JP2005155065A - 洞道換気孔の止水装置 - Google Patents

洞道換気孔の止水装置 Download PDF

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【課題】 洞道の換気孔への雨水進入を安価な装置構成で好適に阻止できる洞道換気孔の止水装置を提供する。
【解決手段】 換気孔1の上端の格子蓋3の下位に止水板5を配設し、その側方には換気孔内壁2に面して止水板5格納用の格納室6を凹設する。また、格納室6から換気孔内壁2に亘って一対のガイドレール7を対向して配設し、このガイドレール7に沿って止水板5をスライドさせるスライド手段8を備える。また、止水板5周縁上部には水密ゴム16を周設し、ガイドレール7上には止水板5を換気孔1閉鎖位置へスライドさせた際に止水板5を上方へ案内するガイド体17を固着している。そして、止水時には止水板5を換気孔1へスライドさせて換気孔1を閉鎖し、かつガイド体17にて止水板5を上方へ案内させ、止水板5周縁上部の水密ゴム16を換気孔内壁2へ圧着させて換気孔1を水密に密閉する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力ケーブル、通信ケーブル等の地中線や地域への冷暖房の供給配管等が布設されている洞道に適宜配置される換気孔から進入する雨水を遮断する洞道換気孔の止水装置に関する。
従来、洞道には地上へと連通する換気孔が適宜配設されており、該換気孔には格子蓋をしているだけであるので、雨が降ると格子蓋を通して多量の雨水が洞道内に進入し、内部の設備に悪影響を及ぼす可能性がある。このため、雨が降るとなると設備の管理者は洞道の換気孔を順次巡回して備え付けてある雨水進入防止用の蓋を格子蓋にボルト締めして取り付けるようにしており、また、雨が上がれば前記蓋を取り外しに出向いており、設備の管理者にとって大変手間がかかって煩わしいものであった。
ところで、上記のごとき問題に対して本出願人は、換気孔の上端に設置される格子蓋の下位に換気孔を閉塞する止水板を配設し、該止水板は一端をヒンジ結合してシリンダーによって換気孔の開口を閉塞・開放自在とすると共に、止水板を開閉制御する制御器を備え、該制御器は設備集中管理室の遠隔操作盤と接続され、該遠隔操作盤から遠隔にて止水板の開閉制御を行えるように構成したことを特徴とする洞道換気孔の止水装置を既に提案済みである。この洞道換気孔の止水装置によれば、降雨時には設備の管理者は設備集中管理室に居ながらにして遠隔操作盤上の所望の止水板の閉塞スイッチを操作すれば、それに応じた止水板の開閉用シリンダーを動作させて洞道換気孔を閉塞することができ、設備の管理者の負担を大幅に軽減することが期待できる。
登録実用新案3091162号
しかしながら、上記構成の洞道換気孔の止水装置では、設備の設置に際して多大なコストを要するだけでなく、設置後には電気設備などに対する定期的な保守を要し、洞道換気孔の規模によってはコスト面などで釣り合いが取れない場合もあるというのが実情であった。
本発明は上記の点に鑑み、洞道の換気孔への雨水進入を安価な装置構成で好適に阻止できる洞道換気孔の止水装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1記載の洞道換気孔の止水装置にあっては、洞道内と地上とを連通する換気孔の上端に設置されている格子蓋の下位に換気孔を閉鎖する止水板を配設し、該止水板の側方には換気孔内壁に面して止水板格納用の格納室を凹設し、該格納室から換気孔内壁に亘って止水板の両側端部を支持しながら止水板のスライドをガイドする一対のガイドレールを対向して配設し、該ガイドレールに沿って止水板をスライドさせるスライド手段を備えると共に、止水板周縁上部に水密部材を周設し、止水板を換気孔閉鎖位置へスライドさせた際に止水板を上方へ案内する上方案内手段を備え、換気時には止水板を格納室内へスライドさせて換気孔を開放する一方、止水時には止水板を換気孔へスライドさせて換気孔を閉鎖し、かつ前記上方案内手段にて止水板を上方へ案内させ、前記水密部材を換気孔内壁へ圧着させることによって換気孔を水密に密閉するように構成したことを特徴としている。
