JP2005160176A - 交流発電機の励磁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 負荷投入にともなう出力電圧の低下を迅速に回復させることのできる交流発電機の励磁装置を得る。
【解決手段】 負荷投入にともない発電機3の出力電圧Vgが一時的に所定値以下に低下したとき、電圧低下検出器251が検出してこの低下した出力電圧Vgを制限値演算手段252に出力する。制限値演算手段252は、低下した出力電圧Vgに応じて所定の演算式により出力電圧/周波数(Vg/fg)の指令上限値Rmaxを演算してAVR21に出力する。AVR21は、この出力電圧/周波数の指令上限値Rmaxを超えない範囲で発電機3を過励磁し、負荷投入により低下した出力電圧Vgの迅速な回復を図る。また、過励磁が所定時間以上継続したときは、過励磁時限演算手段253により制限値演算手段252の動作を解除して、AVR21による通常の電圧制御に戻し、過励磁を解除する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、同期発電機の界磁電流を調節することにより、その出力電圧及び発生無効電力を制御する交流発電機の励磁装置に関する。
発電機の他、変圧器等の電力機器が過励磁状態のもとで運転を継続すると、機器の過熱を引き起こし、その結果機器に損傷を与えることになる。過励磁の程度を測る尺度として、従来より電圧Vに比例し、周波数fに反比例する量、すなわち、r=V/fなる値(以下、このrを励磁指数と称する)が定義されている。定常連続運転の可能な励磁指数rの連続励磁許容最大値R1は、各機器毎に設計時に規定されている。また、定常連続運転の可能な励磁指数rの最大値である連続励磁許容最大値R1を超過した場合の機器の耐量時限(過励磁運転可能耐量時限)Teは、そのときの励磁指数rとの間に負の相関関係が成立する。なお、この状態を過励磁領域と称し、この領域における励磁指数rの値は上記連続励磁許容最大値R1を基準として表すと1.0を超える値になる。
上記過励磁領域において励磁指数rが連続励磁許容最大値R1を超える割合が大きい場合には耐量時限Teは短時限に規定され、励磁指数rが連続励磁許容最大値R1を超える割合が小さい場合には、比較的裕度があるため、耐量時限Teは長時限に規定される。励磁指数rの値が、耐量時限Teを超えた状態(この状態を「過励磁制限領域」と称する)が継続する場合には、励磁装置に設けた過励磁制限装置により、励磁指数r(V/f)の分子側、すなわち発電機であればその出力電圧Vgを抑制する方法か、または、過励磁検出継電装置により運転続行不可能と判定して、当該発電機をトリップ(停止)させる方法のいずれかまたは双方が実際のプラントに採用されている。
上記の過励磁検出継電装置において、計器用変圧器(PT)を介して発電機が接続されている母線の電圧が導入され、導入された母線の電圧は、アナログ/デジタル変換部を介して一定周期でサンプリングされ、デジタル量に変換される。中央演算装置は、プログラムメモリに予め記憶されたプログラムに従い、上記デジタル量とデータメモリとを用いて過励磁検出演算を行い、その結果、過励磁状態が検出された場合には出力部より過励磁の程度、すなわち励磁指数rの大きさに応じて定められた時限後に発電機に対して保護指令が発せられる(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−123579号公報(段落番号0016及び図2)
従来の交流発電機の励磁装置は以上のように構成され、上述の過励磁検出継電装置における過励磁制限機能は、発電機を保護する目的で設置されているが、単独運転時のような周波数が変動する場合には、次に示すような問題点が発生する。
