JP2005158315A - 多方向入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ボリュームを内蔵し、しかも部品点数が少なく、経済性に優れたボリューム一体型の多方向入力装置を提供する。
【解決手段】 周囲全方向へ傾倒操作が可能な操作部材10と、直角な2方向へ動作可能に組み合わされており、その交差部を前記操作部材10が貫通すると共に、前記操作部材10の傾倒操作に伴って操作方向に対応する方向へ動作する1組の動作変換部材20A,20Bとを具備する。1組の動作変換部材20A,20Bは、金属板を折曲して形成されると共に、ベース部材60上を直角な2方向へ直進移動するスライダーであり、各動作変換部材の一部が、基板のパターン73に摺接する摺動ブラシ24を形成する。動作変換部材20A,20Bは、ベース部材60とこれを被うカバー80との間に配置されることにより、高さ方向で精度よく位置決めされる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、周囲の任意方向に操作される操作部材の操作により各種信号の入力を行う多方向入力装置に関する。
ジョイスティックと呼ばれるこの種の多方向入力装置は、通常、周囲の全方向へ傾倒操作可能に支持された操作部材と、直角な2方向へ動作可能に組み合わされ、操作部材の傾倒操作に伴って操作方向に対応する方向へ回動する1組の動作変換部材と、操作部材を中立位置に弾性的に保持するスプリングと、1組の動作変換部材の各一端部に連結されて、各動作変換部材の回動角度に対応する信号を出力する一組の信号出力手段とを備えている。
一組の信号出力手段としては、ボリュームに代表される電気的センサ、磁気的センサ、光学的センサなどが使用されるが、主にコスト等の点からボリュームが比較的多く使用されている。しかしながら、一組の信号出力手段としてボリュームを使用した従来の多方向入力装置では、そのボリュームに関連して以下の問題がある。
ボリュームは、他の信号出力手段に比べると安価とは言え、数点(通常5点程度)の部品を必要とするので、多方向入力装置中に占めるコストの割合は依然高い。しかも、多方向入力装置を取付ける基板との間に半田付けが必要であり、多方向入力装置を使用する機器の製作コストを高める。このような事情を考慮して提案されたのが、特許文献1に示されたボリューム一体型多方向入力装置である。
特開2001−75727号公報
特許文献1に示されたボリューム一体型多方向入力装置は、図9に示すように、取付け基板上に固定されるケース1と、ケース1内に支持された操作部材2と、操作部材2と共にケース1内に支持され、操作部材1の傾倒操作に伴って操作方向に対応する方向へ動作する1組の動作変換部材3A,3Bと、取付け基板上をケース1の側面に沿って直線移動するように、動作変換部材3A,3Bに対応してケース1に取付けられた1組のスライダー4とを備えている。
1組の動作変換部材3A,3Bは、直角に組み合わされた回動部材であり、交差部を貫通する操作部材2の傾倒操作に伴って操作方向に対応する方向へ回動する。1組の動作変換部材3A,3Bの回転運動は対応する1組のスライダー4に直進運動として伝達され、各スライダー4の下面に取付けられた摺動ブラシ5が取付け基板上を摺動することにより、各動作変換部材の回動角度に対応する信号を出力する。
操作部材を中立位置に弾性保持するために、操作部材2及び1組の動作変換部材3A,3Bは、その下方に圧縮されて配置されたスプリング6により上方へ弾性的に押圧されている。
特許文献1に示されたボリューム一体型多方向入力装置は、ボリューム外付けの装置と比べると経済的である。しかし、信号出力手段を構成するために、樹脂からなる動作変換部材に、同じく樹脂からなるスライダーを組み合わせており、且つそのスライダーに摺動ブラシを固定している。このため、必ずしも部品点数が少ないとは言えない。
しかも、樹脂製の動作変換部材は、操作部材を中立位置に弾性保持するためのスプリングによる押圧力を受ける。このため、強度確保上、ある程度の肉厚を確保することが必要となり、小型化、とりわけ全高抑制が困難な状況である。
