JP2005158124A - 光ディスク装置、半導体集積回路、データ再生方法、及びデータ記録方法 - Google Patents

光ディスク装置、半導体集積回路、データ再生方法、及びデータ記録方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005158124A
JP2005158124A JP2003393144A JP2003393144A JP2005158124A JP 2005158124 A JP2005158124 A JP 2005158124A JP 2003393144 A JP2003393144 A JP 2003393144A JP 2003393144 A JP2003393144 A JP 2003393144A JP 2005158124 A JP2005158124 A JP 2005158124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
recording
abnormality information
abnormality
optical disc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003393144A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuto Soma
康人 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003393144A priority Critical patent/JP2005158124A/ja
Publication of JP2005158124A publication Critical patent/JP2005158124A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】 システムコントローラの動作速度を下げて、光ディスク装置の動作速度を上げることができ、消費電力を削減可能な光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 光ディスク2から所望のデータを読み出し、ブロック単位でバッファメモリ9格納するとともに、光ディスク2からのデータ読み出し処理中に異常があったか否かをセクタ単位で検出し、該検出結果である各セクタの再生異常情報を各レジスタ13,14に交互に格納する。そして、該各レジスタに保持されている再生異常情報を2セクタ毎に確認し、上記読み出し処理の異常が検出された場合には該当するブロックのデータを光ディスクから再読み出しするようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、少なくとも同期信号を付加してブロック構造化したデータを光ディスクに記録あるいは再生する光ディスク装置、この装置に適した半導体集積回路、データ再生方法、及びデータ記録方法に関する。
従来の光ディスク装置では、同期信号を付加してブロック構造化したデータを記録したディスクを再生するに当たり、CPUを備えたシステムコントローラを用いて、ブロック毎に再生状態(アドレスの連続性)の異常を検出し、異常が検出された場合は、そのデータの再読み出しを行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−15505号公報(第8頁、第5図)
しかしながら、従来の光ディスク装置では、ブロック毎に再生異常の検出を行うため、光ディスクの回転が高速になり、光ディスクからのデータの転送レートが上がるに従い、システムコントローラの動作速度も上げる必要があった。システムコントローラの動作速度の上昇は、コストの上昇、消費電力の上昇につながるため望ましくなく、また、システムコントローラの動作速度の上限が、データの転送レートの上限を決めてしまう可能性がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、従来と同様の光ディスク再生/記録を行いながら、システムコントローラの動作速度を下げることのできる光ディスク装置、半導体集積回路、データ再生方法、及びデータ記録方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1にかかる光ディスク装置は、データを分割し、該分割したデータ毎に少なくとも同期信号を付加してブロック構造化されたデータが記録されている光ディスクを再生する光ディスク装置であって、上記光ディスクの所望の再生位置に対して光ビームを照射し、その反射光を電気信号に変換して出力する読み出し手段と、上記電気信号を入力し、上記読み出し手段による読み出し処理中に異常があったか否かをブロック単位で検出し、該検出結果を示す再生異常情報を出力する再生異常検出手段と、上記電気信号を入力し、該電気信号から上記同期信号を抽出してデータを復調する復調手段と、上記復調手段の出力データをブロック単位で格納するバッファメモリと、上記バッファメモリへのデータの格納、及び上記バッファメモリからの格納データの読み出しを制御するメモリ制御手段と、上記メモリ制御手段により上記バッファメモリから読み出されたデータに対し、所定の処理を施し出力する出力処理手段と、上記再生異常検出手段から出力される再生異常情報を保持するとともに、該保持している再生異常情報の更新を示す更新信号をmブロック(m:2以上の整数)毎に出力する異常情報保持手段と、上記更新信号を受信する毎に、上記異常情報保持手段に保持されている再生異常情報を確認し、上記読み出し手段による読み出し処理の異常が検出された場合には、該当するブロックのデータを再読み出しするよう上記読み出し手段を制御するシステム制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2にかかる光ディスク装置は、請求項1に記載の光ディスク装置において、上記異常情報保持手段が保持する再生異常情報の数は、上記バッファメモリの大きさに応じて可変であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3にかかる光ディスク装置は、請求項1に記載の光ディスク装置において、上記異常情報保持手段が保持する再生異常情報の数は、上記バッファメモリに格納されているデータの量に応じて可変であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