単独運転時に負荷投入を行うと、原動機の発生軸トルクと負荷側の要求エネルギーのバランスが崩れ、発電機の回転速度Nが低下し、ひいては発電機の周波数fgが低下する。周波数低下中に、自動電圧調整器(以下、AVRと称する)が電圧復帰制御を行うため発電機の出力電圧Vgが上昇し、発電機の出力電圧Vgに比例した値Vと発電機の周波数fgに比例した値fとの比である励磁指数rの値が大きくなり、過励磁の状態(r>R1)となる。発電機が過励磁の領域に入ると、過励磁制限装置により、励磁指数rの分子、すなわち発電機の出力電圧Vgを抑制するので、発電機の出力電圧Vgの回復が遅れるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、負荷投入にともなう出力電圧の低下を迅速に回復させることのできる交流発電機の励磁装置を得ることを目的とする。
この発明に係る交流発電機の励磁装置は、同期発電機の出力または励磁に関する電気的パラメータを検出する電気的パラメータ検出手段と、上記検出した電気的パラメータに基づいて上記同期発電機の過励磁の上限を制御する過励磁制御手段とを備えたものである。
この発明に係る交流発電機の励磁装置は、同期発電機の出力または励磁に関する電気的パラメータを検出する電気的パラメータ検出手段と、上記検出した電気的パラメータに基づいて上記同期発電機の過励磁の上限を制御する過励磁制御手段とを備えたので、負荷投入にともなう出力電圧の低下を迅速に回復させることができる。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明を実施するための実施の形態1を示すものであり、図1は交流発電機の励磁装置の構成を示す構成図、図2は動作を説明するための説明図である。図1において、原動機1は、その軸が交流発電機である発電機3の回転軸に直結され、発電機3を駆動する。発電機3は、界磁巻線3aを有する。発電機3の図示しない出力巻線は、発電機母線4、変圧器5及び遮断器6を介して系統7に接続されている。
発電機母線4に計器用変圧器9が接続されており、発電機3すなわち発電機母線4の出力電圧Vg及び周波数fgを検出する。励磁装置20に計器用変圧器9の二次側の検出電圧Vg2が供給される。励磁装置20は、AVR21、サイリスタ22、過励磁制御装置25を有する。また、過励磁制御装置25は、電圧低下検出器251と制限値演算手段252と過励磁時限演算手段253を有する。AVR21、過励磁制御装置25及び過励磁時限演算手段253には、計器用変圧器9の二次巻線が接続されている。AVR21は界磁巻線3aの電流を制御するサイリスタ22に接続されている。また、制限値演算手段252は、電圧低下検出器251に接続され、電圧低下検出器251から検出電圧Vg2の信号の供給を受ける。制限値演算手段252と過励磁時限演算手段253とは、AVR21に接続され、AVR21に信号を出力する。
次に動作について説明する。まず、定常的な動作は以下の通りである。
図1において、発電機3は、原動機1から軸トルクの伝達を受け、出力電圧Vgを発生させ、発電機母線4、変圧器5、遮断器6を介して系統7に電力を送電する。発電機母線4には計器用変成器9が接続され、発電機の高電圧の出力電圧Vgを、それと比例した検出電圧Vg2に降圧して二次巻線から出力する。この検出電圧Vg2は、制御や保護のための信号源として使用される。また、励磁装置20にて、検出電圧Vg2に基づいて、発電機3の界磁巻線3aに供給される発電機界磁電流Jfを調節することにより、当該発電機3の出力電圧Vg及び発生無効電力Qが制御される。なお、検出電圧Vg2が定格電圧の例えば90%より高い場合は、電圧低下検出器251から電圧低下信号が出されず、従ってAVR21に対して制限値演算手段252から過励磁の上限値を制限する指令信号は出力されず(詳細後述)、AVR21は検出電圧Vg2に基づいて連続して許容されるVg/fgすなわち励磁指数rの連続励磁許容最大値R1を超えない範囲で電圧制御を行う。
次に、発電機3の単独運転時に負荷投入が行われた直後の現象は以下の通りである。原動機1の発生軸トルクと負荷側である発電機3の要求エネルギーのバランスが崩れ、発電機3の回転速度Nが低下し、ひいては発電機3の周波数fgが回転速度Nに比例して低下する。また、発電機3の出力電圧Vgは通常、発電機内部誘起電圧Egと回転速度Nとの積に比例するため、周波数fgの低下にともなって、発電機の出力電圧Vgも低下し、検出電圧Vg2も出力電圧Vgに比例して低下する。