本発明はかかる事情に鑑みて創案されたものであり、スライダーを使用するボリューム一体型多方向入力装置よりも更に部品点数が少なく、経済性に優れた多方向入力装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、全高抑制が容易な多方向入力装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る多方向入力装置は、周囲全方向へ傾倒操作が可能な操作部材と、直角な2方向へ動作可能に組み合わされており、その交差部を前記操作部材が貫通すると共に、前記操作部材の傾倒操作に伴って操作方向に対応する方向へ動作する1組の動作変換部材とを具備しており、前記1組の動作変換部材がベース部材上を直角な2方向へ直進移動すると共に、金属板を折曲して形成されたスライダーであり、且つ各動作変換部材の一部が、基板に摺接する摺動ブラシを形成するものである。
本発明に係る多方向入力装置においては、1組の動作変換部材が金属板を折曲して形成されたスライダーであり、且つその一部が基板に摺接する摺動ブラシを形成するため、ボリューム一体型であるにもかかわらず、スライダー及び摺動ブラシが不要となり、部品点数が減少する。また、金属板からなる動作変換部材は樹脂製のもに比べて厚みを薄くできるために、装置の全高が抑制される。
1組の動作変換部材に一体的に形成された摺動ブラシは、前記ベース部材上に配置された基板に摺接させることができるだけでなく、前記ベース部材を貫通してその下に配置された基板に摺接させることができる。
1組の動作変換部材は、前記ベース部材とこれを被うカバーとの間に配置するのが好ましい。これにより、1組の動作変換部材を高さ方向で精度よく位置決めできるので、摺動ブラシの接触圧を安定化できる。
1組の動作変換部材は電気的に接触させることができる。これにより両者間の絶縁対策が不要になり、構造が簡略化されると共に、その接触にもかかわらずボリューム回路を構成でき、アナログ出力を検知できる。
操作部材を中立位置に弾性保持するスプリングに関しては、該スプリングを、前記操作部材に取付けられるキートップと、その下の前記カバーとの間に配置するのが好ましい。これによると、スプリングによる圧力が動作変換部材に付加されず、動作変換部材に要求される強度が軽減されるため、動作変換部材の一層の薄肉化が可能になる。
本発明に係る多方向入力装置は、操作部材の傾倒操作に伴って操作方向に対応する方向へ動作する1組の動作変換部材を、金属板を折曲して形成されたスライダー形式とし、且つその一部を基板に摺接する摺動ブラシとしたことにより、ボリューム一体型であるにもかかわらず、従来の同種装置よりも部品点数を少なくでき、経済性に優れる。また、1組の動作変換部材を樹脂製のものに比べて薄くでき、製造コストだけでなく全高も低く抑制できる。
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る多方向入力装置の主要部の構造を破断して示す斜視図、図2は同主要部の構造を一部の部品を取り外して示す斜視図、図3は基板の斜視図、図4はボリューム回路図である。また、図5〜図8は同多方向入力装置の構造を組立順に示す斜視図であり、図5は下ハウジング上に基板及びボディを取付けた段階、図6は更に動作変換部材及びカバーを取付けた段階、図7は更にスプリングを組み込んだ段階、図8は組立が完了した段階(完成品)をそれぞれ示している。ただし、図5及び図6では表示の都合上、操作部材が省略されている。
本実施形態に係る多方向入力装置は、図1に示すように、下部を中心にして周囲の全方向に傾倒操作されるレバータイプの操作部材10と、操作部材10によって直角な2方向へ直線的に移動操作されるスライダー式の動作変換部材20A,20Bと、操作部材10を中立位置に弾性保持するスプリング30とを備えており、操作部材10はプッシュスイッチ用の押し下げ部材を兼ねている。なお、これらの部材はここでは上下のハウジング40,50内に収容されているが、後述するようにハウジング40,50を省略して使用機器のメイン基板上に搭載することが可能であり、実機ではむしろこの構成が多く採用される。