4にかかる光ディスク装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の光ディスク装置において、上記異常情報保持手段は、複数のブロックに対応する再生異常情報の論理和を再生異常情報として保持し、上記システム制御手段は、上記異常情報保持手段に保持された上記複数のブロックに対応する再生異常情報の論理和である再生異常情報を確認し、該再生異常情報に基づいて上記書き込み手段の制御を行うことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5にかかる光ディスク装置は、セクタを単位としてアドレス情報が予め記録されている光ディスクに対して、複数のセクタからなる記録の最小単位であるクラスタを単位としてデータを記録する光ディスク装置であって、外部からの入力データを格納するバッファメモリと、上記バッファメモリへのデータの格納、及び上記バッファメモリからのデータの読み出しを制御するメモリ制御手段と、上記メモリ制御手段により上記バッファメモリから読み出されたデータに対して、セクタに相当する大きさ毎に少なくとも同期信号を付加してブロック構造化し、所定の変調方式で変調する変調手段と、上記変調手段の出力データを上記光ディスクのアドレス情報に従ってクラスタ単位で上記光ディスクに書き込み、かつ該光ディスクからの反射光を電気信号に変換して出力する書き込み手段と、上記書き込み手段より出力される電気信号を入力し、上記書き込み手段による光ディスクへの書き込み処理中に異常があったか否かをセクタ単位で検出し、該検出結果を示す記録異常情報を出力する記録異常検出手段と、上記記録異常検出手段から出力される記録異常情報を保持するとともに、該保持している記録異常情報の更新を示す更新信号をnクラスタ(n:自然数)毎に出力する記録異常情報保持手段と、上記更新信号を受信する毎に、上記記録異常情報保持手段に保持されている記録異常情報を確認し、上記書き込み手段による書き込み処理の異常が検出された場合には、該当するクラスタのデータを再書き込みするよう上記書き込み手段を制御するシステム制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6にかかる光ディスク装置は、請求項5に記載の光ディスク装置において、上記記録異常情報保持手段が保持する記録異常情報の数は、上記バッファメモリの大きさに応じて可変であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7にかかる光ディスク装置は、請求項5に記載の光ディスク装置において、上記記録異常情報保持手段が保持する記録異常情報の数は、上記バッファメモリに格納されているデータの量に応じて可変であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8にかかる光ディスク装置は、請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の光ディスク装置において、上記記録異常情報保持手段は、複数のブロックに対応する記録異常情報の論理和を記録異常情報として保持し、上記システム制御手段は、上記記録異常情報保持手段に保持された上記複数のブロックに対応する記録異常情報の論理和である記録異常情報を確認し、該記録異常情報に基づいて上記書き込み手段の制御を行うことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項9にかかる光ディスク装置は、請求項5ないし請求項8のいずれか1項に記載の光ディスク装置において、上記記録異常検出手段により上記書き込み手段による記録処理の異常が検出された場合に、上記書き込み手段の動作を停止させる記録データ保護手段を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項10にかかる半導体集積回路は、所望のデータを分割し、該分割したデータ毎に少なくとも同期信号を付加してブロック構造化したデータを入力する入力部と、上記入力部が入力した信号の異常を検出し、異常の有無を示す異常情報を出力する異常検出部と、上記入力部が入力した信号から上記同期信号を抽出してデータを復調する復調部と、内蔵、あるいは外部のバッファメモリに対し、上記復調部の出力データの格納、及び該バッファメモリからのデータの読み出しをブロック単位で制御するメモリ制御部と、上記バッファメモリから読み出されたデータに対し、所定の処理を施し出力する出力処理部と、複数のブロックに対応する上記異常情報を保持するとともに、保持している異常情報の更新を示す更新信号を出力する異常情報保持部とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項11にかかる半導体集積回路は、セクタを単位としてアドレス情報が予め記録されている光ディスクに対し、複数のセクタからなる記録の最小単位であるクラスタを単位としてデータを記録する光ディスク装置に適応する半導体集積回路であって、外部からのデータを格納するバッファメモリに対し、データの格納及び上記バッファメモリからのデータの読み出しを制御するメモリ制御部と、上記メモリ制御部により上記バッファメモリから読み出されたデータに対して、所定の大きさ毎に少なくとも同期信号を付加してブロック構造化し、所定の変調方式で変調する変調部と、上記光ディスクに対して上記変調部の出力データを記録している際の該光ディスクからの反射光を変換した電気信号から、該光ディスクへの書き込み処理中に異常があったか否かをセクタ単位で検出し、該検出結果を示す記録異常情報を出力する記録異常検出部と、上記記録異常検出部から出力される記録異常情報を保持するとともに、該保持している記録異常情報の更新を示す更新信号をnクラスタ(n:自然数)毎に出力する記録異常情報保持部とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項12にかかるデータ再生方法は、データを分割し、該分割したデータ毎に少なくとも同期信号を付加してブロック構造化したデータが記録されている光ディスクを再生するデータ再生方法であって、上記光ディスクの所望の再生位置のデータを読み出す読み出し処理ステップと、上記光ディスクから読み出されたデータから同期信号を抽出し、復調する復調ステップと、上記復調されたデータをブロック単位でバッファメモリに格納する格納ステップと、上記バッファメモリからデータをブロック単位で読み出し、所定の処理を施し出力する出力処理ステップと、上記光ディスクの読み出し処理中に異常があったか否かをブロック単位で検出し、該検出結果である再生異常情報を保持する再生異常検出ステップと、上記保持されている再生異常情報をmブロック毎(m:2以上の整数)に確認し、上記読み出し処理の異常が検出された場合には該当するブロックのデータを再読み出しする再読み出しステップと、を含むことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項13にかかるデータ記録方法は、セクタを単位としてアドレス情報が予め記録されている光ディスクに対して、複数のセクタからなる記録の最小単位であるクラスタを単位としてデータを記録するデータ記録方法であって、外部からの入力データをバッファメモリに格納する格納ステップと、上記バッファメモリからデータを読み出し、セクタに相当する大きさ毎に少なくとも同期信号を付加してブロック構造化し、所定の変調方式で変調する変調ステップと、上記変調されたデータを上記光ディスクのアドレス情報に従ってクラスタ単位で上記光ディスクに書き込む書き込みステップと、上記光ディスクへの書き込み処理中に異常があったか否かをセクタ単位で検出し、該検出結果である記録異常情報をする記録異常検出ステップと、上記保持されている記録異常情報をnクラスタ(n:自然数)毎に確認し、上記書き込み処理の異常が検出された場合には、該当するクラスタのデータを再書き込みする再書き込みステップと、を含むことを特徴とするものである。
本発明の光ディスク装置は、再生動作を行うにあたり、再生異常発生の検出頻度を下げることを可能とし、同一のシステムコントローラを使用する場合に光ディスクからのデータ転送レートを上げることができ、また、同じデータ転送レートを実現する際に、より低速動作(低コスト、省電力)のシステムコントローラを適用することが可能となる。
また、本発明の光ディスク装置は、記録動作を行うにあたり、記録の最小単位であるクラスタを単位として記録異常の検出を行うことが可能となり、異常発生時の再書き込み機能の性能を劣化させることなく、システムコントローラの動作速度を下げることができる。
以下、本発明の光ディスク装置について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態1にかかる光ディスク装置について説明する。本実施の形態では、光ディスク装置として、Mini Disc(以下、MDと称す)を再生する光ディスク装置に適用し、かつ、訂正不能なデータの誤りが検出されたことを「読み出し処理の異常」とした場合について説明する。
図1は、本実施の形態1にかかる光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1は、光ディスク2に対して光ビームを照射し、反射光を電気信号に変換する光ヘッド3aや上記光ディスク2を回転させるスピンドルモータ3bなどを有し、上記光ディスク2からデータを読み出す機構部である。4は、上記光ヘッド3aが出力する電気信号を入力し、サーボに用いる各種誤差信号やデータ再生に用いるRF(Radio Frequency)信号を生成するヘッドアンプである。5は、上記RF信号を入力し、EFM復調(Eight to Fourteen Modulation)を施し出力するEFM復調回路である。6は、上記EFM復調した信号を入力し、誤り検出訂正処理の一方式であるACIRC(Advanced CIRC)のデコード処理を行い、誤り検出訂正処理(ACIRCデコード処理)後のデータ、及び誤り検出訂正結果を示す誤り検出情報を出力するACIRCデコーダである。7は、上記ACIRCデコード処理後のデータを入力し、CD−ROMデコード処理を行うCD−ROMデコーダである。8は、バッファメモリ9へのデータの格納、及びバッファメモリ9からのデータの読み出しを制御するメモリ制御回路である。9は、上記CD−ROMデコードされたデータをブロック単位で格納するバッファメモリである。10は、上記メモリ制御回路8により上記バッファメモリ9から読み出されたデータに対して音声伸張処理を施し出力する音声伸張回路である。11は、上記音声伸張回路10の出力信号をデジタル−アナログ変換して出力するデジタル−アナログ変換器(以下、DACと称す)である。12は、上記ACIRCデコーダ6から出力される誤り検出情報を保持する第1のレジスタ13、及び第2のレジスタ14を有する誤り検出情報保持回路である。15は、上記ヘッドアンプ4から出力される各種誤差信号を入力し、機構部1を制御するサーボ回路である。16は、上記サーボ回路15に対して光ディスク2上の再生位置を指定するシステムコントローラである。17は、上記EFM復調回路5、上記ACIRCデコーダ6、上記CD−ROMデコーダ7、上記メモリ制御回路8、上記音声伸張回路10、上記DAC11、上記誤り検出情報保持回路12、上記サーボ回路15を集積した半導体集積回路である。
以上のように構成された光ディスク装置の動作について説明する。
光ディスク2に記録された音楽を再生する際、システムコントローラ16からサーボ回路15に対し、再生したい曲の先頭のデータを読み出すように指示する。サーボ回路15では上記指示に従い、スピンドルモータ3bを用いて光ディスク2を回転させ、また、光ヘッド3aを移動させ、フォーカスサーボ、トラッキングサーボなどを実施することにより、曲の先頭からデータの読み出しを開始する。
光ディスク2から読み出された信号は、ヘッドアンプ4によって増幅処理、波形等化処理などを施され、EFM復調回路5によりEFM復調され、ACIRCデコーダ6に入力される。
ACIRCデコーダ6では、上記EFM復調された信号に対しACIRCによる誤り検出訂正処理を施し、該誤り検出訂正処理後のデータをCD−ROMデコーダ7へ、該誤り検出結果を示す誤り検出情報を誤り検出情報保持回路12に出力する。
CD−ROMデコーダ7では、上記ACIRデコーダ6の出力データに対し、同期信号の検出および、CD−ROM Mode2のデコード処理を行い、デコード処理後のデータをメモリ制御回路8へ、検出した同期信号を誤り検出情報保持回路12に出力する。
メモリ制御回路8では、上記CD−ROMデコーダ7より受け取ったデータをバッファメモリ9に格納し、後段の音声伸張回路10からのデータ転送要求に従い、データを読み出し出力する。該バッファメモリ9から読み出されたデータは、音声伸張回路10にて音声伸張処理を施され、DAC11にてアナログ音声信号に変換される。
