JP2005151017A - 画像符号化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の画像符号化装置では、複数ある予測方式のうち最適な予測方式を選択するため、全ての予測方式について発生符号量を推定し最適なものを選択する必要があり、符号化に必要な演算量が膨大になるという問題点があった。
【解決手段】 予測方式制御部11は、付加情報あるいは発生符号量の推定結果に基づき、適切な予測方式候補の限定および予測方式の決定を行う。これにより、不要な予測方式による発生符号量の推定を削減し、演算量が膨大になることを防ぐことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 予測方式制御部11は、付加情報あるいは発生符号量の推定結果に基づき、適切な予測方式候補の限定および予測方式の決定を行う。これにより、不要な予測方式による発生符号量の推定を削減し、演算量が膨大になることを防ぐことができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は画像符号化装置に関し、特に静止画像および動画像データを符号化する画像符号化装置に関するものである。
次世代の動画像符号化方式として、従来方式より更なる符号化効率の向上を目指した動画像符号化方式である以下の非特許文献1の技術が知られている。本技術ではイントラ予測と呼ばれる画像符号化技術により、従来の動画像符号化方式に比べ符号化効率を向上させることができる。
以下、本技術で用いられるイントラ予測について説明する。本技術では、画像を複数のブロックに分割しブロック毎に符号化を行う。イントラ予測は、符号化対象であるブロックの画像に対し、既に符号化済みの近隣ブロックの画像を基に、当該ブロックの画像の予測画像を作成するための予測方法である。イントラ予測により作成された適切な予測画像と符号化対象の画像との差分画像を符号化することで符号化効率が向上する。
また、本技術では、画像の輝度成分は4x4画素ブロックまたは16x16画素ブロック、色差成分は8x8画素ブロックを単位としてイントラ予測が行われる。
図6に本技術で用いられるイントラ予測における予測方法の一例として、輝度成分の4x4画素ブロックを単位とした場合を示す。イントラ予測で用いられる予測方法は1種類ではなく、図6(a)に示すように、4x4画素ブロックの場合、予測方式aからiまでの9通りが存在する。
図6(a)における矢印は、それぞれの予測方法の予測方向の違いを模式的に表しており、これについては、図6(b)から(e)の例を用いて説明する。
図6(b)から(e)は、それぞれ予測方式aからdによって作成された4x4画素ブロックの予測画像、および予測画像を作成する際に参照する周辺ブロックに属する9画素の画素の関係を表す説明図である。なお、図中の数値は当該画素の画素値を表している。
例えば、予測方式aの場合、図6(a)の水平方向への矢印が示す通り、図6(b)では、4x4画素ブロックの左側に隣接する4画素を基に水平方向への予測が行われ予測画像が作成されている。同様に、予測方式bでは図6(a)および図6(c)に示すように垂直方向の予測により上側に隣接する4画素を基に予測画像が作成される。予測方式dでは、図6(a)および図6(e)に示すように斜め方向の予測によって隣接9画素を基に予測画像が作成されている。
ただし例外的に予測方式cは、その他の予測方式と異なり特定の予測方向を持たない予測方式であり、図6(d)に示すように、隣接9画素の平均値によって予測画像が作成される。図6(b)から(e)に示した予測方式aからd以外の予測方式については同様の方法で予測方向に従った予測画像が作成されるため説明を省略する。
なお予測方式は、輝度成分4x4画素ブロックに対し上記aからiまでの9通り、輝度成分16x16画素ブロックに対し4通り、色差成分8x8画素ブロックに対し4通りが用意されており、予測方式としてブロックサイズおよび予測方向の組み合わせが多数存在する。
従来の画像符号化装置では、図7の動作フローに示すように、複数ある予測方式のうち1つを選択し、その予測方式での発生符号量を推定し(S11)、同様に全ての予測方式について発生符号量の推定を繰り返し(S12)、発生符号量の推定結果から、最も発生符号量が少ないと予想される予測方式を選択して符号化を行う(S13)。
Final Commitee Draft ISO/IEC 14496−10
Final Commitee Draft ISO/IEC 14496−10
