JP2005155848A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、高負荷運転時における非走行レンジから走行レンジへの切り替え時のショックの発生を抑制できるようにする。
【解決手段】 変速機の非走行レンジから走行レンジへの切り替え時に所定の摩擦係合要素を係合させることで前進段又は後進段を確立させるとともに、摩擦係合要素を係合させる際には変速機の入力軸の回転数の変化率dNti が所定の目標変化率dNtinとなるように摩擦係合要素の作動油圧をフィードバック制御するようにした自動変速機の変速制御装置において、非走行レンジから走行レンジへの切り替え時に、エンジンが高負荷運転状態ある場合には、入力軸の回転数の目標変化率を所定の目標変化率よりも小さい第2の目標変化率dNtiaに設定してフィードバック制御を実行する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車等に用いて好適の自動変速機の変速制御装置に関するものである。
一般に、遊星歯車機構とトルクコンバータとからなる自動変速機では、油圧式多板クラッチや油圧式ブレーキ等の摩擦係合要素を多数備えて構成され、これらのクラッチやブレーキのうち、各変速段に対応するクラッチやブレーキをコントローラが選択して係合させることで、所望の変速段を確立している。
例えば、自動車の停止中において、運転者がシフトレバーをN(ニュートラル)レンジからD(ドライブ)レンジに切り換え操作した場合(以下、N−Dセレクトという)には、コントローラは、1速に対応するクラッチ(以下、1速対応クラッチと称す)を係合させて1速を確立させる。この場合、コントローラは、自動変速機の入力軸(タービン軸)の回転数Ntの変化率dNtが所定の目標変化率dNtiとなるように1速対応クラッチの作動油圧をフィードバック制御し、1速同期回転数N1 に向けて減少させる。この所定目標変化率dNtiは、変速ショックが生じることがなく、且つ、変速操作をできる限り短時間で完了させることができる適宜の所定値(一定値)に設定され、その値はコントローラの記憶装置内に予め記憶されている。そして、入力軸回転数Ntが1速同期回転数N1 に同期したことを検出すると、コントローラは1速対応クラッチを完全に係合させて、1速へのシフトチェンジを終了させる。
このようなN−Dセレクトに関する技術としては、例えば特許文献1に開示された技術が知られている。この特許文献1の技術は、N−Dセレクト時における入力軸の目標変化率dNtiを一定値とした場合には、変速開始時の入力軸の回転数Ntに応じてシフトチェンジに要する時間が変化するという課題に鑑みなされたもので、N−Dセレクト時の入力軸の回転数と無関係にシフトチェンジに要する時間を一定にするべく、入力軸の目標変化率dNtiを変速開始時の入力軸回転数Ntに応じて設定するものである。
そして、このような技術によれば、N−Dセレクト時のシフトチェンジ時間を略一定にすることができ、シフトフィーリングの向上を図ることができる。
ところで、このような油圧式クラッチでは、クラッチと油圧源とを油路で接続するとともに、上記油路中に電磁弁を介装し、この電磁弁(ソレノイド弁)をデューティ制御することによりクラッチに供給される油圧を制御している。
しかし、このような構成ではクラッチの作動油圧をフィードバック制御する際に電磁弁のオンオフに伴い油圧に脈動が生じ、油圧変動が発生する。このため、従来は油圧回路中にアキュームレータを設け、このアキュームレータの作用により油圧の変動を抑制してクラッチ圧の安定化を図っている。
特開平5−322027号公報
ところで、例えばエンジンの冷態高負荷運転時の場合には、エンジン回転数及び入力軸回転数が吹け上がり傾向になる。ここで、冷態高負荷運転時とは、例えばエンジンの冷態始動直後の運転状態であって、触媒の温度上昇を促進するために所定時間点火時期を遅角(リタード)させている状態である。なお、触媒の温度上昇を促進するのは排ガス浄化効果を高めるためである。