電圧低下検出器251は、負荷投入が行われた際の発電機3の出力電圧Vgの低下を、検出電圧Vg2として検出し、検出電圧Vg2が所定値(例えば、定格電圧の90%)以下に低下したとき、上記低下した検出電圧Vg2を制限値演算手段252に出力する。所定値以下に低下した検出電圧Vg2が入力された制限値演算手段252は、入力された検出電圧Vg2の値に応じて励磁指数rの指令上限値Rmaxを演算して、指令信号S1としてAVR21に出力する。AVR21は、指令信号S1に基づき、そのときどきに指令された励磁指数rの指令上限値Rmaxを超えない範囲で発電機3を強め励磁し、出力電圧Vgの迅速な回復を図る。上記指令上限値Rmaxの演算は、例えば次の式に従って行う。
Rmax=(1+k・Vd)R1(kは比例係数、R1は上述の連続励磁許容最大値) (1)
Vd=(0.9−Vg2/Vg20)=Vr/100−0.1 (2)
α=(Rmax/R1)=1+k・Vr (3)
ここに、Vg20は、発電機3の出力電圧Vgが定格電圧Vg0のときのVg2の値であり、電圧降下率Vrは(1−Vg2/Vg20)×100(%)で表される。
例えば、k=1として、定格電圧に対する電圧降下率を15%とすれば指令上限値Rmaxは1.05・R1、電圧降下率を25%とすれば指令上限値Rmaxは1.15・R1となる。つまり、電圧降下の程度に応じて指令上限値指令上限値Rmaxを決定する。なお、図示しないが過励磁率制限手段が設けられており、電圧降下率が所定値を超えて例えば35%となっても、制限値演算手段252からは予め定められた許容最大値例えば1.2・R1を超えて過励磁を行うような指令信号S1が出力されることはない。また、過励磁時限演算手段253は過励磁が継続している間励磁指数rについて時間積分を行い過励磁時間積分値を算出し、この過励磁時間積分値が発電機3の熱容量から定められる許容値に達したとき、制限値演算手段252に解除信号S2を発信して上記指令信号S1を解除し、AVR21による通常の電圧制御動作に戻す。
励磁装置20が以上のように動作することにより、発電機3の出力電圧Vg、周波数fg、指令上限値Rmaxは、図2に示すように変化する。単独運転されている発電機3の出力電圧Vgは、負荷投入にともない図2(a)の曲線Aのように一時的に低下する。出力電圧Vgが時間T1において所定値以下例えば90%に低下すると、電圧低下検出器251がこれを検出して制限値演算手段252に低下した出力電圧Vg(図2(a)の曲線A1の部分)を出力し、制限値演算手段252が所定の演算式に従って指令上限値Rmaxを演算し、指令信号S1をAVR21に出す。AVR21は、入力された指令信号S1に基づいて図2(c)に示す指令上限値Rmaxを超えないようにサイリスタ22を介して発電機3の界磁巻線3aの励磁電流を増加させる。以上により発電機3の出力電圧Vgは図2(a)に示すように急速に回復する。なお、図2に示したものは、過励磁時間積分値が許容値を超えず、指令信号S1が途中で解除されない場合のものである。
以上の動作により、発電機3の出力電圧Vgが時間T2において定格電圧の90%まで回復すると、電圧低下検出器251の動作が復帰し、制限値演算手段252へ検出電圧Vg2が出力されなくなるので、指令信号S1も解除され、AVR21は通常の自動電圧調整に復帰する。なお、以上の過程において、発電機3の周波数fgは、図2(b)に示すように出力電圧Vgの回復よりも緩やかに回復する。前述したように、発電機3におけるAVR21の制御応答に比較して、原動機1の調速機の応答は遅いので、発電機の出力電圧Vgの低下からの復帰(図2(a)の曲線A参照)に比べて、原動機1の回転速度Nすなわち発電機3の周波数fgの低下からの復帰は、図2(b)に示すように遅れることになる。
