JP2005159075A - レーザ光源装置、レーザ光生成方法及び映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 波長変換処理過程で、変換されなかったレーザ光を有効活用する。
【解決手段】 両端に所望の第2の波長帯で共振する共振ミラー110,111を備えると共にコア部に希土類イオンが添加されたZBLANファイバ109で構成されるアップコンバージョンファイバレーザ発生手段104に、所望の第1の波長帯のレーザ光を励起光として供給して、第2の波長帯のレーザ光を励起させて出力し、レーザ光利用装置に供給する。さらに、第1の波長帯のレーザ光源102を備え、その出力を、アップコンバージョンファイバレーザ発生手段104で変換されなかった第1の波長帯のレーザ光と合成してレーザ光利用装置に供給する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば民生用ディスプレイ光源に適したレーザ光源装置及びそのレーザ光源を利用した映像表示装置に関し、特に特定の物質が添加された光ファイバを所定のレーザ光で励起して所望のレーザ光を発生させるいわゆるアップコンバージョンファイバレーザ光発生手段を用いたレーザ光源装置及びそれによって得られるレーザ光を利用する映像表示装置に関する。
レーザ光を光源として利用する映像表示装置においては、それぞれ光3原色(赤、緑、青)の波長を有するレーザ光を発生するレーザ光源を備え、それら光3原色レーザ光を例えば反射型液晶空間変調装置に照射して映像信号で変調し、変調装置で空間変調された光を合成して、スクリーン等に投射するように構成されている。
以上のような、光3原色の波長を有するレーザ光を発生する光源としては、例えば3原色それぞれ専用のレーザ発生手段によって得るように構成することはもちろん可能であるが、例えば3価のツリウムイオン(Tm3+)等の希土類物質を添加した光ファイバをレーザ光で励起することで所望の波長のレーザ光を発生させるいわゆるアップコンバージョンファイバレーザ発生手段を用いて、光3原色のうちのいずれかの可視光のレーザ光から光3原色の他の可視レーザ光を得ることも可能である。
アップコンバージョンファイバレーザ発生手段によって所望波長のレーザ光を得る原理を簡単に説明すると、コア部に例えば希土類イオンを添加させた光ファイバに励起光を入射すると、まず、希土類イオンが励起光を吸収して励起状態となる。次に、励起状態のイオンがさらに励起光を吸収してより高いエネルギー準位に励起される。その状態のイオンがエネルギー準位の低い状態に遷移するときに入射した励起光よりも波長の短い光が生成され、この光を共振させる共振ミラーを光ファイバの両端に設置する事によって所望波長のレーザ光を得るものである。
特許文献1には、ツリウムイオンが添加された光ファイバに、波長が635nm(ナノメートル)帯及び695nm帯のレーザ光を入射して、455nmの波長を有する青色レーザ光を励起させて出力するようにした提案が示されている。
アップコンバージョンファイバレーザ発生手段によって発生させるレーザ光の波長(色)は、概ね添加物質の種類と、励起光源の波長によって決定されるもので、ツリウムイオンの場合には、青、緑、他の波長のレーザ光を発生させることができる。
このようにアップコンバージョンファイバによるレーザ光発生手段は、ファイバの両端にとりつけた共振ミラーの反射率特性を変えることによって、複数の波長のレーザ光を選択的に発生させることが可能であり、例えば半導体レーザ装置あるいは、固体レーザ装置では所望の波長のレーザ光が安定的に得られなかったり、または得られたとしても高コストになったりする場合に適用することでそのメリットが生かされ、民生用としての利用価値は高いものがある。
しかしながら、アップコンバージョンファイバレーザ発生手段によって所望の波長のレーザ光を生成する場合、励起用として入射される光が全てコア部に添加されたイオンに吸収されることはなく、吸収されなかった成分がファイバの励起光入射端とは反対の端面からそのまま出力されるようになる。
さらにまた、アップコンバージョンファイバの入手端において、励起光であるレーザ光のスポット径が、コア部径よりも大きいか、あるいはレーザ光の入射角がファイバの開口数で規定される入射可能角度よりも大きな場合には、励起用としてのレーザ光の全てはファイバのコア部に伝播されないため、伝播されなかった部分が無駄になってしまう。
特開2002−314174号公報(第2,3頁、図1)
アップコンバージョンファイバレーザ発生手段は、コア部に添加されたイオンで吸収し切れなかった励起光が利用されていなかったために効率の点で改善の余地があった。
