JP2005160180A - 圧電アクチュエータ素子およびその製造方法 - Google Patents

圧電アクチュエータ素子およびその製造方法 Download PDF

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裕子 小川
Hiroichi Uchiyama
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Abstract

【課題】磁気ディスク装置の高密度化において、圧電アクチュエータ素子は分離した一対のユニットで構成され、それぞれの端部を柔軟性のある樹脂層で結合しており、左右の圧電体薄膜ユニットが変形して共振特性が劣化し、動作に影響がでる。
【解決手段】左右分離した第1の圧電体素子ユニット10aと、第2の圧電体素子ユニット10bの一端部を補強材(19または30c)で結合し片梁を設けることによって、第1の圧電体素子ユニット10aと第2の圧電体素子ユニット10bの変形を抑制することができる。このことにより、圧電アクチュエータ素子10をヘッド支持機構100のフレクシャ7に均一に接合することができ、安定した共振特性を得ることが出来る。また、変形による破損も防止でき、高い信頼性を確保することが可能となる。
【選択図】図8

Description

本発明は、電圧を印加すると伸縮する特性を備えた圧電材料により形成したアクチュエータ素子に関し、特にディスク装置におけるヘッド位置決め機構に用いられる圧電アクチュエータ素子およびその製造方法に関するものである。
ディスク装置は、近年のヘッド素子などの改善によりトラックに沿った線記録密度が向上している。これに伴いトラックに垂直方向の記録密度の向上が重要になり、より繊細なトラックを実現することが求められてきている。幅の狭いトラックに正確にヘッドを追従させるためには、ヘッドを微少に移動させる機構が必要である。
磁気ディスク型情報記録再生装置(磁気ディスク装置とよぶ)では、磁気ディスクに対して情報の記録再生を行うための磁気ヘッドがヘッドスライダに搭載され、アクチュエータアームに取り付けられている。このアクチュエータアームをボイスコイルモータ(VCMとよぶ)によって揺動させることで、磁気ディスク上の所定のトラック位置に位置決めされた磁気ヘッドで記録再生を行っている。しかしながら、磁気記録の向上とともに、このような従来のVCMのみでの位置決めでは十分な精度を確保できなくなってきている。このために、VCMの位置決めの手段に加えて、副アクチュエータとして圧電体素子を用いた微少位置決め手段を付加してヘッドスライダを微少振動させ、高速、高精度の位置決めを行う方法が提案されており、特に薄膜圧電体素子を用いた例が開示されている(例えば、特許文献1参照)。図12は、前記特許文献1に記載された従来の圧電アクチュエータを示すものである。
図12に、従来このような磁気ディスク装置のアクチュエータアームに設けられた薄膜圧電体素子を用いた副アクチュエータの平面図を示し、図13には図12のX−X‘断面図を示している。圧電アクチュエータ素子100は、ともに薄膜圧電体で形成され、それぞれが鏡面対称形状に配置された第1の圧電体素子ユニット100aと第2の圧電体素子ユニット100bとが一対となって、アクチュエータアーム140を構成するフレキシブル基板150に接着固定されている。第1の圧電体素子ユニット100aと第2の圧電体素子ユニット100bのうち片側が伸長する方向に変位し、一方が収縮する方向に変位することによって、先端に設けられたスライダ101を微少に回転させ、スライダ101の先端に取り付けられた磁気ヘッド130を微少変動させている。図13に示すように、第1の圧電体素子ユニット100aおよび第2の圧電体素子ユニット100bは、第1の薄膜圧電体素子111aおよび第2の薄膜圧電体素子111bとが積層配置された2層構造を有している。第1の薄膜圧電体素子111aの上側には第1の電極112aが、また下側には第2の電極112bが形成されている。同様に第2の薄膜圧電体111bは、第1の薄膜圧電体111aの下部に配置され、その両面には第4の電極112cと第3の電極112dとが設けられている。第2の電極112bと第4の電極112cとは接着剤113で接合されている。また、それぞれ第1の圧電体素子ユニット100a、第2の圧電体素子ユニット100bの端部には、グランド電極端子部を形成するためのビアホール部114、115と端子接続部116、117が設けられている。