なお、上記では所定値以下に低下した検出電圧Vg2が入力された制限値演算手段252は、入力された検出電圧Vg2の値に応じて励磁指数rの指令上限値Rmaxを演算して、指令信号S1としてAVR21に出力するものを示したが、制限値演算手段を、入力された検出電圧Vg2が所定以下のときに、励磁指数rの指令上限値Rmaxをステップ状に所定の値、例えば1.2・R1に変更して、指令信号としてAVR21に出力するようにしてもよい。
以上のように、発電機3の出力電圧Vgの回復過程において、励磁指数rが連続励磁許容最大値R1を超えて増加した際には、従来は過励磁制限領域に入らないように電圧の回復速度すなわち界磁電流Ifの単位時間当たりの増加操作が制限され出力電圧Vgの復帰が遅れていたが、この実施の形態では指令上限値Rmaxが連続励磁許容最大値R1を超えて一時的に過励磁を許容するようにしたので、発電機3の出力電圧Vgの復帰が速くなる。単独運転時の負荷投入にともなう発電機の出力電圧Vgと周波数fgの低下は、AVR21と原動機1の調速機能が正常であれば、これらの制御機能により初期値に復帰する過渡的な現象である。このため、この過渡的な期間中は、発電機3の過励磁を許容して励磁指数rを大きくして強め側の励磁操作を可能とすることにより、負荷投入にともなう発電機3の出力電圧Vgの低下を迅速に回復させ、負荷側への給電出力電圧を維持することができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2である交流発電機の励磁装置の構成を示す構成図である。単独運転時には、前述の通り、発電機の出力電圧Vgと周波数fgは同時に降下するため、周波数fgの降下の検出を以ってAVRの過励磁の上限値の制限を緩和させるようにしても、発電機の出力電圧Vgの降下の検出をもつて過励磁を許容する実施の形態1と同様の効果を奏する。図3において、励磁装置30は過励磁制御装置35を有している。過励磁制御装置35は、過励磁時限演算手段253、周波数低下検出器351、制限値演算手段352を有している。計器用変圧器9から周波数低下検出器351及び過励磁時限演算手段253に検出電圧Vg2が入力される。制限値演算手段352には周波数低下検出器351の出力が入力されるとともに過励磁時限演算手段253の出力信号が入力される。制限値演算手段352の指令信号S3はAVR21に出力される。その他の構成については、図1に示した実施の形態1と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
次に動作について説明する。
定常的な動作と、単独運転時に負荷投入が行われた直後の現象は、実施の形態1と同様である。本実施の形態2では、周波数低下検出器351は、単独運転時に負荷投入が行われた際の発電機3の周波数fgの低下を、検出電圧Vg2の周波数fgとして検出し、周波数fgが所定値(例えば、定格周波数の90%)以下に低下したとき、上記低下した周波数fgを制限値演算手段352に出力する。所定値以下に低下した周波数fgが入力された制限値演算手段352は、入力された周波数fgの値に応じて励磁指数rの指令上限値Rmaxfを演算して、指令信号S3としてAVR21に出力する。AVR21は、指令信号S3に基づき、そのときどきに指令された励磁指数rの上限値Rmaxfを超えない範囲で発電機3を強め励磁し、周波数fgの回復を図る。上記指令上限値Rmaxfの演算は、実施の形態1におけるのと同様に、例えば次の式に従って行う。
Rmaxf=(1+k2・fd)R1(k2は比例係数、R1は上述の連続励磁許容最大値) (4)
fd=(0.95−fg/fg0)=fr/100−0.1 (5)
α=(Rmaxf/R1)=1+k・fr (6)
ここに、fg0は、定格周波数であり、周波数低下率frは(1−fg/fg0)×100(%)で表される。
