JP2005149592A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】複数のビデオレコーダ10aおよび10bを家庭内LANに接続する。レコーダ10aが既に起動状態でレコーダ10bを起動<4>、レコーダ10bはマウント可能なレコーダを探す<5>。これにレコーダ10aが応答し<6>、レコーダ10bがレコーダ10aのHDをマウントする<7>。レコーダ10bはマウント依頼をレコーダ10aに送信<8>。レコーダ10aはレコーダ10bのHDをマウント<9>。レコーダ10bの電源切断操作が行われると<10>、レコーダ10bはレコーダ10aのHDをアンマウントする<11>。レコーダ10bはレコーダ10aにアンマウント依頼を送信<12>。レコーダ10aはレコーダ10bのHDをアンマウント<13>。後レコーダ10bの電源が切断される<14>。
【効果】マウントされたまま電源が切断されてマウント元のレコーダで不具合が生じる恐れがない。
【選択図】図3

Description

この発明は、記録装置に関し、特にたとえば、記録装置が接続される通信ネットワーク上に存在する外部装置によって記録装置が備える第1記録媒体がマウントされ、マウントを行った外部装置によって、記録装置の第1記録媒体への信号の記録および再生が行われる、記録装置に関する。なお、マウントとは、記録装置の第1記録媒体上に形成されたディレクトリツリー構造を外部装置の第2記録媒体上に形成されたディレクトリツリー構造に結合し、外部装置から記録装置の第1記録媒体に対するデータ操作を行えるようにすることである。
従来のこの種の信号蓄積記装置の一例が、特許文献1に開示されている。
特許文献1には、映像受信アダプタがNFS(Network File System)を利用して、通信ネットワークを介して接続された記録装置としてのPVR(Personal Video Recorder)の記録媒体をマウントし、PVRの記憶媒体に記録されている映像コンテンツを映像受信アダプタが受信して再生する技術が開示されている。
特開2003−219486[H04Q 9/00]
特許文献1の技術をはじめ従来の技術では、一旦マウントしてからマウント先の装置の電源をオフにすると、マウント元でマウント先の電源がオフにされたことを認識できずに不具合が発生するという問題があった。マウントには、ソフトマウントとハードマウントとの2種類がある。ソフトマウントにおいては、マウントしたままマウント先の電源がオフにされると、マウントされた記録媒体にアクセスしようとアクセスリクエストを送信しても応答がないのでリクエストのタイムアウト待ちとなり装置の反応が遅くなる。また、ハードマウントにおいては、マウントしたままマウント先の電源がオフにされると、マウントされた記録媒体にアクセスをしようとしてもマウント先からの応答がないのでアクセスリクエストの送信を際限なく繰り返し、ハングアップしてしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、マウントされた状態で電源を切断する操作が行われても不具合が発生しない記録装置を提供することである。
請求項1の発明は、通信ネットワーク上の外部装置によってマウントされる第1記録媒体を備える記録装置において、電源の遮断操作が行われたか否かを判別する判別手段、および判別手段の判別結果が肯定的であるとき第1記録媒体のアンマウントを外部装置に要求する要求手段を備えることを特徴とする、記録装置である。
請求項1の発明では、記録装置が備える第1記録媒体が通信ネットワーク上の外部装置によってマウントされる。判別手段が電源の遮断操作が行われたか否かを判別し、電源の遮断操作が行われたときには、要求手段が第1記録媒体のアンマウントを外部装置に要求する。したがって、請求項1の発明によれば、外部装置によって第1記録媒体がマウントされたまま電源が切断さえることを防止できる。
請求項2の発明は、外部装置が第2記録媒体を備えるとき第2記録媒体をマウントするマウント手段、判別手段の判別結果が肯定的であるとき第2記録媒体をアンマウントするアンマウント手段をさらに備える、請求項1記載の記録装置である。
請求項2の発明では、外部装置が第2記録媒体を備えるときに、マウント手段が第2記録媒体をマウントする。そして、判別手段の判別結果が肯定的である、つまり、電源の切断操作が行われたとき、アンマウント手段が第2記録媒体をアンマウントする。したがって、記録装置が備える第1記録媒体と外部装置が備える第2記録媒体とを相互にマウントすることができる。
請求項3の発明は、マウントおよびアンマウントをNFSによって実現する、請求項1または2記載の記録装置である。
請求項3の発明では、第1記録媒体および第2記録媒体のマウントおよびアンマウントがNFS(Network File System)によって実現される。したがって、請求項1および請求項2の発明を既存のシステムを用いて実現できる。