図12に示すようにビアホール部114、115は、第2の電極112bと第4の電極112cとを短絡するための端子接続部116、117を形成するものであり、端子線118により共通電極としての接地電極119に接続されている。一方、第1の圧電体素子ユニット100aの第1の電極112aと第3の電極112dとは端子線120に接続されて電圧印加手段121aによって所定の電圧が印加されている。またさらに、第2の圧電体素子ユニット100bの第1の電極112aと第4の電極112dとが端子線120に接続されて電圧印加手段121bによって所定の電圧が印加されている。また、これら第1の圧電体素子ユニット100aと第2の圧電体素子ユニット100bはアクチュエータアーム140のフレキシブル基板150の、樹脂のみの基板が構成されている樹脂基板122に接合されて搭載されている。
特開2002−134807号公報
ところで、このような副アクチュエータを構成する圧電体素子としては、小型、軽量であること、低い印加電圧で大きな変位量および安定した共振特性が得られること、主アクチュエータと副アクチュエータがそれぞれの動作に影響を与えないことが要求される。
従来例では、2つの圧電体素子ユニットは交互に伸縮するため分離しており、2つの圧電体素子ユニットを樹脂層で被覆して圧電体素子ユニットの端部を連結し一体とした構成であり、圧電積層体のない樹脂層部分は柔らかく左右が対向して曲がり、フレキシブル基板への接着バラツキが共振特性に影響する。
本発明は、前記従来の課題を改善するもので、副アクチュエータが伸縮することによって発生する共振モードに対して安定したアクチュエータであり、高い信頼性が得られる圧電アクチュエータ素子とその製造方法を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の圧電アクチュエータ素子は、一方の面に第1の電極を設けるとともに、他方の面に第2の電極を設け第2の電極の方向に分極された第1の薄膜圧電体素子と、一方の面に第3の電極を設けるとともに、他方の面に第4の電極を設け第4の電極方向に分極された第2の薄膜圧電体素子とを有し、第2の電極と第4の電極とを対向させて接合した第1の圧電体素子ユニットと、一方の面に第5の電極を設けるとともに他方の面に第6の電極を設け第6の電極方向に分極された第3の薄膜圧電体素子と一方の面に第7の電極を設けるとともに、他方の面に第8の電極を設け第8の電極方向に分極された第4の薄膜圧電体素子とを有し、第6の電極と第8の電極とを対向させて接合した第2の圧電体素子ユニットとを備え、第1の圧電体素子ユニットの端部と第2の圧電体素子ユニットの端部に補強材を設けて連結し、圧電アクチュエータ素子全体に樹脂層で被覆している。さらに、第1の圧電体素子ユニットは、第1の電極と第3の電極とを短絡した第1の信号電極配線と、第2の電極と第4の電極とを短絡した第1のグランド電極配線とを備え、第2の圧電体素子ユニットは、第5の電極と第7の電極とを短絡した第2の信号電極配線と、第6の電極と第8の電極とを短絡した第2のグランド電極配線とを備えている。
このように構成することにより、第1の圧電素子ユニットと第2の圧電素子ユニットが対向して曲がることを抑制することができフレキシブル基板に均一に接合することができる。
さらに、第1の信号電極配線は第1の薄膜圧電体素子と第2の電極と第4の電極と第2の薄膜圧電体素子との距離が離れ、第2の信号電極配線は第3の薄膜圧電体素子と第6の電極と第8の電極と第4の薄膜圧電体素子との距離が離れる。第1のグランド電極配線は第1の電極と第1の薄膜圧電体素子と、第2のグランド電極配線は第5の電極と第3の薄膜圧電体素子との距離が離れる。そのことにより、電極間短絡および高湿環境下での水分の浸入を抑制することができる。
本発明の圧電アクチュエータ素子によれば、安定した共振特性と高い信頼性を得ることができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1における圧電アクチュエータ素子は磁気ディスク記録再生装置において、ヘッドスライダをディスク上の所定のトラック位置に高精度に微少位置決めするために用いられる。図1は、圧電アクチュエータ素子を備えたヘッド支持機構の斜視図であり、図2はそのヘッド支持機構を分解して示す斜視図である。
図1および図2に示すヘッド支持機構100は、例えば磁気ヘッド1が取り付けられたスライダ2を先端部に支持するロードビーム4を有している。ロードビーム4は、ヘッドアクチュエータアーム(図示せず)に取り付けられる正方形状をした基端部4aを有し、基端部4aは、ビーム溶接によってベースプレート5に固定されている。ベースプレート5は、上記ヘッドアクチュエータアームに取り付けられている。図2に示すように、ビーム部4c上には、ヘッド配線パターン6を有するフレクシャ7が設けられている。フレクシャ7は、ステンレススチール材をベースとしている。フレクシャ7の一端に設けられたスライダ取付部7x上には、磁気ヘッド1が搭載されたスライダ2が配置されている。また、フレクシャ7には圧電体保持部8a、8bが設けられ、圧電アクチュエータ素子10が載置されている。
このようにヘッド支持機構100は、圧電アクチュエータ素子10を用いてフレクシャ7の一部に圧電体駆動部101が形成されており、その圧電体駆動部101でスライダ2を回転させることにより、スライダ2の一端面に取り付けられた磁気ヘッド1の位置決めを行うことができる構造となっている。
図3に示すように、圧電アクチュエータ素子10は一対の圧電体ユニット10a、10bにより構成され、第1の圧電体素子ユニット10aと第2の圧電体素子ユニット10bは両者の一端が結合した状態で鏡面対称形状に配置されている。また、圧電アクチュエータ素子10は、一対の圧電体素子ユニット10a、10bにそれぞれ設けられた信号電極端子のビアホール部70a、70bと、グランド電極端子のビアホール部71a、71bとを備え、印加する電圧に対応させて2つの圧電体素子ユニット10a、10bを別々に制御できるように構成されている。
図4は図3中のA−A‘断面図である。圧電アクチュエータ素子10は、フレクシャ7を構成するフレキシブル基板8cの薄膜保持部8a、8b(図5参照)に接着して取り付けられる。図4に示すように、圧電アクチュエータ素子10は、左右それぞれ別々の第1の圧電体素子ユニット10aおよび第2の圧電体素子ユニット10bが一対となって構成されている。第1の圧電体素子ユニット10aおよび第2の圧電体素子ユニット10bは、第1の薄膜圧電体素子11aと第2の薄膜圧電体素子12aが積層配置された2層構造を有している。図から見て上部に位置する第1の薄膜圧電体素子11aの上面と下面には第1の電極13aと第2の電極14aが形成されている。また第2の薄膜圧電体素子12aの上面と下面にも第4の電極15aと第3の電極16aが形成されている。さらに、第2の電極14aと第4の電極15aとは接着剤17aで接着されている。
また一方、第1の圧電体素子ユニット10aと第2の圧電体素子ユニット10bの一端部は、補強材で結合して構成されている。さらに、圧電アクチュエータ素子全体を柔軟性のあるコーティング樹脂18でカバーした構造を有している。
これら第1と第2の薄膜圧電体素子11a、12aはそれぞれ、第2の電極14aと第4の電極15aを接地し、第1の電極13aと第3の電極16aに同一の電圧を与えた時に同一方向に変化するように構成されている。ここで、同一方向に変化するとは、第1の薄膜圧電体素子11aが伸びた場合に第2の薄膜圧電体素子12aも伸び、第1の薄膜圧電体素子11aが収縮した場合には第2の薄膜圧電体素子12aも収縮することをいう。また一方、第3と第4の薄膜圧電体素子11b、12bはそれぞれ、第6の電極14bと第8の電極15bとを接地し、第5の電極13bと第7の電極16bに同一の電圧を与えた時に同一方向に変化するように構成される。この時、第1の圧電体素子ユニット10aと第2の圧電体素子ユニット10bは、お互い逆位相の電圧が印加される。
このように、1つの圧電体素子ユニットに薄膜圧電体を2層積層する構成として印加電圧に対する変位量を大きくしている。
また、図6は実施の形態1におけるヘッド支持機構100において、圧電アクチュエータ素子10を貼り付けたフレクシャ7をスライダ2を貼り付ける側から見た平面図を示している(スライダは図示せず)。図7は図6のB−B‘断面および、図8は図6のC−C’断面図であり、圧電アクチュエータ素子10の配線の詳細を示している。
図7に示すように、ヘッド支持機構100におけるフレクシャ7は、磁気ヘッド1に接続される金属配線6(6a、6b、6c、6d)とグランド配線9dおよび、薄膜圧電体素子10が貼り合わされることにより圧電駆動部100を構成する。図7(図6のB−B‘断面図)に示すように、薄膜圧電体貼付部8(8a、8b)はポリイミド樹脂等の絶縁材料により保持された柔軟性を有するフィルム状の基板であり、スライダ取付部7Xと配線部9との間に位置する。