例えば、k1=2として、定格周波数に対する周波数低下率を10%とすれば指令上限値Rmaxfは1.1・R1、周波数降下率を15%とすれば指令上限値Rmaxfは1.2・R1となる。つまり、周波数の低下の程度に応じて指令上限値Rmaxfを決定する。なお、図示しないが過励磁率制限手段が設けられており、周波数低下率が所定値を超えて例えば20%となっても、制限値演算手段352からは予め定められた許容最大値例えば1.2・R1を超えて過励磁を行うような指令信号S3が出力されることはない。また、過励磁時限演算手段253は、実施の形態1におけるのと同様に過励磁が継続している間励磁指数rについて時間積分を行い過励磁時間積分値を算出し、この過励磁時間積分値が発電機3の熱容量から定められる許容値に達したとき、制限値演算手段352に解除信号S2を発信して上記指令信号S3を解除し、AVR21を通常の電圧制御動作に戻す。
なお、上記では所定値以下に低下した周波数fgが入力された制限値演算手段352は、入力された周波数fgの値に応じて励磁指数rの指令上限値Rmaxfを演算して、指令信号S3としてAVR21に出力するものを示したが、制限値演算手段を、入力された周波数fgが所定以下のときに、励磁指数rの指令上限値Rmaxをステップ状に所定の値、例えば1.2・R1に変更して、指令信号としてAVR21に出力するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態においても、発電機3の周波数fgが低下したことを検出して実施の形態1と同様に一時的に発電機3の過励磁を許容するようにしたため、発電機3の出力電圧Vgの迅速な回復を図ることができる。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3である交流発電機の励磁装置の構成を示す構成図である。上記実施の形態1及び2は、負荷投入時の発電機3の出力電圧Vgまたは周波数fgの低下現象に着目して、発電機3の過励磁を許容し、出力電圧Vgの負荷投入前の初期値への復帰を早める方式であった。本実施の形態3は、発電機3に新たに接続された負荷投入量を求め、求めた負荷投入量に応じて発電機3の過励磁を所定時間許容するようにしたものである。図4において、系統7にそれぞれ負荷遮断器11を介して複数の負荷12が接続されている。
励磁装置40は過励磁制御装置45を有している。過励磁制御装置45は、過励磁時限演算手段253、負荷開閉検出器451、制限値演算手段452、負荷量算出器453を有している。各負荷遮断器11の補助接点は負荷開閉検出器451に接続されている。負荷開閉検出器451の出力側は負荷量算出器453に接続され、負荷量算出器453は制限値演算手段452に接続されている。また、過励磁時限演算手段253は制限値演算手段452に接続されている。その他の構成については、図1に示した実施の形態1と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
次に動作について説明する。
励磁装置40の負荷開閉検出器451は、各負荷遮断器11の補助接点から各負荷遮断器11の開閉状態に関する情報を得て、負荷遮断器11の番号とその開閉状態に関するデータを負荷量算出器453に送信する。負荷量算出器453は、各負荷遮断器11の番号に対応させて負荷12の容量をテーブルとして記憶しており、新たに投入された負荷遮断器11があるかどうかを常時監視しており、新たに閉路された負荷遮断器11があれば、その負荷遮断器11に対応する負荷12の容量を求める。複数の負荷遮断器11が同時に投入された場合は、投入された負荷遮断器11に対応する負荷12の合計の容量を求める。そして、新たに投入された負荷の容量のデータを制限値演算手段452に送信する。制限値演算手段452は、受け取った負荷の容量のデータに基づいて、所定の演算を行い、励磁指数rの指令上限値Rmaxswを演算して、指令信号S5としてステップ状にAVR21に出力する。AVR21は、指令信号S5に基づき、指令された励磁指数rの上限値Rmaxswを超えない範囲で発電機3を強め励磁し、出力電圧Vgの回復を図る。
以上のように、本実施の形態においては、発電機3に新たに投入された負荷の容量を求めて、その負荷の容量に見合う過励磁を許容するようにしたので、発電機3の出力電圧Vgの回復時間を短縮することができる。
実施の形態4.
