JP2005156063A - ガスバーナとそれを用いた加熱調理装置 - Google Patents

ガスバーナとそれを用いた加熱調理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 燃焼効率が良く、強い火力を得ることができるガスバーナを提供するとともに、そのようなガスバーナを用いた加熱調理装置並びに加熱調理システムを提供することを課題とする。
【解決手段】 複数の炎口を放射状に配置してなるガスバーナ、及びそのようなガスバーナを用いる加熱調理装置並びに加熱調理システムを提供することによって上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガスバーナとそれを用いた加熱調理装置に関するものであり、詳細には、燃焼効率が良く火力の強いガスバーナとそれを用いた加熱調理装置にするものである。
いわゆるブンゼン式のガスバーナを用いる加熱調理装置としては、従来、種々のものが知られており、その代表的なものとしては、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されているような、炎口を円環状に配置したガスバーナを用いる炊飯装置が挙げられる。しかしながら、本発明者が独自に見出した知見によれば、炎口を円環状に配置したガスバーナでは、炎口が形成する円環が一重の場合は良いが、火力を強くしようとして、炎口を、例えば同心円状に二重、三重に配置すると、外側に位置する炎口の火炎が邪魔をして、内側に位置する炎口からの燃焼排ガスの排出がうまく行われず、燃焼効率が低下するという欠点があることが分かった。このため、従来のガスバーナでは燃焼効率を低下させずに火力を高めるには限界があった。
また、炎口を円環状ではなく直線状に複数列平行に配置することも、例えば特許文献3や特許文献4において提案されているが、これらのガスバーナにおいても、より内側に位置する炎口からの燃焼排ガスの排出に関しては全く考慮されておらず、単位面積当たりに配置された炎口の数は多いものの、燃焼効率良く強い火力を得るには限界がある。このように、従来のガスバーナを用いた加熱調理装置においては、いずれも、例えば炊飯などの加熱調理を行うのに時間が掛かり、また、燃料コストが増大するという欠点があった。
特開2000−350658 特開2002−223939 特開平7−51165号公報 特開平9−28563号公報
本発明は、上記のような従来のガスバーナ及びそのようなガスバーナを用いた従来の加熱調理装置の欠点を解決するために為されたもので、燃焼効率が良く、強い火力を得ることができるガスバーナを提供するとともに、そのようなガスバーナを用いた効率の良い加熱調理装置並びに加熱調理システムを提供することを課題とするものである。
本発明は、複数の炎口を放射状に配置してなるガスバーナ、及びそのようなガスバーナを用いる加熱調理装置並びに加熱調理システムを提供することによって、上記の課題を解決するものである。
本発明のガスバーナによれば、複数の炎口からなる炎口列が放射状に配置されているので、各炎口列の間には、バーナ外部へと続く線状の空間部が存在し、その線状の空間部を通って燃焼排ガスがバーナ外部へと順次排出されることになる。したがって、炎口を高密度で配置しても、燃焼排ガスの排出は効率良く行われ、燃焼効率を落とすことなく火力を高めることが可能になる。また、このような本発明のガスバーナを使用した加熱調理装置によれば、強い火力が得られるので、例えば炊飯などの加熱調理に要する時間を短縮することができるとともに、燃焼効率が高いので、使用する燃料ガスの量がより少量で済み、燃料コストを低減できるという効果がある。したがって、このような本発明のガスバーナを使用した加熱調理装置の複数台を組み込んで加熱調理システムとすれば、例えば炊飯などの加熱調理を効率良く短時間で、かつ、低コストで行うことができるという利点がある。
以下、図面を用いて、本発明について説明するが、本発明が図示のものに限られる訳ではないことは勿論である。
図1は、本発明のガスバーナの一例を示す平面図であり、図2はそのA−A断面図である。図1において、1は本発明のガスバーナであり、2a〜2hは、ガスバーナ1の中心部から外側に向かって放射状に配置された長尺状のバーナパイプである。バーナパイプ2a〜2hの上面には、複数の炎口5、5、5・・・が2列に直線状に配置されている。4a〜4hは、バーナパイプ2a〜2hのそれぞれの途中から分岐し、同じくバーナ外側に向かって放射状に伸びる分岐バーナパイプであり、これら分岐バーナパイプ4a〜4hの上面にも、複数の炎口5、5、5・・・が2列に直線状に配置されている。
