JP2005159004A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体装置の検査工程を正確かつ円滑に行うことにある。
【解決手段】 半導体装置の製造方法は、パッドを含む集積回路が形成された複数の半導体チップ用領域20からなる第1の領域40と、第1の領域40の周辺の第2の領域42とを有する半導体基板10の第1の領域40に、少なくとも、樹脂層と、樹脂層上を通る配線層と、樹脂層上において配線層に電気的に接続してなる外部端子と、を形成するパッケージングプロセスを行うことを含み、パッケージングプロセスの少なくとも一部の工程を、第2の領域42に行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
CSP(Chip Size/Scale Package)の一形態として、半導体ウエハ状態で半導体装置のパッケージングを行うW−CSP(Wafer Level CSP)が知られている。W−CSPでは、半導体ウエハの有効チップエリア上に、樹脂層、配線層及び外部端子などを形成する。
従来、W−CSPの製造工程は半導体ウエハの有効チップエリアのみに行われ、それ以外の領域には樹脂層、配線層及び外部端子などは形成されていなかった。そのため、有効チップエリアの端部付近では、例えば配線層のエッチング工程において、エッチングの進行速度がばらつき、有効チップエリアの中央部付近と同様のパターニングが行えない場合があった。
また、W−CSP製造工程後、有効チップエリア以外の領域は相対的に薄くなるが、これによって、有効チップエリアの端部付近において電気的特性などの検査工程が正常に行えない場合があった。あるいは、検査工程前のアライメントにおいて、センサが有効チップエリアとそれ以外の領域との半導体ウエハ上の容量(高さ)の差を検出することによって、アライメントNGと判断して、検査工程自体が行えない場合があった。
本発明の目的は、半導体装置の検査工程を正確かつ円滑に行うことにある。
特開2000−106382号公報
(1)本発明に係る半導体装置の製造方法は、
パッドを含む集積回路が形成された複数の半導体チップ用領域からなる第1の領域と、前記第1の領域の周辺の第2の領域とを有する半導体基板の前記第1の領域に、少なくとも、樹脂層と、前記樹脂層上を通る配線層と、前記樹脂層上において前記配線層に電気的に接続してなる外部端子と、を形成するパッケージングプロセスを行うことを含み、
前記パッケージングプロセスの少なくとも一部の工程を、前記第2の領域に行う。本発明によれば、第1の領域から第2の領域にかけて、半導体基板上の部材の容量(高さ)の変化が小さい(又はない)。そのため、検査工程では、従来に比べて半導体基板上の部材の容量(高さ)の変化を配慮する必要がなくなり、第1の領域におけるいずれの位置であっても、正確に検査することができる。
(2)この半導体装置の製造方法において、
前記樹脂層の形成工程を前記第2の領域に行ってもよい。
(3)この半導体装置の製造方法において、
前記配線層の形成工程を前記第2の領域に行ってもよい。
(4)この半導体装置の製造方法において、
前記外部端子の形成工程を前記第2の領域に行ってもよい。
(5)この半導体装置の製造方法において、
前記パッケージングプロセスは、前記配線層の一部を覆うように第1の保護層を形成することをさらに含み、
前記第1の保護層の形成工程を前記第2の領域に行ってもよい。
(6)この半導体装置の製造方法において、
前記パッケージングプロセスは、前記外部端子の少なくとも下端部を覆うように第2の保護層を形成することをさらに含み、
前記第2の保護層の形成工程を前記第2の領域に行ってもよい。
(7)この半導体装置の製造方法において、
前記パッケージングプロセスの全部の工程を、前記第2の領域に行ってもよい。これによれば、検査工程では、ほぼ平坦な面上での検査が可能になり、さらに正確に検査することができる。
(8)この半導体装置の製造方法において、
前記パッケージングプロセスのいずれかの工程は、エッチングすることを含み、
エッチングを伴ういずれかの工程を、前記第2の領域に行ってもよい。これによれば、第1の領域の端部付近において、エッチングの進行速度がばらつくのを防止することができる。したがって、第1の領域におけるエッチングレートの均一化を図ることができる。
(9)この半導体装置の製造方法において、
前記パッケージングプロセス終了後、
前記半導体基板を検査装置にアライメントすること、
前記半導体基板の前記第1の領域に対して検査工程を行うこと、をさらに含んでもよい。これによれば、例えば、アライメント用センサが半導体基板上の部材の容量(高さ)の差を検出してしまう場合であっても、容量の差が小さいので、アライメント不可能となるのを防止することができ、検査工程を円滑に行うことができる。