そして、このようなエンジン回転数及び入力軸回転数が吹け上がり傾向にある場合には、N−Dセレクト時には通常よりも高いクラッチ油圧が必要となり、アキュムレータの容量を越えてしまう場合がある。クラッチ油圧がアキュムレータ容量を越えてしまうと、アキュームレータでクラッチ油圧の変動を十分に抑制することができなくなり、クラッチ油圧が不安定なものとなる。また、これによりデューティ指令に対する油圧の応答が敏感になるため、入力軸の回転を抑え込み過ぎたり吹け上がり過ぎたりして、結果として係合時にショックが発生するという課題がある。
図7(a)〜(d)はこのような課題について説明するためのタイムチャートであって、横軸の時間軸の目盛は(a)〜(d)で共通になっている。まず、t1においてコントローラがN−Dセレクトを判定すると、図7(b)に示すように、ソレノイド弁のデューティ比がそれまでの100%から0%に切り換えられ、この状態で所定時間保持される。なお、ここではデューティ比100%で油圧供給路が全閉されるとともに、デューティ比0%で油圧供給路が全開となるように設定されているものとする。
また、上述において所定時間だけデューティ比を0%に保持するのは、クラッチに設けられたクリアランスを詰めるためであり、摩擦係合が生じる直前位置にまでクラッチ33のクラッチプレートを移動させる、所謂「がた詰め」を行うためである。
その後、入力軸の回転数Ntの変化率dNtが所定の目標変化率dNtiとなるようにソレノイドのデューティ比がフィードバック制御されて、図7(a)に示すように入力軸回転数が低下していく。
しかし、N−Dセレクト時にエンジン回転数及び入力軸回転数が吹け上がり傾向にあり、クラッチ油圧がアキュームレータの容量を越えてしまうと、図7(d)に示すように目標変化率dNti に対して、実変化率が大きく変動してしまい、結果的に図7(c)に示すように大きな前後G、即ちクラッチの係合ショックが発生する。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、高負荷運転時におけるN−Dセレクト時のショックの発生を抑制できるようにした、自動変速機の変速制御装置を提供することを目的とする。
本発明の自動変速機の変速制御装置は、自動変速機の非走行レンジから走行レンジへの切り替え時に所定の摩擦係合要素を係合させることで前進段又は後進段を確立させるとともに、該摩擦係合要素を係合させる際には該変速機の入力軸の回転数の変化率(dNt)が所定の目標変化率(dNtin)となるように該摩擦係合要素の作動油圧をフィードバック制御するようにした自動変速機の変速制御装置において、該非走行レンジから該走行レンジへの切り替え時に、エンジンが高負荷運転状態では、該入力軸の回転数の目標変化率(dNt)を該所定の目標変化率よりも小さい第2の目標変化率(dNtib)に設定するとともに、該入力軸の回転数の変化率(dNt)が該第2の目標変化率(dNtib)となるように該摩擦係合要素の作動油圧をフィードバック制御することを特徴としている(請求項1)。
また、請求項1の自動変速機の変速制御装置において、該非走行レンジから該走行レンジへの切り替え時に、エンジンが高負荷運転状態であって、且つ該第2の目標変化率(dNtib)と該入力軸の回転数の実変化率(dNt)を減じた値(ec )が正の値から負の値に変化し、且つ該偏差が所定値(dNta )以下となると、該フィードバック制御を中断して、該摩擦係合要素の作動油圧を一定の変化率で増加させるオープンループ制御に切り換えることを特徴としている(請求項2)。
また、請求項2記載の自動変速機の変速制御装置において、該摩擦作動係合要素の作動油圧が、油圧回路中に設けられたクラッチソレノイドの作動制御に応じて制御されるように構成され、該オープンループ制御は、該入力軸の回転数の変化率が該第2の目標変化率(dNtib)となるようにあらかじめ設定されたデータに基づく該クラッチソレノイドの制御であることを特徴としている(請求項3)。
本発明の自動変速機の変速制御装置によれば、非走行レンジから走行レンジへの切り替え時において、エンジンが高負荷運転状態であってもショックの発生を抑制することができるできる利点がある。また、変速機の構造を何ら変更する必要がないのでコストの増大を招くこともない(請求項1)。