音声伸張回路10の入出力のデータ転送レートに着目すると、音声伸張回路10は音声伸張処理を行うため、入力のデータレートより、出力のデータレートが低くなる。MDで用いる音声圧縮方式であるATRAC(Adaptive Transform Accoustic Coding)およびATRAC3では、入力と出力のデータレートは5〜20倍程度の違いをもつ。従って、バッファメモリ9は、この転送レートの違いを吸収するために設けたものである。
次に、誤り検出情報保持回路12の動作について図2を用いて説明する。図2は、誤り検出情報保持回路12の動作を示すタイミングチャート図である。なお、誤り検出情報保持回路12から出力される誤り検出情報は、訂正不能な誤りが検出されたときに1になるものとする。また、MDでは、CD−ROMブロックを特定するために、「セクタ」を単位としたアドレスを割り振っているため、図2でも、「セクタ」を用いてデータを区別している。
誤り検出情報保持回路12では、連続するCD−ROMブロックに訂正不能な誤りが検出されたか否かを示す誤り検出情報を、第1のレジスタ13及び第2のレジスタ14に格納する。このとき、各レジスタは交互に、CD−ROMデコーダ7が出力する同期信号毎に格納する。すなわち、図2に示すように、(n−1)セクタの誤り検出情報は第2のレジスタ14へ、(n)セクタの誤り検出情報は第1のレジスタ13へ、(n+1)セクタの誤り検出情報は第2のレジスタ14へと順次同期信号の立ち上がりエッジで格納するとともに、第2のレジスタ14のデータを更新する毎、つまり、第2のレジスタ14に誤り検出情報を格納する毎に更新信号を出力する。
システムコントローラ16では、上記誤り検出情報保持回路12から出力される更新信号の立ち下がりエッジで、第1のレジスタ13および第2のレジスタ14の2セクタ分の誤り検出情報を確認する。つまり、図2では、(n−1)セクタの誤り検出情報を第2のレジスタ14に格納したときに出力される更新信号の立ち下がりエッジで、第1のレジスタ13に格納されている(n−2)セクタの誤り検出情報、及び第2のレジスタ14に格納されている(n−1)セクタの誤り検出情報を読み込んで確認する。そして、次の更新信号、つまり、(n+1)セクタの誤り検出情報を第2のレジスタ14に格納したときに出力される更新信号の立ち下がりエッジで、第1のレジスタ13に格納されている(n)セクタの誤り検出情報、及び第2のレジスタ14に格納されている(n+1)セクタの誤り検出情報を読み込んで確認する。そして、確認の結果、訂正不能な誤りが検出された場合は、該当するCD−ROMブロックを再読み出しするよう、サーボ回路15に指示を出す。このようにすれば、更新信号の周波数は同期信号の2分の1とすることができ、その結果、システムコントローラ16の動作速度を下げることができる。
しかしながら、再読み出しが発生した場合、CD−ROMブロック毎に誤り検出情報を確認する場合に比べて、最大で1CD−ROMブロック分だけ再読み出し処理が遅くなる。光ディスク2の回転速度が通常速(線速度1.2〜1.4 m/s)の場合、1CD−ROMブロックのデータを読み出すのに要する時間は、約11.6msである。これに対し、バッファメモリ9に格納されるデータに基づく音声の再生可能時間は、数秒〜160秒程度あり、バッファメモリ9によって数十ms程度の遅延は十分カバーすることができる。この考え方をさらに発展させると、バッファメモリ9が大きければ、その分だけ再読み出し開始までの遅延が大きくてもかまわないこととなり、保持する誤り検出情報の量を増やし、更新信号の周波数を下げることが可能となる。従って、誤り検出情報保持回路12としては、ある程度多くの複数の誤り検出情報格納レジスタを準備し、光ディスク装置に実装するバッファメモリ9の容量に応じて使用する数を設定することにより、より、システムコントローラ16の動作頻度を下げることが可能となる。
ここで、バッファメモリ9の容量を固定した場合について考える。この場合、光ディスク装置の状態に応じて誤り検出から再読み出し完了までにかけることができる時間が変わる。すなわち、バッファメモリ9がいっぱいにデータを格納しているときには、再読み出しにかける時間を長くすることができるが、格納データの量が少ない場合、再読み出しにかけられる時間は短くなる。従って、システムコントローラ16は、メモリ制御回路8からのバッファメモリ9に格納されているデータ量の情報を入力し、データ量が多い場合は誤り検出情報保持回路12に保持する誤り検出情報の量を増やして更新信号の周波数を下げ、データ量が少ない場合は誤り検出情報を減らして更新信号の周波数を上げる処理を行うことが有効である。つまり、バッファメモリ9に格納されているデータ量に応じて、データ量が多い場合は誤り検出情報保持回路12に保持する誤り検出情報の量を増やし、データ量が少ない場合は誤り検出情報の量を減らすようにするようにすれば、光ディスク装置の動作状態に応じたシステムコントローラ16の動作頻度の低減を図ることができる。
また、誤り検出情報保持回路12が保持する誤り検出情報の数を増やした場合、各CD−ROMブロック毎の誤り検出情報の論理和をとったものを誤り検出情報として誤り検出情報保持回路12に保持し、この誤り検出情報をシステムコントローラ16にて確認し再読み出しを行う方法が有効であり、保持するデータ量、つまりレジスタの数を削減することができる。この場合の再読み出しは、どのCD−ROMブロックに誤りが検出されたか否かにかかわらず、前回の更新信号により誤りが検出されてなかったCD−ROMブロックの後ろのCD−ROMブロックから再読み出しをすることになる。
このような実施の形態1では、訂正不能な誤りが発生したなどの再生異常情報(誤り検出情報)を、複数のブロックに相当する分をセクタ単位で格納し、該格納した再生異常情報の更新信号を2セクタ分毎に出力する誤り検出情報保持回路12を備えたことにより、2セクタ単位で誤り検出情報保持回路12に格納されている再生異常情報を確認し、再読み出しなどの処理を行うシステムコントローラの動作速度を下げることが可能となる。
なお、本実施の形態では、再生異常情報として、ACIRCデコーダ6から出力される訂正不能な誤り検出信号を用いたが、連続するCD−ROMブロックのアドレスの連続性の確認や、同期信号の周期異常あるいは欠落などを用いてもよい。
