JP2005157761A - 現金処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一時集積部に紙幣があるかどうかを容易に確認することができ、かつ片手のみで紙幣の抜き取りを可能にして、操作性を向上させる。
【解決手段】一時集積部8の一側面に、該一側面より小さな扉23を設けて、この扉23の自由端と前部フレーム15との間に開口部25を形成すると共に、扉23を閉じる方向に付勢し、前記開口部25から指を差し込んで前記ステージ19a,19b上の紙幣Pを掴んで抜き取る際、紙幣Pが扉23に付き当たることで、扉23が開いて紙幣Pの抜き取りができるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、銀行等の金融機関で用いられる現金処理装置に関する。
銀行等の金融機関においては紙幣等を統合管理するために元方用の現金処理システムが導入されており、このシステムは入出金機や計数機及び施封装置等の複数の現金処理装置により構成されている。
図7はこのような紙幣処理装置の外観を示す斜視図、図8はその内部構造を示す側面図であり、ここでは現金処理装置として紙幣入出金機を例にして説明する。
この紙幣処理装置1は、上段ユニット2、中段ユニット3、及び下段ユニット4を備えており、各ユニット2〜4は保守や点検等の際、装置の正面側から手前に引き出せるようになっている。
上段ユニット2の正面には入金口2a及び出金口2bが設けられており、上段ユニット1の内部には入金搬送路5と、第1の鑑別部6、及び出金搬送路7が設けられている。
また、中段ユニット3内には入金用の紙幣を金種別に一時集積する複数の一時集積部8と、前記上段ユニット1の入金搬送路5から紙幣を受けて各一時集積部8に搬送する入金搬送路9が設けられ、更に下段ユニット4内には各一時集積部8のそれぞれの直下に配置された金種別の紙幣収納庫10と、各紙幣収納庫10の下部から繰り出された出金用の紙幣を前記上段ユニット2の出金用搬送路7に搬送する出金用搬送路11と、出金用の紙幣の鑑別及び計数を行う第2の鑑別部12が設けられている。
尚、一時集積部8及び紙幣収納庫10は、ここでは千円、2千円、5千円、1万円の4金種に対応して4個ずつ設けられているが、この数に限定されるものではなく、これより多くても、また少なくてもよい。
この構成における入金処理及び出金処理は以下のように行われる。
まず、入金処理の場合、オペレータが紙幣を一括して入金口2aにセットすると、図示しない分離手段より紙幣が1枚ずつ分離されて上段ユニット2内に取り込まれ、入金搬送路5により順次第1の鑑別部6に搬送されて、この第1の鑑別部6により金種等の鑑別と、金種毎の計数が行われる。
鑑別・計数後の紙幣は入金搬送路5により中段ユニット3に搬送され、この中段ユニット3の入金搬送路9により搬送されながら図示しない振り分け手段で金種別に振り分けられて各一時集積部8に集積される。
入金口2aにセットされた紙幣がすべて各一時集積部8に集積されると、その内訳が図示しない表示部に表示され、それを見てオペレータが図示しないキーボード等の入力手段により承認を入力すると、一時集積部8に集積されている紙幣がそれぞれ紙幣収納庫10に収納され、入金処理が終了する。
出金処理の場合は、オペレータが図示しない入力手段により出金を希望する金種及び金種毎の枚数を入力すると、オペレータにより入力された金種の紙幣が該当する紙幣収納庫10から図示しない繰り出し手段により1枚ずつ繰り出されて、出金用搬送路11により順次第2の鑑別部12に搬送され、この第2の鑑別部12により金種等の鑑別と、金種毎の計数が行われる。
鑑別・計数後の紙幣は出金用搬送路11により上段ユニット2に搬送され、この上段ユニット2の出金搬送路7により出金口2bに搬送されて集積される。
そして、オペレータにより入力された金種、枚数の紙幣がすべて出金口2bに集積されると、この出金口2bに設けられているシャッターが開き、オペレータにより紙幣が取り出されることで出金処理が終了する。
図9は従来における中段ユニット3の側面図で、この図に示したように各一時集積部8の一側面には扉13が設けられている。