従来の画像符号化装置では、複数ある予測方式のうち最適な予測方式を選択するため、全ての予測方式について、発生符号量を推定し最適なものを選択する必要があり、符号化に必要な演算量が膨大になるという問題点があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、本発明の第1の画像符号化装置は、ブロック分割された画像に対し、前記ブロック毎に変更可能な複数の予測方式を用いてフレーム内予測符号化を行う画像符号化装置であって、前記複数の予測方式の一部を所定の条件で第1の予測方式候補とし、前記第1の予測方式候補から当該ブロックの予測方式を決定することを特徴とする。
本発明の第2の画像符号化装置は、複数の予測方式の一部から所定の条件で第1の予測方式候補を決定し、該第1の予測方式候補に基づいて、前記複数の予測方式の一部を第2の予測方式候補とし、前記第2の予測方式候補から当該ブロックの予測方式を決定することを特徴とする。
本発明の第3の画像符号化装置は、本発明の第1又は第2の画像符号化装置の構成に加え、前記所定の条件は、符号化対象となる画像の解像度であり、所定の画像解像度より低い画像を符号化する場合には、選択する予測方式候補数を多く、所定の画像解像度より高い画像を符号化する場合には、選択する予測方式候補数を少なくすることを特徴とする。
本発明の第4の画像符号化装置は、本発明の第1又は第2の画像符号化装置の構成に加え、前記所定の条件は、隣接ブロックの符号化に用いた予測方式であり、前記隣接ブロックの符号化に用いた予測方式を当該ブロックの予測方式候補に加えることを特徴とする。
本発明の第5の画像符号化装置は、本発明の第1又は第2の画像符号化装置の構成に加え、前記画像は動画像であり、画像符号化装置は前記フレーム内予測符号化とフレーム間予測符号化を前記ブロック毎に選択し、前記所定の条件は、フレーム間予測符号化されたブロックの割合であり、フレーム間予測符号化されたブロックの割合が所定の閾値を超えた場合には、前記予測方式候補に占めるフレーム内予測方式を少なく、フレーム間予測符号化されたブロックの割合が所定の閾値を下回る場合には、前記予測方式候補に占めるフレーム内予測方式を多くすることを特徴とする。
本発明の第6の画像符号化装置は、ブロック分割された画像に対し、前記ブロック毎に変更可能な複数の予測方式を用いてフレーム内予測符号化を行う画像符号化装置であって、前記ブロック毎に画像特徴を解析する画像解析手段を備え、画像解析手段の解析結果に基づき前記予測方式候補あるいは当該ブロックの予測方式を決定する予測方式制御手段を備えることを特徴とする。
本発明の第7の画像符号化装置は、本発明の第6の画像符号化装置の構成に加え、前記画像解析手段は、ブロック分割された画像の直交変換により得られた変換係数の分布を基に画像の特徴解析を行うことを特徴とする。
本発明の第1および第2の画像符号化装置は、予測方式の決定のために全ての予測方式での符号化の試行あるいは発生符号量の推定を必要とせず、少ない演算量で予測方式を決定および符号化することが可能である。
本発明の第3の画像符号化装置では、高解像度の画像を符号化する場合の演算量を低く抑えることが可能である。
本発明の第4の画像符号化装置では、隣接ブロックで選択された予測方式を当該ブロックの予測候補へ加えることで、予測精度の向上が可能である。
本発明の第5の画像符号化装置では、予測候補に占めるフレーム内相関、あるいはフレーム間相関を用いた予測方式の割合を適応的に変化させることで、予測精度の向上と不要な演算量を削減することが可能である。
本発明の第6、第7の画像符号化装置では、画像特徴の解析により予測方式を決定でき、複数の予測方式での発生符号量の推定が不要であり、少ない演算量で、予測方式を決定および符号化することが可能である。
本発明の画像符号化装置について以下、詳細を説明する。本発明の画像符号化装置は、入力画像を複数のブロックに分割し、ブロック毎に符号化する。さらに、分割されたブロック毎に予め定められた複数の予測方式から1つの予測方式を選択し、選択した予測方式に基づき近隣ブロックに属する画像から当該ブロックに対する予測画像を作成する。さらに、当該ブロックの入力画像と予測画像の差分画像を生成し、差分画像と選択した予測方式の種別の符号化を行う。