この発明によれば、他の装置によってマウントされたまま電源が切断されることがないので、電源を切断された記録装置にアクセスを行おうとすることに起因する不具合の発生を防止することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1に示すこの発明の一実施例であるビデオレコーダ10は、リビング,寝室,子供部屋などの複数の部屋に設置され、家庭内LAN(Local Area Network)100によって互いに接続されて信号の送受信が可能になっている。リビング,寝室および子供部屋に配置されているビデオレコーダ10を、識別子“10a”,“10b”および“10c”によってそれぞれ区別する。単に“ビデオレコーダ10”と表記した場合は、ビデオレコーダ10a,ビデオレコーダ10bおよびビデオレコーダ10cのそれぞれを示す。また、ビデオレコーダ10a,ビデオレコーダ10bおよびビデオレコーダ10cは、IPアドレス192.168.1.1,192.168.1.2および192.168.1.3によってそれぞれ識別される。家庭内LAN100への接続は有線であっても無線であってもよい。ビデオレコーダ10a,ビデオレコーダ10bおよびビデオレコーダ10cにはテレビジョン受像機50a,テレビジョン受像機50bおよびテレビジョン受像機50cがそれぞれ接続される。なお、単に“ビデオレコーダ50”と表記した場合は、ビデオレコーダ50a,ビデオレコーダ50bおよびビデオレコーダ50cのそれぞれを示す。
ビデオレコーダ10は、具体的には、図2に示すように構成されている。図2に示すように、ビデオレコーダ10はマイクロコンピュータ12を含んでいる。マイクロコンピュータ12には、バス30を介して、RAM(Random Access Memory)14,HDD(Hard Disc Drive)16,操作パネル18,ネットワーク制御回路20およびMPEG(Moving Picture coding Experts Group)コーデック24が接続される。また、MPEGコーデック24には、ビデオ復号化回路22およびビデオ符号化回路26が接続される。HDD16はHD(Hard Disc)16hを備えており、このHD16hに作成された“home”というディレクトリ内に放送番組などのコンテンツが記録されている。また、HD16hには、コンテンツ情報を蓄積したコンテンツ情報データベース16dが構築される。コンテンツ情報には、コンテンツID,コンテンツパス,録画開始日時,録画終了日時,放送チャネル,録画モード,ジャンルなどが含まれている。コンテンツ情報データベース16dの内容に基づいてコンテンツ一覧が作成され、オペレータはこのコンテンツ一覧を用いて再生したり削除したりするコンテンツを選択する。
図示しないアンテナによって受信されたテレビジョン放送波はコンポジットビデオ信号となってビデオ復号化回路22に入力される。ビデオ復号化回路22は入力されたコンポジットビデオ信号をREC656の規格に応じたビデオ信号に復号化してMPEGコーデック24に与える。MPEGコーデック24は与えられたビデオ信号にMPEG圧縮を施してこの圧縮ビデオ信号をHDD16に与える。HDD16は与えられた圧縮ビデオ信号をHD16hに書き込む。これによって、所望の放送番組(コンテンツ)がHD16hに記録される。
オペレータが操作パネル26からHD16hに記録された放送番組の再生操作を行うと、HDD16によってHD16hから放送番組のコンテンツである圧縮ビデオ信号が読み出され、この圧縮ビデオ信号がMPEGコーデック24に与えられる。MPEGコーデック24は与えられた圧縮ビデオ信号にMPEG伸長を施してREC656の規格に応じたビデオ信号にしてビデオ符号化回路26に与える。ビデオ符号化回路26は与えられたビデオ信号を符号化してコンポジットビデオ信号にしてテレビジョン受像機50に出力する。これによって所望の放送番組(コンテンツ)の映像および音声がテレビジョン受像機50で再生される。
各ビデオレコーダ10はNFSによって相互にマウントされ、各ビデオレコーダ10のHDD16のHD16h上のデータを共有することができる。つまり、リビングに設置されたビデオレコーダ10aのHD16hに記録されているコンテンツを寝室に設置されたビデオレコーダ10bに転送して再生したり、子供部屋に設置されたビデオレコーダ10cで受信したコンテンツをリビングに設置されたビデオレコーダ10aのHD16hに記録したりすることが可能である。
ビデオレコーダ10aにおいて、ビデオレコーダ10bのHD16hに記録されたコンテンツを再生する操作が行われたときには、ビデオレコーダ10bのHDD16によってHD16hに記録された圧縮ビデオ信号(コンテンツ)が読み出され、読み出された圧縮ビデオ信号がネットワーク制御回路20に与えられる。ネットワーク制御回路20は与えられた圧縮ビデオ信号を家庭内LAN100に向けて送信する。これによって、圧縮ビデオ信号が家庭内LAN100を介してビデオレコーダ10aに転送される。
圧縮ビデオ信号の転送を受けたビデオレコーダ10aでは、ネットワーク制御回路20が圧縮ビデオ信号を受信し、受信した圧縮ビデオ信号をMPEGコーデック24に与える。圧縮ビデオ信号はMPEGコーデック24によってMPEG伸長が施され、ビデオ符号化回路26を介してテレビジョン受像機50aに与えられ、放送番組(コンテンツ)の映像および音声がテレビジョン受像機50aによって再生される。
ビデオレコーダ10aのHD16hの空き容量に余裕がない場合などには、ビデオレコーダ10aで受信した放送番組の信号が、たとえば、ビデオレコーダ10bのHD16hに記録される。この場合、アンテナによって受信されたテレビジョン放送波はビデオ復号化回路22を介してMPEGコーデック24に与えられる。MPEGコーデック24に与えられたビデオ信号はMPEG圧縮が施されてネットワーク制御回路20に与えられる。そして、ネットワーク制御回路20は圧縮ビデオ信号を家庭内LAN100に向けて送信する。これによって、圧縮ビデオ信号がビデオレコーダ10bに転送される。