また、第2の目標変化率と入力軸回転数の実変化率との偏差が所定値以下となった場合、あるいはその後偏差が所定値以下になった場合に、フィードバック制御を中断して、摩擦係合要素の作動油圧を一定の変化率で増加させることにより、ショックの発生をさらに確実に抑制することができる利点がある(請求項2)。
また、オープンループ制御時には、入力軸の回転数の変化率が第2の目標変化率となるようにあらかじめ設定されたデータに基づいてクラッチソレノイドを制御するので、簡単且つ確実に、油圧を一定の変化率で増加させることができる(請求項3)。
以下、図面により、本発明の一実施形態にかかる車両用自動変速機の変速制御装置について説明すると、図1中において符号1はエンジンであって、このエンジン1の出力は、自動変速機2を介して駆動輪(図示せず)に伝達されるようになっている。また、自動変速機2は、トルクコンバータ4,遊星歯車式の変速機構3,油圧回路5及び制御手段としてのコントローラ(ECU)40等をそなえて構成されている。また、変速機構3は、例えば、前進4段後進1段の遊星歯車機構と、遊星歯車のギヤ比を切り換えて変速操作を行なう多数の油圧クラッチや油圧ブレーキ等の摩擦係合要素をそなえている。
また、変速機構3は、コントローラ(ECU)40からの制御信号に基づきその作動が制御されるようになっている。ここで、ECU40は、図示しないROM,RAM等の記憶装置、中央演算装置、入出力装置、タイマとして使用するカウンタ等を内蔵しており、トルクコンバータ4のタービン(入力軸)3a(図2参照)の回転数Ntを検出するタービン回転数センサ(Ntセンサ)21、図示しないトランスファドライブギヤの回転数Noを検出するトランスファドライブギヤ回転数センサ(Noセンサ)22、エンジン1の吸気通路中に配設されたスロットル弁の開度θtを検出するスロットル弁開度センサ(θtセンサ)23、シフトレバー(図示省略)が選択している自動変速機2の走行レンジ(又はポジション)を検出するポジションセンサ(インヒビタスイッチ)24、エンジン1の回転数Neを検出するエンジン回転数センサ(Neセンサ)25、及びアクセル開度Accを検出するアクセル開度センサ(図示省略)等が接続されている。なお、ECU40では、上記回転数Noに基づいて車速Vを演算するようになっており、Noセンサ22は車速センサとしても機能するようになっている。
次に、図2を用いて変速機構3の動作について簡単に説明する。なお、図2では変速機構3の機能説明を簡略化するために遊星歯車式ではなく2軸平行歯車式変速機構を用いてその動作を説明する。
図示するように、変速機構3の入力軸3a周りには、第1駆動ギヤ31及び第2駆動ギヤ32が回転自在に配置されている。また、第1駆動ギヤ31及び第2駆動ギヤ32間の入力軸3aには、摩擦係合要素としての油圧クラッチ33,34が固設されており、各駆動ギヤ31,32は、それぞれクラッチ33,34が係合することにより入力軸3aと一体に回転するようになっている。
また、入力軸3aと平行に配置された中間伝達軸35は、図示しない最終減速歯車装置を介して駆動車軸に接続されている。この中間伝達軸35には、第1被駆動ギヤ36と第2被駆動ギヤ37が固設されており、これらの被駆動ギヤ36及び37は、前記駆動ギヤ31及び32とそれぞれ噛み合っている。
したがって、クラッチ33が係合している場合には、入力軸3aの回転は、クラッチ33,第1駆動ギヤ31,第1被駆動ギヤ36,中間伝達軸35に伝達され、これにより例えば1速が確立される。また、クラッチ34が係合している場合には、入力軸3aの回転は、クラッチ34,第2駆動ギヤ32,第2被駆動ギヤ37,中間伝達軸35に伝達され、これにより例えば2速が確立される。
そして、2速側のクラッチ(低速側摩擦係合要素)33が係合している状態から、このクラッチ33の係合を解除しながら、3速側のクラッチ(高速側摩擦係合要素)34を係合させることで、1速から2速へのアップシフトが実行される。逆に、クラッチ34が係合している状態から、このクラッチ34の係合を解除しながら、クラッチ33を係合させることで、2速から1速へのダウンシフトが実行されることになる。
