JP2005148082A - ロボット用の旗、およびロボット装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロボットによって振られた旗が支持棒に絡みつくのを防止することができる、ロボット用の旗を提供する。
【解決手段】 旗2は、布地からなる旗部分5と、その旗部分5の一辺を支持するとともにロボット1の手1aに保持される支持棒6とからなる。そして、旗部分5には、その旗部分5が支持棒6に絡みつくのを避けるべく、骨部材7が設けられている。この骨部材7は、旗部分5における支持棒6から延びる第1および第2の辺5a、5bの各辺に沿って配備される。
【選択図】 図1
【解決手段】 旗2は、布地からなる旗部分5と、その旗部分5の一辺を支持するとともにロボット1の手1aに保持される支持棒6とからなる。そして、旗部分5には、その旗部分5が支持棒6に絡みつくのを避けるべく、骨部材7が設けられている。この骨部材7は、旗部分5における支持棒6から延びる第1および第2の辺5a、5bの各辺に沿って配備される。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ロボットによって振られるロボット用の旗、およびその旗を持つロボット装置に関するものである。
従来、例えば、道路の工事現場等において、通行車両に注意を促すために、ガードマンの装いをした旗振りロボットを用いることがあった。このロボットは、一方の手が、旗の支持棒の柄を握り、そして、腕を上下あるいは前後に動かすようにして、前記旗を振っていた。
ところで、前記従来のロボットにおいては、そのロボットが旗を振っていると、旗の支持棒に、旗部分としての布地が絡みついたまま広がらなくなってしまうことがあった。このように、旗の布地が絡みついたままの状態になると、通行車両に注意を促すことの妨げとなり、問題となる虞があった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ロボットによって振られた旗が支持棒に絡みつくのを防止することができる、ロボット用の旗、およびその旗を持つロボット装置を提供することにある。
この発明に係るロボット用の旗およびロボット装置は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係るロボット用の旗は、ロボットの手によって振られる旗であって、旗部分と、その旗部分の一辺を支持するとともに前記ロボットの手に保持される支持棒とを備える。そして、前記旗部分には、その旗部分が前記支持棒に絡みつくのを避けるべく、骨部材が設けられている。こうして、この旗は、その旗部分に設けられた骨部材により、旗部分が広がった状態を維持しようとし、その旗部分が支持棒に絡みつくのが防止される。
請求項1に記載の発明に係るロボット用の旗は、ロボットの手によって振られる旗であって、旗部分と、その旗部分の一辺を支持するとともに前記ロボットの手に保持される支持棒とを備える。そして、前記旗部分には、その旗部分が前記支持棒に絡みつくのを避けるべく、骨部材が設けられている。こうして、この旗は、その旗部分に設けられた骨部材により、旗部分が広がった状態を維持しようとし、その旗部分が支持棒に絡みつくのが防止される。
また、請求項2に記載の発明に係るロボット用の旗のように、請求項1に記載の旗において、前記骨部材は、湾曲可能で、かつ、その湾曲に抗する弾力を有してもよい。こうして、骨部材が、湾曲可能で、かつ、その湾曲に抗する弾力を有することから、支持棒への旗部分の絡みつき防止を損なうことなく、旗部分のなびきを自然に近い状態に保つことができる。
また、請求項3に記載の発明に係るロボット用の旗のように、請求項1または2に記載の旗において、前記骨部材は、その一端が、前記支持棒に固定されるのが望ましい。これにより、支持棒への旗部分の絡みつきを確実に防止することが可能となる。
また、請求項4に記載の発明に係るロボット用の旗のように、請求項2に記載の旗において、前記骨部材は、その一端が、前記支持棒に固定され、先端側が、前記一端の側となる基端側に比して細く形成されてもよい。こうして、支持棒に固定された骨部材が、その先端側が基端側すなわち支持棒側に比して細く形成されることから、旗部分のなびきをより一層自然に近い状態に保つことができる。
また、請求項5に記載の発明に係るロボット用の旗のように、請求項3または4に記載の旗において、前記骨部材は、前記旗部分における前記支持棒から延びる第1および第2の辺の各辺に沿って配備されてもよい。
また、請求項6に記載の発明に係るロボット用の旗のように、請求項5に記載の旗において、前記各骨部材の、前記支持棒から延出する延出長さは、前記各骨部材に対応する前記第1および第2の辺の長さの1/3〜2/3の長さであってもよい。これにより、支持棒への旗部分の絡みつき防止を損なうことなく、旗部分のなびきを自然に近い状態に保つことができる。
また、請求項7に記載の発明に係るロボット用の旗のように、請求項3または4に記載の旗において、前記骨部材は、前記旗部分における前記支持棒から延びる第1および第2の辺のいずれか一方の辺のみに沿って配備されてもよい。
また、請求項8に記載の発明に係るロボット用の旗のように、請求項7に記載の旗において、前記骨部材の、前記支持棒から延出する延出長さは、前記骨部材に対応する前記第1および第2の辺のいずれか一方の辺の長さの1/2〜2/2の長さであってもよい。これにより、支持棒への旗部分の絡みつき防止を損なうことなく、旗部分のなびきを自然に近い状態に保つことができる。
また、請求項9に記載の発明に係るロボット装置は、請求項1ないし8に記載の旗と、その旗を持つ前記ロボットとからなる。
以上、詳述したところから明らかなように、この発明に係るロボット用の旗およびロボット装置によれば、旗部分に設けられた骨部材により、旗部分が広がった状態を維持しようとするため、ロボットによって振られた旗が支持棒に絡みつくのを防止することができる。
以下、この発明に係るロボット用の旗およびロボット装置を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、ロボット、特に、交通誘導用に用いられるロボットである。2は、前記ロボット1の手1aによって振られる旗(特に、交通誘導用の旗)である。3は、ロボット装置であって、前記旗2と、その旗2を持つ前記ロボット1とからなる。
ここで、ロボット1は、人の姿を模した(詳細には、立体的に模した)人型ロボットである。特に、このロボット1は、旗2を用いて、通行車両とか通行人等の通行対象に、通行に対する注意を促す、ガードマンの装いをしたガードマンロボットとなっている。そして、ロボット1には、ヘルメット1bが着脱可能に装着されている。このロボット1は、内部に、例えば電気によって駆動する駆動装置(図示せず)を備えている。そして、この駆動装置により、一方の手1aが、腕1cとともに、上下あるいは前後に遥動するようになっている。そして、このロボット1は、スタンド4により、起立状態に保持される。
旗2は、旗部分5と、その旗部分5の一辺を支持するとともに前記ロボット1の手1aに保持される支持棒6とを備えている。そして、旗部分5には、その旗部分5が支持棒6に絡みつくのを避けるべく、骨部材7が設けられている。
詳細には、旗部分5は、合成樹脂製あるいは布製等の、布地またはシート地等からなる。この旗部分5は、長方形形状をしており、その一辺が、前記支持棒6に巻き付けられて止められている。そして、旗部分5は、支持棒6から延びる第1の辺5aおよび第2の辺5bにおいて、前記布地またはシート地等が巻かれるようにして、袋部5cが形成されている。なお、図示実施の形態においては、便宜的に、第1の辺5aを、支持棒6の後述する柄部6aから離れた側の辺とし、第2の辺5bを、柄部6aに近い側の辺としている。
支持棒6は、例えば合成樹脂製あるいは木製であって、特に、図示実施の形態においては、断面円形形状をしている。そして、支持棒6は、その一方側で、旗部分5を支持し、他方側が、旗部分5から突出して、ロボット1が握る柄部6aとなっている。また、支持棒6には、旗部分5における袋部5c、5cと対向するようにして、孔6b、6bが明けられている。
骨部材7は、例えば、合成樹脂製とか金属製等の線材からなる。そして、骨部材7は、湾曲可能で、かつ、その湾曲に抗する弾力を有している。すなわち、骨部材7は、しなうことが可能な材料からなる。
また、骨部材7は、その一端が、支持棒6に固定されている。図示実施の形態においては、骨部材7は、その一端が、支持棒6に明けられた孔6bに挿入されて(例えば、圧入されて)止められる。
そして、骨部材7は、旗部分5における支持棒6から延びる第1および第2の辺5a、5bの各辺に沿って配備される。すなわち、骨部材7は、旗部分5における前記袋部5cに挿入される。そして、骨部材7の一端が、支持棒6の孔6bに挿入される。ここにおいて、各骨部材7の、支持棒6から延出する延出長さは、各骨部材7に対応する前記第1および第2の辺5a、5bの長さの1/3〜2/3の長さ(図示実施の形態においては、1/2程度の長さ)となる。
次に、以上の構成からなるロボット用の旗2、およびロボット装置3の作用効果について説明する。この旗2は、その旗部分5に設けられた骨部材7により、旗部分5が広がった状態を維持しようとするため、ロボット1によって振られた旗2の旗部分5が支持棒6に絡みつくのを防止することができる。このとき、骨部材7が、湾曲可能で、かつ、その湾曲に抗する弾力を有することから、すなわち、しなうことができることから、支持棒6への旗部分5の絡みつき防止を損なうことなく、旗部分5のなびきを自然に近い状態に保つことができる。
また、骨部材7は、その一端が、支持棒6に固定されており、このことによって、支持棒6への旗部分5の絡みつきを確実に防止することが可能となる。その上、各骨部材7の、支持棒6から延出する延出長さは、各骨部材7に対応する前記第1および第2の辺5a、5bの長さの1/3〜2/3の長さとなっており、支持棒6への旗部分5の絡みつき防止を損なうことなく、旗部分5のなびきをより自然に近い状態に保つことができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、骨部材7は、旗部分5における支持棒6から延びる第1および第2の辺5a、5bの各辺に沿って配備されなくとも、前記第1および第2の辺5a、5bのいずれか一方の辺のみに沿って配備されてもよい。このとき、骨部材7の、支持棒6から延出する延出長さは、骨部材7に対応する前記第1および第2の辺5a、5bのいずれか一方の辺の長さの1/2〜2/2の長さであるのが好ましい。こうすることで、支持棒6への旗部分5の絡みつき防止を損なうことなく、旗部分5のなびきをより自然に近い状態に保つことができる。
また、骨部材7は、断面一定でなくとも、例えば、先端側が、支持棒6に固定された一端の側となる基端側に比して、細く形成されてもよい。こうすることで、旗部分5のなびきをより一層自然に近い状態に保つことができる。
また、この骨部材7は、旗部分5における第1の辺5aあるいは第2の辺5bに沿って配備されているが、それら第1の辺5aと第2の辺5bとの中間部分に配備されてもよい。そして、骨部材7は、その一端が、支持棒6の孔6bに圧入されるようにして固定されているが、その他の方法で固定されてもよい。もっとも、骨部材7が、支持棒6に固定されなくとも構わない。また、骨部材7の長さは、上述の実施の形態に示す長さに限定されるものではなく、旗部分5が支持棒6に絡みつくのを避けることができるのであれば、どのような長さであってもよい。
また、旗2は、その旗部分5が、長方形形状となっているが、三角形状等、その他の形状となっていてもよい。
1 ロボット
1a 手
2 旗
3 ロボット装置
5 旗部分
5a 第1の辺
5b 第2の辺
6 支持棒
7 骨部材
1a 手
2 旗
3 ロボット装置
5 旗部分
5a 第1の辺
5b 第2の辺
6 支持棒
7 骨部材
Claims (9)
- ロボットの手によって振られる旗であって、
旗部分と、その旗部分の一辺を支持するとともに前記ロボットの手に保持される支持棒とを備え、
前記旗部分には、その旗部分が前記支持棒に絡みつくのを避けるべく、骨部材が設けられていることを特徴とする、ロボット用の旗。 - 前記骨部材は、湾曲可能で、かつ、その湾曲に抗する弾力を有することを特徴とする請求項1に記載の、ロボット用の旗。
- 前記骨部材は、その一端が、前記支持棒に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の、ロボット用の旗。
- 前記骨部材は、その一端が、前記支持棒に固定され、先端側が、前記一端の側となる基端側に比して細く形成されていることを特徴とする請求項2に記載の、ロボット用の旗。
- 前記骨部材は、前記旗部分における前記支持棒から延びる第1および第2の辺の各辺に沿って配備されていることを特徴とする請求項3または4に記載の、ロボット用の旗。
- 前記各骨部材の、前記支持棒から延出する延出長さは、前記各骨部材に対応する前記第1および第2の辺の長さの1/3〜2/3の長さであることを特徴とする請求項5に記載の、ロボット用の旗。
- 前記骨部材は、前記旗部分における前記支持棒から延びる第1および第2の辺のいずれか一方の辺のみに沿って配備されていることを特徴とする請求項3または4に記載の、ロボット用の旗。
- 前記骨部材の、前記支持棒から延出する延出長さは、前記骨部材に対応する前記第1および第2の辺のいずれか一方の辺の長さの1/2〜2/2の長さであることを特徴とする請求項7に記載の、ロボット用の旗。
- 請求項1ないし8に記載の旗と、その旗を持つ前記ロボットとからなる、ロボット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003380633A JP2005148082A (ja) | 2003-11-11 | 2003-11-11 | ロボット用の旗、およびロボット装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5946050B1 (ja) * | 2015-09-18 | 2016-07-05 | 竹志 川手 | 絡まりを防止する手旗 |
JP2016214794A (ja) * | 2015-05-26 | 2016-12-22 | 株式会社ニチヨー | ゴルフ用旗 |
JP2019037156A (ja) * | 2017-08-23 | 2019-03-14 | 太陽工業株式会社 | つる性植物の這い上がり防止装置 |
-
2003
- 2003-11-11 JP JP2003380633A patent/JP2005148082A/ja active Pending
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