バーナパイプ2a〜2hの根元は、ガスバーナ1の放射状の略中央部に配置された第1ガス室3に接続されている。図2にその断面を示すように、第1ガス室3は中空であり、接続された燃焼用ガス供給管6を介して、図示しないガス源から燃焼用ガスが内部の中空部分に供給されるようになっている。なお、図示の例では、第1ガス室3の上面にも、バーナパイプ2a〜2hの炎口列と連続する位置に複数の炎口5、5、5・・・が設けられているが、場合によっては第1ガス室3の上面には炎口5を設けなくても良い。また、第1ガス室3の形状は、図示の例においては8角形となっているが、円形でも良く、バーナパイプ2a、2b・・・の本数に応じた画数の多角形であっても良い。
本発明のガスバーナ1においては、上記のとおり、複数の炎口5、5、5・・・が、放射状に配置されているので、この放射状に配置された複数の炎口5、5、5・・・によって形成される炎口列の間には、ガスバーナ1の外部へと続く空間が存在する。このため、ガスバーナ1を着火燃焼させた場合には、各炎口において発生する燃焼排ガスは、図1に矢印で示すように、炎口列の間に存在する空間を通ってガスバーナ1の外部へとスムースに排出されることとなり、ガスバーナ1の中心部付近に存在する炎口からの燃焼排ガスも、速やかに外部へと排出されることになる。このように、本発明のガスバーナ1によれば、ガスバーナ1の中心部から外周に至るまで多数の炎口が存在しても、燃焼排ガスの排出効率が低下することがなく、結果として、ガスバーナ1の中心部から外周に至るまで多数の炎口を配置することができるので、強い火力が得られるとともに、効率の良い燃焼が可能となる。因みに、通常のブンゼン式のガスバーナの場合、発生熱量は約25000kcal/h程度であるが、本発明のガスバーナの場合には、設ける炎口の数にもよるけれども、例えば図1に示すタイプのものの場合、約32000kcal/hの熱量が得られるものである。
なお、図示の例においては、各バーナパイプ2a〜2h及び分岐バーナパイプ4a〜4hの上面に複数の炎口5が各2列直線状に設けられているが、炎口5の列数は2列に限られず、1列であっても良いし、3列以上であっても良い。しかしながら、各炎口列のいずれかの片側に燃焼排ガスの排出用空間を確保するという観点からは、図示のとおり2列に配置するのが望ましい。また、図示の例においては、中心部から放射状に伸びるバーナパイプ2a、2b・・・は8本となっているが、バーナパイプ2a、2b・・・の数は8本に限られない。7本以下であっても良いし、9本以上であっても良く、バーナパイプの本数は、得たい火力と得たい火炎の分布形態に応じて適宜変更可能である。分岐バーナパイプ4a、4b・・・の本数も同様であって、図示の例では、各バーナパイプ2a〜2hのそれぞれから各1本の分岐バーナパイプ4a〜4hが分岐しているが、1本のバーナパイプ2a〜2hから分岐する分岐バーナパイプ4a、4b・・・の数は1本に限られず、2本以上であっても良いし、また逆に0本、すなわち、分岐バーナパイプが存在しなくても良い。なお、各バーナパイプ2a〜2h及び分岐バーナパイプ4a〜4hに設けられる炎口の数は、得たい火力の強さに応じて適宜変更可能であることは勿論である。また、各バーナパイプ2a〜2h及び分岐バーナパイプ4a〜4hの断面形状にも特に制限はなく、円形、四角形、その他の多角形、楕円形など様々な形状を採用することができる。
上記の例においては、第1ガス室3の内部は単一の空間として形成されているが、図3の水平断面図に示すように、仕切Zによって、R、R、R、Rの4つの小室に仕切っても良い。各小室R、R、R、Rの水平断面積は同じであり、かつ、各小室R、R、R、Rに接続する燃焼用ガス供給管6の開口面積も同じである。しかも、各小室R、R、R、Rには、それぞれ同数、2本のバーナパイプが接続されている。このように、燃焼用ガスが供給される第1ガス室3の内部を水平断面積が同じで、燃焼用ガス供給管6の開口面積も同じであり、しかも、接続されるバーナパイプの数が同じ複数の小室に仕切ることによって、燃焼用ガス供給管6から供給される燃焼用ガスが、それぞれのバーナパイプにより均等に供給されることになり、より安定で均一な燃焼状態を実現することが可能となる。なお、仕切Zによって仕切られる小室の数が図示の4つに限られないことは言うまでもない。また、仕切Zによる仕切方も図示の例に限られるものではなく、各小室の水平断面積及び燃焼用ガス供給管6の開口面積が同じで、接続するバーナパイプの本数が同じであれば、どのような仕切方をしても良い。