(10)この半導体装置の製造方法において、
前記第2の領域には、ダミー集積回路が形成されていてもよい。
(11)この半導体装置の製造方法において、
前記ダミー集積回路は、前記半導体基板の内部とは電気的に導通しないダミーパッドを含んでもよい。
(12)この半導体装置の製造方法において、
前記第1の領域は、製品として使用する領域であり、
前記第2の領域は、製品として使用しない領域であってもよい。
(13)本発明に係る半導体装置は、
パッドを含む集積回路が形成された複数の半導体チップ用領域からなる第1の領域と、前記第1の領域の周辺の第2の領域とを有する半導体基板と、
前記半導体基板に設けられた樹脂層と、
前記樹脂層上を通る配線層と、
前記樹脂層上において前記配線に電気的に接続してなる外部端子と、
を含み、
前記第2の領域上には、前記第1の領域上に形成される部材の少なくとも一部が形成されてなる。本発明によれば、第1の領域から第2の領域にかけて、半導体基板上の部材の容量(高さ)の変化が小さい(又はない)。そのため、検査工程では、従来に比べて半導体基板上の部材の容量(高さ)の変化を配慮する必要がなくなり、第1の領域におけるいずれの位置であっても、正確に検査することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1〜図7は、本発明の実施の形態に係る半導体装置及びその製造方法を説明する図である。まず、半導体基板(例えばシリコン基板)10を用意する。図1に示すように、半導体基板10は半導体ウエハであってもよい。半導体基板10は、半導体チップ用領域20,22を有する。図2は半導体チップ用領域20を示す図であり、図3は半導体チップ用領域22を示す図である。半導体基板10を複数領域に区画したうちのいずれかが半導体チップ用領域20,22であってもよい。半導体チップ用領域20,22は四角形であることが一般的である。半導体チップ用領域20,22の平面形状は相互に同一であってもよい。半導体チップ用領域20,22の少なくとも一部(例えば半導体チップ用領域20)は個片に切断される。
図2に示すように、半導体基板10には集積回路12が形成されている。集積回路12は、マイクロプロセッサ又はメモリなどの所定機能を達成する。集積回路12は、半導体チップ用領域20に形成されている。集積回路12は、半導体基板10の内部に形成される複数の素子14と、素子14に電気的に接続されるパッド(例えばアルミパッド)16とを含む。複数の素子14は、トランジスタなどの能動素子やキャパシタなどの受動素子を含む。パッド16は、複数の素子14の領域から引き出される配線の一部であり、半導体基板10の表面に露出している。なお、集積回路12は、周知の方法を適用して形成することができる。
図3に示すように、半導体基板10にはダミー集積回路32が形成されている。ダミー集積回路32は、半導体チップ用領域22に形成されていてもよい。ダミー集積回路32とは、所定機能を達成するには動作不可能なものを指す。図3に示す例では、ダミー集積回路32は、半導体基板10の内部に形成される複数の素子34と、半導体基板10の表面に露出するパッド36とを含む。複数の素子34は、電気的に動作しないものであってもよく、例えばP型又はN型の不純物層(例えばソース、ドレイン、ウェル又はチャネル)の形成が省略されていてもよい。パッド36は、半導体基板10の内部(複数の素子34)とは電気的に導通せずにダミーパッドとなっていてもよい。例えば、配線相互間の電気的導通を図るためのコンタクトホール及びその内部の導電部の形成が省略されていてもよい。ダミー集積回路32は、集積回路12の形成工程の一部が省略されて形成されていてもよい。ダミー集積回路32は、集積回路12の構成要素の一部からなる。
半導体基板10の表面には、パッド16の中央部を露出するようにパッシベーション膜18が形成されている(図4参照)。半導体チップ用領域22にパッド36が形成されている場合には、パッシベーション膜18はパッド36の中央部も露出する。パッシベーション膜18は1層又は複数層で形成され、例えば、酸化膜、窒化膜又は樹脂などで形成されている。
図1に示すように、半導体基板10は、第1の領域(有効チップエリア)40と、第1の領域40の周辺の第2の領域42とを有する。第1の領域40は製品(半導体チップ)として使用する領域であってもよく、第2の領域42は、製品として使用しない領域であってもよい。図1に示す例では、第1の領域40は複数の半導体チップ用領域20からなり、第2の領域42は複数の半導体チップ用領域22からなる。第2の領域42は、半導体基板10の外周から間隔(例えば4mm程度)をあけて設けられた領域であってもよい。第2の領域42は、図1に示すように、第1の領域40の周辺に断片的に複数領域となっていてもよいし、あるいは、第1の領域40の周辺に連続的に1つの領域となっていてもよい。変形例として、第2の領域42は、複数の半導体チップ用領域22と、その周辺の半導体基板10の外周部と、を含む領域であってもよい。