圧縮ビデオ信号の転送を受けたビデオレコーダ10bでは、ネットワーク制御回路20が圧縮ビデオ信号を受信し、受信した圧縮ビデオ信号をHDD16に与える。そして、HDD16は与えられた圧縮ビデオ信号をHD16hに書き込む。こうして、ビデオレコーダ10aで受信された放送番組(コンテンツ)がビデオレコーダ10bのHD16hに記録される。
このようなコンテンツの共有を実現するためには、各ビデオレコーダ10が互いにHD16hをマウントし合うことが必要である。また、互いにマウントしたビデオレコーダ10の電源をオフにするときには、上述したような、アクセスリクエストのタイムアウト待ちによる装置の反応速度の低下やアクセスリクエストの無限送信によるハングアップなどの不具合が発生しないように、電源をオフするビデオレコーダ10のアンマウントを行う。
図3は、ビデオレコーダ10aとビデオレコーダ10bとの間におけるマウントとアンマウントとの手順を示すタイムチャートである。まず、ビデオレコーダ10aに電源を投入して起動すると(<1>)、ビデオレコーダ10aは、ネットワークに接続されたマウント可能な他の機器を探す(<2>)。このとき、ビデオレコーダ10bは起動していないので応答しない(<3>)。したがって、マウントできる機器が存在しないので、ビデオレコーダ10aはマウント作業を行わない。
次に、ビデオレコーダ10bの電源を投入すると(<4>)、ビデオレコーダ10bはマウントが可能な機器を探す(<5>)。これに対し、ビデオレコーダ10aが応答する(<6>)ので、ビデオレコーダ10bはビデオレコーダ10aのHD16hをマウントする(<7>)。そして、ビデオレコーダ10bは、ビデオレコーダ10aに対して、逆にビデオレコーダ10bのHD16hをマウントするように指示を送る(<8>)。この指示に応じて、ビデオレコーダ10aは、ビデオレコーダ10bのHD16hをマウントする(<9>)。これによって、ビデオレコーダ10a10のHD16hとビデオレコーダ10bのHD16hとが互いにマウントされる。
ネットワーク上にマウント可能な他の機器が存在する場合には、すべての機器を互いにマウントする。図1の例では、家庭内LAN100に接続された機器はすべてビデオレコーダ10であるが、家庭内LAN100に接続される機器はビデオレコーダ10に限らず、たとえば、パーソナルコンピュータなどであってもよい。
ビデオレコーダ10bの電源を切断する操作を行うと(<10>)、ビデオレコーダ10bは、現在マウントしているビデオレコーダ10aのHD16hをアンマウントする(<11>)。そして、ビデオレコーダ10aに対して、ビデオレコーダ10bのHD16hをアンマウントするように指示を送る(<12>)。この指示に応じて、ビデオレコーダ10aは、ビデオレコーダ10bのHD16hをアンマウントする(<13>)。そして、ビデオレコーダ10bの電源が切断される(<14>)。
マウント前のビデオレコーダ10のHD16hのディレクトリ構造は図4に示すようになっている。“/”はルートディレクトリを示している。ルートディレクトリ“/”の下に“/home”というディレクトリと“/mnt”というディレクトリが存在する。“/home”というディレクトリの下には“/home/data”というディレクトリが存在し、“/home/data”というディレクトリの下にさらに、“/home/data/mpeg”というディレクトリと“/home/data/contents”というディレクトリが存在する。“/home/data/mpeg”というディレクトリの中にはコンテンツであるMPEGデータが記録されている。そして、“/home/data/contents”というディレクトリの中にはコンテンツであるMPEGデータに関するコンテンツ情報を蓄積したコンテンツ情報データベース16dが記録されている。これらのディレクトリ構造は各ビデオレコーダ10に共通である。
“/mnt”というディレクトリはマウント用のディレクトリであり、このディレクトリ以下に他のビデオレコーダ10のHD16hのディレクトリ構造がマウントされる。たとえば、リビングに設置されたビデオレコーダ10(IPアドレスが192.168.1.1)が寝室に設置されたビデオレコーダ10(IPアドレスが192.168.1.2)のHD16hをマウントすると、図5に示すように、リビングに設置されたビデオレコーダ10(IPアドレスが192.168.1.1)のディレクトリ“/mnt”に、寝室に設置されたビデオレコーダ10(IPアドレスが192.168.1.2)のディレクトリ“/home/data”以下のディレクトリ構造が追加される。
同様に、リビングに設置されたビデオレコーダ10(IPアドレスが192.168.1.1)が子供部屋に設置されたビデオレコーダ10(IPアドレスが192.168.1.3)のHD16hをマウントすると、図6に示すように、リビングに設置されたビデオレコーダ10(IPアドレスが192.168.1.1)のディレクトリ“/mnt”に、子供部屋に設置されたビデオレコーダ10(IPアドレスが192.168.1.3)のディレクトリ“/home/data”以下のディレクトリ構造が追加される。このように他のビデオレコーダ10のディレクトリ構造を自機のディレクトリに追加することによって、他のビデオレコーダ10のコンテンツを参照することが可能となる。
実際にビデオレコーダ10をマウントしてHD16hに記録されたコンテンツの共有を行うには、マウントしたビデオレコーダ10のHD16hに記録されたコンテンツを把握する必要があるので、マウント先のコンテンツ情報データベース16dの内容を自機のコンテンツ情報データベース16dに反映する編集処理を行わなければならない。