以下、これらのクラッチ33,34の構成について、低速側のクラッチ33を用いて説明する。なお、高速側のクラッチ34も低速側クラッチ33と同様に構成されたものであり、このため高速側クラッチ34の説明については省略する。
図3に示すように、クラッチ33は多数の摩擦係合板50をそなえた油圧式多板クラッチとして構成されている。また、この摩擦係合板50は入力軸3aと一体回転する複数の摩擦係合板と、第1駆動ギヤ31と一体回転する複数の摩擦係合板とが交互に重合して構成されている。
そして、油路14からポート51を介してこのクラッチ33内に作動油が供給されると、リターンスプリング53の付勢力に抗してピストン52が往動して摩擦係合板50が密着し、クラッチ33が係合状態となる。一方、ポート51から油路14に作動油を排出することにより、リターンスプリング53の付勢力によりピストン52が押圧されてピストン52が復動し、各摩擦係合板50同士の摩擦係合が解除される。
ところで、クラッチ33のピストン52には、係合を完全に解除する待機位置が設けられており、待機位置では、各摩擦係合板50間にいわゆる引きずりトルクが発生しないように充分なクリアランスが設けられている。このため、クラッチ33を係合させる場合には、まず、上述のクリアランスを略0にする位置、即ち、摩擦係合が生じる直前位置にまで各摩擦係合板50を移動させる、所謂「がた詰め」を行う必要がある。このため、がた詰め操作には、がた詰めのための時間(以下がた詰め時間という)を要する。
一方、クラッチ33の係合状態において、各摩擦係合板50同士が離間し始めても暫くの間は上述の引きずりトルクが発生することから、クラッチ33の係合を完全に解除するまでには、クラッチ33から作動油を排出させ始めてから無駄時間としての油圧解放時間が必要となる。
なお、図示しない3速、4速及び後退の各変速段も、1速及び2速と同様に、駆動ギヤや摩擦係合要素等をそれぞれ備えて構成されており、対応する摩擦係合要素を係合させることにより、3速、4速及び後退がそれぞれ確立される。そして、1速〜4速及び後退に対応する全ての摩擦係合要素の係合が解除されている状態(ニュートラル状態)から、例えば、1速に対応するクラッチ(以下、1速対応クラッチと称す)33を係合させると、自動変速機2がニュートラル状態から1速にシフトチェンジする。
次に、図4を用いて油圧回路5について説明すると、油圧回路5は、上述の各摩擦係合要素(即ち、各クラッチやブレーキ)にそれぞれ対応する電磁弁(又はクラッチソレノイド、以下、単にソレノイド弁という)11を有しており、このソレノイド弁11の作動をオンオフ制御(デューティ制御)することで対応する摩擦係合要素への作動油の給排状態を制御するようになっている。なお、各ソレノイド弁11は、いずれも同様に構成されたものであるので、以下ではクラッチ33を制御するソレノイド弁11について説明し、他のソレノイド弁についての説明は省略する。
図4に示すように、ソレノイド弁11は、ここではノーマルクローズタイプ(常閉型)の2位置切換弁であって、3箇所にポート11a〜11cを有している。第1ポート11aには、オイルポンプ(図示省略)から作動油が供給される第1油路13が接続されている。また、この第1油路13の途中には、図示しない調圧弁等が介装されており、所定圧に調圧された作動油圧(ライン圧)が供給されるようになっている。
また、第2ポート11bには、油圧クラッチ33に延びる第2油路14が、第3ポート11cには、図示しないオイルタンクへ延びる第3油路15がそれぞれ接続されている。また、これら第2及び第3油路14,15の途中には、それぞれ絞り16,17が設けられている。なお、第2油路14に設けられた絞り16の流路面積は、第3油路15に設けられた絞り17の流路面積に比べて大きく設定されている。さらに、クラッチ33と絞り16間の第2油路14の途中には、アキュームレータ18が接続されている。
このアキュームレータ18は、背景技術の欄でも述べたように、ソレノイド弁11のオンオフに伴い生じる油圧変動を抑制するべく設けられたものであり、通常時にはこのアキュームレータ18の作用により油圧の変動が吸収されてクラッチ33の油圧の安定化が図られるようになっている。
