボディーおよびルアーと、前記ボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグとによって構成されている。また、前記コネクタの外面には、前記コネクタから導出されたカテーテルの少なくとも一つの支点位置を変更している。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタから導出されたカテーテルは、一旦方向を変えた後、元の方向(反対方向)に導出される。第3発明の持続硬膜外麻酔用カテーテルは、一旦方向が変えられているため、引っ張られても抜けることがない。
(第4発明)
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタは、内部に多角形部分、凸条、凹凸の内のいずれか少なくとも一つを備えたプロテクタによって覆われているとともに、前記プロテクタを構成する材質の弾性によってロックする留め具を備えている。前記留め具は、前記弾性によって凸起等を乗り越えることにより、ロックされる。一旦ロックされた留め具は、前記プロテクタをこじ開けない限り開かないため、カテーテルが抜けることもない。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタは、互いに連結するボディーおよびルアーと、前記ボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグと、前記コネクタのボディーおよびルアーを覆うプロテクタとから構成されている。そして、前記プロテクタの内部には、回転止め用の凹凸が成形されている。前記回転止め用の凹凸は、前記ボディーおよびルアーの連結が緩みかけても、回転しないような構造になっている。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタは、前記ボディーおよびルアーを螺子に着脱自在する場合、前記螺子の最後に凹凸を成形し、前記コネクタの部材にバネ性を持たせ、前記凹凸を嵌合させることにより、前記ボディーおよびルアーの緩み止めを達成させることができる。また、前記ボディーおよびルアーの回転結合部には、たとえば、ラチェットのような回転止めを設けるようにすることもできる。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタは、互いに連結するボディーおよびルアーと、前記ボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグと、前記コネクタのボディーおよびルアーを覆うプロテクタと、前記プロテクタの外側にカテーテルの支点位置を変更するための少なくとも一つのフックと、から構成されている。
前記コネクタから導出されたカテーテルは、一旦方向を変えて前記プロテクタの外側に成形された前記フックにかけられた後、元の方向(反対方向)に導出される。前記カテーテルは、一旦方向が変えられてフックに掛けられているため、引っ張られても抜けることがない。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタは、互いに連結するボディーおよびルアーと、前記ボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグと、前記コネクタのボディーおよびルアーを開閉自在に覆うプロテクタと、前記プロテクタの内側に成形された回転止め用の凹凸と、前記プロテクタの外側に持続硬膜外麻酔用カテーテルの支点位置を変更するための少なくとも一つのフックと、から構成されている。
前記プロテクタは、ボディーおよびルアーを覆うことにより、内側に成形された回転止め用の凹凸により、前記ボディーおよびルアーの回転、すなわち、緩みを無くす。また、前記プロテクタの外側に設けられているフックは、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルの抜け出す方向を一旦変えてから、元の方向に導出するようにしているため、荷重がかかっても、抜けることがない。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタは、前記ボディーおよびルアーを開閉自在に覆うプロテクタの内部形状、および前記プロテクタの外側にフックを有していない点で前記発明と異なっている。すなわち、前記プロテクタの内側には、前記ボディーおよびルアーの外形とほぼ一致する内部形状および/または緩み止め用の凹凸とが成形されている。前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタは、前記プロテクタの内側が前記ボディーおよびルアーの外形とほぼ一致する内部形状に成形されているため、前記ボディーおよびルアーが互いに回転することがない。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタは、血液または薬液等を供給するだけでなく、持続硬膜外麻酔カテーテルとして使用されることにより、さらに、効果を発揮する。前記持続硬膜外麻酔用カテーテル用コネクタは、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルの支点位置を変更するためのフック形状を規定している。すなわち、前記フックは、その内部がカテーテルの太さにほぼ等しく、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルを挿入する入口を前記内部よりやや狭くすることにより、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルが抜け難くなっている。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルは、周囲を圧迫し過ぎると、血液または薬液等の供給を妨げるが、緩過ぎても役割を果たさない。そこで、前記フックは、前記入り口部分を前記持続硬膜外麻酔用カテーテルカテーテルの直径より小さくし、内部において、血液または薬液等の供給を妨げない程度に圧迫するような構造にしている。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタにおいて、前記コネクタを覆うプロテクタは、前記ボディーおよびルアーを覆う二つの部材からなり、一方および他方がヒンジを介して一体に成形されている。また、前記プロテクタには、コネクタを覆った後に閉じる留め部が設けられ、患者の通常の動きでは開かないようになっている。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタにおいて、前記コネクタを覆うプロテクタの一部には、前記コネクタを患者に取り付けるためのピン止め孔が設けられている。前記コネクタは、たとえば、安全ピンによって、患者の一部に取り付けられ、前記カテーテルを介して、血液または薬液等を患者の患部等に対して安全に供給することができる。
