JP2005152570A - ミシンにおけるボビンレス用の下糸通孔を形成した回転釜の孔の部分 - Google Patents

ミシンにおけるボビンレス用の下糸通孔を形成した回転釜の孔の部分 Download PDF

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高雄 近藤
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Abstract

【発明の目的】1 既存のミシンはメーカーの如何を問わずボビンがなければ縫製不能である。従ってボビンは用いるのであるが、伴って生ずる糸切れのボビンの交換及び下糸巻セット等、わずらわしく面倒な作業を要する欠点、また縫製効率の妨げとなっていた。当目的は上記欠点を解消することにある。
2 但し当出願は先頭の(特願2003−72829号)の補足追加の部分である。上記の回転釜はボビンを不用としているがボビンケースは用いる構成となっており、それに止まるものであった。
3 当出願は上記回転釜に下糸通孔、切欠、を形成することで縫製可能な回転釜にした。
以上の構成とした回転釜である。
【選択図】図1〜図2

Description

ミシンにおける回転釜部分に関するものである。
1、従来のミシンは下糸を巻くボビンを用いなければ縫製は不能である。
2、ミシンの針が下布を抜ける瞬間に生じる小さな糸輪に釜にある尖端先が上記輪内に掛り、回転進行と共に輪をひろげつつボビン内臓の釜表裏を廻り込む要領で縫製が可能となる。上記が既存のミシンである。
3、従って下糸切れのボビンの交換及び空ボビンの巻き込みセットという面倒な作業が伴うものであり、上記が従来の技術の限界値である。
発明が解消しようとする課題
1、縫製効率の妨げとなっている原因は小さなボビンに巻くだけの少ない下糸量にある。
2、然らばボビンを大きくしたらと考えるところであるがそう単純にはいかないのがミシンであって、その証拠にミシンが発明されて以来百数十年の年月が経った現在もなおボビンの基本部分は全く進化が無いからである。ここに思いを致すときその難しさが理解できるのであるが、然し未来のミシンに備わるべきボビンレスの機能の実現こそは、ミシンにおける究極の課題であると言えると思う。
課題を達成する為の手段
1、回転釜の裏面に下糸通孔1下糸リード孔2を形成する、但し当出願の回転釜は「平成15年2月に出願の、特願(2003−72829号)の補足追加の部分である。上記「特願(2003−72829号)」のボビンを不用としているがボビンケースは用いる機構となっており、それに止まるものになっている。当出願の回転釜は上記回転釜を用いたものである。
2、下糸通溝3−3‘ 糸留孔4 傾斜5 駆動爪嵌入切欠部6−6’軸孔7を形成した周囲湾状の皿形板8を糸通孔付き軸頭下部Gと駆動子Kの間に挟着する。但し糸通孔付軸は上記「特願(2003−72829号)」中「請求項2」の軸を援用している。
3、上記湾状皿形板8を挟着した軸Gの下糸通孔から引き出された下糸を糸通溝3に通し穴4で留まった下糸を糸通溝3に引っ掛けると共に回転釜中の下糸通孔1に通し下糸リード孔2え通し次いで中央孔え通しボビン代替子に出た下糸9をボビンケースの糸調整バネ下に通しボビンケースを嵌着し、この回転釜をセットして縫製準備は完了する。
構成パーツ及び形成孔等の役割と作用
縫製作動と共に回転する釜の表裏を包む様に廻り込む上糸の移動の形状変化の様子を図面とてらしながら説明する。
1、図1は釜が1回転しおわる直前の上糸の移動の一瞬を示したものであるが図2に示すように下糸9は湾状皿形板8の孔4に連なっている、従って回転と共に進む上糸が図7の位置に来たとき傾斜5のところで下糸とX印状に接触し、つまり下糸を押すような形で進行し図8の位置では裏を廻る上糸は逆への字形となり、更に回転し図9の示すように裏側を廻る上糸の位置形状となる。そしてなお廻ると図10に示すように押されるようにしていた下糸は針の引っ張り作用で上糸からはずれ布につながる下糸部分を従来のミシンと同じ動きをしてからめて締めてゆき一針分の縫製が終了する。
発明の効果
ボビンレスの縫製が可能となることによって
1 下糸切れのボビンの交換及び空ボビンの巻き込みセット等のいわゆる面倒な工程作業から解放される効果。
2 上記効果によって縫製効率が著しく高まる効果等発明上の効果が得られる。
時計廻りの回転釜の表裏を移動する上糸と下糸にして釜が1回転しおわる直前の一瞬の形状を示す正面図、但し釜の上部は省いてある。 図7の下部を省欠した側面図にして上糸の一瞬の形状を示した側面図。 軸芯と駆動子との間に挟着して用いる周囲湾状にした皿形板の裏面図。 図3の側面図 図4の裏側の斜視図。 回転釜の裏面に図5の上部断片を併着する要領を示した斜視図。 回転釜と湾状皿形板を透視で示す表側にして上糸の形状を示す正面図。 釜の回転と共に変化してゆく上糸の形状を示す図。 上糸の変化形状を示す正面図。 釜の一回点終了直前の上糸の形状を示す図。 釜を上斜めから見た図にして一回転終了直前の上糸の形状と下糸通孔の位置を示す図で下糸の記入はしていない。 湾状皿形板を付設した釜の側面を示す図にして下部を省き、下糸記入を省き上糸のみの形状を示す図。 下糸をからめて締まる瞬間の上糸の形状を示した図。図中の同一符号は共に同一又は対等の部分を示すものである。
符号の説明
1 下糸通孔
2 下糸リード孔
3−3’ 湾状皿形板側の下糸通溝
4 下糸留孔
5 傾斜
6−6’ 駆動爪嵌入切欠部
7 軸孔
8 湾状皿形板
9−9’ 下糸
10 上糸
11 上布
12 下布
B ボビンケース断片
N ネジ孔
G 軸孔
H ミシン針
Y 回転方向
S 駆動爪嵌入用切欠部
ST 駆動片断片
KK 回転釜固定子断片断面
K 駆動子頭部断片断面

Claims (2)

  1. 回転釜裏面に下糸通孔1、下糸リード孔2を形成する、以上の形成を有するミシンにおける回転釜のボビンレス用の複数の孔。
  2. 周囲湾状の皿形板8に下糸通溝3−3‘、糸留孔4、傾斜5、駆動爪嵌入欠部6−6’軸孔7を形成し、これを軸頭下と駆動子間に挾着する。以上の構成を有する下糸リード用湾状皿形板。
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