また、本実施の形態では、半導体集積回路17にシステムコントローラ16および、バッファメモリ9を集積しない構成を用いたが、これは、CPUを有するシステムコントローラ16と、誤り検出情報保持回路12を分離したほうが、それぞれの機能分担が明確になるためである。昨今の半導体製造プロセスの微細化により1つの半導体集積回路にシステムコントローラやバッファメモリを集積することも可能となりつつあり、また、集積してもかまわない。
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2にかかる光ディスク装置について説明する。本実施の形態では、光ディスク装置として、MDに音楽を記録する光ディスク装置に適用した場合について説明する。
図3は、本実施の形態1による光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
図3において、20は、外部よりデジタルオーディオ信号を入力するデジタルオーディオインタフェース回路(以下、DAI回路と称す)である。21は、上記DAI回路20の出力をATRAC方式で音声圧縮する音声圧縮回路である。22は、バッファメモリ23へのデータの格納、及びバッファメモリ23の格納データのセクタ単位の読み出しを制御するメモリ制御回路である。1セクタは、1CD−ROMブロックに相当する。23は、上記音声圧縮回路21の出力信号を格納するバッファメモリである。24は、上記メモリ制御回路22により上記バッファメモリ23から読み出されたデータに対し、同期信号とアドレス情報を含むヘッダ情報を付加し、ブロック構造化するCD−ROMエンコーダである。25は、上記CD−ROMエンコーダ24の出力に対し、ACIRC方式で誤り検出訂正符号を付加するACIRCエンコーダである。26は、上記ACIRCエンコーダ25の出力に対し、EFM変調処理を施し出力するEFM変調回路である。27は、上記光ディスク28に対して、光磁気記録方式でデータを記録するための磁気ヘッド29と光ヘッド30、および光ディスク28を回転させるためのスピンドルモータ31を含む機構部である。32は、上記光ヘッド30から出力される上記光ディスク28の反射光に対応する電気信号を入力し、アドレス情報を含む信号であるADIP(ADdress In Pregroove)信号とサーボに用いる各種誤差信号を生成するヘッドアンプである。33は、上記ヘッドアンプ32が出力する各種誤差信号を用いて上記機構部27を制御するサーボ回路である。34は、上記ADIP信号を入力し、同期信号の検出およびアドレス情報の復調、誤り検出を行うADIP復調回路である。35は、上記ADIP復調回路34から出力される同期信号やADIP信号の誤り検出情報、上記ヘッドアンプ32からの信号に基づいて記録処理の異常を検出する記録異常検出回路である。36は、上記記録異常検出回路35の出力を1クラスタ分保持する記録異常情報保持回路である。37は、上記サーボ回路33に対して光ディスク28上の記録位置を指定するシステムコントローラである。38は、上記DAI回路20、上記音声圧縮回路21、上記メモリ制御回路22、上記CD−ROMエンコーダ24、上記ACIRCエンコーダ25、上記EFM変調回路26、上記サーボ回路33、上記ADIP復調回路34、上記記録異常検出回路35、及び上記記録異常情報保持回路36を集積した半導体集積回路である。
以上のように構成された光ディスク装置の動作について説明する。
外部からのデジタルオーディオ信号を記録する場合、DAI回路20を介してデジタルオーディオ信号を入力する。入力したデジタルオーディオ信号は、音声圧縮回路21に入り、ATRAC方式に従い音声圧縮される。音声圧縮されたデータは、メモリ制御回路22に入り、バッファメモリ23に一時的に格納される。該バッファメモリ23にある程度データが格納されたところで、メモリ制御回路22により該バッファメモリ23からセクタ単位でデータが読み出され、CD−ROMエンコーダ24に転送される。
CD−ROMエンコーダ24では、上記バッファメモリ23から読み出されたデータに対し、同期信号とヘッダ情報を付加することにより、CD−ROM Mode2のフォーマットにブロック構造化する。そして、CD−ROMエンコーダ25の出力は、ACIRCエンコーダ25に入り、ACIRC方式の誤り検出訂正符号が付加される。ACIRCエンコーダ25の出力は、EFM変調回路26に入り、EFM変調され、機構部27内の磁気ヘッド29に送られる。機構部27では、スピンドルモータ31を用いて光ディスク28を回転させ、光ヘッド30が照射する光ビームがシステムコントローラ37が指定する記録位置に到達すると、光ビームの光強度を記録用に切り替え、磁気ヘッド29を用いて光磁気方式にてデータを光ディスク28に記録する。
記録を行っている間も、光ヘッド30では光ディスク28からの反射光を電気信号に変換して、ヘッドアンプ32に出力し続ける。ヘッドアンプ32では、サーボ回路33が使用するフォーカス誤差信号やトラッキング誤差信号、ADIP復調回路34が使用するADIP信号を生成し、出力する。
サーボ回路33では、ヘッドアンプ32からフォーカス誤差信号、及びトラッキング誤差信号を受け取り、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボを実施する。
ADIP復調回路34では、ヘッドアンプ32から出力されたADIP信号からADIP同期信号、及びアドレス情報を検出し、ADIP同期信号を記録異常検出回路35に、ADIP同期信号とアドレス情報を記録異常情報保持回路36に出力する。
記録異常検出回路35では、2つの記録異常検出を行う。第1に、入力したADIP同期信号の周期を測定し、該測定結果と基準周期とを比較することにより、記録した信号の異常を検出する。第2に、ヘッドアンプ32から入力したトラッキング誤差信号を用い、記録中にトラック外れが起こったことを検出する。トラック外れの検出方法としては、例えば、特開平8−30990号公報に開示されたものがある。これらの記録異常が検出されたか否かを示す記録異常情報を記録異常情報保持回路36に出力する。
ここで、図4を用いて記録異常情報保持回路36の動作を詳細に説明する。図4は、記録異常情報保持回路36のタイミングチャート図であり、上から順に、ADIP復調回路34から出力されるADIP同期信号、光ディスク28に記録されているADIPアドレス、光ヘッド30から出力される光ビームの強度(以下、光強度と称す)、各レジスタ(REG1〜36)にそれぞれ格納される各セクタの記録異常情報(36セクタ分)、更新信号をそれぞれ示している。なお、ADIPアドレスは、クラスタとセクタからなり、1クラスタ=36セクタの関係がある。また、光強度は、「記録」動作のときは高く、「再生」動作のときは低くなり、MDでは1クラスタを記録の単位とし、FDセクタで光強度を切り換えるよう規定されている。また、更新信号は、1クラスタに1回、FCセクタの記録異常情報を更新した後に変化する。