図8を用いて、本発明の実施の形態における圧電アクチュエータ素子10の配線について説明する。第1の圧電体素子ユニット10aにおいて、第1の電極13aと第3の電極16aは、信号電極配線20aを介してプラス電圧が印加され、第2の圧電体素子ユニット10bの第5の電極13bと第7の電極16bは、信号電極配線20bを介してマイナス電圧が印加される。それぞれフレクシャ7の中程に配置された薄膜圧電体素子駆動配線9a、9bにワイヤボンディング線22で接続されている。また、第1の圧電体素子ユニット10aの第2の電極14aと第4の電極15aと、第2の圧電体素子ユニット10bの第6の電極14bと第8の電極15bはグランド電極配線21a、21bを介して薄膜圧電体素子駆動配線9cにワイヤボンディング線22で接続されている。スライダのグランド配線9dは、スライダのアース端子であり、薄膜圧電体素子駆動配線9cに短絡されている。これら薄膜圧電体素子駆動配線9a、9b、9cは外部接続端子保持部7yに一方の端部が設けられており、外部の駆動回路(図示せず)に接続されている。
次に、このようなヘッド支持機構100の動作について、図9〜図11を参照して説明する。図9は、本発明の実施の形態におけるヘッド支持機構100の側面図であり、図10は、このヘッド支持機構100の動作を説明するための圧電アクチュエータ素子10の断面および圧電体への電圧印加仕様を説明する図である。図11は、ヘッド支持機構100の動作を説明するための概略構成図である。
圧電アクチュエータ素子10の薄膜圧電体素子駆動配線9cは、図10(a)に示すようにグランドレベルに設定されている。薄膜圧電体素子駆動配線9a、9bには図10(b)、(c)に示すようにそれぞれ第1の薄膜圧電体素子11aと第2の薄膜圧電体素子12aおよび、第3の薄膜圧電体素子11bと第4の薄膜圧電体12bとをそれぞれ駆動する駆動電圧が印加される。この駆動電圧は、バイアス電圧Voを中心として第1の圧電体素子ユニット1と第2の圧電体素子ユニット2がお互いに逆位相となっている。
駆動電圧が印加されると、図10(a)に示すように第1の薄膜圧電体素子11a、第2の薄膜圧電体素子12aは矢印F方向に収縮する。また一方の第3の薄膜圧電体素子11b、第4の薄膜圧電体12bは、矢印E方向に伸びる。第1の薄膜圧電体素子11a、第2の薄膜圧電体素子12aには分極方向に電圧が印加されるため、第1の薄膜圧電体素子11a、第2の薄膜圧電体素子12bの分極が反転しその特性を損なうことはない。また、第3の薄膜圧電体素子11b、第4の薄膜圧電体12bの印加電圧は分極を反転させない程度に小さいため特性を損なうおそれがないので、薄膜圧電体素子駆動配線9a、9bには、プラス・マイナスいずれの電圧を印加しても構わない。
図11は、第2の圧電体素子ユニット10bが伸び、第1の圧電体素子ユニット10aが収縮したときのスライダ2の回転動作について描いた図であり、第2の圧電体素子ユニット10bが矢印H方向に伸び、第1の圧電体素子ユニット10aが矢印G方向収縮すると、スライダ2およびスライダ保持基板3aは突起部3bに当接するディンプル4gを中心に矢印C方向に回動する。このようにして、スライダ2上に設けられた磁気ヘッド1は、磁気ディスクに同心状態で設けられた各トラックの幅方向に移動することになる。これによりトラックから位置ずれを起こした磁気ヘッド1を所定のトラックに追従させることができ、磁気ヘッド1のオントラック性を高精度に実現することができる。
以下、図14〜図24を参照しながら、実施の形態1における圧電アクチュエータ素子の製造方法および圧電体駆動部100の詳細な構成を明らかにする。尚、第1の圧電体素子ユニット10aと第2の圧電体素子ユニット10bとは、図3に示したように同様の構造(左右鏡面対称)を有するので、本製造方法を説明するための以下の図においては、第2の圧電体素子ユニット10bの部分を省略して示している。
(成膜工程)
実施の形態1の製造方法では、まず、図14に示すように、単結晶基板30bの一方の主面に、単結晶基板30b側から第1の電極13a、第1の薄膜圧電体素子11a、第2の電極14aをこの順番に成膜する。同様に、図15に示すように、単結晶基板30aの一方の主面に、単結晶基板30a側から第3の電極16a、第2の薄膜圧電体素子12a、第4の電極15aをこの順番に成膜する。
(接着工程)