図1は本発明の実施例であり、(イ)はプロテクタの断面図、(ロ)はプロテクタが開いている状態を説明するための平面図である。図2は本発明の実施例であり、(イ)はプロテクタの下面図、(ロ)はA−A断面図、(ハ)はB−B上面図である。図3は本発明の実施例であり、フックの拡大正面図である。
図1(イ)および(ロ)において、図示されていない、ボディーおよびルアーからなる持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタを覆うプロテクタ11は、たとえば、二つのカバー部材12および13がヒンジ14により、開閉自在に前記コネクタを覆い、留め具15を掛けることで、固定される。
前記留め具15の形状は、特に限定されるものではなく、公知または周知のものが使用できる。前記プロテクタ11は、その内部に、図示されていない、ボディーを収納するボディー収納部16、およびルアーを収納するルアー収納部17が成形されている。
前記ボディー収納部16は、端部にカテーテル導出口161と、内面にボディーを回転させないように成形された凸起162とが設けられている。前記ルアー収納部17は、底部に開口部171と、内面にルアーの形状とほぼ同じ、たとえば、断面形状が八角形の面172(図2(ロ)参照)を有するように成形されている。
前記開口部171は、血液あるいは薬液等を供給する器具またはフィルタ等がコネクタに接続できるようにするためのものである。前記ルアー収納部17の外面には、フック18が設けられている。前記フック18は、図3に示す拡大図から判るように、持続硬膜外麻酔用カテーテルとほぼ同じ径または多少細い径をしたカテーテル挿入孔182と、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルを挿入する際に、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルの径より狭い溝から構成されるカテーテル挿入溝181とから構成されている。
前記フック18は、前記プロテクタ11の先端部(図1(ロ)の右側)から導出された持続硬膜外麻酔用カテーテルの導出方向を変えるために、前記カテーテル導出口161より、図の左側に設けられている。また、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルは、前記カテーテル挿入溝181から押し込まれてカテーテル挿入孔182に挿入される。
前記カテーテル挿入孔182は、持続硬膜外麻酔用カテーテルが引っ張られる方向を変えるとともに、持続硬膜外麻酔用カテーテルの係合による摩擦を持たせる。したがって、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルは、前記カテーテル挿入孔182に挿入されることで、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタから引き抜かれることがなくなる。
係合孔19は、図1(ロ)に示されているように、小さな孔から構成されており、患者に持続硬膜外麻酔用カテーテルおよび持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタを取り付ける場合の、たとえば、安全ピンを通す孔である。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルが挿入された持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタは、たとえば、ボディーの外周に凸条21が、またルアーの外周に八角面22が成形されている。そして、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタは、図2(ハ)に示されているように、プロテクタ11の一方のボディー収納部16、およびルアー収納部17に載置した後、他方の収納部をヒンジ14を中心に回転させ、留め具15によって固定する。留め具15は、図1(ロ)に示す符号のない反対側の凸起を乗り越えて、嵌合するとともにロックされる。前記ロックは、前記プロテクタ11の材質で決まる弾性に逆らってこじ開けない限り開けることができない。すなわち、前記プロテクタ11は、患者が動いたり、いたずらをしても、開けることができないため、持続硬膜外麻酔用カテーテルも抜けることがない。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタの外周面に成形されている前記凸条21および前記八角面22は、プロテクタ11のボディー収納部16およびルアー収納部17の内面とほぼ同じ形状に成形されているため、前記プロテクタ11で覆った後、留め具15により開閉ができないようにすることで、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタのボディーおよびルアーが回転して緩むことがない。
前記プロテクタ11は、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタの外周面と、ボディー収納部16およびルアー収納部17の内面との形状をほぼ一致させるか、あるいは、回転止めの凹凸を成形することにより、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタから持続硬膜外麻酔用カテーテルが抜去することを防止できる。