図10は従来の一時集積部8を示す斜視図、図11は従来の一時集積部8を示す要部平面図である。
一時集積部8は、扉13と、この扉13と対向するように設けられた図示しない側部フレームと、後部フレーム14と、この後部フレーム14と対向するように設けられた前部フレーム15により周囲四面が形成されており、これにより紙幣Pを集積するのに十分な空間を形成している。
ここで、扉13は図11に示したように一端が軸16を介して後部フレーム14に回転自在に取り付けられていて、軸16に装着されたトーションスプリング17により閉じる方向に付勢されており、そして後部フレーム14の上端には前記入金搬送路5から搬送されてくる紙幣を一時集積部8内に導く搬送ガイド14aが形成されている。
後部フレーム14と前部フレーム15の外側には水平方向に延在する支持シャフト18aと18bが互いに平行に設けられ、この両シャフト18a,18bにはステージ19a,19bの固定端が取り付けられている。
このステージ19a,19bは、それぞれ複数の板状あるいは桟状の部材により形成されていて、各部材は後部フレーム14及び前部フレーム15に設けられている垂直方向の長穴(または切り込み等)から一時集積部8内に入り込み、その自由端は互いに対向するように配置されている。
また、ステージ19a,19bは図示しない機構により,支持シャフト18a,18bと一体に、後部フレーム14及び前部フレーム15の長穴に沿って上下動できるようになっており、更に支持シャフト18a,18bは図示しないモーター等によりステージ19a,19bを下方に開くように回転するものとなっている。
このようにしたステージ19a,19bに対向させてその上方に押し込み板20が設けられている。
この押し込み板20の一端つまり図示しない側部フレーム側の端部には、筒状部20aが押し込み板20の板面と直交する方向に向けて形成されていて、側部フレームの外側に設けられたガイドシャフト21に上下動可能に嵌合されており、更に筒状部20aの外周にはコの字形の係合部20bが形成されていて、ガイドシャフト21と平行に配置された位置規制シャフト22に係合している。
これにより押し込み板20は前記ステージ19a,19b上下動させる機構とは別に設けられている図示しない機構によりガイドシャフト21に沿って上下動するものとなっており、その際係合部20bと位置規制シャフト22により押し込み板20のガイドシャフト21の廻り方向の振れが規制されるものとなっている。
尚、ガイドシャフト21及び位置規制シャフト22は中段ユニット3の筐体等に固定されており、また、側部フレームには押し込み板20の上下動を妨げないように切り込み等が設けられている。
このような構成による一時集積部8の動作について説明する。
まず、押し込み板20は後部フレーム14に形成されている搬送ガイド14aの下端より上方の位置で待機し、ステージ19a,19bは搬送ガイド14aの下端より下方の位置で待機しているものとする。
このときのステージ19a,19b及び押し込み板20の位置はそれぞれの上下動の範囲の上端である。
この状態で図8に示した入金搬送路9により送られてきた紙幣Pは搬送ガイド14aによって案内され、順次一時集積部8内に放出されてステージ19a,19b上に集積される。
紙幣の集積動作が終了すると、押し込み板20が下降してステージ19a,19b上に集積された紙幣Pを押さえ込むことにより、紙幣Pがステージ19a,19bと押し込み板20とで挟持される。
この状態でステージ19a,19bと押し込み板20とが下降し、そして、ステージ19a,19bが上下動の範囲の下端まで達すると、支持シャフト18a,18bが回転してステージ19a,19bが下方に開く。
これにより紙幣Pは紙幣収納庫10内に落下して収納されるが、このとき押し込み板20は紙幣Pがステージ19a,19b上に残らないように引き続いて一定の位置まで下降して押し込み動作し、すべての紙幣Pを紙幣収納庫10内に収納させる。
ところで、この種の現金処理機において、入金処理時に例えば紙幣ジャム等の障害が発生した場合、処理中の紙幣をすべて抜き取る必要がある。
この場合上段ユニット2及び中段ユニット3を装置の手前に引き出し障害を発生した紙幣を含めて紙幣の抜き取りを行うが、各一時集積部8に集積された紙幣を抜き取る場合、図11に示したように一方の手で扉13を開き、その開いた扉13aを一方の手で押さえたまま他方の手を一時集積部8に差し込んで紙幣の抜き取りを行っていた。
しかしながら、上述した従来の技術においては、障害が発生した場合、各一時集積部に設けられている扉は、各々の一時集積部の一側面全体を覆うように設けられているため、
扉を開いてみないと紙幣が集積されているのかいないのかが分からず、また紙幣を抜き取った後も扉を閉じてしまうと抜き取り忘れがあるかどうかを確認できないため、抜き取り忘れを生じやすく、その結果復旧処理に時間がかるという問題がある。
また、紙幣の抜き取りを両手で行わなければならないため、操作性も良くないという問題もある。
本発明は、このような問題を解決することを目的とする。
そのため本発明は、搬送路から送られてくる紙幣をステージ上に放出して集積する一時集積部を有する現金処理装置において、前記一時集積部の一側面に、該一側面より小さな扉を設けて、この扉の自由端側に開口部を形成すると共に、扉を閉じる方向に付勢し、前記開口部から指を差し込んで前記ステージ上の紙幣を掴んで抜き取る際、紙幣が前記扉に付き当たることで、扉が開いて紙幣の抜き取りができるようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、一時集積部に設けた扉の自由端側に開口部を形成しているので、各一時集積部の紙幣を抜き取る必要が生じた場合、オペレータはこの開口部から一時集積部に紙幣があるかどうかを容易に確認することができるという効果が得られる。
また、各一時集積部の紙幣を抜き取る場合、開口部から片手の指を差し込み、紙幣を掴んで抜き取ることができるので、片手を使うだけで抜き取りを行うことができ、操作性が向上するという効果も得られる。
そして、紙幣を抜き取った後、扉が閉じてもオペレータは開口部から一時集積部に抜き取り忘れの紙幣があるかどうかを確認することができるので、抜き取り忘れを確実に防止することができ、その結果復旧処理に時間がかることがなくなるという効果も得られる。
以下、図面を参照して本発明による紙幣処理装置の最良の形態について説明する。
図1は発明の形態を示す一時集積部の斜視図、図2は同じく一時集積部の要部平面図、図3は中段ユニットの側面図である。
この形態では、中段ユニット3の各一時集積部8に設ける扉23を一時集積部8の一側面の大きさより小さく形成し、図2に示したように扉23の一端を軸24を介して後部フレーム14に回転自在に取り付けることにより、図1及び図3に示したように扉23の自由端と前部フレーム15との間に手の指をある程度の余裕をもって差し込むことができる開口部25を形成した構成としている。
また、軸24に装着された付勢手段としてのトーションスプリング26により扉23を閉じる方向に付勢し、更に扉23に磁石27を取り付けて、この磁石27が一時集積部8の一側近傍に位置するユニットフレーム(磁性体)28に吸着するようにしている。
このトーションスプリング26の付勢力と、磁石27の吸着力は一時集積部8から紙幣を指で抜き取るときの抜き取り力により扉23が開く程度の強さに設定する。
一方、ステージ19a,19bに対向するようにその上方に設けられた押し込み板20の一端つまり図示しない側部フレーム側の端部には、筒状部20aを押し込み板20の板面と直交する方向に向けて形成し、この筒状部20aを図示しない側部フレームの外側に設けられたガイドシャフト21に上下動可能に嵌合しているが、従来のような係合部20bは形成せず、従って位置規制シャフト22(図10参照)も省略した構造としている。
これに代えてこの発明の形態では、押し込み板20に前部フレーム15の内面に接触するローラ29aと、扉23の自由端の端面に接触するローラ29bを設けて、これらのローラ29a,29bにより押し込み板20のガイドシャフト21廻り方向の振れを規制するものとしている。
尚、このほかの構成は従来と同様であるので、同一部分には従来のものと同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、上述した構成の作用について説明するが、以下の動作はすべて図示しない制御部により制御されるものとなっている。
まず、入金処理において、オペレータが図8に示した入金口2aに紙幣Pを一括してセットすると、図示しない分離手段より紙幣が1枚ずつ分離されて上段ユニット2内に取り込まれ、入金搬送路5により順次第1の鑑別部6に搬送されて、この第1の鑑別部6により金種等の鑑別と、金種毎の計数が行われる。
鑑別・計数後の紙幣は入金搬送路5により中段ユニット3に搬送され、この中段ユニット3の入金搬送路9により搬送されながら図示しない振り分け手段で金種別に振り分けられて該当する一時集積部8に集積される。
入金口2aにセットされた紙幣がすべて各一時集積部8に金種毎に集積されると、その内訳が図示しない表示部に表示され、それを見てオペレータが図示しないキーボード等の入力手段により承認を入力すると、各一時集積部8に集積されている紙幣がそれぞれ紙幣収納庫10に収納され、入金処理が終了する。
次に、このような入金処理時における一時集積部8の動作について図4及び図5を用いて説明する。
図4は一時集積部8の集積時の状態を示す側面図、図5は紙幣押し込み時の状態を示す側面図である。
紙幣集積時には、図4に示したように押し込み板20が後部フレーム14に形成されている搬送ガイド14aの下端より上方の位置で待機し、ステージ19a,19bは搬送ガイド14aの下端より下方の位置で待機する。
このときのステージ19a,19b及び押し込み板20の位置はそれぞれの上下動の範囲の上端である。
この状態で図2に示した入金搬送路9により送られてきた紙幣Pは搬送ガイド14aにより案内されて矢印A方向に進み、順次一時集積部8内に放出されてステージ19a,19b上に集積される。
このとき一時集積部8の扉23に設けれている磁石27がユニットフレーム28に吸着していることで、一時集積部8内に放出され紙幣Pにより扉23が開かないように扉23の閉状態が保持され、これにより一時集積部8からの紙幣Pの飛び出しが防止される。
紙幣Pの集積動作が終了すると、図5に示したように押し込み板20が下降してステージ19a,19b上に集積された紙幣Pを押さえ込むことにより、紙幣Pがステージ19a,19bと押し込み板20とで挟持される。
この状態でステージ19a,19bと押し込み板20とが下降し、そして、ステージ19a,19bが上下動の範囲の下端まで達すると、支持シャフト18a,18bが回転してステージ19a,19bが図5に示した矢印B,Cで示したように下方に開く。
これにより紙幣Pは紙幣収納庫10内に落下して収納されるが、このとき押し込み板20は紙幣Pがステージ19a,19b上に残らないように、引き続きステージ19a,19bより下方の位置まで下降して押し込み動作し、すべての紙幣Pを紙幣収納庫10内に収納させる。
次に入金処理時に例えば紙幣ジャム等の障害が発生した場合の紙幣の抜き取り処理について説明する。
この場合従来と同様に図2に示した上段ユニット2及び中段ユニット3を装置の手前に引き出し障害を発生した紙幣を含めて紙幣の抜き取りを行うが、各一時集積部8に集積された紙幣を抜き取る場合、以下のように行う。
図6は紙幣抜き取り時の一時集積部8の要部平面図である。
本形態においては一時集積部8から紙幣を抜き取る場合、扉23の自由端と前部フレーム15との間に開口部25を形成しているので、オペレータはこの開口部25から一時集積部8に紙幣Pがあるかどうかを確認する。
そして紙幣がある場合、オペレータは開口部25から片手の数本の指を一時集積部8に差し込み、ステージ9a,9b上の紙幣Pを指で掴んで図6に示した矢印D方向に抜き取ってゆくと、その紙幣Pの一側端が扉23に突き当たって抜き取り力が扉23に加わる。
そして、この扉23に設けられている磁石27のユニットフレーム28に対する吸着力及び扉23を閉じる方向に付勢しているトーションスプリング26の付勢力より抜き取り力が大きくなると、磁石27がユニットフレーム28から離れ、扉23は軸24を支点として矢印E方向に回転する。
これにより扉23は開くので一時集積部8から紙幣Pを片手で抜き取ることができる。