図4〜図7に示すように、半導体基板10にパッケージングプロセスを行う。パッケージングプロセスは、いわゆるW−CSP(Wafer Level CSP)の形成工程であり、半導体基板10の表面に、少なくとも樹脂層50、配線層60及び外部端子70を形成する工程を含む。本実施の形態では、パッケージングプロセスの全部を第1の領域40に行うとともに、パッケージングプロセスの少なくとも一部の工程を第2の領域42に行う。例えば、パッケージングプロセスの全部の工程を第2の領域42に行ってもよい。あるいは、パッケージングプロセスのうちエッチング(例えばウエットエッチング)を伴ういずれかの工程を第2の領域42に行ってもよい。これによれば、第1の領域40の端部付近において、エッチング(例えばウエットエッチング)の進行速度がばらつくのを防止することができる。したがって、第1の領域40におけるエッチングレートの均一化を図ることができる。
図4に示すように、半導体基板10の第1の領域40に樹脂層50を形成する。樹脂層50は、1層又は複数層で形成し、応力緩和機能を有していてもよい。樹脂層50は、ポリイミド樹脂、シリコーン変性ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン変性エポキシ樹脂、ベンゾシクロブテン(BCB;benzocyclobutene)、ポリベンゾオキサゾール(PBO;polybenzoxazole)などで形成することができる。樹脂層50の形成工程は、フォトリソグラフィ工程を伴ってもよい。あるいは、非感光性樹脂をエッチングする工程を伴ってもよい。樹脂層50は、隣同士の半導体チップ用領域20の間(又は半導体基板10の切断領域)を避けて形成してもよい。樹脂層50は、パッド16を避けて形成してもよい。樹脂層50は、複数の素子14の領域を覆うように形成してもよい。樹脂層50は、それぞれの半導体チップ用領域20に形成してもよい。
樹脂層50の形成工程を第2の領域42にも行ってもよい。樹脂層50は、隣同士の半導体チップ用領域22の間を避けて形成してもよいし、パッド36を避けて形成してもよいし、それぞれの半導体チップ用領域22に形成してもよい。樹脂層50の形成工程の全部(パターニング工程を含む)を第2の領域42に行ってもよい。変形例として、樹脂層50の形成工程の一部を第2の領域42に行ってもよい。例えば、第2の領域42では、樹脂層50を全面に形成し、パターニング工程(例えばフォトリソグラフィ工程)を行わなくてもよい。
図5に示すように、半導体基板10の第1の領域40に配線層60を形成する。配線層60は、パッド16から形成し、樹脂層50上を通るように形成する。配線層60の一部が樹脂層50上を通る。配線層60は、樹脂層50上にランド62を有するように形成する。ランド62は電気的接続部である。図5に示す例とは別に、複数の配線層60を相互に立体的に交差するように形成し、多層配線を形成してもよい。その場合には、上下の配線層60同士の間には樹脂層50が介在する。すなわち、樹脂層50と配線層60とを交互に繰り返して形成してもよい。
配線層60の形成は例えば次のようにして行う。半導体基板10の第1の領域40上に導電膜(図示しない)を形成する。例えば、TiW膜とその上のCu膜によって導電膜を形成してもよい。導電膜はスパッタリングによって形成することができる。導電膜は少なくとも配線層60を形成する領域に形成し、半導体基板10(例えば第1の領域40)のパッド16が形成された面全体に形成してもよい。そして、導電膜上に、配線層60を形成する領域を除くように、メッキレジスト層(図示しない)を形成する。導電膜上に設けたメッキレジスト層を、フォトリソグラフィなどの工程によってパターニングしてもよい。導電膜を電極として電解メッキによって、導電膜上であってメッキレジスト層の開口領域に配線層60を形成することができる。配線層60のいずれかの工程間において、導電膜をエッチング(例えばウエットエッチング)してもよい。エッチング工程は、例えば、スパッタリング後、メッキレジスト層のパターニング後又はメッキレジスト層の除去後に行ってもよい。