本発明は、第1の波長帯のレーザ光を励起光として用いて、アップコンバージョンによって、第2の波長帯のレーザ光を生成して、レーザ光利用装置に供給し、さらにアップコンバージョンファイバレーザ発生手段で吸収されなかった第1の波長帯を有するレーザ光をレーザ光利用装置に供給するようにしたものである。
上記目的を達成するために本発明の一実施形態に係るレーザ光源装置は、第1の波長帯の第1のレーザ光を生成する第1のレーザ光生成手段と、前記第1のレーザ光の波長を前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯に変換して第2のレーザ光として出力する波長変換手段と、前記波長変換手段の出力に含まれる波長変換されなかった前記第1のレーザ光と前記第2のレーザ光とを互いに分離するレーザ光分離手段と、このレーザ光分離手段で分離された第1及び第2のレーザ光をそれぞれ出力するレーザ光出力手段と、を具備したことを特徴とする。
また、本発明のレーザ光生成方法は、第1の波長帯の第1のレーザ光を、その波長を前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯に変換して第2のレーザ光として出力するステップと、前記波長変換手段の出力に含まれる波長変換されなかった前記第1のレーザ光と前記第2のレーザ光とを互いに分離するステップと、前記分離された第1及び第2のレーザ光をそれぞれ出力するステップと、を具備したことを特徴とする。
さらにまた、本発明の映像表示装置は、第1の可視波長帯を有する第1のレーザ光を生成する第1のレーザ光生成手段と、前記第1のレーザ光を第1の波長帯とは異なる第2の可視波長帯の第2のレーザ光に変換する波長変換手段でなる第2のレーザ光生成手段と、前記第1及び第2の波長帯とは異なる第3の可視波長の第3のレーザ光を生成する第3のレーザ光生成手段と、前記第2のレーザ光生成手段の出力に含まれる前記波長変換されない前記第1のレーザ光と前記第2のレーザ光とを分離するレーザ光分離手段と、このレーザ光分離手段で分離された第1及び第2のレーザ光と前記第3のレーザ光を映像信号でそれぞれ空間変調する変調手段と、この空間変調された各レーザ光に基づいて映像を生成する映像生成手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、波長変換手段に入射されるレーザ光のうち、波長変換されないレーザ光も有効活用されるため、効率のよいレーザ光源装置、レーザ光生成方法及び映像表示装置を提供することができるものである。
以下、図面を参照しながら本発明の映像表示装置の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の映像表示装置の構成図である。図1において、映像表示装置100は、波長略643nmの赤色レーザ光を発生する半導体レーザ光源101と、同じく波長略643nmの赤色レーザ光を発生するレーザ光源102と、青色レーザ光を発生する固体レーザ光源103と、半導体レーザ光源101からのレーザ光を励起光として受けて緑色レーザ光を発生するアップコンバージョンファイバレーザ発生手段104と、光3原色映像信号を出力する映像信号源105と、各色のレーザ光を映像信号源からの映像信号で空間変調して光学映像を生成する映像光学駆動系106を備える。
半導体レーザ光源101から出射されたレーザ光107は、集光レンズ108によって集光されてアップコンバージョンファイバレーザ発生手段104に導かれる。
アップコンバージョンファイバレーザ発生手段104は、コア部にホロニウムイオン(Ho3+)が添加されたZBLANファイバ109と、このZBLANファイバ109の集光レンズ108側の端部に設けられた共振ミラー110と、この共振ミラー110とは反対側の端に設けられた共振ミラー111で構成される。共振ミラー110と111は、緑色の波長領域の光を反射する特性を有し、その反射率が共振ミラー110においては略100%に設定され、共振ミラー111においては、100%以下の適当な値に設定されている。なお、ZBLANファイバ109は、いわゆるフッ化物ベースのファイバであり、ジルコニウム(Zr:Zirconium)、バリウム(Ba:Barium)、ランタニウム(La:Lanthanum)、アルミニウム(Al:Alminum)、ナトリウム(Na:Natrium)を含有するプリフォームから生成される。