このような符号化方式としては上記非特許文献1の技術があるが、本発明の符号化方式は本技術に限定されるものではなく、上記に示すような符号化方式であればいかなる符号化方式であっても適応可能である。また以下では、図6に示す4x4画素のブロックに対する予測方式aからiまでの9通りの予測方式が存在する場合を例として説明するが、本発明の画像符号化装置が扱うブロックサイズ、予測方式が図6に示す方式に限定されるものではなく、任意のブロックサイズ、および任意の予測方式に適応可能である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像符号化装置を示すブロック図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像符号化装置を示すブロック図である。
図1において、11は複数の予測方式から適切な予測方式を決定する予測方式制御部、12は予測方式制御部11により決定された予測方式に基づき予測画像を生成する予測画像生成部、13は予測画像と符号化対象となる画像を入力として差分画像を生成する差分画像生成部、14は差分画像および予測方式の種別を符号化する画像符号化部、15は差分画像と予測画像を合成する画像合成部、16は動画像を蓄積する画像蓄積部、17は差分画像の符号化により発生する符号量を推定する符号量推定部、18は画像符号化部14と符号量推定部17のいずれか一方を選択し差分画像を出力するための切り替えスイッチである。
次に本実施の形態の画像符号化装置の動作について、図2の動作フローを参照しながら以下説明する。
まず予測方式制御部11が、複数ある予測方式のうち、いくつかの予測方式を当該ブロックの予測方式の初期候補として選択する(S1)。例えば、予測方式aからcの3通りの予測方式を初期候補として選択する。
予測方式の初期候補としては、全てのブロック共通とする構成でもよいし、ブロック毎に適応的に変更する構成であっても構わない。
なお初期候補としては、任意の予測方式を選択することが可能であるが、全てのブロックで共通の初期候補とする場合は、予め一般的な各予測方式での予測効率を統計的に定めておき、一般に予測効率の高い順に数種の方式を選択することで予測精度を向上させることが可能である。
一方ブロック毎に適応的に変更する場合、上記の選択方法に加え、予測方式制御部11に入力される付加情報である符号化条件、既に符号化が終了した近傍ブロックの予測方式を基に、ブロック毎に初期候補および初期候補数を変更することが可能である。例えば、画像符号化装置が高画質モード、低画質モードの2つの録画モードを備える場合ならば、付加情報として録画モードを予測方式制御部11に入力する。高画質モードの場合では初期候補数を多く設定し予測精度を高め、低画質モードでは予測候補数を少なく設定し符号化に必要な演算量を抑えるといった切り替えが可能である。
同様に、画像符号化装置が異なる画像解像度の録画モードを備える場合ならば、付加情報として録画モードを予測方式制御部11に入力する。低解像度の録画モードでは初期候補数を多く設定し予測精度を高め、高解像度では予測候補数を少なく設定して符号化に必要な演算量を抑えるといった切り替えが可能である。
さらに、近傍ブロックで最終的に選択された予測方式、あるいは符号化効率が高いと判定された予測方式についての情報を付加情報として予測方式制御部11に入力し当該ブロックの予測方式の初期候補に加えることで、予測精度を向上させることも可能である。
次に、選択された候補についてそれぞれの予測方式に基づき、予測画像生成部12にて予測画像を作成し、生成された予測画像と符号化対象となる入力画像の差分画像を差分画像生成部13にて作成し、作成された差分画像を基に、当該予測方式での発生符号量を符号量推定部17にて推定する(S2)。
なお発生符号量の推定方法は、例えば実際に当該差分画像を符号化する場合と同じ処理を行い、直接当該予測方式での発生符号量を求める方法でも良いし、発生符号量と相関の高い画像特徴量を求め、当該画像特徴量によって間接的に発生符号量を推定する方法のいずれの方法を用いても構わない。
差分画像を符号化することで直接発生符号量を求める場合には、画像符号化部14が符号量推定部17の機能を兼ねることが可能であり、符号量推定部17、切り替えスイッチ18を省略することも可能である。
また画像特徴量から間接的に発生符号量を推定する場合には、演算量の多い画像符号化処理を行う必要がなく、発生符号量の推定に必要な演算量を軽減することができる。
なお画像特徴量を用いた発生符号量の推定方法は、例えば画素毎の差分絶対値和あるいは差分二乗和を用いる方法や、DFT(離散フーリエ変換)、DCT(離散コサイン変換)等の直交変換および変換係数の量子化を行い、量子化後の非ゼロ係数の個数をカウントする方法などさまざまな方法があり差分画像の符号化方式に応じて推定精度は異なるが、いかなる方法を用いた構成であっても構わない。