ソレノイド弁11は、ECU40に電気的に接続されており、このECU40により所定周期(例えば50ヘルツ)でデューティ比が制御されるようになっている。そして、ソレノイド弁11のソレノイド11eが消勢されている場合には、弁体11fはリターンスプリング11gに押圧されて第2のポート11bと第3ポート11cとを遮断すると共に、第2のポート11bと第1のポート11aとを連通させる。一方、ソレノイド11eが励磁されている場合には、弁体11fは、リターンスプリング11gのばね力に抗してリフトし、第1のポート11aと第2のポート11bとを遮断すると共に、第2のポート11bと第3のポート11cとを連通する。つまり、ソレノイド弁11のデューティ比が100となると、油圧供給路としての第1油路13が全閉されるとともに、デューティ比が0となると油圧供給路としての第1油路13が全開となり、油圧が供給される。
次に、本発明の要部について説明すると、本発明の自動変速機の変速制御装置は、図示しない変速レバーをN(ニュートラル)レンジやP(パーキング)レンジの非走行レンジからD(ドライブ)レンジやR(リバース)レンジ等の走行レンジに切り換えたときに、エンジン1が高負荷運転状態であっても確実にショックの発生を抑制するようにしたものであり、非走行レンジから走行レンジへの切り換え(以下、N−Dセレクトという)時の制御に特徴がある。
以下、具体的な制御について説明すると、ECU40では、ポジションセンサ24からの情報に基づいて、N−Dセレクトを判定すると、現在のエンジン1の運転状態を判定する。すなわち、Neセンサ25から得られるエンジン回転数Neや、エンジンの点火時期情報や、図示しない水温センサから得られるエンジン冷却水温度等に基づいて、エンジン1が高負荷運転状態であるか否かを判定する。
そして、エンジン1が高負荷運転状態ではない(即ち、通常のアイドル運転状態)と判定すると、ECU40では通常の制御モードによりN−Dセレクト制御を行なう。すなわち、この場合には、自動変速機2のタービン軸3aの回転数Ntの変化率dNtが予め設定された所定の目標変化率dNtinとなるように1速対応クラッチ33の作動油圧をフィードバック制御し、1速同期回転数N1 に向けて減少させる。そして、入力軸回転数Ntが1速同期回転数N1 に同期したことを検出すると、ECU40は1速対応クラッチ33を完全に係合させて、1速へのシフトチェンジを終了させる。
一方、エンジン1が高負荷運転状態であると判定した場合には、ECU40は高負荷対応制御モードによりN−Dセレクト制御を行なう。なお、変速機2が非走行レンジ(ニュートラル)のときにエンジン1が高負荷運転状態となるのは、具体的には冷態始動時直後が考えられる。これは、冷態始動時直後には、エンジン1は暖機のためファストアイドル運転となり回転数が上昇しているからであり、また触媒昇温のために点火時期がリタード制御されて比較的高負荷で運転されるからである。また、このような冷態高負荷運転以外では、例えばドライバがアクセルを踏み込んだままニュートラルからドライブに切り換えるような場合が考えられる。
さて、ECU40によりエンジン1の高負荷運転状態が判定されると、この場合には、まず上述した所定の目標変化率dNtin(<0)よりも小さい(即ち、急激な)第2の目標変化率dNtib(<dNtin)を設定するとともにタービン軸3aの回転数変化率dNtが上記第2の目標変化率dNtibとなるように1速対応クラッチ33の作動油圧をフィードバック制御する。
なお、このように所定の目標変化率dNtinよりも小さい第2の目標変化率dNtibを設定するのは、エンジンの高負荷運転時の場合には、エンジン回転数Ne及びタービン回転数Ntが吹け上がり傾向となり、このような状態でN−Dセレクトを実行するには通常よりも高いクラッチ油圧が必要となるからである。
そこで、本発明では、エンジン1の高負荷運転時にN−Dセレクトを行なった場合には、通常の制御モードで設定されるタービン軸3aの目標変化率dNtinよりも小さな(絶対値としては大きな)第2の目標変化率dNtibを設定することで、速やかに油圧を立ち上げてタービン軸3aの回転の吹け上がりを防止するようにしている。そして、このようなタービン軸3aの吹け上がりを防止することで、油圧クラッチ33の係合時のショックが抑制されるようになっている。