また、請求項2記載の洞道換気孔の止水装置にあっては、洞道内と地上とを連通する換気孔の上端に設置されている格子蓋の下位に換気孔を閉鎖する止水板を配設し、該止水板を水平方向へ旋回可能なように止水板の片隅部を回動自在に軸支し、止水板の側方には換気孔内壁に面して止水板格納用の格納室と止水板旋回用の旋回路を凹設し、該旋回路に沿って止水板を旋回させる旋回手段を備えると共に、止水板周縁上部には水密部材を周設し、止水板を換気孔閉鎖位置へ旋回させた際に止水板を上方へ案内する上方案内手段を備え、換気時には止水板を格納室内へ旋回させて換気孔を開放する一方、止水時には止水板を換気孔へ旋回させて換気孔を閉鎖し、かつ前記上方案内手段にて止水板を上方へ案内させ、前記水密部材を換気孔内壁へ圧着させることによって換気孔を水密に密閉するように構成したことを特徴としている。
また、請求項3記載の洞道換気孔の止水装置にあっては、前記換気孔に除塵用の網体を脱着自在に備えたことを特徴としている。
本発明に係る請求項1記載の洞道換気孔の止水装置によれば、洞道内と地上とを連通する換気孔の上端に設置されている格子蓋の下位に換気孔を閉鎖する止水板を配設し、該止水板の側方には換気孔内壁に面して止水板格納用の格納室を凹設し、該格納室から換気孔内壁に亘って止水板の両側端部を支持しながら止水板のスライドをガイドする一対のガイドレールを対向して配設し、該ガイドレールに沿って止水板をスライドさせるスライド手段を備えると共に、止水板周縁上部に水密部材を周設し、止水板を換気孔閉鎖位置へスライドさせた際に止水板を上方へ案内する上方案内手段を備え、換気時には止水板を格納室内へスライドさせて換気孔を開放する一方、止水時には止水板を換気孔へスライドさせて換気孔を閉鎖し、かつ前記上方案内手段にて止水板を上方へ案内させ、前記水密部材を換気孔内壁へ圧着させることによって換気孔を水密に密閉するように構成したので、安価な装置構成で洞道の換気孔への雨水進入を簡単かつ確実に阻止できる。
また、請求項2記載の洞道換気孔の止水装置によれば、洞道内と地上とを連通する換気孔の上端に設置されている格子蓋の下位に換気孔を閉鎖する止水板を配設し、該止水板を水平方向へ旋回可能なように止水板の片隅部を回動自在に軸支し、止水板の側方には換気孔内壁に面して止水板格納用の格納室と止水板旋回用の旋回路を凹設し、該旋回路に沿って止水板を旋回させる旋回手段を備えると共に、止水板周縁上部には水密部材を周設し、止水板を換気孔閉鎖位置へ旋回させた際に止水板を上方へ案内する上方案内手段を備え、換気時には止水板を格納室内へ旋回させて換気孔を開放する一方、止水時には止水板を換気孔へ旋回させて換気孔を閉鎖し、かつ前記上方案内手段にて止水板を上方へ案内させ、前記水密部材を換気孔内壁へ圧着させることによって換気孔を水密に密閉するように構成したので、安価な装置構成で洞道の換気孔への雨水進入を簡単かつ確実に阻止できる。
また、請求項3記載の洞道換気孔の止水装置によれば、前記換気孔に除塵用の網体を脱着自在に備えたので、換気孔に入り込もうとするゴミなどを網体で確実に捕集することができ、ゴミなどによる換気孔内部の閉塞を未然に防ぐことができ、保守が容易でコストも安価に抑えることができる。
本発明に係わる請求項1記載の洞道換気孔の止水装置においては、平常時などに換気を行うときには、開閉用ハンドルやベベルギヤ、及びスピンドル軸などからなるスライド手段を操作して止水板をガイドレールに沿ってスライドさせ、格納室内に止水板を格納して換気孔を開放して洞道内の換気を行う。一方、降雨時などに換気孔への雨水の浸入を阻止するときには、前記スライド手段を先程とは逆に操作し、格納室内に格納されている止水板をガイドレールに沿って換気孔へとスライドさせていく。そして、止水板を換気孔閉鎖位置までスライドさせると、上方案内手段であるガイド体によって止水板は上方へと案内される。このとき、止水板周縁上部に周設している水密ゴムは換気孔内壁へ圧着し、換気孔は水密に密閉されて雨水の浸入が阻止される。このように、安価な装置構成でありながら換気孔への雨水進入を簡単かつ確実に阻止できる上、電気設備などを有していないため保守点検が楽であり、比較的小規模な洞道の換気孔にも好適に採用することができる。