なお複数の発生符号量の推定方法を予め備え、用途に応じて最適な推定方法を切り替えて用いる構成としても良い。このような構成とすることで、例えば高い予測精度を必要とする場合には、実際の符号化により符号量を求め、予測精度よりも演算量の削減あるいは処理速度が重視される場合には、演算量の少ない画像特徴量による符号量推定に切り替えるといったことが可能である。
上記の符号量推定を候補となる予測方式全てについて行い(S3)、全ての候補に対して符号量推定の完了後、予測方式制御部11は、最も推定符号量が少ない予測方式を選択し(S4)、当該予測方式を当該ブロックの予測方式として決定するか、あるいは、更に予測方式を追加し符号量推定を継続するかの判定を行う(S5)。
符号量推定を継続するか否かの判定および予測方式の決定には、所定の閾値を下回る推定符号量の予測方式が存在すれば、最も推定符号量の少ない予測方式を当該ブロックの予測方式として決定し符号量推定を終了する方法、新たな候補を追加しても、最も推定符号量の少ない予測方式が変化しなくなった時点で、当該予測方式を当該ブロックの予測方式として決定し符号量推定を終了する方法、あるいは所定回数、または所定の全ての候補での符号量推定が完了した時点で、最も推定符号量の少ない予測方式を当該ブロックの予測方式として決定し符号量推定を終了する方法のいずれか、あるいは複数の方法を組み合わせた方法であっても構わない。
また符号量推定を継続する場合、S2に戻り、新たな予測方式候補を追加する。追加する候補の選択方法は、予め定めた一般的な予測効率順に順次候補を追加する第1の方法でも良いし、符号量の推定結果と予測方式の相関に応じて追加する候補を適応的に変化させる第2の方法、あるいは両方を組み合わせた方法でも構わない。
図6に示す予測方式において、例えば、一般に予測方式a、b、c、d、e、f、g、h、iの順で予測効率が良いとするならば、第1の方法では、初期候補を予測方式a、b、c、とし、第2候補として予測方式d、e、第3候補として予測方式f、gといった順に順次、候補を追加し符号量推定を繰り返す。
また一般に図6(a)に示す予測方式の場合、予測方向と発生符号量には高い相関関係がある。例えば、第2の方法の例としては、初期候補を予測方式a、b、cとし、予測方式aが最も推定符号量が少ない場合、予測方式aと予測方向の近い予測方式f、gを第2候補、予測方式bが最も推定符号量が少ない場合、予測方式bと予測方向の近い予測方式h、iを第2候補、予測方式cが最も推定符号量が少ない場合、予測方式d、eを第2候補として、以降同様に最も推定符号量の少ない予測方式に予測方向が近いものを候補に追加して符号量推定を繰り返す。
ただし、図6において予測方式cは予測方向の指向性を持たない予測方式のため、ここでは便宜上、予測方式d、eを予測方式cが最も推定符号量の少ない場合の第2候補として選んだが、他の予測方式を第2候補として選んでも構わない。
上記の第1、第2のいずれの方法を用いた場合でも、前述の予測方式の決定方法と合わせて用いることで、早期に符号化効率の高い予測方式を選択することが可能となり、不要な演算量を削減することが期待できる。
なお、前述の符号量推定の初期候補数の場合と同様、2回目以降の符号量推定に追加する候補数、符号量推定を終了するための推定符号量の判定に用いる閾値、符号量推定の繰り返し回数、符号量推定を行う最大候補数を録画モード等の符号化条件により変更できる構成も可能であり、その効果は前述の符号量推定の初期候補数を変更した場合と同じであり説明を省略する。
最後に、決定した予測方式によって符号化を行う(S6)。予測方式制御部11により決定された予測方式により、予測画像および差分画像が作成され、画像符号化部14にて差分画像と予測方式の種別が符号化される。符号化された差分画像は画像合成部15にて予測画像と合成され、当該ブロックの符号化結果の画像として画像蓄積部16に蓄積される。
以上説明したように本実施の形態の画像符号化装置では、全ての予測方式での発生符号量の推定を必要としないため、少ない演算量で予測方式を決定することが可能である。
