JP2005155548A - エンジンの始動装置 - Google Patents
エンジンの始動装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005155548A JP2005155548A JP2003397782A JP2003397782A JP2005155548A JP 2005155548 A JP2005155548 A JP 2005155548A JP 2003397782 A JP2003397782 A JP 2003397782A JP 2003397782 A JP2003397782 A JP 2003397782A JP 2005155548 A JP2005155548 A JP 2005155548A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- cylinder
- intake
- rotational speed
- stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Abstract
【解決手段】 アイドル回転速度よりも高い設定回転速度で燃料カットして(t0)、スロットル弁23を所定期間(t1〜t2)、開くとともに、その後、各気筒12A〜12Dが順次TDCを通過するときの回転速度をそれぞれ検出して、この検出したTDC回転速度に基づいてスロットル弁23の開度を調整することにより(TVO)、遅くとも最後のTDCを通過するまでに(〜t3)TDC回転速度が適正回転速度範囲に入るように、エンジン回転速度の低下する軌跡を徐々に修正する。こうすれば、その最後のTDCを越えた後、自然に停止するエンジン1の膨張行程気筒12においてピストン13が再始動に好適な所定範囲R内に停止する。
【選択図】 図8
Description
図1及び図2は、本発明に係るエンジン始動装置を含むエンジン制御システムの実施形態を示し、このエンジンシステムEは、シリンダヘッド10及びシリンダブロック11を備えたエンジン1と、該エンジン1を制御するためのECU2(エンジンコントローラ)とを備えている。前記エンジン1には、図2に示すように4つの気筒12A〜12Dが設けられていて、該各気筒12A〜12Dの内部には、図1に示すように、クランク軸3に連結されるピストン13がそれぞれ嵌挿され、これにより、前記各気筒12A〜12D内部でピストン13の上方には燃焼室14が形成されている。
次に、前記ECU2によるエンジン停止の制御について図4〜8を参照して説明する。なお、図4は停止制御の手順を示すフローチャート図であり、図5は、エンジン停止動作期間におけるエンジン回転速度、クランク角及び各気筒12A〜12Dの行程の変化を互いに対応づけて示すとともに、その間に行われるスロットル開度の制御と、これによる吸気圧力(吸気管負圧)の変化とを模式的に示す説明図である。
次に、上述の如くしてアイドル時に自動停止したエンジン1を再始動する場合について、図11〜12に基づいて説明する。なお、図11及び図12は、始動制御の手順を示すフローチャートであり、図13は、始動時の各気筒12A〜12D毎の燃料噴射及び点火タイミングを当該各気筒12A〜12Dの行程の変化と吸排気弁の開作動状態とに対応づけて示した行程図である。また、図14は、前記始動時の各気筒12A〜12D毎の燃料噴射及び点火によって、当該各気筒12A〜12Dの筒内圧、発生トルク及びエンジン回転速度が変化する様子を時系列に示したタイムチャートである。
したがって、この実施形態のエンジンシステムE(エンジンの始動装置)によると、上述の如く、アイドル時にエンジン1を自動で停止するときには、まず、停止条件の成立に応じて各気筒12A〜12Dへの燃料供給を停止するとともに、スロットル弁23を所定期間だけ開いて、エンジン停止後に各々膨張行程及び圧縮行程になる気筒12,12の吸気量を増大させ、且つ該膨張行程気筒12の吸気量が圧縮行程気筒12よりも多くなるようにする。こうすることで、前記膨張行程及び圧縮行程の気筒12,12の圧縮反力のバランスによって、該膨張行程気筒12のピストン13が行程中央部よりもややBDC寄りに停止するようになる。
1 エンジン
2 ECU(エンジンコントローラ)
2a エンジン停止手段
2b 吸気制御手段
2c 吸気補正制御手段
12A〜12D 気筒
13 ピストン
23 スロットル弁(吸気量調整弁)
30 クランク角センサ(回転速度検出手段)
Claims (10)
- 停止している多気筒エンジンの少なくとも膨張行程にある気筒内に燃料を噴射供給し、点火、燃焼させることにより、始動モータを用いずに再始動するようにしたエンジンの始動装置であって、
前記エンジンの吸気通路の下流側が各気筒毎に分岐して互いに独立の分岐吸気通路とされ、この分岐吸気通路に個別に吸気量調整弁の弁体が配設されており、
運転中の前記エンジンの各気筒への燃料供給を停止することにより、該エンジンを停止させるエンジン停止手段と、
前記エンジン停止手段による燃料供給の停止後に、前記吸気量調整弁を全閉から所定量開いた状態に制御する吸気制御手段と、
前記燃料供給の停止によってエンジン回転速度が低下する過程で各気筒が順次、圧縮上死点を通過するときのエンジン回転速度をそれぞれ検出する回転速度検出手段と、
前記回転速度検出手段によって検出された上死点回転速度に基づいて、その後に検出される上死点回転速度がエンジン停止後のピストン位置と相関のある特定の回転速度範囲に収まるように、前記吸気量調整弁の開度を補正する吸気補正制御手段とを備える
ことを特徴とするエンジンの始動装置。 - 吸気制御手段は、エンジン停止後に各々膨張行程及び圧縮行程になる気筒の吸気量が増大するように所定のタイミングで吸気量調整弁を開くとともに、該膨張行程になる気筒の吸気量が圧縮行程になる気筒よりも多くなるように所定のタイミングで吸気量調整弁を閉じるように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの始動装置。 - 吸気補正制御手段は、吸気制御手段によって一旦、閉じられた吸気量調整弁を上死点回転速度に基づいて開閉制御するものであって、上死点回転速度が特定回転速度範囲の下限よりも低いときに吸気量調整弁を開き側に制御する一方、上死点回転速度が特定回転速度範囲の上限よりも高いときには吸気量調整弁を閉じ側に制御するように構成されている
ことを特徴とする請求項2に記載のエンジンの始動装置。 - エンジン停止手段は、エンジンがアイドル運転を含む低負荷低回転の所定運転領域にあって且つ所定の停止条件が成立したときに、各気筒への燃料供給を停止するものであり、
吸気制御手段は、エンジンが前記低負荷低回転の所定運転領域にあって且つ前記停止条件が成立していなければ、吸気量調整弁を全閉に近い所定開度になるように制御する一方、前記停止条件の成立に伴い、前記エンジン停止手段によって燃料供給が停止されれば、前記吸気量調整弁を前記所定開度から開く側に制御するように構成されている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のエンジンの始動装置。 - 吸気補正制御手段は、エンジン停止手段による燃料供給の停止からエンジンが停止するまでの停止動作期間において、この期間に各気筒が通過する全上死点数の略半数を通過した後に、回転速度検出手段により検出される上死点回転速度に基づいて、吸気量調整弁の開度を補正するように構成されている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のエンジンの始動装置。 - 吸気補正制御手段は、エンジンの停止動作期間に通過する全ての上死点のうち、エンジン停止前の最後の上死点から逆順に数えて5番目の上死点以降の上死点回転速度に基づいて、吸気量調整弁の開度を補正するように構成されている
ことを特徴とする請求項5に記載のエンジンの始動装置。 - エンジンの各気筒毎の分岐吸気通路の上流端がサージタンクに連通していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のエンジンの始動装置。
- 停止している多気筒エンジンの少なくとも膨張行程にある気筒内に燃料を噴射供給し、点火、燃焼させることにより、始動モータを用いずに再始動するようにしたエンジンの始動装置であって、
前記エンジンの各気筒に連通する吸気通路には該気筒への吸気流量を調整可能な吸気流量調整機構が設けられており、
運転中の前記エンジンの各気筒への燃料供給を停止することにより、該エンジンを停止させるエンジン停止手段と、
前記エンジン停止手段による燃料供給の停止後に、各気筒への吸気流量が燃料供給停止前に比べて増大するように前記吸気流量調整機構を制御する吸気制御手段と、
前記燃料供給の停止によってエンジン回転速度が低下する過程で各気筒が順次、圧縮上死点を通過するときのエンジン回転速度をそれぞれ検出する回転速度検出手段と、
前記回転速度検出手段によって検出された上死点回転速度に基づいて、その後に検出される上死点回転速度がエンジン停止後のピストン位置と相関のある特定の回転速度範囲に収まるように、前記吸気量量調整機構を補正制御する吸気補正制御手段と、を備える
ことを特徴とするエンジンの始動装置。 - 吸気流量調整機構は、各気筒の吸気弁のリフト量を変更するものであることを特徴とする請求項8に記載のエンジンの始動装置。
- 吸気流量調整機構は、各気筒に共通の吸気通路に弁体が配設された吸気量調整弁であり、
吸気補正制御手段は、回転速度検出手段により検出された上死点回転速度が特定回転速度範囲の下限よりも低いときに、前記吸気量調整弁の開度を開き側に補正する制御のみを行うように構成されている
