JP2005152047A - ナースコール子機のセンサヘッド形状 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、被看護者が意図的に吹き付けた呼気を検出しやすいセンサヘッドを有したナースコール子機を提供する。
【解決手段】ナースコール子機1は、本体2に固定される基端3aから先端3bまでの途中を自在に湾曲させた状態に維持して被看護者の口元に先端3bが位置決めされるフレキシブルアーム3と、フレキシブルアーム3の先端3bに回動可能に基端4aが支持されるセンサヘッド4と、センサヘッド4の回動中心線Aと同軸にセンサヘッド4の先端4cに配置されて回動中心線Aに対して全方位から接触可能に検出面6aが形成される接触センサ6と、センサヘッド4に内蔵されて呼気の風圧を検出する検出部7aが回動中心線から半径方向の外向きに設けられるブレスセンサ7と、センサヘッド4の外表面から検出部7aに向けて凹設された窪み4eとを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】ナースコール子機1は、本体2に固定される基端3aから先端3bまでの途中を自在に湾曲させた状態に維持して被看護者の口元に先端3bが位置決めされるフレキシブルアーム3と、フレキシブルアーム3の先端3bに回動可能に基端4aが支持されるセンサヘッド4と、センサヘッド4の回動中心線Aと同軸にセンサヘッド4の先端4cに配置されて回動中心線Aに対して全方位から接触可能に検出面6aが形成される接触センサ6と、センサヘッド4に内蔵されて呼気の風圧を検出する検出部7aが回動中心線から半径方向の外向きに設けられるブレスセンサ7と、センサヘッド4の外表面から検出部7aに向けて凹設された窪み4eとを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、被看護者が看護者を呼び出す場合に使用されるナースコール装置の子機であって、アームの先端に複数のセンサを備えるナースコール子機に関する。
被看護者の中には、意識があっても、自力で起き上がったり手足を動かしたりすることのできない様態の方もいる。このような方々が看護者を呼び出すために、接触式のセンサを備えるナースコール子機や、ストローによって吹き込まれた呼気の圧力を検出する圧力センサを備えるナースコール子機がある(例えば、特許文献1参照。)。
接触式センサを備えるナースコール子機は、姿勢を自在に変えることのできるアームを備えており、このアームの先端に設けられた接触式センサを被看護者が自分の意志で動かせる部位の近傍に位置決めする。また、圧力センサを備えるナースコール子機は、呼気を吹き込むストローの先端を自在アームによって被看護者の口元の近くに保持している。
特願平8−117296号公報
呼気でナースコールを行なう場合、ストローを咥えなければならず、唾液などがストローに入ってしまうこともあるため、長期間使用するには不衛生である。また、口元に圧力センサを配置し、直接呼気を吹きかけるようにした場合、検出部の向きが悪かったり吹き方が悪かったりすると、圧力センサが十分に呼気の圧力を検出することができないこともある。この場合、圧力センサの感度を高くすると、通常の呼吸や深呼吸などしたときの呼気まで検出してしまう可能性がある。
そこで、本発明は、被看護者が意図的に吹き付けた呼気を検出しやすいセンサヘッドを有したナースコール子機を提供することを目的とする。
本発明に係るナースコール子機は、本体に固定される基端から先端までの途中を自在に湾曲させた状態に維持して被看護者の口元に先端が位置決めされるフレキシブルアームと、フレキシブルアームの先端に回動可能に基端が支持されるセンサヘッドと、センサヘッドの回動中心線と同軸にセンサヘッドの先端に配置されて回動中心線に対して全方位から接触可能に検出面が形成される接触センサと、センサヘッドに内蔵されて呼気の風圧を検出する検出部が回動中心線から半径方向の外向きに設けられるブレスセンサと、センサヘッドの外表面から検出部に向けて凹設された窪みとを備える。また、ナースコールを行なう方法の選択肢を増やすために、ブレスセンサは、圧力センサと音センサとを兼ねるコンデンサ型マイクロフォンを用いる。
センサヘッドを設定した回動角度にがたつき無く保持するために、回動中心線を中心にフレキシブルアームの先端の外周に設けられる円環状の嵌合溝と、センサヘッドの基端に設けられて嵌合溝に隙間を有して外嵌する円環状の嵌合凸部と、隙間に装着されて嵌合溝と嵌合凸部とのそれぞれに接するOリングとを備える。