なお本実施の形態の画像符号化装置は、扱う予測方式として、図6に示す9種類のイントラ予測のみの場合について説明したが、予測方式はイントラ予測に限らず、フレーム間予測を行う予測方式が存在しても構わない。なお、フレーム間予測も合せて扱う場合には、予測方式制御部11に付加情報としてフレーム間符号化されたブロックの割合を入力することで、フレーム間符号化されるブロックの割合が低い場合には、予測方式候補にイントラ予測を行う候補を多く、逆にフレーム間符号化されるブロックの割合が高い場合には、予測方式候補にはイントラ予測を行う候補を少なくする。予め選択される確率の低い予測方式を候補としないことで、不要な演算量を削減することが可能である。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2の実施の形態における画像符号化装置を示すブロック図である。図3において、21は入力画像の解析を行う画像解析部である。本実施の形態の画像符号化装置は、画像の特徴解析により予測方式を決定し符号化を行う点が第1の実施の形態の画像符号化装置と異なる。なお、予測方式の決定方法に関連する動作および構成については、基本的に第1の実施の形態の画像符号化装置と同じであり説明を省略する。
図3は、本発明の第2の実施の形態における画像符号化装置を示すブロック図である。図3において、21は入力画像の解析を行う画像解析部である。本実施の形態の画像符号化装置は、画像の特徴解析により予測方式を決定し符号化を行う点が第1の実施の形態の画像符号化装置と異なる。なお、予測方式の決定方法に関連する動作および構成については、基本的に第1の実施の形態の画像符号化装置と同じであり説明を省略する。
画像の特徴解析に基づく予測方式の決定方法について以下説明する。画像解析部21には、符号化対象となるブロック分割された画像を入力し、画像の特徴解析を行う。画像解析部21は、予め定めた予測方式毎の最も有効な画像の特徴のうち、どの特徴を最も強く示すかを判断し、画像の特徴解析結果として予測方式制御部11に通知する。
例えば、図6の9つの予測符号化方式の場合、予測方式aは、垂直方向に変化する画像に対し有効、予測方式bは、水平方向に変化する画像に対し有効、予測方式cは、指向性のないランダムな変化に対し有効といった特徴を持つ。従って、このような予測方法の場合、画像解析部21は特徴解析の方法として、図4に示すように入力画像をDFT、DCT等の変換を行い空間周波数領域による係数分布により特徴を解析する。
図4は、4x4画素の画像の画素値と変換後の係数値の関係を示した説明図である。図4(a)は水平方向の変化が激しい画像を入力した場合の例、図4(b)は垂直方向の変化が激しい画像を入力した場合の例、図4(c)は指向性のないランダムに変化する画像を入力した場合の例をそれぞれ示している。
図4に示すように、変換後の係数の分布は入力画像の特徴によって大きく異なる。従って、例えば図4(a)に示す領域Aに他の領域に比べ絶対値が大きい係数が多く存在する場合、画像解析部21は、当該画像は垂直方向の変化が激しい画像であると判定する。
画像解析部21は当該画像のこの解析結果を予測方式制御部に通知し、予測方式制御部は、垂直方向の変化に対し有効な予測方式aを当該ブロックの予測方式として決定する。同様に、例えば図4(b)に示す領域Bに他の領域に絶対値の大きい係数が多く存在する場合は、水平方向の変化に対し有効な予測方式bを、空間周波数領域全体に係数分布の偏りが存在しない場合は、指向性のないランダムな変化に対し有効な予測方式であるcを選択する。その他の予測方式についても、同様の方法で特徴解析および予測方式を決定することが可能である。
以上説明したように、本実施の形態の画像符号化装置では、入力画像の特徴解析を行うことで適切な予測方式を決定するため従来の画像符号化装置、あるいは第1の実施の形態における画像符号化装置のように各予測方式による予測画像を作成し符号化を試行する必要がなく、演算量を低く抑えることが可能である。
なお本実施の形態の画像符号化装置では、特徴解析の対象として、符号化対象であるブロックの画像のみを用いたが、当該ブロックの予測に用いる近隣ブロックの画像を加えて特徴解析を行う構成としても、複数のブロックの画像を入力とし、一度に複数の画像の特徴解析を行う構成としても構わない。
また特徴解析の結果から一意に当該ブロックの予測方式を決定するものとして説明したが、予測方式制御部に近隣ブロックの予測方式を付加情報として入力することで、当該ブロックの画像特徴に明確な特徴が現れず、複数の予測方式の候補が存在する場合、近隣ブロックの予測方式から当該ブロックの予測方式を決定する構成としても構わない。あるいは、第1の実施の形態で説明した画像符号化装置の構成と組み合わせて使用し、複数の予測方式の候補から最終的な予測方式を決定する構成でも構わない。
また図4に示すようなDFT、DCT等の直交変換による周波数解析により画像の特徴解析が可能で、かつ、符号化方式としてDFT、DCT等の直交変換を用いる場合には、画像符号化部、および画像解析部の一部の構成を共通に用いることが可能である。
