JP2005154375A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線による色素沈着の防止に著効を示すと共に、紫外線による肌荒れ、乾燥などのダメージをも有意に防止し或いは症状を改善する作用を有し、製剤安定性が高く、さらには皮膚刺激性が少なく生体への安全性にもすぐれ、皮膚外用剤への配合原料として有用な成分の組み合わせを見出し、これによって総合的な美粧・美肌効果を得ることができる皮膚外用剤を提供すること。
【解決手段】カタメンキリンサイ抽出物と、メラニン生成抑制剤の一種又は二種以上及び/又は抗炎症剤の一種又は二種以上を併用配合してなる皮膚外用剤。
【選択図】 なし

Description

本発明は、すぐれた肌荒れ改善効果と保湿作用、そして美白作用を併せ持ち、紫外線等に基づく皮膚のダメージに対してすぐれた予防並びに症状改善効果を発揮すると共に、皮膚安全性、製剤安定性の面でも改善された皮膚外用剤に関する。
紫外線曝露或いは加齢に伴って生ずる色素沈着、特にシミ・そばかすの予防、症状改善を目的として、従来よりアスコルビン酸誘導体、ハイドロキノン誘導体など種々のメラニン生成抑制剤が提案され、これらを配合した皮膚外用剤が上市されている。 また、紫外線で惹起される炎症による色素沈着、炎症の予防・症状改善を目的としてグリチルリチン酸などの抗炎症剤が提案され、これらを配合した皮膚外用剤が上市されている。
しかしながら、上記のメラニン生成抑制剤や抗炎症剤は、十分な効果を得るためにはかなりの高濃度を配合しなければならない。そのため、安全性や製剤安定性の面で問題があったりして、安全性、製剤安定性ならびに作用効果のすべての面で十分に満足できるものが無いのが現状である。
また、紫外線による影響は、色素沈着、炎症、肌荒れだけではなく皮膚の組織にも悪影響を及ぼし、乾燥や落屑を起こす。また、長期的には、いわゆる光老化と呼ばれるしわ、たるみの発生につながっていく。このような紫外線の影響から皮膚を守り、色素沈着、皮膚の乾燥を予防し或いは症状を改善するのみならず、皮膚の健全化、健常化に寄与するものが求められているが、かかる要求に対して従来のメラニン生成抑制剤或いは抗炎症剤では作用効果、安全性、製剤安定性の面から対応が困難である。
一方、従来よりカタメンキリンサイの抽出物を化粧料成分として用いることは行われており、又カタメンキリンサイ抽出物に保湿効果や肌にツヤを与える作用があることも知られている(特開平1−221306号参照)。カタメンキリンサイの抽出物は天然由来の物であるため、皮膚に対する安全性に優れ、又保湿効果に加えて肌にツヤを与える作用を有することから、化粧料の有効成分として好適なものであり、それら効果を目的として皮膚化粧料等に配合されて高い評価を受けている。
しかしながら、紫外線によって惹起される色素沈着、炎症、肌荒れなどの予防或いは症状改善にカタメンキリンサイ抽出物を適用することは従来全く試みられておらず、又その際の効果についても何も知られていない。
特開平1−221306号
本発明は、上記の如き従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、紫外線等に基づく皮膚のダメージに対して、増強された相乗的な予防乃至は症状改善効果を示し、又従って低配合量或いは低用量でも高い有効性を発揮することから皮膚安全性、製剤安定性の面でも改善された皮膚外用剤を提供することにある。
上記課題を解決するべく鋭意検討を重ねたところ、本発明者らはカタメンキリンサイ抽出物とメラニン生成抑制剤の一種又は二種以上及び/又は抗炎症剤の一種又は二種以上を併用して皮膚外用剤に含有させることにより、肌になじみやすく、高い保湿効果を発揮するばかりでなく、意外なことに紫外線に基づく色素沈着、炎症、肌荒れ抑制効果が相乗的に向上し、皮膚をそれらのダメージから一層効果的に防御し或いは回復せしめ得ること、又従って有効性と皮膚安全性の両面を満足する処方からなる皮膚外用剤の提供が可能となることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明はカタメンキリンサイ抽出物とメラニン生成抑制剤の一種又は二種以上及び/又は抗炎症剤の一種又は二種以上とを配合してなる皮膚外用剤である。
上記構成成分からなる本発明の皮膚外用剤を、紫外線に曝された皮膚に適用した場合、それらの成分の相乗作用によって、顕著な保湿効果、色素沈着予防・改善効果、肌荒れ改善効果が発揮され、皮膚は紫外線によるダメージから効果的に防御され或いは速やかに健全、健常な状態に回復し、これによって皮膚に総合的な美粧・美肌効果が付与される。
