JP2005157238A - タクシー車内の照明広告表示器 - Google Patents

Abstract

【課題】夕方や夜間時にも有効な広告手段として、運転手およびお客様にも不安を感じさせることなく快適な車内空間を実現させる。
【解決手段】タクシー前部座席のヘッドレスト部分にビニルシートを取り付けて、後部座席側に面状の発光体が設置されるようにビニルシート内に面状の発光体を収納し、発光面に広告を設けた。
【選択図】図１

Description

本発明は、タクシー車内における照明広告に関する。

従来のタクシー車内広告は、運転席や助手席などの後部座席側に、会社および商品、各種イベントなどの広告やビラ、チラシが貼られたり、吊り下げられたものがある。また、従来のタクシー車内は、手元を照らす明かりと言えばルームランプしかなく、気軽に点ける訳にはいかないため、夜間時には車内が暗く運転手、お客様ともに不安に思うときがある。

以上に述べた従来の様な宣伝広告では、昼間はともかく夕方や夜間には車内が暗くなるため、広告が見えづらい、または見えないと言う欠点があった。また、夜間時など車内が暗いために運転手、お客様ともに不安に思うときがあった。

本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、夕方や夜間時にも有効な広告手段として、運転手およびお客様にも不安を感じさせることなく快適な車内空間を実現させることを目的とするものである。

そして、本発明は上記目的を達成するためにタクシー前部座席のヘッドレスト部分にビニルシートを取り付けて、後部座席側に面状の発光体が設置されるようにビニルシート内に面状の発光体を収納し、発光面に広告を設けたものである。

上述べしたように本発明のタクシー車内の照明広告表示器は、夕方や夜間時に有効な広告媒体とする事ができ、車内が明るくなることにより、運転手およびお客様が安心でき、しいてはタクシー強盗などの犯罪の低減に繋がる快適な車内環境を提供できる。

以下、本発明の実施の形態を図１〜図３に基づいて説明する。

図においては、１はエレクトロルミネッセンス（ＥＬ）より成る面状の発光体（以下「ＥＬ」という）で、１Ａの支持板に固定されて、２はＥＬより取り出した電源部の取り出し部分で１Ａの支持板に固定されて、３はビニル製などの袋で３Ａのポケットが付いていて広告を収容し、４のヘッドレストの取付金具に８袋に設けた穴（金属などにより補強）を通すことにより固定する。

９はコネクターでシートカバーを取り外す場合に容易に作業を行えるように設置し、１０はＥＬの点滅を制御するスイッチ機能を持ったコントローラである。

電源はタクシー搭載のバッテリーなどから１２Ｖの電源をとり、イグニッションに連動させて、エンジンがかかった状態であれば常時点灯とする方法と、ライト点灯時に点灯する方法、タクシー料金メーターなどにＲｙなどを用いて連動させ、実車時の点灯とする方法がある。

以下、上記構成の動作を説明する。イグニッション連動の場合は、イグニッションＯＮ時に１０コントローラがＯＮであれば１ＥＬが点灯し、１０コントローラがＯＦＦであれば１ＥＬは点灯しない。ライト連動の場合は、ライトＯＮ時に１０コントローラがＯＮであれば１ＥＬが点灯し、１０コントローラがＯＦＦであれば１ＥＬは点灯しない。タクシー料金メーター連動の場合は、タクシー料金メーター等に連動させて実車時に１０コントローラがＯＮであれば１ＥＬが点灯し、１０コントローラがＯＦＦであれば１ＥＬは点灯しない。

前部座席を後部座席側から見た外形図 前部座席を横から見た外形図 タクシー車内の照明広告表示器の全体的な外形図 同上のＡ−Ａ線断面図

符号の説明

１ ＥＬ
１Ａ 支持板
２ ＥＬ電源取り出し部
３ 袋
３Ａ 広告収容部
８ 袋を固定するための穴
９ コネクター
１０ コントローラ

Claims (1)

1. タクシーの前部座席ヘッドレスト部分の後部座席側に面状の発光体を設け、発光面に着脱可能な広告（シートおよびフィルムなど）を設けた広告表示器。

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