図5にこの第2の実施の形態の別形態の画像符号化装置のブロック図を示す。図5において、画像符号化14は、差分画像に対し直交変換を行う直交変換部31、直交変換結果の変換係数を量子化する量子化部32、量子化された変換係数、および予測方式の種別を符号化する可変長符号化部33、量子化された変換係数を逆量子化する逆量子化部34、逆量子化された変換係数を差分画像に変換する逆直交変換部35、画像解析部21は、直交変換部31、量子化部32、量子化された変換係数の分布から画像特徴を解析する特徴解析部33によって構成され、直交変換部31の入力を切り替えるための切り替えスイッチ37をさらに備える。
本画像符号化装置では、画像符号化部14と画像解析部21を構成する直交変換部31および量子化部32を共通に用いている点、および直交変換部31および量子化部32を画像解析部21の一部として使用する場合、あるいは画像符号化部の一部として使用する場合に応じて直交変換部31への入力を適切に切り替える切り替えスイッチを備えることを除き、図5の構成および符号化の動作は、既に説明した実施例2の画像符号化装置と同じであり説明を省略する。
このような構成とすることで、画像解析部21に必要な回路を画像符号化部14と共有することで、画像符号化装置を構成する回路を簡略化することが可能である。
なお、上述の実施の形態におけるフローチャートの処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD-ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供することにしてもよい。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
11 予測方式制御部、12 予測画像生成部、13 差分画像生成部、14 画像符号化部、15 画像合成部、16 画像蓄積部、17 符号量推定部、18 切り替えスイッチ、21 画像解析部、31 直交変換部、32 量子化部、33 可変長符号化部、34 逆量子化部、35 逆直交変換部、36 特徴解析部、37 切り替えスイッチ。
Claims (7)
- ブロック分割された画像に対し、前記ブロック毎に変更可能な複数の予測方式を用いてフレーム内予測符号化を行う画像符号化装置において、
前記複数の予測方式の一部を所定の条件で第1の予測方式候補とし、前記第1の予測方式候補から当該ブロックの予測方式を決定することを特徴とした画像符号化装置。 - 複数の予測方式の一部から所定の条件で第1の予測方式候補を決定し、該第1の予測方式候補に基づいて、前記複数の予測方式の一部を第2の予測方式候補とし、
前記第2の予測方式候補から当該ブロックの予測方式を決定することを特徴とする画像符号化装置。 - 請求項1又は2記載の画像符号化装置において、
前記所定の条件は、符号化対象となる画像の解像度であり、
所定の画像解像度より低い画像を符号化する場合には、選択する予測方式候補数を多く、
所定の画像解像度より高い画像を符号化する場合には、選択する予測方式候補数を少なくすることを特徴とする画像符号化装置。 - 請求項1又は2記載の画像符号化装置において、
前記所定の条件は、隣接ブロックの符号化に用いた予測方式であり、
前記隣接ブロックの符号化に用いた予測方式を当該ブロックの予測方式候補に加えることを特徴とする画像符号化装置。 - 請求項1又は2記載の画像符号化装置において、
前記画像は動画像であり、画像符号化装置は前記フレーム内予測符号化とフレーム間予測符号化を前記ブロック毎に選択し、
前記所定の条件は、フレーム間予測符号化されたブロックの割合であり、
フレーム間予測符号化されたブロックの割合が所定の閾値を超えた場合には、前記予測方式候補に占めるフレーム内予測方式を少なく、
フレーム間予測符号化されたブロックの割合が所定の閾値を下回る場合には、前記予測方式候補に占めるフレーム内予測方式を多くすることを特徴とする画像符号化装置。 - ブロック分割された画像に対し、前記ブロック毎に変更可能な複数の予測方式を用いてフレーム内予測符号化を行う画像符号化装置において、
前記ブロック毎に画像特徴を解析する画像解析手段を備え、
画像解析手段の解析結果に基づき前記予測方式候補あるいは当該ブロックの予測方式を決定する予測方式制御手段を備えることを特徴とした画像符号化装置。 - 請求項6記載の画像符号化装置において、
前記画像解析手段は、ブロック分割された画像の直交変換により得られた変換係数の分布を基に画像の特徴解析を行うことを特徴とする画像符号化装置。
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