図5は、この発明の実施の形態4である交流発電機の励磁装置の構成を示す構成図である。図5において、変流器15が発電機母線4に設けられ、発電機母線4の電流を検出する。励磁装置50は過励磁制御装置55を有する。過励磁制御装置55は、過励磁時限演算手段253、電力変換器551、制限値演算手段552、定格出力設定器553、減算器554を有する。変流器15が検出した電流信号と計器用変圧器9の電圧信号が電力変換器551に入力され、発電機3の負荷電力が検出される。定格出力設定器553には、予め発電機3の定格出力P0が設定されており、減算器554に入力され、電力変換器551にて求めた発電機3の負荷電力Pとの差電力ΔP(=P0−P)が、制限値演算手段552に出力される。制限値演算手段552は、差電力ΔPに基づいて所定の演算を行い、励磁指数rの指令上限値Rmaxrを演算して、指令信号S6としてステップ状にAVR21に出力する。AVR21は、指令信号S6に基づき、指令された差電力ΔPを超えない範囲で発電機3を強め励磁し、出力電圧Vgの回復を図る。
例えば、発電機3が非常用発電機システムに用いられる場合、通常、無負荷状態から100%負荷を投入しても、発電機3の出力電圧Vg及び周波数fgの低下が許容範囲内に収まり、運転継続可能なように設計される。負荷投入時の発電機3の出力電圧Vg及び周波数fgの過渡的な低下率は、当然ながら負荷投入量が大きくなるに従い増加する。この実施の形態では、これに着目し現在運転中の発電機の負荷電力Pを検出し、定格出力P0との差電力ΔPを求め、今後差電力ΔP分が投入される負荷投入量であると見なして、この投入予定電力ΔPに応じた励磁指数rの指令上限値Rmaxrを設定する。これにより、発電機3の出力電圧Vgの回復時間を短縮することができる。
実施の形態5.
図6は、この発明の実施の形態5である交流発電機の励磁装置の構成を示す構成図である。上記実施の形態4では、今後の負荷投入予定量を発電機3の現在運転中の出力と定格出力との差から計算していたが、この実施の形態においては、発電機3の定格出力時の界磁電流Jf0と現在の界磁電流Jfとの差ΔJf(=Jf0−Jf)から、励磁指数rの指令上限値Rmaxrを設定する。図6において、界磁電流検出器26は、発電機3の界磁巻線3aに電流を供給する界磁電流回路に設置され、発電機3の界磁電流信号を出力する。過励磁制御装置65は、過励磁時限演算手段253、界磁電流変換器651、制限値演算手段652、定格界磁電流設定器653、減算器654を有する。
界磁電流検出器26が検出した界磁電流信号が界磁電流変換器651に入力され、発電機3の界磁電流に変換され検出される。定格界磁電流設定器653には、予め発電機3の定格出力時の界磁電流Jf0が設定されており、この界磁電流Jf0が減算器654に入力され、界磁電流変換器651にて求めた発電機3の界磁電流Jfとの差電流ΔJfが、制限値演算手段652に出力される。制限値演算手段652は、差電流ΔJfに基づいて所定の演算を行い、励磁指数rの指令上限値Rmaxrfを演算して、指令信号S7としてステップ状にAVR21に出力する。AVR21は、指令信号S7に基づき、指令された指令上限値Rmaxrfを超えない範囲で発電機3を強め励磁し、出力電圧Vgの回復を図る。
界磁電流Jfは、発電機3の出力電圧Vgが同じであっても、無負荷時に比べて負荷時は増加する。従って、この実施の形態においても、実施の形態4と同様の効果を奏し、現在の界磁電流と定格負荷時の定格界磁電流Jf0との差電流ΔJfを求めて、当該差電流ΔJfに見合う過励磁を許容するようにしたので、発電機3の出力電圧Vgの回復時間を短縮することができる。
実施の形態6.