また、請求項2記載の洞道換気孔の止水装置においては、平常時などに換気を行うときには、開閉用ハンドルや旋回軸などからなる旋回手段を操作して止水板を旋回路に沿って旋回させ、格納室内に止水板を格納して換気孔を開放して洞道内の換気を行う。一方、降雨時などに換気孔への雨水の浸入を阻止するときには、前記旋回手段を先程とは逆に操作し、格納室内に格納されている止水板を旋回路に沿って換気孔へと旋回させていく。そして、止水板を換気孔閉鎖位置まで旋回させると、格子蓋と止水板とに備えた上方案内手段である固定ボルトと固定ナットとを締結操作して、格子蓋とその下位に位置した止水板とを緊結させることにより、止水板は持ち上げられるようにして上方へ案内される。このとき、止水板周縁上部に周設している水密ゴムは換気孔内壁へ圧着し、換気孔は水密に密閉されて雨水の浸入が阻止される。
また、請求項3記載の洞道換気孔の止水装置においては、換気孔に除塵用の金網を予め取り付けておく。そして、煙草の吸い殻や落ち葉などのゴミが格子蓋の隙間から換気孔内に入り込んだ場合には、ゴミは金網によって確実に捕集されて換気孔を閉塞させるおそれはない。また、前記金網は容易に脱着できる構成としており、定期的に金網を取り外せば容易に清掃することができる。
以下、本発明の第一の実施例を図1乃至図5に基づいて説明する。
図中の1は、電力ケーブル、通信ケーブル等の地中線や地域への冷暖房の供給配管等が布設されている洞道と地上とを連通し、洞道内の空気の換気を行うために設置されている比較的小規模な換気孔であって、換気孔内壁2の最上部には金属製の格子蓋3が路面と同レベルにて設置されている。4は前記換気孔1への雨水の浸入を防止する止水装置であって、換気孔1を閉鎖する止水板5と、該止水板5を格納する格納室6、止水板5のスライドをガイドするガイドレール7、及び止水板5をスライド操作するスライド手段8などから主体を構成している。
前記止水板5は、降雨時などに換気孔1を閉鎖して換気孔1への雨水侵入を防止する金属製の板材であって、図に示すように格子蓋3の下位に格子蓋3と略平行に配設している。また、止水板5の側方には換気孔内壁2に面して止水板5格納用の格納室6を凹設していると共に、該格納室6から換気孔内壁2に亘って一対のガイドレール7を対向して配設しており、該ガイドレール7に止水板5の両側端部を支持させて換気孔1と格納室6間をスライド自在としている。
前記ガイドレール7上には複数のボールベアリング9を固着していると共に、止水板5の両側端部下面にも同様に複数のボールベアリング10を固着しており、止水板5のスライドをスムーズなものとしている。
スライド手段8はガイドレール7上の止水板5をスライド操作するためのものであって、止水板5の一側面にスピンドル軸11の一端部を固定し、該スピンドル軸11の他端部にはベベルギヤ12を備えている一方、地表面に備えた回転軸13の下端部にもベベルギヤ14を備え、これら各ベベルギヤ12、14を直交方向に噛合させて回転軸13からの駆動力をスピンドル軸11へ伝達するようにしており、回転軸13の上端部へ着脱自在の開閉用ハンドル15を差し込んで回転させることにより、止水板5を図中の矢印方向へ自在にスライド操作可能としている。
また、止水板5の周縁上部には水密部材である水密ゴム16を周設していると共に、ガイドレール7近傍の所定位置には止水板5を換気孔1閉鎖位置へスライドさせた際に止水板5を上方へ案内する上方案内手段であるガイド体17を備えている。そして、止水板5を換気孔1閉鎖位置までスライドさせた際には、図4及び図5に示すように、止水板5に備えたボールベアリング10がガイド体17に乗り上げ、止水板5は若干上方へと案内されて、止水板5周縁上部の水密ゴム16が換気孔内壁2へ圧着し、換気孔1は水密に密閉される構成としている。