以下には、図8から図17に示すフロー図を用いて、コンテンツ情報データベース16dの編集処理を含め、マイクロコンピュータ12の動作について説明する。なお、ビデオレコーダ10においてLinuxが稼動している場合を例として説明する。
オペレータが操作パネル18から電源を投入する操作を行うと、図8のステップS1において、マイクロコンピュータは電源投入の操作が行われたと判断し、ステップS3でマウント処理を行う。このマウント処理では、家庭内LAN100に接続されてNFSが動作しているすべてのビデオレコーダ10を探し出し、すべてのビデオレコーダ10のHD16h内のディレクトリ“/home/data”をマウントするとともに、マウントが成功したすべてのビデオレコーダ10に対し、逆方向のマウントを依頼する。逆方向のマウントとは、リビングのビデオレコーダ10が寝室のビデオレコーダ10のマウントに成功した場合に、寝室のビデオレコーダ10がリビングのビデオレコーダ10をマウントすることである。マウント依頼を送信する際には、自機のIPアドレスが同時に送信される。詳細については後述するが、マウントが成功した場合には、マウント先のコンテンツ情報データベース16dを参照して、その内容を自機のコンテンツ情報データベース16dに反映する。これによって、自機においてもマウント先のビデオレコーダ10のHD16hに記録されたコンテンツの操作を行うことができるようになる。
マウント依頼が行われると、依頼を受けたビデオレコーダ10では、マイクロコンピュータ12がステップS5において、マウント依頼が行われたと判断し、ステップS7において個別マウント処理を行う。この個別マウント処理では、マウント依頼を送信してきたビデオレコーダ10のHD16h内のディレクトリ“/home/data”のマウントを行う。これによって、家庭内LAN100に接続されていて対象となるすべてのビデオレコーダ10のHD16hが互いにマウントされる。
放送番組を録画して新しいコンテンツの生成を行うと、ステップS9においてコンテンツの生成が行われたと判断し、ステップS11において、自機のコンテンツ情報データベース16dの更新を行う。この更新によって、新しく生成されたコンテンツの情報がコンテンツ情報データベース16dに登録される。そして、ステップS13では、自機のコンテンツ情報データベース16dにおける更新を、マウントしているすべてのビデオレコーダ10のコンテンツ情報データベース16dに反映させるために、コンテンツ情報データベース16dの更新依頼を送信する。この更新依頼は自機からマウントしているすべてのビデオレコーダ10に対して送信される。なお、この更新依頼とともに、自機のIPアドレスが送信される。
また、コンテンツの削除を行うと、ステップS15においてコンテンツの削除が行われたと判断し、ステップS11において、自機のコンテンツ情報データベース16dの更新を行う。この更新によって、削除されたコンテンツに関する情報がコンテンツ情報データベース16dから削除される。そして、ステップS13では、自機のコンテンツ情報データベース16dにおける更新を、マウントしているすべてのビデオレコーダ10のコンテンツ情報データベース16dに反映さえるために、自機からマウントしているすべてのビデオレコーダ10に対してコンテンツ情報データベース16dの更新依頼を自機のIPアドレスとともに送信する。
コンテンツ情報データベースの更新依頼が送信されると、マイクロコンピュータ12は、ステップS17においてコンテンツ情報データベースの更新依頼が行われたと判断し、ステップS19において、コンテンツ情報データベース編集処理1を実行する。コンテンツ情報データベース編集処理1では、マウントしているすべてのビデオレコーダ10のコンテンツ情報データベース16dを参照して、自機のコンテンツ情報データベース16dを構築しなおす。これによって、すべてのビデオレコーダ10のコンテンツ情報データベース16dの内容が自機のコンテンツ情報データベース16dに反映される。
オペレータが操作パネル18から電源を切断する操作を行うと、マイクロコンピュータ12は、ステップS21において、電源の切断操作が行われたと判断し、ステップS23でアンマウント処理を行った後に、ステップS25で電源を切断する。このアンマウント処理では、マウントしているすべてのビデオレコーダ10のアンマウントを行うとともに、マウントしていたすべてのビデオレコーダ10に対して、逆方向のアンマウントを依頼する。アンマウント依頼を送信する際には、自機のIPアドレスが同時に送信される。
アンマウントの依頼が行われると、依頼を受けたビデオレコーダ10では、ステップS27において、個別アンマウント処理を行う。この個別アンマウント処理では、アンマウントの依頼を送信してきたビデオレコーダ10のHD16hをアンマウントするとともに、アンマウントしたビデオレコーダ10のHD16hに記録されているコンテンツのコンテンツ情報を自機のコンテンツ情報データベース16dから削除する。
図8のステップS3のマウント処理は、図9および図10のフロー図に示した手順で実行される。まず、図9のステップS31では、コンテンツ情報データベース16dの作成を行う。自機のHD16hに記録されているコンテンツを参照して、コンテンツごとに、コンテンツID,コンテンツパス,録画開始日時,録画終了日時,放送チャネル,録画モード,ジャンルなどを取得してコンテンツ情報として記録する。この段階のコンテンツ情報データベース16dには、自機のHD16hに記録されているコンテンツの情報のみが登録されている。