紙幣Pを抜き取るとトーションスプリング26の付勢力より扉23は矢印F方向に回転して閉じ、磁石27がユニットフレーム28に吸着するが、このときオペレータは開口部25から一時集積部8に抜き取り忘れの紙幣Pがあるかどうかを確認することができる。
尚、出金処理については従来と同様であるので、その説明を省略する。
以上説明したように、本発明の形態によれば、一時集積部8に設けた扉23の自由端と前部フレーム15との間に開口部25を形成しているので、各一時集積部8の紙幣を抜き取る必要が生じた場合、オペレータはこの開口部25から一時集積部8に紙幣Pがあるかどうかを容易に確認することができるという効果が得られる。
また、各一時集積部8の紙幣Pを抜き取る場合、開口部25から片手の指を差し込み、紙幣Pを掴んで抜き取ることができるので、片手を使うだけで抜き取りを行うことができ、操作性が向上するという効果も得られる。
そして、紙幣Pを抜き取った後、扉23が閉じてもオペレータは開口部25から一時集積部8に抜き取り忘れの紙幣Pがあるかどうかを確認することができるので、抜き取り忘れを確実に防止することができ、その結果復旧処理に時間がかることがなくなるという効果も得られる。
更に、押し込み板20に前部フレーム15の内面に接触するローラ29aと、扉23の自由端の端面に接触するローラ29bを設けて、これらのローラ29a,29bにより押し込み板20のガイドシャフト21廻り方向の振れを規制するものとしているため、従来のような筒状部20aに形成した係合部20bを位置規制シャフト22に係合させる構造に比べて、強度や精度を配慮する必要がなく、小型軽量化及び低コスト化を実現できるという効果も得られる。
尚、上述した発明の形態では、紙幣処理機として入出金機を例にして説明したが、一定枚数の紙幣を一時集積する集積部を持つ紙幣計数装置や一定枚数の紙幣の束を作るために紙幣を一時集積する集積部を持つ施封装置等にも適用可能である。
発明の形態を示す一時集積部の斜視図 発明の形態を示す一時集積部の要部平面図 発明の形態における中段ユニットの側面図 発明の形態における紙幣集積時の状態を示す側面図 発明の形態における紙幣押し込み時の状態を示す側面図 発明の形態における紙幣抜き取り時の状態を示す要部平面図 現金処理装置の外観を示す斜視図 現金処理装置の内部構造を示す側面図 従来の中段ユニットの側面図 従来の一時集積部を示す斜視図 従来における一時集積部の要部平面図
符号の説明
8 一時集積部
14 後部フレーム
14a 搬送ガイド
15 前部フレーム
20 押し込み板
20a 筒状部
21 ガイドシャフト
23 扉
24 軸
25 開口部
26 トーションスプリング
27 磁石
28 ユニットフレーム
29a,29b ローラ

Claims (3)

  1. 搬送路から送られてくる紙幣をステージ上に放出して集積する一時集積部を有する現金処理装置において、
    前記一時集積部の一側面に、該一側面より小さな扉を設けて、この扉の自由端側に開口部を形成すると共に、扉を閉じる方向に付勢し、
    前記開口部から指を差し込んで前記ステージ上の紙幣を掴んで抜き取る際、紙幣が前記扉に付き当たることで、扉が開いて紙幣の抜き取りができるようにしたことを特徴とする現金処理装置。
  2. 請求項1記載の現金処理装置において、
    前記扉に磁石を設け、該磁石を一時集積部の一側面近傍に位置している磁性体に吸着させることで、前記ステージ上に紙幣を集積する際、その紙幣により前記扉が開かないように閉状態を保持することを特徴とする現金処理装置。
  3. 請求項1記載の現金処理装置において、
    前記ステージの上方側に設けられ、ガイドシャフトに沿って上下動可能とし、紙幣の集積終了後、前記ステージを下降させて開くことにより、ステージ上の紙幣を紙幣収納庫に収納する際前記ステージの下方まで下降して紙幣を紙幣収納庫に押し込む押し込み板を備え、
    この押し込み板に、前記集積部の内面に接するローラと、前記扉の自由端の端面に接するローラを設けて、このローラにより前記押し込み板のガイドシャフト廻り方向の振れを規制するようにしたことを特徴とする現金処理装置。
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