また、前記プロテクタ11のルアー収納部17における外周に設けられたフック18は、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタから導出するとともに、プロテクタ11のカテーテル導出口161から導出され、持続硬膜外麻酔用カテーテルの方向を一旦反対側に移動させる。前記方向が変えられた持続硬膜外麻酔用カテーテルは、フック18のカテーテル挿入溝181に押し込むことにより、カテーテル挿入孔182に取り付けられる。
前記持続硬膜外麻酔用カテーテルは、プロテクタ11から導出された後、引っ張られる方向にかかる荷重と反対方向に係合されるような支点が設けられているため、特別な荷重がかからない限り、引き抜かれることがない。
以上、本実施例を詳述したが、本発明は、前記本実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。たとえば、前記プロテクタは、合成樹脂部材のような成形が容易なものであり、多少弾性があるものが望ましい。
前記ボディー収納部および前記ルアー収納部の内面に成形する形状は、八角形または凸起に限定されず、コネクタのボディーおよびルアーが互いに回転できない形状であれば良い。
前記ボディー収納部および前記ルアー収納部の内面の形状とフックは、いずれか一方のみを設けることもできる。また、前記プロテクタに成形されたフックの形状は、血液や薬液等が供給でき、かつ、抜け難くなっていれば、実施例に限定されない。
前記プロテクタに成形されている留め具の形状は、公知または周知のものを使用することができる。
本発明の実施例であり、(イ)はプロテクタの断面図、(ロ)はプロテクタが開いている状態を説明するための平面図である。(実施例) 本発明の実施例であり、(イ)はプロテクタの下面図、(ロ)はA−A断面図、(ハ)はB−B上面図である。(実施例) 本発明の実施例であり、フックの拡大正面図である。(実施例) (イ)は従来におけるカテーテルを接続するコネクタを説明するための図で、(ロ)は前記コネクタにおけるルアーの詳細図で、(ハ)はコネクタを接続した状態を説明するための図で、(ニ)は前記コネクタを締めつける状態を説明するための図である。
符号の説明
11・・・プロテクタ
12・・・一方のカバー部材
13・・・他方のカバー部材
14・・・ヒンジ
15・・・留め具
16・・・ボディー収納部
161・・カテーテル導出口
162・・凸起
17・・・ルアー収納部
171・・開口部
172・・八角形の面
18・・・フック
181・・カテーテル挿入溝
182・・カテーテル挿入孔
19・・・係合孔
21・・・ボディーの凸条
22・・・ルアー八角面
22・・・八角面

Claims (4)

  1. 互いに回転させることにより連結するボディーおよびルアーと、前記ボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグとによって構成されているコネクタから持続硬膜外麻酔用カテーテルが抜去するのを防止する持続硬膜外麻酔用カテーテル抜去防止方法において、
    前記コネクタから導出された持続硬膜外麻酔用カテーテルを前記コネクタに沿うようにして支点位置を変更することにより、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルの抜け止めを防止することを特徴とする持続硬膜外麻酔用カテーテル抜去防止方法。
  2. 互いに回転させることにより連結するとともに、少なくとも一部の周囲が多角形部分または凸条からなるボディーおよびルアーと、前記ボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグとによって構成されているコネクタから持続硬膜外麻酔用カテーテルが抜去するのを防止する持続硬膜外麻酔用カテーテル抜去防止方法において、
    前記コネクタから導出された持続硬膜外麻酔用カテーテルを前記コネクタに沿うようにして支点位置を変更することにより、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルの抜け止めを防止することを特徴とする持続硬膜外麻酔用カテーテル抜去防止方法。
  3. 互いに回転させることにより連結するボディーおよびルアーと、前記ボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグとによって構成されているコネクタにおいて、
    前記コネクタから導出された持続硬膜外麻酔用カテーテルの少なくとも一つの支点位置を変更することを特徴とする持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタ。
  4. 互いに回転させることにより連結するとともに、少なくとも一部の周囲が多角形部分または凸条からなるボディーおよびルアーと、前記ボディーおよびルアーの内部に内蔵されているスラグとによって構成されている持続硬膜外麻酔用カテーテルが抜去するのを防止する持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタにおいて、 前記持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタから導出された持続硬膜外麻酔用カテーテルをプロテクタに沿うようにして支点位置を変更することにより、前記持続硬膜外麻酔用カテーテルの抜け止めを防止することを特徴とする持続硬膜外麻酔用カテーテルコネクタ。
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JP2004329180A Pending JP2005161037A (ja) 2004-11-12 2004-11-12 カテーテル抜去防止方法およびカテーテル用コネクタ

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