本発明の皮膚外用剤は、相乗的に皮膚のダメージを回復させることができることから、各有効成分の配合量の低減などが可能となり、安全性が高く長期間の使用によっても皮膚に悪影響を及ぼす恐れがない。また、製剤安定性も改善される。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明で用いるカタメンキリンサイ(Betaphycus gelatinum)の抽出物の製造は、例えば以下のようにして行われる。
カタメンキリンサイは海中から採取後異物を十分除去し、水洗し、必要ならば十分に乾燥する。ここに得られたカタメンキリンサイの全藻またはその一部を、そのままの状態または細切或いは粉砕して、浸漬法、向流抽出法など適宜の手段により抽出溶媒と接触せしめ、必要に応じてさらにろ過、遠心分離等の固液分離手段を施して抽出物を得る。
抽出溶媒としては、水;メタノール、エタノール、プロパノールなどの低級アルコール類、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノールなどの高級アルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール類;酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル、トリオクタン酸グリセリルなどのエステル類;アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類;エチルエーテル、イソプロピルエーテルなどのエーテル類;n−ヘキサン、トルエン、クロロホルムなどの炭化水素系溶媒などが挙げられ、それらは単独でもしくは二種以上混合して用いられる。
なお、カタメンキリンサイの細胞壁はファーセララン(β−カラギーナンとκ−カラギーナンの混合体)で構成されているため、ファーセラランが溶解される高極性溶媒、例えば水、低級アルコール或いはそれら溶媒を含む混合溶媒を抽出溶媒として用いた場合、得られる抽出物はファーセラランに基づくすぐれた保湿効果を示すことから、本発明に於いてはそれら溶媒が好適に使用できる。 さらには化粧料への幅広い適用が可能であるという点から、水、低級アルコール類及び多価アルコール類から選ばれた一種の単独溶媒又は二種以上の混合溶媒の使用が好ましく、なかでも水の単独使用が最も好ましい。
混合溶媒を用いる場合の混合比は、例えば水とエチルアルコールとの混合溶媒であれば、容量比(以下同じ)で1:1〜25:1、水とグリセリンとの混合溶媒であれば1:1〜20:1、又水と1,3−ブチレングリコールとの混合溶媒であれば、1:1〜20:1の範囲とすることが好ましい。
本発明の抽出物の調製に際して、抽出液のpHは5〜9の範囲に保持されることが好ましく、かかる意味で、必要ならば上記の抽出溶媒に、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、アルギニンなどのアルカリ性調整剤や、クエン酸、塩酸、リン酸、硫酸などの酸性調整剤等を配合し、所望のpHとなるように調整してもよい。
被抽出物に対する抽出溶媒の量比は、浸漬法の場合で一般に1:1〜1:200(重量比)の範囲、好ましくは1:15〜1:35の範囲である。
又、抽出温度、時間等の抽出条件は、用いる溶媒の種類、植物の抽出部位・細切度等によっても異なるが、例えば浸漬法の場合であれば、抽出温度は、一般に30〜100℃、好ましくは60〜90℃の範囲であり、又抽出時間は、0.1〜24時間程度、特に0.5〜3時間程度が好適である。
ここに得られる抽出物溶液は、一般にはpHを4〜8に調整した上、これをそのまま、もしくは希釈或いは減圧濃縮等により適宜の濃度に調整して皮膚外用剤に配合してもよく、又場合によっては、スプレードライ法、凍結乾燥法など常法に従って粉末化して皮膚外用剤に配合してもよい。
本発明の皮膚化外用剤に於いて上記のカタメンキリンサイ抽出物と組み合わせるメラニン生成抑制剤としては、チロシナーゼの活性を阻害するもの、チロシナーゼタンパクの合成を阻害するもの、メラニン生成に関与する遺伝子の発現を抑制するものなど、その作用機序の如何に拘わらずメラニン生成を抑制する成分であればいずれもが使用可能であり、具体的には、例えばコウジ酸;コウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパルミテートなどのコウジ酸誘導体;アルブチン;アルコルビン酸;L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム塩、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム塩、L−アスコルビン酸−2−グリコシド(2−O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸)、L−アスコルビン酸−5−グリコシド(5−O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸)などのアスコルビン酸誘導体;エラグ酸;4−n−ブチルレゾルシノール、4−イソアミルレゾルシノールなどのレゾルシノール誘導体;乳酸、グリコール酸などのα−ヒドロキシ酸;ソウハクヒ抽出物;ユキノシタ抽出物、米糠抽出物;玄米抽出物;乳酸菌発酵米;白芥子抽出物などがある。これらのメラニン生成抑制剤は、そのいずれか一種又は二種以上を、カタメンキリンサイ抽出物と組み合わせて皮膚外用剤中に配合する。