配線層60の形成工程を第2の領域42にも行ってもよい。その場合、上述の導電膜を第1及び第2の領域40,42に形成し、所定の工程を行えばよい。配線層60は、パッド36に電気的に接続するように形成してもよく、それぞれの半導体チップ用領域22においてパターンになるように形成してもよい。上述の工程によって第2の領域42に樹脂層50を形成した後、配線層60を形成してもよい。配線層60の形成工程の全部又は一部を第2の領域42に行ってもよい。第2の領域42には、少なくともエッチングを伴う工程を行ってもよい。
図6に示すように、半導体基板10の第1の領域40において、配線層60の一部を覆うように第1の保護層(例えばソルダレジスト層)52を形成してもよい。パッケージングプロセスは第1の保護層52の形成工程を含んでもよい。第1の保護層52は、配線層60にオーバーラップする開口部54を有するように形成する。開口部54は、ランド62(例えばランド62の中央部)にオーバーラップしてもよい。第1の保護層52の形成工程は、フォトリソグラフィ工程を伴ってもよい。あるいは、非感光性材料をエッチングする工程を伴ってもよい。
第1の保護層52の形成工程を第2の領域42にも行ってもよい。第1の保護層52の形成工程の全部又は一部を第2の領域42に行ってもよい。上述の工程によって樹脂層50及び配線層60を形成した後、第1の保護層52を形成してもよい。
図7に示すように、半導体基板10の第1の領域40に外部端子70を形成する。外部端子70は、樹脂層50上において、配線層60に電気的に接続するように形成する。樹脂層50は、半導体基板10と外部端子70との間に介在する。ランド62に外部端子70を形成してもよい。第1の保護層52の開口部54内に外部端子70を形成してもよい。外部端子70をろう材(軟ろう又は硬ろう)によって形成してもよい。変形例として、外部端子70を金属バンプ(例えば金バンプ)によって形成してもよい。金属バンプは、無電解メッキなどのメッキ法によって形成することができる。
外部端子70の形成工程を第2の領域42にも行ってもよい。上述の工程によって、樹脂層50、配線層60及び必要に応じて第1の保護層52を形成した後、外部端子70を形成してもよい。外部端子70の形成工程の全部又は一部を第2の領域42に行ってもよい。第2の領域42に形成される外部端子70は、半導体基板10の内部とは電気的に接続されていない。
外部端子70の形成工程後、半導体基板10の第1の領域40において、外部端子70の少なくとも下端部(根元部)を覆うように第2の保護層56を形成してもよい。第2の保護層56は必要に応じて形成する。第2の保護層56は、外部端子70を覆う(上端部も覆う)ように形成した後、少なくとも外部端子70の上端部を露出させるようにしてもよい。第2の保護層56は、樹脂によって形成してもよく、応力緩和機能を有していてもよい。第2の保護層56によって、外部端子70に加えられる応力を緩和することができる。
第2の保護層56の形成工程を第2の領域42にも行ってもよい。パッケージングプロセスは、第2の保護層56の形成工程を含んでもよい。第2の保護層56の形成工程の全部又は一部を第2の領域42に行ってもよい。上述の工程によって、樹脂層50、配線層60、外部端子70及び必要に応じて第1の保護層52を形成した後、第2の保護層56を形成してもよい。
上述のパッケージングプロセスによって半導体装置1を製造することができる。半導体装置1は、半導体基板10と、樹脂層50と、配線層60と、外部端子70とを少なくとも含み、その詳細は上述から導くことができる。そして、第2の領域42上(図1参照)には、第1の領域40上に形成される部材(図7では樹脂層50、第1及び第2の保護層52,56、配線層60、外部端子70)の少なくとも一部が形成されている。
パッケージングプロセス終了後、半導体基板10における第1の領域40の検査工程(例えば電気的特性又は外観の検査工程)を行う。詳しくは、複数の半導体チップ用領域20を検査する。本実施の形態では、パッケージングプロセスの少なくとも一部の工程を第2の領域42に行うので、第1の領域40から第2の領域42にかけて、半導体基板10上の部材の容量(高さ)の変化が小さい(又はない)。そのため、検査工程では、従来に比べて半導体基板10上の部材の容量(高さ)の変化を配慮する必要がなくなり、第1の領域40におけるいずれの位置(半導体チップ用領域20)であっても、正確に検査することができる。特に、パッケージングプロセスの全部が第1及び第2の領域40,42に行われていれば、ほぼ平坦な面上での検査が可能になり、さらに効果的である。また、半導体基板10(半導体装置1)を検査装置にアライメントするときにも、半導体基板10上の部材の容量(高さ)の差を検出することによってアライメント不可能となるのを防止することができ、検査工程を円滑に行うことができる。また、検査装置の投資及び改造の必要もなくなる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