図4は、本発明のガスバーナ1の他の例を示す平面図であり、図1のものとの違いは、各バーナパイプ2a〜2hが接続されている第1ガス室3の中央部に空間7が設けられている点である。すなわち、図4の例においては、第1ガス室3は、中央に空間7を有する、中空の八角形状に形成されている。この場合においても、第1ガス室3には図示しない燃焼用ガス供給管が接続され、燃焼用ガスが供給されるようになっていることは言うまでもない。8は温度センサであり、例えば、ガスバーナ1の上部に設置される調理容器の底面と接触し、その底面の温度を測定するものである。なお、温度センサ8には、後述するように、温度センサ8を冷却する冷却手段を設けるのが好ましい。この例の場合においても、第1ガス室3の上面には炎口5、5、5・・・が設けられているが、第1ガス室3の上面には場合によっては炎口5を設けなくても良い。また、図示の例では、第1ガス室3は、内部が連通した単一の空間として形成されているが、第1ガス室3を、例えば、2個若しくは4個の部分に分割し、そのそれぞれに図示しない燃焼用ガス供給管を接続して、燃焼用ガスを供給するようにしても良い。
図5は、本発明のガスバーナ1の更に他の例を示す平面図であり、図6はそのA−B断面図である。この例においては、放射状に伸びるバーナパイプ2a〜2hの間に、バーナパイプ2a〜2hよりも長さの短い副バーナパイプ9a〜9hが配置されている。副バーナパイプ9a〜9hの上面には、炎口5、5、5・・・が2列に設けられている。副バーナパイプ9a〜9hの根元は、図6にその断面を示すように、それぞれ接続管10a〜10hによって、第1ガス室3に接続されている。このような配置とすることによって、分岐バーナパイプを用いずに、炎口5、5、5・・・を高密度にガスバーナ全体にわたって配置することが可能となる。この例のガスバーナにおいても、第1ガス室3の内部を、例えば、図3と同様に、断面積が同じであり、かつ、同数本ずつのバーナパイプが接続される例えば4つの小室に仕切っても良いことは勿論である。また、図4における例と同様に、第1ガス室3の中央部に温度センサを配置できる空間を設けても良い。
図7は、本発明のガスバーナ1の更に他の例を示す平面図であり、図8はそのA−A断面図である。本例のガスバーナ1は、4本の比較的長いバーナパイプ2a〜2dと、各バーナパイプ2a〜2dの間にそれぞれ2本ずつ配置された計8本の比較的短い副バーナパイプ9a〜9hとから構成されており、放射状に配置されたそれら複数のバーナパイプ若しくは副バーナパイプの放射状の中央部には第1ガス室3が配置されている。第1ガス室3には、燃焼用ガス供給管6から燃焼用ガスが供給されるようになっている。第1ガス室3には、四方に放射状に伸びる4本のガスパイプ100a、100b、100c、100dが接続されており、これら4本のガスパイプ100a〜100dの先端は、第1ガス室3よりも放射状の外側に配置された中空で環状の第2ガス室30に接続されている。第2ガス室30には、その適所に接続管10、10・・・が設けられており、その接続管10、10・・・を介して、各バーナパイプ2a〜2d及び副バーナパイプ9a〜9hが第2ガス室30と接続され、燃焼用ガスが供給されるようになっている。8は温度センサである。
図9は、図8のB−B断面図であり、図に示すとおり、第1ガス室3の内部には仕切Zが設けられており、第1ガス室3の内部は、水平断面積が同じ4つの小室R、R、R、Rに仕切られている。各小室R、R、R、Rには、それぞれ1本のガスパイプ100aないしは100dが接続されており、また、燃焼用ガス供給管6が同じ開口面積で開口している。これにより、燃焼用ガス供給管6から第1ガス室3内に供給された燃焼用ガスは、各小室R、R、R、Rに均等に分散し、4本のガスパイプ100a、100b、100c、100dのそれぞれを通って第2ガス室30へと流れ、さらに、接続管10、10・・・を通って、各バーナパイプ2a〜2d及び副バーナパイプ9a〜9hへと導かれることになる。
このように、第1ガス室3の内部に供給された燃焼用ガスを一旦ガスバーナの放射状の外側にある第2ガス室30へと導き、各バーナパイプ2a〜2d及び副バーナパイプ9a〜9hの放射状の外側端部ないしはその近傍から放射状の内側端部へと導くことによって、炎口の間隙が比較的広いガスバーナの放射状の外側部分においては、比較的高いガス圧で燃焼用ガスを各炎口に供給し、炎口の間隙が比較的狭いガスバーナの放射状の中心部においては、比較的低いガス圧で燃焼用ガスを各炎口に導くことな可能となり、ガスバーナ1全体として、被加熱体に与える熱エネルギーの分布をより均一なものとすることができるという利点がある。