ステップS33では、“ifconfig”コマンドを実行することによって、自機のIPアドレスとブロードキャストアドレスとを調べ、判明した自機のIPアドレスおよびブロードキャストアドレスをRAM14に記録する。そして、ステップS35では、ブロードキャストアドレスに対して“ping”コマンドを発行する。“ping”コマンドを発行すると、“ping”コマンドを受け取った家庭内LAN100に接続されたすべての機器から(起動していれば)自機のIPアドレスが返信される。ブロードキャストアドレスに対して“ping”コマンドを発行すると、家庭内LAN100上に存在するすべての機器に対して“ping”コマンドが送信される。
ステップS37では、IPアドレスリストを作成して“ping”コマンドに応答して返信されたIPアドレスを記録する。このIPアドレスリストはRAM14上に作成される。そして、ステップS39では、IPアドレスリストの先頭のアイテム(リストの項目でありIPアドレスが格納されている場所)をポインタP1でポイントする。
ステップS41では、ポインタP1がポイントしているIPアドレスに対して“rpcinf”コマンドを発行して、当該IPアドレスに対応しているビデオレコーダ10においてNFSサーバが動作中であるかどうかを調べる。マウント対称の機器でないなどの理由でNFSサーバが動作中でない場合にはステップS43においてNOと判断され、当該IPアドレスに対応するビデオレコーダ10のHD16hに対するマウントを行わずに、図10のステップS55に進む。一方、NFSサーバが動作中である場合には、ステップS43においてYESと判断され、ステップS45においてマウント済み確認処理を行う。
このマウント済み確認処理では、当該IPアドレスに対応するビデオレコーダ10のHD16hへのマウントが既に行われているかどうかを判断する。IPアドレスリストに登録されているIPアドレスに重複はないので、ステップS3(図8参照)のマウント処理において同一のIPアドレスのビデオレコーダ10のHD16hに対してマウントを行うことはない。しかし、当該ビデオレコーダ10を起動してから、当該IPアドレスに対応するビデオレコーダ10のHD16hへのマウントを行うまでの間に、当該IPアドレスに対応するビデオレコーダ10からマウント依頼があって既にマウントしている可能性がある。このような場合の二重マウントを避けるためにステップS45においてマウント済み確認処理を行う。詳しくは後述するが、このマウント済み確認処理において、当該IPアドレスに対応するビデオレコーダ10のHD16hがマウント済みであれば、マウント済みフラグがオン状態にされる。逆に、マウント済みでなければマウント済みフラグがオフ状態に設定される。
ステップS47では、このマウント済みフラグがオン状態であるかどうかを判断する。ステップS47においてYESと判断すると、当該IPアドレスに対応するビデオレコーダ10のHD16hへのマウントを行わずに図10のステップS55に進む。一方、ステップS47においてNOと判断すると、ステップS49に進んでマウント実行処理を行う。このマウント実行処理では、当該IPアドレスに対応するビデオレコーダ10のHD16hに対するマウントを実行し、マウントが成功したときにはマウント成功フラグを状態に設定し、何らかの原因でマウントが失敗したときにはマウント成功フラグをオフ状態に設定する。
図10のステップS51では、マウント成功フラグがオン状態であるかどうかを判断する。ステップS51においてNOと判断すると、ステップS55に進む。一方、ステップS51においてYESと判断すると、ステップS53に進む。ステップS53では、当該IPアドレスに対応するビデオレコーダ10に対してマウント依頼を送信する。このとき、RAM14に記録されている自機のIPアドレスも同時に送信される。マウント依頼を受信したビデオレコーダ10は、マウント依頼とともに送信されたIPアドレスを元に、マウントすべきビデオレコーダ10を識別する。
ステップS55では、ポインタP1がポイントしているアイテム(IPアドレス)が最終アイテムであるかどうかを判断する。ステップS55においてNOと判断すると、ステップS57に進んでポインタP1でポイントするアイテムを現在ポイントしているアイテムの次のアイテムとする。そして、図9のステップS41に戻る。一方、ステップS55においてYESと判断するときには、家庭内LAN100上に存在するすべてのビデオレコーダ10のHD16hに対するマウントが終了したのでマウント処理を終了する。
ステップS45(図9)のマウント済み確認処理は、図11のフロー図に示す手順で実行される。ステップS61では、“mount”というコマンドを実行して当該IPアドレスに対応するビデオレコーダ10がマウントされているかどうかを調べる。“mount”コマンドを実行すると、図7に示すような情報が出力される。図7に示す出力の最後の行は、IPアドレス192.168.1.2で示されるビデオレコーダ10の“/home/data”というディレクトリが、自機の“/mnt/192.168.1.2”というディレクトリにマウントされていることを示している。これによって、当該IPアドレス(192.168.1.2)に対応するビデオレコーダ10がマウントされていることを確認できる。
ステップS63では、当該IPアドレスに対応するビデオレコーダ10がマウントされているかどうかを判断する。ステップS63でYESと判断すると、ステップS65においてマウント済みフラグをオン状態に設定して処理を終了する。一方、ステップS63でNOと判断すると、ステップS67においてマウント済みフラグをオフ状態に設定して処理を終了する。