本発明に係るナースコール子機によれば、フレキシブルアームの先端にセンサヘッドが回動可能に支持されており、センサヘッドの回動中心と同軸にセンサヘッドの先端に接触センサが配置されているとともに、検出部がセンサヘッドの回動中心線に対して半径方向外向きに設けられるブレスセンサがセンサヘッドに内蔵されている。したがって、接触センサの位置を変えることなく、ブレスセンサの検出部の向きを微調整することができる。そして、センサヘッドの外表面からブレスセンサの検出部に向かって凹設された窪みを備えているので、意図的に吹き付けられた呼気を検出しやすい。
また、ブレスセンサとして圧力センサと音センサとを兼ねるコンデンサ型マイクロフォンを用いているので、呼気の風圧を検出するほかに、被看護者の声を検出してナースコールを行なったり、ナースコール装置の親機側にいる看護者と通話するためのマイクロフォンとして使用したりすることができる。
さらに、フレキシブルアームの先端の外周に回動中心線を中心とする円環状の嵌合凸部を設け、センサヘッドの基端に嵌合溝と隙間を有して外嵌する円環状の嵌合凸部を設け、嵌合溝と嵌合凸部との間の隙間に嵌合溝と嵌合凸部とのそれぞれに接するOリングを装着するナースコール子機によれば、がたつくこと無くセンサヘッドを設定した回動角度に保持することができる。
本発明に係る一実施形態のナースコール子機1について、図1および図2を参照して説明する。図1に示すように、ナースコール子機1は、本体2とフレキシブルアーム3とセンサヘッド4とを備える。本体2は、被看護者の頭部の周辺に置かれる台などに据えられる。フレキシブルアーム3は、基端3aから先端3bまでの途中を自在に湾曲させた状態に維持することができる。フレキシブルアーム3の基端3aは、本体2の上部2aに固定され、先端3bは、被看護者の口元に位置決めされる。
また、フレキシブルアーム3の先端3bには、センサヘッド4の基端4aが回動可能に支持されている。図2に示すように、フレキシブルアーム3の先端3bの外周には、センサヘッド4の回動中心線Aを中心とする円環状の嵌合溝3cが形成されている。センサヘッド4の基端4aの内側には、嵌合溝3cと隙間を有して外嵌する円環状の嵌合凸部4bが形成されている。そして、嵌合溝3cと嵌合凸部4bとの間の隙間には、嵌合溝3cおよび嵌合凸部4bのそれぞれに接するOリング5が装着されている。
センサヘッド4には、図2に示すように、接触センサ6とブレスセンサ7と光学式センサ8と確認灯9とが実装された基板10が内蔵されている。接触センサ6の検出面6aは、センサヘッド4の先端4cに露出しており、センサヘッド4の回動中心線Aに対して、全方位から接触できるように形成されている。本実施形態においては、検出面6aは、回動中心線Aに沿う円筒面と、この円筒面の先端に連続する半球面とで構成されている。なお、検出面6aは、球状またはドーム状に形成されていても良い。
ブレスセンサ7の検出部7aと光学式センサ8の投光部8aおよび受光部8bと確認灯9とは、センサヘッド4の胴部4dに、回動中心線Aから半径方向の外向きに設けられている。センサヘッド4の胴部4dの外表面には、ブレスセンサ7の検出部7aに向かって窪み4eが形成されている。つまり、ブレスセンサ7の検出部7aは、窪み4eの最深部に配置されている。窪み4eは、呼気の風圧を中心に集中させる放物凹面状に形成されている。
ブレスセンサ7の検出部7aには、コンデンサ型マイクロフォンを使用しており、被看護者の呼気の風圧を検出するほか、音圧の変化を検出することができる。したがって、音量でナースコールを行なう音センサとして使用できるとともに、ナースコールを行なった後、ナースコール装置の本体側にいる看護者と会話するためのマイクロフォンとしても使用することができる。なお、コンデンサ型マイクロフォンの代わりに、圧電型マイクロフォンを使用しても良い。また、圧力センサとしての機能を有するものとして、半導体容量式圧力センサを用いても良い。
光学式センサ8は、投光部8aと受光部8bとを備え、被看護者の口元や瞼など顔のわずかな動きを検出するために使用される。確認灯9は、センサヘッド4に設けられたいずれかのセンサが信号を検出してナースコールが行なわれたことを、点灯することによって被看護者に報知する。なお、本体2の上部2aには、各センサの感度や検出時間を調整するボタン2b及び調子されたセンサの感度や検出時間のレベルを表示する表示灯2cが配置されている。
