JP2005147411A - 吹出グリル及びこれを備えた空気調和機 - Google Patents

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Hirokuni Suzuki
洋邦 鈴木
Hideyuki Ogata
英行 尾形
Yoichi Takatsuka
洋一 高塚
Kaoru Yamamoto
薫 山本
Yoshiyuki Nakagawa
善之 中川
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Abstract

【課題】 従来の吹出グリルにおいては、風向調整用のガイドベーンを設けて、風向を可変としていた。しかし、風向のみの制御であり、ガイドベーンや吹出口近傍の着露を防止する構成とはなっていなかった。
【解決手段】 本発明の吹出グリルは、中空の枠体と枠体内に設置された風向調整用のベーンとを備え、枠体の内面で形成され、吹出し風路を形成する中空部の開口が吹出し方向に向かって狭まるように形成されたものであり、ベーンへの吹出し空気の流れが剥離するのを防止し、冷房運転における着露を防止する。
【選択図】 図3

Description

本発明は吹出グリル及びこれを備えた空気調和機に関し、特に、吹出グリルの改良に関するものである。
従来の空気調和機の空気吹出装置に関しては、例えば、特許文献1に次の記載がある。
「通風路4の空気吹出口3付近の一部位に、通風路4に直交する回転軸回りに回動自在にかつ回転軸位置に対応する基部から通風路4の上流側に向かって延びる通風路分割部材(ガイドベーン)20を設ける。このガイドベーン20を回動機構21で回動させることで、先端における通風路4の分割割合を変更し、絞り側通路における気流速度を増大させ、風量の低減を抑制しかつ見栄えを良好に保ちながら、気流の到達度を調節する。」(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−34197号公報(第3頁、第4頁、図1)
しかしながら、上記従来の空気調和機の空気吹出装置では、主として風向を制御するものでガイドベーン20や空気吹出口3近傍への着露を防止する配慮はなされていない。
本発明は、空気吹出口である吹出グリルの改良を目的とするものであり、まず、吹出グリルの風向調整用のベーンに着露するのを防ぐことを目的とする。
また、吹出グリルを部屋の上部又は下部に据え付ける際、吹出グリルを上下反対にして据え付ける必要がない吹出グリルとすることを目的とする。
また、ベーンの取り付けを容易とすることを目的とする。
本発明に係る吹出グリルは、中空の枠体と枠体内に設置された風向調整用のベーンとを備え、枠体の内面で形成され、吹出し風路を形成する中空部の開口が吹出し方向に向かって狭まるように形成されたものである。
本発明に係る吹出グリルは、中空の枠体と枠体内に設置された風向調整用のベーンとを備え、枠体の内面で形成され、吹出し風路を形成する中空枠体の開口が吹出し方向に向かって狭まるように形成されたので、ベーンによる風向調整ができるとともに、ベーンが枠体の内面との間隔を開くように動作しても、吹出し空気がベーンから剥離することが防止でき、冷房運転時においてもベーンに着露することが防止できる。そこで、吹出グリルの改良となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による空気調和機の室内ユニットの全体を示す斜視図であり、図2は、同じく室内ユニットの吹出グリルの正面図(a)及び側面図(b)であり、図3は、同じく室内ユニットの吹出グリルの縦断面図(図2(a)のA−A線断面図)である。
本実施の形態の空気調和機は、図1に示す室内ユニットと図示しない室外ユニットとを配管接続したものである。この室内ユニットは、吸込グリル3、吸込グリル用の据付枠2、吸込グリル3と室内ユニット本体1を接続する風路17、室内ユニット本体1、吹出グリル用据付枠4及び吹出グリル5等から構成される。室内ユニット本体1は、内部に送風機、熱交換器等を有し、壁8を境として、空調する部屋側と反対側(以下、壁面内とする)に設置される。また、吸込グリル3と吹出グリル5とは並列に壁面に設置される。このとき、吸込グリル3と吹出グリル5とは垂直壁8の開口部に一部埋め込まれ、その前面が壁面から若干出るように設置される。即ち、室内ユニットの設置が、いわゆる地袋設置又は天袋設置の例である。
室内ユニットの吹出口を形成する吹出グリル5の構造について詳細に説明する。
吹出グリル5は、外側を囲う枠状の枠体5a、この中空の枠体5aの中空部を中央において左右に分割し、上下の対向二内面間に設置した桟11、枠体5aの左右の二内面間に設置し、吹出し空気の風向を上下方向間に調整する複数(本例では、3個)のベーン9等から構成される。中空の枠体5aの中空部は、断面形状が四角形であり、即ち、吹出し空気方向と垂直断面の断面形状が左右に長い矩形である。そこで、吹出グリル5の風路は、枠体5aの形成する中空部を桟11とベーン9とで分割される。
桟11には、図3に示すように前側(吹出し方向の前側)に向かって、断面鋸歯状の突出部であるストッパー12が形成され、ベーン9の回動動作の回動の限度となるストッパー部となる。
ベーン9は、枠体5aの中空部の左右の対向二内面間に延設される長形の板状体であり、その奥側(吹出し方向の後側)の端部であって、かつ、枠体5aの左右の対向二内面側の端部に、枠体5aの外側から枠体5aの両側部に、それぞれ差し込まれた回転軸10が挿入され、ベーン9が回転可能に軸支される。そして、ベーン9は回転軸10を中心に回動可能にされ、ベーン9が位置設定されることにより吹出し空気の風向を調整する。なお、図3の白抜きの矢印は、吹出し空気の方向を示す。