ステップS49(図9)のマウント実行処理は、図12のフロー図に示す手順で実行される。ステップS71では、自機のHD16h内にあらかじめ作成されている“/mnt”というディレクトリ以下に当該IPアドレス(IPアドレスリストにおいてポインタP1がポイントしているIPアドレス)を名前とするディレクトリを作成する。当該IPアドレスが、たとえば“192.168.1.3”であれば、“/mnt/192.168.1.3”というディレクトリが作成される。
ステップS73では、作成した“/mnt/192.168.1.3”に当該IPアドレスに対応するビデオレコーダ10のHD16h内の“/home/data”というディレクトリをマウントする。そして、ステップS75では、前述のマウント済み確認処理を実行する。このマウント済み確認処理によって、ステップS73におけるマウントが成功したかどうかを確認する。マウントが成功した場合にはマウント済みフラグがオン状態に設定される。ステップS77では、このマウント済みフラグがオン状態であるかどうかを判断する。
ステップS77においてYESと判断する場合、つまり、マウントが成功した場合には、ステップS79において、コンテンツ情報データベース編集処理2を実行する。このコンテンツ情報データベース編集処理では、マウントしたビデオレコーダ10のHD16hに記録されたコンテンツ情報データベース16dを参照してマウントしたビデオレコーダ10のHD16hに記録されたコンテンツの情報を自機のコンテンツ情報データベース16dに反映する。ステップS81では、マウントが成功したことを示すために、マウント成功フラグをオン状態に設定してマウント実行処理を終了する。
マウントが成功すると、自機のHD16h内に作成された、“/mnt/192.168.1.3”というディレクトリ以下に、IPアドレス“192.168.1.3”で識別されるビデオレコーダ10のHD16h内の“/home/data”というディレクトリ以下のディレクトリ構造が追加される。これによって、自機からIPアドレス“192.168.1.3”で識別されるビデオレコーダ10のHD16h内のコンテンツを参照することができるようになる。
一方、ステップS77においてNOと判断する場合、つまり、何らかの原因でマウントが失敗した場合には、ステップS83において、ステップS71で作成したディレクトリ“mnt/192.168.1.3”を削除する。そして、ステップS85において、マウントが失敗したことを示すためにマウント成功フラグをオフ状態に設定し、マウント実行処理を終了する。
コンテンツ情報データベース編集処理2は、図13のフロー図に示す手順にしたがって実行される。ステップS91では、当該IPアドレス(IPアドレスリストにおいてポインタP1がポイントしているIPアドレス)に対応するビデオレコーダ10(マウントしてビデオレコーダ10)のHD16hにアクセスしてコンテンツ情報データベース16dを参照する。
ステップS93では、マウントしたビデオレコーダ10のコンテンツ情報データベース16dからコンテンツ情報を取得して、自機のコンテンツ情報データベース16dに登録する。このとき、コンテンツ情報に含まれるコンテンツIDには、家庭内LAN100内において唯一のコンテンツIDとなるように、先頭にマウント先のIPアドレスを追加する。そして、コンテンツの存在場所を示すコンテンツパスを“/home/data/mpeg/….mpg”から“/mnt/192.168.1.3/mpeg/….mpg”というように(IPアドレスが192.168.1.3であるビデオレコーダ10をマウントした場合)変更する。
そして、自機のコンテンツ情報データベース16d内のコンテンツ情報をコンテンツの録画開始時間をキーとして昇順にソートしてコンテンツ情報データベース編集処理2を終了する。オペレータに対して提示されるコンテンツ一覧はコンテンツ情報データベース16dの内容に基づいて作成されるので、ソートすることによって、コンテンツ一覧にはコンテンツ名が録画開始時間の昇順で表示される。
ステップS4(図8)の個別マウント処理は、図14のフロー図に示す手順にしたがって実行される。ステップS101では、マウント済み確認処理を実行する。このマウント済み確認処理では、上述したように、マウントしようとしているビデオレコーダ10(マウント依頼とともに送信されるIPアドレスによって識別)のHD16hがマウント済みであるかどうかを判断する。マウントしようとしているビデオレコーダ10のHD16hがマウント済みであれば、この処理内でマウント済みフラグがオン状態に設定される。
ステップS103では、マウント済みフラグがオン状態であるかどうかを判断する。ステップS103においてNOと判断されると、ステップS105においてマウント実行処理が実行され、個別マウント処理が終了する。このマウント実行処理では、上述したように、マウント依頼を送信してきたビデオレコーダ10のHD16hのマウントが行われる。一方、ステップS103においてYESと判断されると、二重マウントを避けるためにステップS105におけるマウントをスキップして個別マウント処理を終了する。
図8のステップS3におけるマウント処理およびステップS7における個別マウント処理によって、家庭内LAN100に接続されたすべてのビデオレコーダ10が相互にマウントされ、コンテンツの共有を行うことができるようになる。