図7は、この発明の実施の形態6である交流発電機の励磁装置の構成を示す構成図である。上記実施の形態5では、発電機3の定格界磁電流Jf0と現在運転中の界磁電流Jfとの差電流ΔJfから励磁指数rの指令上限値Rmaxrfを計算していたが、非常用発電プラントの発電機では、ブラシレス励磁方式が適用される場合が多い。この方式は、図7に示すように、発電機3の回転軸と同軸上に、発電機3と同様の交流発電機であるブラシレス励磁機2を設置し、当該ブラシレス励磁機2の固定子側に設けられた励磁巻線2aにAVR27から励磁電流Jfeを供給するものである。一方、ブラシレス励磁機2の回転子側の交流巻線は回転整流器を経て発電機3の界磁巻線3aに供給されている。ブラシレス励磁機2の励磁電流Jfeは、発電機3の界磁電流Jfと正の相関関係がある。
この実施の形態においては、励磁機2の定格出力・定格力率時のブラシレス励磁機2の励磁電流Jfe0と現在の励磁電流Jfeとの差ΔJfe(Jfe0−Jfe)から、励磁指数rの指令上限値Rmaxrfeを設定する。図7において、励磁電流検出器28は、ブラシレス励磁機2の励磁巻線2aに励磁電流を供給する励磁電流回路に設置され、ブラシレス励磁機2の励磁電流信号を出力する。過励磁制御装置75は、過励磁時限演算手段253、励磁電流変換器751、制限値演算手段752、定格励磁電流設定器753、減算器754を有する。励磁電流検出器28が検出した励磁電流信号が励磁電流変換器751に入力され、ブラシレス励磁機2の励磁電流Jfeとして検出される。
定格励磁電流設定器753には、予め励磁機2の定格出力・定格力率時の励磁電流Jfe0が設定されており、この励磁電流Jfe0が減算器754に入力され、励磁電流変換器751にて求めた励磁機2の励磁電流Jfeとの差電流ΔJfe(=Jfe0−Jfe)が、制限値演算手段752に出力される。制限値演算手段752は、差電流ΔJfeに基づいて所定の演算を行い、励磁指数rの指令上限値Rmaxrfeを演算して、指令信号S8としてAVR27にステップ状に出力する。AVR27は、指令信号S8に基づき、指令された指令上限値Rmaxrfeを超えない範囲で励磁機2を介して発電機3を強め励磁し、発電機3の出力電圧Vgの回復を図る。
この実施の形態においては、励磁機2を介して発電機3を過励磁するものであるが、実施の形態5と同様の効果を奏し、励磁機2の定格負荷・定格力率時の定格励磁電流Jfe0と現在の励磁電流Jfeとの差電流ΔJfeを求めて、当該差電流ΔJfeに見合う発電機3の過励磁を許容するようにしたので、発電機3の出力電圧Vgの回復時間を短縮することができる。
なお、以上では発電機は直流にて励磁される同期発電機について説明したが、回転子が交流にて励磁される交流励磁形の同期発電機であっても同様の効果を奏する。
以上のように、この発明に係る交流発電機の励磁装置は、同期発電機の出力または励磁に関する電気的パラメータを検出する電気的パラメータ検出手段と、上記検出した電気的パラメータに基づいて上記同期発電機の過励磁の上限を制御する過励磁制御手段とを備えたので、負荷投入にともなう出力電圧の低下を迅速に回復させることができる。
そして、上記電気的パラメータ検出手段は上記同期発電機の出力電圧または周波数の低下を検出するものであり、上記過励磁制御手段は上記出力電圧または周波数の値に応じて上記同期発電機の過励磁の上限を制御するものであることを特徴とするので、負荷投入にともなう出力電圧の低下を迅速に回復させることができる。
さらに、上記同期発電機は負荷開閉手段を介して接続される複数の負荷が接続されるものであって、上記電気的パラメータ検出手段は上記負荷開閉手段の開閉状態から上記負荷開閉手段の閉路により上記同期発電機に新たに投入される負荷の容量を求めるものであり、上記過励磁制御手段は上記負荷の容量に応じて上記同期発電機の過励磁の上限を制御するものであることを特徴とするので、負荷投入にともなう出力電圧の低下を迅速に回復させることができる。
また、上記電気的パラメータ検出手段は上記同期発電機の負荷電力を検出するものであり、上記過励磁制御手段は上記同期発電機の定格出力と上記負荷電力との電力差に応じて上記同期発電機の過励磁の上限を制御するものであることを特徴とするので、負荷投入にともなう出力電圧の低下を迅速に回復させることができる。
そして、上記電気的パラメータ検出手段は上記同期発電機の界磁電流を検出するものであり、上記過励磁制御手段は上記同期発電機の定格界磁電流と上記界磁電流との界磁電流差に応じて上記同期発電機の過励磁の上限を制御するものであることを特徴とするので、負荷投入にともなう出力電圧の低下を迅速に回復させることができる。
また、上記同期発電機はこの同期発電機に結合されたブラシレス励磁機により励磁されるブラシレス励磁方式のものであって、上記電気的パラメータ検出手段は上記ブラシレス励磁機の励磁電流を検出するものであり、上記過励磁制御手段は上記同期発電機の定格出力定格力率時の上記ブラシレス励磁機の定格励磁電流と上記励磁電流との励磁電流差に応じて上記同期発電機の過励磁の上限を制御するものであることを特徴とするので、負荷投入にともなう出力電圧の低下を迅速に回復させることができる。