また、ベーン9は、桟11の断面鋸歯状の突出部間の凹部上を通過するように配置され、左右の対向二内面間に延設される。そこで、ベーン9が図3に示す水平方向から上下方向に回転軸10を中心に回動するとき、隣接突出部の上ストッパー部12a及び下ストッパー部12bにより、それぞれ、上下の回動が停止される。ベーン9は、このように回転軸10を中心にストッパー12の上ストッパ部12a、下ストッパ部12b間で回転し、板状体のベーン9の板面に沿って吹出し空気が流れるように風向を調整する。回動によりベーン9の板面が当たる上下ストッパ部12a、12bのストッパ面は、図3に示すように、ベーン9が回転軸10を中心として回動したときに、それぞれ、ベーン9の上下の板面が形成する所定の角度をなす。そこで、ベーン9は、水平方向から上下に対称に所定の角度傾くことができる。即ち、ベーン9は、上下の対向二内面側に同じく回動可能であるので、吹出グリル5を部屋の上部又は下部に据付ける際に、上部据付けでは下向きとし又下部据付けでは上向きとするのに、ベーンが一方のみに回動の吹出グリルのように、吹出グリルを上下反対にして据え付ける必要がない。
回転軸10は、図2(b)に示すように、枠体5aの外側から枠体の左右の側部に差し込まれ、ベーン9の左右の端部に挿入され、ベーン9を軸支する。そこで、従来は、中空部の左右の両端に上下の対向二内面間の桟を設け、この桟に支持金具等で回転軸を設置してベーンを取付けていたが、このような上下の桟及び支持金具等が不要となり、ベーン9の取付けが容易となる。また、左右両端に桟を設けた場合、この桟に着露し易かったが、この着露も防止できる。
吹出口を形成する吹出グリル5の枠体5aの上下の対向二内面は、図3に示すように、吹出し方向に向かって中空部の開口が狭まるように傾斜している。上の内面は下方に傾斜する上傾斜部5bをなし、下の内面は上方に傾斜する下傾斜部5cをなす。このようにすれば、開口が吹出し方向に向かって狭まることにより、吹出し空気はよりベーン9方向に向かい、ベーン9の上面、下面方向により向かうようになり、吹出し空気流のベーン9の面からの剥離は防止できる。特に、ベーン9が上下に回動するように、中空部の下内面、上内面からの間隔が広がるように回動しても、吹出し空気の流れのベーン9の面からの剥離は防止できる。そこで、冷房運転時にもベーン9への着露が防止できる。即ち、ベーン9が動作したとき、ベーン9との間隔が変化する上内面及び下内面が吹出し方向に向かって開口を狭めるように傾斜して形成されることにより、ベーン9への着露を防止する。
次に、吹出グリル5の壁8への設置について説明する。
吹出グリル5の枠体5aは、後方に設置する据付枠4の前面部に取付ける。なお、据付枠4は壁8の内側に通された梁に固定される。また、据付枠4は、空気の流れ方向に垂直の断面形状が枠体5aの中空部と同じく矩形形状である中空枠体である。この据付枠4の前面部に吹出グリル5の枠体5aの後面部を固定するが、それぞれ、両者に固定した金属具をねじ止めする等により行う。また、吹出グリル5の枠体5aには、後端部の外側寄りに、図3に示すように、四辺とも断面ほぼ矩形状の切欠き5bを形成する。据付枠4に吹出グリル5を取り付けたとき、吹出グリル5の切欠き5bと据付枠4の前面部とで、四辺に亘って外側に開口する溝が形成され、この溝に壁8の開口の壁端部を埋め込むことにより、吹出グリル5を壁8に設置する(図3参照)。
吸込グリル3の壁8への設置も、据付枠2を使用して同様に行う。
このような空気調和機は、室内ユニット本体1内の送風機により、吸込グリル3から部屋の空気を吸込み、この空気を壁面内で風路17を形成する密閉空間を経て室内ユニット本体1に吸込み、熱交換器で熱交換し、温度調節等実施した後、室内ユニット本体1に接続された吹出グリル5から部屋へ吹出す。なお、図1に白ぬき矢印で空気の流れを示す。
吹出グリル5の壁8への取付けは、枠体5aに設けた切欠き5bと据付枠4の端部で形成した溝に壁8の端部を埋め込むようにして行い、設置安定性及び意匠上の効果を得ているが、このようにせずに、切欠き5b及び溝を設けず、壁8の端部を埋め込まずに、吹出グリル5の側部に当接するようにしてもよく、ほぼ同様の効果が得られる。また、吸込グリルも同様である。
また、吹出グリル5及び吸込グリル3を垂直壁8に取付け、壁内に室内ユニットを設置した場合で説明してきたが、室内ユニットの設置は、壁内の他、天井内又は床下でもよく、それに応じて吸込グリル3、吹出グリル5の取付けを、例えば、天井面等変化させる。そこで、ベーン9を設置する枠体5aの中空部の左右の対向二内面及び桟11を設置する上下の対向二面は、それぞれ、ベーン9を設置する枠体5aの中空部の対向二内面及びベーン9が設置される対向二内面と別の対向二内面となる。そして、このような吹出グリル5を有する室内ユニット(空気調和機)も、垂直壁8に取付けた場合と同様の効果を有する。
更に、本吹出グリル5を有する室内ユニット(空気調和機)は、風路17をダクトとし、吸込口(吸込グリル3)と室内ユニット本体1をこのダクトで接続することにより、吸込口(吸込グリル3)を複数としてもよく、また、吹出口である吹出グリル5も複数としてもよい。この場合の吹出グリル5の効果も同様である。
本発明の吹出グリル5は、室内ユニットを壁内、天井内又は床下に設置する空気調和機に適用して有効に利用できる。
本発明の実施の形態1による空気調和機の室内ユニットの全体を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1による空気調和機の室内ユニットの吹出グリルを示す正面図及び側面図である。 本発明の実施の形態1による空気調和機の室内ユニットの吹出グリルを示す縦断面図である。
符号の説明
1 室内ユニット本体、3 吸込グリル、5 吹出グリル、5a 枠体、9 ベーン、10 回転軸、11 桟、12 ストッパー、17 風路。

