JP2005152836A - 畳の洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 畳の洗浄は、畳表を外して行なうか、畳表を替えるしか方法がなかった。そこで、畳を敷いたままの状態で洗浄する方法を提供する。
【解決手段】 模造イグサを織った畳表を用いた畳の表側から植物性洗剤を撒布し、1〜8分後、過酸化水素水溶液を撒布し、更に1〜8分後、ブラッシング、撒水、吸水を行ない、最後に送風乾燥させる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、畳の洗浄方法に関するものである。
畳は、古くから洗わないものであり、通常は掃く、拭くという掃除であり、畳を上げてもたたく程度である。要するに水をかけて洗浄するという発想がないのである。
このような畳であっても、汚れることは同じであり特にフローリング等と異なり隙間から下方にゴミ等が落下することもある。また、イグサの皺の間や表面に汚れが付くと拭いただけではなかなか落ちない。
しかし、天然のイグサを用いた従来の畳表では、水やブラシによる洗浄はかえって畳表を損傷することになる。よって、畳表を替えるしか方法がなかったのである。
そこで、本発明者は、模造イグサによる畳表には種々洗浄が可能であることを見出し、本発明に到達したのである。
以上のような状況に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本発明畳の洗浄方法を完成させたものであり、その特徴とするところは、模造イグサを織った畳表を用いた畳の表側から植物性洗剤を撒布し、1〜8分後、過酸化水素水溶液を撒布し、更に1〜8分後、ブラッシング、撒水、吸水を行ない、最後に送風乾燥させる点にある。
模造イグサとは、プラスチック等で製造したイグサ様のものであり、材料や製法は種々のものが知られている。本発明では、天然イグサでない限りどのようなものでも可能である。畳表はこれを織ったものであり、織り方も自由であり、特別なものである必要はない。
洗浄液とは、通常の洗剤であり特別なものである必要はない。通常の洗剤の水溶液でよい。環境を考慮すると植物由来のものが好ましい。例えば、植物性の脂肪酸の塩等である。勿論、これらは混合物でもよく、他の洗剤やビルダーを混合してもよい。
撒布量は、通常の家庭用洗剤の場合には、1畳当たり100〜500cc、なかでも200〜300cc程度が好適である。
この洗浄剤を撒布(噴霧)した後、一定期間(1〜8分)放置する。これは、洗浄剤を畳に十分浸透させるためである。1分以下では効果が十分でなく、8分以上では浸透しすぎになる。
この浸透後に過酸化水素水溶液を撒布する。これは1種のビルダーと考えられる。この洗剤とビルダーを別途撒布するため、汚れを浮き立たせる効果がある。過酸化水素を使用するのは、過酸化水素から発生する発生期の酸素による反応力によって汚れや異物を分解するためである。また、殺菌効果や脱臭効果も期待できる。
この過酸化水素の濃度は、1〜10重量%が好適であり、1畳当たり200〜300cc程度散布する。
このように過酸化水素水溶液を撒布した後も、1〜8分程度放置する。これは十分反応するのを待つためである。
このように、液体を撒布した後、十分時間を置くことも本発明の特徴の1つである。従来、畳に水をかけることは禁忌であり、洪水で水に浸かった畳が駄目になる印象からだれもそのようなことをしなかった。
本発明では、これを模造イグサの畳であること、液体の量と放置時間の研究、吸水と乾燥工程を行なうこと等によって解決したのである。
ブラッシングとは、畳表をブラシでこするととであり、ブラッシング装置で行なっても、人手によってもよい。ブラシの硬さは模造イグサを傷つけない程度のものがよい。また、ブラッシング装置とは、円筒状のブラシが回転するもので、自転だけのものでも、公転と自転の両方を行なうものでもよい。装置としては、家庭用掃除機のように手で押すタイプが好適であるが自走式のものでもよい。
撒水は、水をかけて洗剤と汚れを流すためのものであり、その水は畳の下方に浸透しすぎないように、撒いた直後に吸水する。撒水は機械で行なっても、手でジョウロ等で撒いてもよい。
撒水の量は洗剤が十分すすげるよう多量である。直後に吸水するため、水でいためることはない。また、すすぎは複数回行なってもよい。
吸水は掃除機のような吸引装置で行なう。サイクロン式等の水を吸引できる掃除機でも可能である。勿論、液体専用の吸引装置が望ましい。
撒水と吸水が同時に1台の装置で行なえるリンサーと呼ばれるすすぎ装置が市販されているが、それを用いてもよい。
更に、ブラッシング、撒水、吸水3つの動作が1台でできる装置も存在するが、そのようなものを利用してもよい。
送風乾燥は、ブロアや扇風機で、冷風や温風を送風して乾燥させるものである。これも塗料等の乾燥に用いられる市販の送風機でよい。この乾燥工程は、時間は自由であり、畳が乾燥すれば完了である。
本発明畳の洗浄方法には次のような大きな利点がある。
(1) 畳を敷いたまま、洗浄できるため手間がかからない。
(2) 拭くだけでは落ちない汚れが落ちるため非常に綺麗になる。
(3) 天然イグサと異なり褪色の少ない模造イグサであるため、新品のようになる。
(4) 畳の新調や表替えの頻度が減り、経済的である。
以下実施例に沿ってより詳細に説明する。
12畳の部屋の畳を敷いたまま洗浄するとする。
畳に液体洗剤を、1畳当たり200cc撒布した。そして、5分経過した後、過酸化水素水溶液(3重量%水溶液)を同様に1畳当たり200cc撒布した。この時に用いた洗剤は、通常の植物性の液体洗剤である。
5分放置後、ブラッシング、撒水、吸水を1台でできる装置によって、部屋全体をブラッシングする。この装置では、1回部屋をゆっくりと走行(約20分間)しただけでブラッシングとすすぎが完了する。ブラッシングは、ブラシが電気モーターで回転し、本体は手で移動させるタイプのものである。
すすぎが完了した後、送風機によって乾燥させた。部屋を開け放して、送風機を稼動させただけである。

Claims (2)

  1. 模造イグサを織った畳表を用いた畳の表側から植物性洗剤を撒布し、1〜8分後、過酸化水素水溶液を撒布し、更に1〜8分後、ブラッシング、撒水、吸水を行ない、最後に送風乾燥させることを特徴とする畳の洗浄方法。
  2. ブラッシング、撒水、吸水は、1台の装置で同時に行なうものである請求項1記載の畳の洗浄方法。
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