集光レンズ108によって集光されたレーザ光109は、反射ミラー110を通過してZBLANファイバ109のコア部に入射され、それによってコア部に添加されたホロニウムイオンが励起されて、643nmより短い波長の光が発生するが、共振ミラー110,111の機能により、アップコンバージョンファイバレーザ発生手段104は波長544nmから549nmの範囲のいわゆる緑色のレーザ光を発振する発振手段として動作するようになる。
その結果、アップコンバージョンファイバレーザ発生手段104の共振ミラー111からは、波長544nmから549nmの範囲の緑色のレーザ光を主体としたレーザ光が出射されるが、ホロニウムイオンで吸収し切れなかった波長略643nmの赤色レーザ光もまた共振ミラー111から出射されるレーザ光に含まれる。
赤色レーザ光を励起光として、ホロニウムイオンを添加したZBLANファイバを用いて緑色レーザを生成させる装置については、D.S.Funk他による「Green,Holmium-doped upconversion fiber laser pumped by red semiconductor laser」(ELECTRONICS LETTERS Vol.33 No.23 Nov. 1997)に開示されている。
赤色レーザ光源102から出射されるレーザ光112は、集光レンズ113によって集光されて、光ファイバ114に入射される。光ファイバ114のレーザ光112が入射された端面とは反対の端面は、アップコンバージョンファイバレーザ発生手段104の出射側端に近接して配置されることにより、アップコンバージョンファイバレーザ発生手段104から出射されたレーザ光と光ファイバ114から出射されたレーザ光は合成されてレーザ光115としてコリメータレンズ116に導かれる。
コリメータレンズ116によって平行光に変換されたレーザ光117は、ダイクロイックミラー118に導かれる。ダイクロイックミラー118は、赤色の波長の光を透過させ、緑色の波長の光を反射させる機能を有しており、ここで赤色レーザ光と緑色レーザ光の分離処理が行なわれる。
ダイクロイックミラー118で反射された緑色レーザ光119は、映像信号駆動系106の偏光板120に入射される。
また、ダイクロイックミラー118を透過した赤色レーザ光121は、映像光学駆動系106の偏光板122に入射される。この赤色レーザ光121は、半導体レーザ光源101からアップコンバージョンファイバレーザ発生手段104に入射される赤色レーザ光107の内、ZBLANファイバ109のホロニウムイオンで吸収されずにそのまま反射ミラー111から出射されるレーザ光とレーザ光源102から出射され、光ファイバ114を介して導出されるレーザ光とが合成されたものとなる。
固体レーザ光源103で生成される青色レーザ光123は、集光レンズ124で集光されて光ファイバ125に入射される。光ファイバ125から出射される青色レーザ光126は、コリメータレンズ127で平行光128に変換されて映像光学駆動系106の偏光板129に入射される。
映像光学駆動系106は、ダイクロイックミラー118で反射される緑色レーザ光の内、ある特定方向の偏波のみを透過させる偏光板120と、偏光板120を透過したレーザ光130が入射される偏光プリズム131と、この偏光プリズム131を通過したレーザ光を映像信号源105からの緑映像信号132で空間変調する空間変調器133を有し、さらに、空間変調器133で変調された緑レーザ光が、偏光プリズム131で光路変更されて緑映像光134として入射される合波プリズム135と、合波プリズム135から出射されるレーザ光を投影するための投影レンズ136を備える。空間変調器133は、例えば反射型液晶空間変調器で構成される。
さらに、映像光学駆動系106は、ダイクロイックミラー118を透過した赤色レーザ光121の内、ある特定方向の偏波のみを透過させる偏光板122と、偏光板122を透過したレーザ光137が入射される偏光プリズム138と、この偏光プリズム138を通過したレーザ光を映像信号源105からの赤映像信号139で空間変調する空間変調器140を有する。空間変調器140で空間変調された赤色レーザ光は、偏光プリズム138で光路を変更されて赤映像光141として合波プリズム135に導かれる。空間変調器140は、例えば反射型液晶空間変調器で構成される。
さらに、映像光学駆動系106は、コリメータレンズ127を透過した青色レーザ光128の内、ある特定方向の偏波のみを透過させる偏光板129と、偏光板129を透過したレーザ光142が入射される偏光プリズム143と、この偏光プリズム143を通過したレーザ光を映像信号源105からの青映像信号144で空間変調する空間変調器145を有する。空間変調器145で空間変調された青色レーザ光は、偏光プリズム143で光路を変更されて青映像光146として合波プリズム135に導かれる。空間変調器145は、例えば反射型液晶空間変調器で構成される。
合波プリズム135は、各偏光プリズム131,138,143を介して導出される緑映像光134、赤映像光141、青映像光146を合成して、映像表示用の映像光147として投影レンズ136に出射する。投影レンズ136は、合波プリズム135から出射される映像光を拡大してスクリーン148に投射する機能を有する。
以上説明したように図1に示す映像表示装置100は、緑色レーザ光を生成するアップコンバージョンファイバレーザ発生手段104の出力と、赤色レーザ光源102の出力を合成してから、ダイクロイックミラー118によって緑色レーザ光と赤色レーザ光を分離して、映像光学駆動系用の緑及び赤色レーザ光を得、固体青色レーザ光源103から出射された青色レーザ光と共に映像光学駆動系に供給して光学映像を生成するように構成されている。
したがってアップコンバージョンファイバレーザ発生手段104で半導体レーザ光源101で生成される赤色レーザ光を波長変換して緑色レーザ光を得る過程において波長変換されずにそのままアップコンバージョンファイバレーザ発生手段104から出力される半導体レーザ光源101で生成される赤色レーザ光を、赤色レーザ光源102で生成された赤色レーザ光と合成して利用することとなるものである。
アップコンバージョンファイバレーザ発生手段104で波長変換されずにそのまま出力されてしまう赤色レーザ光を捨て去ることなく映像光学駆動系用の光として利用することによって、赤色レーザ光源102で生成された赤色レーザ光を映像光学駆動系用の光として利用しない従来の装置に比べて赤色レーザ光源102として低出力のものを適用することが可能になり、コスト低減に寄与するものである。
なお、図1に示すアップコンバージョンファイバレーザ発生手段104は、前述のように、集光レンズ108で集光されて共振ミラー110に入射される赤色レーザ光のスポット径が、ZBLANファイバ109のコア部の径より大きいと、そのコア部に入射されない赤色レーザ光の一部分はコア部を伝播されないことから、コア部のホロニウムイオンに吸収されて緑色レーザ光に変換されることはなく、何ら利用されることなく捨て去られるものであるが、少なくとも、そのままZBLANファイバ109から出力され映像光学駆動系用の光として利用するように構成すれば、効率化を図ることができるものである。
図2は、励起光としてアップコンバージョンファイバレーザ発生手段104に入射されるレーザ光をより有効に活用できるようにした実施の形態を示すものである。
図2において、レーザ光源201で発生されたレーザ光202は、集光レンズ203で集光されてアップコンバージョンファイバレーザ発生手段204に入射される。
アップコンバージョンファイバレーザ発生手段204は、ZBLANダブルクラッドファイバ205と、このZBLANダブルクラッドファイバ205の集光レンズ203側の端に設けられた共振ミラー206と反対側の端に設けられた共振ミラー207で構成される。
ZBLANダブルクラッドファイバ205は、希土類イオンが添加されたコア部205aの外側にインナークラッド205bとアウタークラッド205cが形成されている。インナークラッド205bは、アウタークラッド205cに比べて高屈折率に設定されており、かつ両屈折率の差を、インナークラッド205bの開口数がsin(レーザ光源201で生成されるレーザ光202のZBLANダブルクラッドファイバ205への最大入射角)より大きくなるような値になるように、インナークラッド205bおよび、アウタークラッド205cの屈折率を選ぶものとする。
またインナークラッド205bの断面の大きさは集光レンズ108で集光されて共振ミラー110に入射される赤色レーザ光のスポット径よりも大きく設定する。
集光レンズ203によって、共振ミラー206に集光されるレーザ光のスポット径が、ZBLANダブルクラッドファイバ205のコア部205aの径よりも大きい場合、コア部に入射されないレーザ光は、インナークラッド205bを伝播して共振ミラー207から出力される。
コア部205aに入射されたレーザ光は、コア部205aに添加された希土類イオンによって吸収されると共に、共振ミラー206,207の機能によって、波長変換されて共振ミラー207から出力される。このコア部205aに添加された希土類イオンで吸収されないレーザ光は、そのままコア部205aを伝播して共振ミラー207から出力される。
レーザ光源201が、図1の半導体レーザ101と同様に波長が略643nmの赤色レーザ光を発生し、ZBLANダブルクラッドファイバ205のコア部205aにホロニウムイオンが添加されているものであり、共振ミラー206と共振ミラー207は、図1に示す共振ミラー110,111と同様に、緑色の波長領域の光を反射する特性を有し、その反射率が共振ミラー206においては略100%に設定され、共振ミラー207においては、100%以下の適当な値に設定されているとすると、アップコンバージョンファイバレーザ発生手段204は、波長が544nmから549nmの範囲の緑色のレーザ光を生成する発振器として働き、共振ミラー207からそれを出力する。
結局、共振ミラー207から出力されるレーザ光208は、緑色レーザ光と、コア部205aで変換されなかった赤色レーザ光と、インナークラッド205bを伝播する赤色レーザ光の合成されたものとなる。
共振ミラー207から出力されるレーザ光208は、コリメータレンズ209で平行光210に変換され、ダイクロイックミラー211で緑色レーザ光212と赤色レーザ光213に分離されて、図1と同様に構成された映像光学駆動系214に供給されて利用される。
なお、図2の実施の形態においても、レーザ光源201で発生されるレーザ光と同じ波長のレーザ光を発生させるレーザ光源を別に設けて、そのレーザ光をアップコンバージョンファイバレーザ発生手段204から出力されるレーザ光と合成することは可能である。
図2の実施の形態によれば、ZBLANファイバ205はダブルクラッド構造としているので、集光レンズ203で集光されるレーザ光源210から出射されるレーザ光のZBLANファイバ205の端面でのスポット径がコア部205aの径より大きかったり、あるいは入射角度が適当でない場合でも、コア部205aに伝播されない部分の全部あるいは一部をインナークラッド205bによって、伝播することができるので、レーザ光源201で生成されるレーザ光を有効に利用することができるものである。
図3は、本発明の映像表示装置の他の実施の形態を示す図である。図3に示す映像表示装置300は、特許文献1開示されている、略635nmの波長のレーザ光と略695nmの波長のレーザ光とをアップコンバージョンファイバレーザ発生手段に入射して青色レーザ光に変換する装置を応用したものであり、略635nmの波長のレーザ光と、略695nmの波長のレーザ光もまた、アップコンバージョンファイバレーザ発生手段で生成するように構成されている。
図3に示す映像表示装置300は、略830nmの波長を有する赤外レーザ光を発生する第1の半導体赤外レーザ光源301と、この半導体レーザ光源301で発生されたレーザ光を略695nmの波長を有するレーザ光に変換する第1のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段302と、略830nmの波長を有する赤外レーザ光を発生する第2の半導体赤外レーザ光源303と、この半導体レーザ光源303で発生されたレーザ光を略635nmの波長を有するレーザ光に変換する第2のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段304と、第1及び第2のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段302,304から出力される略695nmの波長のレーザ光と、略635nmの波長のレーザ光から、略455nmの波長を有する青色レーザ光を生成する第3のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段305を有する。
さらにまた、映像表示装置300は、赤色レーザ光を発する赤色レーザ光源306と、緑色レーザ光を発する緑色レーザ光源307と、第3のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段305の出力と、赤色レーザ光源306からの出力との合成レーザ光から、青色レーザ光と赤色レーザ光を分離するダイクロイックミラー308と、このダイクロイックミラー308によって分離された青色レーザ光と、赤色レーザ光及び緑色レーザ光源307から発せられる緑色レーザ光が供給される映像光学駆動系309を備えている。映像光学駆動系309には、図1の映像信号源105と同様な映像信号源を含む。
第1のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段302は、半導体赤外レーザ光源301からの略830nmの波長の赤外レーザ310が集光レンズ311を介して入射されるものであり、コア部にプラセオディウムイオン(Pr3+)とイットリビウムイオン(Yb3+)が添加されたZBLANファイバ312と、このZBLANファイバ312の集光レンズ310側の端に設けられた共振ミラー313と反対側の端に設けられた共振ミラー314で構成される。
共振ミラー313と314は、695nm帯域の波長の光を反射する特性を有し、その反射率が共振ミラー313においては略100%に設定され、共振ミラー314においては、100%以下の適当な値に設定されている。
赤外レーザ光源301から出射される赤外レーザ光310は、集光レンズ311によって、共振ミラー313に集光されZBLANファイバ312のコア部に入射される。それによってコア部に添加されているプラセオディウムイオンとイットリビウムイオンが入射されたレーザ光を吸収して励起され、830nmより波長の短いレーザ光を生成する。このとき共振ミラー313,314の機能によって、第1のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段302は、略695nmの波長を有するレーザ光を発振する発振器として動作する。
その結果、略695nmの波長を有するレーザ光315が共振ミラー314から出力され、コリメータレンズ316で平行光に変換されて、ダイクロイックミラー317に導かれる。ダイクロイックミラー317は、コリメータレンズ316からの略695nmの波長を有するレーザ光を透過して集光レンズ318に導く。集光レンズ318は、ダイクロイックミラー317を透過したレーザ光を集光して第3のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段305に入射する。
また、第2のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段304は、半導体赤外レーザ光源303からの略830nmの波長の赤外レーザ319が集光レンズ320を介して入射されるものであり、コア部にプラセオディウムイオンとイットリビウムイオンが添加されたZBLANファイバ321と、このZBLANファイバ321の集光レンズ320側の端に設けられた共振ミラー322と反対側の端に設けられた共振ミラー323で構成される。
共振ミラー322と323は、635nm帯域の波長を有する光を反射する特性を有し、その反射率が共振ミラー322においては略100%に設定され、共振ミラー323においては、100%以下の適当な値に設定されている。
赤外レーザ光源303から出射される赤外レーザ光319は、集光レンズ320によって、共振ミラー322に集光されZBLANファイバ321のコア部に入射される。それによってコア部に添加されているプラセオディウムイオンとイットリビウムイオンが入射されたレーザ光を吸収して励起され、830nmより波長の短いレーザ光を生成する。このとき共振ミラー322,323の機能によって、第2のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段304は、635nm帯域の波長を有するレーザ光を発振する発振器として動作する。
その結果、略635nmの波長を有するレーザ光324が共振ミラー323から出力され、コリメータレンズ325で平行光に変換されて、ダイクロイックミラー317に導かれる。
ダイクロイックミラー317は、コリメータレンズ325からの略635nmの波長を有するレーザ光324を反射して集光レンズ318に導く。集光レンズ318は、この略635nmの波長を有するレーザ光324を第3のアップコンバージョンファイバ305に入射する。
第3のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段305は、第1のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段302から出射される略695nmの波長のレーザ光315と、第2のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段304から出射される略635nmの波長のレーザ光324が集光レンズ318を介して入射されるものであり、コア部にツリウムイオンが添加されたZBLANファイバ327と、このZBLANファイバ327の集光レンズ318側の端に設けられた共振ミラー328と反対側の端に設けられた共振ミラー329で構成される。
共振ミラー328と329は、455nm帯域の波長を有する光を反射する特性を有し、その反射率が共振ミラー328においては略100%に設定され、共振ミラー329においては、100%以下の適当な値に設定されている。