そして、上記同期発電機の過励磁の時間を所定時間以内に制限する過励磁時限制限手段を設けたことことを特徴とするので、同期発電機の過励磁による損傷を防止することができる。
この発明の実施の形態1である交流発電機の励磁装置の構成を示す構成図である。 図1の交流発電機の励磁装置の動作を説明するための説明図である。 この発明の実施の形態2である交流発電機の励磁装置の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態3である交流発電機の励磁装置の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態4である交流発電機の励磁装置の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態5である交流発電機の励磁装置の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態6である交流発電機の励磁装置の構成を示す構成図である。
符号の説明
2 励磁機、2a 励磁巻線、3 発電機、3a 界磁巻線、
20,30,40,50,60,70 励磁装置、21,27 AVR、
25,35,45,55,65,75 過励磁制限装置、251 電圧低下検出器、
252,352,452,552,652,752 制限値演算手段、
253 過励磁時限演算手段、351 周波数低下検出器、451 負荷開閉検出器、
452 負荷量算出器、551 電力変換器、552 定格出力設定器、
554 減算器、651 界磁電流変換器、653 定格界磁電流設定器、
654 減算器、751 励磁電流変換器、753 定格励磁電流設定器、
754 減算器。

Claims (7)

  1. 同期発電機の出力または励磁に関する電気的パラメータを検出する電気的パラメータ検出手段と、上記検出した電気的パラメータに基づいて上記同期発電機の過励磁の上限を制御する過励磁制御手段とを備えた交流発電機の励磁装置。
  2. 上記電気的パラメータ検出手段は、上記同期発電機の出力電圧または周波数の低下を検出するものであり、上記過励磁制御手段は上記出力電圧または周波数の値に応じて上記同期発電機の過励磁の上限を制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の交流発電機の励磁装置。
  3. 上記同期発電機は負荷開閉手段を介して接続される複数の負荷が接続されるものであって、上記電気的パラメータ検出手段は上記負荷開閉手段の開閉状態から上記負荷開閉手段の閉路により上記同期発電機に新たに投入される負荷の容量を求めるものであり、上記過励磁制御手段は上記負荷の容量に応じて上記同期発電機の過励磁の上限を制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の交流発電機の励磁装置。
  4. 上記電気的パラメータ検出手段は、上記同期発電機の負荷電力を検出するものであり、上記過励磁制御手段は上記同期発電機の定格出力と上記負荷電力との電力差に応じて上記同期発電機の過励磁の上限を制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の交流発電機の励磁装置。
  5. 上記電気的パラメータ検出手段は、上記同期発電機の界磁電流を検出するものであり、上記過励磁制御手段は上記同期発電機の定格界磁電流と上記界磁電流との界磁電流差に応じて上記同期発電機の過励磁の上限を制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の交流発電機の励磁装置。
  6. 上記同期発電機はこの同期発電機に結合されたブラシレス励磁機により励磁されるブラシレス励磁方式のものであって、上記電気的パラメータ検出手段は上記ブラシレス励磁機の励磁電流を検出するものであり、上記過励磁制御手段は上記同期発電機の定格出力定格力率時の上記ブラシレス励磁機の定格励磁電流と上記励磁電流との励磁電流差に応じて上記同期発電機の過励磁の上限を制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の交流発電機の励磁装置。
  7. 上記同期発電機の過励磁の時間を所定時間以内に制限する過励磁時限制限手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の交流発電機の励磁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013090539A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp ブラシレス同期発電機の回転子保護監視装置

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