ケースを構成する上下のハウジング40,50のうち下ハウジング50は、図5〜図8に示すように円盤である。一方、上ハウジング40は、図8に示すうように、下ハウジング50に被せられるドーム状のカバーである。下ハウジング50の中央部にはボディ60が搭載されている。ボディ60は、動作変換部材20A,20Bを支持するベース部材であると同時に、操作部材10の抜け止め部材を兼ねている。
ボディ60は、図2及び図5に示すように、基本的に多角形の板材からなり、中央部に操作部材10を支持するための円筒状のボス部61を有している。操作部材10の支持構造について図1を参照して説明すると、操作部材10の下端部には、上に凸の半円部11が一体的に形成されている。操作部材10の半円部11は、ボス部61の下部内に設けられたドーム部62に嵌合している。また、ボス部61の上部内は上方へ向かって拡径するテーパー部63になっている。これらにより、操作部材10は周囲全方向へ傾倒可能に支持されている。
下ハウジング50とボディ60との間には、図2及び図5に示すように、フレキシブルな基板70が挟み込まれている。この基板70は、図3に示すように、先端部が表面側へ折り返された2段構造になっており、上段部72は、ボディ60の表面に固定されている。この固定のために、ボディ60の表面には複数の突起64が設けられている。
上段部72には、ボス部61との干渉を回避するために切り込みが設けられており、その表面には、動作変換部材20A,20Bの各動作量を検出するために回路パターン73A,74A及び回路パターン73B,74Bが、切り込みの周囲に直角な2方向に形成されている。下ハウジング50とボディ60との間に挟まれる下段部76の表面には、スナッププレート78により短絡されるプッシュスイッチ用の回路パターン77が、ボス部61の真下に位置して形成されている。下段部76からは、外部接続用のリード部71がハウジング40,50の外に突出している。なお、図3では、図示の都合上、スナッププレート78は縦断面図で示してある。
ボディ60の表面には、動作変換部材20A,20Bを案内する2つのガイド溝65A,65Bが設けられている。ガイド溝65A,65Bは、ボス部61の周囲に位置しており、直角な2方向に延びている。
スライダー式の動作変換部材20A,20Bは直角に組み合わされ、ボディ60のボス部61上に重なって配置されている。そして、動作変換部材20A,20Bのいずれもが金属板を折り曲げて形成されている。
下側の動作7変換部材20Aについて図2により具体的に説明すると、この動作変換部材20Aは、ボス部61上に重なる角形の水平部21Aを有している。水平部21Aには、操作部材10が貫通する角孔26Aが設けられている。角孔26Aは、対応する動作変換部材のスライド方向に直角な方向に延びる長孔とされ、他方の動作変換部材のスライドを阻害しないようにしている。
水平部21Aの隣接する2辺からは、2つの垂直部22A,23Aが下方へ延出している。垂直部22A,23Aの一方は、対応するガイド溝65Aに嵌合するガイド部である。他方の垂直部23Aの下端部は、摺動ブラシ24A,25Aを形成するために、ボディ60の表面に沿って外側へ延出しており、先端部が基板70の折り返し部72の表面に形成された回路パターン73A,74Aに圧接している。回路パターン73A,74Aの一方は抵抗体パターンであり、他方はGNDパターンである。
上側の動作変換部材20Bは、下側の動作変換部材20Aに対して直角に組み合わされ、その直角方向にスライドすることを除き、下側の動作変換部材20Aとほぼ同一であるので、対応する部分に同一番号(但し添え字はB)を付して詳しい説明を省略する。
動作変換部材20A,20Bは、カバー80により上下方向で固定されている。カバー80は、図6に示すように、ボディ60を被う金属板であり、ここでは下ハウジング50の表面にネジ止め等により固定されている。カバー80の中央部には、動作変換部材20A,20Bのスライド動作を阻害しないように、角形の逃げ孔81が設けられている。そしてカバー80は、逃げ孔81の対向する2辺から上方へ突出した1組の逆L状の係合部82,82により、上下の動作変換部材20A,20Bが上方へ移動しないようにこれを保持している。前記係合部82,82は、動作変換部材20Bのスライドガイドを兼ねている。同様に、逃げ孔81の他の2辺から上方へ延出した平板状の突出部83は、動作変換部材20Aのスライドガイドである。
