JP2005157235A - 缶・旗棒等への外装シートの包着装置 - Google Patents

缶・旗棒等への外装シートの包着装置 Download PDF

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JP2005157235A JP2003435352A JP2003435352A JP2005157235A JP 2005157235 A JP2005157235 A JP 2005157235A JP 2003435352 A JP2003435352 A JP 2003435352A JP 2003435352 A JP2003435352 A JP 2003435352A JP 2005157235 A JP2005157235 A JP 2005157235A
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Abstract

【課題】本発明は、多数の缶、旗棒等の外周にラベル、小旗等の外装シートを連続的に包着する製缶並びに小旗等の製造技術分野に属し、一対のローラ間に、接着剤を塗布した外装シート端を旗棒等の被外装体へ包み込む様に押し込んで、化粧缶とか小旗等を簡単且つ連続的に形成することのできる缶・旗棒等への外装シートの包着装置に関する。
【解決手段】左右一対のローラと、このローラの外周面に、缶体、旗棒等の被外装体形状に見合う型で回転時、互いに対向する位置に刻設した一対の凹溝と、この凹溝の回転対向時、該凹溝に、接着剤を塗布したラベル、小旗等の外装シートを被外装体へ捲込む状態に馴染ませ押し込む押し込み部材とより構成する。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、多数の缶、旗棒等の外周にラベル、小旗等の外装シートを連続的に包着する製缶並びに小旗等の製造技術分野に属し、一対のローラ間に、接着剤を塗布した外装シート端を旗棒等の被外装体へ包み込む様に押し込んで、化粧缶とか小旗等を簡単且つ連続的に形成することのできる缶・旗棒等への外装シートの包着装置に関する。
従来、紙缶等の外周にシート状のラベルを包着する場合とか、旗棒に小旗の端部を包着し旗棒付きの小旗を形成する場合は、缶体又は旗棒等の被外装体へ、予め止着端部に接着剤を塗布した外装シートを包み込むように捲き付けてから、その外装シート端を重ね合わせて接着し、缶体へのラベルの外装包着並びに旗棒付き小旗を形成したものであった。
発明が解決しようとする課題
しかし、前記従来の缶体へのラベルの外装包着並びに旗棒付き小旗の形成に於いては、予め端部に接着剤を塗布した外装シートのラベルを、缶体一缶毎包む込む様に捲き付けてからその外装シート端に貼着した接着剤により重ね合わせた端部を接着してラベルを包着したり、或いは、プラスチック製でストロー状の旗棒へ小旗端の一方端部寄りを捲き付けながら端を重ね合わせて、その端部に貼着した接着剤により小旗を止着し旗棒付きの小旗を一本毎形成したものであるから、大量生産する場合、手作業による一本毎又は一缶毎製作するので、量産においては、極めて生産能率は悪く、多数の紙缶製品や小旗製品の安価化を図ることのできない問題点があった。
本発明は、前記した従来の課題を解消するためになされたもので、その目的とするところは、一対のローラに形成した凹溝間に、接着剤を塗布したラベル又は小旗の外装シート端と缶体・旗棒等の被外装体とを、押し込み部材により溝部に馴染ませながら被外装体へ包み込む様に押し込んで、外装シートを包着する押し込み部材を備えて、紙缶製品や旗棒付きの小旗製品を簡単な装置により生産効率が良好で安価に量産提供できる缶・旗棒等への外装シートの包着装置の提供にある。
課題を解決するための手段
叙上のように本発明に係る缶・旗棒等への外装シートの包着装置は、左右一対のローラと、このローラの外周面に、缶体、旗棒等の被外装体形状に見合う型で回転時、互いに対向する位置に刻設した一対の凹溝と、この凹溝の回転対向時、該凹溝に、接着剤を塗布したラベル、小旗等の外装シートを被外装体へ捲込む状態に押し込む押し込み部材とよりなることを特徴とした構成にある。
又、本発明に於ける被外装体は旗棒で、外装シートは小旗とする場合もあって旗棒付き小旗の包着装置とすることもある。
更に又、本発明に於ける被外装体は円形・楕円・角形紙缶等の容体等の充実体又は筒状体で、外装シートは化粧ラベルとした構成の缶体外装への外装シートの包着装置とする場合もある。
作用
本発明による缶・旗棒等への外装シートの包着装置によって、例えば各種イベント等に於いて幼児・児童等に手渡し声援等を行うときに使用する旗棒付きの小旗を量産する場合は、凹溝付きの一対のローラ上に国旗等を表示した小旗からなる外装シートの一方端部寄りに糊などの接着剤を塗布して、この一方端部寄りに、旗棒を構成するストロー状などの被外装体を対応させながら、押し込み部材によってローラの凹溝が互いに対向する位置に達したとき、さらにその凹溝内へ前記外装シートの一方端部寄りと被外装体とを外装シートが被外装体を捲き込む状態に押し込み、そのままローラの回転によりシート端と被外装体は凹溝に馴染んで一体化し、外装シートの小旗は旗棒に巻き付くように包着され旗棒はローラ外へ排出される。この行程を順次連続的に繰り返して旗棒付きの小旗を量産される。
又、本発明に係る缶・旗棒等への外装シートの包着装置によって、例えば紙缶からなる被外装体に、化粧ラベルの外装シートを包着して茶筒を形成する場合は、前記と同様に凹溝付きの一対のローラ上に商品名等を表示したラベルからなる外装シートの一方端部寄りに糊などの接着剤を塗布し、この一方端部寄りに、紙缶を構成する缶体などの被外装体を対応させながら、押し込み部材によってローラの凹溝が互いに対向する位置に達したとき、さらにその凹溝内へ前記外装シートの一方端部寄りと被外装体とを外装シートが被外装体を捲き込む状態に押し込み、そのままローラの回転によりシート端と被外装体は凹溝に馴染んで一体化し、外装シートのラベルは缶体に巻き付くように包着され缶体はローラ外へ排出される。この行程を順次連続的に繰り返してラベル付き缶体のを量産可能とする。
次ぎに本発明に係る缶・旗棒等への外装シートの包着装置の実施例を図面に基づいて説明すると、図1は旗棒への小旗の包着装置を示す説明図、図2及び図3は包着装置の作動行程を示す説明図、図4は形成された小旗の正面図、図5は茶缶名等の缶体へのラベルの包着装置の説明図、図6及び図7は同包着装置の作動行程を示す説明図、図8は形成された紙缶の斜視図を示すもので、前記の包着装置Aは、左右一対のローラ1、2と、このローラ1、2の外周面に、缶体、旗棒等の被外装体3形状に見合う型で回転時、互いに対向する位置に刻設した一対の凹溝4、5と、この凹溝4、5の回転対向時、該凹溝4、5に、接着剤6を塗布したラベル、小旗等の外装シート7端を被外装体3へ捲込む状態に押し込む押し込み部材8とより構成されるもので、構成上缶体へのラベル包着、旗棒への小旗の包着等の種々の装置に使用対応する。
装置Aを構成するローラ1、2は、駆動機構(図示せず)に連携する一対の歯車9、9により互いに対向回転するよう機台に対設軸支され、且つ一方のローラ2は、可動軸受体10により若干寸法(歯車9、9の歯合に伴う機械的クリアランス程度)の回動を可能として、ローラ1、2間に隙間形成を可能とし、前記外装シート7を挟んでこれをローラ1、2間に於いて通過可能とし、又、このローラ2はストッパー11により回動は規制される構成としてある。更に又、ローラ2は、スプリング12によって他方のローラ1へ常時当接可能としてある。
前記ローラ1、2に刻設した凹溝4、5は、旗棒等の被外装体3の外観形状に馴染む形状の凹型をなし、且つ、接着剤6を塗布した小旗からなる外装シート7端と、これに対応する被外装体3とがローラ1、2間に達したとき互いに対向する位置に駆動設定され、押し込み部材8によって押し込まれる前記外装シート7端と、被外装体3とを包む込むタイミング位置に対向するよう対設されている。
押込み部材8は、被外装体3の当接部分の形状を、該被外装体3をなす旗棒の外観形状に馴染む形状としたほぼ半円弧状の当接面を有し、前記外装シート7端と、これに対応する被外装体3とがローラ1、2間に達し、且つそのローラ1、2の凹溝4、5が互いに対向したとき被外装体3に当接して外装シート7端と共に凹溝4、5内へ押し込むように、駆動手段(図示せず)に連係してある。
上記実施例に基づいて旗棒付きの小旗を量産する場合は、予め各種模様や国旗等を表示した小旗からなる外装シート7の一方端部寄りに糊などの接着剤6を塗布した後、その外装シート7をローラ1、2間上に水平に移動させてと共に、シート7端に旗棒を構成する被外装体3を対応させながら、押し込み部材8によってローラ1、2の凹溝4、5が互いに対向する位置に達したとき、凹溝4、5内へ前記外装シート7の一方端部寄りと被外装体3とを外装シート7が被外装体3を捲き込む状態に押し込み、そのままローラ1、2の回転によりシート7端と被外装体3は凹溝4、5に馴染んで一体化し、外装シート7の端部は旗棒に巻き付くように包着し旗棒はローラ外へ排出され小旗を形成する。この行程を順次連続的に繰り返して旗棒付きの小旗を量産する。
次ぎに本発明の他の実施例を図5から図8に基づいて説明すると、この実施例による包着装置は、紙缶の外周面に印刷等を施したラベルを自動的に外装するものを示し、被外装体3aは、長尺の紙管を一定寸法に裁断したもので、量産時には同一寸法のものを連続に形成したものを使用し、一方の開口部に底板を嵌めて紙缶容器に於ける容体を構成する。
前記外装シート7aは、表面に商品名とか所望のデザイン等の印刷を施したラベルを示し、一方端部寄りに糊などの接着剤を塗布してある。
この実施例による場合は、前記実施例と同様に、予めラベルを構成する外装シート7aの一方端部寄りに糊などの接着剤を塗布してから、その外装シート7aをローラ1a、2a間上に水平に移動させてと共に、シート7aに紙缶を構成する被外装体3aを対応させながら、ローラ1a、2aの凹溝4a、5aが互いに対向する位置に達したとき、押し込み部材8aによって凹溝4a、5a内へ前記外装シート7aと被外装体3aとを捲き込む状態に押し込み、そのままローラ1a、2aの回転によりシート7aと被外装体3aは凹溝4a、5aに馴染んで一体化し、外装シート7aは紙缶からなる被外装体3aに包着され、ラベル付けが紙缶はローラ1a、2aの外へ排出されて底部分に底板を嵌めて紙管容器の容体を形成する。この行程を順次連続的に繰り返してラベル付きの紙缶を量産する。
尚、本発明に係る被外装体は、円形・楕円・角形紙缶等の容体・蓋体からなる筒状体又は、充実体を使用する場合もある。
発明の効果
叙上のように本発明に係る紙缶・旗棒等への外装シートの包着装置は、左右一対のローラと、このローラの外周面に、缶体、旗棒等の被外装体形状に見合う型で回転時、互いに対向する位置に刻設した一対の凹溝と、この凹溝の回転対向時、該凹溝に、接着剤を塗布したラベル、小旗等の外装シートを被外装体へ捲込む状態に馴染ませ押し込む押し込み部材とより構成するものであるから、従来のように手作業による一本毎又は一缶毎製作する手段と違って、量産においては、極めて生産能率は良く、多数の紙缶製品や小旗製品を安価に提供出来る特有の効果を奏する。
又、本発明は、前記被外装体を旗棒で、外装シートを小旗とした包着装置とすることにより、小旗の連続形成による量産時には、極めて安価に提供出来る効果を有し、更に、被外装体を紙缶で、外装シートをラベルとした極めて簡単な包着装置とすることにより紙缶製容器を効率良く安価に製作出来る効果がある。
本発明に係る缶・旗棒等への外装シートの包着装置の実施例を示すもので、小旗の包着前を示す説明図である。 同実施例に於ける包着装置の作動行程を示すもので、包着中の状態を示す説明図である。 同実施例に於ける包着後の状態を示す説明図である。 同実施例に於ける形成された小旗の正面図である。 本発明に係る他の実施例を示すもので、紙缶等の缶体へのラベルの包着装置を示すもので、ラベルを包着する前を示す説明図である。 同実施例に於ける包着装置の作動行程を示すもので、包着中の状態を示す説明図である。 同実施例に於ける包着後の状態を示す説明図である。 同実施例に於ける形成された紙缶の斜視図である。
符号の説明
1、2一対のローラ
3被外装体
4、5凹溝
6接着剤
7外装シート
8押し込み部材

Claims (3)

  1. 左右一対のローラと、このローラの外周面に、缶体、旗棒等の被外装体形状に見合う型で回転時、互いに対向する位置に刻設した一対の凹溝と、この凹溝の回転対向時、該凹溝に、接着剤を塗布したラベル、小旗等の外装シートを被外装体へ捲込む状態に馴染ませ押し込む押し込み部材とより構成することを特徴とした缶・旗棒等への外装シートの包着装置。
  2. 被外装体は旗棒で、外装シートは小旗としたことを特徴とする請求項1記載の缶・旗棒等への外装シートの包着装置。
  3. 被外装体は、円形・楕円・角形紙缶等の容体等の充実体又は筒状体で、外装シートは化粧ラベルとしたことを特徴とする請求項1記載の缶・旗棒等への外装シートの包着装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006020569B3 (de) * 2006-03-07 2007-07-19 Wörtz, Reiner Bestückungszange einer Etikettiermaschine mit zwei Zangenelementen zum Aufbringen von Etiketten
CN108146756A (zh) * 2018-01-16 2018-06-12 安费诺电子装配(厦门)有限公司 一种线材自动卷绕标签机

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