ここで、米糠抽出物、玄米抽出物とは、米糠又は玄米を、所望によりpHを酸性又はアルカリ性に調整した水或いは水とエタノール、グリセリン、1,3−ブチレングリコールなどの水混和性溶媒との混合溶媒で抽出し、必要により蛋白分解酵素処理を施して得られたものであり、例えば特開平5−221844号公報に記載された方法等によって製造することができる。また、上記の白芥子抽出物とは、白芥子を、所望によりpHを酸性又はアルカリ性に調整した水或いは水とエタノール、グリセリン、1,3−ブチレングリコールなどの水混和性溶媒との混合溶媒で抽出し、必要により加水分解して得られたものであり、例えば特開平8−325130号公報に記載された方法等によって製造することができる。
それらメラニン生成抑制剤のうちでも、アルブチン、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム塩、L−アスコルビン酸−2−グリコシド、米糠抽出物、玄米抽出物、乳酸菌発酵米および白芥子抽出物が、カタメンキリンサイ抽出物との組み合わせによって特にすぐれた美粧・美肌効果を奏することから好ましい。
本発明の皮膚化外用剤に於いて上記のカタメンキリンサイ抽出物と組み合わせる抗炎症剤としては、例えばグリチルリチン酸、ゲンチアナ抽出物、ジュアゼイロ抽出物、カミツレ抽出物、オウゴン抽出物、アロエ抽出物などがあり、特にグリチルリチン酸、ゲンチアナ抽出物およびジュアゼイロ抽出物が好ましい。
上記のメラニン生成抑制剤と抗炎症剤は、それぞれのいずれか一方をカタメンキリンサイ抽出物と組合わせて皮膚外用剤中に配合してもよく、又それら両者を同時に皮膚外用剤中に配合してもよい。
本発明における皮膚外用剤としては、例えば乳液、クリーム、ローション、エッセンス、パック、洗顔料などの基礎化粧料、口紅、ファンデーション、リキッドファンデーション、メイクアッププレスパウダーなどのメイクアップ化粧料、洗顔料、ボディーシャンプー、石けんなどの清浄用化粧料、さらには浴剤等が挙げられるが、勿論これらに限定されるものではない。
本発明の皮膚外用剤中に於けるカタメンキリンサイ抽出物とメラニン生成抑制剤及び/又は抗炎症剤の配合量は、固形分で、カタメンキリンサイ抽出物の場合一般に0.0001〜10重量%、好ましくは0.001〜3重量%の範囲、特に好ましくは0.01〜1重量%の範囲、メラニン生成抑制剤の場合一般に0.001〜20重量%、好ましくは0.01〜10重量%、特に好ましくは0.05〜5重量%の範囲、抗炎症剤の場合一般に0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜5重量%の範囲、特に好ましくは0.02〜2重量%の範囲であり、メラニン生成抑制剤と抗炎症剤を併用する場合は、それら成分の使用比(固形分重量比)を好適には30:1〜1:10の範囲とした上、合計量で一般に0.01〜20%、好ましくは0.05〜7%の範囲となるようにする。
又、カタメンキリンサイ抽出物に対するメラニン生成抑制剤及び/又は抗炎症剤の配合比は、固形分重量比で、カタメンキリンサイ抽出物100部に対して、メラニン生成抑制剤の場合、一般に10〜5000部、好ましくは50〜2000部、又は抗炎症剤の場合、一般に1〜2000部、好ましくは50〜2000部の範囲である。又、メラニン生成抑制剤と抗炎症剤を併用する場合は、前記の使用比の範囲で、カタメンキリンサイ抽出物100部に対して合計量で一般に10〜5000部、好ましくは50〜2000部用いるのがよい。
配合量が上記の範囲を下回ると、目的とする美粧・美肌効果が十分に発揮せしめることが困難となる傾向が認められ、一方上記の範囲を越えて多くすると、製剤安定性、皮膚刺激性、コスト等の点で問題を生ずることがあって好ましくない。
本発明の皮膚外用剤には、上記の必須成分の他に、通常化粧料に用いられる成分、例えば油性成分、界面活性剤、増粘剤、防腐・殺菌剤、粉体成分、紫外線吸収剤、色素、香料、抗酸化剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