次に、図16に示すように、単結晶基板30aと単結晶基板30bとを第2の電極14aと第4の電極15aとを対向させて、第1の接着剤17aを用いて接合する。これにより、単結晶基板30aの一方の主面に、単結晶基板30a側から第3の電極16a、第2の薄膜圧電体素子12a、第4の電極15a、接着剤17a、第2の電極14a、第1の薄膜圧電体素子11a、第1の電極13aがこの順に積層された積層体が構成される。
尚、実施の形態1では、絶縁性の接着剤17を用いて接合したが、本発明では、導電性の接着剤、または接着剤17を用いることなく、超音波振動を利用した熱溶着によって第2の電極14aと第4の電極15aとを接着するようにしても良い。そして、図17に示すように、一方の単結晶基板30bをエッチングで除去する。
(第1エッチング工程)
次に、図18(a)の平面図および図18(b)の断面図に示すように、ドライエッチングによって、積層体を圧電変位領域51aと圧電変位領域51b(図示せず)とに分離する。
(第2エッチング工程)
次に、図19(a)の平面図および図19(b)の断面図に示すように、ドライエッチングによって(E1およびE2で示す部分を除去することによって)、圧電変位領域51aの周りに第3の電極16aを露出させる。さらに、同時に第1の電極13aおよび第1の薄膜圧電体素子11aを除去することにより凹部23を形成し、その凹部23の底面に第2の電極14aを露出させる。
(第3エッチング工程)
次に、図20(a)の平面図および図20(b)の断面図に示すように、ドライエッチングによって、凹部23の部分において、第2の電極14aおよび接着剤17aを除去することにより凹部24を形成し、その凹部24の底面に第4の電極15aを露出させる。尚、凹部24は凹部23の底面の中央部に形成され、凹部24の周りに第2の電極14aが少なくても後述の金属端子膜21aにより確実に接続できる程度に露出されているビアホール部70aを形成する。
(第1補強材形成工程)
次に、図21(a)の平面図および図21(b)の断面図に示すように、以下の部分を露出させる以外は、第1の圧電体素子ユニット10aと第2の圧電体素子ユニット10bの端部を補強材19で架橋して、第1の圧電体素子ユニット10aと第2の圧電体素子ユニット10bを連結する圧電体結合領域52aを形成する。形成方法は、
(i)露出部分をレジストマスクでパターニング
(ii)CVD装置、PVD装置等を用いて絶縁膜を成膜
(iii)リフトオフによりレジスト除去
または、有機絶縁材料をスピンコート等で塗布、露出する部分以外にマスク、露出部分上の有機絶縁材料をエッチング除去する方法を用いてもよい。
このようにして、補強材19が形成されないで露出される部分は、
(i)凹部24の底部の第4の電極15aと、
(ii)凹部24b(凹部24a)の周りに露出された第2の電極14aと、
(iii)エッチング工程によって露出された第3の電極16aと、
(iv)凹部24とエッチング工程によって露出された第3の電極16aとの間に設けた開口部25により露出された第1の電極13aである。
(第1コーティング膜形成工程)
次に、図21(a)の平面図および図21(b)の断面図に示すように、圧電アクチュエータ素子10において、圧電体結合領域52aの補強材19によって露出させた部分を除くほぼ全体を覆うように、コーティング膜18を形成する。
(金属端子膜形成)
次に、図23(a)の平面図および図23(b)の断面図に示すように、(i)凹部24底部の第4の電極15aと(ii)凹部24bの周りに露出された第2の電極14aとに接続された第1のグランド電極配線21aを形成し、(iii)エッチング工程によって露出された第3の電極16aと(iv)開口部25により露出された第1の電極13aとに接続された第1の信号電極配線20aを形成する。
(転写工程)
次に、図24に示すように、コーティング膜の上に転写用基板60を接合し、その後、図25(a)、(b)に示すように、単結晶基板30aを例えばエッチングにより除去し、さらに転写用基板60を除去する。
そして、図7に示すように、単結晶基板30aに代えてフレキシブル基板であるフレクシャ7を接合する。
(ワイヤボンディング工程)
そして、第1の電極13aと第3の電極16aを短絡した信号電極配線20aとフレクシャ7の9a端子部をワイヤボンディング線22で接続し、第2の電極14aと第4の電極15aを短絡したグランド電極配線21aとフレクシャ7の9b端子部をワイヤボンディング線22で接続する。
ここで、本ボンディング工程においては、超音波ボンディングなど種々のボンディングマシンを適用できる。
図6に示すように、フレクシャ7の薄膜圧電体貼付部8上に薄膜圧電体素子が接合されて本実施の形態1の圧電体駆動部が作製される。
以上のように構成された実施の形態1の圧電アクチュエータ素子は、第1の圧電素子ユニットと第2の圧電素子ユニットの一端部を結合して片梁(結合領域52a)を設けることにより、薄膜圧電体素子の左右が変形して曲がることなく、ヘッド支持機構のフレキシブル基板(圧電体駆動部)に均一に接合され、破損等を防止することができる。さらに、絶縁性および耐湿性の高い補強材とコーティング膜との2層構造により、電極端子配線と電極間距離が離れて高い絶縁性を得ることが可能となる。これにより、共振モードの安定化および、高い信頼性が得られるなどヘッド支持機構に歩留りよく組み合わせることができる。
また、図5に示すように、結合領域52はフレクシャ7のSUS板200(固定された領域)の上に配置されることから補強材を形成しても変位に影響しない構造を有している。
(実施の形態2)
図25は、本発明の実施の形態2の圧電アクチュエータ素子10の製造方法を示すプロセスフロー図である。実施の形態2の製造方法が実施の形態1の製造方法と異なる点は、補強材の配置および形成方法であり、その他は実施の形態1の圧電アクチュエータ素子10と基本構成は同様である。
すなわち、実施の形態1の圧電アクチュエータ素子10では、薄膜圧電体貼付部の一方の面に補強材を形成して第1の薄膜圧電体素子10aと第2の薄膜圧電体素子10bを連結する構成である。これに対して、本実施の形態2の圧電アクチュエータ素子では、単結晶基板30aの一部を残して第1の薄膜圧電体素子10aと第2の薄膜圧電体素子10bを連結するように構成されている。
図25を参照しながら本発明に係わる実施の形態2の圧電アクチュエータ素子の製造方法について説明する。
図25(a)に示す成膜工程、(b)に示す接着工程、(c)に示す第1エッチング工程、(d)に示す第2エッチング工程、(e)に示す第3エッチング工程、(f)に示す第4エッチング工程、(h)に示す金属端子膜形成においては、実施の形態1と同じ製造方法であり、説明を省略する。
実施の形態1の製造方法と異なる点は、図25(g)に示すように、以下の部分を露出させる以外は、圧電アクチュエータ素子10のほぼ全体を覆うように、コーティング膜18を形成する。
コーティング膜18が形成されないで露出される部分は、
(i)凹部24の底部の第4の電極15aと、
(ii)凹部24b、凹部24aの周りに露出された第2の電極14aと
(iii)エッチング工程によって露出された第3の電極16aと、
(iv)凹部24とエッチング工程によって露出された第3の電極16aとの間において、その第3の電極16aに設けた開口部25により露出された第1の電極13aである。
次に、電極端子配線20、21を形成し、転写用基板60に接合する。その後、単結晶基板30aをエッチングにより所定の厚みに除去し、さらに圧電体結合領域52bの形状を残して単結晶基板30aを除去する。
そして、単結晶基板30aを残した薄膜圧電体貼付側に単結晶基板30aに代えてフレキシブル基板であるフレクシャ7を接合する。
このように、単結晶基板30aを残す製造方法を用いることで新たな補強材を形成することなく容易に第1の圧電素子ユニットと10a第2の圧電素子ユニット10bの一端部を結合することが可能であり、実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、本実施の形態の圧電アクチュエータ素子は、薄膜圧電体素子を2層で構成したが、単層で構成しても良い。
本発明にかかるヘッド支持機構は、圧電体駆動部を有し、圧電アクチュエータ素子を薄膜圧電体貼付部に精度よく接合することが可能になる。そのため、高い共振特性と高精度の位置決めが可能な圧電アクチュエータを実現し、それを用いた小型で大記録容量のディスク装置等を提供することができる。
本発明の実施の形態におけるヘッド支持機構の全体構成を示す斜視図 本発明の実施の形態におけるヘッド支持機構の分解斜視図 本発明の実施の形態1における圧電アクチュエータの平面図 図3のA−A‘断面図 本発明の実施の形態のヘッド支持機構に使用するフレクシャの平面図 実施の形態のヘッド支持機構に使用するフレクシャに薄膜圧電体素子を接着したときの平面図 図6のB−B‘断面図 図6のC−C‘断面図 本発明の実施の形態におけるヘッド支持機構の側面図 本発明の実施の形態におけるヘッド支持機構の動作を説明するための薄膜圧電体素子の断面および電圧印加仕様の説明図 本発明の実施の形態におけるヘッド支持機構の動作を説明するための概略構成の平面図 従来の磁気ディスク装置のアクチュエータアームに設けられた薄膜圧電体素子を用いた副アクチュエータの平面図 図12のD−D‘断面図 本発明の実施の形態1の圧電アクチュエータ素子の製造方法における電極および、薄膜圧電体の成膜工程をの説明するための断面図 本発明の実施の形態1の圧電アクチュエータ素子の製造方法における電極および、薄膜圧電体の成膜工程を説明するための断面図 本発明の実施の形態1の圧電アクチュエータ素子の製造方法における接着工程を説明するための断面図 本発明の実施の形態1の圧電アクチュエータ素子の製造方法において、接着後に基板を剥離した状態を示す断面図 本発明の実施の形態1の圧電アクチュエータ素子の製造方法における第1エッチング工程を説明するための平面図と断面図 本発明の実施の形態1の圧電アクチュエータ素子の製造方法における第2エッチング工程を説明するための平面図と断面図 本発明の実施の形態1の圧電アクチュエータ素子の製造方法における第3エッチング工程を説明するための平面図と断面図 本発明の実施の形態1の圧電アクチュエータ素子の製造方法における第1の補強材層形成工程を説明するための平面図と断面図 本発明の実施の形態1の圧電アクチュエータ素子の製造方法における第1のコーティング膜形成工程を説明するための平面図と断面図 本発明の実施の形態1の圧電アクチュエータ素子の製造方法における金属端子膜形成工程を説明するための平面図と断面図 本発明の実施の形態1の圧電アクチュエータ素子の製造方法における転写工程および転写後の状態を示す断面図 本発明の実施の形態2における圧電アクチュエータ素子を形成するプロセスフロー図
符号の説明
1 磁気ヘッド(ヘッド素子)
2 スライダ
3 フレクシャ基板
3a スライダ保持基板
3b 突起部
4 ロードビーム
4a 基端部
4c ビーム部
4g ディンプル
5 ベースプレート
6 ヘッド配線パターン
6a,6b,6c,6d 配線
7 フレクシャ
7x スライダ取付部
7y 外部接続端子保持部
8a,8b 薄膜圧電体保持部
8c フレキシブル基板
9a,9b,9c 薄膜圧電体素子駆動配線
9d グランド配線
10 圧電アクチュエータ素子
10a 第1の圧電体素子ユニット
10b 第2の圧電体素子ユニット
11a,11b 第1、第3の薄膜圧電体素子
12a,12b 第2、第4の薄膜圧電体素子
13a,13b 第1、第5の電極
14a,14b 第2、第6の電極
15a,15b 第4、第8の電極
16a,16b 第3、第7の電極
17a,17b 第1、第2の接着剤
18 コーティング膜
19 補強材
20a,20b 第1、第2の信号電極配線
21a,21b 第1、第2のグランド電極配線
22 ワイヤボンディング線
30a,30b 第1、第2の単結晶基板
30c 単結晶基板の結合部
51a 圧電変位領域
52a,52b 第1、第2の結合領域
60 転写用基板
70a,70b 第1、第2の信号電極端子のビアホール部
71a,71b 第1、第2のグランド電極端子のビアホール部
200 フレクシャSUS板結合部

Claims (7)

  1. 一方の面に第1の電極を設けるとともに、他方の面に第2の電極を設け前記第2の電極方向に分極された第1の薄膜圧電体素子と、一方の面に第3の電極を設けるとともに、他方の面に第4の電極を設け前記第4の電極方向に分極された第2の薄膜圧電体素子とを有し、前記第2の電極と前記第4の電極とを対向させて接合した第1の圧電体素子ユニットと、
    一方の面に第5の電極を設けるとともに、他方の面に第6の電極を設け前記第6の電極方向に分極された第3の薄膜圧電体素子と、一方の面に第7の電極を設けるとともに、他方の面に第8の電極を設け前記第8の電極方向に分極された第4の薄膜圧電体素子とを有し、前記第6の電極と前記第8の電極とを対向させて接合した第2圧電体素子ユニットとを備え、
    前記第1の圧電体素子ユニットと前記第2の圧電体素子ユニットの端部を補強材で連結し、
    前記第1の電極と前記第3の電極とを短絡した第1の信号電極配線と、前記第2の電極と前記第4の電極とを短絡した第1のグランド電極配線と、前記第5の電極と前記第7の電極とを短絡した第2の信号電極配線と、前記第6の電極と前記第8の電極とを短絡した第2のグランド電極配線とを備えたことを特徴とする圧電アクチュエータ素子。
  2. 前記第1の圧電体素子ユニットと前記第2の圧電体素子ユニットの一端部が複数層の絶縁層で連結することを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータ素子。