ところで、上述のような比較的急激な目標変化率dNtibを設定してタービン回転数をフィードバック制御した場合であっても、クラッチの油圧変動がアキュムレータ18の容量を越えてしまうことが考えられる。そして、油圧の変動がアキュムレータ18の容量を越えてしまうと、アキュームレータ18の下流側のクラッチ油圧が不安定なものとなり、さらに操作量(デューティ指令)に対する油圧の動きが敏感になるため、入力軸の回転を抑え込み過ぎたり吹け上がり過ぎたりしてクラッチ33の係合状態も不安定になり、結果として係合時にショックが発生することとなる。
このため、第2の目標変化率dNtibに基づいてタービン回転数変化率dNtをフィードバック制御している間には、タービン回転数の吹け上がり判定を実行して、タービン回転数が吹け上がる傾向にあるか否かを判定するようになっている。
この場合、ECU40では目標タービン回転変化率dNtib と実際のタービン回転変化率dNtとの偏差ec (=dNtib−dNt)に基づいて吹け上がり傾向を判定するようになっており、上記の偏差ec の符号が正から負に変化した後に偏差ec が所定値dNta (例えばdNta=−10rpm/sec)以下になると、タービン軸3aが吹け上がる傾向にあると判定する。
そして、タービン軸3aが吹け上がり傾向にあると判定すると、直ちにフィードバック制御を中断して、オープンループ制御に切り換えるようになっている。すなわち、タービン軸3aの吹け上がりが判定されると、これまでのフィードバック制御ではタービンの吹け上がりを確実に抑制することができなくなるため、この場合には制御目標をタービン回転数の変化率からクラッチ圧の変化率に切り換え、このクラッチ圧を一定の割合で増加させるようなオープンループ制御に移行して、確実にクラッチの吹け上がりを防止するようになっている。
また、このようなオープンループ制御では、実際には予めECU40内に記憶されたデータに基づいてソレノイド弁11に対する制御信号が出力されるようになっている。即ち、予め試験等によりクラッチ圧が一定の割合で増加するようなソレノイド弁11のデューティ率のデータを取得しておき、このデータをECU40内に記憶させておく。そして、タービン軸3aが吹け上がり傾向にあると判定すると、タービン軸3aの回転数変化率dNtを第2の目標変化率dNtibとなるように1速対応クラッチ33のソレノイド弁11の開度(デューティ率)を変更するフィードバック制御から、予めECU40に記憶された、クラッチ圧が一定の割合で増加するようなデータに基づいてソレノイド弁11の開度を変更するオープンループ制御に切り換えられるようになっている。
本発明の一実施形態に係る自動変速機の変速制御装置は、上述のように構成されているので、N−Dセレクト時の全体の制御の流れについて図6のフローチャートを用いて説明するとともに、図7(a)〜(d)と対応する図5(a)〜(d)を用いてエンジン回転数及びタービン回転数の変化、1速対応クラッチ33の油圧変化、車両の前後加速度、タービン回転数変化率をそれぞれ説明すると、以下のようになる。
まず、ECU40は各種センサ等からの信号を取り込み(図6のステップS1)、現在パーキング(P)レンジ又はニュートラル(N)レンジ等の非走行レンジであるか否かを判定する(ステップS2)。そして、非走行レンジでなければリターンし、非走行レンジであれば、ドライブ(D)レンジ又はリバース(R)レンジ等の走行レンジへセレクトしたか否かを判定する(ステップS3)。
そして、ステップS3で走行レンジへのセレクト、即ち、N−Dセレクトが判定されると、ステップS4以降に進み、そうでなければリターンする。
次に、N−Dセレクト時にエンジン1が高負荷運転状態であるか否かを判定し(ステップS4)、高負荷運転状態でなければ、フィードバック制御の目標値として所定のタービン回転数変化率dNtin(<0)が設定され(ステップS5)、タービン回転数Ntの変化率が上記所定の目標変化率dNtinとなるように1速対応クラッチ33の作動油圧をフィードバック制御する(ステップS6)。そして、タービン回転数Ntが同期回転数N1 (ここではN1 =0rpm)となると、クラッチ33の係合が完了する(ステップS11)。