以上のように構成されたナースコール子機1は、センサヘッド4がフレキシブルアーム3に回動可能に支持されているので、ナースコール子機1の本体2を移動させること無く、フレキシブルアーム3の先端3bを被看護者の口元に位置決めした状態、すなわち、接触センサ6の検出面6aを位置決めした状態で、センサヘッド4を回動することによって、胴部4dに設けられたブレスセンサ7の検出部7aや光学式センサ8の投光部8aおよび受光部8bの向きを微調整することができる。つまり、接触センサ6の位置を維持した状態で、ブレスセンサ7や光学式センサ8など指向性センサの感度をより安定した状態に設定しやすい。
また、ブレスセンサ7の検出部7aは、窪み4cの最深部に配置されているので、被看護者が意図的に吹き付ける呼気が検出部7aに集中しやすく、吹き付ける角度の多少のずれや、呼気の風圧が弱い場合でも、呼気を確実に検出することができる。さらに、コンデンサ型マイクロフォンをブレスセンサ7の検出部7a使用しており、呼気でナースコールを行なった後、ナースコール装置の親機側にいる看護者との通話において、窪み4eによって音声が検出部7aに集中するので、用件をより正確に伝えることができる。
なお、本実施形態において、フレキシブルアーム3とセンサヘッド4との連結部は、フレキシブルアーム3に嵌合溝3cを形成し、センサヘッド4に嵌合凸部4bを形成したが、フレキシブルアーム3に嵌合凸部を形成し、センサヘッドに嵌合溝を形成しても良い。
1…ナースコール子機、2…本体、3…フレキシブルアーム、3a…基端、3b…先端、3c…嵌合溝、4…センサヘッド、4a…基端、4b…嵌合凸部、4c…先端、4e…窪み、6…接触センサ、6a…検出面、7…ブレスセンサ、7a…検出部、A…回動中心線。
Claims (3)
- 本体に固定される基端から先端までの途中を自在に湾曲させた状態に維持して被看護者の口元に前記先端が位置決めされるフレキシブルアームと、
前記フレキシブルアームの先端に回動可能に基端が支持されるセンサヘッドと、
前記センサヘッドの回動中心線と同軸に前記センサヘッドの先端に配置されて前記回動中心線に対して全方位から接触可能に検出面が形成される接触センサと、
前記センサヘッドに内蔵されて呼気の風圧を検出する検出部が前記回動中心線から半径方向の外向きに設けられるブレスセンサと、
前記センサヘッドの外表面から前記検出部に向けて凹設された窪みと
を備えることを特徴とするナースコール子機。 - 前記ブレスセンサは、圧力センサと音センサとを兼ねるコンデンサ型マイクロフォンであることを特徴とする請求項1に記載のナースコール子機。
- 前記回動中心線を中心に前記フレキシブルアームの先端の外周に設けられる円環状の嵌合溝と、
前記センサヘッドの基端に設けられて前記嵌合溝に隙間を有して外嵌する円環状の嵌合凸部と、
前記隙間に装着されて前記嵌合溝と前記嵌合凸部とのそれぞれに接するOリングと
を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のナースコール装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003391256A JP2005152047A (ja) | 2003-11-20 | 2003-11-20 | ナースコール子機のセンサヘッド形状 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=34718375
Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010104530A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Aiphone Co Ltd | ナースコール子機 |
JP2012035052A (ja) * | 2010-07-11 | 2012-02-23 | Aichi Medical Univ | 報知装置 |
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JP2017060589A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 株式会社ケアコム | 呼出分析装置および呼出制御システム |
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2003
- 2003-11-20 JP JP2003391256A patent/JP2005152047A/ja active Pending
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