  3. 前記第1の圧電体素子ユニットと第2の圧電体素子ユニットの一端部に単結晶基板を部分的に残して連結することを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータ素子。
  4. 第1の基板上に第1の電極、第1の薄膜圧電体素子、および第2の電極を順次積層する工程と、
    第2の基板上に第3の電極、第2の薄膜圧電体素子、および第4の電極を順次積層する工程と、
    前記第2の電極と前記第4の電極とを対向させて接着層を介して接着固定する工程と、
    前記2の基板のみ選択的に除去する工程と、
    前記第1の電極、前記第1の薄膜圧電体素子、前記第2の電極、前記接着層、前記第4の電極、前記第2の薄膜圧電体素子、前記第3の電極の圧電積層体において、信号を印加する信号端子ビアホール部とグランド端子ビアホール部を所定の形状に加工して構造体を形成する工程と、
    前記構造体の一端部に第1の補強材を形成する工程と、
    前記補強材を形成された前記構造体を樹脂層で被覆する工程と、
    前記第1の電極と前記第3の電極とを短絡する第1の信号電極配線と、前記第2の電極と前記第4の電極とを短絡する第1のグランド電極配線を形成する工程と、
    前記圧電積層体に転写用基板を接合して前記第1基板と前記転写用基板を除去し、その除去した前記第1の基板に代えてフレキシブル基板を接合する工程を含むことを特徴とする請求項1および請求項2に記載の圧電アクチュエータ素子の製造方法。
  5. 第1の基板上に第1の電極、第1の薄膜圧電体素子、および第2の電極を順次積層する工程と、
    第2の基板上に第3の電極、第2の薄膜圧電体素子、および第4の電極を順次積層する工程と、
    前記第2の電極と前記第4の電極とを対向させて接着層を介して接着固定する工程と、
    前記2の基板のみ選択的に除去する工程と、
    前記第1の電極、前記第1の薄膜圧電体素子、前記第2の電極、前記接着層、前記第4の電極、前記第2の薄膜圧電体素子、前記第3の電極の圧電積層体において、信号を印加する信号端子ピアホール部とグランド端子ビアホール部を所定の形状に加工して構造体を形成する工程と、
    前記構造体を樹脂層で被覆する工程と、
    前記第1の電極と前記第3の電極とを短絡する第1の信号電極配線と、前記第2の電極と前記第4の電極とを短絡する第1のグランド電極配線を形成する工程と、
    前記圧電積層体に転写用基板を接合して前記第1基板の一部を部分的に残す工程と、
    前記転写用基板を除去し、その除去した前記第1の基板に代えてフレキシブル基板を接合する工程を含むことを特徴とする請求項1および請求項3に記載の圧電アクチュエータ素子の製造方法。
  6. 前記第1の補強材は、SiO2、Si3N4、Al2O3、DLCを主成分とする絶縁膜および、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等の有機絶縁材料であって、t>1μm、且つ耐湿性に優れていることを特徴とする請求項1および請求項2に記載の圧電アクチュエータ素子。
  7. たわみ変形が可能なフレキシブル基板と、前記フレキシブル基板の一方の面に信号を印加すると交互に伸縮する一対の圧体駆動素子とを接合し、前記圧電アクチュエータ素子に設けた前記補強材は、前記フレキシブル基板の一部に設けたSUS板上に接合されることを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータ素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010004711A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Fujinon Corp 駆動装置
CN101751938A (zh) * 2008-12-18 2010-06-23 日立环球储存科技荷兰有限公司 头平衡架组件和盘驱动器
JP2011066321A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Tdk Corp 薄膜素子の製造方法及び薄膜素子並びにその薄膜素子を用いたヘッドジンバルアセンブリ、及び、ハードディスクドライブ

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