図8のステップS19におけるコンテンツ情報データベース編集処理1は、図15のフロー図に示す手順で実行される。コンテンツ情報データベース編集処理1は、他のビデオレコーダ10から送信されるコンテンツ情報データベース16dの更新依頼を受信したときに実行される。このコンテンツ情報データベース編集処理1では、一度コンテンツ情報データベース16dの内容をクリアしてはじめからデータベースを構築しなおす。
まず、ステップS111では、自機のコンテンツ情報データベース16dをクリアして初期化する。そして、ステップS113では、クリアしたコンテンツ情報データベース16dに自機のHDに記録されているコンテンツの情報を登録する。
ステップS115では、IPアドレスリストを作成してディレクトリ“/mnt”以下に存在するディレクトリの名前となっているIPアドレスを登録する。つまり、マウントしているすべてのビデオレコーダ10のIPアドレスをIPアドレスリストに登録する。図6の例では、“192.168.1.2”および“192.168.1.3”である。このIPアドレスリストはRAM14上に作成される。そして、ステップS117では、IPアドレスリストの先頭アイテムをポインタP2でポイントする。
ステップS119では、ポインタP2がポイントしているアイテムに記録されているIPアドレスに対応するビデオレコーダ10のHD16hにアクセスしてコンテンツ情報データベース16dを参照する。そして、ステップS121では、参照したコンテンツ情報データベース16dから参照先のビデオレコーダ10のHD16hに記録されているコンテンツの情報を取得して、自機のコンテンツ情報データベース16dに登録する。このとき、取得したコンテンツ情報に含まれるコンテンツIDの先頭に参照先のビデオレコーダ10のIPアドレスを追加する。そして、コンテンツパスを“/home/data/mpeg/….mpg”から“/mnt/IPアドレス/mpeg/….mpg”というように変更する。
ステップS123では、ポイントP2がポイントしているアイテムが最終アイテムであるか、つまり、マウントしているすべてのビデオレコーダ10からコンテンツ情報を取得して自機のコンテンツ情報データベース16dに登録したかどうかを判断する。ステップS123でNOと判断すると、ステップS127において、ポインタP2でポイントするアイテムを次のアイテムに変更してステップ119に戻る。一方、ステップS123でYESと判断すると、ステップS125において、自機のコンテンツ情報データベース16dをコンテンツの録画開始時間をキーとして昇順にソートしてコンテンツ情報データベース編集処理1を終了する。
このようにコンテンツの生成や削除が行われると、コンテンツ情報データベースの更新依頼をマウントしているすべてのビデオレコーダ10に送信し、各ビデオレコーダ10において自機のコンテンツ情報データベース16dを更新させる。このことによって、ビデオレコーダ10のHD16hに記録されているコンテンツとコンテンツ情報データベース16dの内容との整合性が各ビデオレコーダ10において保たれる。
図8のステップS23におけるアンマウント処理は、図16のフロー図に示される手順にしたがって実行される。まず、ステップS125において、自機のHD16h内のディレクトリ“/mnt”以下に作成されているディレクトリ名となっているIPアドレスをIPアドレスリストに登録する。このIPアドレスリストはRAM14上に作成される。そして、ステップS127では、作成したIPアドレスリストの先頭のアイテムをポインタP3でポイントする。
ステップS129では、現在ポインタP3がポイントしているアイテムに格納されているIPアドレスに対応するビデオレコーダ10のHD16hをアンマウントする。たとえば、IPアドレス“192.168.1.2”で示されるビデオレコーダ10のHD16hがマウントされているときには、ディレクトリ“/mnt/192.168.1.2”以下に、IPアドレス“192.168.1.2”で示されるビデオレコーダ10のHD16hに作成されているディレクトリ“/home/data”以下が参照可能に結び付けられているが、このディレクトリ“/mnt/192.168.1.2”とディレクトリ“/home/data”との結びつきを解除することがアンマウントである。
そして、ステップS131では、マウントに使用されていたディレクトリ“/mnt/192.168.1.2”を削除する。なお、ステップS129において、マウントが解除されているので、必ずしもディレクトリ“/mnt/192.168.1.2”を削除しなければならないわけではない。
次に、ステップS133では、当該IPアドレスで示されるビデオレコーダ10に対して逆に自機のHD16hをアンマウントする依頼を送信する。このとき、RAM14に記録されている自機のIPアドレスも送信される。
ステップS135では現在ポインタP3がポイントしているアイテムが最終アイテムであるかどうか、つまり、マウントしていたすべてのビデオレコーダ10のHD16hをアンマウントしたかどうかを判断する。ステップS135においてNOと判断すると、ステップS137で、ポインタP3がポイントしているアイテムを次のアイテムに変更し、ステップS129に戻る。一方、ステップS135においてYESと判断するとアンマウント処理を終了する。
アンマウントの依頼を受けたビデオレコーダ10では、図8のステップS29の個別アンマウント処理がマイクロコンピュータ12によって実行される。この個別アンマウント処理は、図17のフロー図に示される手順にしたがって実行される。