なお、図示の例では、第2ガス室30は、内部が一体的に連通している中空の環状体であるが、ガスパイプ100a、100b、100c、100dとそれぞれ接続している部分ごとに分断されていても良い。また、形状も必ずしも環状である必要はなく、四角形状でも多角形状でも良いが、内部に供給される燃焼用ガスが均一に流れることを妨げないという観点からは、環状のものが好ましい。また、ガスパイプ100a、100b、100c、100dの数も4本に限られるものではなく、2本であっても良いし、3本であっても、5本以上であっても良い。仕切Zによって仕切られる小室の数は、第1ガス室3に接続されるガスパイプ100a・・・の数に応じて、適宜変更可能である。また、仕切Zによる仕切方も図示の例に限られるものではなく、各小室の水平断面積及び燃焼用ガス供給管6の開口面積が同じで、接続するガスパイプの本数が同じであれば、どのような仕切方をしても良い。第1ガス室3を図示のように仕切Zによって小室に仕切らない場合には、第1ガス室3を2個ないしは3個、若しくは4個、或いはそれ以上の数の部分に分割し、そのそれぞれに燃料用ガス供給管6を接続するとともに、ガスパイプ100a、100b、・・・を接続するようにしても良い。
図10は、本発明のガスバーナ1の更に他の例を示す平面図であり、図11はそのA−A断面図である。図10において、2a〜2lは放射状に配置されたバーナパイプであり、第1ガス室3の形状を分かりやすくするために、放射状の中央に近い部分を一部切り欠いて示してあるが、その先端は放射状の中央部にまで伸びているものである。各バーナパイプ2a〜2lには、それぞれ複数の炎口が設けられていることは言うまでもない。図10及び図11から見て取れるように、第1ガス室3は、中央部に空間7を備えた中空の円筒状の形状を有しており、燃焼ガス供給管6を介して、燃焼用ガスが内部に供給されるようになっている。Vは電磁弁であり、図示しない適宜の制御装置によって制御され、第1ガス室3への燃焼用ガスの供給開始及び供給停止や、場合によってはその供給量を調節するためのものである。30は第2ガス室であり、内部が中空の環状体に形成されている。100a〜100dは、第1ガス室3と第2ガス室30とを接続するガスパイプである。10、10・・・は、第2ガス室30とバーナパイプ2a〜2lを接続する接続管であり、第2ガス室30の適宜の位置に設けられ、第2ガス室30から各バーナパイプ2a〜2lに燃焼用ガスを供給するものである。
8は温度センサであり、第1ガス室3の中央部に設けられた空間7を利用して設置され、ガスバーナ1の上の所定の位置に例えば炊飯釜などの調理容器が設置されたときに、調理容器の底面と接触し、調理容器底面の温度を電気信号として外部に出力することができるようになっている。調理容器の底面との接触が確実に行われるように、温度センサ8は上方に付勢しておくのが望ましい。この温度センサ8からの温度信号に基づいて、例えば炊飯などの加熱調理の進行状況を把握したり、加熱調理の終了を検知ないしは予測して、図示しない制御装置を介して、電磁弁Vの開閉やその開度を調節し、ガスバーナ1が発生する熱量を制御することが可能である。なお、80は温度センサ8に設けられた冷却手段であり、例えば加熱調理の終了時に温度センサ8を冷却し、所定の温度以下にすることによって、加熱調理を連続して行った場合でも、その都度、温度センサ8の温度を所定の初期温度に戻して、正確な温度計測を可能とするものである。
図12は、本発明のガスバーナ1の更に他の例を示す平面図であり、図13はそのA−A断面図である。図12において、2a〜2lは放射状に配置されたバーナパイプであり、図10におけると同様に、第1ガス室3a、3bの形状を分かりやすくするために、放射状の中央に近い部分を一部切り欠いて示してある。各バーナパイプ2a〜2lには、それぞれ複数の炎口が設けられていることは言うまでもない。図12及び図13から見て取れるように、本例においては、第1ガス室は3a、3bの2つに分割されており、それぞれ中空の球形であって、燃焼ガス供給管6、6を介して、燃焼用ガスが内部に供給されるようになっている。Vは電磁弁であり、図示しない適宜の制御装置によって制御され、第1ガス室3a、3bへの燃焼用ガスの供給開始及び供給停止や、場合によってはその供給量を調節するためのものである。30a、30bは第2ガス室であり、こちらも2つに分割されており、それぞれ、内部が中空の半円環状体に形成されている。100a、100bは、第1ガス室3aと第2ガス室30aとを接続するガスパイプであり、100c、100dは、第1ガス室3bと第2ガス室30bとを接続するガスパイプである。10、10・・・は、第2ガス室30a、30bとバーナパイプ2a〜2lを接続する接続管であり、第2ガス室30a、30bの適宜の位置に設けられ、第2ガス室30a、30bから各バーナパイプ2a〜2lに燃焼用ガスを供給するものである。本例においては、第1ガス室及び第2ガス室は、それぞれ2個に分割されているが、分割の個数は2個に限られない。3個以上であっても良いことは勿論であり、第1ガス室と第2ガス室とで分割個数が異なっていても良い。