Claims (7)

  1. 中空の枠体と前記枠体内に設置された風向調整用のベーンとを備え、前記枠体の内面で形成され、吹出し風路を形成する中空部の開口が吹出し方向に向かって狭まるように形成されることを特徴とする吹出グリル。
  2. 前記枠体の中空部の断面形状が四角形であり、前記中空部を形成する2組の対向二内面のうち、前記ベーンが動作したとき、前記ベーンとの間隔が変化する対向二内面が、吹出し方向に向かって開口を狭めるように傾斜して形成されることを特徴とする請求項1に記載の吹出グリル。
  3. 中空部の断面形状が四角形である中空の枠体と、前記枠体の対向二内面間に設置された風向調整用のベーンとを備え、
    前記ベーンは、前記枠体の前記対向二内面に前記枠体の外側からそれぞれ差し込まれた回転軸により、前記対向二内面側の端部を軸支され、前記回転軸を中心に回動可能に位置設定されることを特徴とする吹出グリル。
  4. 前記ベーンの回動による位置設定は、前記枠体の対向二内面内で、それぞれの内面側に同じく回動可能であることを特徴とする請求項3に記載の吹出グリル。
  5. 前記枠体の中空部内で、前記ベーンが設置される対向二内面と別の対向二内面間に桟を設け、該桟は前側に突出する断面鋸歯状の突出部を有し、
    前記ベーンは、前記鋸歯状の突出部間の凹部上を通過して対向二内面間に設置されることにより、前記鋸歯状の隣接の突出部が、前記ベーンの回動時の両回動側のストッパーとなることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の吹出グリル。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかの請求項に記載の吹出グリルと、吸込グリルと、室内ユニット本体と、前記吸込グリルと前記室内ユニット本体とを接続する風路と、室外ユニット等とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  7. 吹出グリルと、吸込グリルと、室内ユニット本体と、前記吸込グリルと前記室内ユニット本体とを接続する風路と、室外ユニット等とを備え、
    前記吸込グリルは、中空部の断面形状が四角形であり、上下の対向二内面が吹出し方向に向かって開口を狭めるように傾斜して形成される中空の枠体と、
    前記枠体の左右の対向二内面間に設置され、前記左右の対向二内面に前記枠体の外側からそれぞれ差し込まれた回転軸により前記左右の対向二内面側の端部を軸支され、前記回転軸を中心に回動可能に位置設定される風向調整用のベーンと、
    前記枠体の上下の対向二内面間に設置され、前側に突出する断面鋸歯状の突出部を持つ桟とを有し、
    更に、前記ベーンは、前記鋸歯状の突出部間の凹部上を通過して前記左右の対向二内面間に設置されることにより、前記鋸歯状の隣接の突出部が、前記ベーンの回動時の両回動側のストッパーとなることを特徴とする空気調和機。
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