また、ステップS4において、エンジン1が高負荷運転状態であると判定した場合には、ステップS7以降に進む。この場合、N−Dセレクトの判定とともに、まず、図5(b)に示すようにそれまで解放状態だった1速対応クラッチ33のソレノイド弁11のデューティ率を一時的に0%にする。これにより、クラッチ33に油圧が供給されてクラッチ33のがた詰めが実行される。
また、タービン回転数の目標変化率として、上述した所定の目標変化率dNtinよりも小さい(絶対値としては大きい)第2の目標変化率dNtib(<0)を設定するとともに、タービン回転数変化率dNtが上記目標変化率dNtibとなるように1速対応クラッチ33のソレノイド弁11のデューティ率をフィードバック制御する(ステップS7)。
そして、このような制御により、図5(a)に示すように、タービン回転数Ntが速やかに低下していき、また、図5(d)に示すようにタービン回転数の実変化率dNtが目標変化率dNtibに向けて低下する。
次に、タービン回転数の吹け上がり判定を行なう(ステップS8,S9)。すなわち、目標タービン回転変化率dNtib と実際のタービン回転変化率dNtとの偏差ec が正から負に変化したか否かを判定し(ステップS8)、偏差ec の符号が正から負に変化した場合には、偏差ec が所定値dNta (例えばdNta=−10rpm/sec)以下か否かを判定する(ステップS9)。
そして、偏差ec が所定値dNta 以下であれば、フィードバック制御を中断して、クラッチ圧を一定の割合で増加させるようなオープンループ制御に切り換え(ステップS10)、クラッチ33の係合を終了させる。
つまり、図5(b)に示すように、クラッチ油圧がアキュームレータ18の作動領域(作動範囲)超えてしまうと、クラッチ圧が不安定となり、タービン軸3aの回転変化率も変動するため、図5(d)に示すように、タービン軸3aの実回転変化率dNtが目標変化率dNtibを下回ってから目標変化率dNtibよりも大きくなり〔即ち、目標タービン回転変化率dNtib と実際のタービン回転変化率dNtとの偏差ec (=dNtib −dNt)の符号が正から負に変化し〕、且つ、その後偏差ec が所定値以下dNta となると、タービンが吹け上がり傾向にあるものと判定して、この時点からタービン軸回転数変化率を対象とするフィードバック制御から、クラッチ33の油圧を一定の割合で増加させるようなオープンループ制御に移行するのである。
そして、このような制御を実行することにより、図5(d)及び(c)に示すようにN−Dセレクト時におけるタービン回転数の吹け上がり及びこれに伴う係合ショックを大幅に抑制することができる。また、本発明では、アキュームレータ18の容量を変更したり、変速機2の他の部品を変更あるいは追加したりする必要がなく、制御内容(制御ロジック)を変更するのみでよいので、コストの増加や重量の増加を招くこともない。なお、本実施形態における図5(d)と、従来の技術として説明した図7(d)とを比較すると、車両の前後G(即ち、係合ショック)が大幅に低減されているのがわかる。
また、本願発明では第2の目標変化率dNtibを設定した後であっても、タービンの吹け上がりを監視して、タービンの吹け上がりが判定されるとクラッチ圧を一定の割合で増加させるオープンループ制御に移行するので、第2の目標変化率dNtibに基づくフィードバック制御のみでは対応できないようなタービンの吹け上がりに対しても、吹け上がりを抑制することができ、ショックを確実に抑制することができる。
また、オープンループ制御時には、入力軸の回転数の変化率が第2の目標変化率となるようにあらかじめ設定されたデータに基づいてソレノイド弁11を制御するので、簡単且つ確実に、油圧を一定の変化率で増加させることができるという利点がある。