8は温度センサであり、第1ガス室3a、3bの間である放射状の中央部に配置され、ガスバーナ1の上の所定の位置に例えば炊飯釜などの調理容器が設置されたときに、調理容器の底面と接触し、調理容器底面の温度を電気信号として外部に出力することができるようになっている。図10及び図11に示した例と同様に、この温度センサ8からの温度信号に基づいて、例えば炊飯などの加熱調理の進行状況を把握したり、加熱調理の終了を検知ないしは予測して、図示しない制御装置を介して、電磁弁Vの開閉やその開度を調節し、ガスバーナ1が発生する熱量を制御することが可能である。なお、80は温度センサ8に設けられた冷却手段であり、例えば加熱調理の終了時に温度センサ8を冷却し、所定の温度以下にすることによって、加熱調理を連続して行った場合でも、その都度、温度センサ8の温度を初期状態に戻して、正確な温度計測を可能とするものである。
図14は、本発明のガスバーナ1の更に他の例を示す平面図であり、図15はそのA−A断面図である。この例においては、バーナパイプは存在せず、大きくなった第1ガス室3によってガスバーナ1の全体が構成されている。第1ガス室3の上面には、複数の炎口5、5、5・・・が各2列に放射状に配置されており、燃焼によって発生した燃焼排ガスは、図中矢印に示すように、炎口列の間を抜けて、効率良くガスバーナ1の外部へと排出される。
図16は、本発明のガスバーナ1を用いた加熱調理装置としての炊飯装置11の一例を示す断面図である。図16において、炊飯装置11は、かまど本体12と、その底部に配置されたガスバーナ1と、スペーサー13とを備えている。ガスバーナ1には、図示しない燃焼用ガスの供給管や着火装置が設けられていることは言うまでもない。図示の例では、ガスバーナ1としては、図10及び図11に示したガスバーナ1を用いているけれども、それ以外にも、例えば、上述した図1〜図9、及び図12〜図15に示した本発明のガスバーナのいずれをも用いることができる。14は調理容器としての炊飯釜である。
かまど本体12は、上部に開口部があり、図示のように、炊飯釜14の少なくとも底部を受け入れる空間を内部に備えている。ガスバーナ1は、炊飯釜14が図示の所定位置に設置されたときに、その底面に対向する位置に設けられている。ガスバーナ1には、その中央部に、接触式の温度センサ8が配置されており、炊飯釜14が図示の所定位置に設置されたときに、温度センサ8が炊飯釜14の底面に接触するように、上方に向かって付勢されている。温度センサ8からの信号は外部に送られ、炊飯完了の検知や予測、更には、炊飯の進行状況の把握などに使用される。温度センサ8には、例えば、水冷ジャケットなどの冷却手段80が設けられており、温度センサ8自体が、過熱状態になるのを防止したり、温度センサ8自身の温度を炊飯開始時に所定値以下まで低下させるために使用される。15、15は燃焼用空気を取り入れる給気口であり、16は、給気口15、15・・・の開度を調節するシャッタである。
本例の場合、かまど本体12には周囲の側壁と底面とが存在し、炊飯釜14の所定位置への設置及び取り出しは、かまど本体12の上部開口部を利用して行われるが、炊飯釜14を所定位置に設置することができる限り、かまど本体12には、側壁及び/又は底面の一部又は全部は存在しなくても良く、炊飯釜14の所定位置への設置及び取り出し時の通路として利用しても良い。
図17は、図16を上から見た平面図であるが、炊飯釜14は除いて示してある。図17に示すように、シャッタ16には、給気口15、15・・・と対応する位置に、給気口15よりも大きな穴17、17・・・が設けられており、シャッタ16を回転させることにより、給気口15、15・・・の開度を調節し、ガスバーナ1への燃焼用空気の供給量を調節できるようになっている。