ここで、油性成分としては、例えばオリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油、アボガド油、マカデミアナッツ油、植物由来スクワランなどの植物由来の油脂類;ミンク油、タートル油などの動物由来の油脂類;ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリンなどのロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワランなどの炭化水素類;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、cis−11−エイコセン酸などの脂肪酸類;ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、2−エチルヘキシルグリセライド、高級脂肪酸オクチルドデシル(ステアリン酸オクチルドデシル等)などの合成エステル類及び合成トリグリセライド類等が挙げられる。
界面活性剤としては,例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α−スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩などのアニオン界面活性剤;第四級アンモニウム塩、第一級〜第三級脂肪アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、2−アルキル−1−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N,N−ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩などのカチオン界面活性剤;N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニオベタイン、N,N,N−トリアルキル−N−アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N−アシルアミドプロピル−N′,N′−ジメチル−N′−β−ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタインなどの両性界面活性剤等を使用することができる。
又、乳化剤乃至乳化助剤として、酵素処理ステビアなどのステビア誘導体、レシチン及びその誘導体、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀など)、ジュアゼイロ(Zizyphus juazeiro:Rhamnaceae)抽出物等を配合することもできる。
増粘剤としては、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻或いは紅藻由来成分、ビャッキュウ抽出物、ペクチン、ローカストビーンガム、アロエ多糖体等の多糖類、キサンタンガム、トラガントガム、グアーガム等のガム類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸共重合体等の合成高分子類;ヒアルロン酸及びその誘導体、ポリグルタミン酸及びその誘導体等が挙げられる。
防腐・殺菌剤としては、例えば尿素;パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなどのパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、ジャマール(イミダゾデイニールウレア)、1,2−ペンタンジオール、各種精油類、樹皮乾留物等がある。
粉体成分としては、例えばセリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、6−又は12−ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロース系パウダー、穀類(米、麦、トウモロコシ、キビなど)のパウダー、豆類(大豆、小豆など)のパウダー等がある。
紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−ターシャリーブチル−4−メトキシベンゾイルメタン、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、アロエ抽出物等がある。
抗酸化剤としては、例えばブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、ビタミンE及びその誘導体、イネ抽出物等がある。