集光レンズ318によって集光された略635nmと略695nmの波長の光を含むレーザ光326は、共振ミラー328を介してZBLANファイバ327のコア部に入射される。それによってコア部に添加されているツリウムイオンが入射されたレーザ光を吸収して励起されて635nmより短い波長のレーザ光を生成する。このとき共振ミラー328,329の機能によって、第3のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段305は、略455nmの波長を有するレーザ光を発振する発振器として動作する。その結果、略455nmの波長の青色レーザ光が共振ミラー329から出力される。
この第3のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段305においても、入射される略695nmおよび略635nmの波長を有するレーザ光は、全てがZBLANファイバ327のコア部に添加されたツリウムイオンで吸収されずに一部はそのまま出力される。
赤色レーザ光源306から出射される赤色レーザ光330は、集光レンズ331によって集光され、光ファイバ332の一端に入射される。光ファイバ332の他端は第3のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段305の出力端に近接して配設されている。このため、第3のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段305から出力されるレーザ光と、光ファイバ332から出力される赤色レーザ光330が合成されて、レーザ光333としてコリメータレンズ334に導かれるようになる。
コリメータレンズ334で平行光に変換されたレーザ光335は、ダイクロイックミラー308に入射される。ダイクロイックミラー308は、赤色の波長の光を透過させると共に青色の波長の光を反射するものであり、コリメータレンズ334から出力されるレーザ光335の内、第3のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段305から出力される青色レーザ光がここで反射されて青色レーザ光336として映像光学駆動系309に供給される。
また、コリメータレンズ334から出力されるレーザ光335の内、第3のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段305で波長変換されずにそのまま出力される略695nmまたは略635nmの波長の赤色レーザ光と、光ファイバ332から出力される赤色レーザ光源306からの出射赤色レーザ光はダイクロイックミラー308を透過して赤色レーザ光337として映像光学駆動系309に供給される。
緑色レーザ光源307から出射される緑色レーザ光338は、集光レンズ339で集光されて光ファイバ340の一端に入射され、この光ファイバ340の他端から出射されてコリメータレンズ341で平行光342に変換されて映像光学駆動系309に供給される。
映像光学駆動系309では、供給された3色のレーザ光を、内部の映像信号源からの映像信号によって、それぞれ空間変調し、さらにそれらレーザ光をまとめて光学映像として、スクリーン343に投射される。
以上の実施の形態においても、青色レーザ光を生成させるための第3のアップコンバージョンファイバレーザ発生手段305から、波長変換されずに出力される赤色レーザ光を、赤色レーザ光源306から出力される赤色レーザ光330と合せて映像光学駆動系309に供給して利用するようにしたので、赤色レーザ光源306として低出力のものを適応することが可能となり、また、2つの赤外レーザ光源301,303で発生した赤外レーザ光の波長を変換して励起用の2つのレーザ光を生成し、それを波長変換して青色レーザ光を発生させるように構成したので、映像表示装置300としてのコストと総消費電力を低減させることができるようになるものである。
以上のように本発明によれば、レーザ光を波長変換処理によって所望の波長(色)のレーザ光に変換する過程において、変換されないレーザ光が利用可能となるため、レーザ光源装置の出力効率が向上し、装置の消費電力を低減させることができ、装置のコストを低減することができるものである。
さらに消費電力が少ないということは、発熱量も少なくなり、装置の全体構造を小型にすることが可能になるものである。
また、以上のようなレーザ光源装置を組み込んだ、映像表示装置においても、消費電力の少ない、小型化を実現できる装置として構成することができるものである。