また、図5(d)にも示すように、タービン回転数実変化率dNtが目標変化率dNtibよりも下回った状態から、実変化率dNtが目標変化率dNtibを上回った後、さらにこれらの偏差ec が所定値dNt以下となると(絶対値で所定値以上となる(|ec |>|dNta|)と)、タービンが吹け上がると判定するので、タービン回転数の吹け上がりを確実に判定することができる利点がある。
なお、本実施形態においては、セレクトレバーをNレンジからDレンジに切り換え操作し、自動変速機2をニュートラル状態から1速にシフトチェンジする場合の変速制御について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、セレクトレバーをNレンジ又はPレンジからRレンジや1速ホールドポジションに切り換え操作し、自動変速機2をニュートラル状態から後退あるいは前進にシフトチェンジする場合の変速制御方法に適用しても良い。
また、本装置が適用される自動変速機は遊星歯車式の自動変速機に限定されず、変速機の非走行レンジから走行レンジへの切り替え時に所定の摩擦係合要素を係合させることで前進段又は後進段を確立させる自動変速機であれば、他の種々の変速機に適用可能である。
本発明の一実施形態にかかる車両用自動変速機の変速制御装置における自動変速機の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用自動変速機の変速制御装置における自動変速機の内部構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用自動変速機の変速制御装置における摩擦係合要素の構成を示す模式的な断面図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用自動変速機の変速制御装置における油圧回路を示す模式図である。 (a)〜(d)はいずれも本発明の一実施形態にかかる車両用自動変速機の変速制御装置における制御特性を説明するための図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用自動変速機の変速制御装置の作用を説明するためのフローチャートである。 (a)〜(d)はいずれも従来の技術について説明するための図である。
符号の説明
1 エンジン
2 自動変速機
3 変速機構
5 油圧回路
11 ソレノイド弁(クラッチソレノイド)
33 1速対応クラッチ(低速側摩擦係合要素)
34 2速対応クラッチ(高速側摩擦係合要素)
40 制御手段としてのコントローラ(ECU)

Claims (3)

  1. 自動変速機の非走行レンジから走行レンジへの切り替え時に所定の摩擦係合要素を係合させることで前進段又は後進段を確立させるとともに、該摩擦係合要素を係合させる際には該変速機の入力軸の回転数の変化率が所定の目標変化率となるように該摩擦係合要素の作動油圧をフィードバック制御するようにした自動変速機の変速制御装置において、
    該非走行レンジから該走行レンジへの切り替え時に、エンジンが高負荷運転状態では、該入力軸の回転数の目標変化率を該所定の目標変化率よりも小さい第2の目標変化率に設定するとともに、該入力軸の回転数の変化率が該第2の目標変化率となるように該摩擦係合要素の作動油圧をフィードバック制御する
    ことを特徴とする、自動変速機の変速制御装置。
  2. 該非走行レンジから該走行レンジへの切り替え時に、エンジンが高負荷運転状態であって、且つ該第2の目標変化率から該入力軸の回転数の実変化率を減じた値が正の値から負の値に変化し、且つ該偏差が所定値以下となると、該フィードバック制御を中断して、該摩擦係合要素の作動油圧を一定の変化率で増加させるオープンループ制御に切り換える
    ことを特徴とする、請求項1記載の自動変速機の変速制御装置。
  3. 該摩擦作動係合要素の作動油圧が、油圧回路中に設けられたクラッチソレノイドの作動制御に応じて制御されるように構成され、
    該オープンループ制御は、該入力軸の回転数の変化率が該第2の目標変化率となるようにあらかじめ設定されたデータに基づく該クラッチソレノイドの制御である
    ことを特徴とする、請求項2記載の自動変速機の変速制御装置。
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