さらに必要ならば、本発明で用いるカタメンキリンサイ抽出物、メラニン生成抑制剤、抗炎症剤及びそれらの組み合わせの効果、特長を損なわない範囲で、他の保湿成分や生理活性成分(美白剤、皮膚老化防止・美肌化剤等)を配合してもよく、かかるものとしては、例えば保湿成分であれば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等があり、さらにトレハロース等の糖類、乳酸菌醗酵米、ムコ多糖類(例えば、ヒアルロン酸及びその誘導体、コンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体など)、エラスチン及びその誘導体、コラーゲン及びその誘導体、NMF関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、海藻抽出物、魚介類由来コラーゲン及びその誘導体、各種アミノ酸及びそれらの誘導体が挙げられる。
また、生理活性成分としては、例えば美白剤として、t−シクロアミノ酸誘導体、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀類)、ムラサキシキブ抽出物、パンダヌス・アマリリフォリウス(Pandanus amaryllifolius Roxb.)抽出物、アルカンジェリシア・フラバ(Arcangelicia flava Merrilli)抽出物、カミツレ抽出物(商品名:カモミラET)、コンブ等の海藻の抽出物、アマモ等の海草の抽出物、リノール酸及びその誘導体もしくは加工物(例えばリポソーム化リノール酸など)、2,5−ジヒドロキシ安息香酸誘導体等が、また皮膚老化防止・美肌化剤として、動物又は魚由来のコラーゲン及びその誘導体、エラスチン及びその誘導体、ニコチン酸及びその誘導体、t−シクロアミノ酸誘導体、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、甘草エキス、ハトムギエキス、ニンジンエキス、などの生薬抽出エキス、米醗酵エキス、ミツイシコンブ抽出物、アナアオサ抽出物、アマモ等の海草の抽出物、ソウハクヒエキス等がある。
次に、製造例、試験例及び実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。なお、以下に於いて、部はすべて重量部を、又%はすべて重量%を意味する。
製造例1.カタメンキリンサイ抽出物溶液の調製(1)
カタメンキリンサイを採取後、水洗し十分乾燥し、乾燥物30gを0.01M水酸化カリウム水溶液1000部に浸漬し、80℃で2時間攪拌しながら抽出した後ろ過し、無色透明の抽出物溶液560gを得た(固形分濃度1.1%)。
製造例2.カタメンキリンサイ抽出物溶液の調製(2)
カタメンキリンサイを採取後、水洗し十分乾燥し、乾燥物40gを精製水1000部に浸漬し、80℃で3時間攪拌しながら抽出した後ろ過し、淡黄色透明の抽出物溶液480gを得た(固形分濃度1.5%)。
製造例3.カタメンキリンサイ抽出物溶液の調製(3)
カタメンキリンサイを採取後、水洗し十分乾燥し、乾燥物20gを精製水/1,3−ブチレングリコール(70/30)混液1000部に浸漬し、60℃で2時間攪拌しながら抽出した後ろ過し、無色透明の抽出物溶液450gを得た(固形分濃度1.2%)。
製造例4.米糠抽出物溶液の調製
米糠400gに0.1M乳酸水溶液(pH 2.6)1200gを加え、攪拌して米糠と乳酸水溶液を十分に混合した後、室温に2日間放置した。次に不溶物をろ過で除いた後、生じた沈殿をろ別し、ろ液を乳酸でpH 6.5として米糠抽出物溶液700gを得た(固形分濃度3.8%)。
製造例5.乳酸菌発酵米粉末の調製
精白米10kgを水洗し、フルクトース2%と乳酸菌(Lactobacillus plantarum、108個/mL)を水に分散させた液40kgと共に発酵タンクに入れ、窒素雰囲気下に37℃3日間乳酸菌発酵を行った。発酵終了後発酵米を濾取・水洗し、気流粉砕機で粉砕した後、流動層乾燥機で13%以下に調整し、乳酸菌発酵米粉末を得た。
製造例6.白芥子加水分解抽出物溶液の調製
白芥子の種子の粉砕物50gに精製水1000gを混合し、40℃で1時間抽出を行った後、蛋白分解酵素処理を施してからろ過し、淡黄色の白芥子加水分解抽出物溶液750gを得た(固形分濃度0.87%)。
製造例7.ゲンチアナ抽出物溶液の調製
ゲンチアナ根の乾燥物を細切し、その細切物100gを精製水/エタノール混液(80/20容量比)1000部に浸漬し、20℃で3日間抽出した後、メンブランフィルター(φ0.2μm)でろ過してゲンチアナ抽出物溶液650gを得た(固形分濃度2.1%)。
製造例8.ジュアゼイロ抽出物溶液の調製
ジュアゼイロ樹皮の細切物100gに精製水1000gを混合し、50℃で3時間抽出を行った後、ろ過し、褐色のジュアゼイロ抽出物溶液800gを得た(固形分濃度2.3%)
実施例1.クリーム
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
ヘキサラン (注1) 4.0
パラフィン 5.0
グリセリルモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 6.0
ブチルパラベン 0.1
(注1)株式会社テクノーブル製 トリオクタン酸グリセリル
[B成分]
製造例1のカタメンキリンサイ抽出物溶液 10.0
コウジ酸 2.0
グリセリン 5.0
メチルパラベン 0.1
モイストン・C (注2) 1.0
精製水 全量が100部となる量
(注2)株式会社テクノーブル製 NMF成分
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合してクリームを得た。
実施例2〜7.クリーム
実施例1に於いて、コウジ酸2.0部の代わりに、アルブチン2.0部(実施例2)、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム塩3.0部(実施例3)、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部(実施例4)、製造例4の米糠抽出物溶液5.0部(実施例5)、製造例5の乳酸菌発酵米粉末6.0部(実施例6)又は製造例6の白芥子加水分解抽出物溶液5.0部(実施例7)を用いるほかは実施例1と同様にしてクリームを得た。
実施例8〜10.クリーム
実施例1に於いて、コウジ酸2.0部の代わりに、グリチルリチン酸1.0部(実施例8)、製造例7のゲンチアナ抽出物溶液5.0部(実施例9)又は製造例8のジュアゼイロ抽出物溶液5.0部(実施例10)を用いるほかは実施例1と同様にしてクリームを得た。
実施例11〜12.クリーム
実施例1に於いて、コウジ酸2.0部の代わりに、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部とグリチルリチン酸1.0部(実施例11)又はL−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部と製造例7のゲンチアナ抽出物溶液5.0部(実施例12)を用いるほかは実施例1と同様にしてクリームを得た。
実施例13.クリーム
実施例1に於いて、製造例1のカタメンキリンサイ抽出物溶液の代わり、製造例2のカタメンキリンサイ抽出物溶液(実施例13)を用いるほかは実施例1と同様にしてクリームを得た。
実施例14.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例2のカタメンキリンサイ抽出物溶液 10.0
アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
実施例15.ローション
[成分] 部
製造例2のカタメンキリンサイ抽出物溶液 20.0
アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
製造例7のゲンチアナ抽出物溶液 5.0
エタノール 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
カルボキシビニルポリマー 0.1
香料 適量
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を混合してローションを得た。
実施例16.パック
[成分] 部
ポリビニルアルコール 15.0
ヒドロキシメチルセルロース 5.0
プロピレングリコール 5.0
エタノール 5.0
メチルパラベン 0.2
製造例2で得られたカタメンキリンサイ抽出物溶液 5.0
製造例7で得られたゲンチアナ抽出物溶液 5.0
香料 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を攪拌混合しパックを調製した。
比較例1 クリーム
実施例1に於いて、製造例1のカタメンキリンサイ抽出物溶液10.0部とコウジ酸2.0部に代えて、製造例1のカタメンキリンサイ抽出物溶液10.0部を用いるほかは実施例1と同様にしてクリームを調製した。
比較例2〜4 クリーム
実施例1に於いて、製造例1のカタメンキリンサイ抽出物溶液10.0部とコウジ酸2.0部に代えて、コウジ酸2.0部(比較例2)、グリチルリチン酸1.0部(比較例3)又はコウジ酸1.0部とグリチルリチン酸1.0部(比較例4)を用いるほかは実施例1と同様にして、それぞれクリームを調製した。
対照例 クリーム
実施例1に於いて、製造例1のカタメンキリンサイ抽出物溶液及びコウジ酸を用いないほかは実施例1と同様にしてクリームを調製した。
試験例1 色素沈着試験