スペーサー13は、図17に示すように、かまど本体12の上部開口部の周辺に、互いに90度の間隔をあけて、均等に4つ配置されている。スペーサー13は、その上面で炊飯釜14の鍔部を支え、炊飯釜14を所定位置に保持する役割を果たすとともに、炊飯釜14と、かまど本体12の上面との間に、炊飯釜14の周囲にわたってほぼ均等に分散する空隙部18、18、18、18を確保する役割を果たしている。この空隙部18、18、18、18は、炊飯時に高温の燃焼排ガスがかまど本体12の外部に逃散する通路となるものである。空隙部18、18、18、18が炊飯釜14の周囲にほぼ均等に分散していることにより、燃焼排ガスの逃散による熱影響が炊飯釜14の周囲にわたってほぼ均等となり、場所によるムラの少ない均一で安定した炊飯がより可能になるという利点が得られる。また、ブンゼン式のガスバーナであるガスバーナ1からの火炎は、炊飯釜14の底面を加熱するだけでなく、燃焼排ガスが空隙部18、18、18、18から外部に逃散するのに引かれて炊飯釜14の側面にも及び、炊飯釜14を側面からも加熱するので、炊飯釜14はその全体にわたって加熱され、炊飯釜14内部の温度差が比較的小さくなり、むらのない良いご飯を炊飯することができるという利点も得られる。なお、図示の例では、90度の間隔で4つのスペーサー13、13、13、13が配置されているが、スペーサー13の数は、4つに限られず、3つ以上であれば良く、5、6、7、8、或いはそれ以上の数であっても良い。ただし、スペーサー13間に形成される空隙18が、炊飯釜14の周囲にほぼ均等に分散していることが必要である。
図16及び図17に示す炊飯装置11はもとより、ガスバーナとして本発明のガスバーナを使用する炊飯装置においては、複数の炎口5が放射状に配置されているガスバーナ1を加熱手段として用いているので、強い火力で炊飯を行うことができ、炊飯に要する時間を短縮することができるとともに、ガスバーナ1は燃焼効率が良いので、一釜当たりの炊飯に要する燃料ガスの量がより少量で済み、燃料コストを低減することができるという利点がある。
図18は、本発明の加熱調理装置を使用する加熱調理システムの一例を示す平面概念図であり、図16及び図17に示したような炊飯装置11が複数個、2列に配置されている。19は、図中左右の矢印方向に移動する搬送ロボットである。この搬送ロボット19の動作は図示しない制御装置によって制御されており、搬送ロボット19は、例えば以下のように動作する。すなわち、上流側の搬送装置20aによって、内部に米と水を収容し炊飯可能状態にある炊飯釜14が搬送されてきて、移行テーブル200上に載置されると、図示しない制御装置から搬送ロボット19に信号が送られ、搬送ロボット19は図中左方向に移動して、移行テーブル200から炊飯釜14を受け取り、空いている炊飯装置11の前まで移動し、その炊飯装置11の所定位置に炊飯釜14を設置する。
一方、いずれかの炊飯装置11において炊飯が終了すると、その信号が図示しない制御装置から搬送ロボット19に送られ、搬送ロボット19はその炊飯が終了した炊飯装置11の前まで移動し、その炊飯装置11から炊飯が終了した炊飯釜14を取り出して、移行テーブル200上に載置し、移行テーブル200は、載置された炊飯済みの炊飯釜を下流側の搬送装置20bへと受け渡す。搬送ロボット19は、このような動作を繰り返し、搬送装置20aによって移行テーブル200に順次搬送されてくる炊飯釜14は次々と適宜の炊飯装置11によって炊飯され、移行テーブル200に戻され、搬送装置20bによって次工程へと送られることになる。
炊飯釜14の炊飯終了の判定若しくは予測は、例えば、各ガスバーナ1の中心部に設けられた温度センサからの温度信号に基づいて行うことができる。また、温度センサに冷却手段を設けておくことにより、繰り返し連続して炊飯を行っても、その都度温度センサ自体の温度を所定の初期温度にまで戻すことができるので、温度センサによる温度測定が正確に行われ、炊飯終了の判定若しくは予測を正確に行うことができるという利点が得られる。
このような本発明の加熱調理システムとしての炊飯システムによれば、燃焼効率が良く火力の強い本発明のガスバーナを用いているので、より少量の燃料ガスを用いて炊飯を行うことができ、エネルギーコストが低減できるばかりでなく、炊飯に要する時間も短縮され、単位時間当たりの炊飯量を増やすことが可能となる。