操作部材10を中立位置に弾性保持するスプリング30は、カバー80と、操作部材10の上端部に取付けられたキートップ90との間に圧縮状態で配置されている。具体的に説明すると、操作部材10の上端部には、逆碗状のキートップ90が取付けられている。このキートップ90は、上ハウジング40の中央部に設けられた円形の貫通孔41を通して上ハウジング40から突出している。スプリング30は、キートップ90内に収容されるように下から上へ向けて漸次縮径したコイルスプリングになっており、キートップ90の平坦な操作部91とカバー80との間に、係合部82,82を取り囲んで圧縮状態に配置されることにより、キートップ90を上方に付勢している(図7参照)。
そして、この付勢により、スプリング30は操作部材10をキートップ90と共に中立位置に弾性保持している。また、プッシュスイッチの押し下げ部材を兼ねる操作部材10を上限位置(オフ状態)に保持している。
次に、本実施形態に係る多方向入力装置の機能について説明する。
キートップ90を操作して操作部材10を下側の動作変換部材20Aの可動方向に傾倒操作すると、動作変換部材20Aがボディ60上をその可動方向にスライドし、その動作変換部材20Aの一部に一体形成された摺動ブラシ24A,25Aが、基板70の折り返し部72の表面に形成された回路パターン73A,74A上を摺動する。ここで回路パターン73Aは抵抗体パターンであり、回路パターン74AはGNDパターンである。
操作部材10を上側の動作変換部材20Bの可動方向に傾倒操作すると、動作変換部材20Bがボディ60上をその可動方向にスライドし、その動作変換部材20Bの一部に一体形成された摺動ブラシ24B,25Bが、基板70の折り返し部72の表面に形成された回路パターン73B,74B上を摺動する。ここで回路パターン73Bは抵抗体パターンであり、回路パターン74BはGNDパターンである。
これらの組合せにより、操作部材10は周囲の任意方向に傾倒操作され、その操作方向及び操作量に応じたアナログ信号を出力することが可能となる。その出力回路(ボリューム回路)の一例が図4である。
即ち、本実施形態に係る多方向入力装置で注意すべき点は、上下の動作変換部材20A,20Bが導電体である金属板からなり、且つ電気的に接触していることである。動作変換部材20A,20Bが電気的に接触していても、動作変換部材20A,20Bを摺動ブラシ25A,25Bから回路パターン74A,74Bを介して接地するならば、回路パターン73A,73B上での摺動ブラシブラシ24A,24Bのスライド位置により、操作部材10の操作方向及び操作量に応じたアナログ信号を出力することが可能となる。また、摺動ブラシブラシ24A,24B及び回路パターン73A,73Bをそれぞれ2個形成するならば、動作変換部材20A,20Bのスライド量を正負両方向について検出できる。
図3中、RX 、R-X、RY 、R-Yは参照抵抗である。また、AD(X)は動作変換部材20Aの+方向のスライド量に対応するアナログ出力、AD(−X)は動作変換部材20Aの−方向のスライド量に対応するアナログ出力、AD(Y)は動作変換部材20Bの+方向のスライド量に対応するアナログ出力、AD(−Y)は動作変換部材20Bの−方向のスライド量に対応するアナログ出力である。
更に言えば、本実施形態に係る多方向入力装置では、動作変換部材20A,20Bが金属板からなり、しかも回動を伴わないスライダーであるため、樹脂からなる回動式の動作変換部材と比べて高さを小さく抑制できる利点もある。
また、動作変換部材20A,20Bがスライダーで且つ摺動ブラシを兼ねるため、独立した部品としてのスライダー及び摺動ブラシが不要となる。したがって、部品点数が少なく、構造が簡略化される。動作変換部材20A,20Bの間を電気的に絶縁する必要がないので、絶縁部材が不要になり、この点からも構造の複雑化が回避される。
操作部材10を中立位置に弾性保持するスプリング30がカバー80の周辺部とキートップ90との間に配置され、その圧力が中央部に配置された動作変換部材20A,20Bに付加されない。このため、動作変換部材20A,20Bに必要な強度を抑制することができ、動作変換部材20A,20Bを構成する金属板の板厚を薄くできる。具体的には0.1mm程度の板厚も可能である。この点からも高さの抑制が可能となり、合わせて軽量化も可能となる。