本発明に基づき、カタメンキリンサイ抽出物にメラニン生成抑制剤及び/又は抗炎症剤を組み合わせ用いた時のin vivoにおける美白作用を、有色モルモットを被験動物とする色素沈着試験により調べた。
[試料]
各成分を表1の固形分濃度(%)で含む水溶液を試料として用いた。
Figure 2005154375
表1に於いて、KA、AL、APM、AG及びGAとは、それぞれ次のものを意味する。
KA:コウジ酸、AL:アルブチン、APM:L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム塩、AG:L−アスコルビン酸−2−ググルコシド、GA;グリチルリチン
[試験方法]
有色モルモット(雄、8週齢)の背部中央部のタテ60mm×40mmの体毛を剃毛、刈毛し、該部分に15mm×15mmの四つの区画を設けた。アルミ泊で該区画以外の部分を覆い、該区画に700mJ/cm2 UV−Bを2日間照射した。1日目のUV−Bを照射した後より、この区画の一つに本発明試料を、残りの三つの区画に比較試料AとB〜Jのいずれか及び対照として精製水を、それぞれ朝、夕2回各100μL宛7日間塗布を行った。7日目の試料塗布後に照射部位の色素沈着状態を目視により観察し、以下の基準により評価した。
(色素沈着の判定基準)
− : 色素沈着を認めない
± : 極軽度の色素沈着を認める
+ : 軽度の色素沈着を認める
++ : 中程度の色素沈着を認める
+++ : 重度の色素沈着を認める
[結果]
結果を表2に示す。
Figure 2005154375
表2の結果から、カタメンキリンサイ抽出物溶液とメラニン生成抑制剤及び/又は抗炎症剤を組み合わせた場合、カタメンキリンサイ抽出物溶液には色素沈着抑制効果が無いにも関わらず、詳細なメカニズムは不明であるが、メラニン生成抑制剤及び/又は抗炎症剤の色素沈着抑制効果が著しく向上し、該組み合わせによって美白作用が増強されることが判る。
試験例2 モニターテスト
実施例、比較例及び対照例の各クリームを用いて、モニターテストによりそれらの美肌化作用並びに皮膚刺激性を調べた。
[試験方法]
無作為に抽出した年齢18〜50歳の女性160名を被験者として20名ずつ8グループに分け、各グループに実施例1、4,7,12及び比較例1〜4のクリームのいずれかを被験者右頬部に、又対照例のクリームを全被験者の左頬部に、1日2回朝晩、2ヵ月間塗布し、塗布部のシミ、ソバカスの改善状況(美白効果)、しっとり感(保湿効果)、肌のつや、くすみの改善状況(荒れ肌改善効果)及び紅斑の発生状況(皮膚刺激性)を、以下の基準に基づいて評価した。
[評価基準]
(美白効果)
A:シミ、ソバカスの状態が非常に改善された
B:シミ、ソバカスの状態が少し改善された
C:変化なし
D:シミ、ソバカスの状態が少し悪くなった
E:シミ、ソバカスの状態が非常に悪くなった
(保湿効果)
A:非常にしっとりしている
B:いくらかしっとりしている
C:変化なし
D:あまりしっとり感がない
E:しっとり感がない
(肌のつや)
A:非常に改善された
B:少し改善された
C:変化なし
D:少し悪くなった
E:非常に悪くなった
(くすみの改善状況)
A:非常に改善された
B:少し改善された
C:変化なし
D:少し悪くなった
E:非常に悪くなった
(皮膚刺激性)
A:対照例と差がない
B:対照例と殆ど差がない
C:対照例に比べて多少紅斑が目立つ
D:対照例に比べて相当紅斑が目立つ
E:対照例に比べて明らかに紅斑が目立つ
[結果]
結果を表3及び4に示す
Figure 2005154375
Figure 2005154375
表3及び表4に示す通り、カタメンキリンサイ抽出物とメラニン生成抑制剤及び/又は抗炎症剤を併用配合した本発明のクリームは、それら活性成分を各々単独で含むクリームに比べて、美白効果、くすみ改善効果等においてすぐれ、総合的な美粧・美肌効果を発揮し、しかも皮膚刺激性も少ない。

Claims (3)

  1. カタメンキリンサイ属カタメンキリンサイ(Betaphycus gelatinum)の抽出物とメラニン生成抑制剤の一種又は二種以上及び/又は抗炎症剤の一種又は二種以上を配合してなる皮膚外用剤。
  2. メラニン生成抑制剤として、アルブチン、アスコルビン酸及びその誘導体、米糠抽出物、玄米抽出物、乳酸菌発酵米並びに白芥子抽出物から選ばれた一種又は二種以上を用いる請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. 抗炎症剤として、グリチルリチン、ゲンチアナ抽出物並びにジュアゼイロ抽出物より選ばれた一種又は二種以上を用いる請求項1乃至2に記載の皮膚外用剤。
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