なお、本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を変更することなく種々実施可能である。
本発明の映像表示装置の一実施の形態を示す図。 本発明のレーザ光源装置の一実施の形態を一部断面で示す図。 本発明の映像表示装置の他の実施の形態を示す図。
符号の説明
100…映像表示装置
101…半導体赤色レーザ光源
102…赤色レーザ光源
103…固体青色レーザ光源
104…アップコンバージョンファイバレーザ発生手段
105…映像信号源
106…映像光学駆動系
108,113,124…集光レンズ
109…ZBLANファイバ
110、111…共振ミラー
116,127…コリメータレンズ
118…ダイクロイックミラー
120,122,129…偏光板
131,138,143…偏光プリズム
133,140,145…空間変調器
136…投影レンズ
148…スクリーン
201…レーザ光源
205…ダブルクラッドZBLANファイバ
300…映像表示装置
301,302…赤外レーザ光源
302,304,305…アップコンバージョンファイバレーザ発生手段
306,307…レーザ光源
309…映像光学駆動系

Claims (10)

  1. 第1の波長帯の第1のレーザ光を生成する第1のレーザ光生成手段と、
    前記第1のレーザ光の波長を前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯に変換して第2のレーザ光として出力する波長変換手段と、
    前記波長変換手段の出力に含まれる前記第1のレーザ光と前記第2のレーザ光とを互いに分離するレーザ光分離手段と、
    このレーザ光分離手段で分離された第1及び第2のレーザ光をそれぞれ出力するレーザ光出力手段と、
    を具備したことを特徴とするレーザ光源装置。
  2. 前記波長変換手段は、アップコンバージョンファイバレーザ手段であることを特徴とする請求項1に記載のレーザ光源装置。
  3. 前記第1のレーザ光は可視光波長帯のレーザ光であることを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ光源装置。
  4. 前記第1のレーザ光は、可視光波長帯を含む異なる波長帯の複数のレーザ光でなることを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ光源装置。
  5. 前記第1のレーザ光が波長635nm付近または波長695nm付近のレーザ光であることを特徴とする請求項3に記載のレーザ光源装置。
  6. 前記第1のレーザ光が波長635nm付近のレーザ光と波長695nm付近のレーザ光の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項4に記載のレーザ光源装置。
  7. 前記第2のレーザ光が波長455nm付近または波長480nm付近のレーザ光であることを特徴とする請求項3に記載のレーザ光源装置。
  8. 前記第1のレーザ光が波長640nm付近のレーザ光であり、前記第2のレーザ光が波長540nm付近のレーザ光であることを特徴とする請求項3に記載のレーザ光源装置。
  9. 第1の波長帯の第1のレーザ光を、その波長を前記第1の波長帯とは異なる第2の波長帯に変換して第2のレーザ光として出力するステップと、
    前記波長変換手段の出力に含まれる前記第1のレーザ光と前記第2のレーザ光とを互いに分離するステップと、
    前記分離された第1及び第2のレーザ光をそれぞれ出力するステップと、
    を具備したことを特徴とするレーザ光生成方法。
  10. 第1の可視波長帯を有する第1のレーザ光を生成する第1のレーザ光生成手段と、
    前記第1のレーザ光を第1の波長帯とは異なる第2の可視波長帯の第2のレーザ光に変換する波長変換手段でなる第2のレーザ光生成手段と、
    前記第1及び第2の波長帯とは異なる第3の可視波長の第3のレーザ光を生成する第3のレーザ光生成手段と、
    前記第2のレーザ光生成手段の出力に含まれる前記第1のレーザ光と前記第2のレーザ光とを分離するレーザ光分離手段と、
    このレーザ光分離手段で分離された第1及び第2のレーザ光と前記第3のレーザ光を映像信号でそれぞれ空間変調する変調手段と、
    この空間変調された各レーザ光に基づいて映像を生成する映像生成手段と、
    を具備したことを特徴とする映像表示装置。
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