更に、そのスプリング30が動作変換部材20A,20Bを包囲するように配置されていることからも、高さの抑制が可能となる。
かくして、本実施形態に係る多方向入力装置は、構造が簡単で経済性に優れ、小型化、軽量化の点でも優れたものになる。
また、キートップ90をスプリング30による上向きの付勢力に抗して押し下げるならば、操作部材10が下がり、スナッププレート78が変形することにより、プッシュスイッチ用の回路パターン77が短絡し、オフ状態からオン状態に切り替わる。
なお、上記実施形態は、操作部材10、ボディ60、動作変換部材20A,20B及びカバー80を下ハウジング50上に搭載して上ハウジング40で覆う構成としたが、操作部材10、ボディ60、動作変換部材20A,20B及びカバー80を使用機器のメイン基板上に直接搭載し、カバー80をメイン基板に半田付けすることもできる。本発明に係る多方向入力装置は、主にゲーム機のコントローラや携帯端末装置等に使用することを意図しているため、ケース(上下のハウジング40,50)を省略する後者の構成のほうが好都合な場合が多い。
フレキシブルな折り曲げ構造の基板70は省略可能である。特に、ボディ60をメイン基板上に直接搭載する場合は、その基板70の省略が容易である。その場合、ボディ60の一部を除去して、動作変換部材20Aの摺動ブラシ24A,25A及び動作変換部材20Bの摺動ブラシ24B,25Bを、メイン基板の表面に形成された回路パターンに接触させればよい。
本発明の一実施形態に係る多方向入力装置の主要部の構造を破断して示す斜視図でぐ。 同主要部の構造を一部の部品を取り外して示す斜視図である。 同多方向入力装置に使用された基板の斜視図である。 同多方向入力装置内に構成されるボリューム回路の回路図である。 同多方向入力装置の構造を組立順に示す斜視図であり、下ハウジング上に基板及びボディを取付けた段階を示す。 同多方向入力装置の構造を組立順に示す斜視図であり、更に動作変換部材及びカバーを取付けた段階を示す。 同多方向入力装置の構造を組立順に示す斜視図であり、更にスプリングを組み込んだ段階を示す。 同多方向入力装置の構造を組立順に示す斜視図であり、組立が完成した段階(完成品)を示す。 従来の多方向入力装置の構造を示す断面図である。
符号の説明
10 操作部材
20A,20B 動作変換部材
24A,24B,25A,25B 摺動ブラシ
30 スプリング
40 上ハウジング
50 下ハウジング
60 ボディ(ベース部材)
61 ボス部
65A,65B ガイド溝
70 基板
73A,73B 回路パターン(抵抗体)
74A,74B 回路パターン(GND)
80 カバー
90 キートップ

Claims (5)

  1. 周囲全方向へ傾倒操作が可能な操作部材と、直角な2方向へ動作可能に組み合わされており、その交差部を前記操作部材が貫通すると共に、前記操作部材の傾倒操作に伴って操作方向に対応する方向へ動作する1組の動作変換部材とを具備しており、前記1組の動作変換部材がベース部材上を直角な2方向へ直進移動すると共に、金属板を折曲して形成されたスライダーであり、且つ各動作変換部材の一部が、基板に摺接する摺動ブラシを形成することを特徴とする多方向入力装置。
  2. 前記1組の動作変換部材に一体的に形成された摺動ブラシは、前記ベース部材上に配置された基板に摺接するか、又は前記ベース部材を貫通してその下に配置された基板に摺接する請求項1に記載の多方向入力装置。
  3. 前記1組の動作変換部材は、前記ベース部材とこれを被うカバーとの間に配置される請求項1に記載の多方向入力装置。
  4. 前記操作部材を中立位置に弾性保持するスプリングを具備しており、該スプリングは、前記操作部材に取付けられるキートップと、その下の前記カバーとの間に配置される請求項3に記載の多方向入力装置。
  5. 前記1組の動作変換部材は電気的に接触する請求項1に記載の多方向入力装置。
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