図19は、本発明の加熱調理システムとしての炊飯システムの他の一例を示す平面概念図であり、図20はその側面図である。図19及び図20において、1は、例えば図1〜図15に示したような本発明のガスバーナであり、複数のガスバーナ1が水平に等間隔で直線状に配置されている。21はチェーンコンベアであり、炊飯釜14の鍔部と係合し、炊飯釜14を図中矢印方向に搬送するものである。チェーンコンベア21は、図示しない制御装置によってその動作が制御されており、例えば以下のように動作する。即ち、上流側の搬送装置20aによって、内部に米と水を収容し炊飯可能状態にある炊飯釜14が搬送されてくると、図示しない制御装置からチェーンコンベア21に信号が送られ、チェーンコンベア21は動作を開始し、搬送装置20aから炊飯釜14を受け取ると、最も上流側に位置するガスバーナ1の上の所定位置まで搬送し、その位置で移動を停止する。その上の所定位置に炊飯釜14が停止したガスバーナ1は燃焼を開始し、炊飯釜14の炊飯を開始する。
続いて、炊飯可能状態にある次の炊飯釜14が搬送装置20aによって搬送されてくると、チェーンコンベア21は動作を再開し、搬送装置20aから炊飯釜14を受け取ると、最も上流側に位置するガスバーナ1の上の所定位置まで搬送し、その位置で移動を停止する。同時に、最初に最も上流側に位置するガスバーナ1上の所定位置にあった炊飯釜14は、上流側から2番目のガスバーナ1上の所定位置まで搬送されており、チェーンコンベア21の動作停止によって、上流側から2番目のガスバーナ1上の所定位置で停止する。最初に搬送されてきた炊飯釜14と次に搬送されてきた炊飯釜14とは、それぞれのガスバーナ1、1によって加熱され、炊飯されることになる。以降、搬送手段20aによって次の炊飯釜14が搬送されてくる度に、チェーンコンベア21は動作と停止とを繰り返し、炊飯釜14は、順次図中矢印方向に搬送されながら、ガスバーナ1によって加熱、炊飯され、炊飯が終了した炊飯釜14は、下流側の搬送装置20bに受け渡され、次工程へと搬送されていくことになる。
炊飯釜14の炊飯終了の判定若しくは予測は、例えば、各ガスバーナ1の中心部に設けられた温度センサからの温度信号に基づいて行っても良いし、積算されたトータルの加熱時間に基づいて行うようにしても良い。この場合、温度センサに冷却手段を設けておき、炊飯釜14が移動するたびに、温度センサを冷却するようにすれば、各炊飯釜14ごとの温度を正確に測定することができ、便利である。炊飯釜14が、最も下流側に位置するガスバーナ1上の所定位置に搬送されるまでに既に炊飯が終了してしまった場合には、チェーンコンベア21は、動作距離を伸ばして、その炊飯が終了した炊飯釜14を、2個或いはそれ以上の数のガスバーナ1の上を通過させて、下流側の搬送装置20bへと受け渡すように制御される。各ガスバーナ1は、その上部の所定位置に炊飯釜14が存在するときだけ、点火燃焼するようにしても良いし、チェーンコンベア21の動作開始後は、常に燃焼状態に保たれているようにしても良い。
このような本発明の加熱調理システムとしての炊飯システムによれば、燃焼効率の良い本発明のガスバーナを用いているので、より少量の燃料ガスを用いて炊飯を行うことができ、エネルギーコストが低減できるばかりでなく、炊飯に要する時間も短縮され、単位時間当たりの炊飯量を増やすことが可能となるという利点がある。また、炊飯釜14の炊飯のための所定位置への搬送は、チェーンコンベア21の動作を制御して、動作と停止を繰り返す、間歇動作をさせるだけで良いので、高価な搬送ロボットや複雑な制御装置、制御プログラムが不要であり、システムを安価にかつ容易に構築することができるという利点がある。
以上の例においては、加熱調理の代表的なものとして炊飯を主に、調理容器としては炊飯釜を主に、説明を進めてきたが、本発明の加熱調理装置や加熱調理システムは炊飯装置や炊飯システムに限られるものではなく、調理容器も炊飯釜に限られるものではない。調理容器を加熱して調理する加熱調理であれば、どのような加熱調理であっても本発明のガスバーナやそれを用いた加熱調理装置、更には加熱調理システムの対象となり得ることは言うまでもない。
本発明のガスバーナ及びそれを用いた加熱調理装置、更には加熱調理システムは以上のように構成されているので、例えば炊飯などの加熱調理を行うに際して、大量のご飯を効率良く短時間で炊き上げることができ、外食産業や弁当製造業者、ホテル、レストラン、病院等、大量に、かつ効率良く、炊飯などの加熱調理を行うことを求められている産業分野において、極めて高い利用価値があり、極めて優れた発明である。