図1は、本発明の実施の形態に係る半導体装置及びその製造方法を説明する図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る半導体装置及びその製造方法を説明する図である。
符号の説明
10…半導体基板 12…集積回路 14…素子 16…パッド 18…パッシベーション膜 20…半導体チップ用領域 32…ダミー集積回路 34…素子 36…パッド 40…第1の領域 42…第2の領域 50…樹脂層 52…第1の保護層 54…開口部 56…第2の保護層 60…配線層 62…ランド 70…外部端子

Claims (13)

  1. パッドを含む集積回路が形成された複数の半導体チップ用領域からなる第1の領域と、前記第1の領域の周辺の第2の領域とを有する半導体基板の前記第1の領域に、少なくとも、樹脂層と、前記樹脂層上を通る配線層と、前記樹脂層上において前記配線層に電気的に接続してなる外部端子と、を形成するパッケージングプロセスを行うことを含み、
    前記パッケージングプロセスの少なくとも一部の工程を、前記第2の領域に行う半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記樹脂層の形成工程を前記第2の領域に行う半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1又は請求項2記載の半導体装置の製造方法において、
    前記配線層の形成工程を前記第2の領域に行う半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記外部端子の形成工程を前記第2の領域に行う半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記パッケージングプロセスは、前記配線層の一部を覆うように第1の保護層を形成することをさらに含み、
    前記第1の保護層の形成工程を前記第2の領域に行う半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記パッケージングプロセスは、前記外部端子の少なくとも下端部を覆うように第2の保護層を形成することをさらに含み、
    前記第2の保護層の形成工程を前記第2の領域に行う半導体装置の製造方法。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記パッケージングプロセスの全部の工程を、前記第2の領域に行う半導体装置の製造方法。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記パッケージングプロセスのいずれかの工程は、エッチングすることを含み、
    エッチングを伴ういずれかの工程を、前記第2の領域に行う半導体装置の製造方法。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記パッケージングプロセス終了後、
    前記半導体基板を検査装置にアライメントすること、
    前記半導体基板の前記第1の領域に対して検査工程を行うこと、をさらに含む半導体装置の製造方法。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第2の領域には、ダミー集積回路が形成されている半導体装置の製造方法。
  11. 請求項10記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ダミー集積回路は、前記半導体基板の内部とは電気的に導通しないダミーパッドを含む半導体装置の製造方法。
  12. 請求項1から請求項11のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1の領域は、製品として使用する領域であり、
    前記第2の領域は、製品として使用しない領域である半導体装置の製造方法。
  13. パッドを含む集積回路が形成された複数の半導体チップ用領域からなる第1の領域と、前記第1の領域の周辺の第2の領域とを有する半導体基板と、
    前記半導体基板に設けられた樹脂層と、
    前記樹脂層上を通る配線層と、
    前記樹脂層上において前記配線に電気的に接続してなる外部端子と、
    を含み、
    前記第2の領域上には、前記第1の領域上に形成される部材の少なくとも一部が形成されてなる半導体装置。
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