まず、ステップS141では、アンマウント依頼とともに送信されてきたIPアドレスを基に、当該IPアドレスに対応するビデオレコーダ10のHD16hをアンマウントする。次に、ステップS143では、ディレクトリ“/mnt”以下に作成されていた当該IPアドレスを名前に持つディレクトリを削除する。そして、ステップS145では、コンテンツ情報データベース16dから当該IPアドレスをコンテンツIDに含むコンテンツ情報、つまり、アンマウントしたビデオレコーダ10のHD16hに記録されているコンテンツの情報を削除して個別アンマウント処理を終了する。
これによって電源が切断されるビデオレコーダ10のHD16hへのマウントの痕跡が一切消去される。
以上に説明したように、この実施例のビデオレコーダ10では、マウントされているビデオレコーダ10の電源を切断するときに、マウントしているすべてのビデオレコーダ10のHD16hをアンマウントするとともに、電源が切断されるビデオレコーダ10のHD16hをマウントしているすべてのビデオレコーダ10にアンマウント依頼を送信する。そして、アンマウント依頼を受けたビデオレコーダ10は、電源が切断されるビデオレコーダ10のHD167hをアンマウントする。
したがって、マウントされたまま電源が切断されることがないので、マウント先のビデオレコーダ10のHD16hにアクセスしようとしてマウント先のビデオレコーダ10の電源が切断されていて応答がなく、アクセスタイムアウト待ちで装置の反応が遅くなったり、ハングアップしたりするという不具合が発生することがない。
上述の実施例は適宜変更して実施することができる。たとえば、家庭内LAN100に接続されて互いにマウントされる機器は、ビデオレコーダ10のみとしたが、家庭内LAN100に接続される機器は、パーソナルコンピュータなどであってもよい。
また、家庭内LAN100に接続される機器は、すべてHD16hを有しており、互いにマウントし合うものとした。しかし、家庭内LAN100に接続される機器は、HDを備えておらず、コンテンツを受信して再生のみを行う受信専用機であってもよい。この場合、受信専用機からビデオレコーダ10へ向けてのマウントのみが行われる。そして、ビデオレコーダ10の電源が切断されるときには、ビデオレコーダ10から受信専用機に対してアンマウント依頼が行われ、受信専用機がビデオレコーダ10のHD16hのアンマウントを行う。
さらに、家庭内LAN100には記録装置が接続されてもよい。この記録装置はビデオレコーダ10からマウントされ、ビデオレコーダ10によって記録装置のHDに記録されたコンテンツが受信される。この場合にも、記録装置の電源が切断されるときには、記録装置をマウントしているビデオレコーダ10に対してアンマウント依頼が送信され、アンマウント依頼を受けたビデオレコーダ10が記録装置をアンマウントする。
この発明の一実施例の全体構成を示す図解図である。 この発明の一実施例であるビデオレコーダの構成例を示すブロック図である。 マウントおよびアンマウントの手順を示す図解図である。 マウント前のディレクトリ構造を示す図解図である。 1台のビデオレコーダをマウントしたときのディレクトリ構造を示す図解図である。 2台のビデオレコーダをマウントしたときのディレクトリ構造を示す図解図である。 “mount”コマンド実行時の出力例を示す図解図である。 図1の実施例におけるマイクロコンピュータの動作例を示すフロー図である。 マウント処理におけるマイクロコンピュータの動作例を示すフロー図である。 図9のフロー図に続くフロー図である。 マウント済み確認処理におけるマイクロコンピュータの動作例を示すフロー図である。 マウント実行処理におけるマイクロコンピュータの動作例を示すフロー図である。 コンテンツ情報データベース編集処理2におけるマイクロコンピュータの動作例を示すフロー図である。 個別マウント処理におけるマイクロコンピュータの動作例を示すフロー図である。 コンテンツ情報データベース編集処理1におけるマイクロコンピュータの動作例を示すフロー図である。 アンマウント処理におけるマイクロコンピュータの動作例を示すフロー図である。 個別アンマウント処理におけるマイクロコンピュータの動作例を示すフロー図である。
符号の説明
10,10a,10b,10c …ビデオレコーダ
12 …マイクロコンピュータ
14 …RAM
16 …HDD
16h …HD
16d …コンテンツ情報データベース
50,50a,50b,50c …テレビジョン受像機
100 …家庭内LAN

Claims (3)

  1. 通信ネットワーク上の外部装置によってマウントされる第1記録媒体を備える記録装置において、
    電源の遮断操作が行われたか否かを判別する判別手段、および
    前記判別手段の判別結果が肯定的であるとき前記第1記録媒体のアンマウントを前記外部装置に要求する要求手段を備えることを特徴とする、記録装置。
  2. 前記外部装置が第2記録媒体を備えるとき前記第2記録媒体をマウントするマウント手段、
    前記判別手段の判別結果が肯定的であるとき前記第2記録媒体をアンマウントするアンマウント手段をさらに備える、請求項1記載の記録装置。
  3. 前記マウントおよび前記アンマウントをNFSによって実現するようにした、請求項1または2記載の記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007133821A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Hitachi Ltd 機器停止を伴う仮想ボリューム制御方法

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