18は除塵用の網体である金網であって、該金網18の周縁部を換気孔1内壁面に突設した係止片19へ係止させて張設しており、格子蓋3の隙間を通り抜けてくる煙草の吸い殻や落ち葉などのゴミを捕集して換気孔1がゴミで閉塞することのないように図っている。また、金網18の中心部を押さえ部材20にて押さえ付けており、金網18を適度に緊張させて金網18周縁部に隙間ができないようにしてゴミが通り抜けてしまわないようにしている。更に、前記金網18は係止片19に対して着脱自在としており、清掃などの際に便利なように図っている。なお、本実施例においては除塵用の網体として金網を採用しているが、別段これに限定するものではなく、例えば、強度的に問題がなければ樹脂製の網なども採用することができる。
しかして、天候の良いときなどの平常時には、止水板5を格納室6内へ格納し、換気孔1を開放して洞道内の空気を換気している。一方、降雨時には、開閉用ハンドル15を回転軸13上端へ差し込んで閉鎖方向へ回転操作すると、それに応じて止水板5は格納室6から換気孔1側へとガイドレール7に沿って徐々にスライドしていく。そして、止水板5が換気孔1閉鎖位置までスライドすると、止水板5はガイド体17によって若干上方へと案内され、止水板5周縁上部の水密ゴム16が換気孔内壁2に圧着して換気孔1は水密に密閉され、換気孔1内への雨水の浸入を確実に阻止する。そして、雨がやんだ後は、止水板5上には少量の雨水が溜まっているが、これが蒸発するなどの頃合いを見計らって止水板5を開放する。また、格子蓋3の隙間からゴミが通り抜けた場合には、金網18によって捕集され、定期的に金網18を取り外して効率良く清掃を行う。
このように、本発明の洞道換気孔の止水装置4は、ごく安価な装置構成から成り、電気設備なども使用しないので、比較的小規模な洞道の換気孔1に対しても好適に採用することができる。また、換気孔1内がゴミで閉塞するおそれもなく、保守費用を抑えることができて更に好適である。
次に、本発明の第二の実施例を図6及び図7に基づいて説明する。なお、本実施例の基本構成は前記第一の実施例と類似するものなので、同一の構成品は同一の番号を使用して説明を省略する。
本実施例での止水板5は、前記と同様に、格子蓋3の下位に格子蓋3と略平行に配設していると共に、水平方向へ旋回可能なように止水板5の片隅部を旋回軸21にて軸支している。また、止水板5の側方には換気孔内壁2に面して止水板5格納用の格納室6と止水板5旋回用の旋回路22を凹設しており、前記旋回軸21を中心に止水板5を換気孔1と格納室6間において旋回自在としている。
図中の23は旋回路22に沿って止水板5を旋回操作する旋回手段であって、止水板5の片隅部を軸支する旋回軸21の上端部へ、着脱自在とした開閉用ハンドル15を差し込んで回転させることにより、止水板5を図中の矢印方向へ自在に旋回操作可能としている。また、旋回路22の両終端部にはストッパ24を立設しており、旋回させた止水板5の側面部を前記ストッパ24に当接させることにより、止水板5を換気孔1閉鎖位置、或いは格納室6格納位置へ位置決め可能としている。
また、止水板5の上位の換気孔1内壁面には水密部材である水密ゴム16を周設していると共に、格子蓋3の四隅には止水板5を換気孔1閉鎖位置へスライドさせた際に止水板5を若干上方へ案内する上方案内手段である固定ボルト25を備え、かつ止水板5の四隅には前記固定ボルト25を締結する固定ナット26を備えている。そして、止水板5を換気孔1閉鎖位置まで旋回させた際には、前記固定ボルト25を固定ナット26へ締結操作して格子蓋3とその下位に位置した止水板5とを緊結させることにより、止水板5は持ち上げられるように若干上方へ案内され、止水板5周縁上部の水密ゴム16が換気孔内壁2へ圧着することによって換気孔1は水密に密閉される構成としている。