本発明のガスバーナの一例を示す平面図である。 図1の断面図である。 第1ガス室の水平断面図である。 本発明のガスバーナの他の一例を示す平面図である。 本発明のガスバーナの更に他の一例を示す平面図である。 図5の断面図である。 本発明のガスバーナの更に他の一例を示す平面図である。 図7の断面図である。 第1ガス室及び第2ガス室の水平断面図である。 本発明のガスバーナの更に他の一例を示す平面図である。 図10の断面図である。 本発明のガスバーナの更に他の一例を示す平面図である。 図12の断面図である。 本発明のガスバーナの更に他の一例を示す平面図である。 図14の断面図である。 本発明の加熱調理装置の一例を示す側面図である。 本発明の加熱調理装置の一例を示す平面図である。 本発明の加熱調理システムの一例を示す平面概念図である。 本発明の加熱調理システムの他の一例を示す平面概念図である。 本発明の加熱調理システムの他の一例を示す側面概念図である。
符号の説明
1 ガスバーナ
2a〜2h バーナパイプ
3 第1ガス室
4a〜4h 分岐バーナパイプ
5 炎口
6 燃焼用ガス供給管
7 空間
8 温度センサ
9a〜9h 副バーナパイプ
10a〜10h 接続管
11 炊飯装置
12 かまど本体
13 スペーサー
14 炊飯釜
15 給気口
16 シャッタ
17 穴
18 空隙
19 搬送ロボット
20a、20b 搬送装置
21 チェーンコンベア
30 第2ガス室
80 冷却手段
100a〜100d ガスパイプ
200 移行テーブル
〜R 小室
Z 仕切

Claims (17)

  1. 複数の炎口を放射状に配置してなるガスバーナ。
  2. 放射状に配置された複数の炎口の一部若しくは全部が、放射状に配置された複数本のバーナパイプに設けられている請求項1記載のガスバーナ。
  3. 放射状の略中央部に、内部に燃焼用ガスが供給される中空部を有する第1ガス室を備え、放射状に配置された複数本のバーナパイプが第1ガス室に接続されている請求項2記載のガスバーナ。
  4. 放射状の略中央部に、内部に燃焼用ガスが供給される中空部を有する第1ガス室を備え、かつ、第1ガス室よりも放射状の外側に、第1ガス室とガスパイプで接続された中空の第2ガス室を備え、放射状に配置された複数本のバーナパイプが第2ガス室に接続されている請求項2記載のガスバーナ。
  5. 第1ガス室が、内部を複数の小室に仕切る仕切板を備えており、各小室は、水平断面積が同じで、かつ、接続されるバーナパイプ若しくはガスパイプの本数が同じになるように仕切られている請求項3又は4記載のガスバーナ。
  6. 第1ガス室が、その中央部に空間を有している請求項3、4又は5記載のガスバーナ。
  7. 第1ガス室の中央部の空間に温度センサが配置されている請求項6記載のガスバーナ。
  8. 温度センサが冷却手段を備えている請求項8記載のガスバーナ。
  9. 第1ガス室及び/又は第2ガス室が、複数に分割されている請求項3ないし8のいずれかに記載のガスバーナ。
  10. 複数のバーナパイプの一部若しくは全部が、そのバーナパイプから分岐して放射状に伸びる1又は2以上の分岐バーナパイプを有している請求項2ないし9のいずれかに記載のガスバーナ。
  11. 上部に開口部を有し、その開口部から調理容器の少なくとも底部を受け入れる空間を内部に有するかまど本体を備え、かまど本体の所定位置に調理容器が設置されたときに、調理容器の底面と対向する位置に請求項1〜10のいずれかに記載のガスバーナが配置されている加熱調理装置。
  12. かまど本体の上部開口部の周辺に、互いに間隔をあけて、かつ、その間隔が上部開口部の周辺にほぼ均等に分散するように、平面状に配置された複数のスペーサーを有する請求項11記載の加熱調理装置。
  13. かまど本体の所定位置に調理容器が設置されたときに、調理容器の底面と接する位置に温度センサを備え、温度センサからの信号に基づいて、ガスバーナの動作を制御する制御装置を備えている請求項11又は12記載の加熱調理装置。
  14. 温度センサが冷却手段を備えている請求項13記載の加熱調理装置。
  15. 請求項11〜14のいずれかに記載の加熱調理装置の複数個と、そのそれぞれの加熱調理装置の所定位置に、被加熱体である調理容器を搬入、搬出する搬送手段と、その搬送手段の動作を制御する制御装置とを備えてなる加熱調理システム。
  16. 線状に複数配置された請求項1〜10のいずれかに記載のガスバーナと、それら複数のガスバーナ上の所定の被加熱位置に、被加熱体である調理容器を順次移動、停止させる搬送手段と、その搬送手段の動作を制御する制御装置とを備えている加熱調理システム。
  17. 調理容器が炊飯釜である請求項15又は16記載の加熱調理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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