記録異常情報保持回路36では、図4に示すように、ADIP同期信号の検出ごとに記録異情報を格納する。つまり、バッファメモリ23から読み出されたデータは、セクタに相当する大きさ毎に同期信号を付加してブロック構造化しているため、記録動作を開始すると、ADIP同期信号の検出により各セクタ毎の記録異常情報を各レジスタに格納し、1クラスタ分(36セクタ分)の記録が完了し、ADIPアドレス情報がFCセクタになった時点で更新信号を出力する。
システムコントローラ37では、記録異常情報保持回路36から出力された更新信号の立ち下がりエッジで、記録異常情報保持回路36の各レジスタから36セクタ分の記録異常情報を読み出し、記録異常が発生したか否かを判断する。記録異常が検出された場合、再度同じ記録位置に同じデータを記録するようサーボ回路33に指示を送る。これにより、システムコントローラ37が記録異常情報を確認する頻度が、各セクタ毎に確認する場合の36分の1に減らすことができる。これは、システムコントローラ37の動作速度低減につながり、動作速度の低減は、システムコントローラ37による消費電力を削減することにつながる。
なお、本実施の形態では、セクタ毎に記録異常情報を残しているため、どのセクタで記録異常が起こったのかを検出することができるが、再書き込み処理は、クラスタ単位で行う必要があり、クラスタ内のどの位置で記録異常が起こっても、再書き込み処理の動作は同様である。つまり、各セクタの記録異常情報の論理和をとったものを記録異常情報として記録異常情報保持回路36に保持し、この記録異常情報をシステムコントローラ37にて確認し再書き込みを行うようにすれば、再書き込み動作の性能を落とすことなく、記録異常情報を保持するレジスタを減らすことができる。
また、本実施の形態では、1クラスタ毎に更新信号を変化させ、1クラスタ毎に記録異常を確認したが、バッファメモリ23の容量や、バッファメモリ23に格納されているデータの残量に応じて、記録異常情報保持回路36に保持される記録異常情報の数を変えることも可能である。更新信号の周波数を変える。バッファメモリ23の容量が大きいと、再書き込みに使う時間を大きくすることができ、また、同じ容量のバッファメモリ23でも、再生時とは反対に、格納データ量が少ないほど、再書き込みに使う時間を大きくすることができる。再書き込みに使う時間が大きくなった分だけ、保持する記録異常情報を増やし、更新信号の周波数を下げることにより、システムコントローラ37の動作頻度を下げることができる。記録異常情報の数を増やす場合も、記録単位であるクラスタ単位で増やすことが効率的である。
ここで、記録中にトラック外れが発生した場合について、考察する。記録中は光ヘッド30が発する光ビームの強度が高くなっており、この状態でトラック外れが発生すると、既に記録済みのデータを消してしまう恐れがある。このため、光ディスク装置としては、記録異常検出回路35で記録異常が検出された場合、即座に光ビームの強度を再生用の弱いものに切り替える記録データ保護回路39を設けることが望ましい。そして、記録異常が検出された際に、光ビームの強度を下げて記録済みのデータを保護し、その後、システムコントローラ37にて各クラスタの更新信号が変化するタイミングで記録異常を検出し、再書き込みを行うことにより、光ディスク28上のデータの保護と、システムコントローラ37の動作速度の低減の2つを同時に実現することが可能となる。
このような実施の形態2では、光ディスク28への記録処理中に発生した記録異常情報を各セクタ単位で格納し、該格納した記録異常情報の更新信号を記録の単位であるクラスタ毎に出力する記録異常情報保持回路36を備えたことにより、クラスタ単位で記録異常情報保持回路36に保持されている記録異常情報を確認し、従来と同等の再書き込み処理を行いながら、システムコントローラの動作速度を下げることが可能となる。
本発明にかかる光ディスク装置、および、半導体集積回路は、特に、CPUを有するシステムコントローラの動作速度を下げる構成を有し、より高速な記録機能を有するMD装置、および、より消費電力が少ないMD装置として、有用である。また、Compact Disc装置や、DVD(Digital Versatile Disc)装置などの用途にも応用できる。
実施の形態1の光ディスク装置のブロック図 誤り検出情報保持回路12の動作を示すタイミングチャート 実施の形態2の光ディスク装置のブロック図 記録異常情報保持回路36の動作を示すタイミングチャート
符号の説明
1 機構部
2 光ディスク
3a 光ヘッド
3b スピンドルモータ
4 ヘッドアンプ
5 EFM復調回路
6 ACIRCデコーダ
7 CD−ROMデコーダ
8 メモリ制御回路
9 バッファメモリ
10 音声伸張回路
11 DAC
12 誤り検出情報保持回路
13,14 レジスタ
15 サーボ回路
16 システムコントローラ
17 半導体集積回路
20 DAI
21 音声圧縮回路
22 メモリ制御回路
23 バッファメモリ
24 CD−ROMデコーダ
25 ACIRCエンコーダ
26 EFM変調回路
27 機構部
28 光ディスク
29 磁気ヘッド
30 光ヘッド
31 スピンドルモータ
32 ヘッドアンプ
33 サーボ回路
34 ADIP復調回路
35 記録異常検出回路
36 記録異常情報保持回路
37 システムコントローラ
38 半導体集積回路
39 記録データ保護回路

Claims (13)

  1. データを分割し、該分割したデータ毎に少なくとも同期信号を付加してブロック構造化されたデータが記録されている光ディスクを再生する光ディスク装置であって、
    上記光ディスクの所望の再生位置に対して光ビームを照射し、その反射光を電気信号に変換して出力する読み出し手段と、
    上記電気信号を入力し、上記読み出し手段による読み出し処理中に異常があったか否かをブロック単位で検出し、該検出結果を示す再生異常情報を出力する再生異常検出手段と、
    上記電気信号を入力し、該電気信号から上記同期信号を抽出してデータを復調する復調手段と、
    上記復調手段の出力データをブロック単位で格納するバッファメモリと、
    上記バッファメモリへのデータの格納、及び上記バッファメモリからの格納データの読み出しを制御するメモリ制御手段と、
    上記メモリ制御手段により上記バッファメモリから読み出されたデータに対し、所定の処理を施し出力する出力処理手段と、
    上記再生異常検出手段から出力される再生異常情報を保持するとともに、該保持している再生異常情報の更新を示す更新信号をmブロック(m:2以上の整数)毎に出力する異常情報保持手段と、
    上記更新信号を受信する毎に、上記異常情報保持手段に保持されている再生異常情報を確認し、上記読み出し手段による読み出し処理の異常が検出された場合には、該当するブロックのデータを再読み出しするよう上記読み出し手段を制御するシステム制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1に記載の光ディスク装置において、
    上記異常情報保持手段が保持する再生異常情報の数は、上記バッファメモリの大きさに応じて可変である、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項1に記載の光ディスク装置において、
    上記異常情報保持手段が保持する再生異常情報の数は、上記バッファメモリに格納されているデータの量に応じて可変である、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の光ディスク装置において、
    上記異常情報保持手段は、複数のブロックに対応する再生異常情報の論理和を再生異常情報として保持し、
    上記システム制御手段は、上記異常情報保持手段に保持された上記複数のブロックに対応する再生異常情報の論理和である再生異常情報を確認し、該再生異常情報に基づいて上記書き込み手段の制御を行う、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. セクタを単位としてアドレス情報が予め記録されている光ディスクに対して、複数のセクタからなる記録の最小単位であるクラスタを単位としてデータを記録する光ディスク装置であって、
    外部からの入力データを格納するバッファメモリと、
    上記バッファメモリへのデータの格納、及び上記バッファメモリからのデータの読み出しを制御するメモリ制御手段と、
    上記メモリ制御手段により上記バッファメモリから読み出されたデータに対して、セクタに相当する大きさ毎に少なくとも同期信号を付加してブロック構造化し、所定の変調方式で変調する変調手段と、
    上記変調手段の出力データを上記光ディスクのアドレス情報に従ってクラスタ単位で上記光ディスクに書き込み、かつ該光ディスクからの反射光を電気信号に変換して出力する書き込み手段と、
    上記書き込み手段より出力される電気信号を入力し、上記書き込み手段による光ディスクへの書き込み処理中に異常があったか否かをセクタ単位で検出し、該検出結果を示す記録異常情報を出力する記録異常検出手段と、
    上記記録異常検出手段から出力される記録異常情報を保持するとともに、該保持している記録異常情報の更新を示す更新信号をnクラスタ(n:自然数)毎に出力する記録異常情報保持手段と、
    上記更新信号を受信する毎に、上記記録異常情報保持手段に保持されている記録異常情報を確認し、上記書き込み手段による書き込み処理の異常が検出された場合には、該当するクラスタのデータを再書き込みするよう上記書き込み手段を制御するシステム制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 請求項5に記載の光ディスク装置において、
    上記記録異常情報保持手段が保持する記録異常情報の数は、上記バッファメモリの大きさに応じて可変である、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  7. 請求項5に記載の光ディスク装置において、
    上記記録異常情報保持手段が保持する記録異常情報の数は、上記バッファメモリに格納されているデータの量に応じて可変である、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  8. 請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の光ディスク装置において、
    上記記録異常情報保持手段は、複数のブロックに対応する記録異常情報の論理和を記録異常情報として保持し、
    上記システム制御手段は、上記記録異常情報保持手段に保持された上記複数のブロックに対応する記録異常情報の論理和である記録異常情報を確認し、該記録異常情報に基づいて上記書き込み手段の制御を行う、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 請求項5ないし請求項8のいずれか1項に記載の光ディスク装置において、
    上記記録異常検出手段により上記書き込み手段による記録処理の異常が検出された場合に、上記書き込み手段の動作を停止させる記録データ保護手段を備えた、
    ことを特徴とする光ディスク装置
  10. 所望のデータを分割し、該分割したデータ毎に少なくとも同期信号を付加してブロック構造化したデータを入力する入力部と、
    上記入力部が入力した信号の異常を検出し、異常の有無を示す異常情報を出力する異常検出部と、
    上記入力部が入力した信号から上記同期信号を抽出してデータを復調する復調部と、
    内蔵、あるいは外部のバッファメモリに対し、上記復調部の出力データの格納、及び該バッファメモリからのデータの読み出しをブロック単位で制御するメモリ制御部と、
    上記バッファメモリから読み出されたデータに対し、所定の処理を施し出力する出力処理部と、
    複数のブロックに対応する上記異常情報を保持するとともに、保持している異常情報の更新を示す更新信号を出力する異常情報保持部とを備えた、
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  11. セクタを単位としてアドレス情報が予め記録されている光ディスクに対し、複数のセクタからなる記録の最小単位であるクラスタを単位としてデータを記録する光ディスク装置に適応する半導体集積回路であって、
    外部からのデータを格納するバッファメモリに対し、データの格納及び上記バッファメモリからのデータの読み出しを制御するメモリ制御部と、
    上記メモリ制御部により上記バッファメモリから読み出されたデータに対して、所定の大きさ毎に少なくとも同期信号を付加してブロック構造化し、所定の変調方式で変調する変調部と、
    上記光ディスクに対して上記変調部の出力データを記録している際の該光ディスクからの反射光を変換した電気信号から、該光ディスクへの書き込み処理中に異常があったか否かをセクタ単位で検出し、該検出結果を示す記録異常情報を出力する記録異常検出部と、
    上記記録異常検出部から出力される記録異常情報を保持するとともに、該保持している記録異常情報の更新を示す更新信号をnクラスタ(n:自然数)毎に出力する記録異常情報保持部とを備えた、
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  12. データを分割し、該分割したデータ毎に少なくとも同期信号を付加してブロック構造化して記録されている光ディスクを再生するデータ再生方法であって、
    上記光ディスクの所望の再生位置のデータを読み出す読み出し処理ステップと、
    上記光ディスクから読み出されたデータから同期信号を抽出し、復調する復調ステップと、
    上記復調されたデータをブロック単位でバッファメモリに格納する格納ステップと、
    上記バッファメモリからデータをブロック単位で読み出し、所定の処理を施し出力する出力処理ステップと、
    上記光ディスクの読み出し処理中に異常があったか否かをブロック単位で検出し、該検出結果である再生異常情報を保持する再生異常検出ステップと、
    上記保持されている再生異常情報をmブロック毎(m:2以上の整数)に確認し、上記読み出し処理の異常が検出された場合には該当するブロックのデータを再読み出しする再読み出しステップと、を含む、
    ことを特徴とするデータ再生方法。
  13. セクタを単位としてアドレス情報が予め記録されている光ディスクに対して、複数のセクタからなる記録の最小単位であるクラスタを単位としてデータを記録するデータ記録方法であって、
    外部からの入力データをバッファメモリに格納する格納ステップと、
    上記バッファメモリからデータを読み出し、セクタに相当する大きさ毎に少なくとも同期信号を付加してブロック構造化し、所定の変調方式で変調する変調ステップと、
    上記変調されたデータを上記光ディスクのアドレス情報に従ってクラスタ単位で上記光ディスクに書き込む書き込みステップと、
    上記光ディスクへの書き込み処理中に異常があったか否かをセクタ単位で検出し、該検出結果である記録異常情報をする記録異常検出ステップと、
    上記保持されている記録異常情報をnクラスタ(n:自然数)毎に確認し、上記書き込み処理の異常が検出された場合には、該当するクラスタのデータを再書き込みする再書き込みステップと、を含む、
    ことを特徴とするデータ記録方法。
JP2003393144A 2003-11-21 2003-11-21 光ディスク装置、半導体集積回路、データ再生方法、及びデータ記録方法 Pending JP2005158124A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003393144A JP2005158124A (ja) 2003-11-21 2003-11-21 光ディスク装置、半導体集積回路、データ再生方法、及びデータ記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003393144A JP2005158124A (ja) 2003-11-21 2003-11-21 光ディスク装置、半導体集積回路、データ再生方法、及びデータ記録方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005158124A true JP2005158124A (ja) 2005-06-16

Family

ID=34719597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003393144A Pending JP2005158124A (ja) 2003-11-21 2003-11-21 光ディスク装置、半導体集積回路、データ再生方法、及びデータ記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005158124A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3318841B2 (ja) 再生装置および再生方法
JP3431030B2 (ja) 再生装置および再生方法
JPH06259886A (ja) 光磁気ディスク及び光磁気ディスク記録再生装置
KR100288462B1 (ko) 광 디스크 장치
US6577563B1 (en) Disk apparatus
US20060146675A1 (en) Methods, systems and computer program products for recording data on and/or reproducing data from an optical disk
JPH08235774A (ja) デジタルデータのデコード装置および光ディスク装置
JPH09320194A (ja) 複合機器
JP2005158124A (ja) 光ディスク装置、半導体集積回路、データ再生方法、及びデータ記録方法
JP3951403B2 (ja) 再生装置
JP3787934B2 (ja) 再生装置
JP3011635B2 (ja) ディスク記録再生装置
JP3749039B2 (ja) 情報再生装置及び情報記録装置
JPH0547110A (ja) 光デイスク装置
JP3794806B2 (ja) ディスク再生装置
JP4114967B2 (ja) 再生装置
JPH0644672A (ja) ディスク記録装置
JPH087497A (ja) 再生装置
JPH0660615A (ja) ディスク記録装置
JP2001351327A (ja) 記録再生装置
JPH10124988A (ja) ディスク再生装置
JP3829944B2 (ja) 再生装置
JPH0765507A (ja) ディスク状記録媒体の記録及び/又は再生装置
KR200286185Y1 (ko) 휴대용 광디스크 재생기의 저전력 소모형 스핀들 모터구동장치
JP2005228399A (ja) 再生装置、再生方法