しかして、天候の良いときなどの平常時には、止水板5を格納室6内へ格納し、換気孔1を開放して洞道内の空気を換気している。一方、降雨時には、開閉用ハンドル15を旋回軸21上端へ差し込んで閉鎖方向へ回転操作すると、それに応じて止水板5は格納室6から換気孔1側へと旋回軸21を中心として旋回路22に沿って徐々に旋回していく。そして、止水板5が換気孔1閉鎖位置まで旋回すると、止水板5は格子蓋3の固定ボルト25と止水板5の固定ナット26との締結操作によって若干上方へと案内され、止水板5周縁上部の水密ゴム16が換気孔内壁2に圧着して換気孔1は水密に密閉され、換気孔1内への雨水の浸入を阻止する。
なお、止水板5の上方案内手段として、第一の実施例ではガイドレール7上に固着したガイド体17を、また第二の実施例では格子蓋3に備えた固定ボルト25と止水板5に備えた固定ナット26としているが、別段これに限定するものではなく、例えば、第一の実施例において格子蓋3に固定ボルトを、止水板5に固定ナットをそれぞれ備えるようにしても良いし、第二の実施例において旋回路22上にガイド体を固着するようにしても良い。
本発明に係る洞道換気孔の止水装置の一部切り欠き正面図である。 図1の一部切り欠き平面図である。 図2の一部省略A−A断面図である。 図1の要部拡大図である。 図3の要部拡大図である。 本発明に係る洞道換気孔の止水装置の別の実施例を示す図1に相当する図である。 図6の一部切り欠き平面図である。
符号の説明
1…換気孔 2…換気孔内壁
3…格子蓋 4…止水装置
5…止水板 6…格納室
7…ガイドレール 8…スライド手段
16…水密ゴム(水密部材) 17…ガイド体(上方案内手段)
18…金網(網体) 21…旋回軸
22…旋回路 23…旋回手段
25…固定ボルト(上方案内手段)
26…固定ナット(上方案内手段)

Claims (3)

  1. 洞道内と地上とを連通する換気孔の上端に設置されている格子蓋の下位に換気孔を閉鎖する止水板を配設し、該止水板の側方には換気孔内壁に面して止水板格納用の格納室を凹設し、該格納室から換気孔内壁に亘って止水板の両側端部を支持しながら止水板のスライドをガイドする一対のガイドレールを対向して配設し、該ガイドレールに沿って止水板をスライドさせるスライド手段を備えると共に、止水板周縁上部に水密部材を周設し、止水板を換気孔閉鎖位置へスライドさせた際に止水板を上方へ案内する上方案内手段を備え、換気時には止水板を格納室内へスライドさせて換気孔を開放する一方、止水時には止水板を換気孔へスライドさせて換気孔を閉鎖し、かつ前記上方案内手段にて止水板を上方へ案内させ、前記水密部材を換気孔内壁へ圧着させることによって換気孔を水密に密閉するように構成したことを特徴とする洞道換気孔の止水装置。
  2. 洞道内と地上とを連通する換気孔の上端に設置されている格子蓋の下位に換気孔を閉鎖する止水板を配設し、該止水板を水平方向へ旋回可能なように止水板の片隅部を回動自在に軸支し、止水板の側方には換気孔内壁に面して止水板格納用の格納室と止水板旋回用の旋回路を凹設し、該旋回路に沿って止水板を旋回させる旋回手段を備えると共に、止水板周縁上部には水密部材を周設し、止水板を換気孔閉鎖位置へ旋回させた際に止水板を上方へ案内する上方案内手段を備え、換気時には止水板を格納室内へ旋回させて換気孔を開放する一方、止水時には止水板を換気孔へ旋回させて換気孔を閉鎖し、かつ前記上方案内手段にて止水板を上方へ案内させ、前記水密部材を換気孔内壁へ圧着させることによって換気孔を水密に密閉するように構成したことを特徴とする洞道換気孔の止水装置。
  3. 前記換気孔に除塵用の網体を脱着自在に備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の洞道換気孔の止水装置。
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