ことを特徴とする請求項8に記載のエンジンの始動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003397782A JP4144516B2 (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | エンジンの始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003397782A JP4144516B2 (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | エンジンの始動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005155548A true JP2005155548A (ja) | 2005-06-16 |
JP4144516B2 JP4144516B2 (ja) | 2008-09-03 |
Family
ID=34722841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003397782A Expired - Fee Related JP4144516B2 (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | エンジンの始動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4144516B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007278296A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Robert Bosch Gmbh | 多気筒ピストン内燃機関の直接始動方法 |
JP2008133775A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の停止位置制御装置 |
JP2008309093A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
JP2011074832A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の停止制御装置 |
US8589056B2 (en) | 2009-07-30 | 2013-11-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Stop control system and method for internal combustion engine |
JP7359040B2 (ja) | 2019-03-08 | 2023-10-11 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両の制御装置 |
-
2003
- 2003-11-27 JP JP2003397782A patent/JP4144516B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007278296A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Robert Bosch Gmbh | 多気筒ピストン内燃機関の直接始動方法 |
JP2008133775A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の停止位置制御装置 |
JP4737052B2 (ja) * | 2006-11-28 | 2011-07-27 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の停止位置制御装置 |
JP2008309093A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
JP4659785B2 (ja) * | 2007-06-15 | 2011-03-30 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
US8589056B2 (en) | 2009-07-30 | 2013-11-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Stop control system and method for internal combustion engine |
JP2011074832A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の停止制御装置 |
JP7359040B2 (ja) | 2019-03-08 | 2023-10-11 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両の制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4144516B2 (ja) | 2008-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5786679B2 (ja) | 圧縮自己着火式エンジンの始動制御装置 | |
JP4412025B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP3772891B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP5919697B2 (ja) | ディーゼルエンジンの始動制御装置 | |
JP3928616B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP3743414B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP3841058B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP3852389B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP4321261B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP3945473B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP4341391B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP4144516B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP3945472B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP2004293444A (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP3925493B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP4395726B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP4254607B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP3772890B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP3772892B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP4329589B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP5831168B2 (ja) | 圧縮自己着火式エンジンの始動制御装置 | |
JP4259297B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP4356435B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP4259375B2 (ja) | エンジンの始動装置 | |
JP4438412B2 (ja) | エンジンの始動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060302 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080212 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080414 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080527 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080609 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4144516 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |