JP2507447Y2 - 釣り用仕掛け - Google Patents

釣り用仕掛け

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JP2507447Y2
JP2507447Y2 JP4782390U JP4782390U JP2507447Y2 JP 2507447 Y2 JP2507447 Y2 JP 2507447Y2 JP 4782390 U JP4782390 U JP 4782390U JP 4782390 U JP4782390 U JP 4782390U JP 2507447 Y2 JP2507447 Y2 JP 2507447Y2
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、道糸の先端に接続される釣り用の仕掛けの
改良に関する。
〈従来の技術〉 従来例えば釣りの仕掛けとして、第5図に示すような
複数の釣り針を備えたものが見受けられた。
これは、道糸(a)と、錘が設けられるスイベル
(b)との間へ1本の幹糸(c)が介され、この幹糸
(c)の長手方向の各位置へ、適宜間隔を隔てて複数の
ハリス(d)が固定されたものである。詳述すると上記
幹糸(c)を幹として、各ハリス(c)が枝となるよう
に、夫々のハリス(d)基端部が幹糸(c)に結ばれて
いるのである。
尚図中(e)は釣り針であり、(f)は絡み止め用の
パイプである。
上述のような構成により、複数の釣り針(e)が備え
られることによって、効率よく釣り果を上げることが期
待される。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、このような従来の仕掛けでは、例えば、位置
(g)に当たりが来た場合、錘の抵抗(i)が引き
(h)に影響を与え、正確な当たりが判別出来ない場合
が往々にして生じた。即ち釣人は引きが、錘の抵抗によ
るものなのか、魚の当たりによるものなのか判別するの
に困難を伴い、通常格別の注意と技量を要したのであ
る。
本考案は上記課題の解決を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 そこで本考案は、個々別体に形成されると共に道糸
(9)から錘(10)に向かって互いに連鎖的に接続され
た複数の仕掛け部(1)(2)を有し、夫々の仕掛け部
(1)(2)は、定位置に抜け止め(8)が固定された
ハリス(4)と、このハリス(4)先端に設けられた釣
り針(5)と、ハリス(4)基端部に設けられ且つ環状
部分(7)を持つ接続具(6)とによって構成され、先
行する仕掛け部(1)が有する接続具(6)の上記環状
部分(7)へ、後続の仕掛け部(2)のハリス(4)が
遊貫されることによって、各仕掛け部(1)(2)同士
の上記連鎖的な接続がなされたものであることを特徴と
する釣り用仕掛けの提供を図るものである。
〈作用〉 上記手段を施した本考案にあっては、魚が来た仕掛け
部は、魚の引きにより後続の仕掛け部のハリス(4)に
沿って環状部分(7)を有する自身基端部の接続具
(6)が摺動し、後続の抜け止め(8)に上記接続具
(6)が当接する。魚が水面方向(上方)へ向かったと
き、この仕掛け部に先行する仕掛け部の接続具(6)
は、この仕掛け部のハリス(4)をその基端部方向に摺
動させられる。
このため、魚が来た仕掛け部のハリス(4)は、先行
する錘(10)のテンションとは独立した引きを後続の仕
掛け部へ連鎖的に伝達することになる。
従って一つの仕掛け部のハリス(4)へ魚が来たと
き、錘(10)の引きとは異なる特異な手ごたえとなり、
当たりは上記摺動によって容易に知覚することが出来る
のである。
〈実施例〉 以下図面に基づき本考案の実施例について説明する。
第1図は本考案の一実施例である。(1)は第1仕掛け
部、(2)は第2仕掛け部である。この第1図におい
て、第1仕掛け部(1)が先行する仕掛け部であり、第
2仕掛け部(2)がこれに後続の仕掛け部となる。第1
図に示すものは最少構成の実施例であり、第2仕掛け部
(2)以降に更に後続する仕掛け部、例えば第3仕掛け
部、第4仕掛け部…と所望する数の仕掛け部を道糸
(9)に至るまで設けて実施することも可能である。第
2図の実施例は、第1図の実施例へ更に第3仕掛け部
(3)を設定したものである。図示した通り、第1仕掛
け部(1)が第2仕掛け部(2)に先行する仕掛け部で
あり、第2仕掛け部(2)は第1仕掛け部に後続する仕
掛け部であると共に第3仕掛け部に先行する仕掛け部で
ある(第n仕掛け部は、第n+1仕掛け部に先行する仕
掛け部分であり、nは1つ以上の数であれば幾つであっ
ても実施可能である)。
各仕掛け部は、個々別体に形成されると共に道糸
(9)から錘(10)に向かって互いに連鎖的に接続され
る。接続の詳細については、後述する。
夫々の仕掛け部(1)(2)は、定位置に抜け止め
(8)が固定されたハリス(4)と、このハリス(4)
先端に設けられた釣り針(5)と、ハリス(4)基端部
に設けられ且つ環状部分(7)を持つ接続具(6)とに
よって構成される。この環状部分(7)を持つ接続具
(6)として、因り戻しが可能なサルカンが適当であ
る。
先行する仕掛け部(1)が有する接続具(6)の上記
環状部分(7)へ、後続の仕掛け部(2)のハリス
(4)が遊貫されることによって、前述の各仕掛け部
(1)(2)同士の連鎖的な接続がなされる。
上述の抜け止め(8)は、第3図へ示すような環状部
材であり、ハリス(4)をこの環状部材へ巻き付けるこ
とによって、ハリス(4)の長手方向へ摺動しないもの
となっている。この抜け止め(8)に、先行する仕掛け
部の接続具(6)が当接した際にハリス(4)を傷めな
いよう、小径の輪ゴム等緩衝材(11)をハリスに設けて
おいても効果的である。
第1図において、示される(12)は、球状或は多面体
であり、透明、半透明或は金属光沢を持った反射体であ
る。これは、魚を引き付けるためのもので、釣り針
(5)付近のハリス(4)へ遊嵌しておけば効果的であ
る。勿論不必要であれば、設けずに実施すればよい。
第1図及び第2図の先頭の仕掛け部(1)に設けられ
た(13)はスナップスイベルであり、ここに錘(10)が
結ばれる(図面の煩雑化を避けるため具体的な錘のタイ
イングは省略する)。このスナップスイベル(13)が近
傍の接続具(6)等へ絡まないよう、その両側のハリス
(4)へ前述の抜け止め(8)と同様の環状部材(14)
を遊嵌しておけば効果的である。この場合スイベル(1
3)のハリス(4)に対する揺動を阻害しないように、
環状部材(14)も単にハリス(4)へ遊嵌されるもので
あり摺動可能となっている。従って環状部材(14)にお
いて、前述の抜け止め(8)と異なり、ハリス(4)は
素通しされるだけで巻き付けられてはいない。
先頭の仕掛け部(1)の釣り針(5)が、上記錘(1
0)と絡み付かないように、このハリス(4)の途中に
サルカン(15)を介しておき、このサルカン(15)の後
方へ位置することになる錘(10)を臨む環状部分(16)
へビニール或はその他軟質で適当な自立性を有する筒状
体(17)を冠着し、この筒状体(17)内部をハリス
(4)後部が通るように構成しておけば効果的である。
この部分の拡大図を第4図に掲げておく。
〈考案の効果〉 後続のハリスに設けられた抜け止めと接続具の間を先
行するハリスが自身の有する接続具の環状部分を介して
摺動することが可能である。これにより魚が来た仕掛け
部のハリスは、先行する錘のテンションとは独立した引
きを後続の仕掛け部に伝達することになる。
従って一つの仕掛け部のハリスへ魚が来たとき、錘の
引きとは異なる特異な手ごたえとなり、当たりは上記摺
動によって容易に知覚することが出来る。
又当たりの来た仕掛け部が、後続の仕掛け部の接続具
と抜け止めとの間をハリスに沿って自身の接続具を介し
摺動することが可能である為、この摺動区間が遊びとな
り、この摺動の間魚の来た釣り針へテンションが掛から
ず、魚により深く針を飲み込ませる機会を与えることが
出来る。
上述の効果を奏することによって、魚の当たりを容易
に認識することが可能となり、釣果を著しく向上させる
こととなった。
更に魚がどの方向に引っ張っても、魚自身は錘の抵抗
を感じることがなく、くわえてから引っ張ることが出来
る。これが道糸から竿への当たりとなるのである。従っ
て魚に警戒心を与えず深く確実に釣り針を飲み込ませる
ことができる。
他方幹糸が不要となり、タイイングの手間が省け、生
産効率も著しく向上せしめた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す全体正面図であり、
第2図は他の実施例を示す全体正面図である。第3図
は、更に他の実施例を示す要部拡大斜視図である。第4
図は第1図及び第2図に示す実施例の周辺構成の一実施
例を示す要部拡大斜視図である。第5図は従来例を示す
全体正面図である。 (1)……第1仕掛け部、(2)……第2仕掛け部、
(3)……第3仕掛け部、(4)……ハリス、(5)…
…釣り針、(6)……接続具、(7)……環状部分、
(8)……抜け止め

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】個々別体に形成されると共に道糸(9)か
    ら錘(10)に向かって互いに連鎖的に接続された複数の
    仕掛け部(1)(2)を有し、夫々の仕掛け部(1)
    (2)は、定位置に抜け止め(8)が固定されたハリス
    (4)と、このハリス(4)先端に設けられた釣り針
    (5)と、ハリス(4)基端部に設けられ且つ環状部分
    (7)を持つ接続具(6)とによって構成され、先行す
    る仕掛け部(1)が有する接続具(6)の上記環状部分
    (7)へ、後続の仕掛け部(2)のハリス(4)が遊貫
    されることによって、各仕掛け部(1)(2)同士の上
    記連鎖的な接続がなされたものであることを特徴とする
    釣り用仕掛け。
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